JP2000301333A - 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置 - Google Patents

円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置

Info

Publication number
JP2000301333A
JP2000301333A JP11105423A JP10542399A JP2000301333A JP 2000301333 A JP2000301333 A JP 2000301333A JP 11105423 A JP11105423 A JP 11105423A JP 10542399 A JP10542399 A JP 10542399A JP 2000301333 A JP2000301333 A JP 2000301333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
backing jig
short cylindrical
cylindrical tube
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11105423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4113299B2 (ja
Inventor
Keiji Miki
啓示 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10542399A priority Critical patent/JP4113299B2/ja
Publication of JP2000301333A publication Critical patent/JP2000301333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4113299B2 publication Critical patent/JP4113299B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏当治具を用いて信頼性の高い溶接を行うこ
とができ、自動化及び省力化を推進できるようにされた
円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置
を提供する。 【解決手段】 接合すべき円筒管(5)と短円筒環状物
(6)の端面同士を突き合わせるとともに、それらの内
周面に裏当治具(10)を当接させた状態で、前記円筒
管(5)及び短円筒環状物(6)と裏当治具(10)と
を共に回転させて、定位置に配置された溶接トーチ
(8)等の溶接手段により前記円筒管と短円筒環状物と
の溶接(仮溶接又は本溶接)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、工業化住
宅、特には柱と梁から略箱形に形成された建物ユニット
の躯体柱を構成する丸柱(円筒管)とその長手方向端面
に接合すべき柱蓋等の短円筒環状物との溶接方法及びそ
れに用いる溶接補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような円筒管と短円筒環状
物とを溶接により接合する場合、手順としては、前記円
筒管と短円筒環状物の端面同士を突き合わせて、それら
の周面に沿って何箇所かに仮溶接を行って仮付けし、し
かる後、全周に本溶接を行っている。この際、信頼性等
を高めるには、外周側から内周面に至るまで溶着させる
ことが要求され、そのため、溶接時には内周面に裏当治
具を押し当てておく必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、裏当治具を手動でずらしながら溶接(仮溶接及び本
溶接)していたので効率が悪く、作業性もよいとはいえ
なかった。そのため、円筒管と短円筒環状物とを溶接に
より接合するにあたっては、自動化、省力化が強く要望
されているのが現状である。
【0004】本発明は、かかる従来からの要望に応える
べくなされたもので、その目的とするところは、裏当治
具を用いて信頼性の高い溶接を行うことができ、しか
も、自動化及び省力化を推進できるようにされた円筒管
と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る円筒管と短円筒環状物との溶接方法
は、基本的には、接合すべき円筒管と短円筒環状物の端
面同士を突き合わせるとともに、それらの内周面に裏当
治具を当接させた状態で、前記円筒管及び短円筒環状物
と裏当治具とを共に回転させて、定位置に配置された溶
接トーチ等の溶接手段により前記円筒管と短円筒環状物
との溶接を行うことを特徴としている。
【0006】具体的な好ましい態様として、本溶接前に
仮溶接を行う場合は、突き合わせられた前記円筒管と短
円筒環状物の内周面に、複数個に分割構成されて径方向
に揺動可能とされた裏当治具を圧接させるとともに、前
