JPH0435033Y2 - - Google Patents

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JPH0435033Y2
JPH0435033Y2 JP1987171722U JP17172287U JPH0435033Y2 JP H0435033 Y2 JPH0435033 Y2 JP H0435033Y2 JP 1987171722 U JP1987171722 U JP 1987171722U JP 17172287 U JP17172287 U JP 17172287U JP H0435033 Y2 JPH0435033 Y2 JP H0435033Y2
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caulking
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welding
joint flange
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、パイプと継ぎ手フランジ等、互い
にはめ合わされた一対のワークを、かしめて固定
した後溶接する装置に用いて好適なワークセツト
機構に関する。
[従来の技術] 一般に、一対のパイプ材を互いに継ぎ合わせる
場合や、流体が充填されたタンクに流体排出用の
ドレンパイプ等を接続する場合、パイプ端部の外
周面に継ぎ手フランジをはめ合わせて固定し、こ
の継ぎ手フランジを互いに突き合わせ固定した
り、タンク本体に固定したりすることが行われて
いる。
上記パイプと継ぎ手フランジの固定方法には、
パイプ内を流れる流体の種類や圧力によつて、焼
ばめや、ねじ込み等種々の方法が使い分けられて
いるが、特に内部流体の圧力が大きかつたり、あ
るいは、その継ぎ手はめ合い部分に大きな外力が
作用する場合など、そのはめ合い部分に大きい結
合強度が要求される場合には、はめ合い部分を溶
接して結合することが行われている。
ところで、一般にパイプ材は熱間引き抜きや冷
間引き抜きによつて製造されるため、その内外径
はばらつきが大きく、互いにはめ合わせた状態で
は、そのはめ合い部分には不均一な隙間が生じて
いる。従つて、これらパイプと継ぎ手フランジと
の溶接にあたつては、まず互いにはめ合わされた
パイプと継ぎ手フランジとのはめ合い部分をかし
めて、パイプ外周面と継ぎ手フランジ内周面を密
着させ、ついでこのはめ合い部分を溶接すること
が行われており、以下このかしめ及び溶接を行う
ための装置として、冷凍機用エバポレータにガス
排出用のドレンパイプを溶接する装置を例にと
り、第3図ないし第4図を用いて説明する。
第3図A,Bはかしめ装置を示すもので、符号
1はドレンパイプ、符号2はエバポレータ本体、
そして、符号3はかしめ装置である。ドレンパイ
プ1は、第3図Bに示すように薄肉のアルミ製パ
イプである。また、エバポレータ本体2のガスド
レン部分には、上記ドレンパイプ1をエバポレー
タ本体2に接続するための継ぎ手フランジ2aが
固定されており、この継ぎ手フランジ2aの円筒
部分の内径は、上記ドレンパイプ1の外径より、
僅かに大きく定められている。
また、上記かしめ装置3は、図示しない本体ベ
ース上面に設けられており、ワークセツト機構3
aと、かしめ治具3bとからなるものである。ワ
ークセツト機構3aは、ドレンパイプ1とエバポ
レータ本体2のはめ合い部分をかしめ治具3bに
セツトするためのもので、上記ドレンパイプ1
を、継ぎ手フランジ2aとはめ合わされた状態で
保持するパイプ保持アーム(以下、アームと略称
する)3cと、上記エバポレータ本体2を支持す
る図示しないテーブルとからなるものである。な
お、テーブルは、エバポレータ本体2の継ぎ手フ
ランジ2a軸線方向に上昇下降可能であり、ドレ
ンパイプ1と継ぎ手フランジ2aとのはめ合い部
分を、上記かしめ治具3bの高さと一致させるこ
とができるようになつている。
上記かしめ治具3bは、固定ホルダ3dと移動
ホルダ3eとからなるもので、固定ホルダ3dは
図示しないかしめ装置本体に固定されており、ま
た、移動ホルダ3eは図示しない油圧シリンダと
