JPS6342970Y2 - - Google Patents

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JPS6342970Y2
JPS6342970Y2 JP1982009273U JP927382U JPS6342970Y2 JP S6342970 Y2 JPS6342970 Y2 JP S6342970Y2 JP 1982009273 U JP1982009273 U JP 1982009273U JP 927382 U JP927382 U JP 927382U JP S6342970 Y2 JPS6342970 Y2 JP S6342970Y2
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conveyor
head
conveyance
spindle head
spindle
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JP1982009273U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、加工ステーシヨン位置を通過させ
た水平な循環搬送路を設けて、この循環搬送路上
に複数個の主軸ヘツドをのせ、このうちの1個宛
の主軸ヘツドを選択的に加工ステーシヨン位置へ
と搬送し該位置に設けられた駆動ユニツトに連動
連結し得るように構成された工作加工装置に、関
するものである。
このタイプの工作加工装置は、例えば米国特許
No.4168567から公知であり、少量宛の多機種の被
加工物とか多種の加工を施すべき被加工物につい
て穿孔、ネジ立て、面取り、中ぐり、フライス削
り等の工作加工を施すに際し、予め設定したプロ
グラムに従い単軸或は多軸の主軸ヘツドを順次、
加工ステーシヨン位置へと迅速にもたらして交替
的に使用させ、工作加工の能率を高める。
ところで従来のこの種工作加工装置は、上記し
た米国特許No.4168567に示されているように、上
記したような循環搬送路における加工ステーシヨ
ン反対側の屈曲点にはターンテーブルを設け、該
屈曲点方向へと主軸ヘツドを搬送するコンベアか
らターンテーブル上へと主軸ヘツドを移し、ター
ンテーブルを90度だけ旋回させた上で、上記屈曲
点から主軸ヘツドを搬送する他のコンベアへと主
軸ヘツドを移す構造の搬送機構を、設けてあるも
のとされていた。しかしこのような搬送機構を設
けたものでは、上記のような各コンベアとターン
テーブル間で主軸ヘツドを移動させるための、ス
トロークがかなり大きいヘツド引込み手段とヘツ
ド押出し手段とを必要とすると共に、ターンテー
ブルの旋回時に該テーブル上の主軸ヘツドが隣接
する2主軸ヘツドと干渉を起さないようにするた
めに隣接する主軸ヘツド間に一定の間隔をあけて
おく必要があつて循環搬送路上にのせ得る主軸ヘ
ツドの個数がそれだけ制限される。
この考案の目的とするところは、冒頭に記載し
たタイプの工作加工装置であつて、上記のような
不具合を解消し、併せて、交替的に使用可能な主
軸ヘツドの個数を増すべく循環搬送路上の主軸ヘ
ツドの交換を行なうことをストロークが小さいヘ
ツド引出し手段及びヘツド押込み手段によつて可
能ならしめることとする、新規な工作加工装置
を、提供するにある。
図示の実施例について、この考案に係る工作加
工装置の構成を説明すると、図示の工作加工装置
には第1,2図に明瞭に示すように、加工ステー
シヨンSを通過させた水平な循環搬送路1が設け
られていて、この循環搬送路1上には複数個の主
軸ヘツドHをのせてあり、これらの主軸ヘツドH
は循環搬送路1上で、第1図に示す矢印A1,A3
A5,A6に沿い循環的に搬送可能とされている。
加工ステーシヨンSには、摺動台2上に設置され
た駆動ユニツト3とワークテーブル4とを設けて
ある。この工作加工装置は、主軸ヘツドHのうち
の一つを選択的に加工ステーシヨンS位置へと搬
送して駆動ユニツト3へと連動連結し、ワークテ