記円筒管と短円筒環状物の端面間にスペーサを挿入して
溶接ギャップを形成した状態で、前記裏当治具が存在す
る特定箇所に仮溶接を行い、しかる後、前記円筒管と短
円筒環状物を伴った状態で前記裏当治具を所定角度間隔
をもって間欠的に回転させて、前記裏当治具が存在する
箇所に順次仮溶接を行うようにした方法が挙げられる。
【0007】かかる方法を実施するための好ましい溶接
用補助装置としては、端面同士が突き合わせられた前記
円筒管と短円筒環状物の内周面に圧接せしめられる、複
数個に分割構成されて径方向に揺動可能とされたた裏当
治具と、該裏当治具を径方向に揺動させて拡縮する拡縮
手段と、前記円筒管と短円筒環状物の端面間に挿入され
るスペーサと、前記裏当治具を回転させる回転駆動機構
と、を具備して構成されたものが挙げられる。この場
合、前記拡縮手段の好ましい態様としては、前記裏当治
具自体を径方向に揺動せしめられるリンク要素として持
ち、かつ、前記裏当治具を他のリンク要素を介して径方
向に揺動させる流体圧シリンダを備えたトグル機構から
なっているものが挙げられる。
【0008】上記のようにして仮溶接を行うことによ
り、裏当治具のセット及びそれによる円筒管と短円筒環
状物のクランプ、並びに、溶接ギャップの形成や円筒管
及び短円筒環状物の回転(溶接送り操作)等を自動で行
え、しかも、溶接トーチ等の溶接手段は定位置から動か
さなくてもよいので、溶接ロボット等の高価な装置類を
必要とすることなく、作業性が良くて高品質が得られる
下向き溶接(仮溶接)を合理的に迅速に行え、裏当治具
を用いた仮溶接の自動化及び省力化を推進できる。
【0009】他の具体的な好ましい態様として、本溶接
を行う場合は、突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
状物の内周面に、円形断面外形を有する裏当治具を圧接
させて、前記円筒管及び短円筒環状物の内周面と前記裏
当治具の外周面とを同一の周速度をもって回転させなが
ら全周溶接を行うようにした方法が挙げられる。かかる
方法を実施するための好ましい溶接用補助装置として
は、突き合わせられた前記円筒管と短円筒環状物の内周
面に圧接せしめられる、円形断面外形を有する裏当治具
と、前記円筒管及び短円筒環状物と前記裏当治具とを、
それらの対接面(内周面と外周面)が同一の周速度とな
るように回転させる回転駆動機構と、を具備したものが
挙げられる。
【0010】上記のように、円筒管及び短円筒環状物の
内周面に裏当治具を圧接させてそれらを同一の周速度で
回転させながら全周溶接を行うようにしたことにより、
裏当治具のセット及び被溶接物である円筒管及び短円筒
環状物の回転等を自動で行え、しかも、溶接トーチ等の
溶接手段は定位置から動かさなくてもよいので、溶接ロ
ボット等の高価な装置類を必要とすることなく、作業性
が良くて高品質が得られる下向き溶接を合理的に迅速に
行え、その結果、裏当治具を用いた溶接の自動化及び省
力化を推進できるとともに、信頼性を高めることができ
る。
【0011】前記した本溶接を行う場合の、他の具体的
な好ましい態様として、突き合わせられた前記円筒管と
短円筒環状物の内周面に、半径方向に移動可能とされた
裏当治具を圧接させるとともに所定角度だけ回転させる
ことによって、前記円筒管と短円筒環状物とを、それら
の内周面と前記裏当治具との間の摩擦力によって回転さ
せながら本溶接を行い、その後、前記裏当治具を半径方
向内方に移動させて前記円筒管と短円筒環状物の内周面
から離間させるとともに、前記溶接時とは逆方向に所定
角度だけ回転させ、しかる後、前記裏当治具を半径方向
外方に移動させて前記円筒管と短円筒環状物の内周面に
圧接させるとともに所定角度だけ回転させて本溶接を行
った後、前記裏当治具を径方向内方に移動させて前記円
筒管と短円筒環状物の内周面から離間させるとともに前
記溶接時とは逆方向に所定角度だけ回転させ、以後、必
要に応じて前記操作を繰り返すことにより全周溶接を行
うようにした方法が挙げられる。
【0012】かかる方法を実施するための好ましい溶接
用補助装置としては、突き合わせられた前記円筒管と短
円筒環状物の内周面に圧接せしめられる、半径方向に移
動可能とされた三日月ないし半月状の裏当治具と、該裏
当治具を回転させる回転駆動機構と、該回転駆動機構に
よる回転力の一部を、その回転方向に応じて前記裏当治
具を半径方向に押引する力に変換する変換機構と、を具
備して構成されるものが挙げられる。この場合、前記変
換機構は、前記裏当治具の厚み方向に穿設された、回転
方向に対して傾斜した「く」字状ないし円弧状のカム溝
と、このカム溝に摺動自在に嵌挿された駆動ピンと、前
記裏当治具を回転駆動軸の回転に伴って連れ回すととも
に、その半径方向の移動を案内する案内具と、からなっ
ているものが挙げられる。
【0013】上記のように、突き合わせられた前記円筒
管と短円筒環状物の内周面に、半径方向に移動可能とさ
れた裏当治具を圧接させるとともに所定角度(例えば9
0°)ずつ正逆両方向に回転させることによって、裏当
治具と被溶接物である円筒管及び短円筒環状物の回転
