JP3073480B2 - 隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送組立方法 - Google Patents
隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送組立方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばユニットバ
スに組込まれる隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結
壁パネルの搬送組立方法に関する。
スに組込まれる隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結
壁パネルの搬送組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のユニットバスに組込まれる壁パネ
ルの連結部の構造には、例えば、特開平8−26059
4号公報、特開平8−68152号公報、特開平9−6
0160号公報、及び特開平9−144166号公報に
開示されたものがある。
ルの連結部の構造には、例えば、特開平8−26059
4号公報、特開平8−68152号公報、特開平9−6
0160号公報、及び特開平9−144166号公報に
開示されたものがある。
【0003】例えば、上記特開平8−260594号公
報や特開平9−144166号公報に開示されたユニッ
トバスでは、図17に示すように、二枚の壁パネル10
1・101を同一平面上で突き合わせて接続するときに
は、これら二枚の壁パネル101・101の間に、断面
T字状の挿入部102a・102aを有する支柱102
・102を突き合わせた状態で挿入し接合することによ
って、支柱102・102同士及び支柱102・102
と壁パネル101・101とを連結している。
報や特開平9−144166号公報に開示されたユニッ
トバスでは、図17に示すように、二枚の壁パネル10
1・101を同一平面上で突き合わせて接続するときに
は、これら二枚の壁パネル101・101の間に、断面
T字状の挿入部102a・102aを有する支柱102
・102を突き合わせた状態で挿入し接合することによ
って、支柱102・102同士及び支柱102・102
と壁パネル101・101とを連結している。
【0004】そして、さらに、これら突き合わせた断面
T字状の挿入部102a・102aを断面凹状のジョイ
ントピース103にて嵌合挟持することにより、二枚の
壁パネル101・101の接続状態を確実にしている。
T字状の挿入部102a・102aを断面凹状のジョイ
ントピース103にて嵌合挟持することにより、二枚の
壁パネル101・101の接続状態を確実にしている。
【0005】また、同技術においては、二枚の壁パネル
101・101を直角に接続するときには、図18に示
すように、壁パネル101・101の側端部に上記の支
柱102・102を接合しておき、これら支柱102・
102における突き合わせた断面T字状の挿入部102
a・102aの間に断面略L字状の連結部材104を当
接させ、挿入部102a・102aと断面略L字状の連
結部材104とを上記断面凹状のジョイントピース10
3・103にて嵌合挟持することにより、二枚の壁パネ
ル101・101における直角の接続状態を確実なもの
としている。
101・101を直角に接続するときには、図18に示
すように、壁パネル101・101の側端部に上記の支
柱102・102を接合しておき、これら支柱102・
102における突き合わせた断面T字状の挿入部102
a・102aの間に断面略L字状の連結部材104を当
接させ、挿入部102a・102aと断面略L字状の連
結部材104とを上記断面凹状のジョイントピース10
3・103にて嵌合挟持することにより、二枚の壁パネ
ル101・101における直角の接続状態を確実なもの
としている。
【0006】また、特開平8−68152号公報では、
図19に示すように、直角方向にそれぞれ溝201・2
01を有する接続部材202を用いて、これら溝201
・201に壁パネル203・203をそれぞれ嵌挿する
ことにより、これら二枚の壁パネル203・203を直
角に連結している。
図19に示すように、直角方向にそれぞれ溝201・2
01を有する接続部材202を用いて、これら溝201
・201に壁パネル203・203をそれぞれ嵌挿する
ことにより、これら二枚の壁パネル203・203を直
角に連結している。
【0007】また、特開平9−60160号公報では、
図20に示すように、二枚の壁パネル301・301を
同一平面上で突き合わせて連結するときには、これら二
枚の壁パネル301・301の間に挟着部材302を挿
入し、かつこの挟着部材302を挟着圧接部材303に
て引き付けて二枚の壁パネル301・301を挟着する
ことにより、二枚の壁パネル301・301を突き合わ
せ状態に接続している。
図20に示すように、二枚の壁パネル301・301を
同一平面上で突き合わせて連結するときには、これら二
枚の壁パネル301・301の間に挟着部材302を挿
入し、かつこの挟着部材302を挟着圧接部材303に
て引き付けて二枚の壁パネル301・301を挟着する
ことにより、二枚の壁パネル301・301を突き合わ
せ状態に接続している。
【0008】このように、上記各公報のユニットバスで
は、現場施工において、ユニットバスに組込まれる壁パ
ネルをできるだけ簡易に施工できるように、各々工夫が
なされている。
は、現場施工において、ユニットバスに組込まれる壁パ
ネルをできるだけ簡易に施工できるように、各々工夫が
なされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送
組立方法では、現場施工において、一枚ずつ壁パネルを
組付け、支柱102・102や接続部材202並びに挟
着部材302及び挟着圧接部材303等の連結部材を用
いて各壁パネルを連結する。しかし、二枚の壁パネルを
支持するためには、二人作業でないと組み付けが難しく
時間がかかるという問題点を有している。
隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送
組立方法では、現場施工において、一枚ずつ壁パネルを
組付け、支柱102・102や接続部材202並びに挟
着部材302及び挟着圧接部材303等の連結部材を用
いて各壁パネルを連結する。しかし、二枚の壁パネルを
支持するためには、二人作業でないと組み付けが難しく
時間がかかるという問題点を有している。
【0010】また、支柱を立設する場合においても、一
般的には、支柱をユニットバスの四隅と中央部4箇所に
立設しなければならず、手間がかかるという問題点を有
している。
般的には、支柱をユニットバスの四隅と中央部4箇所に
立設しなければならず、手間がかかるという問題点を有
している。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、現場施工が簡単で組付け
作業を一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得
る隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬
送組立方法を提供することにある。
たものであって、その目的は、現場施工が簡単で組付け
作業を一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得
る隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬
送組立方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の隅
角部用連結壁パネルは、上記課題を解決するために、二
枚の壁パネルを連結部材により開き角度を所定の値にし
て連結した隅角部用連結壁パネルにおいて、上記連結部
材は、二枚の壁パネルが回動し得るように両壁パネル端
部に跨がって取り付けられる可撓性部材からなるヒンジ
部材と、このヒンジ部材に設けられてヒンジ部材の回動
角度を規制する角度規制部材とからなる一方、少なくと
も上記ヒンジ部材は、壁パネルの高さと同じ高さを有し
ていると共に、上記連結部材のヒンジ部材と角度規制部
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されていることを特徴としている。
角部用連結壁パネルは、上記課題を解決するために、二
枚の壁パネルを連結部材により開き角度を所定の値にし
て連結した隅角部用連結壁パネルにおいて、上記連結部
材は、二枚の壁パネルが回動し得るように両壁パネル端
部に跨がって取り付けられる可撓性部材からなるヒンジ
部材と、このヒンジ部材に設けられてヒンジ部材の回動
角度を規制する角度規制部材とからなる一方、少なくと
も上記ヒンジ部材は、壁パネルの高さと同じ高さを有し
ていると共に、上記連結部材のヒンジ部材と角度規制部
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されていることを特徴としている。
【0013】上記の発明によれば、連結部材は、二枚の
壁パネルが回動し得るように両壁パネル端部に跨がって
取り付けられる可撓性部材からなるヒンジ部材と、この
ヒンジ部材に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制す
る角度規制部材とからなっている。
壁パネルが回動し得るように両壁パネル端部に跨がって
取り付けられる可撓性部材からなるヒンジ部材と、この
ヒンジ部材に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制す
る角度規制部材とからなっている。
【0014】このため、ヒンジ部材を二枚の壁パネル端
部に跨がって取り付けることによって、このヒンジ部材
は可撓性部材からなるので、二枚の壁パネルが回動自在
に連結される。
部に跨がって取り付けることによって、このヒンジ部材
は可撓性部材からなるので、二枚の壁パネルが回動自在
に連結される。
【0015】一方、このヒンジ部材には、回動角度を規
制する角度規制部材が設けられている。従って、二枚の
壁パネルを立設して回動させると、角度規制部材によっ
て二枚の壁パネルを例えば直交するように立設すること
ができる。そして、このとき、二枚の壁パネルを自立さ
せることができる。従って、現場での作業を作業者一人
でも容易に行なうことができる。
制する角度規制部材が設けられている。従って、二枚の
壁パネルを立設して回動させると、角度規制部材によっ
て二枚の壁パネルを例えば直交するように立設すること
ができる。そして、このとき、二枚の壁パネルを自立さ
せることができる。従って、現場での作業を作業者一人
でも容易に行なうことができる。
【0016】また、少なくともヒンジ部材は、壁パネル
の高さと同じ高さを有している。このため、二枚の壁パ
ネルの間のシール性を確保することができる。
の高さと同じ高さを有している。このため、二枚の壁パ
ネルの間のシール性を確保することができる。
【0017】一方、二枚の壁パネルは、ヒンジ部材より
も角度規制部材側においては回動角度が規制されるが、
その反対側は回動自在である。従って、工場にて連結部
材を取り付けられたこれら二枚の壁パネルを二つ折りに
して搬送することが可能となる。このため、搬送におい
ては従来通り壁パネルを積み重ねて搬送することができ
るので、支障になることがない。
も角度規制部材側においては回動角度が規制されるが、
その反対側は回動自在である。従って、工場にて連結部
材を取り付けられたこれら二枚の壁パネルを二つ折りに
して搬送することが可能となる。このため、搬送におい
ては従来通り壁パネルを積み重ねて搬送することができ
るので、支障になることがない。
【0018】この結果、予め、二枚の壁パネルの連結作
業を工場にて行なうことができるので、現場での作業時
間を短縮することができる。
業を工場にて行なうことができるので、現場での作業時
間を短縮することができる。
【0019】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角部
用連結壁パネルを提供することができる。
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角部
用連結壁パネルを提供することができる。
【0020】また、連結部材のヒンジ部材と角度規制部
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されているので、これら連結部材のヒンジ部
材及び角度規制部材の製造に際して、容易に製造するこ
とができ、かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を
図ることができる。
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されているので、これら連結部材のヒンジ部
材及び角度規制部材の製造に際して、容易に製造するこ
とができ、かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を
