JP2976710B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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和一 岡田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被加熱物である鍋などの
温度を検出する温度検出装置を備えた誘導加熱調理器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種誘導加熱調理器は図2のよ
うになっていた。すなわち、天板1の開孔2からアルミ
板から成る温度検出装置の受熱部3を突出し、受熱部内
側には温度検出素子4と保持体5があり、保持体5はガ
イド筒6で案内されコイルばね7で上方に持ち上げられ
ていた。また、天板開孔部2周囲の本体内に温度検出装
置外筒8を備え、温度検出装置外筒8上端と天板1裏面
との間には寸法公差を吸収するために若干の隙間aが設
けられていた。そして、天板1の上に鍋などの被加熱物
を置いた場合にはコイルばね7が上方に押付け力を与え
ながら縮み、受熱部3が被加熱物に密着するようになっ
ている。また、本体裏面9と温度検出装置外筒8の内側
との間には貫通開孔10を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、天板1裏面と温度検出装置外筒8上面との
間には隙間aがあるため、たとえば煮こぼれなどのよう
に天板1の上に液体があふれ開孔2と受熱部3外周との
間から本体内に液体が侵入した際には、大部分は開孔2
から下に落ちて本体裏面9の貫通孔まで流れて本体外に
達するが、一部の液体は天板1裏面を伝わり前述の隙間
aを通って温度検出装置外筒8の外側まで達し、たとえ
ばコイル11や電気回路プリント基板12などの上に滴
下し、部品の劣化や故障の原因となるものであった。ま
た、誘導加熱調理器の天板1は通常セラミックで構成さ
れているが、開孔2を設けているため強度が低下し鍋な
どの重量物を低い所から天板1の上に落とすと天板1が
容易に損傷するものであった。特に開孔2のエッジ部は
応力が集中して強度が大きく低下した。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、天板の開孔から本体内に侵入した液体が本体内の部
品に達さないよう、本体外に導く構成を得ることを目的
とする。
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために本発明は、天板の開孔から突出した温度検出
装置の受熱部と、天板開孔部裏面周囲の凸部と、温度検
出装置の外筒とを備え、温度検出装置外筒上端を天板裏
面凸部下端よりも上方に配し、本体裏面と温度検出装置
外筒内側との間に貫通開孔を備えたものである。
【0005】
【作用】本発明の誘導加熱調理器は上記構成により、天
板開孔部裏面周囲に下向きに凸部があり、かつその外側
に位置する温度検出装置外筒の上端部の方が上に位置す
るので、天板開孔部から煮こぼれなどが侵入しても下向
き凸部よりも外に広がらず、さらに凸部と重なり代をも
って温度検出装置外筒があるので、煮こぼれは温度検出
装置外筒内面を伝わって下方に落ち、本体裏面の貫通穴
から本体外に導かれ、天板の開孔から本体内に侵入した
煮こぼれなどの液体が本体内の部品に達さず本体外に導
く構成を得ることができる。
【0006】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の実施例について図1を参照しながら説明す
る。
【0007】図1において、21は天板、22は開孔、
23はアルミ板から成る温度検出装置の受熱部、24は
受熱部23内側の温度検出素子、25は保持体、26は
保持体25のガイド筒、27はコイルばね、28は天板
開孔部22周囲の温度検出装置外筒、29は本体裏面、
30は温度検出装置外筒28の内側の部分に位置する貫
通開孔、31は天板開孔部22裏面周囲の凸部、32は
加熱コイル、33は電気回路プリント基板である。そし
て、凸部31を温度検出装置外筒28の内側の位置とし
温度検出装置外筒28上端を凸部31下端よりも上方に
配している。また、温度検出装置外筒28上端と天板2
1裏面との間には寸法公差を吸収するために若干の隙間
bが設けられ、天板21の上に鍋などの被加熱物を置い
た場合にはコイルばね27が上方に押付け力を与えなが
ら縮み、受熱部23が被加熱物に密着するようになって
いる。
【0008】以上のように構成された誘導加熱調理器に
おける動作を説明する。天板開孔部22裏面周囲に下向
きに凸部31があり、天板開孔部22から煮こぼれなど
の液体が侵入しても下向き凸部31で止められて外方に
広がらず、さらにその外側に位置する温度検出装置外筒
28の上端部が上方に位置するので、凸部31と重なり
代をもって温度検出装置外筒28があることになり、煮
こぼれは温度検出装置外筒28内面を伝わって下方に落
ち、本体裏面29の貫通穴30から本体外に導かれるこ
とになるので、天板21の開孔22から本体内に侵入し
た煮こぼれなどの液体が本体内の加熱コイル32やプリ
ント基板33などの部品に達せず本体外に導く効果を得
ることができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明は、温度検出装置外
筒上端を天板裏面凸部下端よりも上方に配し本体裏面と
温度検出装置外筒内側との間に貫通開孔を備えたもので
あるので、天板の開孔から本体内に侵入した液体が本体
内の部品に達さず本体外に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における誘導加熱調理器の要部断
面図
【図2】従来の誘導加熱調理器の要部断面図
【符号の説明】
21 天板 22 開孔 23 受熱部 28 温度検出装置外筒 30 貫通孔 31 凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板の開孔から突出した温度検出装置の受
    熱部と、前記天板開孔部裏面周囲の凸部と、前記温度検
    出装置の外筒とを備え、前記温度検出装置外筒上端を前
    記天板裏面凸部下端よりも上方に配し、本体裏面と前記
    温度検出装置外筒内側との間に貫通開孔を備えた誘導加
    熱調理器。
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JP5174065B2 (ja) * 2010-03-10 2013-04-03 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
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