JPS6017495Y2 - 三方出窓 - Google Patents

三方出窓

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JPS6017495Y2
JPS6017495Y2 JP10966179U JP10966179U JPS6017495Y2 JP S6017495 Y2 JPS6017495 Y2 JP S6017495Y2 JP 10966179 U JP10966179 U JP 10966179U JP 10966179 U JP10966179 U JP 10966179U JP S6017495 Y2 JPS6017495 Y2 JP S6017495Y2
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JP
Japan
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glass
frame
bay window
panel
vertical
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Application number
JP10966179U
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English (en)
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JPS5627262U (ja
Inventor
和夫 榎本
Original Assignee
新日軽株式会社
ミサワホーム株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5627262U publication Critical patent/JPS5627262U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は三方出窓に係り、詳しくは、ガラスとガラス戸
とを装着した出窓であるにも拘らず、施工性に優れ、採
光スペースの大きい三方出窓に係る。
家屋への採光から出窓が設けられ、この出窓部分は洋服
や家具の収納の合理化の上から収納部分としても用いら
れている。
この出窓では通常第1図に示す如く建屋に外壁50の一
部を突出し、この突出部を開口させ、開口部にガラス等
をはめて窓が形成されている。
すなわち、第1図においては外壁50の一部を突出させ
、その突出部に天井51ならびに床52を設ける一方、
その間で外壁50を開口させ、窓を形成させる。
この場合、窓は上下に仕切板54.55を水平に取付け
、これらの間の開口部53、つまり、正面と両側面の三
つの開口にそれぞれガラス56やガラス戸等を取付けて
構成される。
この三方出窓は両仕切板54.55の上下が収納空間で
あり、両仕切板間の窓から採光、換気を行なうことがで
きるが、窓のところにガラス、とくにガラス戸を装着す
る構造に構成するのがはん雑である。
すなわち、ガラスやガラス戸を装着するのには枠材で窓
枠をつくる必要があり、通常は、各部材の所定寸法の切
断、枠組み、ガラス等の装着等が行なわれることになっ
て作業がはん雑化する。
また、従来例の如く、三面の窓につき個々に窓枠をつく
り、それにガラス等を装着すると、窓枠、とくに、正面
と側面の境界の縦枠材が採光上の障害になり、縦枠材が
なるべく少ない窓構造が望まれている。
本考案は上記欠点を解決することを目的とし、具体的に
は、きわめて短期間でかつ容易に施工でき、しかも、縦
枠材が少なく、平面ガラスを装着するのにも拘らず、採
光面積の大きい三方出窓を提案する。
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する
なお、第2図a、 b、 cならびにdはそれぞれ本考
案の一つの実施例に係る三方出窓の平面図、正面図及び
右側面図である。
第2図において、その0図に示す正面パネルBにはガラ
ス8が装着され、b図に示す左側面パネルAにはガラス
4が装着され、d図に示す右側面パネルCにはガラス戸
13が取付けられ、これらパネルAt B* Cはa図
の如く組立てられる。
すなわち、左側パネルAは上下枠1,2と1つの縦枠3
とにより、−側部が開放されたコ字状枠体を構成し、こ
の枠体の開放部からガラス4が入れられている。
正面パネルBは左側パネルBと同様に上下枠5,6と1
つの縦枠7とによって一側部が開放されたコ字状枠体を
構成し、この枠体の開放部からガラス8が装着されてい
る。
右側面パネルCは上下枠9,10と2つの縦枠11,1
2とによって方形に枠組みされ、この枠体内にガラス戸
13が開閉自在に装着されている。
また、これらパネルは何れも予めガラスが装着された状
態で組立てられ、これを取付けて三方出窓を構成する。
なお、パネルCは予め枠組み後、ガラス戸を取付けなく
とも他のパネル板とともに出窓をつくり、その後、ガラ
ス戸をはbても良い。
そこで、上記構成の出窓につき第3図ならびに第4図に
よって更に詳しく説明すると、次の通りである。
まず、第3図aは第2図aのX−X線上の断面図であり
、第3図すは第2図aのx’ −x’縁線上断面図であ
り、第4図は第2図CのY−Y線上の断面図であって、
第3図aの如く、左側面パネルAの上下枠1,2は枠本
体1 at 2 a、張出し部lb、2bならびに取
付縁1c、2cから一体に構成され、上下の枠本体1a
、2aに溝1d、2dが設けられ、この各溝1d、2d
にガラス4がはめられる。
また、左側面パネルAの縦枠3は第4図に詳しく示され
ているが、枠本体3az取付縁3Cならびに係合縁3d
から一体に構成されている。
この際、枠本体3aの断面が第4図に示される如く構成
され、その略々中央部に一対の係合縁3dが設けられ、
一対の係合縁3dによって押縁14が係止され、押縁1
4と枠本体3aとの間でガラス4の一側縁が挟持される
(なお、ガラス4の他側縁はフリーとされる。
)。また、縦枠3ではその枠本体3aの裏面に取付縁3
c、3cを取付け、パネルAの取付時には、各取付縁3
c、3cをビス38により建物の柱39等に固着する。
また、正面パネルBは上記の左側面パネルAと同様にガ
ラス8をはめ、枠組はコ字状に構成され、このため、上
下枠5,6は左側面パネルAの上下枠1,2と同構造に
構成する。
すなわち、第2図Cに示す如く、枠本体5a、6aの張
出し部5b、6bならびに取付は縁から一体に構成し、
枠本体5a、6aの長手方向に沿って溝が形成され、こ
れにガラス8の上下側縁が嵌合される。
これと同様に縦枠7も第4図に示す如く、左側面パネル
Aの縦枠3と同様に枠本体7aならびに係合縁7dが一
体に構成され、一対の係合縁7dに押縁17を係止し、
この押縁17と枠本体7aによりガラス8の一側縁を挟
持する。
なお、ガラス8の他側縁はフリーとし、更に、縦枠7の
断面は後記の如く、右側面パネルCの縦枠12に整合さ
せるために三角形状とし、その部分に連結部16aを形
成する。
以上の通りに左側面ならびに正面のパネルA。
Bは何れもガラスを入れるため、枠体はコ字状に構成す
るが、右側面パネル枠Cはガラス戸13を開閉自在に装
着するため、ガラス戸の全周を包囲するよう、枠体は方
形に構成する。
すなわち、第3図すならびに第4図に示す如く、ガラス
戸13は上下枠18,19と一対縦枠20.21から戊
る戸枠にガラス22が装着されて構成され、このガラス
戸13が右側面パネルCの枠体の中に入っている。
この枠体は上下枠9゜10と一対の縦枠11,12とに
よって方形に枠組みされている(ただし、23は蝶番で
ある)。
また、上下枠9,10は枠本体9a、10a、張出し部
9b、10bならびに取付縁9c、10cから戊って、
取付縁9c、10cは枠体9a、10aの裏側ならびに
張出し部9b、10bに取付けられ、これら取付縁を介
して建屋の一部42に取付けられる(第3図す参照)。
また、一対の縦枠11,12のうちで、建屋側の縦枠1
1は第4図に示す如く枠本体11aならびに取付縁11
c、llcから戒って、これら取付縁11c、11cを
介して建屋の一部39に取付けられる。
パネルB側のパネルBの縦枠7の連結部16aに整合す
るために三角形断面から戒って、その枠本体12aの連
結部16bは出窓取付時に該連結部16aと合わせられ
る。
なお、24はガラス戸13の内側の網戸である。
また、この際に、各縦枠7,12は内部に補強空間27
.28が形成されるよう中空状とし、連結時には互いに
斜辺部29.30を当接し、一方の連結部16bから他
方16aにボルト31を挿通して締めつけ、両者を連結
固定し、更に、斜辺部29.30の一部に窪み32,3
3を設けて、これにより空間を形成する。
従って、縦枠7ならびに12の横断面は三角形状から戊
って、これら斜辺部が当接されているため、全体的に強
度が向上させることができ、雨水等が毛細管現象により
斜辺部間に侵入しても、途中の空間33でストップし、
屋内側に達することがない。
なお、両連結部16a、16bの対向面には係止縁34
,35を設けて互いに係合し、更に、パネルB、 Cの
取付時には、縦枠7,12はボルト31の締付けにより
一体に連結できる。
また、以上の各パネルA、 B、 Cは予め枠組みされ
、これを建物開口部に取付けて出窓を構成するが、それ
を示すと次の通りである。
はじめに、正面パネルBはその上下枠5,6の取付縁を
建物の開口部分にビス止め等で固定する。
次に、左右の側面パネルA、 Cを取付けるが、左側面
パネルAはその上下枠1,2の各取付縁ICt2cを第
3図のように建屋の一部36.37にビス3Bによって
固定腰縦枠3の取付縁3cを第4図のように建屋の一部
39にビス38によって固定する。
この際、正面パネルBのガラス8の他端8aと左側面パ
ネルAのガラス4の他端4aとをコーキング材41によ
って接着連結する。
また、右側面パネルCは上下枠9,10の取付縁9c、
10cを第3図のように建屋の一部42゜43にビス3
8によって固定し、縦枠11の取付縁11cを第4図の
ように建屋の一部40にビス38によって固定する。
正面パネルBの縦枠7と右側面パネルの縦枠12とは、
連結部16bから連結部16aにボルト31を挿通して
締めっけ連結固定し、最後に上下及び縦枠の基部に取付
縁を隠す額縁44を取付けるとともに、連結部16aと
16bとの間の水密を向上させるため、先端に形成され
た縦溝25内にコーキング材を詰めこんで、三方出窓を
完成する。
以上要するに、本考案によれば、ガラスを装着した正面
パネルならびに左両側面パネルとガラス戸を入れる右側
面パネルとを互いに連結して三方出窓を完成するので、
取付、施工が簡単にかつ建屋に対して正確に取付けられ
るので、取付後の強度や雨仕舞にも優れ、更に、この出
窓は縦枠が少なく十分な採光スペースをとることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は三方出窓の一例を示す全体概要図、第2図a、
b、c、dはそれぞれ本考案に係る三方出窓の平面図、
左側面図、正面図及び右側面図、第3図aならびにbは
第2図aのX−X線ならびにx’−x’縁線上各断面図
、第4図は第2図CのY−Y線上の断面図である。 符号1・・・・・・上枠、2・・・・・・下枠、3・・
・・・・縦枠、4・・・・・・ガラス、5・・・・・・
上枠、6・・・・・・下枠、7・・・・・・縦枠、8・
・・・・・ガラス、9・・・・・・上枠、10・・・・
・・下枠、11.12・・・・・・縦枠、13・・・・
・・ガラス戸、14・・・・・・押縁、16a、16b
・・・・・・連結部、17・・・・・・押縁、18・・
・・・・上枠、19・・・・・・下枠、2G、21・・
・・・・縦枠、22・・・・・・ガラス、23・・・・
・・蝶番、24・・・・・・網戸、25・・・・・・取
付枠、27,28・・・・・・補強空間、29.30・
・・・・・斜辺部、31,32・・・・・・窪み、33
・・・・・・空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下枠と縦枠とがコ字状に枠組された枠内にガラスが装
    置されて一側部が開放された正面パネルと、上下枠と縦
    枠とがコ字状に枠組された枠内にガラスが装置されて一
    側部が開放された一方の側面パネルと、上下枠と一対の
    縦枠とが方形に枠組された枠内にガラス戸が開閉自在に
    装置される他方の側面パネルとを、建屋から屋外側に突
    出するよう、一体に連結して成る三方出窓において、こ
    の正面パネルのガラスと一方の側面パネルのガラスとは
    目地材を介して突合わせて連結し、正面パネルの縦枠な
    らびに他方の側面パネルの縦枠の各横断面を三角形状に
    構成し、しかも、これら縦枠を各斜辺部が当接するよう
    連結し、これら当接部分にくぼみを形成して成ることを
    特徴とする三方出窓。
JP10966179U 1979-08-09 1979-08-09 三方出窓 Expired JPS6017495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10966179U JPS6017495Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 三方出窓

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JP10966179U JPS6017495Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 三方出窓

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Publication Number Publication Date
JPS5627262U JPS5627262U (ja) 1981-03-13
JPS6017495Y2 true JPS6017495Y2 (ja) 1985-05-29

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ID=29342235

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JP10966179U Expired JPS6017495Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 三方出窓

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JPS5627262U (ja) 1981-03-13

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