JPH0713332Y2 - γ補正回路 - Google Patents

γ補正回路

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JPH0713332Y2
JPH0713332Y2 JP1987149928U JP14992887U JPH0713332Y2 JP H0713332 Y2 JPH0713332 Y2 JP H0713332Y2 JP 1987149928 U JP1987149928 U JP 1987149928U JP 14992887 U JP14992887 U JP 14992887U JP H0713332 Y2 JPH0713332 Y2 JP H0713332Y2
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analog
bias
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治男 石田
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はγ補正回路に関するものであり、より特定的に
はパーソナルコンピュータ等から出力されるR,G,B信号
をモニターテレビ装置に表示させるシステムにおけるγ
補正回路に関する。
従来の技術 一般にモニターテレビ装置のブラウン管は入力信号に対
して直線的な特性でないため、直線的階調表現の信号が
入力されると、階調の暗い部分の信号が湾曲的に沈んで
しまいブラウン管上では目に映らなくなってしまう。
そのためアナログR,G,B信号を出力する業務用ビデオカ
メラ等では、γ補正回路を追加して階調の暗い部分の信
号レベルを持ち上げて出力し、モニターテレビ装置に与
えるようにしている。
一方、パーソナルコンピュータ等から出力されるアナロ
グR,G,B信号については、このような対策がなされてお
らず、その階調表現は直線的に出力される。しかし、前
記ビデオカメラにおけるγ補正回路をパーソナルコンピ
ュータにも追加してやれば階調の暗い部分の表現が的確
にブラウン管上で再現されて綺麗な映像になることが予
想される。
ところで、ビデオカメラ等において用いられている従来
の技術はγ補正回路をアナログR,G,B信号の信号ライン
上に追加してその後にアナログ増幅器にて信号を増幅し
てモニターテレビ装置に送出する構成となっている。
考案が解決しようとする問題点 従って、この技術をそのままパーソナルコンピュータを
含むシステムに適用すると第5図のように入力端(1)
(2)(3)に供給されるR,G,B信号の各ドットデータ
をディジタル・アナログ変換するD/A変換器(4)
(5)(6)と、その出力を増幅するアナログ増幅器
(9)との間にγ補正回路(6)(7)(8)を設ける
ことになる。尚、(10)はモニターテレビ装置であり、
(11)はそのブラウン管を示す。
しかしながら、パーソナルコンピュータの画像信号帯域
は10MHz位までに及び、しかも近時における高級機種で
は20MHz若しくはそれ以上にまで及ぶものも存するとい
う如く、極めて広帯域の信号である。従って、第5図の
ように各信号路に直接γ補正回路を挿入するためには、
このγ補正回路自体の周波数帯域も前記画像信号の帯域
に分散するよう広帯域化しなければならないことにな
り、γ補正に関する回路的な負担が大きくなり、コスト
も高くつくという問題が生じる。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであって、γ
補正のための回路に特別な帯域特性を必要としないこと
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成する本考案のγ補正回路は、R,G,B信
号をモニターテレビ装置に表示させるシステムにおける
γ補正回路であって、前記各R,G,B信号のドットデータ
をディジタルアナログ変換するD/A変換器と、前記D/A変
換器の出力を増幅してモニターテレビ装置に与えるアナ
ログ増幅器と、前記D/A変換器から前記アナログ増幅器
に入力された信号をγ補正するようなバイアス信号を前
記ドットデータから形成して前記アナログ増幅器のバイ
アス回路に与えるバイアス供給手段とから成るγ補正回
路において、前記バイアス供給手段は、前記ドットデー
タのビット数に対応した複数の抵抗と、該複数の抵抗を
通ったドットデータが入力される演算増幅器と、電源と
グランド間に直列接続された一対の抵抗と、該一対の抵
抗の接続中点に前記演算増幅器の出力端を接続するコン
デンサとから成っており、前記複数の抵抗はγ補正に対
応する重みづけがなされていて前記演算増幅器とで前記
ドットデータをD/A変換し、前記演算増幅器と前記一対
の抵抗と前記コンデンサは前記アナログ増幅器に加える
バイアス電圧を形成している。
作用 このような構成によるとアナログ化されたR,G,B信号を
増幅する増幅器のバイアス制御によってγ補正すること
になるので、信号が広帯域のものであってもバイアス制
御(従ってγ補正)については、そのような周波数の配
慮は不要となる。
実施例 以下、第1図〜第3図に示す本考案の一実施例について
説明する。
R,G,B信号処理系のうち、G,B信号処理系についてはブロ
ック(13)(14)のみで示し、R信号系(12)について
は代表してその構成を示している。尚、ブロック(13)
(14)については(12)と同一構成であるとする。
入力端(15)から入力されたR信号のドットデータはD/
A変換器(16)でディジタル量からアナログ量に変換さ
れアナログ増幅器(19)に与えられる。前記入力端(1
5)のドットデータはバイアス供給回路(28)にも与え
られ、そのD/A変換器(17)で第4図(イ)の特性
(A1)に従ってアナログ量に変換される。このアナログ
量は第4図(ロ)に示す(A2)の如き特性をもつ反転バ
イアス回路(18)で反転されアナログ増幅器(19)のR
増幅器のバイス入力端(20)へ与えられる。そのバイア
スによりアナログ増幅器(19)のR出力端子(21)には
第4図(ハ)に示す特性(E)に従ってアナログR信号
が出力されモニターテレビ装置(22)へ供給される。
尚、このR信号はγ補正を受けた信号となる。他のブロ
ック(13)(14)からのG信号,B信号についてもアナロ
グ増幅器(19)で同様にγ補正を受けてモニターテレビ
装置(22)へ与えられる。尚、(23)はカラーブラウン
管を示す。
第2図は前記D/A変換器(17)と反転バイアス回路(1
8)の詳細図であり、D/A変換器(17)は6ビットのドッ
トデータを入力する端子(a)〜(f)と、抵抗(R1
〜(R6)及び演算増幅器(24)から構成される。一方、
反転バイアス回路(18)は前記演算増幅器(24)と結合
コンデンサ(C1)、抵抗(R7)(R8)等から構成されて
いる。抵抗(R1)(R2)(R3)…(R6)は、仮にR,2R,4
R,…,32Rという如く2n(n=1,2,…,6)の関係に重みづ
けられると、第4図(イ)の点線(25)のようになる
が、この重みづけを変えることにより、第4図(イ)の
特性(A1)を得ることができる。反転バイアス回路(1
8)の特性(A2)を示す第4図(ロ)において収束電圧
(V1)は電源電圧(Vcc)を抵抗(R7)(R8)で分圧し
た値である。
アナログ増幅器(19)は実際にはICで形成されており、
従って差動増幅回路で構成されるが、第3図はそのよう
な具体例から離れて単に原理を示すべくR増幅器(26)
を1つのNPNトランジスタ(Q1)に置き換えて示してい
る。抵抗(R9)(R10)及びトランジスタ(Q2)はR増
幅器(26)のバイアス回路(27)を構成し、その入力端
(20)に前記反転増幅回路(18)の出力が印加される。
このように第4図(ロ)の如き特性のバイアスを与える
ことによって出力(21)には第4図(ハ)の如き特性の
出力が得られる。
以上においてモニターテレビ装置(22)にアナログR,G,
B信号を与える手段としてパーソナルコンピュータを例
に挙げて説明したが、これに限ることなく、前述のビデ
オカメラは勿論のこと他の種々のアナログR,G,B信号を
与える手段に適用できる。
考案の効果 本考案によればγ補正を増幅器のバイアスを変化させる
ことによって行うのでγ補正回路に周波数特性を要求さ
れることがないという効果がある。従って、特に広帯域
のアナログR,G,B信号を出力するパーソナルコンピュー
タ等を含む表示システムに有効である。
尚、本考案では、バイアス供給手段が複数の抵抗と演算
増幅器とコンデンサと一対の抵抗で構成されているの
で、ディジタルのドットデータからバイアス電圧を形成
するとはいえ、その構成がシンプルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したγ補正回路の回路図であり、
第2図及び第3図はその各部の具体的構成図、そして第
4図は特性図である。第5図は従来例の回路図である。 (16)……D/A変換器,(19)……アナログ増幅器,(2
2)……モニターテレビ装置,(23)……カラーブラウ
ン管,(28)……バイアス供給回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】R,G,B信号をモニターテレビ装置に表示さ
    せるシステムにおけるγ補正回路であって、前記R,G,B
    信号のドットデータをディジタルアナログ変換するD/A
    変換器と、前記D/A変換器の出力を増幅してモニターテ
    レビ装置に与えるアナログ増幅器と、前記D/A変換器か
    ら前記アナログ増幅器に入力された信号をγ補正するよ
    うなバイアス信号を前記ドットデータから形成して前記
    アナログ増幅器のバイアス回路に与えるバイアス供給手
    段とからなるγ補正回路において、 前記バイアス供給手段は、前記ドットデータのビット数
    に対応した複数の抵抗と、該複数の抵抗を通ったドット
    データが入力される演算増幅器と、電源とグランド間に
    直列接続された一対の抵抗と、該一対の抵抗の接続中点
    に前記演算増幅器の出力端を接続するコンデンサとから
    成っており、前記複数の抵抗はγ補正に対応する重みづ
    けがなされていて前記演算増幅器とで前記ドットデータ
    をD/A変換し、前記演算増幅器と前記一対の抵抗と前記
    コンデンサは前記アナログ増幅器に加えるバイアス電圧
    を形成することを特徴とするγ補正回路。
JP1987149928U 1987-09-30 1987-09-30 γ補正回路 Expired - Lifetime JPH0713332Y2 (ja)

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JPS6455788U JPS6455788U (ja) 1989-04-06
JPH0713332Y2 true JPH0713332Y2 (ja) 1995-03-29

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DE2416402A1 (de) * 1973-04-23 1974-11-07 Armour & Co Verfahren zur konservierung der roten farbe in fleisch und nach dem verfahren behandeltes fleisch
JPS5725385U (ja) * 1980-07-11 1982-02-09

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