JP3072746U - 結束機 - Google Patents

結束機

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文吉 齊藤
利秀 大久保
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文吉 齊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結束機野菜などの被結束物を掴みながら結束
する両手操作を必要とすることなく、被結束物を接着テ
ープによって容易に結束できる。 【解決手段】 結束機は結束アーム5を回動することに
より結束ヘッド10が被結束物に接着テープ6を巻き付け
て結束する。接着テープの先端部を保持するテープ受け
部12に近接して設けた被結束物保持体15は、略鉛状態と
後方に傾倒した状態とになる回動自在の第1及び第2の
保持枠体17,18とを有する。第1の保持枠体17は、回動
自在に軸支する軸支片部25の上部に突設した保持片部27
を形成する。第2の保持枠体18は回動自在に軸支した軸
支片部35の上部に被結束物を保持する保持受け部36を有
し、保持受け部36の上部から上方に向って第1の保持枠
体17の保持片部27との間にて被結束物を保持する保持片
部37を有している。第2の保持枠体18を略起立状態と後
方に傾倒した状態とに保持するスプリング41を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は小松菜などの野菜、或いは、切花などの被結束物を接着テープで結束 する結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の結束機は、例えば、特開平8−151010号公報、特開平8 −230814号公報及び特開平10−129614号公報などに記載されてい るように、基台に起倒回動可能に設けた結束アームの先端部に結束ヘッドを形成 し、前記基台にテープ受け台に接着テープを引き出した状態に保持するテープ受 け台を設け、基台に設けた被結束物保持部上に一方の手で端部を掴んだ状態で被 結束物を保持し、他方の手で結束アームの先端に設けたハンドルを掴んで結束ア ームを傾倒し、結束ヘッドをテープ受け台に突き当てて結束ヘッドにて接着テー プを被結束物に巻きつけ、テープ受け台に先端部に保持されている接着テープの 先端部に接着して結束する構造が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のこの種の結束機は、一方の手で被結束物を掴み保持し、他方の手で 結束アームの先端に設けたハンドルを掴んで結束アームを傾倒する操作を行わな くてはならず、作業性が悪い問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、野菜などの被結束物を掴みながら 結束アームを傾倒する両手による操作を必要とすることなく、被結束物を被結束 物保持体に保持して接着テープによる結束が容易にできる結束機を提供するもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の結束機は、基台に設けられた被結束物保持体と、この被 結束物保持体に保持されている被結束物に接着テープを巻き付ける結束ヘッドを 有し前記基台に起倒回動自在に取付けられた結束アームと、前記基台に設けられ 前記接着テープの先端部を保持するテープ受け部とを備え、前記被結束物保持体 は、前記テープ受け部の後部に近接してそれぞれ略鉛状態と後方に傾倒した状態 とになるように回動自在に設けられ第1の保持枠体及びこの第1の保持枠体との 間に被結束物を保持する第2の保持枠体とを有し、前記第1の保持枠体は、前記 基台に回動自在に軸支される軸支片部と、この軸支片部から上方に向って突設さ れ被結束物を保持する左右の前部保持片部とを有し、前記第2の保持枠体は、前 記基台に回動自在に軸支される軸支片部と、この軸支片部の上部に形成され被結 束物を保持する保持受け部と、この保持受け部の上部から上方に向って突設され 前記第1の保持枠体の左右の前部保持片部との間にて被結束物を保持する左右の 後部保持片部とを有し、前記第2の保持枠体を略起立状態と後方に傾倒した状態 とに保持するスプリングを設けたものである。
【0006】 そして、被結束物保持体の第1の保持枠体と第2の保持枠体とを起立状態にし 、この第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の後部保持片部との間に 野菜などの被結束物を挟みこみ、この状態で被結束物保持体の第1の保持枠体と 第2の保持枠体とを後方に傾倒させる。この状態で結束アームを傾倒させると、 結束ヘッドは接着テープを第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の後 部保持片部との間に保持されている被結束物に巻き付け、この接着テープをテー プ受け部に保持されている接着テープの先端部に突き当てて接着され、被結束物 は接着テープにて結束される。