(溶接送り操作)と裏当治具のセット操作(戻し操作)
とを自動で行え、しかも、溶接トーチ等の溶接手段は定
位置から動かさなくてもよいので、溶接ロボット等の高
価な装置類を必要とすることなく、作業性が良くて高品
質が得られる下向き溶接を合理的に迅速に行え、その結
果、裏当治具を用いた溶接の自動化及び省力化を推進で
きるとともに、信頼性を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1、図2は、本発明に
係る円筒管と短円筒環状物との溶接方法を実施するため
の仮溶接用補助装置の一実施形態を示している。本実施
形態の仮溶接用補助装置1、及び、後述する図3、図4
に示される本溶接用補助装置2と図5〜図7に示される
本溶接用補助装置3において、被溶接物は、工業化住宅
の躯体柱を構成する円筒管からなる丸柱5とその長手方
向端面に接合すべき短円筒環状物である柱蓋6とされ
る。この柱蓋6は、短円筒部6aとこの一端部に径方向
内方に向けて突設された鍔状部6bとからなっており、
前記丸柱5の一端面(他端面も同じ)に前記柱蓋6の反
鍔状部側の端面を突き合わせて溶接するようにされる。
また、前記短円筒部6aの外径は前記丸柱5と同一であ
るが、強度的な観点等から、その肉厚は前記丸柱5より
も厚くされており、それら丸柱5と柱蓋6を溶接により
接合すべく、同一軸線上に配置して端面同士を突き合わ
せた場合、それらの内周面間には段差が形成される。
【0015】図1、図2に示される仮溶接用補助装置1
は、後述する本溶接前に、前記丸柱5と柱蓋6とを仮溶
接して仮付けするために使用されるもので、基台11上
に敷設された一対のレール12、12にスライダ14、
14を介して摺動自在に乗架された可動テーブル15
と、この可動テーブル15を水平方向に往復移動させる
ためのテーブル移動用シリンダ(エアシリンダ)16
と、前記可動テーブル15の先端部に垂設された溶接ギ
ャップ形成用シリンダ(エアーシリンダ)18と、前記
可動テーブル15上に配設された裏当治具セット装置2
0と、を備えている。
【0016】前記溶接ギャップ形成用シリンダ18のピ
ストンロッド18a先端には、前記丸柱5と柱蓋6の端
面間に所要の溶接ギャップを形成するための尖頭形スペ
ーサ19が取り付けられている。前記裏当治具セット装
置20は、回転駆動機構21と拡縮機構30とからなっ
ており、図1に加えて図2を参照すればよくわかるよう
に、前記回転駆動機構21は、複数個(ここでは4個)
に分割構成された爪状の裏当治具10を径方向に揺動可
能に支持するとともに、4個の裏当治具10を同時に正
逆両方向に回転させるようになっている。
【0017】より詳細には、前記回転駆動機構21は、
前記可動テーブル15上に配設された図示していないモ
ータにより巻き掛けベルト23を介して回転駆動される
プーリ22、このプーリ22に一体的に固定され、前記
可動テーブル15上に設けられた支持台24に嵌着され
た軸受メタル25に回転自在に装着された回転連結部2
7、この回転連結部27に取付板28を介して連結され
た、前記各裏当治具10の後部をピン31を介して揺動
自在に支持する一対の支持板29、29を備えて構成さ
れ、前記一対の支持板29、29は、90°の角度間隔
をもって4箇所に設けられ、それぞれ前記裏当治具10
をピン31を介して径方向に揺動自在に支持している。
【0018】前記拡縮機構30は、4個の裏当治具10
を径方向に同時に揺動させて拡縮(開閉)させるための
もので、前記4個の裏当治具10自体を径方向に揺動せ
しめられるリンク要素として持ち、かつ、前記各裏当治
具10を他のリンク要素34(一対)を介して径方向に
揺動させる拡縮用シリンダ(エアシリンダ)32を備え
たトグル機構からなっている。より詳細には、前記拡縮
用シリンダ32のピストンロッド32aには、前記回転
連結部27に内嵌されている軸受メタル26に摺動自在
に挿入された摺動軸部33が連結され、この摺動軸部3
3の先端側小径部33aに4本のリンク要素34の一端
部がピン結合され、また、このリンク要素34の他端部
は、前記裏当治具10の先端部裏側にピン結合されてい
る。
【0019】したがって、かかる拡縮機構30において
は、前記拡縮用シリンダ32がピストンロッド32aを
突出させると、図1において実線で示される如くに、前
記各裏当治具10が拡開し、その外周面(丸柱5と柱蓋
6の内径差を吸収する段差が形成されている)が丸柱5
と柱蓋6の内周面に圧接せしめられる。それに対し、拡
縮用シリンダ32がピストンロッド32aを引き込む
と、図1において細仮想線で示される如くに、前記各裏
当治具10が縮閉し、該裏当治具10が前記柱蓋6(の
鍔状部6b)に対して挿脱可能な状態となる。
【0020】このような構成とされた本実施形態の溶接
(仮溶接)用補助装置においては、仮溶接を行う際に
は、丸柱5と柱蓋6とが図示していない搬送装置により
搬送されて来て同一軸線O上で互いの端面同士を突き合
わせるように対向配置される。この場合、前記丸柱5
は、図2に示される如くに、2個又は3個の支持ローラ
36により回転自在に支持され、また、前記柱蓋6も適
