JPH0760591A - ワーク搬送ローダ - Google Patents

ワーク搬送ローダ

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Publication number
JPH0760591A
JPH0760591A JP21042093A JP21042093A JPH0760591A JP H0760591 A JPH0760591 A JP H0760591A JP 21042093 A JP21042093 A JP 21042093A JP 21042093 A JP21042093 A JP 21042093A JP H0760591 A JPH0760591 A JP H0760591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
loader
frame
posture
chuck unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP21042093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Isozaki
浩 磯崎
Kazunori Kawai
和紀 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP21042093A priority Critical patent/JPH0760591A/ja
Publication of JPH0760591A publication Critical patent/JPH0760591A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送コンベアに沿って複数の加工機が並設さ
れた加工ラインで各加工機における加工時のワークの姿
勢が相違する場合に、コンベア途中にワークの姿勢反転
装置を設けることなくワークの姿勢を反転し得るように
する。 【構成】 昇降シリンダ41によって昇降されると共に
ロータリアクチュエータ45によって旋回されるローダ
フレーム5の両端に、ワークWを把持するチャックユニ
ット7を回動自在に設けると共に、該チャックユニット
7の回転軸51と昇降枠4に固定された固定軸47とを
タイミングベルト63を介して連結させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降及び旋回自在に取
り付けられたローダフレームの先端にワークを把持する
チャックユニットを有し、例えばワーク搬送コンベアと
加工機との間でワークを搬送するワーク搬送ローダに関
する。
【0002】
【従来の技術】ワーク搬送コンベアに沿って複数の加工
機を並設したワーク加工ラインでは、ワーク搬送コンベ
アと加工機との間にワーク搬送ローダを設け、該ローダ
を用いてコンベア上のワークを加工機内へ投入し、また
加工の完了したワークを加工機からコンベアへと払い出
している。原則としてワークはコンベア上を一定の姿勢
で搬送させるが、加工機による加工の内容によってはワ
ークの姿勢を他の加工機におけるワーク姿勢に対して反
転させて投入した方が加工しやすい場合がある。このよ
うな場合にはコンベア途中にワークの姿勢を反転させる
姿勢反転装置を介設し、ワークの姿勢を該加工機の上流
で反転させ、加工が完了しコンベアに払い出された後、
該加工機の下流で再びワークの姿勢を反転させて元の姿
勢に戻している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
ワークの姿勢を反転させた状態で加工する加工機があれ
ば、加工機の上流と下流とに姿勢反転装置を設けなけれ
ばならず、ワーク加工ラインの設置費用が高くなり、ま
た該加工ラインの占有スペースが広がると共に加工ライ
ン中に滞留するワークが増えるという不具合が生じる。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、コ
ンベア途中に姿勢反転装置を設けなくても、任意の加工
機におけるワークの姿勢を他の加工機におけるワークの
姿勢に対して反転させることのできるワーク搬送ローダ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、昇降自在の昇降枠に旋回自在に取
り付けられたローダフレームの先端にワークを把持する
チャックユニットを有するワーク搬送ローダにおいて、
上記チャックユニットをローダフレームに対して回動自
在に取り付けると共に、上記昇降枠に固定されローダフ
レームの旋回中心線上に位置する固定軸と該チャックユ
ニットを支持する回動軸との各々に回転体を周着し両回
転体を回動力伝達手段により連結したことを特徴とす
る。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
の両回転体のピッチ円直径を同一にしたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】ローダフレームが旋回しても固定軸は回転しな
いので、旋回時のローダフレームから見れば固定軸がロ
ーダフレームに対して旋回方向とは逆方向に相対的に回