連結されて、第3図Aに示す矢印方向に移動可能
である。そして、各ホルダ3d,3eの先端には
半円状のかしめ工具3fが固定されており、それ
ぞれの内径は、上記継ぎ手フランジ2aの外径よ
りもやや小径に定められている。
一方第4図A,Bにおいて、符号4は溶接装置
である。この溶接装置4は、上記かしめ装置3が
設けられた図示しない本体ベース上面に、かしめ
装置と離間した状態で設けられており、ワークセ
ツト機構4aと、溶接機構4bとからなるもので
ある。ワークセツト機構4aは、上記かしめ装置
3によつて一体に固定されたドレンパイプ1と、
エバポレータ本体2のはめ合い部分を、溶接機構
4bの後述するワークセツト位置に位置決めする
ためのものであり、ドレンパイプ1と継ぎ手フラ
ンジ2aのはめ合い部分を挟み込んで、そのはめ
合い部分を後記トーチブラケツトの軸部と同軸上
に位置させるクランプ機構4cと、エバポレータ
本体2を載置する図示しないテーブルとからなる
ものである。上記クランプ機構4cは第4図A,
Bに示すように、固定ホルダ4dと、移動ホルダ
4eとからなるもので、固定ホルダ4dは図示し
ない溶接装置本体に固定され、また、移動ホルダ
4eは図示しないエアーシリンダと連結されて第
4図Aに示す矢印方向に移動可能である。そし
て、各ホルダ4d,4eの先端には、半円状の砲
金製クランプシユー4fが固定されており、それ
ぞれの内径は、継ぎ手フランジ2aのかしめられ
た部分の外径と同一に定められている。また、上
記テーブルは継ぎ手フランジ2aの軸線方向に上
昇下降可能で、エバポレータ本体2のはめ合い部
分を、溶接機構4bの所定の高さに一致させるこ
とができる。
また、上記溶接機構4bは、DCSP TIG溶接
トーチ(直流正極性タングステン・イナート・ガ
ス・アーク溶接トーチ、以下、溶接トーチと略称
する)4gと、この溶接トーチ4gを保持するト
ーチブラケツト(以下、ブラケツトと略称する)
4hとからなるものである。上記溶接トーチ4g
は、図示しない直流電源の正極側と接続された電
極4iのまわりから、アルゴンガスをワークに吹
き付け、溶接をするものであり、その端部は図示
しないガス供給源に接続されている。一方上記ブ
ラケツト4hは、溶接トーチ4gの胴部分を挟み
込んで固定するものであり、固定ねじ4jを緩め
ることによつて、溶接トーチ4gの位置を調整す
ることが可能である。そして、このブラケツト4
hの固定位置を調整することによつて、上記溶接
トーチ4gの電極4iの高さは、上記かしめ装置
3における継ぎ手フランジ2aのはめ合い部分の
端面とほぼ同一高さに位置決めされており、従つ
て、かしめ装置3と溶接装置4のそれぞれのワー
クセツト位置の本体ベース上面からの高さは同一
となつている。また、上記ブラケツト4hは、そ
の軸部4kが、図示しない駆動装置と連結され
て、第4図Aに示す矢印方向に回転可能であり、
従つて、上記溶接トーチ4gは、上記クランプ機
構4cによつて軸部4kと同軸上に位置決めされ
た継ぎ手フランジ2aの回りを回転可能である。
以上の装置により、ドレンパイプ1とエバポレ
ータ本体2を固定する場合、まず両者はかしめて
固定されるのであるが、以下その手順を説明す
る。
まず第3図Aに示すように、ドレンパイプ1を
アーム3cによつて保持し、図示しないテーブル
を移動させ、ドレンパイプ1とエバポレータ本体
2の継ぎ手フランジ2aとをはめ合わせ、継ぎ手
フランジ2aの端部よりやや下側の外周面を、か
しめ治具3bの固定ホルダ3dに固定されたかし
め工具3fに当接させる。そして、第3図Bに示
すように移動ホルダ3eを、図示しない油圧シリ
ンダによつて移動させ、継ぎ手フランジ2a外周
面をかしめ工具3fで強固に挟み込む。すると、
継ぎ手フランジ2aが半径方向中心に向かつて塑
性変形を起こして、ドレンパイプ1の外周面と、
継ぎ手フランジ2aの内周面とが密着し、ドレン
パイプ1と継ぎ手フランジ2aが一体に固定され
る。
以上によつて、ドレンパイプ1と継ぎ手フラン
ジ2a固定したら、ついでエバポレータ本体2を
溶接装置4に移動させ、所定のワークセツト位置
に位置決めさせて溶接を行うのであるが、以下そ
の手順を説明する。
まず、アーム3cを開放させると共に、かしめ
