JP2745591B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JP2745591B2 JP2745591B2 JP63301200A JP30120088A JP2745591B2 JP 2745591 B2 JP2745591 B2 JP 2745591B2 JP 63301200 A JP63301200 A JP 63301200A JP 30120088 A JP30120088 A JP 30120088A JP 2745591 B2 JP2745591 B2 JP 2745591B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- rice cooker
- frame
- protective frame
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭などで使用され、かつ誘導加熱源
により鍋内の被調理物を加熱調理する炊飯器に関するも
のである。
により鍋内の被調理物を加熱調理する炊飯器に関するも
のである。
従来の技術 従来の誘導加熱源により鍋内の被調理物を加熱調理す
る炊飯器は、たとえば第３図に示すような構造となって
いた。すなわち、第３図に示すように、炊飯器本体101
の内部には鍋102の収納部を構成する保護枠底部103と保
護枠側面部104および上枠105とを配設しており、さらに
前記保護枠底部103には鍋102を誘導加熱するための加熱
コイル106を配置し、保護枠カバー107との間で保持して
いる。前記保護枠カバー107の外面には誘導結合を高め
て外部への防磁を行なうフェライト108を取り付けてい
る。前記鍋102はそのフランジ部109を上枠105に当接さ
せることにより支持されている。また保護枠底部103の
中央部には感熱部110が配設されており、この感熱部110
はセンサーバネ111により付勢されて鍋102の底部に接触
しており、鍋102の底温度を感知した温度情報は電気回
路112に伝達されて、前記誘導コイル106および保護枠側
面部104に設けたヒータ113の制御を行なう。そしてまた
114は蓋体で、フックレバー115により開閉される。
る炊飯器は、たとえば第３図に示すような構造となって
いた。すなわち、第３図に示すように、炊飯器本体101
の内部には鍋102の収納部を構成する保護枠底部103と保
護枠側面部104および上枠105とを配設しており、さらに
前記保護枠底部103には鍋102を誘導加熱するための加熱
コイル106を配置し、保護枠カバー107との間で保持して
いる。前記保護枠カバー107の外面には誘導結合を高め
て外部への防磁を行なうフェライト108を取り付けてい
る。前記鍋102はそのフランジ部109を上枠105に当接さ
せることにより支持されている。また保護枠底部103の
中央部には感熱部110が配設されており、この感熱部110
はセンサーバネ111により付勢されて鍋102の底部に接触
しており、鍋102の底温度を感知した温度情報は電気回
路112に伝達されて、前記誘導コイル106および保護枠側
面部104に設けたヒータ113の制御を行なう。そしてまた
114は蓋体で、フックレバー115により開閉される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の炊飯器では、上枠105によ
り鍋102のフランジ部109を支持しているため、誘導加熱
により発熱する鍋102の温度が直接上枠105に伝達される
ことになり、その結果、上枠105は耐熱性が要求され、
特に電気回路112の故障や感熱部110の不良により鍋102
が異常温度上昇を起こしたときには、上枠105も高温に
なるという問題があった。
り鍋102のフランジ部109を支持しているため、誘導加熱
により発熱する鍋102の温度が直接上枠105に伝達される
ことになり、その結果、上枠105は耐熱性が要求され、
特に電気回路112の故障や感熱部110の不良により鍋102
が異常温度上昇を起こしたときには、上枠105も高温に
なるという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、上枠の
温度上昇を防ぐことを目的とするものである。
温度上昇を防ぐことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納さ
れる鍋と、前記鍋を収納すべく少なくとも下部を非金属
材料で形成した保護枠と、前記保護枠上部を形成する上
枠と、前記保護枠の外側に配設された誘導コイルとを備
え、前記鍋のフランジ部を前記上枠に配設された複数個
の支持体に載置するとともに、鍋の外周囲と前記保護枠
の内周囲間に隙間を設けてなるものである。
れる鍋と、前記鍋を収納すべく少なくとも下部を非金属
材料で形成した保護枠と、前記保護枠上部を形成する上
枠と、前記保護枠の外側に配設された誘導コイルとを備
え、前記鍋のフランジ部を前記上枠に配設された複数個
の支持体に載置するとともに、鍋の外周囲と前記保護枠
の内周囲間に隙間を設けてなるものである。