【0007】 この状態で、第1の保持枠体を起立させると、第2の保持枠体はスプリングに より傾倒状態を保持され、第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の後 部保持片部との間が開き、結束された被結束物を容易に取り出すことができる。
【0008】 次いで、傾倒状態の第2の保持枠体を起立させると、スプリングによって起立 状態に保持され、第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の後部保持片 部との間に被結束物を保持できるようになる。この状態で次の結束作業を行うこ とができ、両手による操作を必要とすることなく被結束物の結束が容易にできる 。
【0009】 請求項2記載の考案の結束機は、請求項1記載の結束機において、第2の保持 枠体の傾倒位置から起立状態への回動により計数作動する計数器を設けたもので ある。
【0010】 そして、被結束物を接着テープで結束後に、次の結束に備えて第2の保持枠体 を起立回動させると、計数器が計数動作し、被結束物の結束数を計数できる。
【0011】 請求項3記載の考案の結束機は、請求項1または2記載の結束機において、基 台に回動自在に取付けた足踏みアームと、結束アームに回動自在に取付けられ前 記足踏みアームに連動作動して前記結束アームを回動させる作動レバーとを備え たものである。
【0012】 そして、足踏みアームを踏むと、この足踏みアームに連動して作動アームが結 束アームを下方に引き込み、結束アームは傾倒され、結束ヘッドは接着テープを 第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の後部保持片部との間に保持さ れている被結束物に巻き付け、この接着テープをテープ受け部に保持されている 接着テープの先端部に突き当てて接着され、被結束物は接着テープにて結束され 、結束アームを手で操作する必要がなく、操作性が向上する。
【0013】
【考案の実施の形態】
次に本考案の一実施の形態を図面に基いて説明する。
【0014】 図1ないし図4に示すように、台枠1の上面に基台2が固定されている。この 基台2の後部には結束機基体3が固定され、この結束機基体3には結束アーム5 の基部が軸5aにて回動自在に取付けられている。
【0015】 また、前記結束機基体3には接着テープ6をロール状に巻回した接着テープリ ール7が装着されて、このテープリール7から巻戻された接着テープ6は前記結 束アーム8に設けた複数の案内ローラ9に懸回されて前記結束アーム8の先端に 導出されている。
【0016】 さらに、前記結束アーム5の先端部には結束ヘッド10が形成されている。この 結束ヘッド10には、例えば特開平10―129614号公報に記載されているよ うに図示しないテープ切断刃とテープ圧接片11が設けられている。
【0017】 次に、前記基台2の前部にはテープ受け部12が設けられ、このテープ受け部12 には前記接着テープ6の先端を保持するテープ保持ローラ13が設けられ、このテ ープ保持ローラ13は例えば特開平10―129614号公報に記載されているよ うに周面に一定間隔毎に凹部が形成され、このテープ保持ローラ13にはテープ抑 え片が設けられている。
【0018】 また、前記結束機基体3には前記結束アーム5の先端が上方に復帰回動する方 向に付勢する図示しないスプリングが設けられ、さらに、この結束機基体3には 特開平8―151010号公報に記載されているように、前記結束ヘッド10の位 置に応じてテープの引き出し及び巻き戻しができるテープ制御機構が設けられて いる。このテープ制御機構は、前記結束ヘッド10が後退している結束アーム5の 起立状態時にこの結束アーム5の回動により回動する扇形歯車と接着テープリー ル7を回動させる歯車との噛み合いが外れて接着テープリール7が自由に回転で き、接着テープ6を巻戻して引き出しができ、結束アーム5の傾倒して結束ヘッ ド10がテープ受け部12に接近する方向に移動している時には扇形歯車と中間歯車 との噛み合い接着テープリール7が接着テープ6を巻き取る方向に回動されるよ うになっている。
【0019】 次に、前記基台2には前記テープ受け部12の前部に近接して前記被結束物保持 体15が設けられている。この被結束物保持体15は図2ないし図4に示すように、 前記テープ受け部12の前部に近接して取付け枠16、第1の保持枠体17及び第2の 保持枠体18を備えている。
【0020】 前記取付け枠16は両側に取付け片20がそれぞれ突設され、この取付け片20には 前記第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18の前方に向う起立方向への回動範囲 を規制する規制面21と前記第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18の後方に向う 傾倒方向への回動範囲を規制する規制縁22を有する規制片23が折り曲げ形成され ている。
