JP3072720B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3072720B2
JP3072720B2 JP09202433A JP20243397A JP3072720B2 JP 3072720 B2 JP3072720 B2 JP 3072720B2 JP 09202433 A JP09202433 A JP 09202433A JP 20243397 A JP20243397 A JP 20243397A JP 3072720 B2 JP3072720 B2 JP 3072720B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特にクロック発振器からのクロックパルスによって
動作する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック発振器からのクロックパルスに
より動作する従来の情報処理装置において、クロック発
振器を1つ含む構成である場合、該クロック発振器の障
害により情報処理装置全体が動作不能となる。このた
め、クロック発振器を冗長化することによって、1つの
クロック発振器の障害により情報処理装置全体が動作で
きなくなることを防ぐようにした構成が従来より提案さ
れている。例えば特開昭59−112322号公報に
は、複数の発振器を備え、それぞれの発振器のクロック
パルスを監視する監視回路により、発振器の障害を監視
し、複数の発振器の中から1個の正常な発振器の出力を
選択して出力するようにした装置が提案されている。
【0003】図5は、上記公報に提案される装置の回路
構成を示す図である。図5を参照すると、511、51
2は発振器、513、515、518、520は入力が
「0」から「1」へ変化すると出力も同時に「0」から
「1」へ変化し、入力が「1」から「0」へ変化すると
所定の引き延ばし時間tx後に出力が「1」から「0」
へ変化する引き延ばし回路、514、519、524は
NOT(反転)回路、516、517、521、52
2、523、525は論理積(AND)回路、526は
論理和(OR)回路である。
【0004】次に図5に示した回路の動作について説明
する。図6(a)、及び図6(b)は、図5に示す回路
の一部である発振器511、引き延ばし回路513、5
15、NOT回路514、論理積回路516の出力後信
号である。
【0005】図6を参照して、(i)、(n)は発振器
511の出力、(j)、(o)はNOT回路514の出
力、(k)、(p)は引き延ばし回路513の出力、
(l)、(q)は引き延ばし回路515の出力、
(m)、(r)は論理積回路516の出力である。
【0006】図6(a)は、時刻TAにおいて、発振器
511が発信停止となり、出力が連続「0」となった場
合のタイミング波形を示すものである。発振器511の
出力信号の周期をt、引き延ばし回路513、515の
引き延ばし時間をtxとする。またt/2<txとする。
【0007】図6(a)を参照すると、発振器511の
出力は(i)に示すように、時刻TAまでは正常であ
り、時刻TA以後連続「0」となる。NOT回路514
の出力は発振器511の出力「1」、「0」を反転した
ものとなり、(j)に示すようになる。発振器511が
正常の場合、引き延ばし回路513には「0」、「1」
が繰り返し入力される。しかしながら、引き延ばし回路
513の出力は前述のように入力が「0」から「1」へ
変化した時は瞬時に「0」から「1」へ変化するが、入
力が「1」から「0」へ変化した時は引き延ばし時間t
x後「1」から「0」へ変化する。従って、入力周期t
の場合、「1」から「0」へ変化した後、「0」から
「1」へ変化するまでの時間t/2となり、時間tx
りも短くなる。このため引き延ばし回路513の出力は
「1」を持続する。しかし、時刻TAにて発振器511
の発振が停止し、「0」となると、図6(a)の(k)
に示すように、時刻TAより時間tx後に「1」から
「0」へ変化する。また引き延ばし回路515にはNO
T回路514にて発振器511の出力の「1」、「0」
が反転されたものが入力される。したがって、引き延ば
し回路515の入力は、時刻TAにて「0」から「1」
に変化し、そのまま「1」を持続する波形となる。この
入力の場合、引き延ばし回路515の出力は引き延ばし
回路513の出力とは異なる、(1)に示す如く「1」
を持続する。したがって、引き延ばし回路513、51
5の出力の論理積の結果である論理積回路516の出力
は(m)に示すものとなる。
【0008】図6(b)を参照して、(n)は発振器5
11の出力が時刻Taにて発振停止となり、連続「1」
となった場合を示すものである。NOT回路514の出
力は、入力(n)を反転したものとなり、(o)に示す
ものとなる。したがって、引き延ばし回路513、51
5は、(a)の場合(j)、(i)が入力されたことに