治具3bの移動ホルダ3eを後退させて、ドレン
パイプ1とエバポレータ本体2をかしめ装置から
開放し、かしめ装置3の図示しないテーブルを下
降させる。ついで作業者がエバポレータ本体2を
テーブルより取り外して溶接装置4まで持ち運
び、溶接装置4の図示しないテーブルに載置す
る。そして、第4図Bに示すように継ぎ手フラン
ジ2aの端面が、溶接トーチ4gの電極4i近傍
に位置するように、テーブル高さを調整した後、
ワークセツト機構4aのクランプ機構4cによつ
て継ぎ手フランジ2aを強固に固定すれば、エバ
ポレータ本体2が溶接装置4の所定のワークセツ
ト位置に固定される。
そして、溶接トーチ4gに接続された電源を投
入し、同時に溶接トーチ4gにアルゴンガスを供
給する。そして、ブラケツト4の軸部4kを図示
しない駆動装置によつて、第4図Aに示す矢印方
向に回転させる。すると、ドレンパイプ1と継ぎ
手フランジ2aのはめ合い部分に満遍なく溶接ビ
ードが盛られ、ドレンパイプ1がエバポレータ本
体2と継ぎ手フランジ2aを介して強固に結合さ
れるのである。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来の装置においては、か
しめ装置3と溶接装置4とで共用可能なワークセ
ツト機構が提供されていなかつたため、かしめ装
置3と溶接装置4にはそれぞれに別個のワークセ
ツト機構3a,4aが設けられている。従つて、
上記従来のかしめ装置3でかしめを行つた後、エ
バポレータ本体2を溶接装置4のワークセツト位
置まで移し換えるには、上記従来例で説明したよ
うに人手に頼らざるを得ず、ワークが小径で軽量
のパイプ材ならまだしも、上記従来例のエバポレ
ータ本体2のように大きく重量のかさむワークの
場合には、そのワークセツトは非常に労力を費や
すものであつた。また、そのセツト時間も、各装
置において、いちいち高さ調整を必要とすること
から、非常に時間がかかるという問題もあつた。
この考案は、このような背景の下になされたも
ので、ワークを各装置の間で搬送し、そのセツト
も容易に行うことができるワークセツト機構を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの考案は、離間
配置された、互いの円筒部分がはめ合わされた一
対のワークをかしめて固定するかしめ装置と前記
はめ合い部分を溶接する溶接装置との間で前記ワ
ークの搬送及びセツトを行なうワークセツト機構
であつて、前記かしめ装置と溶接装置の各々のワ
ークセツト位置に前記ワークの円筒部分の軸線と
直交する平面が位置するように該ワークに対して
前記かしめ装置と溶接装置の連結を行なう連結機
能を有することを特徴とする。
[作用] 上記構成においては、各々独立し、かつ離間し
て配置されたかしめ装置と溶接装置との間で、こ
れらの装置のワークセツト位置にワークの円筒部
分の軸線と直交する平面が位置するように該ワー
クに対してかしめ装置と溶接装置の連結が行われ
るため、非常に容易にワークセツトをすることが
可能である。
[実施例] 以下、各図を参照して、本考案の実施例を説明
する。
第1図において、符号5は本体ベース、符号6
はワークセツト機構である。本体ベース5は、第
2図に示すように、その上面に上記従来例で説明
したかしめ装置3と溶接装置4とが、互いに離間
した状態で、かつ各ワークセツト位置が、該本体
ベース5上面と平行な同一平面上に位置するよう
に設けられたものである。
一方、上記ワークセツト機構6は、第1図に示
すように基台7と、高さ調整機構8と、テーブル
9とからなるものである。上記基台7は、高さ調
整機構8及びテーブル9を本体ベース5上面に対
して平行に移動させるもので、前後移動台10、
左右移動台11及び回転台12とがそれぞれ備え
付けられている。上記前後移動台10は、上記本
体ベース5上面と平行な一平面の、第1図におけ
る紙面と直交する方向(第2図の矢印X方向と、
その反対方向)に移動可能である。すなわち、上
記本体ベース5上面には、2本の直線運動軸受1
9aの各案内レール10bが、それぞれの長手方
向を第1図の紙面と直交する方向と一致させて固
定されている。そして、この案内レール10b上