【0021】 前記第1の保持枠体17は、前記基台2に固着した取付け枠16の左右の取付け片 20に支軸24にてそれぞれ左右の軸支片部25が回動自在に軸支され、この左右の軸 支片部25の上部にそれぞれ折り曲げ形成された固着片部26に被結束物を保持する 左右の保持片部27の下端に折り曲げ形成した固着片部28がそれぞれ固着されてい る。この各固着片部28にはこの保持片部27の前後位置を調整できるように後方に 開放した長溝29がそれぞれ形成され、この各長溝29から挿入したねじ30を前記左 右の固着片部26にそれぞれ螺合固着して各保持片部27を各軸支片部25の上部にそ れぞれ一体的に形成する。また、この第1の保持片部27の上部には前方に向かっ て折り曲げた被結束物を挿入する案内部31が形成されている。
【0022】 また、前記第1の保持枠体17の左右に設けられた軸支片部25の下端は連結片部 33にて一体に連結されている。また、この第1の保持枠体17の左右に設けられた 保持片部27にそれぞれ形成した前記固着片部28の長溝29にそれぞれ挿入するねじ 30の前後方向の位置を調節することにより被結束物を保持する左右の保持片部27 の前後位置をそれぞれ調整する。
【0023】 また、前記第2の保持枠体18は、前記基台2に固着した取付け枠16の左右の取 付け片20に前記支軸24にて左右の軸支片部35がそれぞれ回動自在に軸支され、こ の軸支片部35はそれぞれ前記第1の保持枠体17の左右の軸支片部25と同軸上で4a でこの第1の保持枠体17の内側に位置して回動される。この軸支片部35の上部に 被結束物を保持する水平面の保持受け部36がそれぞれ一体に形成され、この各保 持受け部36の上部後縁から上方に向って前記第1の保持枠体17の左右の前部保持 片部27との間にて被結束物を保持する左右の後部保持片部37が一体に突設されて いる。この第2の保持片部37の上部には前方に向かって折り曲げた被結束物を挿 入する案内部31aが形成されている。
【0024】 さらに、前記第2の保持枠体18の左右に設けられた軸支片部35の下端は連結片 部35aにて一体に連結され、この連結片部35aは前記第1の保持枠体17の左右軸支 片部25の下端を連結した連結片部33の前側に位置し、この第1の保持枠体17を後 方に向けて傾倒すると第1の保持枠体17の連結片部33が第2の保持枠体18を押動 して第2の保持枠体18も後方に向って傾倒され、また、第1及び第2の保持枠体 17,18が傾倒した状態で第1の保持枠体17のみが第2の保持枠体18に干渉される ことなく起立回動されるようになっている。
【0025】 また、前記第1及び第2の保持枠体17,18の軸支片部25,35を軸支する支軸34 は前記取付け片20に穿設した軸支孔38に挿通したボルトにて形成し、この支軸34 のボルトに螺合したナット39にて前記第1及び第2の保持枠体17,18の軸支片部 25,35が回動自在に支持されている。
【0026】 なお、前記取付け枠16の取付け片20は前記基台2に突設した図しない突片にね じ40にて固着されている。
【0027】 また、前記第2の保持枠体18の左右の軸支片部35と前記取付け枠16とにそれぞ れスプリング41が張設され、このスプリング41は前記第2の保持枠体18の回動位 置に応じて前方と後方とに付勢方向が変化し、このスプリング41にてこの第2の 保持枠体18は略起立状態と後方に傾倒した状態とに保持される。
【0028】 また、前記取付け枠16には、計数器42が取付けられ、図2に示すように、この 計数器42のラチェット作動レバー43と第2の保持枠体18とはスプリング44を介し てチェーン44aが連結され、前記第2の保持枠体18が後方への傾倒位置から起立 状態への回動によりチェーン44aが緊張され、スプリング44を介してラチェット 作動レバー43が回動され、このラチェット作動レバー43の回動で計数器42は計数 作動する。
【0029】 また、前記台枠1には、足踏みアーム45の中間部は軸46にて回動自在に取付け られ、この足踏みアーム45の前端には足踏みペダル47が固着され、さらに、この 足踏みアーム45の後端には作動レバー48の下端が枢支され、この作動レバー48の 上端部が前記結束アーム5に取付けた連結板49に突設した連結部50に回動自在に 連結されている。
【0030】 なお、前記結束アーム5の先端には手動ハンドル51が取付けられている。
【0031】 次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0032】 テープリール7から引き出した接着テープ6を巻戻して結束アーム5に設けら れた案内ローラ9に懸回して結束アーム5の先端から引き出し、接着テープ6の 先端をテープ保持ローラ13とテープ抑え片とにて挟着保持し、接着テープ6の先 端側接着面を上側に向けてテープ受け部12に載置した状態に設定する。
【0033】 図5に示すように、被結束物保持体15の第1の保持枠体17及び第2の保持枠体 18を起立状態に設定し、第2の保持枠体18はスプリング41にて軸支片部35の下端 が取付け枠16の規制片23に形成した規制面21に接触されて起立状態に保持され、 第1の保持枠体17も軸支片部25の下端が規制片23に形成した規制面21に接触され て起立状態に保持される。