宜の手段で支持されている。
【0021】この状態で、前記拡縮用シリンダ32のピ
ストンロッド32aを引き込んで裏当治具10を径方向
内方に揺動させて縮閉し(図1において細仮想線で示さ
れている状態)、この縮閉状態で前記可動テーブル15
を前進させて、全裏当治具10を前記柱蓋6に挿入し、
しかる後、前記拡縮用シリンダ32のピストンロッド3
2aを突出させて前記裏当治具10を径方向外方に揺動
させて拡開する(図1において実線で示される状態)。
これにより、各裏当治具10が丸柱5と柱蓋6の内周面
に圧接せしめられて前記柱蓋6をクランプした状態(セ
ット状態)となる。これに前後して、前記溶接ギャップ
形成用シリンダ18のピストンロッド18aを上方に突
出させて、尖頭形スペーサ19を前記丸柱5と柱蓋6の
端面間に挿入して所要の溶接ギャップを形成しておく。
【0022】次に、溶接ギャップが形成されて裏当治具
10によりクランプされている状態の丸柱5と柱蓋6の
外周側の定位置(ここでは真上)に配置されている溶接
トーチ8等の溶接手段により、前記裏当治具10が存在
する特定箇所(ここでは真上)に下向きで仮溶接を行
い、その後、前記尖頭形スペーサ19を前記端面間から
抜く。これにより、丸柱5と柱蓋6が最上部の一箇所で
仮付けされる。
【0023】続いて、前記丸柱5と柱蓋6を伴った状態
で前記裏当治具10を前記プーリ22、回転連結部2
7、支持板29、29等を介して、例えば、右回りに9
0°ずつ2回、間欠的に回転させて、前記裏当治具10
が存在する他の2箇所に順次仮溶接を行い(これで計3
箇所仮溶接されたことになる)、その後は、前記拡縮用
シリンダ32に繋がれているエアーホースや配線類が捩
れるのを避けるため、180°逆回転(左回り)させて
最初の位置に戻した後、さらに左回りに90°回転させ
て、前記裏当治具10が存在する残りの箇所(4箇所
目)に仮溶接を行う。
【0024】このように、突き合わせられた丸柱5と柱
蓋6の内周面に、複数個に分割構成されて径方向に揺動
可能とされた裏当治具10を圧接させるとともに、前記
丸柱5と柱蓋6の端面間にスペーサ19を挿入して溶接
ギャップを形成した状態で、前記裏当治具10が存在す
る特定箇所に仮溶接を行い、しかる後、前記丸柱5と柱
蓋6を伴った状態で前記裏当治具10を所定角度間隔を
もって間欠的に回転させて、前記裏当治具10が存在す
る箇所に順次仮溶接を行うようにしたことにより、裏当
治具10のセット及びそれによる柱蓋6のクランプ、並
びに、溶接ギャップの形成や丸柱5及び柱蓋6の回転
(溶接送り操作)等を自動で行え、しかも、溶接トーチ
8等の溶接手段は定位置から動かさなくてもよいので、
溶接ロボット等の高価な装置類を必要とすることなく、
作業性が良くて高品質が得られる下向き溶接(仮溶接)
を合理的に迅速に行うことができ、裏当治具を用いた仮
溶接の自動化及び省力化を推進できる。
【0025】図3、図4は、本発明に係る溶接方法を実
施するための本溶接用補助装置の一実施形態を示してい
る。図示の本溶接用補助装置2は、前記した図1、図2
に示される仮溶接用補助装置1を使用して仮溶接された
丸柱5と柱蓋6とに本溶接を行うために使用されるもの
で、基台41上に敷設された一対のレール42、42に
スライダ44、44を介して摺動自在に乗架された可動
テーブル45と、この可動テーブル45を水平方向に往
復移動させるためのテーブル移動用シリンダ(エアシリ
ンダ)46と、突き合わせらて仮溶接された前記丸柱5
と柱蓋6の内周面に圧接せしめられる、それらの内径差
を吸収する段差付きの円形断面外形を有する裏当治具4
0と、前記可動テーブル15上に配設されて昇降用シリ
ンダ51により案内ロッド53、53に案内されながら
垂直方向に昇降せしめられる昇降テーブル52上に配設
された裏当治具回転駆動機構50と、突き合わせられて
仮溶接された前記丸柱5及び柱蓋6を支持するとともに
それを回転させるための、ギアードモータ39(図4)
により回転駆動される駆動ローラ47、支承ローラ4
8、及び押さえローラ49と、を備えている。
【0026】前記裏当治具回転駆動機構50は、前記昇
降テーブル51上に配設された図示していないモータに
より巻き掛けチェーン54を介して回転駆動されるスプ
ロケットホイール55と、このスプロケットホイールが
外嵌固定された回転駆動軸60とを有している。この回
転駆動軸60は、前記昇降テーブル52上に設けられた
乗せ台57に載設された一対の軸受部材58、58に軸
支されており、該回転駆動軸60における前記スプロケ
ットホイール55より前側に前記裏当治具40が外嵌固
定されている。また、この回転駆動軸60の内部には前
記裏当治具40内を冷却するための冷却水導入通路65
(図4)が形成されており、前記裏当治具40より前側
には、回転継手63を介して冷却水導出通路66が内部
に設けられたL形管64が連結され、前記軸受部材58
より後側には、回転継手61を介して冷却水導入通路が
内部に設けられた管62が連結されている。
【0027】このような構成とされた本実施形態の本溶
接用補助装置においては、本溶接を行う際には、前記テ
