JP3076156U - ワーク反転装置 - Google Patents

ワーク反転装置

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JP3076156U
JP3076156U JP2000006469U JP2000006469U JP3076156U JP 3076156 U JP3076156 U JP 3076156U JP 2000006469 U JP2000006469 U JP 2000006469U JP 2000006469 U JP2000006469 U JP 2000006469U JP 3076156 U JP3076156 U JP 3076156U
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conveyor
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turning
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JP2000006469U
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弘二 新海
澄男 湯浅
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明伸興産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一連のコンベアによる搬送途中でワークを反
転させることが可能であって、しかも、装置のコンパク
ト化とサイクルタイムの短縮化とが達成されるワーク反
転装置を提供する。 【解決手段】 コンベア1によるワークWの搬送経路途
中にフレーム8を立ち上げて、このフレーム8に、鉛直
軸線Pまわりでの旋回部材11を備えた駆動手段12を
設けると共に、この駆動手段12の旋回部材11にワー
ク反転部材13を吊り下げ連設し、かつ、ワークWがワ
ーク反転部材13の旋回中心下部に搬入されたことを検
知するためのワーク検知手段17と、このワーク検知手
段17からのワーク搬入の検知情報に基づいてワーク反
転部材13を180度旋回させる制御手段25とを備え
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンベアによるワークの搬送経路途中で、そのワークの前後の向き を反転させるためのワーク反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のワーク反転装置として、図6(A)に示すように、鉛直軸線Pまわりで の旋回部材31を備えた駆動手段32を、それの旋回部材31をワーク搬送用の 二連のコンベア33,34間に位置させて配置すると共に、コンベア33,34 のワーク搬送面に連ねる状態で、コンベア33,34の幅方向片側にワーク受け フレーム35を設け、かつ、ワーク受け入れ用の凹部b,cを備えたワーク反転 部材36を旋回部材31の上端部に備えて成るものがある。
【0003】 上記構成のワーク反転装置によれば、上流側のコンベア33によって搬送され てきたワークWが一方の凹部bに搬入されると、このワーク搬入の検知情報に基 づいて旋回部材31ひいてはワーク反転部材36が180度旋回し、ワークWは 、受けフレーム35に乗り移って、その前後の向きを反転して、図6(B)に示 すように、下流側のコンベア34に取り出されるのであって、これに伴って他方 の凹部cが上流側のコンベア33に臨むことから、単にワーク反転部材36の1 80度旋回を繰り返すことで、順次、前後の向きを反転させてワークWを下流側 に取り出すことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の構成にかゝるワーク反転装置では、コンベア33,34を二 連に分けて配置する必要がある上に、このコンベア33,34間の鉛直軸線Pま わりでワークを所謂ピボットターンさせることから、ワーク反転のために広いス ペースを要し、更に、ワーク反転のためのサイクルタイムも長くなる点で問題が あった。
【0005】 本考案は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、その目的は、合理的な 改良技術によって、一連のコンベアによる搬送途中でワークを反転させることが 可能で、しかも、装置のコンパクト化とサイクルタイムの短縮化とが達成される ワーク反転装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的手段は次の通りである。 即ち、本考案によるワーク反転装置は、ワークの搬送経路途中にフレームを立ち 上げて、このフレームに、鉛直軸線まわりでの旋回部材を備えた駆動手段を設け ると共に、この駆動手段の旋回部材にワーク反転部材を吊り下げ連設し、かつ、 ワークがワーク反転部材の旋回中心下部に搬入されたことを検知するためのワー ク検知手段と、このワーク検知手段からのワーク搬入の検知情報に基づいてワー ク反転部材を180度旋回させる制御手段とを備えて成る点に特徴がある(請求 項1)。
【0007】 上記の特徴構成によれば、ワーク反転部材の旋回中心下部にワークが搬入され ると、このワーク搬入の検知情報に基づいてワーク反転部材が180度旋回し、 ワークがコンベア上で前後の向きを反転するのであって、ワーク反転部材の旋回 中心まわりでワークを所謂スピンターンさせることから、ワークを狭いスペース で反転させることができ、これによって装置のコンパクト化とサイクルタイムの 短縮化とが達成されるのであって、これに加えて、ワーク反転部材を宙づりの状 態でフレームに備えることから、コンベアを二連に分けて配置する必要もないの である。
【0008】 ワーク検知手段は、例えばワーク検知用の近接スイッチをフレームに設けて、 ワークそのものを直接的に検知する構成や、例えば投受光器をフレームに設けて 、遮光に基づいてワークを検知する構成など、任意に選択可能であるが、例えば 形状的な面からなど、搬送対象のワークによっては、検知できないことが懸念さ れる。
【0009】 このことから、好適にはワーク検知手段を、ワーク反転部材にスライド可能に 保持されて、搬送ワークによって押されて移動するスライド部材と、フレームに 備えられて、スライド部材の検出に基づいてワークの搬入を検知するセンサーと から構成することであって(請求項2)、この構成によれば、スライド部材の検 出に基づいてワークを検知することから、形状の如何に拘らずワークを検知する ことができるのであり、かつ、スライド部材は、ワーク反転部材の180度旋回 に伴って、次のワークの受入れ体勢に備えることになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4はコンベア 1によるワークWの搬送経路途中に配置されたワーク反転装置2を示し、これら の図において、図中の3はワーク反転装置2のベースで、コンベア1の幅方向両 側に装置フレーム4を備えている。
【0011】 5,5は平面視で半円形のブラケットで、上面をコンベア1のワーク搬送面に 連ねる状態で、それぞれ装置フレーム4に連設されている。6はガイド板、7は コンベア1の受けガイドで、これらガイド板6と受けガイド7も、それぞれ装置 フレーム4に連設されている。
【0012】 8はブラケット5,5に立ち上げられた門型フレームで、ブラケット5,5に 立設された例えば3本のメンバー9と、このメンバー9の上端にわたって支架さ れた平面視で円形のプレート10とからなり、このプレート10の下面部には、 旋回部材11を備えた駆動手段(例えば油圧モータ)12が保持されている。
【0013】 より具体的には、半円形のブラケット5,5と円形プレート10とを、それぞ れの中心を同芯状にして、かつ、これらの中心を結ぶ線がコンベア1の幅方向中 央を通るように、これらブラケット5,5と円形プレート10とを装置フレーム 4に連設すると共に、上記の中心を結ぶ線に旋回部材11の鉛直軸線Pを一致さ せるように、駆動手段12を円形プレート10に保持させている。
【0014】 次に、図中の13はコンベア1による搬送ワークWの前後の向きを反転させる ワーク反転部材で、駆動手段12の旋回部材11に吊り下げ連設されている。
【0015】 このワーク反転部材13は、旋回部材11に吊り下げ連設されたチャンネル状 の部材14と、このチャンネル状部材14の両側に吊り下げ連設されたブラケッ ト15,15と、各ブラケット15の前後の垂下部分a,aにわたって設けられ たワーク係止部材16,16とからなり、かつ、係止部材16,16の長手方向 をワークWの搬送方向Aに向けた状態で、このワーク係止部材16,16間にワ ークWが搬入されるように構成されている。
【0016】 17はワーク検知手段で、ワーク反転部材13に装備のスライド部材18と、 門型フレーム8に装備のワーク検知センサー19とからなり、ワークWがワーク 反転部材13の旋回中心(旋回部材11の鉛直軸線P)の下部に搬入されたこと を検知するように構成されている。
【0017】 具体的には、ワーク反転部材13の一方(又は両方)のワーク係止部材16を 利用して、これの長手方向に沿わせてレール20を設けると共に、このレール2 0に案内される部材21に、搬送ワークWによって押されて移動する被動部材2 2を設け、かつ、この被動部材22にセンサー部材23を備えて、スライド部材 18を構成している。
【0018】 一方、ワーク検知センサー19は、スライド部材18のセンサー部材23を検 知する例えば近接スイッチと、この近接スイッチを門型フレーム8の円形プレー ト10に装着するためのホルダー24とからなり、かつ、このホルダー24をワ ークWの搬送方向Aに位置調整可能に備えて、近接スイッチによるセンサー部材 23の検知をもって、ワークWがワーク反転部材13の旋回中心Pの下部に搬入 されたことを検知するようにしている。
【0019】 25はワーク搬入の検知情報に基づいてワーク反転部材13を180度旋回さ せる制御手段で、ワーク検知手段17からのワーク搬入の検知情報を入力する情 報入力部26と、この情報に基づいて駆動手段12の旋回部材11を180度旋 回させる制御部27とからなる。
【0020】 そして、ワーク検知手段17によるワーク搬入の検知情報は、コンベア駆動手 段28の制御部29にも入力される一方、図示は省略するが、ワーク反転装置2 には、ワーク反転部材13の180度旋回の完了を検知する手段を備えていて、 この検知手段からの旋回完了の情報も制御部29に入力されるもので、ワーク搬 入の検知情報に基づいてコンベア1の駆動が停止されると共に、ワーク反転部材 13の180度旋回の完了検知に基づいて、コンベア1が再起動されるようにな っている。
【0021】 上記構成のワーク反転装置2によれば、図5(A)に示すように、スライド部 材18の被動部材22が、ワーク搬送方向Aの上流側に位置している状態におい て、ワークWがコンベア1によって搬送されてきて、同図(B)に示すように、 ワークWが係止部材16,16間に搬入されると、この搬入ワークWによって被 動部材22が押されて、この被動部材22と一体になってセンサー部材23も下 流側に移動する。
【0022】 そして、被動部材22ひいてはセンサー部材23が更に下流側に移動して、同 図(C)に示すように、センサー部材23がワーク検知手段17のセンサー19 によって検知されると、その検知情報すなわちワーク搬入の検知情報が、入力部 26を通して制御部27に入力されると共に、コンベア駆動手段28の制御部2 9にも入力されて、コンベア1の駆動が停止されると共に、同図(D)に示すよ うに、駆動手段12の旋回部材11ひいてはワーク反転部材13が180度旋回 されるのである。
【0023】 これによって搬送ワークWの前後の向きが反転されるのであり、かつ同時に、 ワーク反転部材13の180度旋回の完了が検知されて、この検知情報に基づい てコンベア1が再起動されて、同図(E)に示すように、前後の向きを反転した ワークWは下流側に搬送されるのである。
【0024】 ここで、ワーク検知手段17は、ワークWがワーク反転部材13の旋回中心P の下部に搬入されたことを検知し、この検知情報に基づいてコンベア1が停止す ると共に、ワーク反転部材13が180度旋回することから、ワークWは、旋回 中心Pまわりで所謂スピンターンすることとなり、従って、ワークWを狭いスペ ースで反転させることができるのである。
【0025】 これによって装置のコンパクト化とサイクルタイムの短縮化とが達成されるの であり、これに加えて、ワーク反転部材13を宙づりの状態でフレーム8に備え ることから、コンベアを二連に分けて配置する必要もないのである。
【0026】 一方、スライド部材18は、図5(C)に示す状態から(D)に示す状態に切 り換えられることで、このスライド部材18ひいてはセンサー部材23は、次の ワークWの受入れ体勢に備えることから、この後は、ワーク反転部材13の18 0度旋回を繰り返すことで、ワークWを順次、前後の向きを反転させて、コンベ ア1の下流側に取り出すことができる。
【0027】 尚、ワーク検知手段17として、これをワーク反転部材13にスライド可能に 保持されて、搬送ワークWによって押されて移動するスライド部材18と、フレ ーム8に備えられて、スライド部材18の検出に基づいてワークWの搬入を検知 するセンサー19とから構成しているが、例えばワーク検知用の近接スイッチを フレームに設けて、ワークそのものを直接的に検知する構成や、例えば投受光器 をフレームに設けて、遮光に基づいてワークを検知する構成など、任意に選択可 能である。
【0028】 また、ワークWの反転に際して、コンベア1を停止させるようにしているが、 コンベア1を駆動させたままて、ワークWを反転させるように構成してもよいの である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、簡単かつ合理的な改良技術によって、 一連のコンベアによる搬送途中でワークを反転させることが可能で、しかも、装 置のコンパクト化とサイクルタイムの短縮化とが達成されるワーク反転装置が提 供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク反転装置の正面図である。
【図2】ワーク反転装置の側面図である。
【図3】ワーク反転装置の平面図である。
【図4】円形プレートを取り外して示すワーク反転装置
の平面図である。
【図5】(A)〜(E)はワーク反転の動作説明図であ
る。
【図6】(A),(B)は従来例のワーク反転装置によ
るワーク反転の動作説明図である。
【符号の説明】
1…コンベア、8…フレーム、11…旋回部材、12…
駆動手段、13…ワーク反転部材、17…ワーク検知手
段、18…スライド部材、19…センサー、25…制御
手段、P…鉛直軸線(旋回中心)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアによるワークの搬送経路途中
    に、搬送ワークの前後の向きを反転させるワーク反転部
    材を備えたワーク反転装置であって、ワークの搬送経路
    途中にフレームを立ち上げて、このフレームに、鉛直軸
    線まわりでの旋回部材を備えた駆動手段を設けると共
    に、この駆動手段の旋回部材にワーク反転部材を吊り下
    げ連設し、かつ、ワークがワーク反転部材の旋回中心下
    部に搬入されたことを検知するためのワーク検知手段
    と、このワーク検知手段からのワーク搬入の検知情報に
    基づいてワーク反転部材を180度旋回させる制御手段
    とを備えて成ることを特徴とするワーク反転装置。
  2. 【請求項2】 ワーク検知手段を、ワーク反転部材にス
    ライド可能に保持されて、搬送ワークによって押されて
    移動するスライド部材と、フレームに備えられて、スラ
    イド部材の検出に基づいてワークの搬入を検知するセン
    サーとから構成して成る請求項1記載のワーク反転装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113830525A (zh) * 2020-06-23 2021-12-24 四川经纬达科技集团有限公司 一种两侧双pin脚元件的翻转机构

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