JPS63283307A - 信号変換回路 - Google Patents
信号変換回路Info
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- JPS63283307A JPS63283307A JP63099272A JP9927288A JPS63283307A JP S63283307 A JPS63283307 A JP S63283307A JP 63099272 A JP63099272 A JP 63099272A JP 9927288 A JP9927288 A JP 9927288A JP S63283307 A JPS63283307 A JP S63283307A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 36
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
- H03F3/45179—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using MOSFET transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45197—Pl types
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
- H03F3/4508—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using bipolar transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45098—PI types
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、差動入力信号をシングル・エンド出力信号に
変換する信号変換回路に関する。
変換する信号変換回路に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]差動/シ
ングル・エンド信号変換回路は、2つの信号から成る差
動信号を入力信号として受け、シングル・エンド信号に
変換して出力する回路である。このような信号変換回路
は、差動信号をシングル・エンド信号に変換しなければ
ならないアナログIC(集積回路)の出力段等に応用さ
れる。
ングル・エンド信号変換回路は、2つの信号から成る差
動信号を入力信号として受け、シングル・エンド信号に
変換して出力する回路である。このような信号変換回路
は、差動信号をシングル・エンド信号に変換しなければ
ならないアナログIC(集積回路)の出力段等に応用さ
れる。
例えば、アナログ・デジタル変換器に信号を供給する差
動増幅器は、出力段に信号変換回路を含んでいる。なぜ
なら、アナログ・デジタル変換器は、通常、シングル・
エンド信号のみしか受けないように設計されているから
である。
動増幅器は、出力段に信号変換回路を含んでいる。なぜ
なら、アナログ・デジタル変換器は、通常、シングル・
エンド信号のみしか受けないように設計されているから
である。
従来のこのような高速変換回路には、多くの欠点があっ
た。第1に、出力信号の電圧を接地電位に対して測定す
ると、入力信号と比較して出力信号の直線(線形)性を
維持することが困難であった。第2に、出力信号の直線
性を改善しようとすると、電力消費量が増加するという
問題があった。
た。第1に、出力信号の電圧を接地電位に対して測定す
ると、入力信号と比較して出力信号の直線(線形)性を
維持することが困難であった。第2に、出力信号の直線
性を改善しようとすると、電力消費量が増加するという
問題があった。
出力信号が非直線になる原因は、第1に、入力段のPN
接合間における信号損失がある為であり、第2に、動作
中のPN接合部分の温度の上下に起因する熱歪が生じる
為である。消費電力が増加する原因は、第1に、直線性
を改善する為にPN接合に流れる定常電流(無信号時に
流れる電流)を増加する必要があるからであり、第2に
、信号の変換の為に利得を増加する必要があるからであ
る。
接合間における信号損失がある為であり、第2に、動作
中のPN接合部分の温度の上下に起因する熱歪が生じる
為である。消費電力が増加する原因は、第1に、直線性
を改善する為にPN接合に流れる定常電流(無信号時に
流れる電流)を増加する必要があるからであり、第2に
、信号の変換の為に利得を増加する必要があるからであ
る。
一般に、従来の差動/シングル・エンド信号変換回路の
シングル・エンド出力信号は、接地電位に対して測定さ
れ、差動入力信号の一方の信号のみに比例していた。要
するに、差動出力信号の半分は、捨てられていたのであ
る。この信号の損失は、変換回路の全体の利得を増加す
れば補償することが出来るが、これは、消費電力が増加
する原因になる。消費電力の増加は、ICの温度上昇の
原因となり、且つ、熱歪を増加させてしまう。
シングル・エンド出力信号は、接地電位に対して測定さ
れ、差動入力信号の一方の信号のみに比例していた。要
するに、差動出力信号の半分は、捨てられていたのであ
る。この信号の損失は、変換回路の全体の利得を増加す
れば補償することが出来るが、これは、消費電力が増加
する原因になる。消費電力の増加は、ICの温度上昇の
原因となり、且つ、熱歪を増加させてしまう。
従って、本発明の目的は、信号損失及び熱歪に起因する
非直線性を補償する差動/シングル・エンド信号変換回
路を提供することである。
非直線性を補償する差動/シングル・エンド信号変換回
路を提供することである。
本発明の他の目的は、接地電位を基準にしたシングル・
エンド出力電圧を得る為に差動出力信号の両方の信号を
用いることにより消費電力を最少に抑制した差!I]/
シングル・エンド信号変換回路を提供することである。
エンド出力電圧を得る為に差動出力信号の両方の信号を
用いることにより消費電力を最少に抑制した差!I]/
シングル・エンド信号変換回路を提供することである。
[課題を解決する為の手段及び作用]
本発明の信号変換回路は、入力信号に対する出力信号の
直線性を改善する為に入力回路段のPN接合に整合した
PN接合補償手段を有する。このPN接合補償手段は、
差動入力段のPN接合間で失われる入力信号の電圧を補
償する電圧を発生ずる。また、このPN接合補償手段を