なり、その出力は前述の理由により(p)、(q)とな
る。この結果、論理積回路316の出力は、(r)に示
すものとなる。
【0009】以上説明したように、引き延ばし回路51
3、515、NOT回路514、及び論理積回路516
で構成する、図5の破線で囲む機能ブロックAは、発振
器511の出力を監視し、正常なら「1」を、異常なら
「0」を出力する。
【0010】また引き延ばし回路518、520、NO
T回路519及び論理積回路521で構成する図5に示
す機能ブロック図Bも機能ブロック図Aと同一の構成で
あり、同様に発振器512の出力を監視し、正常ならば
「1」を、異常ならば「0」を出力する。
【0011】以下では、機能ブロックA、Bを各々監視
回路A、Bと呼ぶ。図7に、図5に示した回路の各部の
出力波形を示す。図7は、発振器511に、図6(a)
に示した異常が生じ、また発振器512が正常である場
合の各部の出力波形を示したものである。(イ)は発振
器511の出力、(ロ)は監視回路Aの出力、(ハ)は
論理積回路517の出力、(ニ)は発振器512の出
力、(ホ)は監視回路Bの出力、(ヘ)はNOT回路5
24の出力、(ト)、(チ)は各々論理積回路523、
525の出力、(リ)は論理和回路526の出力であ
る。
【0012】時刻TAにおいて、図7に示すように、発
振器11が連続「0」状態の発振停止となると、監視回
路Aの出力は時刻TAより時間tx後に「1」から「0」
となり(ロ)に示すものとなる。論理積回路517の出
力は発振器511の出力(イ)と監視回路Aの出力
(ロ)との論理積の結果で(ハ)に示すものとなる。こ
れは監視回路Aの出力を用い発振器511の出力が正常
であるならば、それを通過させ、異常ならば遮断する役
割を持つ。
【0013】一方、発振器512の監視回路Bの出力
は、発振器512の出力が正常であるため、(ホ)に示
すように「1」となる。NOT回路524の出力は監視
回路A、Bの出力の論理積結果を反転したものであり
(ヘ)に示すものとなる。論理積回路523は、前述の
論理積回路517と同じ役割をもち、その出力波形は
(ト)に示すものとなる。論理積回路525は、NOT
回路524の出力により、以下の役割をもつ。即ち、両
発振器とも正常であれば監視回路A、Bの出力は「1」
で、NOT回路524の出力は「0」となる。また論理
積回路525の出力も「0」となり、発振器511の出
力が論理和回路526により出力される。また発振器5
11の出力に異常があるとき、NOT回路524の出力
は「1」となり、初めて発振器512の出力が生かされ
る。したがって、論理和回路526の出力は(チ)に示
すものとなるのである。
【0014】図6(b)に示すように、発振器が連続
「1」状態で発振した場合も同様であり、正常な発振器
の出力が選択されて出力される。
【0015】また、図示していないが監視回路A、Bの
出力を用いることにより、装置外部に発振器の異常を知
らせることが可能であり、発振器の異常が装置の誤動作
に至る前に対処でき、終始安定した装置の動作を期待で
きる。
【0016】図8は、上記公報に提案される装置の別の
回路構成示すを図である。図8において、図5に示した
要素と同一の要素には、同一の参照符号が付されてい
る。図8において、831、833は周波数−電圧変換
回路であり、入力された波形の周波数に対応した電圧を
出力する。832、824はある幅をもった設定電圧内
に入力電圧があるか否かを判定し、入力電圧があれば
「1」、入力電圧がなければ「0」を出力するレベル検
出回路である。
【0017】図8を参照すると、発振器511、512
の出力を周波数−電圧変換回路831、833及びレベ
ル検出回路832、834で監視するものである。即
ち、発振器511の出力周波数が正常ならば、周波数−
電圧変換回路831の出力電圧は、レベル検出回路83
2の幅のある設定電圧内であり、レベル検出回路32は
「1」を出力している。次に発振器の周波数が低下した
場合、周波数−電圧変換回路831の出力電圧も低下
し、この電圧がレベル検出回路832の設定値以下とな
り、レベル検出回路832は「0」を出力する。従っ
て、周波数−電圧変換回路831とレベル検出回路83
2を先の従来例で示した監視回路として用いれば、発振
器の出力停止のみならず出力周波数の低下または増加を
感知でき、より一層の効果が期待できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は下記記載の問題点を有している。
【0019】第1の問題点は、発振器の監視を行う際
に、発振器の発振周波数の増加は監視不可能であった
り、また、仮に、監視できたとしても不確実なアナログ
的な監視であり、発振周波数の微妙なずれは監視するこ
とができない、ということである。発振周波数の低下に
関しても同様であり、発振周波数が1/2以下にならな
いと監視できないか、または不確実なアナログ的な監視
となってしまっていた。
【0020】更に、発振器のエラー報告も上記の監視レ