ーブル移動用シリンダ46及び昇降用シリンダ51によ
り前記裏当治具回転駆動機構50全体を移動させて、図
3に示される如くに、前記駆動ローラ47、支承ローラ
48、及び押さえローラ49により3点支持されてい
る、前記した図1、図2に示される仮溶接用補助装置1
を使用して仮溶接された丸柱5と柱蓋6内に、前記裏当
治具40を挿入するとともに上昇させて、それらの内周
面頂部に該裏当治具40の外周面頂部を圧接させる。
【0028】この状態で、前記丸柱5及び柱蓋6内周面
と前記裏当治具40の外周面とが同一の周速度となるよ
うに、それらをそれぞれ前記駆動ローラ47及びスプロ
ケットホイール55を介して回転させながら、前記丸柱
5と柱蓋6の外周側の定位置(ここでは真上)に配置さ
れている溶接トーチ9等の溶接手段により、前記丸柱5
と柱蓋6に下向きで全周溶接を行う。この場合、前記丸
柱5と柱蓋6の回転速度は溶接速度とされ、溶接される
部位(頂部)には常時裏当治具40が圧接せしめられて
いることになる。
【0029】このように、本実施形態の本溶接用補助装
置2を用いた本溶接では、丸柱5及び柱蓋6の内周面に
裏当治具40を圧接させてそれらを同一の周速度で回転
させながら全周溶接を行うので、裏当治具のセット及び
被溶接物である丸柱5及び柱蓋6の回転等を自動で行
え、しかも、溶接トーチ9等の溶接手段は定位置から動
かさなくてもよいので、溶接ロボット等の高価な装置類
を必要とすることなく、作業性が良くて高品質が得られ
る下向き溶接を合理的に迅速に行え、その結果、裏当治
具を用いた溶接の自動化及び省力化を推進できるととも
に、信頼性を高めることができる。
【0030】図5〜図7は、本発明に係る溶接方法を実
施するための本溶接用補助装置の他の実施形態を示して
いる。図示の本溶接用補助装置3は、前記した図1、図
2に示される仮溶接用補助装置1を使用して仮溶接され
た丸柱5と柱蓋6とに本溶接を行うために使用されるも
ので、前記した図3及び図4に示される本溶接用補助装
置2と同様に、図示はされていないが可動テーブル及び
昇降テーブルを有し、この昇降テーブル上に、前記丸柱
5と柱蓋6の内周面に圧接せしめられる段差付きの外周
面を有する、半径方向に移動可能とされた三日月ないし
半月状の裏当治具70を支持するとともに回転させる回
転駆動機構80が搭載されている。
【0031】この回転駆動機構80は、前記丸柱5及び
柱蓋6と同一軸線O上に配在されて、図示されていない
モータ等により回転駆動される回転駆動軸82と、この
回転駆動軸82から半径方向に伸びる、前記裏当治具7
0を保持するとともに回転させるための一対の支持アー
ム84、84と、を有し、該回転駆動機構80には、そ
の回転力の一部を、その回転方向に応じて前記裏当治具
70を半径方向に押引する力に変換する変換機構90が
付設されている。
【0032】この変換機構90は、前記裏当治具70の
厚み方向(前記軸線Oに沿う方向)に穿設された、回転
方向に対して傾斜した「く」字状ないし円弧状のカム溝
91と、前記一対の支持アーム84、84間に架設され
て前記カム溝91に摺動自在に嵌挿された駆動ピン92
と、前記裏当治具70を回転駆動軸82の回転に伴って
連れ回すとともに、その半径方向の移動を案内する案内
具としての、前記裏当治具70に植立された一対の案内
ボルト93、93と、を有している。この案内ボルト9
3、93は、前記回転駆動軸82に設けられて前記支持
アーム84、84に対して直交する方向に伸びる方向規
制板94、94に形成された貫通穴98に摺動自在に挿
通せしめられており、その先端に設けられた雄ねじ部9
3a、93aにはナット95、95が螺合せしめられ、
また、当該案内ボルト93、93における前記裏当治具
70と前記方向規制板94、94との間には、前記裏当
治具70を半径方向外方に付勢するように、コイルばね
96、96が縮装されている。
【0033】このような構成とされた本実施形態の本溶
接用補助装置においては、本溶接を行う際には、図5に
示される如くに、3個のローラ71、72、73により
回転自在に支持されている、前記した図1、図2に示さ
れる仮溶接用補助装置1を使用して仮溶接された丸柱5
と柱蓋6内に、前記裏当治具40を挿入するとともに、
鉛直線に対して左回りに45°傾斜した姿勢にして、そ
の上端角部付近が前記丸柱5及び柱蓋6の頂部に位置す
るようにして、その外周面全体を丸柱5及び柱蓋6の内
周面に圧接させる(図1に示される状態)。
【0034】この状態で、前記回転駆動軸82を右回り
に約90°だけ、溶接速度で回転させると、裏当治具7
0に形成されているカム溝91に嵌挿された駆動ピン9
2も右回りに回転し、該駆動ピン92が前記カム溝91
の外周側の溝面を接線方向に押圧する。このため、裏当
治具70は、駆動ピン92の押圧分力により半径方向外
方に押動されて丸柱5及び柱蓋6の内周面に圧接すると
ともに、それとの間の摩擦力により、該丸柱5及び柱蓋
6を連れ回すようにして右回りに約90°回転せしめら
れる(図7に示される状態)。
【0035】このようにして、裏当治具70を右回りに