ーブル4上の被加工物(図示せず)についての加
工を、摺動台2を利用しての駆動ユニツト3及び
主軸ヘツドHの送りと駆動ユニツト3による主軸
ヘツドHの主軸ないし工具の駆動とによつて、行
なうものに構成されている。主軸ヘツドHは第1
図に示すように循環搬送路1において、加工ステ
ーシヨンSに面しない部分では工具を上向きとし
た倒伏姿勢で搬送され、加工ステーシヨンSに面
する部分では工具をワークテーブル4方向へ向け
た起立姿勢で搬送されることと、されており、矢
印A1に沿う搬送端で矢印A2に沿い倒伏姿勢から
起立姿勢へと回動変位せしめられ、また矢印A3
に沿う搬送端で矢印A4に沿い起立姿勢から倒伏
姿勢へと回動変位せしめられる。
第1図に図示の矢印A5に沿い加工ステーシヨ
ンS側方位置から加工ステーシヨンS反対方向へ
と主軸ヘツドHを搬送するためには第1のコンベ
アを構成する両側1対のチエーン5が設けられて
おり、また第1図に図示の矢印A1に沿い加工ス
テーシヨンSないしその側方位置方向へと主軸ヘ
ツドHを搬送するためには第2のコンベアを構成
する両側1対のチエーン6が設けられている。そ
して、第1図に図示の矢印A6に沿いチエーン5,
6に直交する方向で主軸ヘツドHを搬送するため
には第3のコンベアを構成する多数のローラ7が
設けられている。チエーン5は、加工ステーシヨ
ンS側ではスプロケツトホイール8に、またその
反対側ではスプロケツトホイール9に、それぞれ
捲回され、後者のスプロケツトホイール9と同軸
10上に設けたスプロケツトホイール11とその
下方に配設したモータ12軸上のスプロケツトホ
イール13との間にチエーン14を捲回して、モ
ータ12により駆動するものとされている。また
チエーン6は、加工ステーシヨンS側ではスプロ
ケツトホイール15に、またその反対側ではスプ
ロケツトホイール16に、それぞれ捲回され、後
者のスプロケツトホイール16と同軸17上に設
けたスプロケツトホイール18とその下方に配設
したモータ19軸上のスプロケツトホイール20
との間にチエーン21を捲回して、モータ19に
より駆動するものとされている、他方、ローラ7
は、第2図に示すように各ローラ7軸上に設けた
スプロケツトホイール22にチエーン23を懸け
渡すと共に、一のローラ7軸上に設けた他のスプ
ロケツトホイール24を駆動するモータ25を設
けて、モータ25により駆動するものとされてい
る。
図示の工作加工装置ではこの考案に従つて、循
環搬送路1における加工ステーシヨンS反対側の
2屈曲点のうち、第1図に図示の矢印A5方向へ
の搬送終端位、矢印A6方向への搬送始端位の屈
曲点を第1図に図示の矢印B1のように循環搬送
路1上から主軸ヘツドHを選択的に搬出するため
のヘツド搬出位置S0とし、また第1図に図示の矢
印A6方向への搬送終端位、矢印A1方向への搬送
始端位の屈曲点を第1図に図示の矢印B2のよう
に循環搬送路1上に主軸ヘツドHを選択的に搬入
するためのヘツド搬入位置Siとしている。そして
第1,2図に示すように、第1のコンベアを構成
するチエーン5と第2のコンベアを構成するチエ
ーン6とをそれぞれ、第3のコンベアを構成する
ローラ7と上下方向でみてオーバーラツプさせ
て、且つ、図示の場合には各チエーン5,6端を
ローラ7よりも若干、加工ステーシヨンS反対方
向へとはみ出させて、設けている。第1のコンベ
アを構成するチエーン5と第2のコンベアを構成
するチエーン6とはまた、第3のコンベアを構成
するローラ7の搬送作用面が第3図に図示のレベ
ルL0に設定されているのに対し、各チエーン5,
6の搬送作用面を第3図に図示のレベルL1に設
定して、ローラ7の搬送作用面よりも若干量δH1
だけ搬送作用面を上方に位置させて設けられてい
る。
そして同様にこの考案に従つて各チエーン5,
6は、該各チエーン5,6における加工ステーシ
ヨンS側の端部と支承する前記各スプロケツトホ
イール8,15を水平支点軸26,27上に回転
変位可能に設けた支筒体28,29に取付けて設
けることで、水平支点軸26,27まわりで回動