図ることができる。
【0021】請求項2に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、上記課題を解決するために、請求項1記載の隅角
部用連結壁パネルにおいて、二枚の壁パネルにおける他
端には、壁パネルの側面よりも外方に突出する端面結合
部材がそれぞれ接合される一方、この端面結合部材の突
出先端は、他の壁パネルに接合される同形状に形成され
た端面結合部材とを突き合わせて嵌合固着部材にて嵌合
固着及び係止すべく、断面略逆V字状に形成されている
一方、上記端面結合部材は、プラスチックを用いた押出
成形による一体成形品にて形成されていることを特徴と
している。
ルは、上記課題を解決するために、請求項1記載の隅角
部用連結壁パネルにおいて、二枚の壁パネルにおける他
端には、壁パネルの側面よりも外方に突出する端面結合
部材がそれぞれ接合される一方、この端面結合部材の突
出先端は、他の壁パネルに接合される同形状に形成され
た端面結合部材とを突き合わせて嵌合固着部材にて嵌合
固着及び係止すべく、断面略逆V字状に形成されている
一方、上記端面結合部材は、プラスチックを用いた押出
成形による一体成形品にて形成されていることを特徴と
している。
【0022】上記の発明によれば、二枚の壁パネルにお
ける他端には、壁パネルの側面よりも外方に突出する端
面結合部材がそれぞれ接合される一方、この端面結合部
材の突出先端は、他の壁パネルに接合される同形状に形
成された端面結合部材とを突き合わせて嵌合固着部材に
て嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V字状に形成され
ている。
ける他端には、壁パネルの側面よりも外方に突出する端
面結合部材がそれぞれ接合される一方、この端面結合部
材の突出先端は、他の壁パネルに接合される同形状に形
成された端面結合部材とを突き合わせて嵌合固着部材に
て嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V字状に形成され
ている。
【0023】このため、二枚の壁パネルを同一平面上に
突き合わせて連結するときには、端面結合部材と嵌合固
着部材とによって、容易に連結することができる。
突き合わせて連結するときには、端面結合部材と嵌合固
着部材とによって、容易に連結することができる。
【0024】即ち、二枚の壁パネルを同一平面上に突き
合わせて連結するときには、二枚の壁パネルにおける端
面のそれぞれに端面結合部材が接合されているので、こ
れら端面結合部材同士を突き合わせる。このとき、各端
面結合部材は、壁パネルの側面よりも外方に突出してい
るので、突き合わされた二つの端面結合部材における突
出部分を嵌合固着部材にて挟持することによって、容易
に、両壁パネルを接合することができる。
合わせて連結するときには、二枚の壁パネルにおける端
面のそれぞれに端面結合部材が接合されているので、こ
れら端面結合部材同士を突き合わせる。このとき、各端
面結合部材は、壁パネルの側面よりも外方に突出してい
るので、突き合わされた二つの端面結合部材における突
出部分を嵌合固着部材にて挟持することによって、容易
に、両壁パネルを接合することができる。
【0025】また、嵌合固着部材にて二つの端面結合部
材を挟持したときに、各端面結合部材における突出先端
は断面略逆V字状に形成されているので、この断面略逆
V字状の形状により、嵌合固着部材を端面結合部材に確
実に係止させることができる。
材を挟持したときに、各端面結合部材における突出先端
は断面略逆V字状に形成されているので、この断面略逆
V字状の形状により、嵌合固着部材を端面結合部材に確
実に係止させることができる。
【0026】この結果、二枚の壁パネルにおける隅角部
は勿論、二枚の壁パネルを同一平面上に突き合わせて連
結する場合においても、容易に連結することができる。
は勿論、二枚の壁パネルを同一平面上に突き合わせて連
結する場合においても、容易に連結することができる。
【0027】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
隅角部用連結壁パネルを提供することができる。
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
隅角部用連結壁パネルを提供することができる。
【0028】また、端面結合部材は、プラスチックを用
いた押出成形による一体成形品にて形成されているの
で、容易に製造することができる。
いた押出成形による一体成形品にて形成されているの
で、容易に製造することができる。
【0029】請求項3に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、上記課題を解決するために、二枚の壁パネルを連
結部材により開き角度を所定の値にして連結した隅角部
用連結壁パネルにおいて、上記連結部材は、二枚の壁パ
ネルが回動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り
付けられる可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒン
ジ部材に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角
度規制部材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材
は、壁パネルの高さと同じ高さを有していると共に、二
枚の壁パネルにおける他端には、壁パネルの側面よりも
外方に突出する端面結合部材がそれぞれ接合される一
方、この端面結合部材の突出先端は、他の壁パネルに接
合される同形状に形成された端面結合部材とを突き合わ
せて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止すべく、断面略
逆V字状に形成されている一方、上記端面結合部材にお
ける壁パネル側面から外方への突出境界部には、断面略
V字状の溝が形成されていることを特徴としている。
ルは、上記課題を解決するために、二枚の壁パネルを連
結部材により開き角度を所定の値にして連結した隅角部
用連結壁パネルにおいて、上記連結部材は、二枚の壁パ
ネルが回動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り
付けられる可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒン
ジ部材に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角
度規制部材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材
は、壁パネルの高さと同じ高さを有していると共に、二
枚の壁パネルにおける他端には、壁パネルの側面よりも
外方に突出する端面結合部材がそれぞれ接合される一
方、この端面結合部材の突出先端は、他の壁パネルに接
合される同形状に形成された端面結合部材とを突き合わ
せて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止すべく、断面略
逆V字状に形成されている一方、上記端面結合部材にお
ける壁パネル側面から外方への突出境界部には、断面略
V字状の溝が形成されていることを特徴としている。
【0030】上記の発明によれば、端面結合部材におけ
る壁パネル側面から外方への突出境界部には、断面略V
字状の溝が形成されている。このため、工場にて端面結
合部材を取り付けられた壁パネルを二つ折りにした状態
にするに際して、断面略V字状の溝の部分にて端面結合
部材の突出部分を折り畳むことができる。
る壁パネル側面から外方への突出境界部には、断面略V
字状の溝が形成されている。このため、工場にて端面結
合部材を取り付けられた壁パネルを二つ折りにした状態
にするに際して、断面略V字状の溝の部分にて端面結合
部材の突出部分を折り畳むことができる。
【0031】従って、複数の壁パネルを積み重ねる際
に、突出部分が邪魔になるということがない。
に、突出部分が邪魔になるということがない。
【0032】この結果、工場から現場への搬送の際に、
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された端面結合部材の突出先端
が、搬送の際に損傷するのを防止することができる。
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された端面結合部材の突出先端
が、搬送の際に損傷するのを防止することができる。
【0033】請求項4に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又は3
記載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度
規制部材は、上記ヒンジ部材に設けられる2つの断面略
三角形部材又は2つの断面略逆V字形状部材からなって
いることを特徴としている。
ルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又は3
記載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度
規制部材は、上記ヒンジ部材に設けられる2つの断面略
三角形部材又は2つの断面略逆V字形状部材からなって
いることを特徴としている。
【0034】上記の発明によれば、連結部材の角度規制
部材は、ヒンジ部材に設けられる2つの断面略三角形部
材又は2つの断面略逆V字形状部材からなっている。
部材は、ヒンジ部材に設けられる2つの断面略三角形部
材又は2つの断面略逆V字形状部材からなっている。
【0035】このため、角度規制部材の構成を簡単にし
て、壁パネルを所望の開き角度に設定することができ
る。
て、壁パネルを所望の開き角度に設定することができ
る。
【0036】請求項5に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、上記課題を解決するために、請求項1〜4のいず
れか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結
部材の角度規制部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直
角に規制することを特徴としている。
ルは、上記課題を解決するために、請求項1〜4のいず
れか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結
部材の角度規制部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直
角に規制することを特徴としている。
【0037】上記の発明によれば、連結部材の角度規制
部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直角に規制する。
従って、一般の部屋の隅角部は直角であるので、容易に
通常の部屋の隅角部を形成することができる。
部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直角に規制する。
従って、一般の部屋の隅角部は直角であるので、容易に
通常の部屋の隅角部を形成することができる。
【0038】請求項6に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルの搬送組立方法は、上記課題を解決するために、上記
請求項1〜5のいずれか1項に記載の隅角部用連結壁パ
ネルにおける二枚の壁パネルを連結部材を閉じて2つ折
りにして施工現場に搬送し、施工現場にて開いて部屋隅
角部を形成することを特徴としている。
ルの搬送組立方法は、上記課題を解決するために、上記
請求項1〜5のいずれか1項に記載の隅角部用連結壁パ
ネルにおける二枚の壁パネルを連結部材を閉じて2つ折
りにして施工現場に搬送し、施工現場にて開いて部屋隅
角部を形成することを特徴としている。
【0039】上記の発明によれば、壁パネルを組み立て
るときには、請求項1〜5のいずれか1項に記載の隅角
部用連結壁パネルにおける二枚の壁パネルを連結部材を
閉じて2つ折りにして施工現場に搬送する。また、施工
現場では、この二枚の壁パネルを開くだけで、部屋隅角
部が形成される。
るときには、請求項1〜5のいずれか1項に記載の隅角
部用連結壁パネルにおける二枚の壁パネルを連結部材を
閉じて2つ折りにして施工現場に搬送する。また、施工
現場では、この二枚の壁パネルを開くだけで、部屋隅角
部が形成される。
【0040】即ち、例えば、ユニットバスの組立におい
ては、現場において、作業員一人で全てを組み立てる場
合がある。このとき、二枚の壁パネルを連結するときに
は、両壁パネルを同時に支持しなければならず、一人で
作業するには、組み付けが難しく時間がかかる。
ては、現場において、作業員一人で全てを組み立てる場
合がある。このとき、二枚の壁パネルを連結するときに
は、両壁パネルを同時に支持しなければならず、一人で
作業するには、組み付けが難しく時間がかかる。
【0041】しかし、本発明のように、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおける二
枚の壁パネルを用いることによって、二枚の壁パネルを
開くと自立するので、壁パネルの支持が不要となる。こ
のため、作業員一人でも容易かつ短時間で組立を行なう
ことができる。
いずれか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおける二
枚の壁パネルを用いることによって、二枚の壁パネルを
開くと自立するので、壁パネルの支持が不要となる。こ
のため、作業員一人でも容易かつ短時間で組立を行なう
ことができる。
【0042】この結果、現場施工が簡単で組付け作業を
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角
部用連結壁パネルの搬送組立方法を提供することができ
る。
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角
部用連結壁パネルの搬送組立方法を提供することができ
る。
【0043】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について図1ないし図11に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
いて説明すれば、以下の通りである。
【0044】本実施の形態のユニットバス1は、図2に
示すように、バスタブ3及び洗い場4等が一体に形成さ
れてなるバスタブユニット2と、そのバスタブユニット
2の周囲に立設される複数の壁パネル5…と、これら壁
パネル5…の上端に組み付けられてバスタブユニット2
の上方を覆う天井パネル7・7とから構成されている。
また、壁パネル5の一部にはドアパネル6が設けられ
る。
示すように、バスタブ3及び洗い場4等が一体に形成さ
れてなるバスタブユニット2と、そのバスタブユニット
2の周囲に立設される複数の壁パネル5…と、これら壁
パネル5…の上端に組み付けられてバスタブユニット2
の上方を覆う天井パネル7・7とから構成されている。
また、壁パネル5の一部にはドアパネル6が設けられ
る。
【0045】上記ユニットバス1は、上記各構成部材が
分解状態で施工現場に搬入され、図3に示すように、バ
スタブユニット2を室内において適宜位置決めし、その
周縁中央に上下方向の嵌合固着部材としてのフレーム部
材24…及び水平方向の天井枠用Lアングル28…を組
立てた上で、各フレーム部材24・24間に前記壁パネ
ル5…を組み付ける。その後、壁パネル5…の上側に前
記天井パネル7・7を取り付けることによって組立が行
なわれ、図2に示されるようなユニット体が得られる。
分解状態で施工現場に搬入され、図3に示すように、バ
スタブユニット2を室内において適宜位置決めし、その
周縁中央に上下方向の嵌合固着部材としてのフレーム部
材24…及び水平方向の天井枠用Lアングル28…を組
立てた上で、各フレーム部材24・24間に前記壁パネ
ル5…を組み付ける。その後、壁パネル5…の上側に前
記天井パネル7・7を取り付けることによって組立が行
なわれ、図2に示されるようなユニット体が得られる。
【0046】上記壁パネル5は、例えばFRP(Fiber R
einforced Plastic)等のプラスチックからなる平板にて
形成されている。但し、必ずしも単なる平板に限らず、
例えば、裏面にリブが形成されたものであっても良い。
また、平板は表面に化粧板が貼着されているものであっ
ても良い。
einforced Plastic)等のプラスチックからなる平板にて
形成されている。但し、必ずしも単なる平板に限らず、
例えば、裏面にリブが形成されたものであっても良い。
また、平板は表面に化粧板が貼着されているものであっ
ても良い。
【0047】ここで、本実施の形態の壁パネル5・5で
は、二枚の壁パネル5・5を後述する連結部材10を用
いて工場にて連結し、これら二枚の壁パネル5・5を2
つ折りにして施工現場に搬送し、施工現場にて直角に開
いてユニットバス1の部屋隅角部を形成し得るものとな
っている。
は、二枚の壁パネル5・5を後述する連結部材10を用
いて工場にて連結し、これら二枚の壁パネル5・5を2
つ折りにして施工現場に搬送し、施工現場にて直角に開
いてユニットバス1の部屋隅角部を形成し得るものとな
っている。
【0048】上記の組み立てを行なうために、連結部材
10は、図4(a)(b)に示すように、二枚の壁パネ
ル5・5が回動し得るように両壁パネル5・5の端部に
跨がって取り付けられるヒンジ部材11と、このヒンジ
部材11に設けられてヒンジ部材11の回動角度を規制
する角度規制部材12・12とからなっている。
10は、図4(a)(b)に示すように、二枚の壁パネ
ル5・5が回動し得るように両壁パネル5・5の端部に
跨がって取り付けられるヒンジ部材11と、このヒンジ
部材11に設けられてヒンジ部材11の回動角度を規制
する角度規制部材12・12とからなっている。
【0049】即ち、連結部材10は、詳細には、図5
(a)(b)(c)に示すように、1つの断面板状のヒ
ンジ部材11と2つの断面略三角形部材からなる角度規
制部材12・12との3つの部材からなっており、これ
ら角度規制部材12・12がヒンジ部材11に貼着され
ている。
(a)(b)(c)に示すように、1つの断面板状のヒ
ンジ部材11と2つの断面略三角形部材からなる角度規
制部材12・12との3つの部材からなっており、これ
ら角度規制部材12・12がヒンジ部材11に貼着され
ている。
【0050】上記ヒンジ部材11は、例えば軟質のPV
C(Poly Vinyl Chloride )等の可撓性部材にてなって
おり、ヒンジ部材11の中央で折曲することができるよ
うになっていると共に、折曲してもヒンジ部材11が切
断されることはないようになっている。尚、ヒンジ部材
11は、必ずしも軟質のPVCである必要はなく、容易
に折曲できかつ分断されない可撓性部材であれば、他の
プラスチック、ゴム、又は不織布等であっても良い。
C(Poly Vinyl Chloride )等の可撓性部材にてなって
おり、ヒンジ部材11の中央で折曲することができるよ
うになっていると共に、折曲してもヒンジ部材11が切
断されることはないようになっている。尚、ヒンジ部材
11は、必ずしも軟質のPVCである必要はなく、容易
に折曲できかつ分断されない可撓性部材であれば、他の
プラスチック、ゴム、又は不織布等であっても良い。
【0051】また、上記ヒンジ部材11には、中央位置
にV字溝11aが形成されており、V字溝11aにて容
易に折曲することができるものとなっている。但し、材
質の軟質度によって必ずしも上記V字溝11aを形成す
る必要はない。
にV字溝11aが形成されており、V字溝11aにて容
易に折曲することができるものとなっている。但し、材
質の軟質度によって必ずしも上記V字溝11aを形成す
る必要はない。
【0052】一方、上記角度規制部材12・12は、例
えば硬質のPVC等のプラスチックからなっており、ヒ
ンジ部材11の裏面側に断面略三角形部材を対称にして
設けられている。これによって、図4(a)に示すよう
に、壁パネル5・5を開いたときに、その開き角度が直
角となる。即ち、本実施の形態では、角度規制部材12
は、略直角2等辺三角形にてなっており、図5(a)
(c)に示す角度θが45度に形成されている。
えば硬質のPVC等のプラスチックからなっており、ヒ
ンジ部材11の裏面側に断面略三角形部材を対称にして
設けられている。これによって、図4(a)に示すよう
に、壁パネル5・5を開いたときに、その開き角度が直
角となる。即ち、本実施の形態では、角度規制部材12
は、略直角2等辺三角形にてなっており、図5(a)
(c)に示す角度θが45度に形成されている。
【0053】尚、上記角度規制部材12の角度θは、必
ずしも45度に限らない。即ち、壁パネル5・5を直交
させるためには、上記角度θを45度にしなければなら
ないが、開き角度を鈍角や鋭角にする場合には、その開
き角度をαとすると、角度θは、 角度θ=(180度−開き角度α)/2 に設定すれば良い。
ずしも45度に限らない。即ち、壁パネル5・5を直交
させるためには、上記角度θを45度にしなければなら
ないが、開き角度を鈍角や鋭角にする場合には、その開
き角度をαとすると、角度θは、 角度θ=(180度−開き角度α)/2 に設定すれば良い。
【0054】また、本実施の形態の連結部材10では、
断面略三角形部材を対称に設けた2つの角度規制部材1
2・12にて、壁パネル5・5を開いたときに直交する
ようにしているが、必ずしもこれに限らない。例えば、
図6(a)(b)(c)に示すように、ヒンジ部材11
の裏面側に断面略長方形部材15や断面略三角形部材1
6又は断面略扇形部材17を一つ設けることによって
も、壁パネル5・5の開き角度を90度に規制すること
が可能である。さらに、上記断面略長方形部材15につ
いても、必ずしもこれに限らず、壁パネル5・5の開き
角度を鋭角や鈍角にするときには、図7(a)(b)に
示すように、断面略台形部材15a又は断面略台形部材
15b等の四角形とすることによって、壁パネル5・5
の開き角度を所望の角度に規制することができる。ま
た、極論すれば、上記断面略長方形部材15の長方形
を、図8(a)に示すように、略棒状となるような偏平
長方形部材15cとすることによっても開き角度の規制
が可能である。さらに、このことは、図8(b)(c)
に示すように、断面略L字形部材18や断面略円弧状部
材19によっても角度規制が可能であることを示してい
る。
断面略三角形部材を対称に設けた2つの角度規制部材1
2・12にて、壁パネル5・5を開いたときに直交する
ようにしているが、必ずしもこれに限らない。例えば、
図6(a)(b)(c)に示すように、ヒンジ部材11
の裏面側に断面略長方形部材15や断面略三角形部材1
6又は断面略扇形部材17を一つ設けることによって
も、壁パネル5・5の開き角度を90度に規制すること
が可能である。さらに、上記断面略長方形部材15につ
いても、必ずしもこれに限らず、壁パネル5・5の開き
角度を鋭角や鈍角にするときには、図7(a)(b)に
示すように、断面略台形部材15a又は断面略台形部材
15b等の四角形とすることによって、壁パネル5・5
の開き角度を所望の角度に規制することができる。ま
た、極論すれば、上記断面略長方形部材15の長方形
を、図8(a)に示すように、略棒状となるような偏平
長方形部材15cとすることによっても開き角度の規制
が可能である。さらに、このことは、図8(b)(c)
に示すように、断面略L字形部材18や断面略円弧状部
材19によっても角度規制が可能であることを示してい
る。
【0055】一方、図4(b)及び図5(a)(c)に
示すように、本実施の形態では、断面略三角形部材の角
度規制部材12・12は、斜辺の底部に切欠12a・1
2aが形成されている。これによって、ヒンジ部材11
における折曲部分を広く確保し、可撓性の向上を図って
壁パネル5・5を折曲し易くする一方、後述する実施の
形態2の図13に示すように、コーナージョイナー43
を使用したときに、ヒンジ部材11が容易に奥に凹むよ
うになっている。
示すように、本実施の形態では、断面略三角形部材の角
度規制部材12・12は、斜辺の底部に切欠12a・1
2aが形成されている。これによって、ヒンジ部材11
における折曲部分を広く確保し、可撓性の向上を図って
壁パネル5・5を折曲し易くする一方、後述する実施の
形態2の図13に示すように、コーナージョイナー43
を使用したときに、ヒンジ部材11が容易に奥に凹むよ
うになっている。
【0056】また、図4(a)(b)に示すように、角
度規制部材12・12は、直角を含む一つの辺が延長さ
れた延設部12b・12bを有しており、これら延設部
12b・12bを壁パネル5・5の端部側面に当接させ
ている。そして、これら延設部12b・12bにタッピ
ングスクリュー状のネジ部材13・13を螺合すること
によって、角度規制部材12・12を壁パネル5・5に
強固に取り付けている。尚、壁パネル5・5と延設部1
2b・12bとの当接面には、止水のために、例えば図
示しない止水テープ又は接着剤が施されるようになって
いる。
度規制部材12・12は、直角を含む一つの辺が延長さ
れた延設部12b・12bを有しており、これら延設部
12b・12bを壁パネル5・5の端部側面に当接させ
ている。そして、これら延設部12b・12bにタッピ
ングスクリュー状のネジ部材13・13を螺合すること
によって、角度規制部材12・12を壁パネル5・5に
強固に取り付けている。尚、壁パネル5・5と延設部1
2b・12bとの当接面には、止水のために、例えば図
示しない止水テープ又は接着剤が施されるようになって
いる。
【0057】また、上記の連結部材10は、図1に示す
ように、ヒンジ部材11及び角度規制部材12・12
が、いずれも同じ長さを有しており、かつ壁パネル5・
5の高さと同じ高さを有している。
ように、ヒンジ部材11及び角度規制部材12・12
が、いずれも同じ長さを有しており、かつ壁パネル5・
5の高さと同じ高さを有している。
【0058】このため、図9に示すように、壁パネル5
・5を立設させたときに、この壁パネル5・5間のシー
ル性を確保できるものとなっている。従って、ユニット
バス1の内部における湿気がユニットバス1裏面に回る
ことがないものとなっている。
・5を立設させたときに、この壁パネル5・5間のシー
ル性を確保できるものとなっている。従って、ユニット
バス1の内部における湿気がユニットバス1裏面に回る
ことがないものとなっている。
【0059】但し、上記ヒンジ部材11及び角度規制部
材12のいずれもが壁パネル5・5の高さと同じ高さを
有している必要はなく、少なくともヒンジ部材11のみ
が壁パネル5・5の高さと同じ高さを有していれば良
い。これによって、少なくとも壁パネル5・5間のシー
ル性を確保できる一方、壁パネル5・5の開き角度の規
制も部分的な角度規制部材12により行なうことが可能
である。
材12のいずれもが壁パネル5・5の高さと同じ高さを
有している必要はなく、少なくともヒンジ部材11のみ
が壁パネル5・5の高さと同じ高さを有していれば良
い。これによって、少なくとも壁パネル5・5間のシー
ル性を確保できる一方、壁パネル5・5の開き角度の規
制も部分的な角度規制部材12により行なうことが可能
である。
【0060】一方、図1に示すように、壁パネル5・5
における連結部材10を取り付けた側の端部とは反対側
の端部には、端面結合部材20・20がそれぞれ設けら
れている。
における連結部材10を取り付けた側の端部とは反対側
の端部には、端面結合部材20・20がそれぞれ設けら
れている。
【0061】上記の端面結合部材20・20は、例えば
硬質のPVC等のプラスチックからなっており、断面略
T字状に形成されている。そして、断面略T字状におけ
る立設部21と水平部22との間に形成される直角部分
に壁パネル5の端部が当接されるようになっている。
硬質のPVC等のプラスチックからなっており、断面略
T字状に形成されている。そして、断面略T字状におけ
る立設部21と水平部22との間に形成される直角部分
に壁パネル5の端部が当接されるようになっている。
【0062】また、当接に際して、端面結合部材20
は、例えば、図示しない止水テープ又は接着剤等を介し
て壁パネル5に接合されると共に、壁パネル5の高さ方
向において、例えば30cm毎にタッピングスクリュー
状のネジ部材23…が螺合されるようになっている。
は、例えば、図示しない止水テープ又は接着剤等を介し
て壁パネル5に接合されると共に、壁パネル5の高さ方
向において、例えば30cm毎にタッピングスクリュー
状のネジ部材23…が螺合されるようになっている。
【0063】また、端面結合部材20における壁パネル
5の端面に接合される水平部22の長さは、壁パネル5
の壁厚と等しくなるように形成される。このため、二枚
の壁パネル5・5を積み重ねても、隙間なく積み重ねる
ことができるものとなっている。
5の端面に接合される水平部22の長さは、壁パネル5
の壁厚と等しくなるように形成される。このため、二枚
の壁パネル5・5を積み重ねても、隙間なく積み重ねる
ことができるものとなっている。
【0064】一方、水平部22の他端は、壁パネル5の
側面よりも外方に突出しており、その水平部22の突出
先端に断面略逆V字状の係止爪22aを有している。
側面よりも外方に突出しており、その水平部22の突出
先端に断面略逆V字状の係止爪22aを有している。
【0065】また、水平部22における外側の中央位置
には、例えば軟質PVCにて形成される凸状のセンター
モール22bが形成されている。即ち、このセンターモ
ール22bは、図10に示すように、壁パネル5・5の
端部に端面結合部材20・20を取り付けて突き合わせ
たときに、両水平部22・22の間を軟質PVCの弾性
力によって密着させるために設けられている。
には、例えば軟質PVCにて形成される凸状のセンター
モール22bが形成されている。即ち、このセンターモ
ール22bは、図10に示すように、壁パネル5・5の
端部に端面結合部材20・20を取り付けて突き合わせ
たときに、両水平部22・22の間を軟質PVCの弾性
力によって密着させるために設けられている。
【0066】また、これら突き合わされた端面結合部材
20・20の水平部22・22における係止爪22a・
22a側には、この端面結合部材20・20の水平部2
2・22を挟持する前述したフレーム部材24が嵌合固
着されるようになっている。
20・20の水平部22・22における係止爪22a・
22a側には、この端面結合部材20・20の水平部2
2・22を挟持する前述したフレーム部材24が嵌合固
着されるようになっている。
【0067】即ち、上記フレーム部材24は、例えば鋼
板からなっており、断面略凹状に形成されている。従っ
て、凹状溝部分で上記水平部22・22を挟持すること
により、両壁パネル5・5を同一平面上で結合し得るも
のとなる。
板からなっており、断面略凹状に形成されている。従っ
て、凹状溝部分で上記水平部22・22を挟持すること
により、両壁パネル5・5を同一平面上で結合し得るも
のとなる。
【0068】また、フレーム部材24は、内部端が端面
結合部材20における水平部22の係止爪22aに当接
される。このため、このフレーム部材24の内部端が係
止爪22aに引っ掛かるので、フレーム部材24…の抜
けが防止される。
結合部材20における水平部22の係止爪22aに当接
される。このため、このフレーム部材24の内部端が係
止爪22aに引っ掛かるので、フレーム部材24…の抜
けが防止される。
【0069】一方、壁パネル5・5には、図1に示すよ
うに、上端に断面L字状のLアングル25・25がさら
に取り付けられる一方、下端には底平板26・26が取
り付けられる。これらの取り付けは、例えば、タッピン
グスクリュー状のネジ部材27…によって行なわれる。
うに、上端に断面L字状のLアングル25・25がさら
に取り付けられる一方、下端には底平板26・26が取
り付けられる。これらの取り付けは、例えば、タッピン
グスクリュー状のネジ部材27…によって行なわれる。
【0070】上記の底平板26は、図11に示すよう
に、壁パネル5の側面から突出していると共に、この突
出部分に位置決め用孔26aが穿設されている。従っ
て、バスタブユニット2の上端縁に設けられた位置決め
突起2bがこの位置決め用孔26aに通されることによ
り、壁パネル5の位置決めが行なわれるようになってい
る。
に、壁パネル5の側面から突出していると共に、この突
出部分に位置決め用孔26aが穿設されている。従っ
て、バスタブユニット2の上端縁に設けられた位置決め
突起2bがこの位置決め用孔26aに通されることによ
り、壁パネル5の位置決めが行なわれるようになってい
る。
【0071】次に、上記構成の壁パネル5・5を有する
ユニットバス1の組立方法について説明する。
ユニットバス1の組立方法について説明する。
【0072】先ず、ユニットバス1の組立に際して、製
造工場では、図1に示すように、2枚の壁パネル5・5
が外縁を揃えた状態で積み重ねられる。この状態で、各
辺の端部にそれぞれ連結部材10、端面結合部材20・
20、Lアングル25・25及び底平板26・26が取
り付けられる。
造工場では、図1に示すように、2枚の壁パネル5・5
が外縁を揃えた状態で積み重ねられる。この状態で、各
辺の端部にそれぞれ連結部材10、端面結合部材20・
20、Lアングル25・25及び底平板26・26が取
り付けられる。
【0073】尚、上記連結部材10のヒンジ部材11と
壁パネル5・5の端面との当接面、及び連結部材10の
角度規制部材12・12と壁パネル5・5との当接面、
並びに端面結合部材20・20と壁パネル5・5との当
接面には、図示しない止水テープ又は接着剤等が施され
る。
壁パネル5・5の端面との当接面、及び連結部材10の
角度規制部材12・12と壁パネル5・5との当接面、
並びに端面結合部材20・20と壁パネル5・5との当
接面には、図示しない止水テープ又は接着剤等が施され
る。
【0074】さらに、各連結部材10、端面結合部材2
0・20、Lアングル25・25及び底平板26・26
は、ネジ部材13…、ネジ部材23…及びネジ部材27
…にて例えば各々3〜10ヵ所で固定される。
0・20、Lアングル25・25及び底平板26・26
は、ネジ部材13…、ネジ部材23…及びネジ部材27
…にて例えば各々3〜10ヵ所で固定される。
【0075】この状態で、壁パネル5・5や、その他図
3に示すバスタブユニット2、フレーム部材24、Lア
ングル28…、並びに図2に示す天井パネル7・7及び
ドアパネル6等の各部材がそれぞれ施工現場に搬送され
る。
3に示すバスタブユニット2、フレーム部材24、Lア
ングル28…、並びに図2に示す天井パネル7・7及び
ドアパネル6等の各部材がそれぞれ施工現場に搬送され
る。
【0076】施工現場におけるユニットバス1の組立に
おいては、先ず、図3に示すように、バスタブユニット
2が設置され、その周辺の中央上端縁にフレーム部材2
4…が立設される。
おいては、先ず、図3に示すように、バスタブユニット
2が設置され、その周辺の中央上端縁にフレーム部材2
4…が立設される。
【0077】このとき、フレーム部材24の下端には挿
入溝24aが成形されているので、この挿入溝24aを
バスタブユニット2の周辺の中央上端縁に形成された立
上部2aに挿入して図示しないネジ部材にて止めるだけ
で、フレーム部材24を容易に立設することができる。
入溝24aが成形されているので、この挿入溝24aを
バスタブユニット2の周辺の中央上端縁に形成された立
上部2aに挿入して図示しないネジ部材にて止めるだけ
で、フレーム部材24を容易に立設することができる。
【0078】次いで、フレーム部材24…の上端に四角
形に組み付けた天井枠用Lアングル28…を取り付け
る。天井枠用Lアングル28・28同士の取り付け、及
びフレーム部材24と天井枠用Lアングル28…との取
り付けは、図示しないネジ部材等にて行なわれる。
形に組み付けた天井枠用Lアングル28…を取り付け
る。天井枠用Lアングル28・28同士の取り付け、及
びフレーム部材24と天井枠用Lアングル28…との取
り付けは、図示しないネジ部材等にて行なわれる。
【0079】次いで、前記壁パネル5・5が取り付けら
れる。壁パネル5・5を取り付けるときには、作業者
は、図9に示すように、ヒンジ部材11により2つ折り
になった壁パネル5・5を開ける。このとき、連結部材
10の角度規制部材12により、開けたときに開き角度
が直角となるように規制される。従って、作業者は、こ
の開けた状態の壁パネル5・5をユニットバス1の内側
から、バスタブユニット2の外周縁に立設させるだけ
で、壁パネル5・5が自立するので、壁パネル5…の立
設作業を容易に行なうことができる。このとき、図11
に示すように、バスタブユニット2の上端縁に設けられ
た位置決め突起2bを底平板26の穿設された位置決め
用孔26aに通すことにより、壁パネル5・5が容易に
位置決めされる。
れる。壁パネル5・5を取り付けるときには、作業者
は、図9に示すように、ヒンジ部材11により2つ折り
になった壁パネル5・5を開ける。このとき、連結部材
10の角度規制部材12により、開けたときに開き角度
が直角となるように規制される。従って、作業者は、こ
の開けた状態の壁パネル5・5をユニットバス1の内側
から、バスタブユニット2の外周縁に立設させるだけ
で、壁パネル5・5が自立するので、壁パネル5…の立
設作業を容易に行なうことができる。このとき、図11
に示すように、バスタブユニット2の上端縁に設けられ
た位置決め突起2bを底平板26の穿設された位置決め
用孔26aに通すことにより、壁パネル5・5が容易に
位置決めされる。
【0080】次いで、上記壁パネル5・5におけるこの
立設状態にて、同図に示すように、壁パネル5・5に接
合されたLアングル25・25に天井枠用Lアングル2
8…をタッピングスクリュー状のネジ部材29にて取り
付ける。
立設状態にて、同図に示すように、壁パネル5・5に接
合されたLアングル25・25に天井枠用Lアングル2
8…をタッピングスクリュー状のネジ部材29にて取り
付ける。
【0081】また、図10に示すように、壁パネル5の
端面結合部材20における係止爪22aをフレーム部材
24に挿入すると共に、バスタブユニット2における他
のコーナーに取り付けた壁パネル5における端面結合部
材20についても係止爪22aを上記フレーム部材24
に挿入する。
端面結合部材20における係止爪22aをフレーム部材
24に挿入すると共に、バスタブユニット2における他
のコーナーに取り付けた壁パネル5における端面結合部
材20についても係止爪22aを上記フレーム部材24
に挿入する。
【0082】これによって、壁パネル5・5は、容易に
同一平面上に連結される。
同一平面上に連結される。
【0083】次いで、図示しない壁パネル5の開口部に
は、ドアパネル6を取り付けると共に、さらに、天井枠
用Lアングル28…の上側には、前記天井パネル7・7
を取り付ける。
は、ドアパネル6を取り付けると共に、さらに、天井枠
用Lアングル28…の上側には、前記天井パネル7・7
を取り付ける。
【0084】最後に、端面結合部材20・20の突き合
わせ部の内側、及び隅角部の内側、及び天井パネル7・
7と壁パネル5…との取り付け部の内側には、同図に示
すコーキング材30にてコーキング処理が施され、確実
にシールされる。
わせ部の内側、及び隅角部の内側、及び天井パネル7・
7と壁パネル5…との取り付け部の内側には、同図に示
すコーキング材30にてコーキング処理が施され、確実
にシールされる。
【0085】これによって、作業者が容易に一人でユニ
ットバス1を組み立てることができる。即ち、従来、こ
の組み立て作業においては、一人で約4時間程かかって
いたのに対して、本実施の形態においては、一人で約2
時間程度の作業時間に短縮できるようになった。また、
一人でも容易に作業できるようになった。
ットバス1を組み立てることができる。即ち、従来、こ
の組み立て作業においては、一人で約4時間程かかって
いたのに対して、本実施の形態においては、一人で約2
時間程度の作業時間に短縮できるようになった。また、
一人でも容易に作業できるようになった。
【0086】このように、本実施の形態の壁パネル5・
5では、連結部材10は、二枚の壁パネル5・5が回動
し得るように両壁パネル5・5の端部に跨がって取り付
けられる可撓性部材からなるヒンジ部材11と、このヒ
ンジ部材11に設けられてヒンジ部材11の回動角度を
規制する角度規制部材12・12とからなっている。
5では、連結部材10は、二枚の壁パネル5・5が回動
し得るように両壁パネル5・5の端部に跨がって取り付
けられる可撓性部材からなるヒンジ部材11と、このヒ
ンジ部材11に設けられてヒンジ部材11の回動角度を
規制する角度規制部材12・12とからなっている。
【0087】このため、ヒンジ部材11を二枚の壁パネ
ル5・5の端部に跨がって取り付けることによって、こ
のヒンジ部材11は可撓性部材からなるので、二枚の壁
パネル5・5が回動自在に連結される。
ル5・5の端部に跨がって取り付けることによって、こ
のヒンジ部材11は可撓性部材からなるので、二枚の壁
パネル5・5が回動自在に連結される。
【0088】一方、このヒンジ部材11には、回動角度
を規制する角度規制部材12・12が設けられている。
従って、二枚の壁パネル5・5を立設して回動させる
と、角度規制部材12・12によって二枚の角度規制部
材12・12を直交するように立設することができる。
さらに、このとき、二枚の壁パネル5・5を自立させる
ことができる。従って、現場での作業を作業者一人でも
容易に行なうことができる。
を規制する角度規制部材12・12が設けられている。
従って、二枚の壁パネル5・5を立設して回動させる
と、角度規制部材12・12によって二枚の角度規制部
材12・12を直交するように立設することができる。
さらに、このとき、二枚の壁パネル5・5を自立させる
ことができる。従って、現場での作業を作業者一人でも
容易に行なうことができる。
【0089】また、バスタブユニット2に支柱を立設す
る場合においても、フレーム部材24…を予めバスタブ
ユニット2の四隅に立設させておく必要がなく、バスタ
ブユニット2の中央部4箇所に立設しておくだけで良い
ので、現場における作業時間の短縮を図ることができ
る。
る場合においても、フレーム部材24…を予めバスタブ
ユニット2の四隅に立設させておく必要がなく、バスタ
ブユニット2の中央部4箇所に立設しておくだけで良い
ので、現場における作業時間の短縮を図ることができ
る。
【0090】また、少なくともヒンジ部材11は、壁パ
ネル5・5の高さと同じ高さを有している。このため、
二枚の壁パネル5・5の間のシール性を確保することが
できる。
ネル5・5の高さと同じ高さを有している。このため、
二枚の壁パネル5・5の間のシール性を確保することが
できる。
【0091】一方、二枚の壁パネル5・5は、ヒンジ部
材11よりも角度規制部材12・12側においては回動
角度が規制されるが、その反対側は回動自在である。従
って、工場にて連結部材10を取り付けられたこれら二
枚の壁パネル5・5を二つ折りにして搬送することが可
能となる。このため、搬送においては従来通り壁パネル
5・5を積み重ねて搬送することができるので、搬送の
支障になることがない。即ち、立体状態で搬送する必要
がない。
材11よりも角度規制部材12・12側においては回動
角度が規制されるが、その反対側は回動自在である。従
って、工場にて連結部材10を取り付けられたこれら二
枚の壁パネル5・5を二つ折りにして搬送することが可
能となる。このため、搬送においては従来通り壁パネル
5・5を積み重ねて搬送することができるので、搬送の
支障になることがない。即ち、立体状態で搬送する必要
がない。
【0092】この結果、予め、二枚の壁パネル5・5の
連結作業を工場にて行なうことができるので、現場での
作業時間を短縮することができる。
連結作業を工場にて行なうことができるので、現場での
作業時間を短縮することができる。
【0093】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る壁パネ
ル5・5を提供することができる。
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る壁パネ
ル5・5を提供することができる。
【0094】また、本実施の形態の壁パネル5・5で
は、連結部材10の角度規制部材12・12は、ヒンジ
部材11に設けられる2つの断面略三角形部材からなっ
ている。
は、連結部材10の角度規制部材12・12は、ヒンジ
部材11に設けられる2つの断面略三角形部材からなっ
ている。
【0095】このため、角度規制部材12・12の構成
を簡単にして、壁パネル5・5を所望の開き角度に設定
することができる。さらに、角度規制部材12・12を
剛性の高いものとして形成することができる。
を簡単にして、壁パネル5・5を所望の開き角度に設定
することができる。さらに、角度規制部材12・12を
剛性の高いものとして形成することができる。
【0096】また、本実施の形態の壁パネル5・5で
は、連結部材10の角度規制部材12・12は、二枚の
壁パネル5・5の開き角度を直角に規制する。従って、
一般の部屋の隅角部は直角であるので、容易に通常の部
屋の隅角部を形成することができる。
は、連結部材10の角度規制部材12・12は、二枚の
壁パネル5・5の開き角度を直角に規制する。従って、
一般の部屋の隅角部は直角であるので、容易に通常の部
屋の隅角部を形成することができる。
【0097】また、本実施の形態の壁パネル5・5で
は、二枚の壁パネル5・5における他端には、壁パネル
5・5の側面よりも外方に突出する端面結合部材20・
20がそれぞれ接合される。また、この端面結合部材2
0の突出先端は、他の壁パネル5に接合される同形状に
形成された端面結合部材20と一緒に突き合わせてフレ
ーム部材24にて嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V
字状に形成されている。
は、二枚の壁パネル5・5における他端には、壁パネル
5・5の側面よりも外方に突出する端面結合部材20・
20がそれぞれ接合される。また、この端面結合部材2
0の突出先端は、他の壁パネル5に接合される同形状に
形成された端面結合部材20と一緒に突き合わせてフレ
ーム部材24にて嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V
字状に形成されている。
【0098】このため、二枚の壁パネル5・5を同一平
面上に突き合わせて連結するときには、端面結合部材2
0・20とフレーム部材24とによって、容易に連結す
ることができる。
面上に突き合わせて連結するときには、端面結合部材2
0・20とフレーム部材24とによって、容易に連結す
ることができる。
【0099】即ち、二枚の壁パネル5・5を同一平面上
に突き合わせて連結するときには、二枚の壁パネル5・
5における端面のそれぞれに端面結合部材20・20が
接合されているので、これら端面結合部材20・20同
士を突き合わせる。このとき、各端面結合部材20・2
0は、壁パネル5・5の側面よりも外方に突出している
ので、突き合わされた二つの端面結合部材20・20に
おける突出部分である水平部22・22をフレーム部材
24にて挟持することによって、容易に、両壁パネル5
・5を接合することができる。
に突き合わせて連結するときには、二枚の壁パネル5・
5における端面のそれぞれに端面結合部材20・20が
接合されているので、これら端面結合部材20・20同
士を突き合わせる。このとき、各端面結合部材20・2
0は、壁パネル5・5の側面よりも外方に突出している
ので、突き合わされた二つの端面結合部材20・20に
おける突出部分である水平部22・22をフレーム部材
24にて挟持することによって、容易に、両壁パネル5
・5を接合することができる。
【0100】また、フレーム部材24にて二つの端面結
合部材20・20を挟持したときに、各端面結合部材2
0・20における突出先端は断面略逆V字状に形成され
ているので、この断面略逆V字状の形状により、フレー
ム部材24を端面結合部材20・20に確実に係止させ
ることができる。
合部材20・20を挟持したときに、各端面結合部材2
0・20における突出先端は断面略逆V字状に形成され
ているので、この断面略逆V字状の形状により、フレー
ム部材24を端面結合部材20・20に確実に係止させ
ることができる。
【0101】この結果、二枚の壁パネル5・5における
隅角部は勿論、二枚の壁パネル5・5を同一平面上に突
き合わせて連結する場合においても、容易に連結するこ
とができる。
隅角部は勿論、二枚の壁パネル5・5を同一平面上に突
き合わせて連結する場合においても、容易に連結するこ
とができる。
【0102】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
壁パネル5・5を提供することができる。
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
壁パネル5・5を提供することができる。
【0103】また、本実施の形態の壁パネル5・5で
は、連結部材10のヒンジ部材11及び角度規制部材1
2・12、並びに端面結合部材20・20は、プラスチ
ックにより形成されている。
は、連結部材10のヒンジ部材11及び角度規制部材1
2・12、並びに端面結合部材20・20は、プラスチ
ックにより形成されている。
【0104】このため、複雑な構造であっても容易に形
成することができる一方、耐久性及び耐腐食性が要求さ
れる壁パネル5・5に適用することが可能となる。
成することができる一方、耐久性及び耐腐食性が要求さ
れる壁パネル5・5に適用することが可能となる。
【0105】さらに、これら連結部材10、端面結合部
材20・20は、プラスチックからなると共に、壁パネ
ル5・5に固着されるものとなっているので、支柱とし
ての剛性を十分に備えることが可能となる。
材20・20は、プラスチックからなると共に、壁パネ
ル5・5に固着されるものとなっているので、支柱とし
ての剛性を十分に備えることが可能となる。
【0106】また、本実施の形態の壁パネル5・5の搬
送組立方法では、壁パネル5・5を組み立てるときに
は、本実施の形態の壁パネル5・5における二枚の壁パ
ネル5・5を連結部材10を閉じて2つ折りにして施工
現場に搬送する。施工現場では、この二枚の壁パネル5
・5を開くだけで、部屋隅角部が形成される。
送組立方法では、壁パネル5・5を組み立てるときに
は、本実施の形態の壁パネル5・5における二枚の壁パ
ネル5・5を連結部材10を閉じて2つ折りにして施工
現場に搬送する。施工現場では、この二枚の壁パネル5
・5を開くだけで、部屋隅角部が形成される。
【0107】即ち、例えば、ユニットバス1の組立にお
いては、現場において、作業員一人で全てを組み立てる
場合がある。このとき、二枚の壁パネル5・5を連結す
るときには、両壁パネル5・5を同時に支持しなければ
ならず、一人で作業するには、組み付けが難しく時間が
かかる。
いては、現場において、作業員一人で全てを組み立てる
場合がある。このとき、二枚の壁パネル5・5を連結す
るときには、両壁パネル5・5を同時に支持しなければ
ならず、一人で作業するには、組み付けが難しく時間が
かかる。
【0108】しかし、本実施の形態の壁パネル5・5に
おける二枚の壁パネル5・5を用いることによって、二
枚の壁パネル5・5を開くと自立するので、壁パネル5
・5の支持が不要となる。このため、作業員一人でも容
易かつ短時間で組立を行なうことができる。
おける二枚の壁パネル5・5を用いることによって、二
枚の壁パネル5・5を開くと自立するので、壁パネル5
・5の支持が不要となる。このため、作業員一人でも容
易かつ短時間で組立を行なうことができる。
【0109】さらに、二枚の壁パネル5・5に工場にて
端面結合部材20・20を取り付けておくことによっ
て、従来行なっていた現場での壁パネル5・5への端面
結合部材20・20の取り付け作業が無くなるので、作
業時間の短縮を図ることができる。
端面結合部材20・20を取り付けておくことによっ
て、従来行なっていた現場での壁パネル5・5への端面
結合部材20・20の取り付け作業が無くなるので、作
業時間の短縮を図ることができる。
【0110】この結果、現場施工が簡単で組付け作業を
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る壁パ
ネル5・5の搬送組立方法を提供することができる。
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る壁パ
ネル5・5の搬送組立方法を提供することができる。
【0111】〔実施の形態2〕 本発明の他の実施の形態について、図12ないし図14
に基づいて説明すれば以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材については、同一の符号を付し、その
説明を省略する。
に基づいて説明すれば以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材については、同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0112】前記実施の形態1においては、連結部材1
0におけるヒンジ部材11と角度規制部材12とは別体
にて形成されていた。
0におけるヒンジ部材11と角度規制部材12とは別体
にて形成されていた。
【0113】しかし、本実施の形態の連結部材40にお
いては、図12に示すように、ヒンジ部材としてのヒン
ジ部41と角度規制部材としての角度規制部42・42
とが一体に形成されている。この連結部材40は、材質
として例えばPVC等のプラスチックが用いられる一
方、押し出し成形にて形成される。
いては、図12に示すように、ヒンジ部材としてのヒン
ジ部41と角度規制部材としての角度規制部42・42
とが一体に形成されている。この連結部材40は、材質
として例えばPVC等のプラスチックが用いられる一
方、押し出し成形にて形成される。
【0114】さらに、連結部材40におけるヒンジ部4
1には軟質PVCが使用され、これによって、ヒンジ部
41は、可撓性を有するものとなっている。また、角度
規制部42には、硬質PVCが使用されている。
1には軟質PVCが使用され、これによって、ヒンジ部
41は、可撓性を有するものとなっている。また、角度
規制部42には、硬質PVCが使用されている。
【0115】また、前記実施の形態1では、壁パネル5
・5の隅角部には、直接、コーキング材30によるコー
キング処理を施していたが、本実施の形態では、図13
に示すように、先端が楔状の断面略Y字状のコーナージ
ョイナー43をこのヒンジ部41に押し込むようにして
いる。
・5の隅角部には、直接、コーキング材30によるコー
キング処理を施していたが、本実施の形態では、図13
に示すように、先端が楔状の断面略Y字状のコーナージ
ョイナー43をこのヒンジ部41に押し込むようにして
いる。
【0116】これによって、コーナージョイナー43の
後端は、90度の開き角を有するものとなっているの
で、各壁パネル5・5の接合部の内側面が補強されるも
のとなっている。
後端は、90度の開き角を有するものとなっているの
で、各壁パネル5・5の接合部の内側面が補強されるも
のとなっている。
【0117】また、壁パネル5・5の端面における端面
結合部材20・20についても、前記実施の形態1で
は、直接、コーキング材30によるコーキング処理を施
していたが、本実施の形態では、同図に示すように、先
端が楔状の断面略T字状のセンタージョイナー44をこ
の端面結合部材20・20における水平部22・22の
間に挿入するようになっている。
結合部材20・20についても、前記実施の形態1で
は、直接、コーキング材30によるコーキング処理を施
していたが、本実施の形態では、同図に示すように、先
端が楔状の断面略T字状のセンタージョイナー44をこ
の端面結合部材20・20における水平部22・22の
間に挿入するようになっている。
【0118】尚、本実施の形態においても、コーキング
処理が、このコーナージョイナー43と壁パネル5との
間、及びセンタージョイナー44と壁パネル5との間に
施されるようになっている。
処理が、このコーナージョイナー43と壁パネル5との
間、及びセンタージョイナー44と壁パネル5との間に
施されるようになっている。
【0119】また、工場において、この連結部材40を
壁パネル5・5に取り付けた状態は、図14に示すよう
になる。
壁パネル5・5に取り付けた状態は、図14に示すよう
になる。
【0120】このように、本実施の形態の壁パネル5・
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、連結部材4
0は、ヒンジ部41と角度規制部42とがプラスチック
を用いた押出成形により一体に形成されている。
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、連結部材4
0は、ヒンジ部41と角度規制部42とがプラスチック
を用いた押出成形により一体に形成されている。
【0121】さらに、端面結合部材20・20も、プラ
スチックを用いた押出成形により形成されている。
スチックを用いた押出成形により形成されている。
【0122】このため、これら連結部材40のヒンジ部
41及び角度規制部42・42、並びに端面結合部材2
0・20の製造に際して、容易に製造することができ、
かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を図ることが
できる。
41及び角度規制部42・42、並びに端面結合部材2
0・20の製造に際して、容易に製造することができ、
かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を図ることが
できる。
【0123】〔実施の形態3〕 本発明の他の実施の形態について図15に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同
一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、
その説明を省略する。
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同
一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0124】前記実施の形態1及び実施の形態2におい
ては、連結部材10における角度規制部材12は、及び
連結部材40における角度規制部42は、断面略三角形
部材に形成されていた。
ては、連結部材10における角度規制部材12は、及び
連結部材40における角度規制部42は、断面略三角形
部材に形成されていた。
【0125】しかし、角度規制部材12及び角度規制部
42は、壁パネル5・5を直交するように立設させれば
良いのであって、必ずしも断面略三角形部材として、中
実になっている必要はない。従って、角度を90度に規
制できるものであれば、図15(a)(b)に示すよう
に、内部が中空になっていても良い。
42は、壁パネル5・5を直交するように立設させれば
良いのであって、必ずしも断面略三角形部材として、中
実になっている必要はない。従って、角度を90度に規
制できるものであれば、図15(a)(b)に示すよう
に、内部が中空になっていても良い。
【0126】即ち、本実施の形態の連結部材50は、壁
パネル5・5を跨ぐヒンジ部材としてのヒンジ部51
と、このヒンジ部51に設けられる2つの角度規制部材
としての角度規制部52・52とからなり、かつ角度規
制部52・52は、断面略逆V字形状部材としての断面
略逆V字形状に形成されている。この逆V字の角度は、
本実施の形態では45度になっている。尚、この角度は
前述したように、壁パネル5・5を直交させない場合に
は、必ずしも45度にする必要はない。
パネル5・5を跨ぐヒンジ部材としてのヒンジ部51
と、このヒンジ部51に設けられる2つの角度規制部材
としての角度規制部52・52とからなり、かつ角度規
制部52・52は、断面略逆V字形状部材としての断面
略逆V字形状に形成されている。この逆V字の角度は、
本実施の形態では45度になっている。尚、この角度は
前述したように、壁パネル5・5を直交させない場合に
は、必ずしも45度にする必要はない。
【0127】このように、本実施の形態の壁パネル5・
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、連結部材5
0の角度規制部52・52は、ヒンジ部51に設けられ
る2つの断面略逆V字形状になっている。
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、連結部材5
0の角度規制部52・52は、ヒンジ部51に設けられ
る2つの断面略逆V字形状になっている。
【0128】このため、角度規制部52・52の構成を
簡単にして、壁パネル5・5を所望の開き角度に設定す
ることができる。
簡単にして、壁パネル5・5を所望の開き角度に設定す
ることができる。
【0129】〔実施の形態4〕 本発明のさらに他の実施の形態について図16に基づい
て説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、
前記の実施の形態1ないし実施の形態3の図面に示した
部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
て説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、
前記の実施の形態1ないし実施の形態3の図面に示した
部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0130】前記実施の形態1ないし実施の形態3にお
いては、端面結合部材20・20は、壁パネル5・5の
側面から突出するように形成されており、図1に示すよ
うに、工場にて端面結合部材20・20を壁パネル5・
5に取り付けて、壁パネル5・5を二つ折りにしたとき
にも突出するものであった。
いては、端面結合部材20・20は、壁パネル5・5の
側面から突出するように形成されており、図1に示すよ
うに、工場にて端面結合部材20・20を壁パネル5・
5に取り付けて、壁パネル5・5を二つ折りにしたとき
にも突出するものであった。
【0131】しかし、この状態では、複数の壁パネル5
・5を積み重ねるときに、この端面結合部材20・20
の突出部分が、複数の壁パネル5・5を隙間なく積み重
ねるためには障害になるという問題を含んでいる。
・5を積み重ねるときに、この端面結合部材20・20
の突出部分が、複数の壁パネル5・5を隙間なく積み重
ねるためには障害になるという問題を含んでいる。
【0132】そこで、本実施の形態では、この障害を取
り除くために、この端面結合部材20・20の突出部分
も折り畳めるようになっている。
り除くために、この端面結合部材20・20の突出部分
も折り畳めるようになっている。
【0133】即ち、本実施の形態の端面結合部材60・
60は、図16(a)に示すように、壁パネル側面から
外方への突出境界部である、水平部22・22における
凸状のセンターモール22bの直ぐ外側に、断面略V字
状溝61・61が形成されている。尚、この断面略V字
状溝61・61は、断面U字状であっても良い。
60は、図16(a)に示すように、壁パネル側面から
外方への突出境界部である、水平部22・22における
凸状のセンターモール22bの直ぐ外側に、断面略V字
状溝61・61が形成されている。尚、この断面略V字
状溝61・61は、断面U字状であっても良い。
【0134】従って、工場にて端面結合部材60・60
を壁パネル5・5に取り付けて現場に搬送するときに
は、図16(b)に示すように、水平部22における突
出部分つまり係止爪22aをこの断面略V字状溝61の
部分で折り畳むことができる。
を壁パネル5・5に取り付けて現場に搬送するときに
は、図16(b)に示すように、水平部22における突
出部分つまり係止爪22aをこの断面略V字状溝61の
部分で折り畳むことができる。
【0135】このとき、断面略V字状溝61の部分は、
水平部22の厚さが薄いので、容易に折曲することがで
きる。
水平部22の厚さが薄いので、容易に折曲することがで
きる。
【0136】このため、搬送時に、複数の壁パネル5…
を積み重ねるときにも、嵩張ることなく壁パネル5…を
積み重ねることができ、また、係止爪22aが損傷する
こともない。
を積み重ねるときにも、嵩張ることなく壁パネル5…を
積み重ねることができ、また、係止爪22aが損傷する
こともない。
【0137】そして、現場において、組み立てるときに
は、この折り畳んだ係止爪22aを起こすことにより、
実施の形態1ないし実施の形態3にて説明したように、
何ら問題なくフレーム部材24を取り付けることができ
る。
は、この折り畳んだ係止爪22aを起こすことにより、
実施の形態1ないし実施の形態3にて説明したように、
何ら問題なくフレーム部材24を取り付けることができ
る。
【0138】このように、本実施の形態の壁パネル5・
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、端面結合部
材60・60における壁パネル側面から外方への突出境
界部には、断面略V字状溝61・61が形成されてい
る。このため、壁パネル5・5を二つ折りにした状態に
するに際して、断面略V字状溝61・61にて端面結合
部材60・60の突出部分を容易に折り畳むことができ
る。
5及び壁パネル5・5の搬送組立方法では、端面結合部
材60・60における壁パネル側面から外方への突出境
界部には、断面略V字状溝61・61が形成されてい
る。このため、壁パネル5・5を二つ折りにした状態に
するに際して、断面略V字状溝61・61にて端面結合
部材60・60の突出部分を容易に折り畳むことができ
る。
【0139】従って、複数の壁パネル5…を積み重ねる
際に、突出部分が邪魔になるということがない。
際に、突出部分が邪魔になるということがない。
【0140】この結果、工場から現場への搬送の際に、
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された係止爪22aが、搬送の際
に損傷するのを防止することができる。
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された係止爪22aが、搬送の際
に損傷するのを防止することができる。
【0141】
【発明の効果】請求項1に係る発明の隅角部用連結壁パ
ネルは、以上のように、連結部材は、二枚の壁パネルが
回動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り付けら
れる可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒンジ部材
に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角度規制
部材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材は、壁
パネルの高さと同じ高さを有していると共に、上記連結
部材のヒンジ部材と角度規制部材とは、プラスチックを
用いた押出成形による一体成形品にて形成されているも
のである。
ネルは、以上のように、連結部材は、二枚の壁パネルが
回動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り付けら
れる可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒンジ部材
に設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角度規制
部材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材は、壁
パネルの高さと同じ高さを有していると共に、上記連結
部材のヒンジ部材と角度規制部材とは、プラスチックを
用いた押出成形による一体成形品にて形成されているも
のである。
【0142】それゆえ、連結部材には、二枚の壁パネル
を回動自在に連結するヒンジ部材と、回動角度を規制す
る角度規制部材とが設けられているので、二枚の壁パネ
ルを例えば直交するように自立させることができる。従
って、現場での作業を作業者一人でも容易に行なうこと
ができる。
を回動自在に連結するヒンジ部材と、回動角度を規制す
る角度規制部材とが設けられているので、二枚の壁パネ
ルを例えば直交するように自立させることができる。従
って、現場での作業を作業者一人でも容易に行なうこと
ができる。
【0143】また、少なくともヒンジ部材は、壁パネル
の高さと同じ高さを有している。このため、二枚の壁パ
ネルの間のシール性を確保することができる。
の高さと同じ高さを有している。このため、二枚の壁パ
ネルの間のシール性を確保することができる。
【0144】さらに、予め、二枚の壁パネルの連結作業
を工場にて行なうことができるので、現場での作業時間
を短縮することができる。
を工場にて行なうことができるので、現場での作業時間
を短縮することができる。
【0145】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角部
用連結壁パネルを提供することができるという効果を奏
する。
人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角部
用連結壁パネルを提供することができるという効果を奏
する。
【0146】また、連結部材のヒンジ部材と角度規制部
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されているので、これら連結部材のヒンジ部
材及び角度規制部材の製造に際して、容易に製造するこ
とができ、かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を
図ることができるという効果を奏する。
材とは、プラスチックを用いた押出成形による一体成形
品にて形成されているので、これら連結部材のヒンジ部
材及び角度規制部材の製造に際して、容易に製造するこ
とができ、かつ部品点数を削減して、施工時間の短縮を
図ることができるという効果を奏する。
【0147】請求項2に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、以上のように、請求項1記載の隅角部用連結壁パ
ネルにおいて、二枚の壁パネルにおける他端には、壁パ
ネルの側面よりも外方に突出する端面結合部材がそれぞ
れ接合される一方、この端面結合部材の突出先端は、他
の壁パネルに接合される同形状に形成された端面結合部
材とを突き合わせて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止
すべく、断面略逆V字状に形成されている一方、上記端
面結合部材は、プラスチックを用いた押出成形による一
体成形品にて形成されているものである。
ルは、以上のように、請求項1記載の隅角部用連結壁パ
ネルにおいて、二枚の壁パネルにおける他端には、壁パ
ネルの側面よりも外方に突出する端面結合部材がそれぞ
れ接合される一方、この端面結合部材の突出先端は、他
の壁パネルに接合される同形状に形成された端面結合部
材とを突き合わせて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止
すべく、断面略逆V字状に形成されている一方、上記端
面結合部材は、プラスチックを用いた押出成形による一
体成形品にて形成されているものである。
【0148】それゆえ、二枚の壁パネルを同一平面上に
突き合わせて連結するときには、端面結合部材と嵌合固
着部材とによって、容易に連結することができる。
突き合わせて連結するときには、端面結合部材と嵌合固
着部材とによって、容易に連結することができる。
【0149】この結果、二枚の壁パネルにおける隅角部
は勿論、二枚の壁パネルを同一平面上に突き合わせて連
結する場合においても、容易に連結することができる。
は勿論、二枚の壁パネルを同一平面上に突き合わせて連
結する場合においても、容易に連結することができる。
【0150】従って、現場施工が簡単で組付け作業を一
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
隅角部用連結壁パネルを提供することができるという効
果を奏する。
人にて行なうことができ、施工時間をさらに短縮し得る
隅角部用連結壁パネルを提供することができるという効
果を奏する。
【0151】また、端面結合部材は、プラスチックを用
いた押出成形による一体成形品にて形成されているの
で、容易に製造することができるという効果を奏する。
いた押出成形による一体成形品にて形成されているの
で、容易に製造することができるという効果を奏する。
【0152】請求項3に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、以上のように、連結部材は、二枚の壁パネルが回
動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り付けられ
る可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒンジ部材に
設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角度規制部
材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材は、壁パ
ネルの高さと同じ高さを有していると共に、二枚の壁パ
ネルにおける他端には、壁パネルの側面よりも外方に突
出する端面結合部材がそれぞれ接合される一方、この端
面結合部材の突出先端は、他の壁パネルに接合される同
形状に形成された端面結合部材とを突き合わせて嵌合固
着部材にて嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V字状に
形成されている一方、上記端面結合部材における壁パネ
ル側面から外方への突出境界部には、断面略V字状の溝
が形成されているものである。
ルは、以上のように、連結部材は、二枚の壁パネルが回
動し得るように両壁パネル端部に跨がって取り付けられ
る可撓性部材からなるヒンジ部材と、このヒンジ部材に
設けられてヒンジ部材の回動角度を規制する角度規制部
材とからなる一方、少なくとも上記ヒンジ部材は、壁パ
ネルの高さと同じ高さを有していると共に、二枚の壁パ
ネルにおける他端には、壁パネルの側面よりも外方に突
出する端面結合部材がそれぞれ接合される一方、この端
面結合部材の突出先端は、他の壁パネルに接合される同
形状に形成された端面結合部材とを突き合わせて嵌合固
着部材にて嵌合固着及び係止すべく、断面略逆V字状に
形成されている一方、上記端面結合部材における壁パネ
ル側面から外方への突出境界部には、断面略V字状の溝
が形成されているものである。
【0153】それゆえ、端面結合部材における壁パネル
側面から外方への突出境界部には、断面略V字状の溝が
形成されている。このため、工場にて端面結合部材を取
り付けられた壁パネルを二つ折りにした状態にするに際
して、断面略V字状の溝の部分にて端面結合部材の突出
部分を折り畳むことができる。
側面から外方への突出境界部には、断面略V字状の溝が
形成されている。このため、工場にて端面結合部材を取
り付けられた壁パネルを二つ折りにした状態にするに際
して、断面略V字状の溝の部分にて端面結合部材の突出
部分を折り畳むことができる。
【0154】従って、複数の壁パネルを積み重ねる際
に、突出部分が邪魔になるということがない。
に、突出部分が邪魔になるということがない。
【0155】この結果、工場から現場への搬送の際に、
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された端面結合部材の突出先端
が、搬送の際に損傷するのを防止することができるとい
う効果を奏する。
嵩を小さくして、搬送し易くすることができる。また、
断面略逆V字状に形成された端面結合部材の突出先端
が、搬送の際に損傷するのを防止することができるとい
う効果を奏する。
【0156】請求項4に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の隅角部
用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度規制部材は、
上記ヒンジ部材に設けられる2つの断面略三角形部材又
は2つの断面略逆V字形状部材からなっているものであ
る。
ルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の隅角部
用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度規制部材は、
上記ヒンジ部材に設けられる2つの断面略三角形部材又
は2つの断面略逆V字形状部材からなっているものであ
る。
【0157】それゆえ、角度規制部材の構成を簡単にし
て、壁パネルを所望の開き角度に設定することができる
という効果を奏する。
て、壁パネルを所望の開き角度に設定することができる
という効果を奏する。
【0158】請求項5に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルは、以上のように、請求項1〜4のいずれか1項に記
載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度規
制部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直角に規制する
ものである。
ルは、以上のように、請求項1〜4のいずれか1項に記
載の隅角部用連結壁パネルにおいて、連結部材の角度規
制部材は、二枚の壁パネルの開き角度を直角に規制する
ものである。
【0159】それゆえ、一般の部屋の隅角部は直角であ
るので、容易に通常の部屋の隅角部を形成することがで
きるという効果を奏する。
るので、容易に通常の部屋の隅角部を形成することがで
きるという効果を奏する。
【0160】請求項6に係る発明の隅角部用連結壁パネ
ルの搬送組立方法は、以上のように、上記請求項1〜5
のいずれか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおける
二枚の壁パネルを連結部材を閉じて2つ折りにして施工
