JP3730212B2 - 起立補助装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば入浴等の際に、車椅子等に着座している要介助者の衣服を着替えさせるために、着座状態の要介助者を起立状態にさせ、且つ起立状態を維持させる起立補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、足腰が不自由であり自力で起立することが困難な要介助者が衣服の着替えを行う際、要介助者は車椅子或いはベッドから立ち上がるための補助と、起立状態を維持するための補助と、衣服の着脱を行うための補助とを必要としている。従来、これらの補助は介助者が全て行っており、介助者は、要介助者の上半身を持ち上げて要介助者を車椅子或いはベッドから立ち上げさせ、要介助者の身体を支えて要介助者の起立状態を維持しつつ、要介助者の衣服の着脱を行っている。
【0003】
また、近年では介助者の負担の軽減を図るため、要介助者が車椅子或いはベッドから立ち上がるための補助機器が提供されている。この補助機器は、水平方向に回転するターンテーブルに傾動機構によって鉛直方向に円弧回転される支柱が立設され、この支柱の上端には要介助者の腹部を載せるパッド部が設けられているものである。この補助機器によれば、支柱を円弧回転させて要介助者の腹部にパッド部を配置し、要介助者の身体を前屈みして要介助者の腹部をパッド部に載せ、パッド部に要介助者の体重を載せた状態で支柱を起動させることで要介助者の腰を浮かすことができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−192346号公報 (第2頁、第7図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の介助者が要介助者の身体を支える方法によると、介助者の負担は大きいとともに、一人の要介助者に対して二人の介助者が付かなければならない。このため、在宅看護等では、介助者が高齢である場合や一人の介助者で介助している場合が多いので、要介助者を着替えさせる事などができなく十分な介助ができないという問題がある。
【0006】
また、上記した従来の補助機器によると、介助者の負担は軽減されるが、要介助者の腹部を載せたパッド部は、支柱の円弧回転により斜め上方に円弧移動する。このパッド部の円弧移動は、要介助者が起立する際の要介助者の動きとずれがあるため、要介助者の腹部は圧迫され、要介助者に不快を与えるという問題が存在する。
【0007】
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、介助者の負担を軽減するとともに要介助者にあたえる不快を解消するべく、要介助者をスムーズに着座状態から起立状態にさせ、且つ起立姿勢を保持させる起立補助装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、要介助者の身体を支えて該要介助者を着座状態から起立状態にさせ、且つ起立状態を維持させる起立補助装置において、支持フレームが立設され、該支持フレームには、起立させる前記要介助者の着座位置側から斜め上方に延在するレール部材が設けられ、該レール部材には駆動機構によって前記レール部材に沿って移動する移動部材が取り付けられ、該移動部材には前記要介助者の身体を支えて且つ前記移動部材の移動によって前記着座位置側から斜め上方に移動しつつ鉛直方向に回転するパッド部が取り付けられ、該パッド部は、中央部に前記要介助者の胴体があずけられるパッド本体の両側に前記要介助者の腕を載せるためのアームパッドが設けられた構成からなることを特徴としている。
【0009】
このような特徴により、要介助者の身体を支えるパッド部は鉛直方向に回転するとともに斜め上方に直進移動し、要介助者の身体は斜め上方への直進移動するとともに鉛直方向に回転するパッド部によって押し上げられる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の起立補助装置において、前記パッド部の下方にはロッド部材が配置され、該ロッド部材の一端は前記パッド部に固着され、他端は支持点に上下方向にスライド可能かつ回転可能に取り付けられていることを特徴としている。
【0011】
このような特徴により、パッド部が斜め上方へ直進移動するとともに支持ロッドの他端は上下方向にスライド移動されるとともに鉛直方向に回転し、パッド部は鉛直方向に回転する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の起立補助装置において、前記駆動機構は、前記レール部材の両端に設けられた対をなすスプロケットと、該スプロケットの間に巻回されるとともに前記移動部材に両端が取り付けられたチェーンと、前記スプロケットを回転させるアクチュエーターとから構成されていることを特徴としている。
【0013】
