JP3079574B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JP3079574B2
JP3079574B2 JP40384390A JP40384390A JP3079574B2 JP 3079574 B2 JP3079574 B2 JP 3079574B2 JP 40384390 A JP40384390 A JP 40384390A JP 40384390 A JP40384390 A JP 40384390A JP 3079574 B2 JP3079574 B2 JP 3079574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
top plate
cooking device
plate
metal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP40384390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04220986A (ja
Inventor
哲郎 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP40384390A priority Critical patent/JP3079574B2/ja
Publication of JPH04220986A publication Critical patent/JPH04220986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3079574B2 publication Critical patent/JP3079574B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トッププレートをケー
スに接着固定して構成した加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加熱調理器について図6
を参照しながら説明する。図に示すように、平板状の結
晶化ガラス製のトッププレート1は耐熱樹脂製のケース
2上面にシリコン系の接着剤3により固定されているの
が一般的であった。4はケース2上面に設けられた凹部
であり、接着剤3の溜り部となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加熱
調理器では、ケース本体1Aがポリエステル系樹脂など
よりなるケース2であり、ケース2と結晶化ガラス製の
トッププレート1との接着性が悪く、かつケース2上面
の接着部の平面度が悪い場合は、さらに接着力が低下す
るうえトッププレート1とケース2上面の間にすき間が
発生して水などがケース本体1A内に入り込む恐れがあ
った。このため、機械的にケース2の平面の矯正をしな
がら接着する必要があり、極めてコストアップになって
いた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、トッ
ププレートとケース上面部が強固に固定されすき間の生
じない安全なケース本体で構成された加熱調理器を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、調理物を加熱するヒータの上部に配置した
耐熱平板よりなるトッププレートと、前記トッププレー
トを支持する合成樹脂製のケースを有し、前記ケースの
上面と同一面になるように金属板を固定し、前記金属板
にトッププレートを接着固定した加熱調理器とする。
【0006】
【作用】上記した構成により本発明は、すき間が発生せ
ず、確実に固定され、またトッププレート端部の外力に
よる欠けなどの破損を防止することができる。
【0007】さらにケース上面に金属板を一体に成型し
たため、ケース上面は良好な平面度が得られるうえ金属
とトッププレートとの接着性がよく、そのため確実に固
定することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。
【0009】図において、11はたとえば結晶化ガラス
製の平板状のトッププレートであり、外周にはテーパ面
12を形成している。このトッププレート11の下部に
は、トッププレート11の外周部を載置する載置段部1
4を形成した、たとえばPPS樹脂などの耐熱性樹脂か
らなるケース13と、加熱コイル15を配設している。
そして加熱コイル15は高周波交番電流を流して交番磁
界を発生させ、トッププレート11に載置される鍋体
(図示せず)を誘導加熱するようにしている。16はこ
の加熱コイル15の支持体であり、ケース13に巌合す
る下ケース17上に固定されてケース本体11A内に収
められる。
【0010】上記構成において、ケース本体11Aはト
ッププレート11の外周テーパ面12を覆うようにケー
ス13を一体に成型してトッププレート11を固定する
ことによりつくられる。またケース13は上端外周部に
トッププレート11の上端外周のテーパ面12の角度よ
り適宜なゆるい角度を設けてトッププレート11の上端
角部を保護している。なお、ケース本体11A内の防水
性を確保するために、ケース13の載置段部14の端部
に接着剤18を塗布するのがよい。
【0011】次に第2の実施例について図2および図3
を参照しながら説明する。図において、21は第1の実
施例と同様の結晶化ガラス製の平板状のトッププレート
であり、外周部に複数個の透孔22を設けている。この
透孔22はテーパ部23と垂直部24よりなる。25は
第1の実施例と同様にPPS樹脂などの耐熱性樹脂から
なるケースであり、トッププレート21の外周部を載置
する載置部26を形成している。なお27,28,29
は第1の実施例と同様の加熱コイル,支持体,下ケース
である。
【0012】上記構成において、ケース本体21Aは、
トッププレート21をケース25と一体に成型し、トッ
ププレート21に設けた透孔22にその樹脂を埋め、こ
の透孔22のテーパ部23によりトッププレート21と
ケース25を確実に保持するようにつくられる。さら
に、ケース本体21A内の防水性を確保するためにケー
ス25の載置部26の端部に接着剤30を塗布するのは
第1の実施例と同じである。
【0013】次に第3の実施例について図4および図5
を参照しながら説明する。図において、31は第1の実
施例と同様の結晶化ガラス製の平板状のトッププレート
であり、トッププレート31の下部に第1の実施例と同
様の耐熱樹脂製のケース32を有し、上面にトッププレ
ート31の外周部を載置する載置部33を形成してい
る。
【0014】そしてこの載置部33の内周縁部32aに
はアルミニュウムなどよりなる金属板34を略コ字形に