作用 上記構成によれば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内
に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を収納すべく少な
くとも下部を非金属材料で形成した保護枠と、前記保護
枠上部を形成する上枠と、前記保護枠の外側に配設され
た誘導コイルとを備え、前記鍋のフランジ部を前記上枠
に配設された複数個の支持体に載置するとともに、鍋の
外周囲と前記保護枠の内周囲間に隙間を設けてなること
により、発熱体となる鍋の温度が直接保護枠に伝達され
ることが無く、その結果、上枠及び保護枠に耐熱性の高
い材料を使用する必要がなくなるものである。
に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を収納すべく少な
くとも下部を非金属材料で形成した保護枠と、前記保護
枠上部を形成する上枠と、前記保護枠の外側に配設され
た誘導コイルとを備え、前記鍋のフランジ部を前記上枠
に配設された複数個の支持体に載置するとともに、鍋の
外周囲と前記保護枠の内周囲間に隙間を設けてなること
により、発熱体となる鍋の温度が直接保護枠に伝達され
ることが無く、その結果、上枠及び保護枠に耐熱性の高
い材料を使用する必要がなくなるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
する。
第１図において、炊飯器本体１の内部には鍋２の収納
部を構成する保護枠底部３と保護枠側面部４および上枠
５とを配設している。前記鍋２は、たとえば外面を磁性
体、内面をアルミニウムとしたクラッド鋼板で形成して
おり、その上端部に形成したフランジ部６を前記上枠５
に設けた複数個の支持体７に当接させることにより鍋２
は支持されている。前記支持体７は耐熱性が高い材質で
形成されている。また保護枠底部３の外面には誘導コイ
ル８が保護枠カバー９との間で保持されている。そして
保護枠カバー９の外面にはフェライト10を取り付け、こ
のフェライト10により、誘導結合を高め、外部への防磁
を行なっている。また、前記保護枠側面部４には、たと
えば被覆絶縁したヒータ11を貼付けている。さらに、保
護枠底部３の中央には、たとえばサーミスタなどを内蔵
した感熱部12が配設されており、この感熱部12はセンサ
ーバネ13により付勢されて鍋２の底部に接触して鍋２の
底温度を感知するようにしている。そして感熱部12が感
知した温度情報は電気回路14に伝達されて、前記誘導コ
イル８およびヒータ11の制御を行なう。なお、15は蓋体
で、フックレバー16により開閉される。
部を構成する保護枠底部３と保護枠側面部４および上枠
５とを配設している。前記鍋２は、たとえば外面を磁性
体、内面をアルミニウムとしたクラッド鋼板で形成して
おり、その上端部に形成したフランジ部６を前記上枠５
に設けた複数個の支持体７に当接させることにより鍋２
は支持されている。前記支持体７は耐熱性が高い材質で
形成されている。また保護枠底部３の外面には誘導コイ
ル８が保護枠カバー９との間で保持されている。そして
保護枠カバー９の外面にはフェライト10を取り付け、こ
のフェライト10により、誘導結合を高め、外部への防磁
を行なっている。また、前記保護枠側面部４には、たと
えば被覆絶縁したヒータ11を貼付けている。さらに、保
護枠底部３の中央には、たとえばサーミスタなどを内蔵
した感熱部12が配設されており、この感熱部12はセンサ
ーバネ13により付勢されて鍋２の底部に接触して鍋２の
底温度を感知するようにしている。そして感熱部12が感
知した温度情報は電気回路14に伝達されて、前記誘導コ
イル８およびヒータ11の制御を行なう。なお、15は蓋体
で、フックレバー16により開閉される。
上記一実施例の構成において、次にその作用を説明す
る。上記一実施例においては、鍋２の上端部を形成した
フランジ部６を上枠５に設けた複数個の支持体７に当接
させることにより鍋２を支持し、この鍋２と上枠５、保
護枠側面部４および保護枠底部３との間に隙間Ａを設け
ているため、誘導加熱により発熱する鍋２の温度が上枠
５、保護枠側面部４および保護枠底部３に直接伝達され
るということはなくなり、したがって、電気回路14の故
障や感熱部12の不良等により鍋２が異常温度上昇を起こ
したときでも、前記上枠５、保護枠側面部４および保護
枠底部３の温度を低くおさえることができる。また、支
持体７を摩擦係数の大きい材質、たとえばシリコンゴム
等で形成すれば鍋２の回り止めの役割も果たすことがで
き、これにより使い勝手も向上させることができる。
る。上記一実施例においては、鍋２の上端部を形成した
フランジ部６を上枠５に設けた複数個の支持体７に当接
させることにより鍋２を支持し、この鍋２と上枠５、保
護枠側面部４および保護枠底部３との間に隙間Ａを設け
ているため、誘導加熱により発熱する鍋２の温度が上枠
５、保護枠側面部４および保護枠底部３に直接伝達され
るということはなくなり、したがって、電気回路14の故
障や感熱部12の不良等により鍋２が異常温度上昇を起こ