回転させながら、前記丸柱5と柱蓋6の外周側の定位置
(ここでは真上)に配置されている溶接トーチ9等の溶
接手段により、前記丸柱5と柱蓋6に下向き溶接を行
う。これにより、丸柱5と柱蓋6は約90°分だけ溶接
される。
【0036】その後、図7に示される状態から、前記回
転駆動軸82を前記とは逆方向(左回り)に約90°だ
け回転させると、裏当治具70に形成されているカム溝
91に嵌挿された駆動ピン92も左回りに回転し、該駆
動ピン92が前記カム溝91の内周側の溝面を接線方向
に押圧する。このため、裏当治具70は、駆動ピン92
の押圧分力により、前記コイルばね96、96の付勢力
に抗して、前記案内ボルト93、93に案内されながら
半径方向内方に引き戻されて前記丸柱5及び柱蓋6から
離間せしめられ、この状態で約90°左回りに空転せし
められる。
【0037】続いて、前記と同様に裏当治具70を丸柱
5及び柱蓋6を伴った状態で右回りに約90°回転させ
ながら溶接を行い、約90°分の溶接が終わったら、前
記と同様に、今度は左回りに約90°空転させ、以後も
同様に、約90°分ずつ同様な操作をおこなって、丸柱
5と柱蓋6の全周溶接を行う。
【0038】このように、本実施形態の本溶接用補助装
置3を用いた本溶接では、丸柱5及び柱蓋6の内周面
に、半径方向に移動可能とされた裏当治具70を圧接さ
せるとともに所定角度(例えば90°)ずつ正逆両方向
に回転させることによって、裏当治具70と被溶接物で
ある丸柱5及び柱蓋6の回転(溶接送り操作)と裏当治
具70のセット操作(戻し操作)とを自動で行え、しか
も、溶接トーチ9等の溶接手段は定位置から動かさなく
てもよいので、溶接ロボット等の高価な装置類を必要と
することなく、作業性が良くて高品質が得られる下向き
溶接を合理的に迅速に行え、その結果、裏当治具を用い
た溶接の自動化及び省力化を推進できるとともに、信頼
性を高めることができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用
補助装置によれば、裏当治具のセット及び被溶接物であ
る円筒管及び短円筒環状物の回転等を自動で行え、しか
も、溶接トーチ等の溶接手段は定位置から動かさなくて
もよいので、溶接ロボット等の高価な装置類を必要とす
ることなく、作業性が良くて高品質が得られる下向き溶
接を合理的に迅速に行え、その結果、裏当治具を用いた
溶接の自動化及び省力化を推進できるとともに、信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円筒管と短円筒環状物との溶接方
法を実施するための仮溶接用補助装置の一実施形態を示
す縦断面図。
【図2】図1のII−II矢視線に従う断面図。
【図3】本発明に係る円筒管と短円筒環状物との溶接方
法を実施するための本溶接用補助装置の一実施形態を示
す縦断面図。
【図4】図3のIV−IV矢視線に従う断面図。
【図5】本発明に係る円筒管と短円筒環状物との溶接方
法を実施するための本溶接用補助装置の他の実施形態を
示す部分切欠断面図。
【図6】図5のVI矢視線に従う部分切欠図。
【図7】図5に示される状態から裏当治具が90°右回
りに回転せしめられた状態を示す部分切欠縦断面図。
【符号の説明】
1 仮溶接用補助装置 2 本溶接用補助装置 3 本溶接用補助装置 5 丸柱(円筒管) 6 柱蓋(短円筒環状物) 8、9 溶接トーチ 10 裏当治具 10 スペーサ 20 裏当治具セット装置 21 回転駆動機構 22 プーリ 30 拡縮機構 32 拡縮用シリンダ 40 裏当治具 47 駆動ローラ 48 支承ローラ 49 押さえローラ 50 裏当治具回転駆動機構 55 スプロケットホイール 60 回転駆動軸 70 裏当治具 80 回転駆動機構 82 回転駆動軸 90 変換機構 91 カム溝 92 駆動ピン 93 案内ボルト 94 方向規制板 96 コイルばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合すべき円筒管と短円筒環状物の端面
    同士を突き合わせるとともに、それらの内周面に裏当治
    具を当接させた状態で、前記円筒管及び短円筒環状物と
    裏当治具とを共に回転させて、定位置に配置された溶接
    手段により前記円筒管と短円筒環状物との溶接を行うこ
    とを特徴とする円筒管と短円筒環状物との溶接方法。
  2. 【請求項2】 突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
    状物の内周面に、複数個に分割構成されて径方向に揺動
    可能とされた裏当治具を圧接させるとともに、前記円筒
    管と短円筒環状物の端面間にスペーサを挿入して溶接ギ
    ャップを形成した状態で、前記円筒管と短円筒環状物を
    伴った状態で前記裏当治具を所定角度間隔をもって間欠
    的に回転させて、前記裏当治具が存在する箇所に順次仮
    溶接を行う工程を有することを特徴とする請求項1に記
    載の溶接方法。
  3. 【請求項3】 突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