転することになる。従って該固定軸に対して回動力伝達
手段により連結されている回動軸及び該回動軸に固定さ
れているチャックユニットも同じくローダフレームに対
して相対的に回動する。従来の搬送ローダではチャック
ユニットはローダユニットに固定されており、上記本発
明の構成によれば、従来のローダにより搬送されるワー
ク姿勢と異なる姿勢にワークを反転させてワークを加工
機に供給することができる。また、ローダフレームをワ
ーク投入時とは反対方向に旋回させることにより当初の
姿勢に戻してワークをコンベア上に払い出すことができ
る。
【0008】尚、固定軸側と回動軸側とのピッチ円直径
を同一に設定しておけば、ローダフレームが180度旋
回することにより回動軸がローダフレームに対して18
0度回転することになり、加工機からワークを払い出す
際にローダの旋回方向が正逆いずれの方向でもコンベア
に当初の姿勢でワークを払い出すことができる。
【0009】
【実施例】図1及び図2を参照して、1はワークWを搬
送コンベア2上から加工機3のターンテーブル31上に
搬送し、また加工が完了したワークWをターンテーブル
31上から搬送コンベア2上へ払い出す旋回式のローダ
である。該ローダ1は搬送コンベア2と加工機3との間
に立設した1対の支柱11a・11a上に載架した架台
11により支持されており、該ローダ1の旋回動作によ
りコンベア2からターンテーブル31に載置されたワー
クWはターンテーブル31が1回転する間に各加工ヘッ
ド32により加工されるが、該加工機3では主にワーク
のA面についての加工を行なう。一方、コンベア2上の
ワークWは図外の他の加工機における姿勢を考慮してA
面が加工機1に対して反対側になる姿勢で搬送されてい
る。従って、従来の旋回ローダを用いてワークWを加工
機1に移載するとA面が加工ヘッド32に対して反対側
になる。そこで、該ローダ1は旋回途中でワークWの姿
勢を反転させる機能を有している。
【0010】該ローダ1の機構は図3及び図4に示すも
のであり、架台11に対して昇降自在の昇降枠4を備え
ている。該昇降枠4は架台11の最頂部に垂直下向きに
取り付けられた昇降シリンダ41により昇降されるもの
であり、該昇降シリンダ41が連結される上板42と架
台11に摺動自在に保持された垂直な複数本のガイドバ
ー44を介して該上板42に連結された下板43とから
成る。該昇降枠4には上板42の下面に垂直下向きにロ
ータリアクチュエータ45が取り付けられ、該ロータリ
アクチュエータ45には下板43を貫通して該下板43
に回動自在に軸承された旋回軸46が連結されており、
該ロータリアクチュエータ45の作動により旋回軸46
は180度の範囲で正逆回転する。尚、該下板43の下
面には旋回軸46の周面を同心状に覆う固定軸47が延
設され、また下板43の上面には先端部及び中間部にス
トッパ片49を備えた支柱48が上方に向かって立設さ
れている。該ストッパ片49には架台11に固定された
シリンダ12により進退駆動されるフック13が係合
し、昇降枠4の落下を防止している。
【0011】上記旋回軸46の下端部には中空角筒状の
ローダフレーム5が、その中間部で、上記固定軸47と
同一高さになるように固定されている。該ローダフレー
ム5の両端には各々垂直方向に長手の回動軸51が回動
自在に軸支されている。上記固定軸47には上下2段に
タイミングプーリ61が固定され、両回動軸51には各
1個のタイミングプーリ62が固定されている。そして
各タイミングプーリ61・62は回動力伝達手段である
タイミングベルト63を介して連結されている。尚、本
実施例ではワークWの姿勢を180度反転させるため、
各タイミングプーリ61・62は同一歯数のものを使用
している。
【0012】両回動軸51の下端には各々チャックユニ
ット7が取り付けられている。該チャックユニット7は
水平な基板71の上面にアクチュエータ72を備え、該
アクチュエータ72の作動によりリンク73を介して、
水平方向に対峙する平行な1対のシャフト74を回動さ
せる。該シャフト74には各々チャック爪75が固定さ
れており、シャフト74を中心に該チャック爪75を揺
動させてワークWを把持する。尚、基板71の下面には
位置決めロッド76が垂設されており、ワークWの上面
に開口する位置決め穴にその先端を挿入しワークWの位
置決めを行う。また、同じく基板71の下面にはワーク
Wの上面を押圧して把持されているワークWのガタつき
を防止するプッシャ77が垂設されている。
【0013】上記構成によれば、ローダフレーム5は昇
降シリンダ41の作動により昇降し、ロータリアクチュ
エータ45の作動により180度範囲で正逆方向に旋回
することができる。従って、ローダフレーム5を下降さ
せて両チャックユニット7でコンベア2上の未加工のワ
ークWとターンテーブル31上の加工済みのワークWと
を各々把持し、ローダフレーム5を上昇させ180度旋
回させた後、ローダフレーム5を再下降させてクランプ
爪75による把持を解除すれば未加工のワークWの投入
と加工済みのワークWの払い出しとが行なわれる。この
ローダフレーム5の旋回に際して、タイミングプーリ6
1は固定されているのでローダフレーム5の旋回に伴っ