流れる定常電流を変化させ、これらのPN接合間の補償
電圧を調整する調整手段も有する。従って、この信号変
換回路の利得即ち、伝達関数は、縮小性、直線性、或い
は拡大性の何れかの特性に調整し得る。
直線性を改善する為に入力回路段のPN接合に整合した
PN接合補償手段を有する。このPN接合補償手段は、
差動入力段のPN接合間で失われる入力信号の電圧を補
償する電圧を発生ずる。また、このPN接合補償手段を
流れる定常電流を変化させ、これらのPN接合間の補償
電圧を調整する調整手段も有する。従って、この信号変
換回路の利得即ち、伝達関数は、縮小性、直線性、或い
は拡大性の何れかの特性に調整し得る。
本発明の信号変換回路は、PN接合の直線性を改善する
ブートストラッピング手段も含んでいるので、PN接合
の自己加熱による熱歪は入力信号に対して直線的に変化
する。熱歪補償手段が、入力信号に応じてPN接合の熱
歪を補償する熱歪を発生する。この熱歪補償手段は、回
路内の他の熱歪発生源を補償するように設けることも出
来る。
ブートストラッピング手段も含んでいるので、PN接合
の自己加熱による熱歪は入力信号に対して直線的に変化
する。熱歪補償手段が、入力信号に応じてPN接合の熱
歪を補償する熱歪を発生する。この熱歪補償手段は、回
路内の他の熱歪発生源を補償するように設けることも出
来る。
本発明の信号変換回路には、差動入力電圧をベース接地
段を介して流れる差動出力電流に変換する増幅器含んで
いる。ベース接地段の一方の出力端子は、差動出力電圧
の一方を反転する反転分路帰還増幅器に接続されており
、この反転出力電圧は逆位相の他方の出力電圧と加算さ
れる。従って、差動入力信号の逆相成分が加算されてシ
ングル・エンド出力信号となり、差動入力信号の同相成
分がシングル・エンド出力信号から除去される。
段を介して流れる差動出力電流に変換する増幅器含んで
いる。ベース接地段の一方の出力端子は、差動出力電圧
の一方を反転する反転分路帰還増幅器に接続されており
、この反転出力電圧は逆位相の他方の出力電圧と加算さ
れる。従って、差動入力信号の逆相成分が加算されてシ
ングル・エンド出力信号となり、差動入力信号の同相成
分がシングル・エンド出力信号から除去される。
[実施例]
第1図は、本発明の信号変換回路の回路図を示している
。この回路は、2つの互いに逆相の入力信号から成る差
動信号をシングル・エンド出力信号に変換する多数の回
路段を含んでいる。これらの回路段を通過した出力信号
は、接地電位に対して測定され、2つの差動入力信号間
の差に対し゛C直線的な関係を有する。この変換回路の
差動入力段は、エミッタを抵抗器R1を介して共通接続
した1対の差動トランジスタ対Q1及びQ2を有する。
。この回路は、2つの互いに逆相の入力信号から成る差
動信号をシングル・エンド出力信号に変換する多数の回
路段を含んでいる。これらの回路段を通過した出力信号
は、接地電位に対して測定され、2つの差動入力信号間
の差に対し゛C直線的な関係を有する。この変換回路の
差動入力段は、エミッタを抵抗器R1を介して共通接続
した1対の差動トランジスタ対Q1及びQ2を有する。
トランジスタ対Q1 及びQ2 の各エミッタは、トラ
ンジスタQIO及びQll、電流設定抵抗器R6及びR
7、並びに負の電圧源VE8から成る電流源回路段に接
続している。トランジスタQIO及びQllは、トラン
ジスタQ1 及びQ2 に必要な定常電流IMを夫々供
給する。トランジスタQ1 のベースは、入力信号+V
INが印加される入力段の入力端子(12)に接続して
おり、同様に、トランジスタQ2 のベースも入力信号
−VINが印加される入力段の入力端子(14)に接続
している。従って、+VIN及び−VINは差動入力信
号(ここでは電圧)を構成している。この差動電圧がト
ランジスタQ1及びQ2のベース・エミッタ接合及び抵
抗器R1の両端に印加され、差動出力電流+100及び
−IDOが発生する。従って、トランジスタQ1及びQ
2 の各コレクタ経路に流れる電流の総和は、第1図に
示されているように、夫々IM−!−IDO及びIM−
IDOになる。
ンジスタQIO及びQll、電流設定抵抗器R6及びR
7、並びに負の電圧源VE8から成る電流源回路段に接
続している。トランジスタQIO及びQllは、トラン
ジスタQ1 及びQ2 に必要な定常電流IMを夫々供
給する。トランジスタQ1 のベースは、入力信号+V
INが印加される入力段の入力端子(12)に接続して
おり、同様に、トランジスタQ2 のベースも入力信号
−VINが印加される入力段の入力端子(14)に接続
している。従って、+VIN及び−VINは差動入力信
号(ここでは電圧)を構成している。この差動電圧がト
ランジスタQ1及びQ2のベース・エミッタ接合及び抵
抗器R1の両端に印加され、差動出力電流+100及び
−IDOが発生する。従って、トランジスタQ1及びQ
2 の各コレクタ経路に流れる電流の総和は、第1図に
示されているように、夫々IM−!−IDO及びIM−
IDOになる。
差動入力段を出力信号から隔離する為の手段がトランジ
スタQ1 及びQ2 のコレクタに接続されている。本
実施例では、電流利得が約1の広帯域特性を有する従来
のベース接地段がその隔離(アイソレーション)手段に
相当する。このベース接地段は、ベースが一定のベース
電圧V[3に夫々接続された1対のトランジスタ対Q3
及びQ4を含んでいる。トランジスタQ3 及びQ4
のエミッタは、トランジスタQ1 及びQ2 のコレク
タに夫々接続され、このベース接地段を介して差動出力
電流+IDO及び−IDOが信号変換回路の他の回路段
に供給される。トランジスタQ4は、そのコレクタのシ
ングル・エンド出力電圧変化をトランジスタQ2 のコ
レクタ電圧から隔離している。この隔離により、トラン
ジスタQ2 のコレクタ・ベース間に生じるミラー効果
を最少にしている。これにより、トランジスタQ1及び
Q2 のコレクタ電圧に差動入力信号の電圧のバランス
が維持される。
スタQ1 及びQ2 のコレクタに接続されている。本
実施例では、電流利得が約1の広帯域特性を有する従来
のベース接地段がその隔離(アイソレーション)手段に
相当する。このベース接地段は、ベースが一定のベース
電圧V[3に夫々接続された1対のトランジスタ対Q3
及びQ4を含んでいる。トランジスタQ3 及びQ4
のエミッタは、トランジスタQ1 及びQ2 のコレク
タに夫々接続され、このベース接地段を介して差動出力
電流+IDO及び−IDOが信号変換回路の他の回路段
に供給される。トランジスタQ4は、そのコレクタのシ
ングル・エンド出力電圧変化をトランジスタQ2 のコ
レクタ電圧から隔離している。この隔離により、トラン
ジスタQ2 のコレクタ・ベース間に生じるミラー効果
を最少にしている。これにより、トランジスタQ1及び
Q2 のコレクタ電圧に差動入力信号の電圧のバランス
が維持される。
上述のように、差動出力電流+100及び−100は、
トランジスタQ1 及びQ2並びに抵抗器R1の両端間
に印加された入力信号電圧により生じた差動電流である
。差動電流及び差動入力段の特性により、差動出力電流
+IDO及び−100は、絶対値が等しいが逆符号にな
っている。これらの差動電流は、トランジスタQ3及び
Q4から抵抗器R2及びR3を介して他の回路段に供給
される。しかし、抵抗器R2及びR3だけでは、トラン
ジスタQ1及びQ2 のベース・エミッタ接合間の電圧
損失の為に、入力信号を直線的に再生することは出来な
い。この損失を補償する為に、トランジスタQ1及びQ
2 に夫々整合したトランジスタQ5及びQ6のような
PN接合補償手段がこの変換回路には含まれている。ト
ランジスタQ5 及びQ6 は、抵抗器R2及びR3に
夫々直列に接続され、トランジスタQ1 及びQ2 の
ベース・エミッタ接合の両端の電圧を再生する。差動電
流+IDO及び−IDOは、抵抗器R2及びR3だけで
なくトランジスタQ5及びQ6のベース・エミッタ接合
にも流れる。
トランジスタQ1 及びQ2並びに抵抗器R1の両端間
に印加された入力信号電圧により生じた差動電流である
。差動電流及び差動入力段の特性により、差動出力電流
+IDO及び−100は、絶対値が等しいが逆符号にな
っている。これらの差動電流は、トランジスタQ3及び
Q4から抵抗器R2及びR3を介して他の回路段に供給
される。しかし、抵抗器R2及びR3だけでは、トラン
ジスタQ1及びQ2 のベース・エミッタ接合間の電圧
損失の為に、入力信号を直線的に再生することは出来な
い。この損失を補償する為に、トランジスタQ1及びQ
2 に夫々整合したトランジスタQ5及びQ6のような
PN接合補償手段がこの変換回路には含まれている。ト
ランジスタQ5 及びQ6 は、抵抗器R2及びR3に
夫々直列に接続され、トランジスタQ1 及びQ2 の
ベース・エミッタ接合の両端の電圧を再生する。差動電
流+IDO及び−IDOは、抵抗器R2及びR3だけで
なくトランジスタQ5及びQ6のベース・エミッタ接合
にも流れる。
これらトランジスタQ5 及びQ6 のベース・エミッ
タ接合の両端には、トランジスタQ1 及びQ2のベー
ス・エミッタ接合の両端の電圧損失に実質的に等しい補
償電圧が生じる。トランジスタQ5及びQ6を追加した
ことにより、出力信号の電圧は差動入力信号電圧の直線
的関数になる。第1図で、抵抗器R2及びR3の抵抗値
は、共に抵抗器R1の抵抗値の1/2であるので、トラ
ンジスタQ5 及びQ6 のベース・エミッタ接合を共
に含め、入出力間の電圧利得が1の回路になっている。
タ接合の両端には、トランジスタQ1 及びQ2のベー
ス・エミッタ接合の両端の電圧損失に実質的に等しい補
償電圧が生じる。トランジスタQ5及びQ6を追加した
ことにより、出力信号の電圧は差動入力信号電圧の直線
的関数になる。第1図で、抵抗器R2及びR3の抵抗値
は、共に抵抗器R1の抵抗値の1/2であるので、トラ
ンジスタQ5 及びQ6 のベース・エミッタ接合を共
に含め、入出力間の電圧利得が1の回路になっている。
第3図を参照して後述するように、抵抗器R2及びR3
の値を堆加したり、直線性補償用のPN接合を追加した
りすることにより、利得を他の値に調整することも出来
る。
の値を堆加したり、直線性補償用のPN接合を追加した
りすることにより、利得を他の値に調整することも出来
る。
第2図は、トランジスタQ5又はQ6 のベース・エミ
ッタ接合の両端間で変化する入力電圧の関数として表し
た電圧利得(Av = VOUT/ VIN)のグラフ
である。ベース・エミッタ接合の両端の電圧のグラフは
、トランジスタQ1 が遮断状態になる電圧−Vからト
ランジスタQ2 が遮断状態になる電圧+Vまで描かれ
ている。最も内側の曲線(16)は、トランジスタQ5
及びQ6 のベース・エミッタ接合がない場合の電圧
利得Av の変化を表している。この曲線に於ける利得
(即ち、伝達関数)は、入力信号の電圧がDC動作点に
比較的接近するまで縮小性(Av< 1 )である。信
号変換回路にトランジスタQ5及びQ6 を設けた場合
には、第2図の中央の曲線(18)で示されているよう
に、利得Avはずっと広い範囲で略1になり、直線性が
維持されている。この変換回路の前段の回路の縮小性を
補償する為に、変換回路の伝達関数を第2図の外側の曲
線(20)で示されているような拡大性(Av>l)の
特性に調整しても良い。第1のトランジスタQ5 及び
Q6 のベース・エミッタ接合の両端に生じる補償電圧
を調整する調整手段は、可変電圧を抵抗器R9及びRI
Oの両端に印加して電流I LINを発生する可変電圧
源VLINである。これらの電流I LIN は、トラ
ンジスタQ1 のコレクタ及びトランジスタQ3 のエ
ミッタの接続点と、トランジスタQ2 のコレクタ及び
トランジスタQ4 のエミッタの接続点とに夫々供給さ
れる。トランジスタQ1 及びQ2 のコレクタ電流1
00及びIM は、夫々入力信号の電圧及び電流源トラ
ンジスタQIO及びQllの電流によって決まる。従っ
て、可変電圧源VLIN によって生じる電流ILIN
は、トランジスタQ5 及びQ6 からトランジスタ
Q3及びQ4 のコレクタに流れ込む電流値に影響を与
える。この電流I LIN の増加に応じて、トランジ
スタQ5及びQ6のベース・エミッタ接合を流れる電流
は減少する。同様に、抵抗器R9及びRIOの電圧を調
整してトランジスタQ3及びQ4のエミッタに流れ込む
電流ニジINを減少させると、トランジスタQ3及びQ
4 のベース・エミッタ接合を流れる差動出力電流は増
加する。これらの調整手段を設けたことにより、第1図
の変換回路の直線性を微調整することが可能になった。
ッタ接合の両端間で変化する入力電圧の関数として表し
た電圧利得(Av = VOUT/ VIN)のグラフ
である。ベース・エミッタ接合の両端の電圧のグラフは
、トランジスタQ1 が遮断状態になる電圧−Vからト
ランジスタQ2 が遮断状態になる電圧+Vまで描かれ
ている。最も内側の曲線(16)は、トランジスタQ5
及びQ6 のベース・エミッタ接合がない場合の電圧
利得Av の変化を表している。この曲線に於ける利得
(即ち、伝達関数)は、入力信号の電圧がDC動作点に
比較的接近するまで縮小性(Av< 1 )である。信
号変換回路にトランジスタQ5及びQ6 を設けた場合
には、第2図の中央の曲線(18)で示されているよう
に、利得Avはずっと広い範囲で略1になり、直線性が
維持されている。この変換回路の前段の回路の縮小性を
補償する為に、変換回路の伝達関数を第2図の外側の曲
線(20)で示されているような拡大性(Av>l)の
特性に調整しても良い。第1のトランジスタQ5 及び
Q6 のベース・エミッタ接合の両端に生じる補償電圧
を調整する調整手段は、可変電圧を抵抗器R9及びRI
Oの両端に印加して電流I LINを発生する可変電圧
源VLINである。これらの電流I LIN は、トラ
ンジスタQ1 のコレクタ及びトランジスタQ3 のエ
ミッタの接続点と、トランジスタQ2 のコレクタ及び
トランジスタQ4 のエミッタの接続点とに夫々供給さ
れる。トランジスタQ1 及びQ2 のコレクタ電流1
00及びIM は、夫々入力信号の電圧及び電流源トラ
ンジスタQIO及びQllの電流によって決まる。従っ
て、可変電圧源VLIN によって生じる電流ILIN
は、トランジスタQ5 及びQ6 からトランジスタ
Q3及びQ4 のコレクタに流れ込む電流値に影響を与
える。この電流I LIN の増加に応じて、トランジ
スタQ5及びQ6のベース・エミッタ接合を流れる電流
は減少する。同様に、抵抗器R9及びRIOの電圧を調
整してトランジスタQ3及びQ4のエミッタに流れ込む
電流ニジINを減少させると、トランジスタQ3及びQ
4 のベース・エミッタ接合を流れる差動出力電流は増
加する。これらの調整手段を設けたことにより、第1図
の変換回路の直線性を微調整することが可能になった。
抵抗器R2及びトランジスタQ5 のベース・エミッタ
接合の両端に電流+IDOによって生じる電圧を反転す
ることにより、電流−IDOによって抵抗器R3及びト
ランジスタQ6のベース・エミッタ接合の両端に生じる
電圧と減算するのではなく加算するようにしなければな
らない。この反転は、トランジスタQ9を含む分路帰還
増幅器を介して実行される。トランジスタQ9 のエミ
ッタは接地され、ベースはトランジスタQ3 のコレク
タと抵抗器R2間に接続されている。電流制限抵抗器R
5を介して電流を流すトランジスタQ9 のコレクタは
、トランジスタQ5 及びQ6 のベース電流も供給す
る。トランジスタQ9のベース・エミッタM電圧は、接
地電位のような固定電圧によって一定になるので、トラ
ンジスタQ3 のコレクタ電位を一定値に維持すると共
に、電流+IDOの変化に応じてトランジスタQ5 の
エミッタ電圧を直線的に変化させる。このことは、トラ
ンジスタQ9 を含む帰還ループを辿れば理解出来よう
。例えば、入力電圧VINが正方向に変化した場合、ト
ランジスタQ1 のコレクタを流れる差動電流+IDO
が増加し、トランジスタQ3 のコレクタ電圧が瞬間的
に降下する。この為、トランジスタQ9 のベース・エ
ミッタ間電圧も降下し、トランジスタQ9 のコレクタ
電流も減少する。トランジスタQ9 のコレクタ電流が
減少するにつれてコレクタ電圧は上昇し、それによって
、トランジスタQ5及びQ6 のベース電圧が上昇する
。このベース電圧の上昇によりエミッタ電圧が上昇し、
抵抗器R2の両端の電圧は、電流+100の増加に一致
する値まで上昇する。
接合の両端に電流+IDOによって生じる電圧を反転す
ることにより、電流−IDOによって抵抗器R3及びト
ランジスタQ6のベース・エミッタ接合の両端に生じる
電圧と減算するのではなく加算するようにしなければな
らない。この反転は、トランジスタQ9を含む分路帰還
増幅器を介して実行される。トランジスタQ9 のエミ
ッタは接地され、ベースはトランジスタQ3 のコレク
タと抵抗器R2間に接続されている。電流制限抵抗器R
5を介して電流を流すトランジスタQ9 のコレクタは
、トランジスタQ5 及びQ6 のベース電流も供給す
る。トランジスタQ9のベース・エミッタM電圧は、接
地電位のような固定電圧によって一定になるので、トラ
ンジスタQ3 のコレクタ電位を一定値に維持すると共
に、電流+IDOの変化に応じてトランジスタQ5 の
エミッタ電圧を直線的に変化させる。このことは、トラ
ンジスタQ9 を含む帰還ループを辿れば理解出来よう
。例えば、入力電圧VINが正方向に変化した場合、ト
ランジスタQ1 のコレクタを流れる差動電流+IDO
が増加し、トランジスタQ3 のコレクタ電圧が瞬間的
に降下する。この為、トランジスタQ9 のベース・エ
ミッタ間電圧も降下し、トランジスタQ9 のコレクタ
電流も減少する。トランジスタQ9 のコレクタ電流が
減少するにつれてコレクタ電圧は上昇し、それによって
、トランジスタQ5及びQ6 のベース電圧が上昇する
。このベース電圧の上昇によりエミッタ電圧が上昇し、
抵抗器R2の両端の電圧は、電流+100の増加に一致
する値まで上昇する。
抵抗器R2及びトランジスタQ5の両端の電圧が反転さ
れたので、抵抗器R2、トランジスタQ5及びQ6、並
びに抵抗器R3の両端の電圧を合計すると、実質的に入
力端子(12)及び(14)間の入力信号の電圧になる
。例えば、+VINが正方向に変化し、−VINが負方
向に変化すると、−100が減少するにつれて、トラン
ジスタQ4のコレクタ電圧が上昇する。トランジスタQ
6 のベース電圧は、トランジスタQ5 のベース電圧
と共にトランジスタQ9 による反転の為に上昇する。
れたので、抵抗器R2、トランジスタQ5及びQ6、並
びに抵抗器R3の両端の電圧を合計すると、実質的に入
力端子(12)及び(14)間の入力信号の電圧になる
。例えば、+VINが正方向に変化し、−VINが負方
向に変化すると、−100が減少するにつれて、トラン
ジスタQ4のコレクタ電圧が上昇する。トランジスタQ
6 のベース電圧は、トランジスタQ5 のベース電圧
と共にトランジスタQ9 による反転の為に上昇する。
このベース電圧の上昇によりトランジスタQ6 のエミ
ッタ電圧が上昇する。次に、抵抗器R3の両端の電圧が
上昇するので、電圧が効果的に加算されたことになる。
ッタ電圧が上昇する。次に、抵抗器R3の両端の電圧が
上昇するので、電圧が効果的に加算されたことになる。
この電圧の加算結果はトランジスタQ4のコレクタに出
力電圧として生じ、このコレクタ電圧は上記加算量だけ
DC動作点から変化している。この出力電圧は、低出力
インピーダンスのエミッタ・フォロア型トランジスタQ
12のベースに印加される。
力電圧として生じ、このコレクタ電圧は上記加算量だけ
DC動作点から変化している。この出力電圧は、低出力
インピーダンスのエミッタ・フォロア型トランジスタQ
12のベースに印加される。
トランジスタQ5 のベース電圧がトランジスタQ9
によって反転されているので、この変換回路の同相分除
去比も極めて良好になる。例えば、十VIN及び−VI
Nが両方共上昇した場合には、トランジスタQ5 のベ
ース電圧が上昇する一方で、トランジスタQ6及び抵抗
器R3の両端の電圧も同じ値だけ増加している。この結
果、同相信号成分は除去され、トランジスタQ4のコレ
クタの出力電圧は変化しない。
によって反転されているので、この変換回路の同相分除
去比も極めて良好になる。例えば、十VIN及び−VI
Nが両方共上昇した場合には、トランジスタQ5 のベ
ース電圧が上昇する一方で、トランジスタQ6及び抵抗
器R3の両端の電圧も同じ値だけ増加している。この結
果、同相信号成分は除去され、トランジスタQ4のコレ
クタの出力電圧は変化しない。
トランジスタQ9 は、定常出力電圧、即ち、トランジ
スタQ12のDC動作点の電圧も予め定めた値に維持す
る。トランジスタQ12はトランジスタQ9 と特性が
整合していることが望ましい。この動作点は、トランジ
スタQ12の出力端子に接続される他のICの動作点と
一致するように選択されるのが普通である。本実施例で
は、トランジスタQ9のベースのDC動作点の電圧は、
接地電位より1つのベース・エミッタ間電圧だけ高い値
である。この電圧からトランジスタQ5 のベース・エ
ミッタ間電圧だけ上昇し、それからトランジスタQ6及
びQ12の2つ分のベース・エミッタ間電圧だけ降下し
てトランジスタQ12の出力端子のDC動作点電圧にな
る。従って、この電圧経路により、トランジスタQ12
のDC出力電圧は接地電位に設定される。しかし、トラ
ンジスタQ9 のエミッタ電圧を調整すれば、トランジ
スタQ12のエミッタのDC動作点の電圧を任意に調整
し得ることに留意されたい。
スタQ12のDC動作点の電圧も予め定めた値に維持す
る。トランジスタQ12はトランジスタQ9 と特性が
整合していることが望ましい。この動作点は、トランジ
スタQ12の出力端子に接続される他のICの動作点と
一致するように選択されるのが普通である。本実施例で
は、トランジスタQ9のベースのDC動作点の電圧は、
接地電位より1つのベース・エミッタ間電圧だけ高い値
である。この電圧からトランジスタQ5 のベース・エ
ミッタ間電圧だけ上昇し、それからトランジスタQ6及
びQ12の2つ分のベース・エミッタ間電圧だけ降下し
てトランジスタQ12の出力端子のDC動作点電圧にな
る。従って、この電圧経路により、トランジスタQ12
のDC出力電圧は接地電位に設定される。しかし、トラ
ンジスタQ9 のエミッタ電圧を調整すれば、トランジ
スタQ12のエミッタのDC動作点の電圧を任意に調整
し得ることに留意されたい。
この信号変換回路の応答の直線性を更に改善する為には
、トランジスタQ9を定電流で動作させて、トランジス
タQ9 のベース・エミッタ間電圧の変化によって生じ
る誤差電圧の発生を防ぐべきである。トランジスタQ9
のコレクタに一端を接続した抵抗器R5から一定な電
流が供給される。
、トランジスタQ9を定電流で動作させて、トランジス
タQ9 のベース・エミッタ間電圧の変化によって生じ
る誤差電圧の発生を防ぐべきである。トランジスタQ9
のコレクタに一端を接続した抵抗器R5から一定な電
流が供給される。
抵抗器R2、R3及びR4の抵抗値を等しく設定し、ト
ランジスタQ6 のコレクタをトランジスタQ7 のエ
ミッタと抵抗器R5の接続点に接続することにより、抵
抗器R5の両端の電圧を略一定に保っている。さて、ト
ランジスタQ9 のコレクタ電圧及びトランジスタQ5
のベース電圧は、電流+IDOの増加量ΔIDOに伴い
等しく増加し、その増加電圧ΔVは次式(1)で表され
る。
ランジスタQ6 のコレクタをトランジスタQ7 のエ
ミッタと抵抗器R5の接続点に接続することにより、抵
抗器R5の両端の電圧を略一定に保っている。さて、ト
ランジスタQ9 のコレクタ電圧及びトランジスタQ5
のベース電圧は、電流+IDOの増加量ΔIDOに伴い
等しく増加し、その増加電圧ΔVは次式(1)で表され
る。
ΔV=Δ100(R2)+ΔV[1IE5 ・・・
・(1)ここで、ΔVBε5はトランジスタQ5 のベ
ース・エミッタ間電圧の変化量である。トランジスタQ
6のコレクタ電流も入力信号に応じて同じ量だけ減少(
即ち、−Δ100)するので、トランジスタQ7及び抵
抗器R4の両端の電圧の減少電圧−ΔVは次式(2)で
表される。
・(1)ここで、ΔVBε5はトランジスタQ5 のベ
ース・エミッタ間電圧の変化量である。トランジスタQ
6のコレクタ電流も入力信号に応じて同じ量だけ減少(
即ち、−Δ100)するので、トランジスタQ7及び抵
抗器R4の両端の電圧の減少電圧−ΔVは次式(2)で
表される。
一ΔV=−Δ100(R4)+Δ■BE7−・・(2)
ここで、ΔV 867 はトランジスタQ7 のベース
・エミッタ間電圧の変化量である。抵抗器R2及びR4
の値は等しく、電流+IDO及び−IDOは絶対値が等
しく符号が逆なので、抵抗器R5の両端の電圧は略一定
値に維持される。従って、抵抗器R5からトランジスタ
Q9 に供給される電流も一定になる。
ここで、ΔV 867 はトランジスタQ7 のベース
・エミッタ間電圧の変化量である。抵抗器R2及びR4
の値は等しく、電流+IDO及び−IDOは絶対値が等
しく符号が逆なので、抵抗器R5の両端の電圧は略一定
値に維持される。従って、抵抗器R5からトランジスタ
Q9 に供給される電流も一定になる。
この変換回路の自己加熱による熱歪も各部の電圧及び電
流に影響を与える。電圧及び電流の同時変化に起因する
歪みは、非直線歪みの原因になるが、電流変化に伴う電
圧のみの変化は直線的である。この変換回路では、トラ
ンジスタQ9及びQ12は一定な電流で動作するので、
両トランジスタによって生じる歪みは直線的に変化する
。また、歪みの主な発生源はトランジスタQ5及びQ6
である。何故なら、差動電流+IDO及び−IDOがこ
れらのトランジスタを流れる際に変化し、それが出力電
圧の歪みを発生するからである。トランジスタQ5及び
Q6のコレクタ・ベース間を一定に維持するために、ト
ランジスタQ5及びQ6を所謂「ブートストラッピング
」することにより、歪みを電流に比例させることが出来
る。トランジスタQ6 をブートストラッピングする為
に、トランジスタQ6のコレクタ及びベース間に両端の
電圧が一定に維持されている抵抗器R5が接続されてい
る。トランジスタQ5 をブートストラッピングするの
は、トランジスタQ7 及びQ8 である。トランジス
タQ8 は、電圧源vCCに接続されており、トランジ
スタQ5 のコレクタ電圧を供給する。ダイオード接続
のトランジスタQ7 は、抵抗器R4及びR5間に接続
され、電圧源vCCからの電流経路上のダイオードとし
て機能する。トランジスタQ7 のベース・エミッタ間
電圧により、トランジスタQ8のベース電圧はダイオー
ド1個分の電圧だけQ6 のコレクタ及び抵抗器R5の
接続点の電圧より高くなっている。トランジスタQ5
のコレクタ電圧は、トランジスタQ8 のベース・エミ
ッタ間電圧によりトランジスタQ8 のベースよリタイ
オード1個分の電圧だけ低くなっているので、Q5 の
コレクタ電圧は、トランジスタQ6 のコレクタと抵抗
器R5の接続点の電圧に等しくなる。
流に影響を与える。電圧及び電流の同時変化に起因する
歪みは、非直線歪みの原因になるが、電流変化に伴う電
圧のみの変化は直線的である。この変換回路では、トラ
ンジスタQ9及びQ12は一定な電流で動作するので、
両トランジスタによって生じる歪みは直線的に変化する
。また、歪みの主な発生源はトランジスタQ5及びQ6
である。何故なら、差動電流+IDO及び−IDOがこ
れらのトランジスタを流れる際に変化し、それが出力電
圧の歪みを発生するからである。トランジスタQ5及び
Q6のコレクタ・ベース間を一定に維持するために、ト
ランジスタQ5及びQ6を所謂「ブートストラッピング
」することにより、歪みを電流に比例させることが出来
る。トランジスタQ6 をブートストラッピングする為
に、トランジスタQ6のコレクタ及びベース間に両端の
電圧が一定に維持されている抵抗器R5が接続されてい
る。トランジスタQ5 をブートストラッピングするの
は、トランジスタQ7 及びQ8 である。トランジス
タQ8 は、電圧源vCCに接続されており、トランジ
スタQ5 のコレクタ電圧を供給する。ダイオード接続
のトランジスタQ7 は、抵抗器R4及びR5間に接続
され、電圧源vCCからの電流経路上のダイオードとし
て機能する。トランジスタQ7 のベース・エミッタ間
電圧により、トランジスタQ8のベース電圧はダイオー
ド1個分の電圧だけQ6 のコレクタ及び抵抗器R5の
接続点の電圧より高くなっている。トランジスタQ5
のコレクタ電圧は、トランジスタQ8 のベース・エミ
ッタ間電圧によりトランジスタQ8 のベースよリタイ
オード1個分の電圧だけ低くなっているので、Q5 の
コレクタ電圧は、トランジスタQ6 のコレクタと抵抗
器R5の接続点の電圧に等しくなる。
この結果、トランジスタQ5及びQ6 のコレクタ・ベ
ース間の電圧は一定になり、これらのトランジスタによ
り生じる熱歪は、夫々ベース・エミ・ツタ間を流れる差
動電流に比例して変化するので非直線歪は生じない。
ース間の電圧は一定になり、これらのトランジスタによ
り生じる熱歪は、夫々ベース・エミ・ツタ間を流れる差
動電流に比例して変化するので非直線歪は生じない。
この直線的な熱歪は、電流源トランジスタQIO及びQ
llのような、入力信号に応じた熱歪補償手段によって
補償される。例えば、トランジスタQIOが発生した歪
みによる電流+IDOの増加によって抵抗器R2の両端
電圧が増加し、トランジスタQ5のエミッタ電圧を上昇
させる。同様に、トランジスタQ5の熱歪の増加による
電流+IDOの歪みは、トランジスタQ5 のエミッタ
電圧を同じ値だけ降下させるように働く。従って、両ト
ランジスタにより発生する熱歪は逆相で絶対値が等しく
互いに打ち消されてしまう。トランジスタQIO及びQ
llのエミッタ間に接続された抵抗器R8は、可変抵抗
器か或いは予め選択された値の抵抗器であり、インピー
ダンスを可変することにより発生する熱歪の量を調整し
得る。可変抵抗器として抵抗値を調整することにより、
例えばトランジスタQ9及びQ12のベース・エミッタ
間に起因するような、回路内の他の場所で発生する熱歪
を相殺することも出来る。
llのような、入力信号に応じた熱歪補償手段によって
補償される。例えば、トランジスタQIOが発生した歪
みによる電流+IDOの増加によって抵抗器R2の両端
電圧が増加し、トランジスタQ5のエミッタ電圧を上昇
させる。同様に、トランジスタQ5の熱歪の増加による
電流+IDOの歪みは、トランジスタQ5 のエミッタ
電圧を同じ値だけ降下させるように働く。従って、両ト
ランジスタにより発生する熱歪は逆相で絶対値が等しく
互いに打ち消されてしまう。トランジスタQIO及びQ
llのエミッタ間に接続された抵抗器R8は、可変抵抗
器か或いは予め選択された値の抵抗器であり、インピー
ダンスを可変することにより発生する熱歪の量を調整し
得る。可変抵抗器として抵抗値を調整することにより、
例えばトランジスタQ9及びQ12のベース・エミッタ
間に起因するような、回路内の他の場所で発生する熱歪
を相殺することも出来る。
第3図は、本発明による信号変換回路の利得を2倍に設
定した第2の好適実施例を示している。
定した第2の好適実施例を示している。
第3図に於いても第1図に対応する部品には同一の参照
番号を付して示している。抵抗器R2及びR3の抵抗値
は第1図の場合の2倍に設定されている。トランジスタ
Q1 及びQ2 のベース・エミッタ間の電圧損失が2
倍になるので、PN接合の補償電圧も2倍にする必要が
ある。この為、トランジスタQ13及びQ14の直線性
補償用PN接合が追加されている。抵抗器R12及びR
13は、トランジスタQ1乃至Q4のα損失を補償する
ために設けられており、トランジスタのαに対して、こ
の変換回路の利得の依存度を減少させている。トランジ
スタQ6 は、トランジスタQ6A及び06Bの2つに
分割され、トランジスタQ5 の「ブートストラッピン
グ」とトランジスタQ9への帰還とを分離させている。
番号を付して示している。抵抗器R2及びR3の抵抗値
は第1図の場合の2倍に設定されている。トランジスタ
Q1 及びQ2 のベース・エミッタ間の電圧損失が2
倍になるので、PN接合の補償電圧も2倍にする必要が
ある。この為、トランジスタQ13及びQ14の直線性
補償用PN接合が追加されている。抵抗器R12及びR
13は、トランジスタQ1乃至Q4のα損失を補償する
ために設けられており、トランジスタのαに対して、こ
の変換回路の利得の依存度を減少させている。トランジ
スタQ6 は、トランジスタQ6A及び06Bの2つに
分割され、トランジスタQ5 の「ブートストラッピン
グ」とトランジスタQ9への帰還とを分離させている。
この「ブートストラッピング」の変更により、分路帰還
回路段のDC動作条件の自由度を格段に改善することが
出来る。トランジスタQ6Bは、電圧源VCC及び抵抗
器R11を含む別の手段によりバイアスされている。
回路段のDC動作条件の自由度を格段に改善することが
出来る。トランジスタQ6Bは、電圧源VCC及び抵抗
器R11を含む別の手段によりバイアスされている。
以上本発明の好適実施例について説明したが、本発明は
ここにお(明した実施例のみに限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱する事なく必要に応じて種々の変
形及び変更を実施し得る事は当業者には明らかである。
ここにお(明した実施例のみに限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱する事なく必要に応じて種々の変
形及び変更を実施し得る事は当業者には明らかである。
[発明の効果]
本発明の信号変換回路によれば、差動入力段のPN接合
に起因する非直線性を補償するPN接合補償手段と、こ
のPN接合補償手段の電流を調整する調整手段とを設け
ることにより、シングル・エンド出力信号の非直線性を
補償すると共に回路の伝速関数を任意に調整し得る。ま
た、PN補tif手段が発生する熱歪の非直線性を補償
するブートストランピング手段と、これによって補償さ
れたPN補償手段の直線的な歪を相殺する熱歪補償手段
とを設けることにより、シングル・エンド出力信号の歪
を完全に除去し得る。更に、差動入力段の差動出力信号
の一方を反転させ、他方の差動出力信号に加算させるこ
とによりシングル・エンド出力信号を発生させているの
で、従来より格段に効率が改善され、電力消費量を最少
に抑制することが出来る。
に起因する非直線性を補償するPN接合補償手段と、こ
のPN接合補償手段の電流を調整する調整手段とを設け
ることにより、シングル・エンド出力信号の非直線性を
補償すると共に回路の伝速関数を任意に調整し得る。ま
た、PN補tif手段が発生する熱歪の非直線性を補償
するブートストランピング手段と、これによって補償さ
れたPN補償手段の直線的な歪を相殺する熱歪補償手段
とを設けることにより、シングル・エンド出力信号の歪
を完全に除去し得る。更に、差動入力段の差動出力信号
の一方を反転させ、他方の差動出力信号に加算させるこ
とによりシングル・エンド出力信号を発生させているの
で、従来より格段に効率が改善され、電力消費量を最少
に抑制することが出来る。
第1図は、本発明による信号変換回路の1実施例の回路
図、第2図は、第1図の回路の電圧利得を差動入力電圧
の関数として表したグラフを示す線図、第3図は、本発
明の他の実施例の回路図である。 Ql 及びQ2 は差動入力段、Q5及びQ6 はPN
接合補償手段、VLIN ハ調整手段、Q7 、Q8及
びR5はブートストラッピング手段、QIO及びQll
は熱歪補償手段である。 代 理 人 伊 藤 真向
松 隈 秀 盛CC 利得 FIG、2
図、第2図は、第1図の回路の電圧利得を差動入力電圧
の関数として表したグラフを示す線図、第3図は、本発
明の他の実施例の回路図である。 Ql 及びQ2 は差動入力段、Q5及びQ6 はPN
接合補償手段、VLIN ハ調整手段、Q7 、Q8及
びR5はブートストラッピング手段、QIO及びQll
は熱歪補償手段である。 代 理 人 伊 藤 真向
松 隈 秀 盛CC 利得 FIG、2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、差動入力信号をシングル・エンド出力信号に変換す
る信号変換回路において、 PN接合を含む差動入力段と、 該差動入力段のPN接合の両端の電圧損失を補償する電
圧を発生し、上記シングル・エンド出力信号を上記差動
入力信号に対して直線的に変化させる為の、上記差動入
力段のPN接合に整合したPN接合補償手段と、 該PN接合補償手段に流れる電流を調整することにより
上記PN接合補償手段の両端に発生する補償電圧を調整
する調整手段とを具えることを特徴とする信号変換回路
。 2、差動入力信号をシングル・エンド出力信号に変換す
る信号変換回路において、 PN接合を含む差動入力段と、 該差動入力段のPN接合の両端の電圧損失を補償する電
圧を発生し、上記シングル・エンド出力信号を上記差動
入力信号に対して直線的に変化させる為の、上記差動入
力段のPN接合に整合したPN接合補償手段と、 該PN接合補償手段の発生する熱歪を上記差動入力信号
に対して直線的に変化するように補償するブートストラ
ッピング手段と、 上記PN接合補償手段の熱歪と絶対値が等しく逆相の熱
歪を発生する熱歪補償手段とを具えることを特徴とする
信号変換回路。 3、差動入力信号をシングル・エンド出力信号に変換す
る信号変換回路において、 上記差動入力信号を構成している2つの入力信号を受け
る差動入力段と、 該差動入力段の差動出力の一方を反転した信号と、上記
差動入力段の差動出力の他方の信号とを加算して上記シ
ングル・エンド出力信号を発生する出力回路手段とを具
え、 上記2つの入力信号間の逆相成分が上記シングル・エン
ド出力信号として加算され、上記2つの入力信号の同相
成分が上記シングル・エンド出力信号から除去されるこ
とを特徴とする信号変換回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US41382 | 1987-04-22 | ||
US07/041,382 US4755766A (en) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | Differential to single-ended converter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63283307A true JPS63283307A (ja) | 1988-11-21 |
JPH0783219B2 JPH0783219B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=21916213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63099272A Expired - Lifetime JPH0783219B2 (ja) | 1987-04-22 | 1988-04-21 | 信号変換回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4755766A (ja) |
EP (1) | EP0288303B1 (ja) |
JP (1) | JPH0783219B2 (ja) |
DE (1) | DE3854748D1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6724220B1 (en) | 2000-10-26 | 2004-04-20 | Cyress Semiconductor Corporation | Programmable microcontroller architecture (mixed analog/digital) |
US8103496B1 (en) | 2000-10-26 | 2012-01-24 | Cypress Semicondutor Corporation | Breakpoint control in an in-circuit emulation system |
US7765095B1 (en) | 2000-10-26 | 2010-07-27 | Cypress Semiconductor Corporation | Conditional branching in an in-circuit emulation system |
US8160864B1 (en) | 2000-10-26 | 2012-04-17 | Cypress Semiconductor Corporation | In-circuit emulator and pod synchronized boot |
US8149048B1 (en) | 2000-10-26 | 2012-04-03 | Cypress Semiconductor Corporation | Apparatus and method for programmable power management in a programmable analog circuit block |
US8176296B2 (en) | 2000-10-26 | 2012-05-08 | Cypress Semiconductor Corporation | Programmable microcontroller architecture |
US6573802B2 (en) * | 2000-11-30 | 2003-06-03 | Intersil Americas Inc. | Single-ended to differential and differential to single-ended conversion using a common mode shunt |
US7406674B1 (en) | 2001-10-24 | 2008-07-29 | Cypress Semiconductor Corporation | Method and apparatus for generating microcontroller configuration information |
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US6971004B1 (en) | 2001-11-19 | 2005-11-29 | Cypress Semiconductor Corp. | System and method of dynamically reconfiguring a programmable integrated circuit |
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US7844437B1 (en) | 2001-11-19 | 2010-11-30 | Cypress Semiconductor Corporation | System and method for performing next placements and pruning of disallowed placements for programming an integrated circuit |
US8069405B1 (en) | 2001-11-19 | 2011-11-29 | Cypress Semiconductor Corporation | User interface for efficiently browsing an electronic document using data-driven tabs |
US7774190B1 (en) | 2001-11-19 | 2010-08-10 | Cypress Semiconductor Corporation | Sleep and stall in an in-circuit emulation system |
US8103497B1 (en) | 2002-03-28 | 2012-01-24 | Cypress Semiconductor Corporation | External interface for event architecture |
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US7761845B1 (en) | 2002-09-09 | 2010-07-20 | Cypress Semiconductor Corporation | Method for parameterizing a user module |
US7295049B1 (en) | 2004-03-25 | 2007-11-13 | Cypress Semiconductor Corporation | Method and circuit for rapid alignment of signals |
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