JP3073177U - ベッドのサイドガード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のベッド使用には支障とならないが、必
要時は手摺り部を使用者の近くに位置することができ、
自分で体を動かす助けとなるベッドのサイドガードを提
供する。 【解決手段】 ベッド本体（１）の左右一端側又は両端
側の長手方向桟（２）に、一対の縦棒体（１１，１１）
を立設し、該縦棒体（１１，１１）の上端には夫々水平
方向軸の軸受部筒部（１２，１２）を取り付け、両軸受
部筒部（１２，１２）の間をスラスト軸受（１３，１
３）を介して横棒体部（２１）で一体的に連結する。そ
して、該スラスト軸受（１３，１３）のいずれか一方又
は双方を、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラス
ト軸受（１３ａ）となし、横棒体部（２１）には枠体部
（２２）を連設して回動枠体（２０）を構成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はベッドのサイドガードに関するもので、特に、介護用ベットに適した ベッドのサイドガードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

介護用ベッドでは、要介護者も可能な範囲で体を動かしてもらうことが健康上 望ましく、また介護の助けにもなるものである。また、最近は便器や浴槽を取り 付けた介護用ベッドも提案されており、サイドガードを単なる転落防止用のみで はなく、手摺りとしても積極的に利用して、要介護者が体を動かす際の助けとな るものが要望されている。

【０００３】 特に、最近はベッドの頭側を仰動させ、座った姿勢を補助するベッドが普及し ており、体を動かす機会を少しでも多くしようとしているが、このように座った 姿勢をとっても、従来のサイドガードは利用者にとって意外と遠い位置にあるの で、体を捻ったりしないとこのサイドガードを手摺りとして握持して使用できな いという問題点を有している。したがって、このサイドガードの上部をベッドの 左右中央側に向けて折り曲げると、使用者の体の近くに固定部位が位置するので 、手摺りとして使用し易くなるが、この場合、通常のベッドの使用時にマットの 上方に支障物が位置し、寝返りの際に体に当たる等の問題点を有している。

【０００４】 さらに、最近は上記頭側を仰動可能となしたベッドに、便器を組み合わせたも のが提案され、要介護者が一人で便器を使用できるものも提案されている。すな わち、要介護者は、座った姿勢で便器が使用でき、介護の省力化には顕著なもの が期待できる。しかし、このベッドの上での座った姿勢は、足を伸ばした状態で あるので、体力が衰えた老人にとっては、お腹に力が入らず（腹圧が得られず） このような変則的な姿勢では大便をすることが難しいとの指摘がある。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、通常のベッド使用には 支障とならないが、必要時は手摺り部を使用者の近くに位置することができ、少 しでも自分で体を動かす助けとなるベッドのサイドガードを提供することを課題 としたものである。また、本考案はベッド上での便器の使用も考慮して、腕に力 を入れ前屈姿勢に近い姿勢でお腹に力を入れることも可能なベッドのサイドガー ドを提供することを課題としたものである。また、本考案はサイドガードの上に 着脱可能なテーブル板を載置して食事時にも活用できるベッドのサイドガードを 提供することを課題としたものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記課題を達成するため、本考案は、ベッド本体１の左右一端側又は両端側の 長手方向桟２に、一対の縦棒体１１，１１を立設し、該縦棒体１１，１１の上端 には夫々水平方向軸の軸受部筒部１２，１２を取り付け、両軸受部筒部１２，１ ２の間をスラスト軸受１３，１３を介して横棒体２１で一体的に連結し、上記ス ラスト軸受１３，１３のいずれか一方又は双方を、一方向にのみ回転自在のクラ ッチ付きスラスト軸受１３ａとなすか、通常のスラスト軸受１３、１３の他に、 一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａを付加し、上記横棒体 部２１には、上記縦棒体１１，１１と該横棒体２１とで構成された門形部内を通 過可能な大きさの枠体２２を連設して回動枠体２０を構成してなる技術的手段を 講じたものである。