自在に支持されており、これにより第1のコンベ
アを構成するチエーン5の搬送終端部の搬送作用
面と第2のコンベアを構成するチエーン6の搬送
始端部の搬送作用面とをそれぞれ、第3図に図示
のレベルL2のように、第3のコンベアを構成す
るローラの搬送作用面レベルL0よりも若干量δH2
だけ下方に位置させるように、各チエーン5,6
を回動させ得ることとされている。このように支
持されたチエーン5,6における加工ステーシヨ
ンS反対側の端部を支承する前記各スプロケツト
ホイール9,16の軸10,17は、第1−3図
に示す昇降枠30,31に支持させてあり、この
各昇降枠30,31を昇降させてチエーン5,6
を前記のように昇降回動変位させる油圧シリンダ
32,33が設けられている。
なお第3図において34,35は、チエーン5
をその下方走行経路においてガイドするアイド
ラ・スプロケツトホイールであり、また第4図に
示すように前記したヘツド搬出位置S0及びヘツド
搬入位置Siにそれぞれ対向位置させて、油圧シリ
ンダ36,37を備えたヘツド引出し装置38及
びヘツド押込み装置39が設けられている。
前記したように第1図に図示の矢印A2,A4
沿い主軸ヘツドHを回動変位させるための機構及
び矢印A3に沿い主軸ヘツドHを搬送するための
機構について、その概略を説明しておくと、第2
のコンベアを構成するチエーン6の搬送終端部と
第1のコンベアを構成するチエーン5の搬送始端
部とにはそれぞれ、前記した水平支点軸27,2
6まわりで回動自在に支持された回動枠40,4
1を設けてあり、この回動枠40,41はそれぞ
れ、油圧シリンダ42,43により水平な倒伏姿
勢と鉛直な起立姿勢とに回動変位せしめられるも
のとされている。また第1図に図示の矢印A3
沿わせて設けられたガイド枠44中には、それぞ
れ油圧シリンダ45,46により作動せしめられ
る1対のクランプ爪47,48を備えている搬送
バー49を設けてある。上記した機構は、第1図
に図示のように加工ステーシヨンS位置にもたら
され駆動ユニツト3に連動連結された主軸ヘツド
Hによる工作加工が終了した後に、該主軸ヘツド
Hと第1図に図示のように矢印A1方向への搬送
端で起立姿勢にて待機している主軸ヘツドHとを
クランプ爪48,47にてクランプした上で、駆
動源により搬送バー49を矢印A3に沿い摺動変
位させることにより、前者の主軸ヘツドHを起立
姿勢にて待機している回動枠41前面位に、また
後者の主軸ヘツドHを加工ステーシヨンSないし
駆動ユニツト3の前面位に、それぞれ移動させる
ものとされている。そして回動枠41前面位にも
たらされた主軸ヘツドHは、クランプ爪48によ
るクランプを解かれて回動枠41へとクランプさ
れ、油圧シリンダ43により回動枠41を水平な
倒伏姿勢へと回動変位させることでチエーン5上
へともたらし、ここで回動枠41に対する主軸ヘ
ツドHのクランプを外し、該主軸ヘツドHをチエ
ーン5により搬送可能な状態へとおくように、図
られている。また回動枠40は、主軸ヘツドHを
2個同時に上記のように矢印A3に沿い搬送した
後に油圧シリンダ42により水平な倒伏姿勢へと
回動変位せしめられ、、チエーン6により搬送さ
れてくる主軸ヘツドHを受取つた後に該主軸ヘツ
ドHをクランプして、油圧シリンダ42により再
び起立姿勢へと回動変位せしめられ、ここで主軸
ヘツドHのクランプを解除するものに、構成され
ている。以上のような機構は、この考案の要旨と
するところと無関係であり、また類似の機構は例
えば前記した米国特許No.4168567等から公知であ
るので、より詳細な説明はこれを省略する。なお
主軸ヘツドHを駆動ユニツト3に連動連結するた
めの機構は、公知の任意の方式のもの、例えば特
公昭56−4361号公報に開示されているような機構
と、できる。
図示の工作加工装置を用いての工作加工は、予
め設定したプログラムに従い、搬送バー49とチ
エーン5,6及びローラ7により循環搬送路1上
で主軸ヘツドHを搬送して1個宛の主軸ヘツドH
