JP3074063B2 - マンホールの蓋高さ調整工法 - Google Patents

マンホールの蓋高さ調整工法

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JP3074063B2
JP3074063B2 JP04090216A JP9021692A JP3074063B2 JP 3074063 B2 JP3074063 B2 JP 3074063B2 JP 04090216 A JP04090216 A JP 04090216A JP 9021692 A JP9021692 A JP 9021692A JP 3074063 B2 JP3074063 B2 JP 3074063B2
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基之 古賀
博正 志村
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株式会社ハッコー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路下のマンホール築
造の際に、蓋部の高さを調整するようにしたマンホール
の蓋高さ調整工法に関し、特に下水用組立てマンホール
の蓋高さ調整に適した工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路下のマンホール築造の際に、
マンホールの蓋部は、路面の傾斜に対し上下調整する必
要があり、このためのマンホールの蓋高さ調整工法また
は調整装置が各種提案されている。例えば、本願出願人
は図7及び図8に示すような蓋高さ調整工法を提案して
いる。即ちこの工法は、マンホールAを道路B下に築造
する際に、鉛直線に対し路面がθ度傾斜している場合
で、斜壁ブロックC部分までは従来周知の工法と同様に
マンホール築造材(コンクリートブロック)を積み上げ
ている。
【0003】上記斜壁ブロックCの上側には選択された
調整リングDが積み上げられるが、この調整リングDの
高さに合ったソケットボルトEを、斜壁ブロックCの上
部周方向にほぼ等間隔で3カに所建て込み、調整リング
Dを設置する。ソケットボルトEに固定ボルトFを螺挿
して立設し、この固定ボルトFに、テーパコイルスプリ
ングGとワッシャIを一枚挿通してから蓋受枠Hを挿通
して設置する。蓋受枠Hの上側から固定ボルトFに、ワ
ッシャIを介してナットJを螺装し、ナットJの締め付
けによりテーパコイルスプリングGを弾性変形させなが
ら蓋受枠Hの高さを路面高さに調整する。そして、調整
リングD及び蓋受枠Hの外周面及び内周面に沿って外型
枠K及び内型枠Lを配設し、外型枠Kと内型枠Lとの間
の間隙に超高速硬化モルタルMを充填して硬化させる。
モルタルMが硬化したならば、外型枠Kと内型枠Lとを
外して外側を埋め戻し、蓋受枠Hに鉄蓋Nを嵌着するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマンホール
の蓋高さ調整工法においては、高さ調整が、ナットJの
締め付けによりテーパコイルスプリングGを弾性変形さ
せる簡単な操作で、無段階に50mm程度の微調整を行
うことが出来、傾斜地における組立て式マンホールの築
造に効果を発揮している。ところで上記の工法では、調
整リングD及び蓋受枠Hの外周面及び内周面に沿って外
型枠K及び内型枠Lを配設し、外型枠Kと内型枠Lとの
間の間隙に超高速硬化モルタルMを充填して硬化させる
ようにしているが、モルタルMの硬化後に外型枠K及び
内型枠Lを外して内面側を仕上げ処理しており、その作
業が面倒であり、また硬化したモルタルMが内周面から
マンホール内に崩れ落ちることがあった。また、マンホ
ールAに作業者が出入りするとき、上記内面側は出入り
口となるので、不用意に接触する危険性があった。本発
明は、上記の課題を解決することを目的になされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、道路下のマンホール築造の際に、蓋部の
高さを調整するようにしたマンホー ルの蓋高さ調整工
法において、マンホール1の上部コンクリートブロック
に固定ボルト4を立設し、この固定ボルト4を蓋受枠7
に挿通して該蓋受枠7の上側からナット9を螺装し、上
部コンクリートブロックと蓋受枠7間に、それぞれボル
ト挿通穴を有するテーパコイルスプリング5、台形状板
バネ23、半円形状板バネ24、平行四辺形状板バネ2
5、二つ折り状板バネ26、ゴム体27のいずれかの弾
性支持材を介装し、上記ナット9を締め付け,または緩
めることにより弾性支持材を弾性変形させながら蓋受枠
7を上下調節して路面と面合わせし、上部コンクリート
ブロック及び蓋受枠7の外周面及び内周面に沿って可撓
性外型枠14及び金属内型枠16または可撓性内型枠1
9を配設し、上部コンクリートブロックと蓋受枠7との
高さ調整間隙に硬練りの超高速硬化モルタル18を充填
して硬化するようにすると共に、上記可撓性内型枠19
を超高速硬化モルタル18が硬化した後も残して仕上げ
面とし、該可撓性内型枠19の内周面に、蛍光材のよう
な反射部20を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の手段により本発明のマンホールの蓋高さ
調整工法は、以下の作用を行う。.上部コンクリート
ブロック及び蓋受枠7の外周面及び内周面に沿って可撓
性外型枠14及び金属内型枠16または可撓性内型枠1
9を配設し、上部コンクリートブロックと蓋受枠7との
高さ調整間隙に硬練りの超高速硬化モルタル18を充填
して硬化するようにすると共に、上記可撓性内型枠19
を超高速硬化モルタル18が硬化した後も残して仕上げ
面としたので、可撓性内型枠19の配設が容易となると
共に、仕上げ作業が不要となり、硬化した超高速硬化モ
ルタル18がマンホール1内に崩れ落ちるのが防止され
る。.また、可撓性内型枠19の内周面に、蛍光材の
ような反射部20を設けたので、作業者がマンホール1
に出入りする際に、反射部20の反射によって出入り口
が確認され、安全に出入りすることが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1において、符号1は道路の
地下に築造された,通称プレホールといわれる下水用組
立てマンホールで、このマンホール1内の下部には、図
示しないが例えば下水管が貫通,接続されている。マン
ホール1の築造に当たっては、まず路面からの高さが確
認され、設置される。
【0008】マンホール1は、基礎杭、グリ石等で固め
られた基礎の上に各種のコンクリートブロックを順に積
み上げ、それぞれの接合部にエポキシ樹脂含浸体等を配
設して接着し、ずれ止めして設置される。そして、斜壁
ブロック2の上側には道路の路面高さに応じて選択され
た調整リング3が積み上げられるが、この調整リング3
の高さに合った図示しないソケットボルトを、斜壁ブロ
ック2の上部周方向にほぼ等間隔で3カ所に建て込み、
調整リング3を設置する。ソケットボルトには、固定ボ
ルト4がその下端部を螺挿して立設され、この固定ボル
ト4に、テーパコイルスプリング5とワッシャ6を挿通
してから蓋受枠7を挿通して設置する。蓋受枠7の上側
から固定ボルト4に、ワッシャ8を介してナット9を螺
装し、ナット9の締め付けにより、テーパコイルスプリ
ング5を弾性変形させながら蓋受枠7の高さが路面高さ
に合わせて、図面のように間隙の高い位置H,低い位置
hのように斜めに調整される。
【0009】上記蓋受枠7には、蓋嵌合穴10を設ける
と共に、図5に示すように4個の空気抜き穴11と、6
個のボルト穴12とを設け、6個のボルト穴12のう
ち、この実施例では3個のものに固定ボルト4を挿通し
て使用するようにし、他の3個のものは空気抜き穴とし
て使用するようにしている。また、蓋受枠7の内周面下
部位置には、周方向3〜4カ所に内型枠ずれ防止用突起
13を一体的に形成している。そして、調整リング3及
び蓋受枠7の外周面及び内周面に沿って、可撓性外型枠
(ポリオレフィン発泡体または可撓性ゴム製のベルト)
14及び金属内型枠(アルミ製)16を配設している。
可撓性外型枠14は、その下端部が荷造り用の,締め付
け金具15aを有する締め付けバンド15により調整リ
ング3に締め付けられて固定され、金属内型枠16は調
整リング3と蓋受枠7の内周面に沿って、内型枠ずれ防
止用突起13によりずれ防止されて適宜な手段で固定さ
れる。
【0010】そして、可撓性外型枠14の間隙の高い位
置Hと対応する部分を外側に撓ませ、ここに濾斗17を
差込み、モルタル容器18aから2〜3時間で硬化する
超高速硬化モルタルであるハイセメコン18を注入,充
填する。このハイセメコン18の注入時には、間隙の高
い位置Hと対応する部分から注入することにより、ハイ
セメコン18は高い位置Hから低い位置hへと自然に流
れて、4個の空気抜き穴11と3個のボルト穴12から
間隙内の空気を抜きつつ全間隙にムラなく充填され、濾
斗17を抜き取ると可撓性外型枠14は元の状態に復帰
する。ハイセメコン18が硬化したならば、可撓性外型
枠14と金属内型枠16を取り外して外側を路盤材敷均
し等により埋め戻し、内側を内面仕上げ処理して蓋受枠
7に鉄蓋を嵌着する。そして、蓋受枠7の外周部分を道
路の舗装と共に舗装して全作業を終了し道路の交通を解
放する。これら一連の作業行程を図6に示す。
【0011】上記第1実施例の可撓性外型枠14のポリ
オレフィン発泡体または可撓性ゴム製のベルトに代えて
環状の可撓性ゴムベルト14aにして、調整リング3及
び蓋受枠7の外周面に締め付けるようにしてもよく(こ
の場合には締め付けバンド15は不要となる)、また、
金属内型枠(アルミ製)16に代えて、図2に示すよう
に、可撓性ゴム内型枠19を用いるようにしても良いも
のである。この第2実施例においても、上記第1実施例
のものと同様にマンホール築造作業が行われるので、そ
の作業行程についての説明は省略するが、この第2実施
例においては、可撓性ゴム内型枠19を、ハイセメコン
18が硬化した後も取外すことなく残しておいて仕上げ
面とするようにしている。従って、ハイセメコン18の
硬化後に内面仕上げ処理を行わないものである。
【0012】また、この第2実施例においては、可撓性
ゴム内型枠19がハイセメコン18硬化後も取外すこと
なく仕上げ面として残されるので、この可撓性ゴム内型
枠19の内周面、即ち、マンホール1の出入り口内周面
となる部分に、蛍光材からなる黄色の反射線20を設け
ている。そして、マンホール完成後、作業者がマンホー
ル内に入って作業するとき、その出入り口内周面におい
て黄色の反射線20が反射することになり、作業者の注
意を喚起して安全に出入りすることが出来るようにな
る。また、可撓性ゴム内型枠19により硬化後のハイセ
メコン18がマンホール1内に崩れ落ちるのが防止され
る。
【0013】上記第1及び第2実施例のようなマンホー
ル1において、マンホール完成後、道路を通行する車両
等により蓋受枠7及び鉄蓋には、1平方cm当り150
〜400kgもの荷重が掛かり、長期間の間にはこの大
きな荷重や振動等により、ハイセメコン18の部分が劣
化して崩れ、蓋受枠7及び鉄蓋部分が路面より低くなっ
てしまう可能性があるので、本発明ではその補強策を講
じている。即ち、図3に示すように、上記の固定ボルト
4及びテーパコイルスプリング5の外周部に、調整リン
グ3と蓋受枠7に接する高さを有し、かつ蓋受枠7の高
さ調整に伴って圧縮変形可能の筒体21を設け、この筒
体21内に、2〜3時間で硬化する樹脂モルタル22等
を充填するようにしている。筒体21の材質は、金属
筒、網筒、合成樹脂筒等何れでも良く、また、形状は、
円筒、角筒の何れでも良いものである。
【0014】上記筒体21を固定ボルト4及びテーパコ
イルスプリング5の外周部に設置する時期は固定ボルト
4に蓋受枠7を挿通する前で、筒体21の設置と同時に
筒体21内に樹脂モルタル22等を充填しておく(図3
(a)の状態)。そして、固定ボルト4に蓋受枠7を挿
通しワッシャ8を介して固定ボルト4にナット9を螺装
し、その締め付けにより高さ調節が行われる。すると、
筒体21は図3(b)の状態に圧縮され、これに伴って
樹脂モルタル22も変形し、その一部は筒体21外に排
出される。この状態で上記第1及び第2実施例と同じ手
段でハイセメコン18を注入,充填する。そして、所定
時間後樹脂モルタル22及びハイセメコン18が硬化す
る。
【0015】上記筒体21は固定ボルト4及びテーパコ
イルスプリング5の外周部に設置するに限らず、調整リ
ング3と蓋受枠7との間の任意の位置に設けても良いも
のである。また、上記テーパコイルスプリング5は、固
定ボルト4位置に限らず調整リング3と蓋受枠7との間
の任意の位置に設けても良いものである。そして、筒体
21内で硬化した樹脂モルタル22は、筒体21により
外周が保護されて柱状に保持されているので、路面から
の荷重、振動によりハイセメコン18等が劣化して崩れ
ることがあっても、容易に崩れることがなく、蓋受枠7
及び鉄蓋部分を強大な強度で支持する。特に、筒体21
を、上記固定ボルト4、弾性支持材5の外周に位置して
設けた場合には、本来支持機能を有している固定ボルト
4、弾性支持材5自体及びその外周が、筒体21内で硬
化した樹脂モルタル22により固められて柱状に保持さ
れ、容易に劣化することがない。
【0016】上記各実施例では、弾性支持体としてテー
パコイルスプリング5を用いた場合について説明した
が、テーパコイルスプリング5に代えて図4(a)〜
(e)に示すようなものを用いても良いものである。即
ち、(a)は鋼板からなる台形状板バネ23で固定ボル
ト4に挿通するボルト挿通穴23aを有しており、同様
に、ボルト挿通穴24aを有する半円形状板バネ24、
ボルト挿通穴25aを有する平行四辺形状板バネ25、
ボルト挿通穴26aを有する二つ折り状板バネ26、ま
た、ボルト挿通穴27aを有するゴム体27等をそれぞ
れ用いることが出来るものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマンホール
の蓋高さ調整工法によれば、以下のような効果を奏す
る。.マンホール1の上部コンクリートブロックに固
定ボルト4を立設し、この固定ボルト4を蓋受枠7に挿
通して該蓋受枠7の上側からナット9を螺装し、上部コ
ンクリートブロックと蓋受枠7間に、それぞれボルト挿
通穴を有するテーパコイルスプリング5、台形状板バネ
23、半円形状板バネ24、平行四辺形状板バネ25、
二つ折り状板バネ26、ゴム体27のいずれかの弾性支
持材を介装し、上記ナット9を締め付け,または緩める
ことにより弾性支持材を弾性変形させながら蓋受枠7を
上下調節して路面と面合わせし、上部コンクリートブロ
ック及び蓋受枠7の外周面及び内周面に沿って可撓性外
型枠14及び金属内型枠16または可撓性内型枠19を
配設し、上部コンクリートブロックと蓋受枠7との高さ
調整間隙に硬練りの超高速硬化モルタル18を充填して
硬化するようにすると共に、上記可撓性内型枠19を超
高速硬化モルタル18が硬化した後も残して仕上げ面と
したので、可撓性内型枠19の配設が容易となると共
に、仕上げ作業が不要となって作業時間が短縮される。
また、可撓性内型枠19が硬化した超高速硬化モルタル
18を補強し、マンホール1内に崩れ落ちるのを防止す
る働きもする。.また、可撓性内型枠19の内周面
に、蛍光材のような反射部20を設けたので、作業者が
マンホール1に出入りする際に、反射部20の反射によ
って出入り口が確認され、注意を喚起して安全に出入り
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマンホールの蓋高さ調整工法の一
実施例の部分側断面図である。
【図2】本発明のマンホールの蓋高さ調整工法の他の実
施例の部分側断面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の要部の側断面図で
ある。
【図4】(a)ないし(e)はそれぞれ異なる弾性支持
材の斜視図である。
【図5】蓋受枠部分の平面図である。
【図6】本発明の作業行程図である。
【図7】従来例の部分側断面図である。
【図8】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール 2 斜壁ブロック 3 調整リング 4 固定ボルト 5 テーパコイルスプリング 6,8 ワッシャ 7 蓋受枠 9 ナット 10 蓋嵌合穴 11 空気抜き穴 12 ボルト穴 13 内型枠ずれ防止用突起 14 可撓性外型枠(ポリオレフィン発泡体または可撓
性ゴム製のベルト) 14a 可撓性ゴムベルト 15 締め付けバンド 15a 締め付け金具 16 金属内型枠(アルミ製) 17 濾斗 18 ハイセメコン(超高速硬化モルタル) 18a
モルタル容器 19 可撓性ゴム内型枠 20 黄色の反射線(蛍光材) 21 筒体 22 超高速硬化樹脂モルタル 23 台形状板バネ 23a ボルト挿通穴 24 半円形状板バネ 24a ボルト挿通穴 25 平行四辺形状板バネ 25a ボルト挿通穴 26 二つ折り状板バネ 26a ボルト挿通穴 27 ゴム体 27a ボルト挿通穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路下のマンホール築造の際に、蓋部の
    高さを調整するようにしたマンホールの蓋高さ調整工法
    において、 マンホール(1)の上部コンクリートブロックに固定ボ
    ルト(4)を立設し、この固定ボルト(4)を蓋受枠
    (7)に挿通して蓋受枠(7)の上側からナット
    (9)を螺装し、上部コンクリートブロックと蓋受枠
    (7)間に、それぞれボルト挿通穴を有するテーパコイ
    ルスプリング(5)、台形状板バネ(23)、半円形状
    板バネ(24)、平行四辺形状板バネ(25)、二つ折
    り状板バネ(26)、ゴム体(27)のいずれかの弾性
    支持材を介装し、上記ナット(9)を締め付け,または
    緩めることにより弾性支持材を弾性変形させながら蓋受
    (7)を上下調節して路面と面合わせし、上部コンク
    リートブロック及び蓋受枠(7)の外周面及び内周面に
    沿って可撓性外型枠(14)及び金属内型枠(16)ま
    たは可撓性内型枠(19)を配設し、上部コンクリート
    ブロックと蓋受枠(7)との高さ調整間隙に硬練りの超
    高速硬化モルタル(18)を充填して硬化するようにす
    ると共に、上記可撓性内型枠(19)超高速硬化モル
    タル(18)が硬化した後も残して仕上げ面とし、該可
    撓性内型枠(19)の内周面に、蛍光材のような反射部
    (20)を設けたことを特徴とするマンホールの蓋高さ
    調整工法。
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