【０００７】 それ故、本考案ベッドのサイドガードは、常時は縦棒体１１，１１と該横棒体 ２１とで構成された門形部を含む垂直平面上に、上記回動枠体２０が位置するよ うに、その回転角度を設定しておく（図４に符号２０aで示す垂直に垂れ下がる 状態に設定しておく）。すると、この縦棒体１１，１１と該横棒体２１を含む回 動枠体２０（２０）a）とは、従来のベッドのサイドガードと全く同じ作用（転 落防止作用）を呈する。

【０００８】 なお、上記回動枠体２０は、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸 受１３ａによって、図４の矢印ＡＲ１，ＡＲ２方向には回転自在であるが、反対 方向（矢印ＡＲ３方向）には回動不能となしておく。すると、転落防止には該回 動枠体２０（２０ａ）も一体的に利用できる作用を呈し、該回動枠体２０を図４ 符号２０ｂの回動位置を通過して、符号２０ｃの回動位置、すなわち、回動枠体 ２０が略水平になる回動位置となすと、この回動枠体２０（２０ｃ）の内側端部 を手摺りとして握持して、これを押し下げるような力を加えても、該回動枠体２ ０（２０ｃ）は回動が抑止され、使用者の体を支える作用（手摺り作用）を呈す るものである。

【０００９】 次に、請求項２の考案は、ベッド本体１の左右一端側又は両端側の長手方向桟 ２に、一対の縦棒体１１，１１を着脱可能に立設し、該一対の縦棒体１１，１１ の上端には夫々水平方向軸の軸受部筒部１２，１２を取り付け、両軸受部筒部１ ２，１２の間をスラスト軸受１３，１３を介して横棒体部２１で一体的に連結し 、上記スラスト軸受１３，１３のいずれか一方又は双方を、一方向にのみ回転自 在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａとなすか、通常のスラスト軸受１３，１３ の他に、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａを付加し、上 記横棒体部２１には、上記縦棒体１１，１１と該横棒体２１とで構成された門形 部内を通過可能な大きさの枠体部２２を連設して回動枠体２０を構成してなる技 術的手段を講じたものである。

【００１０】 それ故、本考案ベッドのサイドガードは、上記請求項１の作用に加えて、棒体 １１，１１を着脱可能に立設したので、ベッドメーキングや介護に際して、本考 案ベッドのサイドガードが邪魔にならないように、必要に応じて取り外せる作用 を呈するものである。

【００１１】 次に、請求項３の考案は、ベッド本体１の左右両端側の長手方向桟２，２に、 一対の縦棒体１１，１１を夫々着脱可能に立設し、両一対の縦棒体１１，１１の 上端には夫々水平方向軸の軸受部筒部１２，１２を取り付け、両軸受部筒部１２ ，１２の間をスラスト軸受１３，１３を介して横棒体部２１で一体的に連結し、 上記スラスト軸受１３，１３のいずれか一方又は双方を、一方向にのみ回転自在 のクラッチ付きスラスト軸受１３ａとなすか、通常のスラスト軸受１３，１３の 他に、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａを付加し、上記 横棒体部２１には、上記縦棒体１１，１１と該横棒体２１とで構成された門形部 内を通過可能な大きさの枠体部２２を連設して回動枠体２０を構成してなる技術 的手段を講じたものである。

【００１２】 それ故、本考案ベッドのサイドガードは、本考案のサイドガードを左右両側に 設けたので、請求項２の作用に加えて、両手で体を支えるための手摺りとしても 使用できる作用を呈するものである。

【００１３】

【実施例】

次に、本考案の実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。図中、１がベ ッド本体、２がこのベッド本体１の両側の横桟である。このベッド本体１は従来 公知な各種形状・構成のものが使用できる。なお、図示実施例では、このベッド 本体１は浴槽３０と便器４０とを有し、マット３の頭部側を仰動可能となしてあ る。