現場に搬送し、施工現場にて開いて部屋隅角部を形成す
る方法である。
ルの搬送組立方法は、以上のように、上記請求項1〜5
のいずれか1項に記載の隅角部用連結壁パネルにおける
二枚の壁パネルを連結部材を閉じて2つ折りにして施工
現場に搬送し、施工現場にて開いて部屋隅角部を形成す
る方法である。
【0161】それゆえ、請求項1〜5のいずれか1項に
記載の隅角部用連結壁パネルを備えた二枚の壁パネルを
用いることによって、二枚の壁パネルを開くと自立する
ので、壁パネルの支持が不要となる。このため、作業員
一人でも容易かつ短時間で組立を行なうことができる。
記載の隅角部用連結壁パネルを備えた二枚の壁パネルを
用いることによって、二枚の壁パネルを開くと自立する
ので、壁パネルの支持が不要となる。このため、作業員
一人でも容易かつ短時間で組立を行なうことができる。
【0162】この結果、現場施工が簡単で組付け作業を
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角
部用連結壁パネルの搬送組立方法を提供することができ
るという効果を奏する。
一人にて行なうことができ、施工時間を短縮し得る隅角
部用連結壁パネルの搬送組立方法を提供することができ
るという効果を奏する。
【図1】本発明における壁パネルの実施の一形態を示す
ものであり、工場にて二枚の壁パネルの端部に取り付け
られる連結部材及び端面結合部材等を示す斜視図であ
る。
ものであり、工場にて二枚の壁パネルの端部に取り付け
られる連結部材及び端面結合部材等を示す斜視図であ
る。
【図2】上記壁パネル及び搬送組立方法が適用されるユ
ニットバスを示す斜視図である。
ニットバスを示す斜視図である。
【図3】上記ユニットバスの組立方法を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】上記壁パネルの連結部の構造を示すものであ
り、(a)は二枚の壁パネルを直角に開いた状態の連結
部材の構造を示す断面図、(b)は二枚の壁パネルを二
つ折りに閉じた状態の連結部材の構造を示す断面図であ
る。
り、(a)は二枚の壁パネルを直角に開いた状態の連結
部材の構造を示す断面図、(b)は二枚の壁パネルを二
つ折りに閉じた状態の連結部材の構造を示す断面図であ
る。
【図5】上記連結部材の構造を示すものであり、(a)
は一つの角度規制部材を示す平面図、(b)はヒンジ部
材を示す平面図、(c)は(a)の角度規制部材と対称
に設けられるもう一つの角度規制部材を示す平面図であ
る。
は一つの角度規制部材を示す平面図、(b)はヒンジ部
材を示す平面図、(c)は(a)の角度規制部材と対称
に設けられるもう一つの角度規制部材を示す平面図であ
る。
【図6】上記連結部材における変形例の構造を示す断面
図であり、(a)は角度規制部材が一つの断面略長方形
部材にてなるもの、(b)は角度規制部材が一つの断面
略三角形部材にてなるもの、(c)は角度規制部材が一
つの断面略扇形部材にてなるものである。
図であり、(a)は角度規制部材が一つの断面略長方形
部材にてなるもの、(b)は角度規制部材が一つの断面
略三角形部材にてなるもの、(c)は角度規制部材が一
つの断面略扇形部材にてなるものである。
【図7】上記連結部材における他の変形例の構造を示す
断面図であり、(a)は壁パネルを鋭角に開けるべく角
度規制部材が一つの断面略台形部材からなるもの、
(b)は壁パネルを鈍角に開けるべく角度規制部材が一
つの断面略台形部材からなるものである。
断面図であり、(a)は壁パネルを鋭角に開けるべく角
度規制部材が一つの断面略台形部材からなるもの、
(b)は壁パネルを鈍角に開けるべく角度規制部材が一
つの断面略台形部材からなるものである。
【図8】上記連結部材におけるさらに他の変形例の構造
を示す断面図であり、(a)は角度規制部材が一つの断
面略偏平長方形部材からなるもの、(b)は角度規制部
材が一つの断面略L字形部材からなるもの、(c)は角
度規制部材が一つの断面略円弧状部材からなるものであ
る。
を示す断面図であり、(a)は角度規制部材が一つの断
面略偏平長方形部材からなるもの、(b)は角度規制部
材が一つの断面略L字形部材からなるもの、(c)は角
度規制部材が一つの断面略円弧状部材からなるものであ
る。
【図9】二枚の壁パネルにおける開いた状態を示す斜視
図である。
図である。
【図10】上記連結部材及び端面結合部材による壁パネ
ルの連結部の構造を示す平面図である。
ルの連結部の構造を示す平面図である。
【図11】上記壁パネルのバスタブユニット及び天井枠
用Lアングルへの取り付け状態を示す断面図である。
用Lアングルへの取り付け状態を示す断面図である。
【図12】本発明における壁パネルの構造の他の実施の
形態を示すものであり、連結部材及び端面結合部材によ
る壁パネルの連結部の構造を示す平面図である。
形態を示すものであり、連結部材及び端面結合部材によ
る壁パネルの連結部の構造を示す平面図である。
【図13】上記壁パネルにおいて、コーナージョイナー
及びセンタージョイナーを取り付けた状態を示す平面図
である。
及びセンタージョイナーを取り付けた状態を示す平面図
である。
【図14】上記連結部材及び端面結合部材を取り付けた
二枚の壁パネルを示す斜視図である。
二枚の壁パネルを示す斜視図である。
【図15】本発明における壁パネルのさらに他の実施の
形態を示すものであり、(a)は断面略逆V字状の角度
規制部を有する連結部材を取り付けた二枚の壁パネルを
二つ折りにした状態を示す平面図、(b)は(a)の角
度規制部を有する連結部材を取り付けた二枚の壁パネル
を開けた状態を示す平面図である。
形態を示すものであり、(a)は断面略逆V字状の角度
規制部を有する連結部材を取り付けた二枚の壁パネルを
二つ折りにした状態を示す平面図、(b)は(a)の角
度規制部を有する連結部材を取り付けた二枚の壁パネル
を開けた状態を示す平面図である。
【図16】本発明における壁パネルのさらに他の実施の
形態を示すものであり、(a)は断面略V字状溝を形成
した端面結合部材を示す平面図、(b)は端面結合部材
の突出部分をこの断面略V字状溝のところで折曲した状
態を示す平面図である。
形態を示すものであり、(a)は断面略V字状溝を形成
した端面結合部材を示す平面図、(b)は端面結合部材
の突出部分をこの断面略V字状溝のところで折曲した状
態を示す平面図である。
【図17】従来の壁パネルを示すものであり、二枚の壁
パネルを同一平面上で突き合わせて連結する状態を示す
斜視図である。
パネルを同一平面上で突き合わせて連結する状態を示す
斜視図である。
【図18】上記二枚の壁パネルを直交させて連結する状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図19】従来の他の壁パネルを示すものであり、二枚
の壁パネルを直交させて連結する状態を示す断面図であ
る。
の壁パネルを直交させて連結する状態を示す断面図であ
る。
【図20】従来のさらに他の壁パネルを示すものであ
り、二枚の壁パネルを同一平面上で突き合わせて連結す
る状態を示す斜視図である。
り、二枚の壁パネルを同一平面上で突き合わせて連結す
る状態を示す斜視図である。
1 ユニットバス 2 バスタブユニット 5 壁パネル 10 連結部材 11 ヒンジ部材 12 角度規制部材 20 端面結合部材 22a 係止爪 24 フレーム部材(嵌合固着部材) 40 連結部材 41 ヒンジ部(ヒンジ部材) 42 角度規制部(角度規制部材) 50 連結部材 51 ヒンジ部(ヒンジ部材) 52 角度規制部(角度規制部材) 61 断面略V字状溝(断面略V字状の溝)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−96029(JP,A) 特開 平9−53286(JP,A) 特開 昭55−52448(JP,A) 特開 平3−93943(JP,A) 特開 平7−109782(JP,A) 実開 平2−9211(JP,U) 実開 昭62−144308(JP,U) 実開 平3−119105(JP,U) 実開 平1−129311(JP,U) 実公 平3−27128(JP,Y2) 実公 平6−27688(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/72
Claims (6)
- 【請求項1】二枚の壁パネルを連結部材により開き角度
を所定の値にして連結した隅角部用連結壁パネルにおい
て、 上記連結部材は、二枚の壁パネルが回動し得るように両
壁パネル端部に跨がって取り付けられる可撓性部材から
なるヒンジ部材と、このヒンジ部材に設けられてヒンジ
部材の回動角度を規制する角度規制部材とからなる一
方、 少なくとも上記ヒンジ部材は、壁パネルの高さと同じ高
さを有していると共に、 上記連結部材のヒンジ部材と角度規制部材とは、プラス
チックを用いた押出成形による一体成形品にて形成され
ていることを特徴とする隅角部用連結壁パネル。 - 【請求項2】二枚の壁パネルにおける他端には、壁パネ
ルの側面よりも外方に突出する端面結合部材がそれぞれ
接合される一方、この端面結合部材の突出先端は、他の
壁パネルに接合される同形状に形成された端面結合部材
とを突き合わせて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止す
べく、断面略逆V字状に形成されている一方、 上記端面結合部材は、プラスチックを用いた押出成形に
よる一体成形品にて形成されていることを特徴とする請
求項1記載の隅角部用連結壁パネル。 - 【請求項3】二枚の壁パネルを連結部材により開き角度
を所定の値にして連結した隅角部用連結壁パネルにおい
て、 上記連結部材は、二枚の壁パネルが回動し得るように両
壁パネル端部に跨がって取り付けられる可撓性部材から
なるヒンジ部材と、このヒンジ部材に設けられてヒンジ
部材の回動角度を規制する角度規制部材とからなる一
方、 少なくとも上記ヒンジ部材は、壁パネルの高さと同じ高
さを有していると共に、二枚の 壁パネルにおける他端には、壁パネルの側面より
も外方に突出する端面結合部材がそれぞれ接合される一
方、この端面結合部材の突出先端は、他の壁パネルに接
合される同形状に形成された端面結合部材とを突き合わ
せて嵌合固着部材にて嵌合固着及び係止すべく、断面略
逆V字状に形成されている一方、 上記端面結合部材における壁パネル側面から外方への突
出境界部には、断面略V字状の溝が形成されていること
を特徴とする隅角部用連結壁パネル。 - 【請求項4】連結部材の角度規制部材は、ヒンジ部材に
設けられる2つの断面略三角形部材又は2つの断面略逆
V字形状部材からなっていることを特徴とする請求項
1、2又は3記載の隅角部用連結壁パネル。 - 【請求項5】連結部材の角度規制部材は、二枚の壁パネ
ルの開き角度を直角に規制することを特徴とする請求項
1〜4のいずれか1項に記載の隅角部用連結壁パネル。 - 【請求項6】上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の
隅角部用連結壁パネルにおける二枚の壁パネルを連結部
材を閉じて2つ折りにして施工現場に搬送し、施工現場
にて開いて部屋隅角部を形成することを特徴とする隅角
部用連結壁パネルの搬送組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210058A JP3073480B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210058A JP3073480B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045421A JP2000045421A (ja) | 2000-02-15 |
JP3073480B2 true JP3073480B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16583128
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10210058A Expired - Fee Related JP3073480B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 隅角部用連結壁パネル及び隅角部用連結壁パネルの搬送組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073480B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN108222392A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-29 | 浙江亚厦装饰股份有限公司 | 阳角模块及其装配方法 |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP10210058A patent/JP3073480B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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