    状物の内周面に、円形断面外形を有する裏当治具を圧接
    させて、前記円筒管及び短円筒環状物の内周面と前記裏
    当治具の外周面とを同一の周速度をもって回転させなが
    ら全周溶接を行うことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の溶接方法。
  4. 【請求項4】 突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
    状物の内周面に、半径方向に移動可能とされた裏当治具
    を圧接させるとともに所定角度だけ回転させることによ
    って、前記円筒管と短円筒環状物とを、それらの内周面
    と前記裏当治具との間の摩擦力によって回転させながら
    溶接を行い、その後、前記裏当治具を半径方向内方に移
    動させて前記円筒管と短円筒環状物の内周面から離間さ
    せるとともに、前記溶接時とは逆方向に所定角度だけ回
    転させ、しかる後、前記裏当治具を半径方向外方に移動
    させて前記円筒管と短円筒環状物の内周面に圧接させる
    とともに所定角度だけ回転させて溶接を行う工程を繰り
    返すことにより全周溶接を行うことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の溶接方法。
  5. 【請求項5】 端面同士が突き合わせられた前記円筒管
    と短円筒環状物の内周面に圧接せしめられる、複数個に
    分割構成されて径方向に揺動可能とされた裏当治具と、
    該裏当治具を径方向に揺動させて拡縮する拡縮手段と、
    前記円筒管と短円筒環状物の端面間に挿入されるスペー
    サと、前記裏当治具を回転させる回転駆動機構と、を具
    備して構成された請求項2に記載の方法を実施するため
    の溶接用補助装置。
  6. 【請求項6】 前記拡縮手段は、前記裏当治具自体を径
    方向に揺動せしめられるリンク要素として持ち、かつ、
    前記裏当治具を他のリンク要素を介して径方向に揺動さ
    せるトグル機構からなっていることを特徴とする請求項
    5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
    状物の内周面に圧接せしめられる、円形断面外形を有す
    る裏当治具と、前記円筒管及び短円筒環状物と前記裏当
    治具とを、それらの対接面が同一の周速度となるように
    回転させる回転駆動機構と、を具備して構成された請求
    項3に記載の方法を実施するための溶接用補助装置。
  8. 【請求項8】 突き合わせられた前記円筒管と短円筒環
    状物の内周面に圧接せしめられる、半径方向に移動可能
    とされた断面が三日月ないし半月状の裏当治具と、該裏
    当治具を回転させる回転駆動機構と、該回転駆動機構に
    よる回転力の一部を、その回転方向に応じて前記裏当治
    具を半径方向に押引する力に変換する変換機構と、を具
    備して構成された請求項4に記載の方法を実施するため
    の溶接用補助装置。
  9. 【請求項9】 前記変換機構は、前記裏当治具の厚み方
    向に穿設された、回転方向に対して傾斜した「く」字状
    ないし円弧状のカム溝と、このカム溝に摺動自在に嵌挿
    された駆動ピンと、前記裏当治具を回転駆動軸の回転に
    伴って連れ回すとともに、その半径方向の移動を案内す
    る案内具と、からなっていることを特徴とする請求項8
    に記載の溶接用補助装置。
  10. 【請求項10】 前記裏当治具に冷却手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項5ないし9のいずれかに記
    載の溶接用補助装置。
JP10542399A 1999-04-13 1999-04-13 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置 Expired - Fee Related JP4113299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10542399A JP4113299B2 (ja) 1999-04-13 1999-04-13 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10542399A JP4113299B2 (ja) 1999-04-13 1999-04-13 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000301333A true JP2000301333A (ja) 2000-10-31
JP4113299B2 JP4113299B2 (ja) 2008-07-09

Family