このような特徴により、移動部材はレール部材の両端に設けられたスプロケットの間を巻回するチェーンによって引張され、レール部材の下端と上端との間を移動する。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の起立補助装置において、前記パッド部は、前記移動部材から伸びる支持ロッドによって片持ち支持されていることを特徴としている。
【0015】
このような特徴により、パッド部の一側方には支持フレームやレール部材や移動部材等が設けられ、他側方には開かれた空間が確保される。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の起立補助装置において、前記パッド部は、中央部の断面形状が円弧状であり、両側部の上面が平らであることを特徴としている。
【0017】
このような特徴により、断面形状が円弧状のパッド部には要介助者の胴体部が接触され、パッド部の両側部の平らな上面には要介助者の腕が載せられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における起立補助装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態は、立ち上がることが困難な要介助者の衣服の着替えを行うために、要介助者を車椅子から起立させ、且つ起立状態を保持させる場合について説明する。
【0019】
図1に示すように、基台フレーム1は、断面形状が正方形の角形鋼管部材1aと、この角形鋼管部材1aに平行して配置されている断面形状が長方形の角形鋼管部材1bと、平行する二本の角形鋼管部材1a、1bの間に架設されている角形鋼管部材1cとから構成されている。断面形状が長方形の角形鋼管部材1bの両端部の内側面にはアングル材2がそれぞれ固定されている。基台フレーム1の四隅およびアングル材2には鉛直下方に延在する脚部材3がそれぞれ設けられている。
【0020】
図2に示すように、断面形状が長方形の角形鋼管部材1bの上面には、支持フレーム4が立設されている。支持フレーム4は、角形鋼管部材1bの一端部の上面に鉛直に立設されている長さ1000ミリメートル程度の支柱部材4aと、他端部の上面に鉛直に立設されている長さ600ミリメートル程度の支柱部材4bとから構成されている。
【0021】
一方の支柱部材4aと他方の支柱部材4bとの間には、起立させる要介助者の着座位置(車椅子)側から斜め上方に延在するレール部材5が架設されている。レール部材5は、両端が支柱部材4a、4bの上部に固定されている上レール部材5aと、両端が支柱部材4a、4bの中間部に固定されている下レール部材5bとから構成されており、上レール部材5aと下レール部材5bとは間隔をあけて二本平行に配置されている。
【0022】
レール部材5には、上レール部材5aの上面から下レール部材5bの下面に跨って配置された長方体の移動部材6が取り付けられており、移動部材6は駆動機構7により上レール部材5aおよび下レール部材5bに沿って移動される。図2、図3に示すように、移動部材6の上部には上レール部材5aの上面および両側面にそれぞれ対向するローラー8が各面二個づつ取り付けられ、移動部材6の下部には下レール部材5bの下面および両側面にそれぞれ対向するローラー8が各面二個づつ取り付けられている。移動部材6の中央部には、移動部材6を貫通する中空円筒形の円筒部材9が移動部材6に垂直に設けられている。
【0023】
図3、図4に示すように、円筒部材9の中には、移動部材6の移動方向に直交する方向かつ水平方向に延在する丸棒状の支持ロッド10が挿通されている。支持ロッド10の一端部には、要介助者の身体を支えるパッド部11が固定されている。パッド部11は、断面形状が円弧形になっている要介助者の胴体を支えるパッド本体11aと、パッド本体11aの両側に設けられて上面がフラット面になっていて要介助者の腕を載せるためのアームパッド11bとから構成されている。支持ロッド10の他端部には、斜め下方に伸びるフラットバーからなるロッド部材12の上端が固定されている。ロッド部材12の下端には支持ピン13が設けられており、支持ピン13は一方の支柱部材4aの下端外側面に取り付けられた支持プレート14に鉛直方向にあけられた長孔14aの中に挿通されている。ここで、支持プレート材14は、ロッド部材12の下端を上下方向にスライド可能かつ回転可能に取り付けている支持点となっている。
【0024】
また、図2に示すように、レール部材5の両端方向には対をなすスプロケット15がそれぞれ配置されており、一方の支柱部材4aの上部内側面には第1のスプロケット15aが取り付けられ、他方の支柱部材4bの上部内側面には第2のスプロケット15bが取り付けられている。断面形状が長方形の角形鋼管部材1bの上にはアクチュエーター16が設置されており、アクチュエーター16にはアクチュエーター16により回転される第3のスプロケット15cが備えられている。第1のスプロケット15a、第2のスプロケット15b及び第3のスプロケット15cにはチェーン17が巻回されており、チェーン17の両端は移動部材6の両端にそれぞれ設けられた取付部18にそれぞれ取り付けられている。
【0025】
移動部材6を移動させるための駆動機構7は、第1のスプロケット15a、第2のスプロケット15b、第3のスプロケット15c及びアクチュエーター16及びチェーン17によって構成されている。また、アクチュエーター16は図示せぬ制御盤を介して図示せぬ操作盤に接続されており、アクチュエーター16の回転は図示せぬ操作盤により操作される。
【0026】
一方、図1、図2に示すように、角形鋼管部材1cの中央上面には長さ300ミリメートル程度の中央支柱部材19が鉛直に固定されている。中央支柱部材19の上端面には、鉛直にあけられた貫通孔20aを有する中空角筒形の角筒部材20が二本の角形鋼管部材1a、1bに平行する方向に固定されている。角筒部材20の中には、角筒形の調節支持ロッド21が挿通され、調節支持ロッド21には鉛直にあけられた貫通孔21aが軸方向に間隔をあけて複数設けられている。角筒部材20及び調節支持ロッド21に設けられた貫通孔20a、21aの中には調節ピン22が挿通されている。調節支持ロッド21の先端には、要介助者の両膝を当接させるニーパッド23が若干斜めに傾けた状態で取り付けられている。また、ニーパッド23の下方には、要介助者の足を載せるための足載せ台24が設けられている。
【0027】
次に上記した構成からなる起立補助装置を使用して車椅子に着座している要介助者を起立させるとともに起立状態を保持させる方法について説明する。
【0028】
図2に示すように、まず、車椅子に着座している要介助者を所定の位置に移動させ、図示せぬ操作盤を操作して要介助者の前方にパッド部11を配置する。このとき、要介助者の足を車椅子のステップから足載せ台24に載せ代えるとともに、要介助者の両腕を図3に示すアームパッド11bに載せ、且つ要介助者の胴体部をパッド本体11aに付けて、要介助者の上半身をパッド部11にあずける。また、角筒部材20の中に挿通されている調節支持ロッド21を前後に移動させ、所定の位置で調節ピン22を貫通孔20a、21aの中に挿入してニーパッド23の位置決めを行う。
【0029】
次に、図示せぬ操作盤を操作してアクチュエーター16を作動させ、第3のスプロケット15cを回転させる。第3のスプロケット15cの回転によりチェーン17は図2における黒塗り矢印の方向に移動し、チェーン17の両端に取り付けられた移動部材6は第1のスプロケット15aと第2のスプロケット15bとの間でレール部材5に沿って斜め上方に直進移動する。
【0030】
移動部材6の移動に伴って、移動部材6に設けられた円筒部材9の中に挿通された支持ロッド10およびパッド部11は斜め上方に直進移動する。このとき、支持ロッド10に固定されたロッド部材12は支持プレート14を中心に鉛直方向(図2において点線矢印)に円弧回転するとともにロッド部材12の下端に設けられた支持ピン13は支持プレート14にあけられた長孔14aの中を上下にスライド移動し、パッド部11は鉛直方向に回転する。
【0031】
斜め上方に直進移動するとともに鉛直方向に回転するパッド部11は、パッド部11にあずけられた要介助者の身体を斜め上方に押し上げて要介助者を起立させる。このとき、介助者は要介助者を挟んで支持フレーム4の反対側に立ち、要介助者が側方或いは後方に倒れないように補助を行う。また、起立した要介助者の両膝はニーパッド23に当接する。
【0032】
次に、起立した要介助者の身体をパッド部11によって支持するとともに、要介助者の両膝をニーパッド23によって支えて、要介助者の起立姿勢を保持する。要介助者の側方に立っている介助者は、起立姿勢が保持された要介助者の衣服の着脱を行う。
【0033】
衣服の着替えが終了した後に、図示せぬ操作盤を操作してアクチュエーター16を作動させ、第3のスプロケット15cを逆回転させる。第3のスプロケット15cを逆回転により移動部材6はレール部材5の上端から下端に移動する。移動部材6に支持ロッド10を介して取り付けられたパッド部11は、要介助者の身体を支持した状態で、鉛直方向に回転するとともに斜め下方に移動し、要介助者を車椅子に着座させる。
【0034】
上記した起立補助装置によれば、要介助者の身体を支えるパッド部11は斜め上方に直進移動するとともに鉛直方向に回転するため、要介助者が起立する際の身体の動きに合った状態で着座状態の要介助者をスムーズに起立させることができる。これによって、介助者の負担は軽減されるとともに、要介助者の腹部などを圧迫せず要介助者に不快を与えることなく起立させることができる。
【0035】
また、パッド部11は支持フレーム4に片持ち支持されているため、介助者は要介助者の横に立って補助を行うことができる。また、要介助者の胴体部を支持するパッド本体11aは断面形状が円弧状になっているため、パッド部11が回転する際に要介助者に角が当たって不快を与えることがない。さらに、アームパッド11bに要介助者の腕を載せることで要介助者の胴体部への負担を軽減することができる。
【0036】
