JP2748017B2 - リニア広帯域差動増幅器 - Google Patents

リニア広帯域差動増幅器

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は差動増幅器に関するものであり、更に具体的
には印加された差動入力電圧に応答して発生された出力
電流のひずみを除去するリニア広帯域差動増幅器に関す
る。
〔従来の技術〕
差動増幅器から発生した出力信号に非線型性を導入す
ることは望ましくはない。一方、差動増幅器の使用を必
要とする数多くの応用例がある。このような応用例の1
つは、テレビジョン(TV)受像機における応用例であ
る。特に、テレビジョン(TV)復調システムの復調器部
分に対する差動IF(中間周波)入力信号における応用例
である。典型的には、差動増幅器は、IF(中間周波)出
力段と復調器との間のインタフェースとしてテレビジョ
ン(TV)復調システムにおいて使用されている。一般的
にいうと、IF(中間周波)出力信号は、差動増幅器に印
加される差動電圧である。差動増幅器は、その差動電圧
を、テレビジョン(TV)復調システムの復調器に供給さ
れる差動電流に変換する。一部の先行技術における差動
増幅器に関する1つの問題点は、トランジスタのベース
−エミッタ間ダイオードの非線型性によって、差動増幅
器の出力電流にひずみが導入されるということである。
モノラル音声テレビジョン(TV)システム方式では、こ
の点は問題とはならないかもしれない。しかしながら、
高品質ステレオテレビジョン(TV)システム方式では、
このひずみは、音声キャリア信号の近くにおいてうなり
(ビート音)を発生する可能性がある。ひずみが充分に
大きいと、発生するうなり(ビート音)は可聴音となる
可能性があり、これは極めて望ましくない。
このひずみを除去する手段として、先行技術では、差
動増幅器の入力段に線型化(リニア)段を結合してい
た。先行技術における線型化(リニア)段は、直接信号
経路とは異なる周波数応答を有するため、位相誤差が導
入される。従って、先行技術の線型化(リニア)方式は
低周波数域では極めて良好に作動するが、差動増幅器に
おいて発生されたひずみは、直接入力信号経路に関する
線型化(リニア)段の相殺(キャンセル)電流経路にお
ける位相シフトのために、高周波数域においては相殺
(キャンセル)されない。
従って、差動増幅器におけるひずみを除去するために
は広帯域線型化(リニア)方式が必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の目的の1つは、改良されたリニア広
帯域差動増幅器を提供することにある。
本発明の別の目的の1つは、テレビジョン(TV)復調
システムにおいて使用するのに適したリニア広帯域差動
増幅器を提供することにある。
本発明の更に別の目的の1つは、出力電流を線型化す
るための相殺(キャンセル)回路を有するリニア広帯域
差動増幅器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的及びその他の目的によると、第1の差動増
幅器部分(18,20,34,38)及び第2の差動増幅器部分(2
2,24,36,40)を含むリニア広帯域差動増幅器が提供され
ている。各差動増幅器部分は差動接続された第1(3)
及び第2(4)のトランジスタ対を含み、第1及び第2
の差動増幅器部分の第1及び第3のトランジスタ対のベ
ースはそれぞれ第1及び第2の入力(14,16)に結合さ
れており、一方第1及び第2の差動増幅器部分の第2及
び第4のトランジスタ対のベースは基準電圧VBが供給さ
れる端子(42)に結合されており、第1の差動増幅器部
分の第1のトランジスタ対(18,20)のコレクタは第1
及び第2の差動増幅器部分の第2及び第4のトランジス
タ対のトランジスタの内の1つのコレクタによってそれ
ぞれ第1の出力(44)に相互接続しているが、第2の差
動増幅器部分の第3のトランジスタ対(22,24)のコレ
クタは第1及び第2の差動増幅器部分の第2及び第4の
トランジスタ対のトランジスタの内の他方のトランジス
タのコレクタによってそれぞれ第2の出力(46)に接続
されており、線型化素子は第1及び第2の差動増幅器部
分の各々の第2及び第4のトランジスタ対の各々のトラ
ンジスタ(36,38)のエミッタ間に結合され、ベース−
エミッタ間ダイオードの非線型性効果を相殺(キャンセ
ル)する相殺(キャンセル)信号を与える。
従って、本発明の構成は以下に示す通りである。即
ち、差動接続された第1のトランジスタ対(18,20)及
び第2のトランジスタ対(34,38)を含み、前記第1の
トランジスタ対(18,20)のベースは第1の入力(14)
に結合され、前記第2のトランジスタ対(34,38)のベ
ースは基準電圧(VB)が供給される端子(42)に結合さ
れ、前記第1のトランジスタ対(18,20)のコレクタ及
び前記第2のトランジスタ対(34,38)の第1のトラン
ジスタ(38)のコレクタは第1の出力(44)に結合さ
れ、前記第2のトランジスタ対(34,38)の第2のトラ
ンジスタ(34)のコレクタは第2の出力(46)に結合さ
れている第1の差動増幅器部分(18,20,34,38)と、 差動接続された第3のトランジスタ対(22,24)及び
第4のトランジスタ対(36,40)を含み、前記第3のト
ランジスタ対(22,24)のベースは第2の入力(16)に
結合され、前記第4のトランジスタ対(36,40)のベー
スは前記基準電圧VBが供給される端子(42)に結合さ
れ、前記第3のトランジスタ対(22,24)のコレクタ及
び前記第4のトランジスタ対(36,40)の第1のトラン
ジスタ(36)のコレクタは前記第2の出力(46)に結合
され、前記第4のトランジスタ対(36,40)の第2のト
ランジスタ(40)のコレクタは前記第1の出力(44)に
結合されている第2の差動増幅器部分(22,24,36,40)
と、 前記第1の差動増幅器部分(18,20,34,38)の前記第
2のトランジスタ対(34,38)の前記第1のトランジス
タ(38)のエミッタと、前記第2の差動増幅器部分(2
2,24,36,40)の前記第4のトランジスタ対(36,40)の
前記第1のトランジスタ(36)のエミッタとの間に結合
された回路手段とから構成され、 前記第1及び第4のトランジスタ対を構成するトラン
ジスタ(18,20,36,40)が第1の動作状態にある時の該
トランジスタ(18,20,36,40)のベース−エミッタ間電
圧(VBE1)と、前記第2及び第3のトランジスタ対を構
成するトランジスタ(22,24,34,38)が第2の動作状態
にある時の該トランジスタ(22,24,34,38)のベース−
エミッタ間電圧(VBE2)との差電圧(VBE1−VBE2)によ
って生ずる非線型効果は、前記回路手段の両端に発生さ
れた信号によって相殺されて、線型な差動入力電圧
(Vi,−Vi)対差動出力電流(i0,−i0)特性を与えるこ
とを特徴とするリニア広帯域差動増幅器(10)としての
構成を有する。
或いはまた、前記回路手段は第1の抵抗値(R2)を有
する抵抗(56)を有することを特徴とするリニア広帯域
差動増幅器(10)としての構成を有する。
或いはまた、前記第1の差動増幅器部分(18,20,34,3
8)は、 前記第1のトランジスタ対(18,20)の第1のトラン
ジスタ(18)及び前記第2のトランジスタ対(34,38)
の第2のトランジスタ(34)のエミッタ間に結合され、
所定の抵抗値(R1)を有する第1の抵抗(60)と、 前記第1のトランジスタ対(18,20)の第2のトラン
ジスタ(20)及び前記第2のトランジスタ対(34,38)
の前記第1のトランジスタ(38)のエミッタ間に結合さ
れ、所定の抵抗値(R1)を有する第2の抵抗(62)とを
有することを特徴とするリニア広帯域差動増幅器(10)
としての構成を有する。
或いはまた、前記第2の差動増幅器部分(22,24,36,4
0)は、 前記第3のトランジスタ対(22,24)の第1のトラン
ジスタ(22)及び前記第4のトランジスタ対(36,40)
の第2のトランジスタ(40)のエミッタ間に結合され、
所定の抵抗値(R1)を有する第3の抵抗(66)と、 前記第3のトランジスタ対(22,24)の第2のトラン
ジスタ(24)及び前記第4のトランジスタ対(36,40)
の第1のトランジスタ(36)のエミッタ間に結合され、
所定の抵抗値(R1)を有する第4の抵抗(64)とを有す
ることを特徴とするリニア広帯域差動増幅器(10)とし
ての構成を有する。
或いはまた、前記第1乃至第4の抵抗(60,62,64,6
6)の抵抗値(R1)は前記回路手段の抵抗(56)の前記
第1の抵抗値(R2)の2倍であることを特徴とするリニ
ア広帯域差動増幅器(10)としての構成を有する。
或いはまた、前記第1の差動増幅器部分(18,20,34,3
8)及び第2の差動増幅器部分(22,24,36,40)の各々の
トランジスタ(18,20,22,24,34,36,38,40)のエミッタ
にそれぞれ結合され、実質的に一定の電流(IE)を供給
する定電流源(26,28,30,32,48,50,52,54)を有するこ
とを特徴とするリニア広帯域差動増幅器(10)としての
構成を有する。
〔発明の概要〕
リニア広帯域差動増幅器は、第1及び第2の差動増幅
器部分を含み、その各部分は差動接続された第1及び第
2のトランジスタ対を含み、かつ第1及び第2の差動増
幅器部分の各々の第2のトランジスタ対の第1のトラン
ジスタのエミッタ間に結合され、ベース−エミッタ接合
の非線型効果を相殺する線型化素子を含む。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例としてのリニア広帯域差動
増幅器の模式的回路構成図を示す。リニア広帯域差動増
幅器10は、従来のバイポーラプロセス技術を用いて、モ
ノリシック集積回路の形式で製造するのに適しているこ
とが理解できる。負荷手段12は、それぞれ逆位相出力電
流i0及び−i0が供給される第1及び第2の出力44及び46
に結合されている。リニア広帯域差動増幅器10は、第1
の入力14及び第2の入力16において差動的に印加された
差動入力電圧Vi,−Viを負荷手段12において供給される
差動出力電圧i0,−i0に変換する。リニア広帯域差動増
幅器10の第1の差動増幅器部分は、差動接続された第1
及び第2のトランジスタ対18:20及び34:38を含む。同様
に、第2の差動増幅器部分は、差動接続された第3及び
第4のトランジスタ対22:24及び36:40を含む。トランジ
スタ18及び20のベースは第1の入力14に結合されている
が、一方トランジスタ22及び24のベースは第2の入力16
に結合されている。トランジスタ34,36,38及び40のベー
スは、基準電圧VBが供給される端子42に結合されてい
る。トランジスタ18,20,38及び40のコレクタは、第1の
出力44に結合されているが、トランジスタ22,24,34及び
36のコレクタは第2の出力46に結合されている。これら
のトランジスタ18,20,22,24,34,36,38及び40のエミッタ
にはそれぞれ等しい値の定電流IEを供給する定電流源2
6,28,30,32,48,50,52及び54が結合されている。トラン
ジスタ18のエミッタは抵抗60を介してトランジスタ34の
エミッタに結合されているが、一方トランジスタ20のエ
ミッタは抵抗62を介してトランジスタ38のエミッタに結
合されている。同様に、抵抗64によってトランジスタ24
のエミッタとトランジスタ36のエミッタが結合され、抵
抗66によってトランジスタ22のエミッタとトランジスタ
40のエミッタが結合されている。差動増幅器部分の動作
は第1の入力14及び第2の入力16間に印加された差動入
力電圧Vi及び−Viによってトランジスタ18,20,36及び40
が導通する一方で、トランジスタ22,24,34及び38がター
ンオフされ、その逆もまた行われるという通常通りのも
のである。
明らかなように、非線型効果はリニア広帯域差動増幅
器10の差動増幅器部分において生ずる。即ち、第1の差
動増幅器部分のトランジスタ34及び38に比べてトランジ
スタ18及び20のVBE(トランジスタのベース−エミッタ
間ダイオード両端に生じる電圧)における不等の変化、
及び第2の差動増幅器部分のトランジスタ36及び40に比
べてトランジスタ22及び24のVBEにおける不等の変化に
よって、リニア広帯域差動増幅器10の差動増幅器部分に
おいて生じる。例えば、トランジスタ18及び20が第1の
入力14に印加された正電圧Viに応答してターンオンされ
ると、トランジスタ34及び38はターンオフされる。同様
に、第2の入力16に印加された負電圧−Viに応答してト
ランジスタ36及び40はターンオンされ、トランジスタ22
及び24はターンオフされる。この状態においては、トラ
ンジスタ18,20,36及び40のVBEはわずかに上昇するが、
一方トランジスタ22,24,34及び38のVBEは非常に大きく
低下する。従って、差動入力電圧Vi及び−Viに対してト
ランジスタ18,20,36及び40を流れる電流i1における変化
は、トランジスタ22,24,34及び38を流れる電流−i1にお
ける変化に比べて線型的(リニア)ではない。従って、
印加された差動入力電圧Vi,−Viを差動出力電流i0,−i0
に変換する際に、差動増幅器によってひずみが発生す
る。
本発明のリニア広帯域差動増幅器においては、差動増
幅器部分におけるトランジスタのベース−エミッタ間ダ
イオードの非線型効果は、相殺(キャンセル)回路また
は線型化(リニア)回路を使用することによって除去さ
れる。この相殺(キャンセル)回路は図示されているよ
うに、トランジスタ36のエミッタとトランジスタ38のエ
ミッタに結合されている抵抗56を含む。抵抗60,62,64及
び66の抵抗値はR1に等しいが、一方抵抗56の抵抗値はR2
に等しい。
差動増幅器部分のベース−エミッタ間ダイオードの非
線型効果がどのようにして相殺(キャンセル)されるか
を説明する。ここで、正方向入力電圧が第2の入力16に
対して第1の入力14において印加されると仮定し、かつ
電圧VBE1はトランジスタ18及び20のベース−エミッタ間
に発生され、電圧VBE2はトランジスタ22及び24のベース
−エミッタ間に発生されると仮定する。トランジスタ18
及び20がターンオフされると、電流i1が抵抗(R1)60及
び62を流れ、トランジスタ34及び38を介して端子42へ流
れる。これは、これらのトランジスタのベース−エミッ
タ間にVBE2に等しいバイアス電圧が発生される。同様
に、トランジスタ22及び24がターンオフすると、電流i1
がトランジスタ36及び40から抵抗(R1)64及び66を介し
て流れる。従って、VBE1はこれら2つのトランジスタ36
及び40のベース−エミッタ接合間に発生する。トランジ
スタ36及び38のエミッタ間の差電圧によって抵抗56なら
びにそこを流れる電流i2が発生する。
第1の出力44及び第2の出力46において生じた逆位相
出力電流の絶対値i0は下記に等しい。即ち、 i0=3i1+i2+i1 (1) 従って、 i0=2i1+i2 (2) 更に、 Vi=i1R1+(VBE1−VBE2) (3) または、 同様に、 式(4)及び(5)を式(2)に代入すると、下記の
式(6)が得られる。即ち、 もしもR2=R1/2であるとすると、 となる。
従って、本発明のリニア広帯域差動増幅器における相
殺(キャンセル)回路はリニア広帯域差動増幅器10の入
力段のトランジスタのベース−エミッタ間ダイオードの
非線型効果を相殺するので、出力電流は差動的に印加さ
れた差動入力電圧Vi,−Viの線型(リニア)な関数とな
る。
従って、出力が広帯域の入力信号周波数にわたって線
型である新規なリニア広帯域差動増幅器が開示された。
このリニア広帯域差動増幅器は第1及び第2の差動増幅
器部分及び線型化素子を含み、この線型化素子は差動増
幅器を構成するトランジスタのベース−エミッタ接合の
ダイオードにおける非線型性の効果を除去する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例としてのリニア広帯域差動増
幅器の模式的回路構成図である。 10……リニア広帯域差動増幅器 12……負荷手段 14……第1の入力 16……第2の入力 18,20,22,24,34,36,38,40……トランジスタ 26,28,30,32,48,50,52,54……定電流源 42……端子 44……第1の出力 46……第2の出力 56,60,62,64,66……抵抗 (18,20)……第1のトランジスタ対 (34,38)……第2のトランジスタ対 (22,24)……第3のトランジスタ対 (36,40)……第4のトランジスタ対 i0,−i0……差動出力電流(逆位相出力電流) Vi,−Vi……差動入力電圧 IE……電流 R1,R2……抵抗値 VBE1,VBE2……ベース−エミッタ間電圧

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動接続された第1及び第2のトランジス
    タ対を含み、前記第1のトランジスタ対のベースは第1
    の入力に結合され、前記第2のトランジスタ対のベース
    は基準電圧が供給される端子に結合され、前記第1のト
    ランジスタ対のコレクタ及び前記第2のトランジスタ対
    の第1のトランジスタのコレクタは第1の出力に結合さ
    れ、前記第2のトランジスタ対の第2のトランジスタの
    コレクタは第2の出力に結合されている第1の差動増幅
    器部分と、 差動接続された第3及び第4のトランジスタ対を含み、
    前記第3のトランジスタ対のベースは第2の入力に結合
    され、前記第4のトランジスタ対のベースは前記基準電
    圧が供給される端子に結合され、前記第3のトランジス
    タ対のコレクタ及び前記第4のトランジスタ対の第1の
    トランジスタのコレクタは前記第2の出力に結合され、
    前記第4のトランジスタ対の第2のトランジスタのコレ
    クタは前記第1の出力に結合されている第2の差動増幅
    器部分と、 前記第1の差動増幅器部分の前記第2のトランジスタ対
    の前記第1のトランジスタのエミッタと、前記第2の差
    動増幅器部分の前記第4のトランジスタ対の前記第1の
    トランジスタのエミッタとの間に結合された回路手段と
    から構成され、 前記第1及び第4のトランジスタ対を構成するトランジ
    スタが第1の動作状態にある時の該トランジスタのベー
    ス−エミッタ間電圧(VBE1)と、前記第2及び第3のト
    ランジスタ対を構成するトランジスタが第2の動作状態
    にある時の該トランジスタのベース−エミッタ間電圧
    (VBE2)との差電圧(VBE1−VBE2)によって生ずる非線
    型効果は、前記回路手段の両端に発生された信号によっ
    て相殺されて、線型な差動入力電圧(Vi,−Vi)対差動
    出力電流(i0,−i0)特性を与えることを特徴とするリ
    ニア広帯域差動増幅器。
  2. 【請求項2】前記回路手段は第1の抵抗値を有する抵抗
    を有することを特徴とする請求項1記載のリニア広帯域
    差動増幅器。
  3. 【請求項3】前記第1の差動増幅器部分は、 前記第1のトランジスタ対の第1のトランジスタ及び前
    記第2のトランジスタ対の第2のトランジスタのエミッ
    タ間に結合され、所定の抵抗値を有する第1の抵抗と、 前記第1のトランジスタ対の第2のトランジスタ及び前
    記第2のトランジスタ対の第1のトランジスタのエミッ
    タ間に結合され、所定の抵抗値を有する第2の抵抗とを
    有することを特徴とする請求項2記載のリニア広帯域差
    動増幅器。
  4. 【請求項4】前記第2の差動増幅器部分は、 前記第3のトランジスタ対の第1のトランジスタ及び前
    記第4のトランジスタ対の第2のトランジスタのエミッ
    タ間に結合され、所定の抵抗値を有する第3の抵抗と、 前記第3のトランジスタ対の第2のトランジスタ及び前
    記第4のトランジスタ対の第1のトランジスタのエミッ
    タ間に結合され、所定の抵抗値を有する第4の抵抗とを
    有することを特徴とする請求項3記載のリニア広帯域差
    動増幅器。
  5. 【請求項5】前記第1乃至第4の抵抗の抵抗値は前記回
    路手段の抵抗の前記第1の抵抗値の2倍であることを特
    徴とする請求項4記載のリニア広帯域差動増幅器。
  6. 【請求項6】前記第1の差動増幅器部分及び第2の差動
    増幅器部分の各々のトランジスタのエミッタにそれぞれ
    結合され、実質的に一定の電流を供給する電流源を有す
    ることを特徴とする請求項5記載のリニア広帯域差動増
    幅器。
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