JPH08243016A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JPH08243016A
JPH08243016A JP4842795A JP4842795A JPH08243016A JP H08243016 A JPH08243016 A JP H08243016A JP 4842795 A JP4842795 A JP 4842795A JP 4842795 A JP4842795 A JP 4842795A JP H08243016 A JPH08243016 A JP H08243016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
resistant
induction heating
pot
heating cooker
Prior art date
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Pending
Application number
JP4842795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Izumitani
保 泉谷
Hirofumi Nakakura
弘文 仲倉
Akira Kataoka
章 片岡
Toshiichi Nakazawa
敏一 中沢
Koji Minamida
孝二 南田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トッププレート組み立て時の作業性の向上と
部品点数削減による合理化および清掃性の向上を目的と
している。 【構成】 セラミックプレート27の4辺を耐熱樹脂製
の保護部材28で接着固定し、上枠29の外周フランジ
部30に上面より接着した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する誘導
加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を埋込み式誘導加熱調理器の
上ユニット部を例にとって説明する。
【0003】従来、この種の埋込み式誘導加熱調理器は
図6〜図7に示すような構造になっていた。すなわち、
1は流し台2の上面開口部に落とし込まれる上ユニット
部で、上ユニットケース3の内部には加熱コイル4やそ
の中央部に取り付けられた温度検知用センサー5,発振
用トランジスタやその他の電子部品を備えた回路基板6
等を有し、上面をセラミックプレート7で覆っている。
【0004】セラミックプレート7は、上枠8の外周部
に内側よりプレート支持金具9にて、ビス10で4辺を
固定され、支持されている。セラミックプレート7と上
枠8の間には、本体内への水等の侵入防止のため、防水
パッキン11が全周にわたり貼り付けられている。
【0005】12は下ユニット部で、魚焼き用のロース
ター部13,カンガルーポケット式の操作部14,液晶
表示式の表示部15等を備えており、流し台2の前方よ
り挿入されて、上ユニット部1と電気的に結合し、固定
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構造
のものでは、上枠8の外周部にセラミックプレート7を
取り付ける際に、上枠8を裏返してから防水パッキン1
1を全周にわたって貼り付け、セラミックプレート7を
セットし、さらにプレート支持金具9を4辺に載置した
後、ビス10にて数箇所にわたって固定しなければなら
ず、非常に工数がかかる上に部品点数も増加し、さらに
上枠8とセラミックプレート7の当接部に発生する隙間
部Aにはほこり・ゴミ等がたまりやすく、清掃性の低下
を招くという課題があった。
【0007】また、誘導加熱調理器は、セラミックプレ
ート7に載置される鍋等の底面と加熱コイル4の距離を
一定に保って消費電力を決定しているが、このような従
来の構成では、加熱コイル4は上ユニットケース3に配
置され、またセラミックプレート7は上枠8に固定され
るため、上ユニットケース3のたわみや組み立て時の不
揃いにより、2者の相対距離が変化し、設定消費電力に
狂いが生じるため組み立て完了後再調整を行うという課
題もあった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、組み立て時の作業性の向上と部品点数削減による合
理化および清掃性の向上を第1の目的としている。
【0009】第2の目的は、安価なトッププレート部を
提供することにある。第3の目的は、組み立て時や使用
時に、安定した消費電力を保つことにある。
【0010】第4の目的は、さらに安価なトッププレー
ト部を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために請求項1記載に係る発明は、鍋等を載置
する平板状無機質耐熱絶縁体の外周端面部に、耐熱性成
型材料で形成した保護部材を周設し、上ユニット部を形
成する上枠外周フランジ部に固着したものである。
【0012】第1の目的に加えて第2の目的を達成する
ために請求項2記載に係る発明は、請求項1記載に係る
発明において複数個の加熱部のそれぞれに相対する位置
に鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体を加熱部と同
数だけ配したものである。
【0013】第3の目的を達成するために請求項3記載
に係る発明は、鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体
を、耐熱性成型材料で形成した保持プレートの上面に固
着し、かつ加熱コイルを鍋等を載置する部分に相対する
前記平板状無機質耐熱絶縁体の下面に固着したものであ
る。
【0014】第4の目的を達成するために請求項4記載
に係る発明は、鍋等を載置するプレート部を耐熱性成型
材料で形成し、鍋等の底面部とそれに相対するプレート