ベルの範囲でしか報告できず、またどの程度の発振周波
数の増加または低下でエラーとするかの設定も不可能で
あった。
【0021】このため、発振器が微妙にずれてしまった
場合、様々な問題を引き起こす可能性が危惧される。
【0022】例えば発振器周波数が増加した場合、クロ
ック周波数が高くなることにより遅延問題を引き起こ
し、ハードウェアは故障していないにも関わらず、エラ
ーを検出して動作が停止したり、またデータ化けを引き
起こしたりする。
【0023】逆に、発振周波数が低下した場合も同様に
様々な問題を引き起こし、例えば性能低下によるシステ
ムが過負荷となってダウンしたり、システムの動作中に
参照されるカレンダクロックが実際の時間よりも遅れ
て、特にネットワークを利用したアプリケーション上で
誤動作を引き起こすことなどがある。
【0024】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、発振器からのク
ロックパルスにて動作する情報処理装置の発振器の発振
周波数の増減による誤動作を防止し、より信頼性の高い
情報処理装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の情報処理装置は、2n+1(nは自然数)
個のクロック発振器と、前記2n+1個のクロック発振
器のそれぞれに接続されてクロックを分配する2n+1
本のクロックバスと、前記2n+1本のクロックバスの
それぞれに接続され、前記クロック発振器から出力され
るクロックをそれぞれカウントする2n+1個のカウン
タと、前記2n+1個のカウンタの出力を比較し、前記
2n+1個のカウンタの中で中央の値を示すカウンタに
接続されている前記クロック発振器の出力を選択させる
指示を出力するクロック選択指示回路と、前記クロック
選択指示回路における前記2n+1個のカウンタの値を
比較するタイミングを指示すると共に、前記2n+1個
のカウンタをリセットするための指示を出力するタイミ
ング指示回路と、前記2n+1本のクロックバスのそれ
ぞれからクロックを入力する複数のモジュールと、前記
モジュール内で前記2n+1本のクロックバスから入力
したクロックを、前記クロック選択指示回路からの指示
によっていずれか1つを選択してモジュール内のロジッ
クに分配するクロック選択回路と、を有することを特徴
とする。
【0026】[発明の概要]請求項1記載の発明におい
ては、2n+1(nは自然数)個のクロック発振器(図
1の101、102、103)と、その2n+1個のク
ロック発振器のそれぞれに接続されてクロックを分配す
る2n+1本のクロックバス(図1の104、105、
106)と、上記2n+1本のクロックバスのそれぞれ
に接続され、クロック発振器から出力されるクロックを
それぞれカウントする2n+1個のカウンタ(図1の1
07、108、109)と、その2n+1個のカウンタ
の出力を比較し、2n+1個のカウンタの中で中央の値
を示すカウンタに接続されているクロック発振器の出力
を選択させる指示を出力するクロック選択指示回路(図
1の110)と、上記クロック選択指示回路における2
n+1個のカウンタの値を比較するタイミングを指示す
ると共に、2n+1個のカウンタをリセットするための
指示を出力するタイミング指示回路(図1の111)
と、2n+1本のクロックバスのそれぞれからクロック
を入力する複数のモジュール(図1の117、118)
と、上記モジュール内で2n+1本のクロックバスから
入力したクロックを、クロック選択指示回路からの指示
によっていずれか1つを選択してモジュール内のロジッ
クに分配するクロック選択回路(図1の113、11
4)とを有する。
【0027】また請求項2記載の発明においては、請求
項1のタイミング指示回路の指示するタイミングに従っ
て、請求項1の2n+1個のカウンタの1つ1つに対し
て自身以外のカウンタとの値の差分をとる、つまり1つ
のカウンタに対して2n個のカウンタに対する差分をと
る差分回路(図4の401、402、403)と、上記
差分回路の値に対してエラーとなる値を設定して保持す
るためのエラー設定値保持手段(図4の404)と、差
分回路の出力する値と上記エラー設定値保持回路との値
を比較し、1つのカウンタに対して前記差分回路の出力
のn+1個以上がエラー設定値保持手段の値より大きい
場合に、そのカウンタまたはそのカウンタに接続してい
る前記クロックバスと前記クロック発振器のいずれかに
障害が発生していることを検出するエラー検出回路(図
4の411)とを請求項1の情報処理装置に有する。
【0028】請求項3記載の発明においては、2n+1
(nは自然数)個のクロック発振器(図2の101、1
02、103)と、上記クロック発振器から出力される
クロックをそれぞれカウントする2n+1個のカウンタ
(図2の107、108、109)と、この2n+1個
のカウンタの出力を比較し、2n+1個のカウンタの中