【0034】 次いで、第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18の保持片部27,37の間に被結 束物を案内部31,31aを案内として挿入すると、被結束物は第2の保持枠体18の 保持受け部36上に保持される。この状態で図6に示すように、第1の保持枠体17 及び第2の保持枠体18を後方に向けて回動すると、第1の保持枠体17及び第2の 保持枠体18の保持片部27,37間に挿入されて第2の保持枠体18の保持受け部36上 に保持された被結束物はテープ受け部12に配設されている接着テープ6上に臨ま せられる。
【0035】 この状態で第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18を図6に示すように、足踏 みペダル47を踏み込むと、足踏みアーム45が軸46を中心として回動し、作動レバ ー48を介して連結板49の連結部50を押し上げ、結束アーム5は軸5aを中心として 回動し、結束ヘッド10はテープ受け部12に向って下降し、結束ヘッド10の先端か ら引き出した接着テープ6は弛むことなく図示しないテープ制御機構にて接着テ ープリール7に巻き取られながら結束ヘッド10は接着テープ6を被結束物に巻き 付け、テープ圧接片11は被結束物に巻き付けた接着テープ6をこの接着テープ6 の先端部に圧接して被結束物を接着テープ6で結束する。このとき、接着テープ 6は切断刃にて切断されるとともに、切断された接着テープ6の先端はテープ受 け部12のテープ保持ローラ13とテープ抑え片とにて挟着保持され、次の結束に備 えられる。
【0036】 そして、足踏みペダル47を踏み込みを解くと、図示しないスプリングによって 足踏みアーム45が軸46を中心として復帰回動し、作動レバー48を介して連結板49 に連結した結束アーム5が上方に復帰回動され、結束ヘッド19はテープ受け部12 から離反される。
【0037】 次に、この状態から図7に示すように、第1の保持枠体17を前側に向けて起立 回動させ、第1の保持枠体17を軸支片部25の下端が規制片23に形成した規制面21 に接触された状態に起立させる。
【0038】 この第1の保持枠体17を起立状態にすると、第1及び第2の保枠体17,18の保 持片部27,37間が開放され、第1及び第2の保枠体17,18の保持片部27,37間に 保持されて板被結束物を容易に取り出すことができる。
【0039】 次いで、第2の保持枠体18を前側に向けて起立回動し、図6に示すように、第 2の保持枠体18を起立状態とすると、スプリング41による付勢方向が第2の保持 枠体18の回動に伴い変化し、第2の保持枠体18はスプリング41にて付勢され、軸 支片部35の下端が取付け枠16の規制片23に形成した規制面21に接触されて起立状 態に保持され、次の結束作業に備えられる。この第2の保持枠体18の起立動作で チェーン44aとスプリング44に抗してラチェット作動レバー43が回動し、計数器4 2は計数動作する。
【0040】 次に、他の実施の形態を図8及び図9に基いて説明する。
【0041】 この実施の形態において、前記図1ないし図4に示す構成と同一構成部分は同 一符合で示し、説明を省略する。
【0042】 台枠1には、足踏みアーム45の後端部は軸46にて回動自在に取付けられ、この 足踏みアーム45の前端には足踏みペダル47が固着され、さらに、この足踏みアー ム45の中間部には緩衝スプリング60を介して第1の作動レバー48aの下端部が連 結され、この第1の作動レバー48aの上端部に前記台枠1の両側にそれぞれ中間 部を軸62にて中間部を枢支された第2の作動レバー48bの一端部にそれぞれ回動 自在に連結され、この両側の第2の作動レバー48bの他端部にそれぞれ両側の第 3の作動レバー48cの下端部がそれぞれ枢支され、この両側の第3の作動レバー4 8cの上端部がそれぞれ前記結束アーム5の両側に枢支した連結アーム63に回動自 在に連結されている。そして、他の構成は前記実施の形態と同一機構である。
【0043】 次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0044】 図6に示すように、被結束物を保持した第1の保持枠体17及び第2の保持枠体 18を後方に向けて回動し、第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18の保持片部27 ,37間に挿入されて第2の保持枠体18の保持受け部36上に保持された被結束物を テープ受け部12に配設されている接着テープ6上に臨ませる。