を順次、加工ステーシヨンS位置へともたらし、
該主軸ヘツドHを駆動ユニツト3に連動連結し
て、行なわれるが、チエーン5,6とローラ7に
よる主軸ヘツドHの搬送は、次のようにして行な
われる。
すなわち、チエーン5,6による主軸ヘツドH
の搬送は、その搬送作用面を前記したレベルL1
(第3図)において行なわせる。そして第1図に
図示の矢印A6に沿つて主軸ヘツドHをローラ7
により搬送することは、前記した油圧シリンダ3
2,33によりチエーン5の搬送終端部及びチエ
ーン6の搬送始端部の各搬送作用面を前記したレ
ベルL2(第3図)へと下げた状態で行なわれる。
このときは、チエーン5によりヘツド搬出位置S0
へと搬送されていた主軸ヘツドHがレベルL0(第
3図)に搬送作用面をおくローラ7へとのせられ
該主軸ヘツドHをローラ7にて搬送可能となると
共に、チエーン6により主軸ヘツドHを送出され
たヘツド搬入位置Siへとローラ7が主軸ヘツドH
を送込み得ることとなり、ローラ7による主軸ヘ
ツドHの搬送が所要のように行なわれる。その後
に再び油圧シリンダ32,33によりチエーン
5,6の搬送作用面をレベルL1まで戻すことに
よつて、チエーン5,6により所要のヘツドH搬
送を行なえる状態が得られる。また第1図に図示
の矢印B1に沿い主軸ヘツドHを循環搬送路1か
ら選択的に搬出すると共に矢印B2に沿い新たな
主軸ヘツドHを循環搬送路1に選択的に搬入する
ことも、チエーン5,6の搬送作用面をレベル
L1において行なわれ、主軸ヘツドHは、ヘツド
搬出位置S0からチエーン5延長線上のヘツド引出
し装置38上へと引出されると共にチエーン6延
長線上のヘツド押込み装置39上からヘツド搬入
位置Siへと押込まれる。
つまり第3図に図示のレベルL1に搬送作用面
をおくチエーン5によつてヘツド搬出位置S0まで
送り込まれた主軸ヘツドHは、チエーン5の搬送
終端レベルを上記レベルL1から第3図に図示の
レベルL2に下げることによつて該レベルL2より
も高いレベルL0に搬送作用面をおくローラ7上
へとのせられ、該ローラ7によつて矢印A6方向
へ搬送できる状態におけれるから、従来装置でヘ
ツド搬送方向を90度だけ異にする2つのコンベア
間でヘツドの引渡しを行なうために設けられてい
た前述のターンテーブルを設ける必要がなくなる
のである。ヘツド搬入位置Siについても同様であ
つて、チエーン6の搬出始端レベルを第3図のレ
ベルL2に下げておくと同レベルL2よりも上方の
レベルL0に搬送作用面をおくローラ7によつて
ヘツド搬入位置Siへと矢印A6方向に沿い主軸ヘ
ツドHを送り込め、次にチエーン6の搬出始端レ
ベルをレベルL1と上昇させると主軸ヘツドHが、
レベルL0からレベルL1へと持上げられつつチエ
ーン6上にのせられ該チエーン6により矢印A1
方向に沿い搬送可能となるから、同位置Siに2コ
ンベア間でヘツド引渡しを行なうためのターンテ
ーブルを設ける必要が無くされる。また位置S0
Siにターンテーブルを設けていた従来装置である
とチエーン5,6に対応するコンベアがターンテ
ーブルの手前に端を置く長さのものとされ、その
ようなコンベアとターンテーブルとの間で主軸ヘ
ツドの移し変えをするのには前述したようにスト
ローク大なヘツド引出し手段及びヘツド押込み手
段を必要としていたのに対し、本案装置では循環
搬送路と外部との間でヘツド交換のため主軸ヘツ
ドを出し入れするのに、チエーン5とローラ7と
を上下でオーバーラツプさせて設けている搬送路
屈曲点位置をヘツド搬出位置S0に、チエーン6と
ローラ7とを上下でオーバーラツプさせて設けて
いる搬送路屈曲点位置をヘツド搬入位置Siに、そ
れぞれ設定し、チエーン5,6端をそれぞれ第3
図のレベルL1において不必要となつた主軸ヘツ
ドHをチエーン5によりヘツド搬出位置S0まで運
ばせヘツド引出し装置38(第4図)により引出
させると共に新たな主軸ヘツドHをヘツド押込み
装置39(第4図)によりヘツド搬入位置Siに端
をおくチエーン上に押込むことができることと
し、ストロークが小さいヘツド引出し装置38及