てタイミングプーリ61に対するタイミングベルト63
の接触位置が移動し、その結果タイミングプーリ62を
介して回動軸51がローダフレーム5に対して回動しワ
ークWの姿勢を反転させる。本実施例では上記のごとく
両タイミングプーリ61・62の歯数が同一であるの
で、ローダフレーム5が180度旋回することによりワ
ークWの姿勢は180度反転される。尚、上記実施例で
はローダフレームを180度範囲で正逆方向に旋回させ
たが、180度毎に一方向にのみ順次旋回させてもよ
い。
【0014】また、加工機1への投入姿勢をコンベア上
の姿勢に対して90度反転させたい場合にはタイミング
プーリ62の歯数をタイミングプーリ61の歯数の2倍
にすればよく、この場合ローダフレーム5を一方向に順
次旋回させればコンベア上のワークWの姿勢を加工機1
の上流側と下流側とで180度相違させることができ
る。
【0015】尚、上記実施例では回転力伝達手段として
タイミングベルトを用いたが、ギアトレインを用いても
よく、あるいは固定軸と回転軸とにスプロケットを固定
し、両スプロケットをチェーンで連結するようにしても
よい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、搬送ローダでワークを移載する途中でワーク
の姿勢を所望の姿勢に反転させることができるので、コ
ンベア等に別途姿勢反転装置を設ける必要がなく、例え
ば加工ラインに適用する場合にはライン長さを短くする
ことができ、かつライン中の滞留ワークを減少させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用例を示す平面図
【図2】 II-II側面図
【図3】 ローダの構成を示すIII-III断面図
【図4】 チャックユニットの構成を示す図
【符号の説明】
1 搬送ローダ 2 搬送コンベア 3 加工機 4 昇降枠 5 ローダフレーム 7 チャックユニット 41 昇降シリンダ 45 ロータリアクチュエ
ータ 46 旋回軸 47 固定軸 51 回動軸 63 タイミングベルト W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降自在の昇降枠に旋回自在に取り付け
    られたローダフレームの先端にワークを把持するチャッ
    クユニットを有するワーク搬送ローダにおいて、上記チ
    ャックユニットをローダフレームに対して回動自在に取
    り付けると共に、上記昇降枠に固定されローダフレーム
    の旋回中心線上に位置する固定軸と該チャックユニット
    を支持する回動軸との各々に回転体を周着し両回転体を
    回動力伝達手段により連結したことを特徴とするワーク
    搬送ローダ。
  2. 【請求項2】 上記両回転体のピッチ円直径を同一にし
    たことを特徴とする請求項1記載のワーク搬送ローダ。
JP21042093A 1993-08-25 1993-08-25 ワーク搬送ローダ Pending JPH0760591A (ja)

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JP21042093A JPH0760591A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 ワーク搬送ローダ

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JP21042093A JPH0760591A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 ワーク搬送ローダ

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JPH0760591A true JPH0760591A (ja) 1995-03-07

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ID=16589023

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JP21042093A Pending JPH0760591A (ja) 1993-08-25 1993-08-25 ワーク搬送ローダ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039267A (ja) * 2001-07-25 2003-02-12 Hitachi Seiki Co Ltd 工作物搬送装置および加工システム
US6772493B2 (en) 2000-06-23 2004-08-10 Fanuc Ltd Workpiece changing system
KR101283131B1 (ko) * 2011-05-24 2013-07-05 박봉환 파이프의 측면가공기용 파이프공급장치
JP2014083616A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd ワーク交換装置

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