したときでも、前記上枠５、保護枠側面部４および保護
枠底部３の温度を低くおさえることができる。また、支
持体７を摩擦係数の大きい材質、たとえばシリコンゴム
等で形成すれば鍋２の回り止めの役割も果たすことがで
き、これにより使い勝手も向上させることができる。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納
される鍋と、前記鍋を収納すべく少なくとも下部を非金
属材料で形成した保護枠と、前記保護枠上部を形成する
上枠と、前記保護枠の外側に配設された誘導コイルとを
備え、前記鍋のフランジ部を前記上枠に配設された複数
個の支持体に載置するとともに、鍋の外周囲と前記保護
枠の内周囲間に隙間を設けてなることにより、発熱体と
なる鍋の温度が直接保護枠に伝達されることが無く、そ
の結果、上枠及び保護枠に耐熱性の高い材料を使用する
必要がなく、コスト的にも安価に提供することができる
ものである。
ば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納
される鍋と、前記鍋を収納すべく少なくとも下部を非金
属材料で形成した保護枠と、前記保護枠上部を形成する
上枠と、前記保護枠の外側に配設された誘導コイルとを
備え、前記鍋のフランジ部を前記上枠に配設された複数
個の支持体に載置するとともに、鍋の外周囲と前記保護
枠の内周囲間に隙間を設けてなることにより、発熱体と
なる鍋の温度が直接保護枠に伝達されることが無く、そ
の結果、上枠及び保護枠に耐熱性の高い材料を使用する
必要がなく、コスト的にも安価に提供することができる
ものである。
第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図、第２
図は同炊飯器の蓋を開けた状態での上面図、第３図は従
来の炊飯器の断面図である。 １……炊飯器本体、２……鍋、３……保護枠底部、５…
…上枠、７……支持体、Ａ……隙間。
図は同炊飯器の蓋を開けた状態での上面図、第３図は従
来の炊飯器の断面図である。 １……炊飯器本体、２……鍋、３……保護枠底部、５…
…上枠、７……支持体、Ａ……隙間。
Claims (1)
- 【請求項１】炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自
在に収納される鍋と、前記鍋を収納すべく少なくとも下
部を非金属材料で形成した保護枠と、前記保護枠上部を
形成する上枠と、前記保護枠の外側に配設された誘導コ
イルとを備え、前記鍋のフランジ部を前記上枠に配設さ
れた複数個の支持体に載置するとともに、鍋の外周囲と
前記保護枠の内周囲間に隙間を設けてなる炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63301200A JP2745591B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63301200A JP2745591B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147011A JPH02147011A (ja) | 1990-06-06 |
| JP2745591B2 true JP2745591B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17893983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63301200A Expired - Lifetime JP2745591B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745591B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3271432B2 (ja) * | 1994-07-15 | 2002-04-02 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 電気炊飯器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53164964U (ja) * | 1977-05-31 | 1978-12-23 | ||
| JPS5921686A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-03 | Sumitomo Chem Co Ltd | アセチレンカ−バミド誘導体、その製造法およびこれを有効成分とする重合体用酸化防止剤 |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP63301200A patent/JP2745591B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147011A (ja) | 1990-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 11 |