びヘツド押込み装置39によつて循環搬送路と外
部との間でのヘツド交換を行なえることとしたの
である。
第1、第2のコンベアをチエーン5,6とし第
3のコンベアをローラ7とした理由は第1、第2
のコンベア端を、第3のコンベアとの干渉を避け
て上下させうるようにするためであり、各チエー
ン5,6が隣り合うローラ7間に位置するように
しておけばチエーン5,6端をローラ7の搬送作
用面レベルL0よりも低いレベルL2にまで不都合
なく下げることができる。
なお図示の装置では、前記モータ12,19,
25を可逆転モータとしてチエーン5,6及びロ
ーラ7を逆方向にも駆動可能としてあり、次に用
いるべき主軸ヘツドHが循環搬送路1上で加工ス
テーシヨンS位置に対し、矢印A1−A6方向で送
るよりもその反対方向で送る方がより短い距離に
あるときは、チエーン5,6及びローラ7を逆方
向に駆動してヘツドH搬送を行ない、段どり替え
の時間を一層短縮するように、図られている。
以上の説明から明らかなように、この考案の工
作加工装置は、加工ステーシヨンS位置を通過さ
せた水平な循環搬送路1を設けて、この循環搬送
路1上に複数個の主軸ヘツドHをのせ、このうち
の1個宛の主軸ヘツドHを選択的に加工ステーシ
ヨンS位置へと搬送し該位置に設けられた駆動ユ
ニツト3に連動連結し得るように構成された工作
加工装置であつて、前記した循環搬送路1におけ
る加工ステーシヨンS反対側の2屈曲点を、該搬
送路1から主軸ヘツドHを選択的に搬出するため
のヘツド搬出位置S0と該搬送路1に新たな主軸ヘ
ツドHを選択的に搬入するためのヘツド搬入位置
Siとして、循環搬送路1に設けられたコンベアの
うち、ヘツド搬出位置S0へと主軸ヘツドHを搬送
する第1のコンベア5とヘツド搬入位置Siから主
軸ヘツドHを搬送する第2のコンベア6とをそれ
ぞれチエーンによつて構成すると共に、ヘツド搬
出位置S0からヘツド搬入位置Siへと主軸ヘツドH
を搬送する第3のコンベア7をローラによつて構
成し、これらのコンベアのうち第1のコンベア5
と第2のコンベア6とをそれぞれ、第3のコンベ
ア7と上下方向でみてオーバーラツプさせ、且
つ、第1のコンベア5と第2のコンベア6との各
搬送作用面を第3のコンベア7の搬送作用面より
も上方に位置させて、設けると共に、第1のコン
ベア5の搬送終端部の搬送作用面と第2のコンベ
ア6の搬送始端部の搬送作用面とをそれぞれ第3
のコンベア7の搬送作用面よりも下方に位置させ
得るように、第1のコンベア5と第2のコンベア
6とをそれぞれ回動可能に支持し、第1のコンベ
ア5を回動させるための駆動手段32及び第2の
コンベア6を回動させるための他の駆動手段33
を設けてなる構成のもので、次のような長所を備
えている。
すなわち、この考案の工作加工装置は、第1の
コンベア5と第2のコンベア6とを第3のコンベ
ア7と上下方向においてオーバーラツプさせて設
けると共に、第1、第2のコンベア5,6の端部
を下げることで第3のコンベア7により所要のよ
うに主軸ヘツドHを搬送させ得るものに構成され
てことから、循環搬送路1における加工ステーシ
ヨンS反対側の屈曲点位置において主軸ヘツドを
引込んだり押出したりすることが必要でなく、そ
のような屈曲点位置にターンテーブルを設けてい
た従来のものにおけるような、ストロークの大き
いヘツド引込み手段及びヘツド押出し手段を必要
としないものとなつていると共に、上記のような
ターンテーブルを無くし主軸ヘツドの水平旋回を
行なわせないこととされていることから、主軸ヘ
ツド旋回時の隣接主軸ヘツドとの干渉を避けるた
めに各隣接2主軸ヘツド間に間隔をあけておく必
要が無くされて、従来の場合よりもより多数個の
主軸ヘツドHを循環搬送路1上にのせ得て、加工
能率を高めるものとなつている。またこの考案の
工作加工装置は、循環搬送路1の一屈曲点である
ヘツド搬出位置S0まで第1のコンベア5により主
軸ヘツドHを運ばせ、循環搬送路1の他の屈曲点
であるヘツド搬入位置Siから第2のコンベア6に
