JPH0435031Y2 - - Google Patents

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JPH0435031Y2
JPH0435031Y2 JP1987120103U JP12010387U JPH0435031Y2 JP H0435031 Y2 JPH0435031 Y2 JP H0435031Y2 JP 1987120103 U JP1987120103 U JP 1987120103U JP 12010387 U JP12010387 U JP 12010387U JP H0435031 Y2 JPH0435031 Y2 JP H0435031Y2
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workpiece
rotating body
conveyor line
opening
conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はコンベアラインの途中でコンベアに
よつて搬送される長尺のワークの端部を溶接する
ために用いる治具に関するものである。
(従来の技術) 従来、円筒状のパイプなどを接続するときに用
いる溶接用治具として、パイプなどのワークの外
周を把持し円周に沿つて回転させるための装置は
存在するが、いずれもオープンチヤツク式のもの
である。
本出願人は既に開示しているように大型重量ワ
ークを対象としたコンベアラインにおける溶接用
治具を開発し特開昭59−61575号として出願し公
開されている。この先行技術は、ワークを位置決
め固定した複数のパレツトと、該各パレツトを間
欠移送するコンベアラインと、コンベアラインの
途中において該コンベアラインの移送方向に平行
な水平軸線まわりに回転可能で且つ一体に連結さ
れた前後一対の環状回転枠体と、該両回転枠体の
中央部間に前記移送方向に架設された横架材と、
該横架材に前記移送方向のほぼ全長に渡つて軸支
されたパレツト支持用の支持ローラ群と、前記回
転枠体に設けられたパレツト位置決め固定装置
と、各パレツトを移送方向上流側のコンベアライ
ンから両回転枠体間へ搬入し該両回転枠体間から
移送方向下流側のコンベアラインへ搬出するため
に前記コンベアラインおよび/または横架材に設
けられたパレツト搬送装置とから成り、前記各パ
レツトをパレツト位置決め固定装置により位置決
め固定した状態で前記回転枠体、横架材、パレツ
トおよびワークを一体的に回転可能としたことを
特徴とするコンベアラインにおける溶接用治具で
ある。
(考案が解決しようとする課題) 上記の円筒状のパイプなどを接続するときにそ
の外観を把持し円周に沿つて回転させるようにし
た装置では、円筒状以外のワークを把持すること
ができないという欠点がある。
また、前記先行する特開昭59−61575号公報に
おいては、コンベアラインの移送方向に平行な水
平軸線回りに回転する回転枠体を有しているの
で、長尺物ワークの場合に回転枠体への搬入前
に、ワークがコンベアラインを長い距離にわたり
塞いで占領する関係上、コンベアラインのスペー
スを多く必要とし、作業効率が悪いという欠点が
ある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、非
円筒形を含む長尺のワークの端部を溶接するに適
したコンベアラインにおける溶接用治具を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、長尺のワークをその長手方向を搬送方向と直
交する水平方向に配して搬送する搬入側コンベア
ラインと搬出側コンベアラインとの間において上
記ワークを搬送方向と直交する水平軸線回りに回
転させて該ワークの端部の溶接を行うために用い
るコンベアラインにおける溶接用治具を前提とす
る。そして、上記搬入側コンベアラインと搬出側
コンベアラインとの間に設けられ、外周部の一部
がワーク搬出入可能に切除されてなる開口部を有
し、搬送方向と直交する水平軸線回りに割出し回
転可能なリング状の回転体と、該回転体を、回転
体へのワークの搬入時に回転体の開口部が搬入側
コンベラインに対向するように位置付け、ワーク
の溶接時にこの搬入時の状態から360°回転させ、
回転体からのワークの搬出時に上記搬入時の状態
から略180°回転させて上記開口部が搬出側コンベ
アラインに対向するように位置付けるターニング
ローラと、上記開口部に該開口部を開閉可能に設
けられ、回転体へのワークの搬入時及び回転体か
らのワークの搬出時に開口部を開放する開閉体
と、上記回転体内に該回転体の直径方向と平行に
かつ回転体へのワークの搬入時に搬入側コンベア
ラインに開口部を介して一連に連なるように架設
されたフリーローラーコンベアと、上記回転体内
に上記フリーローラーコンベアに対してワークの
高さ幅よりも若干大きい間隔を隔てて平行にかつ
回転体からのワークの搬出時に搬出側コンベアラ
インに開口部を介して一連に連なるように架設さ
れた駆動ローラーコンベアと、上記回転体に上記
フリーローラーコンベアに対して進退可能に設け
られ、回転体内のフリーローラーコンベア上にワ
ークが搬入された時にフリーローラーコンベアに
向かつて前進して該フリーローラーコンベア上に
ワークを位置決め固定するとともに、ワークの溶
接後に回転体を上記搬出時の状態にした時に上記
ワークの固定を解放してワークを上記駆動ローラ
ーコンベアに載置せしめるよう後退する押圧片と
を備えたものとする。
(作用) 上記の如く構成したので、長尺のワークがコン