折曲げて、載置部33の内周縁部32aを囲うように、
ケース32と一体に成型し、金属板34の上面がケース
32の載置部33と同一面上になるようにしている。3
5,36,37は第1の実施例と同様の加熱コイル,支
持体,下ケースである。
【0015】上記構成において、ケース本体31Aは金
属板34の上面に耐熱製の接着剤38を塗布してトップ
プレート31を接着固定するのである。したがって、ケ
ース32の載置部33は金属板34上面との平面度が確
保され、また金属板34とトッププレート31の結晶化
ガラスとは接着性が極めて良好となるため、トッププレ
ート31とケース33間にすき間が発生せず確実に接着
固定されるのである。また本発明では金属板34をケー
ス33と一体に成型したが、内周縁部32aに圧入支持
してもよい。
【0016】
【発明の効果】このように本発明の加熱調理器によれ
ば、確実にトッププレートが保持され、またトッププレ
ートの外周端部に鍋などにより外力が加わってトッププ
レートが欠ける恐れがなく安全なものになる。
【0017】さらにケースの上面と同一面になるように
金属板を固定し、かつ金属板とトッププレートを直接接
着する構成としているため、接着力が良くなり、しかも
接着剤をトッププレートの外周からはみださないように
接着でき、確実な接着固定とともに良好な外観が得られ
る。
【0018】上記から明らかなように、簡単な構成にし
てトッププレートがケースに確実に固定され、安全で使
い勝手のよい加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の加熱調理器の要部断面
【図2】同第2の実施例の加熱調理器の要部断面図
【図3】同加熱調理器の外観斜視図
【図4】同第3の実施例の加熱調理器の要部断面図
【図5】同加熱調理器のケースの斜視図
【図6】従来の加熱調理器の要部断面図
【符号の説明】
11A,21A,31A ケース本体 11,21,31 トッププレート 12 テーパ面 13,25,32 ケース 15 加熱コイル(ヒータ) 22 透孔 34 金属板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理物を加熱するヒータの上部に配置した
    耐熱平板よりなるトッププレートと、前記トッププレー
    トを支持する合成樹脂製のケースを有し、前記ケースの
    上面と同一面になるように金属板を固定し、前記金属板
    にトッププレートを接着固定した加熱調理器。
JP40384390A 1990-12-19 1990-12-19 加熱調理器 Expired - Fee Related JP3079574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40384390A JP3079574B2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40384390A JP3079574B2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04220986A JPH04220986A (ja) 1992-08-11
JP3079574B2 true JP3079574B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=18513572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40384390A Expired - Fee Related JP3079574B2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3079574B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4812507B2 (ja) * 2006-04-25 2011-11-09 株式会社東芝 誘導加熱調理器
JP6614945B2 (ja) * 2015-12-01 2019-12-04 リンナイ株式会社 コンロ用天板
JP7142319B2 (ja) * 2018-04-13 2022-09-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04220986A (ja) 1992-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5571434A (en) Cooktop stamping having means for attaching heating elements and an integral trim ring
WO2006051812A1 (ja) 組込み型加熱調理器及び該加熱調理器が組み込まれるキッチンカウンター
CN100466870C (zh) 加热烹调器
US6043462A (en) Mounting arrangement for cooking surface and method of mounting cooking surface
JP3079574B2 (ja) 加熱調理器
AU1576500A (en) Improvements relating to electrically heated vessels
JP3300903B2 (ja) 調理用プレートのための保持枠装置
JP2976710B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3399192B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2851821B2 (ja) 電磁調理用鍋
JPS6222078Y2 (ja)
JPS6038493U (ja) 電磁誘導加熱調理器のトツププレ−ト
JPS6029199Y2 (ja) 電磁誘導加熱調理器
CN210320181U (zh) 一种电磁炉
JPH08243016A (ja) 誘導加熱調理器
JP3849493B2 (ja) 炊飯器
JPS644010Y2 (ja)
JPH0582249A (ja) 組み込み式加熱調理器
JPH0118440Y2 (ja)
JP3846846B2 (ja) 炊飯器その他の電気調理器具における放熱板リングと放熱板との取付構造
JPH0523148Y2 (ja)
JP3258273B2 (ja) 誘導加熱式炊飯器
JPH0642550Y2 (ja) 浴 槽
JPS6020962Y2 (ja) 電気調理器
JPS6316168Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees