JP2005076897A - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 システムキッチン等に組み込む加熱調理器において、本体の上面開口部に配置されるプレート組の枠体と本体との取り付けに際して固定金具の溶接を外観部以外のところで行なうことにより、溶接痕を外部から見えないようにし、見た目を損ねることのないようにする。
【解決手段】 プレート組8を構成する枠体7の下面水平部の内側面に金属製でネジ固定用の穴15bを具備した固定金具15を溶接18し、該固定金具15に水平部16aと垂直部16bよりなる略L状の取付金具16の水平部16aを固定ネジ17により固定し、垂直部16bを本体1の側面1aに固定し、該本体1とプレート組8とを一体化した。
【選択図】 図2
【解決手段】 プレート組8を構成する枠体7の下面水平部の内側面に金属製でネジ固定用の穴15bを具備した固定金具15を溶接18し、該固定金具15に水平部16aと垂直部16bよりなる略L状の取付金具16の水平部16aを固定ネジ17により固定し、垂直部16bを本体1の側面1aに固定し、該本体1とプレート組8とを一体化した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、誘導加熱調理器等、台所のシステムキッチン等に組み込んで使用される組み込み式加熱調理器に関し、詳しくは本体とその本体の上面に載置されるプレート組との取り付け構造に関するものである。
この従来例を図1、図4及び図5に従って説明する。図1は従来例および本発明の加熱調理器の外観斜視図、図4は従来例の加熱調理器の縦断面図、図5は下面から見た同分解斜視図である。
図1は加熱調理器がシステムキッチンに組み込まれた状態を示している。この図1において、加熱調理器の本体1の上面にプレート3が備えられ、プレート3下方の本体1内の左右に略水平に加熱装置6が配置され、本体1の左側に魚等を焼くロースター部4を備え、本体1の右側前面に加熱の設定等を行なう操作部5を備えている。被加熱物を入れる容器2は左の加熱装置6を示すプレート3上に載置されている。
図4及び図5において、底面、側面及び背面からなる本体1の上面にプレート3を備え、このプレート3とその外周に組み込まれた略コ字状をなす金属製の枠体7とで一体型のプレート組8を構成し、前記枠体7の傾斜した側面7aに金属製でネジ固定用の穴9aを下面中央部に設けた略V字形固定金具9の立ち上げ傾斜部9bの左右二箇所を溶接10し、該固定金具9に水平部11aと垂直部11bよりなる略L状の取付金具11の水平部11aを固定ネジ12により固定し、垂直部11bに本体1を固定し、該本体1とプレート組8とを一体化している。
そして、図1に示すように、本体1はシステムキッチン13内にその上面から落とし込まれ、プレート組8の枠体7部がシステムキッチン13の天板の上に乗って本体1を吊るす構成となっている。
このような従来技術として下記に示す特許文献1がある。
上記した従来技術において、プレート組8は、プレート3とその外周に組み込まれた略コ字状をなす金属製の枠体7とで構成されており、このプレート組8を本体1に固定する場合には、外観面である枠体7の傾斜した側面7aに金属製の固定金具9の立ち上げ傾斜部9bの左右二箇所を溶接10し、該固定金具9に本体固定用の取付金具11の水平部11aを固定ネジ12により固定しているため、プレート組8と固定金具9との強度は充分であるが枠体7の外観面である傾斜した側面7a部に溶接痕が残ってしまい、見た目を損ねるものであった。
また、昨今、枠体7のステンレス化が多くなってきており、このステンレスの場合には溶接痕を隠すため磨き仕上げを施したり、シールを貼って目隠ししているものであり、コストアップとなったり、シールに違和感を感じ、見た目を損なうものであった。
本発明は、前記課題を解決するものであり、プレート組の枠体と固定金具の溶接を外観部以外のところで行なうことにより見た目を高め、かつ、コスト低減を図ることを目的とするものである。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、請求項1では、底面、側面及び背面からなる本体の上面に容器を載置するプレートを備え、該プレートの下方に略水平に配置された複数の加熱装置を備えた加熱調理器において、前記プレートとその外周に組み込まれた金属製の枠体とで一体型のプレート組を構成し、前記枠体の下面水平部に金属製でネジ固定用の穴を具備した固定金具を溶接し、該固定金具に水平部と垂直部よりなる略L状の取付金具の水平部を固定ネジにより固定し、垂直部に本体を固定し、該本体とプレート組とを一体化したものである。
また、請求項2では、固定金具を枠体の下面水平部の内側面に溶接して本体をシステムキッチンに組み込んだ際、溶接部が隠れて見えないようにしたものである。
さらに、請求項3では、固定金具は、枠体の側面側に補強片を設け、固定金具を枠体7の下面水平部に溶接した際、補強片が枠体の側面内側に接触するようにしたものである。
本発明は、プレート組を構成する枠体の下面水平部に金属製でネジ固定用の穴を具備した固定金具を溶接し、該固定金具に本体を固定する取付金具を固定し、該本体とプレート組とを一体化し、固定金具の溶接箇所を外観部以外のところで行なうようにしたことにより、加熱調理器をシステムキッチンに組み込むと溶接痕が外観面から隠れて見えなくなり、見た目を損ねることがない。
また、固定金具に補強片を設けてその補強片と枠体の側面内側とを接触させているため、固定金具の強度も強くすることができ、これによって、さらにゆがみ等による外観面を損なうことがなくなる。
さらに、ステンレス製の枠体にしても溶接個所が見えないため、余分な磨き作業やシールなどによる目隠し部品を使用するころがなくなり、安価な構成にすることができる。
以下、本発明の一実施例を図1、図2、図3に従って説明する。
前述したように、図1は従来例および本発明の加熱調理器の外観斜視図、図2は本発明の加熱調理器を下から見た斜視図、図3は同分解斜視図である。なお、図1については上記従来技術で説明した通りであり、再度の説明を省略する。
図2及び図3において、1は底面、側面及び背面からなる本体である。3はこの本体1の上面開口部に配置された耐熱絶縁ガラス等よりなるプレートで、その外周に組み込まれた略コ字状をなす金属製の枠体7とで一体型のプレート組8を構成している。
15は固定金具で、一対あり、両端側に溶接部15a、その中間にネジ固定用の穴15b、この穴15bのある一側面側に斜め上向きの補強片15cを夫々設けている。そして、この固定金具15は、枠体7の前部側の左右角部において(図では右角部側のみ説明)、その下面水平部の内側面に両端側の溶接部15aを補強片15cが枠体7の側面7aの内側に接触するようにして溶接18している。この固定金具15の両端の溶接部15aを枠体7の側面7aの内側に溶接18するのは、その溶接部を外観部以外のところで行なうことにより溶接痕が外観面から隠れ、見た目を良くするためであり、また、溶接18した際に補強片15cが枠体7の側面内側に接触するようにするのは、プレート組8と固定金具15との強度を充分に保つためである。
16は取付金具で、略L状に形成されて水平部16aと垂直部16bを備えており、さらに水平部16aは枠体7の角部に合致するように略四角形に形成されて固定金具15のネジ固定用の穴15bと合致する部分にねじ固定用の穴16cを設けている。
そして、この取付金具16は、固定金具15の下面でそのネジ固定用の穴16cを固定金具15のネジ固定用の穴15bに合致させて固定ネジ17により固定金具15に固定される。
また、この取付金具16の垂直部16bには本体1の側面1aが固定され、これによって本体1とプレート組8とは一体化される。
この一体化された本体1とプレート組8とは、図1に示すようにシステムキッチン13内にその上面から落とし込まれ、プレート組8の枠体7部がシステムキッチン13の天板の上に乗って所定の位置に設置される。
本発明は、上記したように、プレート3の外周に組み込まれた金属製の枠体7の下面水平部に金属製でネジ固定用の穴15bを具備した固定金具15を溶接18し、該固定金具15に水平部16aと垂直部16bよりなる略L状の取付金具16の水平部16aを固定ネジ17により固定し、垂直部16bに本体1の側面1aを固定し、該本体1とプレート組8とを一体化したので、固定金具15の溶接箇所を外観部以外のところで行なうことができ、加熱調理器をシステムキッチン13に組み込んだ際にはその溶接痕が外部から隠れて見えなくなり、見た目を損ねることがない。
また、固定金具15を枠体7の下面水平部の内側面に溶接18して本体1をシステムキッチン13に組み込んだ際、溶接18部が隠れて見えないようにし、さらに、固定金具15の枠体7の側面7a側に補強片15cを設け、固定金具15を枠体7の下面水平部に溶接18した際に補強片15cが枠体7の側面7aの内側に接触するようにしたので、固定金具15の溶接痕が外観面から見えないほか、補強片15cが枠体7の側面7aの内側と接触しているため、強度も強くなり、これによって、外観面を損なうことがなくなる。
さらに、ステンレス製の枠体7にしても溶接個所が見えないため、余分な磨き作業やシールなどによる目隠し部品を使用するころがないため、安価に構成することができる。
1 本体
3 プレート
6 加熱装置
8 プレート組
15 固定金具
15a 溶接部
15b 穴
15c 補強片
16 取付金具
16a 水平部
16b 垂直部
16c 穴
17 固定ネジ
3 プレート
6 加熱装置
8 プレート組
15 固定金具
15a 溶接部
15b 穴
15c 補強片
16 取付金具
16a 水平部
16b 垂直部
16c 穴
17 固定ネジ
Claims (3)
- 底面、側面及び背面からなる本体(1)の上面に容器を載置するプレート(3)を備え、該プレート(3)の下方に略水平に配置された複数の加熱装置(6)を備えた加熱調理器において、前記プレート(3)とその外周に組み込まれた金属製の枠体(7)とで一体型のプレート組(8)を構成し、前記枠体(7)の下面水平部に金属製でネジ固定用の穴(15b)を具備した固定金具(15)を溶接(18)し、該固定金具(15)に水平部(16a)と垂直部(16b)よりなる略L状の取付金具(16)の水平部(16a)を固定ネジ(17)により固定し、垂直部(16b)に本体(1)を固定し、該本体(1)とプレート組(8)とを一体化したことを特徴とする組み込み式加熱調理器。
- 固定金具(15)を枠体(7)の下面水平部の内側面に溶接(18)して本体(1)をシステムキッチン(13)に組み込んだ際、溶接(18)部が隠れて見えないようにしたことを特徴とする請求項1記載の組み込み式加熱調理器。
- 固定金具(15)は、枠体(7)の側面(7a)側に補強片(15c)を設け、固定金具(15)を枠体(7)の下面水平部に溶接(18)した際に補強片(15c)が枠体(7)の側面(7a)の内側に接触するようにしたことを特徴とする請求項1及び2記載の組み込み式加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003304282A JP2005076897A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 組み込み式加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003304282A JP2005076897A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 組み込み式加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005076897A true JP2005076897A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34408010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003304282A Pending JP2005076897A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 組み込み式加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005076897A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006120799A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 組込式調理器 |
KR100737453B1 (ko) | 2006-09-28 | 2007-07-10 | 삼성전자주식회사 | 오븐 렌지 |
JP2009041910A (ja) * | 2008-11-28 | 2009-02-26 | Panasonic Corp | 組込式調理器 |
-
2003
- 2003-08-28 JP JP2003304282A patent/JP2005076897A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006120799A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 組込式調理器 |
EP1804000A1 (en) * | 2005-05-13 | 2007-07-04 | Matsusita Electric Industrial Co., Ltd. | Built-in cooker |
EP1804000A4 (en) * | 2005-05-13 | 2008-08-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | BUILT-IN COOKER |
KR100737453B1 (ko) | 2006-09-28 | 2007-07-10 | 삼성전자주식회사 | 오븐 렌지 |
JP2009041910A (ja) * | 2008-11-28 | 2009-02-26 | Panasonic Corp | 組込式調理器 |
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