ベアラインに直角な状態でコンベア上を移動し、
リング状の回転体の開口部を開放状態にして該回
転体の中に搬入される。回転体内には搬入側コン
ベアラインと一連に連なるようにフリーローラー
コンベアが位置しており、ワークはこのフリーロ
ーラーコンベア上に移載される。その後回転体の
開口部を閉鎖したのち、押圧片を前記フリーロー
ラーコンベアに向かつて前進せしめることで、ワ
ークをフリーローラーコンベア上に位置決め固定
する。ワークが位置決め固定されると、回転体を
ターニングローラによつて360°回転させ、この回
転体の回転に伴いワークも360°回転する。このワ
ークの回転中に、コンベアラインの側方にある溶
接装置によつてワークの端部を溶接し易い姿勢で
溶接することができる。
溶接が終了した状態では回転体は最初の位置と
約360度回転した位置になつており、ワークは一
回転した状態になつている。その後、ワークを搬
出する場合には、ワーク搬入時に対し回転体を
180度回転した状態にしたのち、上記押圧片を戻
すと、ワークの押圧固定状態が解放され、駆動ロ
ーラーコンベア上にワークが移載される。その
際、搬出側コンベアラインは回転体が反転した状
態の駆動ローラーコンベアと一連に連なつている
ので、回転体の開口部を開放したのち、駆動ロー
ラーコンベアを駆動すると、ワークを搬出側コン
ベアラインへ搬出することができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図によつて説明する
と、第1図は側面図、第2図はその水平断面図、
第3図は正面図、第4図a,b,c,d,eはそ
れぞれ作動順序を示す側面図である。
コンベアライン1の中間部は、開閉自在な開口
部3を有するリング状の回転体2が設けられ、該
回転体2内に前後および左右にワーク4を把持
し、該回転体2を回転可能に構成する。該回転体
2の軸心はコンベアライン1の流れに直角水平方
向に配置され、ターニングローラ5,5によつて
支承されている。該回転体2の内側には、前記コ
ンベアライン1のコンベアと等高に接続する位置
に設けられたフリーローラーコンベア6と、その
上方に間隔を隔ててフリーローラーコンベア6と
平行に配設された駆動ローラーコンベア7と、上
下動可能な押圧片9とが設けられている。
コンベアライン1は第1図に示す如く回転体2
によつて搬入側1aと搬出側1bとに分断され、
且つ第2図に示すように間隔をあけて二条に構成
されている。中間部にあるリング状回転体2は二
条のコンベアラインの中間線上に位置する。この
コンベアライン1はフリーローラーコンベアから
なり、搬入側1aは水平に、搬出側1bは下流が
幾分下向きに傾斜している。搬入側の二条のコン
ベアの中間にはワーク搬入用のエアシリンダ11
が設けられている。該搬入用エアシリンダ11の
ピストンロツド11aは先端に起倒式のピース1
2が設けられていて、第5図に示す如く該ピース
12はピストンロツド伸長時には直立し、収縮時
には倒伏するように捻じりバネ等で付勢されてい
る。
リング状回転体2の側面にはピン孔8が4個所
設けられていて、ピン係脱シリンダ10に設けた
位置決めピン10aを各ピン孔8に係脱させるこ
とにより回転体2は90度回転ごとに固定部材19
に対して回転位置を割出し固定することができ
る。回転体2には外周部の一部をワーク4の搬出
入可能に切除してなる開口部3が設けられ、開閉
体3aを開閉することによつて該開口部3を開放
または閉鎖させることができる。該開口部3が第
1図に示す如く図上左側にくるような回転体2の
固定位置において、コンベアライン1の高さに開
口部3の下端が来るように構成され、かつフリー
ローラーコンベア6がリング内に水平に位置して
いる。開口部3の上端位置にフリーローラーコン
ベア6と対向する駆動ローラコンベア7がフリー
ローラーコンベア6と平行に配置されている。回
転体2内には開口部3と反対側に前面位置決めシ
リンダ13が設けられ、前記フリーローラーコン
ベア6にはワーク4の後端を位置決めするストツ
パ14が、また駆動ローラーコンベア7側には押
圧片9を操作する上面押圧シリンダ15が設けら
れている。また、上記開閉体3aには開閉体操作
シリンダ16が配設されている。なお、3b,3
bは開閉体3aを回動自在に取り付けたヒンジ
部、20はターニングローラを駆動するモータで
ある。
次に、本溶接用治具の使用状態について述べる
と、第2図、第3図に示す如く溶接用ロボツト1
7はリング状の回転体2の軸線方向に配置され、
溶接棒位置は該回転体2に固定されたワークの溶
接可能位置に配置されている。溶接可能位置を図
中鎖線18で示す。
第4図aは搬入側コンベアライン1aによつて
搬入されたクレーンのブームのようなワーク4を
回転体2に搬入するときの状態で、ワーク搬入用
のエアシリンダ11を伸長させ、ピース12を直
立させてワーク4を回転体2の中に押し込む状態
を示したもので、開口部3は開放されている。同
図bは該回転体2の中に押し込まれたワーク4が
フリーローラーコンベア6の上に乗つて前面位置
決めシリンダ13に当接した状態を示したもので
ある。次に、同図cは開口部3の開閉体3aを閉
じワーク4を後面位置決めストツパ14によつて
ワークの前後を固定した状態を示したものであ
る。次に上面押圧シリンダ15を作動させて押圧
片9を操作してワーク4を上下に固定し、この状
態を同図dに示す。次に、回転体2を90度ずつ回
転して溶接用ロボツト17によりワーク4端部の
適所を溶接し、結局リング状の回転体2を360度
回転して溶接を施工することができる。同図eは
その後回転体2を反転した状態で開口部3の開閉