には、スライド台10cが該案内レール10bに
沿つて移動可能に設けられており、このスライド
台10cに上記前後移動台10が固定されている
ため、前後移動台10は、第1図の紙面と直交す
る方向に移動できるのである。また、上記左右移
動台11は、上記前後移動台10の移動方向と直
交する第1図矢印Y方向(第2図の矢印Y方向
と、その反対方向)に移動可能である。すなわ
ち、上記前後移動台10の上面には、2本の直線
運動軸受11aの各案内レール11bが、その長
手方向を第1図の矢印Y方向と一致させて固定さ
れている。そして、この案内レール11b上に
は、スライド台11cが、該案内レール11bに
沿つて移動可能に設けられており、このスライド
台11cに上記左右移動台が固定されているた
め、左右移動台11は、第1図矢印Y方向に移動
できるのである。そして、上記回転台12は、そ
の回転軸12aが、上記左右移動台11に取り付
けられ、本体ベース5上面と平行な面内において
回転可能である。
上記高さ調整機構8は、一対の4節リンク13
と調整ロツド14とからなるものである。4節リ
ンク13は、等しい長さの4本の連接棒13aの
各両端部分を、それぞれ連結ピン13b,13
c,13d,13eによつて回転自在に連結して
なるものであり、さらにピン13bは上記回転台
12上面に回転自在に連結され、ピン13cはテ
ーブル9下面に回転自在に連結されている。ま
た、上記調整ロツド14は、その軸線回りの回転
によつて上記一対の4節リンク13のピン13d
と13eの距離を変化させ、上記テーブル9を第
1図矢印Z方向に移動させるものである。すなわ
ち、調整ロツド14のねじ部14a,14bが、
ピン13dに連結されたメネジブラケツト15
a,15bに捩込まれ、調整ロツド14の軸部1
4c,14dが、ピン13eに連結されたブラケ
ツト15c,15dに軸方向固定で、その軸線回
りに回転自在に支持されているため、調整ロツド
14の回転により、ピン13dとピン13eと
が、調整ロツド14の軸線上を互いに近づいた
り、遠ざかつたりして、4節リンク13の高さを
変化させ、テーブル9を矢印Z方向に移動させる
のである。
上記テーブル9は、エバポレータ本体2を、そ
の継ぎ手フランジ2aの軸線方向が、該テーブル
9の高さ調整機構8による移動方向(第1図矢印
Z方向)と一致するように載置固定するもので、
図示しないクランプ手段を有し、エバポレータ本
体2を強固に固定することが可能である。
以上のワークセツト機構6を用いて、まずエバ
ポレータ本体2をかしめ装置3にセツトするに
は、以下の手順に従つて行う。
まず、第1図に示すようにエバポレータ本体2
をテーブル9に載置し、図示しないクランプ手段
によつて強固に固定する。ついで、基台7の前後
移動台10、左右移動台11及び回転台12を適
宜移動させて、エバポレータ本体2の継ぎ手フラ
ンジ2aを、第2図に実線で示すかしめ装置3の
ワークセツト位置の下方に移動させる。そして、
高さ調整機構8によつてテーブル9を、継ぎ手フ
ランジ2aの軸線方向に上昇させ、継ぎ手フラン
ジ2aの端面付近を、第3図Aに示すように、か
しめ治具3の固定ホルダ3bに固定されたかしめ
工具3fに当接させることにより、エバポレータ
本体2を、かしめ装置3の所定ワークセツト位置
にセツトすることができる。なお、この時、ドレ
ンパイプ1は、上記従来例と同様に、第3図Aに
示すアーム3cに保持されており、高さ調整機構
8によつて、継ぎ手フランジ2aが所定高さにセ
ツトされた場合に、適当量継ぎ手フランジ2aに
はめ合わせられるようになつているため、以上の
手順により、直ちにかしめ装置3によつて、ドレ
ンパイプ1と継ぎ手フランジ2aをかしめること
が可能である。
次に、かしめ装置3によつて一体に固定された
ドレンパイプ1とエバポレータ本体2を、かしめ
装置3から溶接装置4に移動させ、溶接装置4の
所定ワークセツト位置にセツトする手順を説明す
る。
まず、かしめ装置3のアーム3cを開放させる
と共に、かしめ治具3bの移動ホルダ3eを後退
させて、ドレンパイプ1とエバポレータ本体2を
かしめ装置3から開放する。そして、第2図に示
すように基台7を、前後移動台10の矢印X方向