以上、本発明にかかる起立補助装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限り適宜変更可能である。例えば、本実施の形態では、移動部材6は上レール部材5aと下レール部材5bとに跨って取り付けられているが、一本のレール部材5に移動部材6を取り付けて一本のレール部材5に沿って移動する移動部材6を使用してもよい。
【0037】
また、実施の形態では、駆動機構7はチェーン17を移動させるために第3のスプロケット15cを回転させるアクチュエーター16を使用しているが、第3のスプロケット15cを省略し、第1のスプロケット15aまたは第2のスプロケット15bのいずれか一方を回転させるアクチュエーターを使用してもよく、この場合チェーン17は第1のスプロケット15a及び第2のスプロケット15bレール部材の間に巻回される。
【0038】
また、実施の形態では、介助者は要介助者を挟んで支持フレーム4の反対側に立ち、要介助者が側方に滑り落ちないように補助を行うが、パッド部11に要介助者の胴体部を後方及び側方から支えるホルダーを設置し、要介助者が側方或いは後方に倒れないようにしてもよい。また、パッド部11の前方にハンドルを設置し、このハンドルを要介助者が掴むことによって倒れ防止を図り、起立する際の補助としてもよい。
【0039】
さらに、実施の形態では、基台フレーム1に立設された支持フレーム4は支柱部材4aと支柱部材4bとから構成されているが、支持フレーム4は板状のものを立設したものでもよい。また、支持フレーム4は基台フレーム1に立設されているが、床、壁又は天井に固定されたものでもよく、この場合基台フレーム1を省略することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明にかかる起立補助装置によれば、要介助者の身体を支持するパッド部が斜め上方に直進移動するとともに鉛直方向に回転することにより、スムーズに要介助者を着座状態から起立状態にさせ、且つ起立姿勢を保持させ、介助者の負担を軽減することができるとともに、パッド部が要介助者の腹部などを圧迫せず、要介助者に不快を与えないように起立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる起立補助装置の実施の形態を説明する平面図である。
【図2】 本発明にかかる起立補助装置の実施の形態を説明する側面図である。
【図3】 本発明にかかる起立補助装置の実施の形態を説明する部分断面図である。
【図4】 本発明にかかる起立補助装置の実施の形態を説明する前面図である。
【符号の説明】
4 支持フレーム
5 レール部材
6 移動部材
7 駆動機構
10 支持ロッド
11 パッド部
12 ロッド部材
14 支持プレート(支持点)
15a第1のスプロケット(スプロケット)
15b第1のスプロケット(スプロケット)
16 アクチュエーター
17 チェーン

Claims (5)

  1. 要介助者の身体を支えて該要介助者を着座状態から起立状態にさせ、且つ起立状態を維持させる起立補助装置において、
    支持フレームが立設され、該支持フレームには、起立させる前記要介助者の着座位置側から斜め上方に延在するレール部材が設けられ、該レール部材には駆動機構によって前記レール部材に沿って移動する移動部材が取り付けられ、該移動部材には前記要介助者の身体を支えて且つ前記移動部材の移動によって前記着座位置側から斜め上方に移動しつつ鉛直方向に回転するパッド部が取り付けられ、該パッド部は、中央部に前記要介助者の胴体があずけられるパッド本体の両側に前記要介助者の腕を載せるためのアームパッドが設けられた構成からなることを特徴とする起立補助装置。
  2. 請求項1記載の起立補助装置において、
    前記パッド部の下方にはロッド部材が配置され、該ロッド部材の一端は前記パッド部に固着され、他端は支持点に上下方向にスライド可能かつ回転可能に取り付けられていることを特徴とする起立補助装置。
  3. 請求項1または2記載の起立補助装置において、
    前記駆動機構は、前記レール部材の両端に設けられた対をなすスプロケットと、該スプロケットの間に巻回されるとともに前記移動部材に両端が取り付けられたチェーンと、前記スプロケットを回転させるアクチュエーターとから構成されていることを特徴とする起立補助装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の起立補助装置において、
    前記パッド部は、前記移動部材から伸びる支持ロッドによって片持ち支持されていることを特徴とする起立補助装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の起立補助装置において、
    前記パッド部は、中央部の断面形状が円弧状であり、両側部の上面が平らであることを特徴とする起立補助装置。
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