より主軸ヘツドHを運ばせ、循環搬送路1の他の
屈曲点であるヘツド搬入位置Siから第2のコンベ
ア6により主軸ヘツドHを運ばせるものに、構成
されていることから、循環搬送路1上の主軸ヘツ
ドHの交換を行なうことを、ストロークが小さい
ヘツド引出し手段及びヘツド押込み手段によつて
可能ならしめるものと、なつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を透視して画いた本案一実施例の
斜視図、第2図は同実施例の平面図、第3図は同
実施例の側面図、第4図は同実施例の一部の平面
図、第5図は同実施例の正面図である。 1……循環搬送路、3……駆動ユニツト、5…
…チエーン(第1のコンベア)、6……チエーン
(第2のコンベア)、7……ローラ(第3のコンベ
ア)、8,9……スプロケツトホイール、12…
…モータ、13……スプロケツトホイール、14
……チエーン、15,16……スプロケツトホイ
ール、19……モータ、20……スプロケツトホ
イール、21……チエーン、22……スプロケツ
トホイール、23……チエーン、24……スプロ
ケツトホイール、25……モータ、26,27…
…支平支点軸、28,29……支筒体、30,3
1……昇降枠、32,33……油圧シリンダ、4
0,41……回動枠、42,43……油圧シリン
ダ、47,48……クランプ爪、49……搬送バ
ー、H……主軸ヘツド、S……加工ステーシヨ
ン、S0……ヘツド搬出位置、Si……ヘツド搬入位
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加工ステーシヨン位置を通過させた水平な循環
    搬送路を設けて、この循環搬送路上に複数個の主
    軸ヘツドをのせ、このうちの1個宛の主軸ヘツド
    を選択的に加工ステーシヨン位置へと搬送し該位
    置に設けられた駆動ユニツトに連動連結し得るよ
    うに構成された工作加工装置であつて、前記した
    循環搬送路における加工ステーシヨン反対側の2
    屈曲点を、該搬送路から主軸ヘツドを選択的に搬
    出するためのヘツド搬出位置と該搬送路に新たな
    主軸ヘツドを選択的に搬入するためのヘツド搬入
    位置として、循環搬送路に設けられたコンベアの
    うち、ヘツド搬出位置へと主軸ヘツドを搬送する
    第1のコンベアとヘツド搬入位置から主軸ヘツド
    を搬送する第2のコンベアとをそれぞれチエーン
    によつて構成すると共に、ヘツド搬出位置からヘ
    ツド搬入位置へと主軸ヘツドを搬送する第3のコ
    ンベアをローラによつて構成し、これらのコンベ
    アのうち第1のコンベアと第2のコンベアとをそ
    れぞれ、第3のコンベアと上下方向でみてオーバ
    ーラツプさせ、且つ、第1のコンベアと第2のコ
    ンベアとの各搬送作用面を第3のコンベアの搬送
    作用面よりも上方に位置させて、設けると共に、
    第1のコンベアの搬送終端部の搬送作用面と第2
    のコンベアの搬送始端部の搬送作用面とをそれぞ
    れ第3のコンベアの搬送作用面よりも下方に位置
    させ得るように、第1のコンベアと第2のコンベ
    アとをそれぞれ回動可能に支持し、第1のコンベ
    アを回動させるための駆動手段及び第2のコンベ
    アを回動させるための他の駆動手段を設けたこと
    を、特徴としてなる工作加工装置。
JP927382U 1982-01-25 1982-01-25 工作加工装置 Granted JPS58113405U (ja)

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JPS54140288A (en) * 1978-04-21 1979-10-31 Teijin Seiki Co Ltd Gang head locating device

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