体3aを開放し、駆動ローラーコンベア7を作動
させることで、ワーク4を右方に移動させ搬出す
る。このとき、駆動ローラーコンベア7は搬出側
コンベアライン1bの高さに接続した位置関係に
ある。
(考案の効果) 本考案は上記の如く構成されているので、長尺
で溶接部が両端に集中しているようなワークの場
合に、該ワークはコンベアラインの流れ方向に対
し直角に置かれて搬入されてワークの端部を回転
させながら溶接することができるので、コンベア
ラインを短いものとしながら、長尺ワークの端部
の溶接を効率良く行うことができる。しかもワー
クの端部は回転体の外側にでて、ワークの把持部
分が棒状体であるので、回転体は比較的小径リン
グで良いという利点がある。しかもコンベアライ
ンの途中に設けた治具であるから、他の搬入およ
び搬出手段を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
はその水平断面図、第3図は正面図、第4図a,
b,c,d,eは本考案の治具の使用状態を示す
側面図、第5図は第1図のピストンロツドの詳細
図である。 1……コンベアライン、1a……搬入側コンベ
アライン、1b……搬出側コンベアライン、2…
…回転体、3……開口部、3a……開閉体、4…
…ワーク、5……ターニングローラ、6……フリ
ーローラーコンベア、7……駆動ローラーコンベ
ア、8……ピン孔、9……押圧片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長尺のワークをその長手方向を搬送方向と直交
    する水平方向に配して搬送する搬入側コンベアラ
    インと搬出側コンベアラインとの間において上記
    ワークを搬送方向と直交する水平軸線回りに回転
    させて該ワークの端部の溶接を行うために用いる
    コンベアラインにおける溶接用治具であつて、 上記搬入側コンベアラインと搬出側コンベアラ
    インとの間に設けられ、外周部の一部がワークの
    搬出入可能に切除されてなる開口部を有し、搬送
    方向と直交する水平軸線回りに割出し回転可能な
    リング状の回転体と、 該回転体を、回転体へのワークの搬入時に回転
    体の開口部が搬入側コンベラインに対向するよう
    に位置付け、ワークの溶接時にこの搬入時の状態
    から360°回転させ、回転体からのワークの搬出時
    に上記搬入時の状態から略180°回転させて上記開
    口部が搬出側コンベアラインに対向するように位
    置付けるターニングローラと、 上記開口部に該開口部を開閉可能に設けられ、
    回転体へのワークの搬入時及び回転体からのワー
    クの搬出時に開口部を開放する開閉体と、 上記回転体内に該回転体の直径方向と平行にか
    つ回転体へのワークの搬入時に搬入側コンベアラ
    インに開口部を介して一連に連なるように架設さ
    れたフリーローラーコンベアと、 上記回転体内に上記フリーローラーコンベアに
    対してワークの高さ幅よりも若干大きい間隔を隔
    てて平行にかつ回転体からのワークの搬出時に搬
    出側コンベアラインに開口部を介して一連に連な
    るように架設された駆動ローラーコンベアと、 上記回転体に上記フリーローラーコンベアに対
    して進退可能に設けられ、回転体内のフリーロー
    ラーコンベア上にワークが搬入された時にフリー
    ローラーコンベアに向かつて前進して該フリーロ
    ーラーコンベア上にワークを位置決め固定すると
    ともに、ワークの溶接後に回転体を上記搬出時の
    状態にした時に上記ワークの固定を解放してワー
    クを上記駆動ローラーコンベアに載置せしめるよ
    う後退する押圧片と を備えたことを特徴とするコンベアラインに置け
    る溶接用治具。
JP1987120103U 1987-08-05 1987-08-05 Expired JPH0435031Y2 (ja)

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JP1987120103U JPH0435031Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP1987120103U JPH0435031Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JPS6427190U JPS6427190U (ja) 1989-02-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147994A (ja) * 1984-12-20 1986-07-05 Honda Motor Co Ltd 部品要素の溶接組立方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107620U (ja) * 1977-02-07 1978-08-29

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147994A (ja) * 1984-12-20 1986-07-05 Honda Motor Co Ltd 部品要素の溶接組立方法

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JPS6427190U (ja) 1989-02-16

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