【００１４】 上記マット３の頭部側を仰動可能となすベッドは、従来公知であるので、ここ ではその具体的構成の説明を省略する。そして、上記浴槽３０は常時はマット３ の下方の空間部に収納されており、入浴時にベッドの横に引き出して使用できる ようになしてある。また、上記便器４０もマット３の下方に収納されており、使 用時は図示しない昇降装置で該便器４０が迫り上がり（浴槽３０と共にマット３ の下に便器４０を収納しておくと、該便器４０がベッド本体１の左右中央に位置 できないので、図示例の場合、浴槽３０と便器４０とを共にベッドの下から引き 出すように移動して、便器４０をベッド本体１の左右中央に位置させてから迫り 上がるようになしている。）、マット３に設けた観音開き部５，５（図１参照） を押し開いて該便器４０の頂部がマット３上に貫出するようになしてある。

【００１５】 なお、上記便器４０を使用する場合は、マット３の頭部側は仰動させて図１の 状態となし、使用者が座った姿勢となるのをサポートするようになしている。し かし、ベッド上での該便器４０の使用は、座った姿勢であっても足を伸ばした状 態のままで、椅子に座った状態とすることは、便器４０をより高い位置まで上昇 させなくてはならず、機構的には実現することは困難でないが、要介護者を高い 位置まで持ち上げることは危険である。そして、足を伸ばした状態ではなかなか 用便はしづらいので、どこか固定部位に要介護者がつかまって、力を入れること ができるようになすことが要求される。本考案は、上記要望に応えることを主た る課題としたものであり、座った状態で、多少体の自由が利かない要介護者も手 摺として使用して、上記便器４０を使用したり、その他、自ら多少でも体を動か す補助ができるようになしたものである。

【００１６】 そこで、本考案は該ベッド本体１の左右一端側又は両端側の長手方向桟２に、 一対の縦棒体１１，１１を立設してある。この縦棒体１１，１１は軽量金属パイ プや合成樹脂パイプ等適宜素材のものが使用でき、図示例では、長手方向桟２に 挿入孔４，４を設け（図４参照）て、この挿入孔４，４に該縦棒体１１，１１の 下部を差し込むようになして立設しているが、この縦棒体１１，１１は長手方向 桟２を挟み込むようになして立設する等の他の従来公知な方法でもよいのは無論 であり、さらには、本考案ベッドのサイドガードを取り外す必要性がない場合は 、長手方向桟２に縦棒体１１，１１の下部等を螺子止め等で固着して立設しても よい。

【００１７】 そして、上記縦棒体１１，１１の上端には夫々水平方向軸の軸受部筒部１２， １２を取り付け、両軸受部筒部１２，１２の間をスラスト軸受１３，１３を介し て横棒体２１で連結してある。すなわち、縦棒体１１，１１と横棒体２１とで門 形に形成される。なお、この横棒体２１は縦棒体１１，１１を固定した場合、該 横棒体２１の軸を回転中心軸として回動可能となしてあるが、縦棒体１１，１１ と横棒体２１とは通常の使用では相互に外れないようになしてある。すなわち、 上記縦棒体１１，１１の軸受部筒部１２，１２と、スラスト軸受１３，１３を介 して連結される横棒体２１とは相互に圧入たり、図示はしていないが、抜け止め ピンや抜け止め固定螺子等を適所に設けておくとよいものである。

【００１８】 そして、上記スラスト軸受１３，１３のいずれか一方又は双方を、一方向にの み回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａとなすか、通常のスラスト軸受１ ３の他に一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａを付加してな る。すなわち、上記縦棒体１１，１１を固定した場合、横棒体２１は一方側には 回転自在であるが反対方向には回転しないようになしてある。

【００１９】 上記一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａは、ワンウエイ クラッチ軸受、フリーランニングクラッチ（ＦＲＥＥ ＲＵＮＮＩＮＧ ＣＬＵ ＣＨ）軸受等と称される従来公知なものが使用でき、一例として図３に示すよう なものが使用できる。図３に図示した、クラッチ付きスラスト軸受１３ａは、内 周面にカム面を設けた固定側の外輪体５１と、横棒体２１と固着された内輪体５ ２と、保持体５３により保持されたスプリング５４，５４，５４・・・とコロ体 ５５，５５，５５・・・とで構成されている。そこで、横棒体２１乃至内輪体５ ２を、図３において、反時計回り方向に回転させようとすると、保持体５３によ り保持されたスプリング５４，５４，５４・・・の作用で、コロ体５５，５５， ５５・・・は外輪体５１のカム面のかみ合い位置に進み、外輪体５１のカム面と 内輪体５２とのくさび作用で回動を抑止する。一方、棒体２１乃至内輪体５２を 、図３において、時計回り方向に回転させようとすると、コロ体５５，５５，５ ５・・・は外輪体５１のカム面から離れ空転可能となるものである。

【００２０】 なお、上記クラッチ付きスラスト軸受１３ａは、ラジアル荷重用軸受けとの併 用が望ましいとされているので、スラスト軸受１３，１３の他に一方向にのみ回 転自在のクラッチ付きスラスト軸受１３ａを付加するのが最も合理的であるが、 最近は、大きなラジアル荷重に充分抗することのできるものが提供されているの で、スラスト軸受１３，１３のいずれか一方又は双方を、該クラッチ付きスラス ト軸受１３ａとなしてもよいものである。

【００２１】 そして、上記横棒体部２１には、上記縦棒体１１，１１と該横棒体２１とで構 成された門形部内を通過可能な大きさの枠体部２２を連設して回動枠体２０を構 成してなる。すなわち、回動枠体２０は横棒体部２１とこの横棒体部２１に一体 連設された枠体部２２とで構成されている。

【００２２】 上記枠体部２２は前記門形部内を通過できる大きさであればその形状は特に問 わないが、手摺りとして握持部を有することが必要で、そのために枠体部２２と なしたが、一枚の板材で構成され、その一部に握持できるハンドル部を設けたも のでもよいものである。なお、図示例では、この枠体部２２は横棒部２１とで平 面略日の字形状となるものを使用している。

【００２３】 次に、請求項２の考案は、請求項１の構成において、特に、ベッド本体１の左 右一端側又は両端側の長手方向桟２に、一対の縦棒体１１，１１を着脱可能に立 設したもので、その他の構成は請求項１と同じである。すなわち、本考案は縦棒 体１１，１１が着脱可能なものに限定したものである。そして、前記したように 、両縦棒体１１，１１と横棒体２１とは外れないように連結してあるので、本考 案はベッドのサイドガード全体が着脱可能となるものである。

【００２４】 そして、この縦棒体１１，１１を着脱可能となすのには、本実施例では前記も したように、縦棒体１１，１１を挿通孔４，４に抜き差し可能に挿入しているが 、その他、従来のベッドのサイドガードと同様な構成で着脱可能となしてもよい のは無論である。

【００２５】 介護用のベッドでは、介護者が介護を行う上では本考案ベッドのサイドガード は邪魔となる場合が多く、本実施例のように浴槽３０を使用して要介護者を入浴 させるためベッドから浴槽３０側に要介護者を移動させる作業等では特にこのサ イドガードは支障となるので、適宜外せるようになすことが必須となるものであ る。

【００２６】 つぎに、請求項３の考案は、ベッド本体１の左右両端側の長手方向桟２に、一 対の縦棒体１１，１１を夫々着脱可能に立設したもので、その他の構成は請求項 １と同じである。すなわち、本考案は縦棒体１１，１１が、言い換えると、本考 案サイドガードがベッド本体１の両側に必ず挿着されるものに限定したものであ る。

【００２７】 従来のサイドガードは転落防止用に限定されているので、壁に接してベッドを 置くときは、壁側には該サイドガードは不要とされている。しかし、本考案のよ うに、手摺りとしても使用する場合は、両側に設けた方が便利であり、両手で両 側の回動枠体２０を握持して、力を入れることで小さな力でも体を動かすことが 可能となるものである。

【００２８】 また、本考案の場合、左右両側にサイドガードが挿着されるため、この両者間 に図１に示すテーブル板６０を着脱可能に載置すれば、食事用テーブル等に使用 できるものである。なお、このテーブル板６０を使用する場合、このテーブル板 ６０に手を掛ける等して力が加わっても容易には脱落しないようにしておくこと は無論で、図示はしていないが該テーブル板６０の下面側には、横棒体２１に嵌 合する係止足片等を突設しておくとよい。