部との間に、一定の距離を保てるよう複数個の凸状無機
質耐熱絶縁体を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載に係る発明の誘導加熱調理器は上
記構成により、上ユニット組み立て時には、耐熱性成型
材料を外周端面部に周設された平板状無機質耐熱絶縁体
を上面より上枠外周フランジ部に接着剤等で固着するだ
けでよく、さらに上枠と平板状無機質耐熱絶縁体との間
の隙間もなくなる。また、平板状無機質耐熱絶縁体は、
その外周端面部を耐熱性成型材料で形成された保護部材
でカバーされているため、調理時に鍋等が端面に衝突し
ても端面欠け等がない。
【0016】また、請求項2記載に係る発明は前記作用
に加えて、平板状無機質耐熱絶縁体が、上ユニット部の
上面面積分すべてを覆う必要がなく、加熱部のみの面積
で済む。
【0017】また、請求項3記載に係る発明では、平板
状無機質耐熱絶縁体上に載置される鍋等と加熱コイルの
相対位置は、常に一定に保たれる。
【0018】また、請求項4記載に係る発明では、プレ
ート部には直接鍋底が当接せず前記プレート部の温度上
昇を防ぐことができ、平板状無機質耐熱絶縁体は不要と
なる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例1について、埋込み
式誘導加熱調理器の上ユニット部を例にとって図面を参
照しながら説明する。
【0020】なお、本発明の実施例における外観は、図
6に示す従来例とほぼ同様であるため省略する。
【0021】図1〜図2において、21は流し台22の
上面開口部に落とし込まれる上ユニット部で、箱上の上
ユニットケース23の内部には加熱コイル24やその中
央部に取り付けられた温度検知用センサー25,発振用
トランジスタやその他の電子部品を備えた回路基板26
等を有し、上面をセラミックプレート27で覆ってい
る。セラミックプレート27は、4辺に耐熱樹脂製の保
護部材28を接着固定され、上枠29の外周フランジ部
30に上面より接着されている。
【0022】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。上ユニット部21の組み立て時において、保
護部材28を4辺に接着固定された前記セラミックプレ
ート27を上枠外周フランジ部30の上面に接着剤で固
定するだけでよく、組み立て工数が大幅に短縮されると
ともに部品点数も削減されて合理化が図れ、さらに上枠
29とセラミックプレート27との間の隙間もなくなる
ため、清掃性向上が図れるものである。このとき、セラ
ミックプレート27は、その外周端面部を保護部材28
でカバーされているため、調理時に鍋等が端面に衝突し
ても端面欠け等を防止することができ、堅牢性,安全性
についても確保されるものである。
【0023】なお、保護部材28はセラミックプレート
27の4つの端面にそれぞれ嵌合せて接着するが、保護
部材28どうしの突合わせ面も接着して一体化し隙間を
なくすることなどの手間を省き仕上がりを良くするた
め、セラミックプレート27に一体成型しても構わな
い。
【0024】(実施例2)以下、本発明の実施例2につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0025】図3の実施例では、2口バーナータイプの
誘導加熱調理器において、それぞれの加熱コイルL3
1,R31,加熱コイルL32,R32ごとに、相対す
るセラミックプレート33,34を配し、耐熱性樹脂体
35にて一体成型したものである。
【0026】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。この構成によりセラミックプレート33,34
は、上ユニット部の上面面積分すべてを覆う必要がな
く、加熱部のみの面積で済むため材料費を削減すること
ができ、安価なトッププレート部を提供することができ
るものである。
【0027】(実施例3)以下、本発明の実施例3につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0028】図4に示す実施例では、加熱コイル41と
それに相対するセラミックプレート42の鍋の載置面と
を一定距離Bを確保して、耐熱性樹脂体43にて一体成
型したものである。
【0029】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。この構成により、セラミックプレート42上に
載置される鍋等と加熱コイル41の相対位置は常に一定
に保たれ、設定通りの消費電力を得ることができるもの
である。
【0030】(実施例4)以下、本発明の実施例4につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0031】図5に示す実施例では、トッププレート5
1を耐熱性樹脂にて形成し、トッププレート51内に凸
状に形成した磁器製のスペーサー52を、鍋53を載置
したとき鍋底面とトッププレート51と一定距離Cを確
保できるよう一体成型したものである。
【0032】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。この構成により、トッププレート51には直接
鍋底が接触しないため、鍋の温度上昇による耐熱性成型
材料製のトッププレート51への悪い影響を防ぐことが
でき、樹脂化することができるため平板状無機質耐熱絶
縁体(例えばセラミック製)は不要となる。従ってさら
に安価なトッププレート部を提供することができるもの
である。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1記載に係る発明
は、鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体の外周端面
部に、耐熱性成型材料で形成した保護部材を周設し、上
ユニット部を形成する上枠外周フランジ部に固着したこ
とにより、上ユニット組み立て時には、耐熱性成型材料
を外周端面部に周設された平板状無機質耐熱絶縁体を上
面より上枠外周フランジ部に接着剤等で固着するだけで
よく、組み立て工数が大幅に短縮される上に部品点数も
削減されて合理化が図れ、さらに上枠と平板状無機質耐
熱絶縁体との間の隙間もなくなるため、清掃性向上が図
れるものである。このとき、平板状無機質耐熱絶縁体
は、その外周端面部を耐熱性成型材料で形成された保護
部材でカバーされているため、調理時に鍋等が端面に衝
突しても端面の欠け等を防止することができ、堅牢性,
安全性についても確保されるものである。
【0034】さらに、請求項2記載に係る発明では、複
数個の加熱部のそれぞれに相対する位置に鍋等を載置す
る平板状無機質耐熱絶縁体を加熱部と同数だけ配したこ
とにより、平板状無機質耐熱絶縁体は、上ユニット部の
上面面積分すべてを覆う必要がなく、加熱部のみの面積
で済むため材料費を削減することができ、安価なトップ
プレート部を提供することができるものである。
【0035】また、請求項3記載に係る発明では、鍋等
を載置する平板状無機質耐熱絶縁体を、耐熱性成型材料
で形成した保持プレートの上面に固着し、かつ加熱コイ
ルを鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体部分に相対
する下面に固着したことにより、平板状無機質耐熱絶縁
体上に載置される鍋等と加熱コイルの相対位置は、常に
一定に保たれ、設定通りの消費電力を得ることができる
ものである。
【0036】また、請求項4記載に係る発明では、鍋等
を載置するプレート部を耐熱性成型材料で形成し、鍋等
の底面部とそれに相対するプレート部との間に、一定の
距離を保てるよう複数個の凸状無機質耐熱絶縁体を設け
たことにより、プレート部には直接鍋底が接触しないた
め鍋の温度上昇による耐熱性成型材料で形成されたプレ
ート部の温度上昇を防ぐことができ、平板状無機質耐熱
絶縁体は不要となり、さらに安価なトッププレート部を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における誘導加熱調理器の要
部横断面図
【図2】図1に示す実施例におけるセラミックプレート
と保護部材の分解斜視図
【図3】同実施例2における誘導加熱調理器の要部横断
面図
【図4】同実施例3における誘導加熱調理器の要部横断
面図
【図5】同実施例4における誘導加熱調理器の要部横断
面図
【図6】従来例における誘導加熱調理器の全体斜視図
【図7】図6に示す従来例におけるX−X線要部横断面
【符号の説明】
4,24,L31,R31,L32,R32,41 加
熱コイル 7,27,33,34,42 セラミックプレート 28 保護部材 29 上枠 30 外周フランジ部 35,43 耐熱性樹脂体 51 トッププレート 52 スペーサー
フロントページの続き (72)発明者 中沢 敏一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 南田 孝二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体
    の外周端面部に、耐熱性成型材料で形成した保護部材を
    周設し、上ユニット部を形成する上枠外周フランジ部に
    固着した誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 複数個の加熱部を有し、それぞれに相対
    する位置に鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体を加
    熱部と同数だけ配した請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 鍋等を載置する平板状無機質耐熱絶縁体
    を、耐熱性成型材料で形成した保持プレートの上面に固
    着し、かつ加熱コイルを鍋等を載置する部分に相対する
    前記無機質耐熱絶縁体の下面に固着した誘導加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】 鍋等を載置するプレート部を耐熱性成型
    材料で形成し、鍋等の底面部とそれに相対するプレート
    部との間に、一定の距離を保てるよう複数個の凸状無機
    質耐熱絶縁体を設けた誘導加熱調理器。
JP4842795A 1995-03-08 1995-03-08 誘導加熱調理器 Pending JPH08243016A (ja)

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JP4842795A JPH08243016A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 誘導加熱調理器

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JPH08243016A true JPH08243016A (ja) 1996-09-24

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JP (1) JPH08243016A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003135266A (ja) * 2001-11-02 2003-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
US6841764B2 (en) * 2001-03-09 2005-01-11 Inducs Ag Device and method for keeping meals warm

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