JP3074690B2 - 色信号出力回路 - Google Patents

色信号出力回路

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JP3074690B2 JP02009707A JP970790A JP3074690B2 JP 3074690 B2 JP3074690 B2 JP 3074690B2 JP 02009707 A JP02009707 A JP 02009707A JP 970790 A JP970790 A JP 970790A JP 3074690 B2 JP3074690 B2 JP 3074690B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は色信号出力回路に関して、特にディジタル化
された輝度信号と色差信号からアナログの色信号を出力
する回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、ディジタル化された輝度信号と色差信号からア
ナログの色信号を出力する回路としては、第2図に示す
回路が用いられていた。
図において、端子1〜3はディジタル信号入力端子、
4〜6は電流出力型D/A変換器、8〜10はアナログ色信
号出力端子、11はアナログ輝度信号出力端子であり、抵
抗R11〜R13はD/A変換器4〜6の正相の電流出力を正相
の電圧出力に変換する負荷抵抗、クランプ回路14〜16は
D/A変換器4〜6の出力電圧に適当なバイアス電圧を与
える回路である。差動増幅器21,22はクランプ回路15,16
の出力のバッファー回路であり、トランジスタQ3はクラ
ンプ回路14の出力のバッファー回路である。
まず、D/A変換器4のディジタル入力端子1にディジ
タル輝度信号D(Y)、D/A変換器5のディジタル入力
端子2にディジタル色差信号D(R)−D(Y)、D/A
変換器6のディジタル入力端子3にディジタル色差信号
D(B)−D(Y)が入力されると、D/A変換器4のア
ナログ出力Aにはアナログ輝度信号A(Y)、D/A変換
器5,6のアナログ出力B,Cにはそれぞれアナログ色差信号
A(R)−A(Y),A(B)−A(Y)が出力される。
これら信号A(Y),A(R)−A(Y),A(B)−A
(Y)はクランプ回路14,15,16を通り適当なバイアス電
位をもったアナログ輝度信号V(Y)、及びアナログ色
差信号V(R)−V(Y),V(B)−V(Y)となる。
また、V(Y)はトランジスタQ3を介してアナログ輝
度信号端子11に出力される。一方、アナログ色差信号V
(R)−V(Y),V(B)−V(Y)は各々差動増幅器
21,22を構成しているトランジスタQ11,Q14のベースに入
力される。ここで抵抗R18〜R21の抵抗値をRe、抵抗R14,
R15の抵抗値をRcとすると、色信号出力端子8,9は差動増
幅器21,22の正相出力でもあるため、色信号出力端子8,9
には の信号が出力される。
ここで に選べば色信号出力端子8の出力はV(R)色信号出力
端子9にはV(B)が各々出力される。さらに色信号出
力端子10は差動増幅器22の逆相出力であるため抵抗R20,
R21の抵抗値をRe1、抵抗R16,R17の抵抗値をRc1,Rc2とす
ると、色信号出力端子10には、次式の信号が出力され
る。
ここで色信号V(R),V(B),V(G)と輝度信号V
(Y)とには次式の関係がある。
V(Y)=0.3V(R)+0.59V(G)+0.11V(B) 従って、V(G)は次式で表わされる。
従って、式(1),(2)とが、 となるように選べば、色信号出力端子10にはV(G)が
出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の色信号出力回路は、ディジタル輝度信
号とディジタル色差信号からアナログ色信号を得る回路
として、D/A変換器の出力に多くの抵抗、トランジスタ
を付加した回路となり、構成が複雑になり、構造も大き
くなるという欠点があった。
本発明の目的は、このような欠点を除き、正相出力と
逆相出力の2つの出力をもった3個のD/A変換器を用い
て、各D/A変換器の正相出力と逆相出力を組合せ加算す
ることにより、D/A変換器の出力に接続される抵抗、ト
ランジスタの数を減らし、簡単な構成にした色信号出力
回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の色信号出力回路の構成は、ディジタル化され
た輝度信号およびディジタル化された第1,第2の色差信
号をそれぞれ独立に入力し正相出力と逆相出力とをそれ
ぞれ出力する第1,第2および第3の電流出力型D/A変換
器と、前記第1のD/A変換器のアナログ逆相出力と前記
第2のD/A変換器のアナログ正相出力を加算する第1の
加算手段と、前記第1のD/A変換器のアナログ逆相出力
と前記第3のD/A変換器のアナログ正相出力を加算する
第2の加算手段と、前記第1のD/A変換器のアナログ正
相出力と前記第2のD/A変換器のアナログ逆相出力と前
記第3のD/A変換器のアナログ逆相出力を加算する第3
の加算手段とを備え、これら3つの加算手段の各出力を
色信号出力とする色信号出力回路において、前記第1,第
2の加算手段は、前記第1のD/A変換器のアナログ逆相
出力を第1のエミッタ・フォロワを介して出力し、この
出力をそれぞれ第1,第2の抵抗を介して前記前記第2、
第3のD/A変換器の各アナログ正相出力とそれぞれ接続
して第1、第2の加算出力とする回路かなり、前記第3
の加算手段は、前記第1のD/A変換器のアナログ正相出
力を第2のエミッタ・フォロワを介して出力し、このエ
ミッタ・フォロワの出力を第3の抵抗を介して前記前記
第2のD/A変換器のアナログ逆相出力端に接続し、この
アナログ逆相出力端を第4の抵抗を介して第3のD/A変
換器の各アナログ逆相出力端に接続して第3の加算出力
とする回路かなることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の回路図を示す。本実施例
においては、電流出力型D/A変換器4〜6が用いられ、
これらD/A変換器4〜6の正相の電流出力を負荷抵抗R1,
R5,R6により正相の電圧出力に変換し、またD/A変換器4
〜6の逆相の電流出力を負荷抵抗R2〜R4により逆相の電
圧出力に変換している。なお、PNPトランジスタQ1,Q2
エミッタには電源端子7から抵抗R7,R8を介して適当な
バイアス電圧が与えられている。
まず、D/A変換器4のディジタル入力端子1にディジ
タル輝度信号D(Y)が入力されると、D/A変換器4の
正相のアナログ出力端子11には負荷抵抗R1を介して正相
のアナログ輝度信号A(Y)、逆相のアナログ出力には
負荷抵抗R2を介して逆相のアナログ輝度信号−A(Y)
が出力される。さらに、正相及び逆相のアナログ輝度信
号A(Y),−A(Y)はそれぞれPNPトランジスタQ1,
Q2を介して各エミッタに出力される。次に、D/A変換器
5,6のディジタル入力端子2,3にディジタル色差信号D
(R)−D(Y),D(B)−D(Y)が入力されると、
D/A変換器5,6の正相のアナログ出力は負荷抵抗R5,R6
介して正相のアナログ信号が出力される。
ここで負荷抵抗R5,R6の他端はPNPトランジスタQ2のエ
ミッタに接続されているので、色信号出力端子8には
(A(R)−A(Y))−(−A(Y))=A(R),
色信号出力端子9には(A(B)−A(Y))−(−A
(Y))=A(B)の信号が出力される。
一方、色信号出力端子10には、D/A変換器5の逆相ア
ナログ出力の負荷抵抗R3とD/A変換器6の逆相アナログ
出力の負荷抵抗R4が直列接続され、負荷抵抗R4の他端に
はPNPトランジスタQ1のエミッタに接続されているの
で、色信号出力端子10には、次式が出力される。
−{A(R)−A(Y)}−{A(B)−A(Y)} −A(Y)=A(Y)−A(R)−A(B) …(3) ここで色信号A(R),A(G),A(B)と輝度信号A
(Y)とには、次式の関係にある。
A(Y)=0.3A(R)+0.59A(G)+0.11A(B) 従って、次式が得られる。
A(G)=1/0.59(A(Y)−0.3A(R)−0.11A(B)) …(4) さらにD/A変換器4の正相アナログ出力の負荷抵抗R1
の抵抗値をR1、D/A変換器5,6の逆相アナログ出力の負荷
抵抗R3,R4の抵抗値をそれぞれR3,R4とするとA(Y)∝
R1,−(A(R)−A(Y))=∝R3,−(A(B)−A
(Y))∝R4なので、 に選べば、(3)〜(5)式から色信号出力端子10には
A(G)が出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、正相出力と逆相出力の
2つの出力をもったD/A変換器を3個用いて、各々の正
相出力と逆相出力を組合せ加算することによって、D/A
変換器の出力に接続される抵抗、トランジスタの数を少
くして構成の簡単な回路が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来例の
色信号出力回路の回路図である。 1〜3……ディジタル信号入力端子、4〜6……D/A変
換器、7……電源端子、8〜10……アナログ色信号出力
端子、11……アナログ輝度信号出力端子、14〜16……ク
ランプ回路、17,18……バイアス電源、21,22……差動増
幅器、Q1,Q2……PNPトランジスタ、Q3,Q11〜Q14……NPN
トランジスタ、R1〜R8,R11〜R21……抵抗、I1,I2……定
電流源。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−271583(JP,A) 特開 昭60−212089(JP,A) 特開 昭63−59111(JP,A) 実開 昭62−26990(JP,U) 実開 昭64−7438(JP,U) 実開 昭59−189338(JP,U) 実開 昭60−22037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/00 H03M 1/00 H03K 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化された輝度信号およびディジ
    タル化された第1,第2の色差信号をそれぞれ独立に入力
    し正相出力と逆相出力とをそれぞれ出力する第1,第2お
    よび第3の電流出力型D/A変換器と、前記第1のD/A変換
    器のアナログ逆相出力と前記第2のD/A変換器のアナロ
    グ正相出力とを加算する第1の加算手段と、前記第1の
    D/A変換器のアナログ逆相出力と前記第3のD/A変換器の
    アナログ正相出力とを加算する第2の加算手段と、前記
    第1のD/A変換器のアナログ正相出力と前記第2のD/A変
    換器のアナログ正相出力と前記第3のD/A変換器のアナ
    ログ逆相出力とを加算する第3の加算手段とを備え、こ
    れら3つの加算手段の各出力を色信号出力とする色信号
    出力回路において、前記第1,第2の加算手段は、前記第
    1のD/A変換器のアナログ逆相出力を第1のエミッタ・
    フォロワを介して出力し、この出力をそれぞれ第1,第2
    の抵抗を介して前記前記第2、第3のD/A変換器の各ア
    ナログ正相出力とそれぞれ接続して第1、第2の加算出
    力とする回路かなり、前記第3の加算手段は、前記第1
    のD/A変換器のアナログ正相出力を第2のエミッタ・フ
    ォロワを介して出力し、このエミッタ・フォロワの出力
    を第3の抵抗を介して前記前記第2のD/A変換器のアナ
    ログ逆相出力端に接続し、このアナログ逆相出力端を第
    4の抵抗を介して第3のD/A変換器の各アナログ逆相出
    力端に接続して第3の加算出力とする回路かなることを
    特徴とする色信号出力回路。
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