【0045】 この状態で第1の保持枠体17及び第2の保持枠体18を図6に示すように、足踏 みペダル49を踏み込むと、足踏みアーム45が軸46を中心として回動し、第1の作 動レバー48aが緩衝スプリング60を介して連結した第2の作動レバー48bが下方に 引き寄せられ、第2の作動レバー48bは第3の作動レバー48cを押し上げ、第3の 作動レバー48cは連結アーム63の後端部を押し上げ、結束アーム5は軸5aを中心 として回動し、結束ヘッド10はテープ受け部12に向って下降し、結束ヘッド10は 接着テープ6を被結束物に巻き付け、テープ圧接片11は被結束物に巻き付けた接 着テープ6をこの接着テープ6の先端部に圧接して被結束物を接着テープ6で結 束し、接着テープ6は切断刃にて切断されるとともに、切断された接着テープ6 の先端はテープ受け部12のテープ保持ローラ13とテープ抑え片とにて挟着保持さ れ、次の結束に備えられる。
【0046】 そして、足踏みペダル49を踏み込みを解くと、図示しないスプリングによって 足踏みアーム45が軸46を中心として復帰回動し、第1ないし第3の作動レバー48 a,48b,48c を介して連結アーム63に連結した結束アーム5が上方に復帰回動さ れ、結束ヘッド19はテープ受け部12から離反される。他の作用は前記実施の形態 と同一である。
【0047】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、被結束物保持体の第1の保持枠体と第2の保持 枠体とを起立状態にし、この第1の保持枠体の前部保持片部と第2の保持枠体の 後部保持片部との間に野菜などの被結束物を挟み込んで保持でき、被結束物の結 束作業に両手操作を必要とすることなく、また、接着テープを巻き付けて結束し た被結束物の取り出しが容易で、被結束物の接着テープによる結束作業性が向上 される。
【0048】 請求項2記載の考案によれば、被結束物を接着テープで結束して取り出す第2 の保持枠体の起立回動により計数器が計数動作し、被結束物の結束数を確実に計 数できる。
【0049】 請求項3記載の考案によれば、足踏みアームに連動して作動アームが結束アー ムを下方に引き込み、結束アームの傾倒動作により、結束ヘッドは接着テープを 被結束物に巻き付けて被結束物を結束し、結束アームを手で操作する必要がなく 、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す結束機の側面図で
ある。
【図2】同上被結束物保持体部の側面図である。
【図3】同上被結束物保持体部の平面図である。
【図4】同上被結束物保持体部の分解斜視図である。
【図5】同上被結束物保持体にて被結束物を保持する状
態を示す側面図である。
【図6】同上被結束物保持体にて被結束物を結束する状
態を示す側面図である。
【図7】同上被結束物保持体にて被結束物を取り出す状
態を示す側面図である。
【図8】本考案の他の実施の形態を示す結束機の側面図
である。
【図9】同上結束機の正面図である。
【符号の説明】
2 基台 5 結束アーム 6 接着テープ 10 結束ヘッド 12 テープ受け部 15 被結束物保持体 17 第1の保持枠体 18 第2の保持枠体 25,35 軸支片部 27,37 保持片部 36 保持受け部 41 スプリング 42 計数器 45 足踏みアーム 48 作動レバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に設けられた被結束物保持体と、こ
    の被結束物保持体に保持されている被結束物に接着テー
    プを巻き付ける結束ヘッドを有し前記基台に起倒回動自
    在に取付けられた結束アームと、前記基台に設けられ前
    記接着テープの先端部を保持するテープ受け部とを備
    え、 前記被結束物保持体は、前記テープ受け部の後部に近接
    してそれぞれ略鉛状態と後方に傾倒した状態とになるよ
    うに回動自在に設けられた第1の保持枠体及びこの第1
    の保持枠体との間に被結束物を保持する第2の保持枠体
    とを有し、 前記第1の保持枠体は、前記基台に回動自在に軸支され
    る左右の軸支片部と、この軸支片部から上方に向って突
    設され被結束物を保持する左右の前部保持片部とを有
    し、 前記第2の保持枠体は、前記基台に回動自在に軸支され
    る左右の軸支片部と、この軸支片部の上部に形成され前
    記第2の保持枠体とともに被結束物を保持する保持受け
    部と、この保持受け部の上部から上方に向って突設され
    前記第1の保持枠体の左右の前部保持片部との間にて被
    結束物を保持する左右の後部保持片部とを有し前記第2
    の保持枠体を略起立状態と後方に傾倒した状態とに保持
    するスプリングを設けたことを特徴とする結束機。
  2. 【請求項2】 第2の保持枠体の傾倒位置から起立状態
    への回動により計数作動する計数器を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の結束機。
  3. 【請求項3】 基台に回動自在に取付けた足踏みアーム
    と、結束アームに回動自在に取付けられ前記足踏みアー
    ムに連動作動して前記結束アームを回動させる作動レバ
    ーとを備えたことを特徴とした請求項1または2記載の
    結束機。
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