【００２９】

【考案の効果】

本考案は、上記のごときで、ベッド側部にサイドガードを設けたので、従来の 転落防止の機能を有し、さらには、回動枠体２０が一方向に回動するようになし たので、必要時はベッドの内側上方にその回動枠体２０の一部を固定的に位置さ せることができ、使用者の体の近くに手摺りとなる部位を位置させることができ 、常時は回動枠体２０をベッド本体１の横に邪魔にならないよう垂直に位置させ ておくことのできるベッドのサイドガードを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す使用状態斜視図であ
る。

【図２】要部縦断面図である。

【図３】本考案に使用されるクラッチ付きスラスト軸受
の断面図である。

【図４】本考案の作用を説明する部分断面図である。

【符号の説明】

１ ベッド本体 ２ 長手方向桟 １１ 縦棒体 １２ 軸受部筒部 １３ スラスト軸受 １３ａ クラッチ付きスラスト軸受 ２０ 回動枠体 ２１ 横棒体部 ２２ 枠体部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 根本 康夫 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内 (72)考案者 福井 洋二郎 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内 (72)考案者 松本 康弘 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内 (72)考案者 高橋 佳美 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内 (72)考案者 富重 貴之 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内 (72)考案者 内野 豊 東京都新宿区新宿１丁目28番15号 シルバ ー精工株式会社内

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベッド本体（１）の左右一端側又は両端
   側の長手方向桟（２）に、一対の縦棒体（１１，１１）
   を立設し、該縦棒体（１１，１１）の上端には夫々水平
   方向軸の軸受部筒部（１２，１２）を取り付け、両軸受
   部筒部（１２，１２）の間をスラスト軸受（１３，１
   ３）を介して横棒体部（２１）で一体的に連結し、 上記スラスト軸受（１３，１３）のいずれか一方又は双
   方を、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸
   受（１３ａ）となすか、通常のスラスト軸受（１３，１
   ３）の他に、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラ
   スト軸受（１３ａ）を付加し、 上記横棒体部（２１）には、上記縦棒体（１１，１１）
   と該横棒体（２１）とで構成された門形部内を通過可能
   な大きさの枠体部（２２）を連設して回動枠体（２０）
   を構成してなるベッドのサイドガード。
2. 【請求項２】 ベッド本体（１）の左右一端側又は両端
   側の長手方向桟（２）に、一対の縦棒体（１１，１１）
   を着脱可能に立設し、該一対の縦棒体（１１，１１）の
   上端には夫々水平方向軸の軸受部筒部（１２，１２）を
   取り付け、両軸受部筒部（１２，１２）の間をスラスト
   軸受（１３，１３）を介して横棒体部（２１）で一体的
   に連結し、 上記スラスト軸受（１３，１３）のいずれか一方又は双
   方を、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸
   受（１３ａ）となすか、通常のスラスト軸受（１３，１
   ３）の他に、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラ
   スト軸受（１３ａ）を付加し、 上記横棒体部（２１）には、上記縦棒体（１１，１１）
   と該横棒体（２１）とで構成された門形部内を通過可能
   な大きさの枠体部（２２）を連設して回動枠体（２０）
   を構成してなるベッドのサイドガード。
3. 【請求項３】 ベッド本体（１）の左右両端側の長手方
   向桟（２，２）に、一対の縦棒体（１１，１１）を夫々
   着脱可能に立設し、両一対の縦棒体（１１，１１）の上
   端には夫々水平方向軸の軸受部筒部（１２，１２）を取
   り付け、両軸受部筒部（１２，１２）の間をスラスト軸
   受（１３，１３）を介して横棒体部（２１）で一体的に
   連結し、 上記スラスト軸受（１３，１３）のいずれか一方又は双
   方を、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラスト軸
   受（１３ａ）となすか、通常のスラスト軸受（１３，１
   ３）の他に、一方向にのみ回転自在のクラッチ付きスラ
   スト軸受（１３ａ）を付加し、 上記横棒体部（２１）には、上記縦棒体（１１，１１）
   と該横棒体（２１）とで構成された門形部内を通過可能
   な大きさの枠体部（２２）を連設して回動枠体（２０）
   を構成してなるベッドのサイドガード。