への移動、左右移動台11の矢印Y方向への移
動、さらに、回転台12の矢印B方向への回転と
いう順序で、本体ベース5上面と平行に移動さ
せ、エバポレータ本体2を第2図に2点鎖線で示
す溶接装置4のワークセツト位置へ搬送する。す
ると、溶接装置4のワークセツト位置の高さは、
かしめ装置3のワークセツト位置の高さと同一に
定められているため、テーブル9に固定されたエ
バポレータ本体2は、上記基台7の本体ベース5
上面に対する平行運動のみで溶接装置4の所定の
ワークセツト位置にセツトされたことになり、直
ちに溶接装置4のクランプ機構4aによつて固定
されて、溶接可能な状態におかれるのである。
以上のように本実施例のワークセツト機構6に
よれば、最初に、高さ調整機構8により、かしめ
装置3のワークセツト位置の高さとエバポレータ
本体2の高さとを一致させれば、後は基台7を本
体ベース5上面と平行に移動させるだけで、かし
め装置3から溶接装置4へとエバポレータ本体2
を搬送しセツトすることができ、ワークセツトに
費やす労力は大幅に軽減され、非常に容易にかつ
短時間でワークセツトを行うことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、各々独立
し、かつ離間して配置されたかしめ装置と溶接装
置との間で、これらの装置のワークセツト位置に
ワークの円筒部分の軸線と直交する平面が位置す
るように該ワークに対してかしめ装置と溶接装置
の連結を行うようにしたので、ワークに対してか
しめ装置と溶接装置とを容易に連結することがで
きる。従つて、ワークセツトに要する労力は大幅
に軽減され、非常に容易にかつ短時間にワークセ
ツトをすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例におけるワークセツト
機構を示す正面図、第2図は本考案の実施例にお
けるワークセツト機構の動作及び各装置の配置を
示す平面図、第3図はかしめ装置を示す図であ
り、Aはかしめ装置の斜視図、Bはかしめ装置の
断面図、第4図は溶接装置を示すものであり、A
は溶接装置の斜視図、Bは溶接装置の断面図であ
る。 1……ドレンパイプ、2……エバポレータ本
体、2a……継ぎ手フランジ、3……かしめ装
置、4……溶接装置、5……本体ベース、6……
ワークセツト機構、7……基台、8……高さ調整
機構、9……テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 離間配置された、互いの円筒部分がはめ合わさ
    れた一対のワークをかしめて固定するかしめ装置
    と前記はめ合い部分を溶接する溶接装置との間で
    前記ワークの搬送及びセツトを行なうワークセツ
    ト機構であつて、前記かしめ装置と溶接装置の
    各々のワークセツト位置に前記ワークの円筒部分
    の軸線と直交する平面が位置するように該ワーク
    に対して前記かしめ装置と前記溶接装置の連結を
    行なう連結機能を有することを特徴とするワーク
    セツト機構。
JP1987171722U 1987-11-10 1987-11-10 Expired JPH0435033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0180286U JPH0180286U (ja) 1989-05-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60145288A (ja) * 1984-01-07 1985-07-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フランジ及びパイプの組立装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60145288A (ja) * 1984-01-07 1985-07-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フランジ及びパイプの組立装置

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