ID=14407202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10542399A Expired - Fee Related JP4113299B2 (ja) 1999-04-13 1999-04-13 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4113299B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103418979A (zh) * 2013-08-09 2013-12-04 青岛东方铁塔股份有限公司 钢管气动夹紧定位分度装置
CN110153629A (zh) * 2019-06-28 2019-08-23 周玉云 一种智能焊接机器人焊件对齐转动设备
CN110293346A (zh) * 2019-07-14 2019-10-01 菏泽京九特种汽车有限公司 一种特大型龙门式自动焊接机器人
CN111843160A (zh) * 2020-07-20 2020-10-30 湖南三泰新材料股份有限公司 复合钢坯的套装装置及加工方法
CN114880888A (zh) * 2022-07-08 2022-08-09 四川大学 多旋转关节机器人末端效应器位姿相关动力学的预测方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109249216B (zh) * 2018-11-13 2020-10-30 潍坊潍尔达石油机械有限公司 一种钢管焊接机器人

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103418979A (zh) * 2013-08-09 2013-12-04 青岛东方铁塔股份有限公司 钢管气动夹紧定位分度装置
CN103418979B (zh) * 2013-08-09 2015-04-29 青岛东方铁塔股份有限公司 钢管气动夹紧定位分度装置
CN110153629A (zh) * 2019-06-28 2019-08-23 周玉云 一种智能焊接机器人焊件对齐转动设备
CN110293346A (zh) * 2019-07-14 2019-10-01 菏泽京九特种汽车有限公司 一种特大型龙门式自动焊接机器人
CN111843160A (zh) * 2020-07-20 2020-10-30 湖南三泰新材料股份有限公司 复合钢坯的套装装置及加工方法
CN114880888A (zh) * 2022-07-08 2022-08-09 四川大学 多旋转关节机器人末端效应器位姿相关动力学的预测方法
CN114880888B (zh) * 2022-07-08 2022-09-09 四川大学 多旋转关节机器人末端效应器位姿相关动力学的预测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4113299B2 (ja) 2008-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207205714U (zh) 一种便于操作的钢管焊接设备
CN105108442B (zh) 一种用于筒状结构的焊接夹具
CN108555597B (zh) 一种方形壳体自动折弯焊接一体设备
CN215967133U (zh) 一种片式标准节机器人焊接生产线
CN108381111B (zh) 一种多位置薄壁钢管焊接装置
CN210549262U (zh) 大直径管道焊接用翻转夹具
CN213730172U (zh) 一种用于钢结构焊接的定位装置
CN110579164A (zh) 一种圆形工件同步夹持偏心检测装置
JP2005224028A (ja) セグメントコイル接合装置および方法
CN201147876Y (zh) 一种薄壁圆筒环缝激光焊接夹具
JP2000301333A (ja) 円筒管と短円筒環状物との溶接方法及び溶接用補助装置
TW201436896A (zh) 鋼管複合加工裝置
CN116921945B (zh) 一种输电线路平台组装焊接装置
CN206356783U (zh) 一种钢瓶综合焊接装置
KR101397939B1 (ko) 용접 장치
CN111250825B (zh) 薄壁筒形工件的环缝焊接定位工装
CN211516567U (zh) 一种自动焊缝机
JPS58181482A (ja) 管とフランジの溶接装置
CN108356528B (zh) 一种方形壳体自动弯折焊接装置
JP2001219280A (ja) 筒状体接合法及びその装置
CN212946173U (zh) 涨紧组对机构及组对旋转焊接设备
CN210147206U (zh) 一种便携式管道焊接机器人
JPS60145288A (ja) フランジ及びパイプの組立装置
CN219379554U (zh) 一种穿轴式无限连续拼接环缝焊机
JP3486441B2 (ja) 線材溶接接合用の自動突き合わせ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080411

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees