JPH06341234A - 組み立て式構造体の接合構造 - Google Patents
組み立て式構造体の接合構造Info
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- JPH06341234A JPH06341234A JP15292293A JP15292293A JPH06341234A JP H06341234 A JPH06341234 A JP H06341234A JP 15292293 A JP15292293 A JP 15292293A JP 15292293 A JP15292293 A JP 15292293A JP H06341234 A JPH06341234 A JP H06341234A
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Abstract
ることが出来、ユニット化に好都合な組み立て式構造体
の接合構造を提供する。 【構成】 あらかじめ表面に壁紙等を貼って化粧を施し
たパネル1の端部にあらかじめ断面略L字形の接合部材
11の一辺11bを固定し、接合しようとする同じく表
面に化粧を施したもう一方のパネル2の端部を上記接合
部材11に差し込んで固定することによりパネル1とパ
ネル2とを接合する。
Description
構造に関するもので、詳しくは短時間で組み立て、施工
が可能な組み立て式構造体の接合構造に関するものであ
る。
の構造体は、躯体の鉄骨あるいはコンクリート、木下地
等に木桟などを取り付けて下地を組み、これに直接石膏
ボードを直貼りして下地を形成した後、表面に壁紙等の
化粧紙を貼る方法による現場施工が一般的であった。
来の方法は、石膏ボードの接合面等が非常にラフなこと
や、パテ埋め等の処理が必要なためその養生等の問題
で、石膏ボードを貼ってから直ぐに壁紙の施工が出来な
いなど作業工程が全体的に煩雑で工期がどうしても長期
化してしまうという問題を有している。また、現場での
下地の施工や壁紙を貼る作業が必要であるが、これらは
それぞれ別の職種の作業となるため、今後ますます建設
労働者の人手不足などの影響を受けやすいという問題を
内在している。
たは皆無とするため、工場等であらかじめ構造体を組み
立ててユニット化しておき、これを現場にて所定の場所
に設置固定するという方法も住宅の押入れなどの施工で
は提案されているが、出来た構造体の大きさ等によって
は、出来たものを現場へ搬入するよりは、現場で簡単に
組み立てられてユニット化できるものの方が都合が良い
場合もある。
れたもので、その目的は、現場でも簡単に短時間で組み
立てて、施工することが出来、ユニット化に好都合な組
み立て式構造体の接合構造を提供することにある。
に、本発明は、あらかじめ表面に化粧を施した複数枚の
化粧パネルの各端部同志を接合して組み立てて構成され
る組み立て式構造体の接合構造において、一方の化粧パ
ネルの端部にあらかじめ固定した断面略L字形の接合部
材に他方の化粧パネルの端部を差し込んで固定し両化粧
パネルの端部同志を接合することを特徴とする。
施した複数枚の化粧パネルの各端部同志を接合して組み
立てて構成される組み立て式構造体の接合構造におい
て、互いに係止可能な一対の連結部材の一方を接合しよ
うとする一方の化粧パネルの端部に直接又は取付け桟を
介して取り付けるとともに、もう一方の連結部材を接合
しようとするもう一方の化粧パネルの端部に直接又は取
付け桟を介して取り付け、前記連結部材同志を係止させ
て両化粧パネルの端部同志を接合することを特徴とす
る。
接合構造において、化粧パネルが表面に化粧を施した石
膏ボードであることを特徴とする。
は、あらかじめ表面に化粧を施した複数枚の化粧パネル
を使用し、これらの各化粧パネルを断面略L字形の接合
部材あるいは互いに係止可能な一対の連結部材を用いて
接合する。上記接合部材は接合しようとする一方の化粧
パネルの端部にあらかじめ固定し、これにもう一方の化
粧パネルの端部を差し込んで固定することにより、両化
粧パネルの端部同志が接合される。また、上記一対の連
結部材は接合しようとする化粧パネルの端部のそれぞれ
に直接又は取付け桟を介して取り付け、この連結部材同
志を係止させることにより、両化粧パネルの端部同志が
接合される。したがって、化粧パネル同志の接合が容易
で、現場においても簡単に短時間で構造体を組み立てて
ユニット化できる。
詳述する。
ての一例を工程順に示す斜視図、図2乃至図5はそれぞ
れ上記構造体の接合構造の一実施例を示す断面図、図6
及び図7はそれぞれ組み立てに使用する接合部材及び連
結部材の構造を示す斜視図である。
トイレユニットを示したもので、図1より明らかなよう
に、床パネル1、天井パネル7、7枚の壁パネル2〜
6,9及び10の各パネルで構成され、これらの各パネ
ルは図6に示すような接合部材11および図7に示すよ
うな連結部材17を用いて接合され、前面にはドア及び
ドア枠セット8が取り付けられる。
は、壁紙等で表面仕上げされた石膏ボードなどを使用す
るのが望ましい。材質が安価で、耐火性があり、表面に
壁紙等を貼っておくことにより現場でのクロス貼り作業
を省略できる。また、上記床パネル1としては、耐水性
のパーチクルボード等を使用するのが望ましく、必要に
応じてクッションフロアシートなどを表面に貼ったもの
を使用してもよい。
る上記接合部材11は図6に示す如く、長辺部11a、
中辺部11b及び短辺部11cからなる断面略L字形の
金属性の部材であるが、金属と同等の強度を有するもの
であれば他の材質であってもかまわない。長辺部11a
及び中辺部11bの各々の所定位置には木ネジ等で固定
するための孔11d及び11eが穿設されている。
される上記連結部材17は図7に示す如く、一対のクリ
ップ17a及びスクリュー17bからなるもので、スク
リュー17bの先端をクリップ17aの長孔17c内に
差し込んで係止できるように構成されている。材質は金
属製であるが、これと同等の強度を有するものであれば
他の材質でもよい。
に、その接合構造について説明する。
パネル2を床パネル1に固定した接合部材11に上方か
ら差し込む(同図(a)、(b)参照)。このときのA
で示す部分の接合構造を図2に示している。すなわち、
床パネル1の端部にあらかじめ接合部材11の長辺部1
1aが内側へ来るようにして中辺部11bを木ネジ12
で固定しておき、この固定した接合部材11の長辺部1
1aと短辺部11cの間に、外側を壁パネル取付け桟1
3で補強した壁パネル2の端部を上方から差し込み、木
ネジ14で壁パネル2と接合部材11の長辺部11aと
を固定する。さらに、内側に露出した接合部材11の長
辺部11aを見えないようにするため、塩ビ等をラッピ
ングした巾木15を内側からピン16で取り付けるよう
にしてもよい(勿論この巾木15の取り付けは組み立て
の最後に他の箇所と一緒にまとめて行ってもよい。)。
なお、上記接合部材11を取り付ける位置は、構造体の
大きさ等にもよるが、床パネル1の一辺当たり複数箇所
に取り付けた方が安定性の点で望ましい。
結部材17を用いて接合すると同時に壁パネル3の下端
部を床パネル1に固定した接合部材11と木ネジで固定
する(図1(c)参照)。壁パネル3と床パネル1との
接合構造は図2に示す上記壁パネル2と床パネル1との
接合構造と同一である。このときのBで示す壁パネル2
と3との接合構造を図3に示している。すなわち、一対
の連結部材17のうちのクリップ17aをあらかじめ例
えば図3に示す如く、壁パネル2の接合側の端部に壁パ
ネル取付け桟18を介して取り付けるとともに、壁パネ
ル取付け桟19で補強した壁パネル3の端部にもう一方
のスクリュー17bを取り付けておき、前述のようにス
クリュー17bをクリップ17aに差し込んで係止させ
ることにより壁パネル2と3とが接合する。なお、上記
連結部材17は前記接合部材同様、パネルの接合部に一
箇所ではなく複数箇所に取り付ける方が安定性が増して
望ましい。
を壁パネル2及び床パネル1と接合する(図1(d)参
照)。
7を用いて接合するとともに壁パネル5の下端部を床パ
ネル1に固定した接合部材11と固定する(図1(e)
参照)。このときのCで示す壁パネル同志の接合構造は
図4に示すとおりであり、すなわち連結部材17のクリ
ップ17aとスクリュー17bを壁パネル3及び壁パネ
ル5の接合側のそれぞれの端部に壁パネル取付け桟2
0,21を介して取り付けておき、前述したようにクリ
ップ17aとスクリュー17bとを係止させることによ
り壁パネル3と5とを横に接合する構造である。
ル6を壁パネル4及び床パネル1と接合する(図1
(f)参照)。
ネル2〜6によって形成されたコの字型の構造体の上に
天井パネル7を載せて固定する(図1(g)参照)。こ
のときのDで示す天井パネル7と壁パネル4との接合構
造は図5に示すとおりである。すなわち、外側を天井パ
ネル取付け桟23で補強した天井パネル7の端部にあら
かじめ接合部材11を木ネジ24で図示のように固定し
ておき、この固定した接合部材11を壁パネル取付け桟
22で補強した壁パネル4の上端部に上方から差し込む
ようにして天井パネル7を載せた後、木ネジ25で壁パ
ネル4と接合部材11とを固定することにより天井パネ
ル7と壁パネル4とを接合する構造である。なお、内側
に露出している接合部材11の長辺部11aが見えない
ように、塩ビ等をラッピングした廻り縁26を内側から
ピン27で固定して取り付けるようにすることもでき
る。
口部左側に取り付け、次いで壁パネル9をドア枠上部
に、壁パネル10をドア枠右部にそれぞれ木ネジで取り
付けた後、ユニットの内側から、壁パネル9と10を天
井パネル7に固定された接合部材と木ネジで固定するこ
とにより(図1(h)、(i)参照)、トイレユニット
が完成する。
ネル7には円形もしくは四角形の窓が穿けられている
が、これはトイレ設備の設置、配管等に使用するための
ものである。
7と壁パネルとの接合は接合部材11を用いて行ない、
壁パネル同志の接合は連結部材17を用いて行なってい
るが、これに限定するものではなく、接合部材11ある
いは連結部材17のいずれかを用いた接合構造により全
体を組み立てることも可能である。
トイレユニットの例を示したが、勿論これに限定するも
のではなく、この他に例えば押入れなど、住宅建築等に
おいて組み立て式構造体とすることが可能な各種の構造
体の接合構造に広く適用することができる。
み立て式構造体の接合構造によれば、各化粧パネル同志
を断面略L字形の接合部材又は互いに係止可能な一対の
連結部材を用いて簡単に接合することができるので、現
場で簡単に短時間で構造体を組み立ててユニット化する
ことができる。また、組み立て作業は全てユニットの内
側から行えるので、三方が躯体で囲まれたスペースの内
側に設置する場合でも内側施工により組み立てることが
可能である。
とせず、最近問題となっている産業廃棄物、建築廃材な
どの軽減も図れる。
工程順に示す斜視図である。
例を示す断面図である。
る。
る。
ある。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 あらかじめ表面に化粧を施した複数枚の
化粧パネルの各端部同志を接合して組み立てて構成され
る組み立て式構造体の接合構造において、一方の化粧パ
ネルの端部にあらかじめ固定した断面略L字形の接合部
材に他方の化粧パネルの端部を差し込んで固定し両化粧
パネルの端部同志を接合することを特徴とする組み立て
式構造体の接合構造。 - 【請求項2】 あらかじめ表面に化粧を施した複数枚の
化粧パネルの各端部同志を接合して組み立てて構成され
る組み立て式構造体の接合構造において、互いに係止可
能な一対の連結部材の一方を接合しようとする一方の化
粧パネルの端部に直接又は取付け桟を介して取り付ける
とともに、もう一方の連結部材を接合しようとするもう
一方の化粧パネルの端部に直接又は取付け桟を介して取
り付け、前記連結部材同志を係止させて両化粧パネルの
端部同志を接合することを特徴とする組み立て式構造体
の接合構造。 - 【請求項3】 前記化粧パネルが表面に化粧を施した石
膏ボードであることを特徴とする請求項1または2記載
の組み立て式構造体の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15292293A JP3331565B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 組み立て式構造体の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15292293A JP3331565B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 組み立て式構造体の接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341234A true JPH06341234A (ja) | 1994-12-13 |
JP3331565B2 JP3331565B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=15551085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15292293A Expired - Lifetime JP3331565B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 組み立て式構造体の接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331565B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103233583A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-07 | 湖南绿广景观新材料有限公司 | 易组拆塑木廊架的组装方法 |
CN106481098A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-03-08 | 成都市工业设备安装公司 | 一种新型活动房 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP15292293A patent/JP3331565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103233583A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-07 | 湖南绿广景观新材料有限公司 | 易组拆塑木廊架的组装方法 |
CN103233583B (zh) * | 2013-05-02 | 2015-08-12 | 湖南绿广景观新材料有限公司 | 易组拆塑木廊架的组装方法 |
CN106481098A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-03-08 | 成都市工业设备安装公司 | 一种新型活动房 |
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---|---|
JP3331565B2 (ja) | 2002-10-07 |
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