で中央の値を示すカウンタに接続されている前記クロッ
ク発振器の出力を選択させる指示を出力するクロック選
択指示回路(図2の110)と、上記クロック選択指示
回路における2n+1個のカウンタの値を比較するタイ
ミングを指示すると共に、2n+1個のカウンタをリセ
ットするための指示を出力するタイミング指示回路(図
2の111)と、2n+1個のクロック発振器からのク
ロックを、クロック選択指示回路からの指示によってい
ずれか1つを選択して出力するクロック選択回路(図2
の201)とを有する。
【0029】更に請求項4記載の発明において、請求項
3のタイミング指示回路の指示するタイミングに従っ
て、請求項3の2n+1個のカウンタの1つ1つに対し
て自身以外のカウンタとの値の差分をとる、つまり1つ
のカウンタに対して2n個のカウンタに対する差分をと
る差分回路(図4の401、402、403)と、上記
差分回路の値に対してエラーとなる値を設定して保持す
るためのエラー設定値保持手段(図4の404)と、差
分回路の出力する値と上記エラー設定値保持回路との値
を比較し、1つのカウンタに対して前記差分回路の出力
のn+1個以上がエラー設定値保持手段の値より大きい
場合に、そのカウンタまたはそのカウンタに接続してい
る前記クロックバスと前記クロック発振器のいずれかに
障害が発生していることを検出するエラー検出回路(図
4の411)とを請求項3の情報処理装置に有する。
【0030】クロックパルスにて動作する情報処理装置
で重要な発振器を2n+1個備えて冗長化し、いずれか
の発振器の障害が発生した場合は、他の発振器により情
報処理装置を誤動作または停止させることなく動作し続
けることを可能にしている。
【0031】2n+1個の発振器出力のいずれを情報処
理装置内のモジュールでクロックとして使用するかの選
択は、2n+1個の発振器出力のそれぞれのクロックを
カウンタでカウントし、あるタイミング毎にカウンタの
値を比較し、その中で中央の値を示す発振器出力をクロ
ックとして使用する多数決論理的な決定方法で選択され
る。そのため、障害の発生した発振器がn個以下の場合
は必ず正常な発振器出力を選択することが可能である。
【0032】また、上記の2n+1個のカウンタの値を
自身以外の2n個のカウンタと比較し、その差分が決め
られた値以上になるとエラーと見なし、自身のカウンタ
と他のカウンタの2n個の比較に対するエラーがn+1
個以上の場合は、そのカウンタに接続している発振器の
障害またはそのカウンタの障害と判断する。これによ
り、障害を起こしている発振器がn個以下の時はわずか
な発振周波数の乱れである障害であっても、障害を検出
すると同時に障害を起こした発振器を判別可能にする。
更に、エラーと見なす差分を自由に設定可能にすること
で、ユーザが必要とし、かつ、発振器の特性に合ったき
め細かな障害の検出が可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。
【0034】[実施の形態1]図1は、本発明の第1の
実施の形態の構成を示す図であり、(2n+1)個のク
ロック発振器のn=1、すなわち3個のクロック発振器
の構成を示す図である。すなわち図1を参照すると、ク
ロック発振器a101、クロック発振器b102、及び
クロック発振器c103は、冗長化のために3重化され
た発振器である。
【0035】クロックバスa104、クロックバスb1
05、及びクロックバスc106は、それぞれクロック
発振器a101、クロック発振器b102、及びクロッ
ク発振器c103に接続され、クロックを情報処理装置
内に分配する。
【0036】クロックバスa104、クロックバスb1
05、及びクロックバスc106に接続されるクロック
選択モジュール112は、カウンタa107、カウンタ
b108、カウンタc109、クロック選択指示回路1
10、及びタイミング指示回路111より構成されるモ
ジュールである。
【0037】カウンタa107、カウンタb108、及
びカウンタc109はそれぞれクロックバスa104、
クロックバスb105及び、クロックc10に接続さ
れ、それぞれ接続されたクロックバスから分配されるク
ロック、すなわち、それぞれクロック発振器a101、
クロック発振器b102、及びクロック発振器c103
の出力するクロックをカウントする。
【0038】クロック選択回路110は、カウンタa1
07、カウンタb108、及びカウンタc109の3つ
のカウンタの値を比較し、中央の値を示すカウンタに接
続しているクロック発振器の出力を、各モジュール内で
選択するように指示を出す。
【0039】タイミング指示回路111は、クロック選
択指示回路110に対してクロック選択指示を行うタイ
ミングを与えると共に、カウンタa107、カウンタb
108、及びカウンタc109をリセットする信号を出
力する。
【0040】モジュール117は、クロック選択回路1
13と内部ロジック115を備え、モジュール118
は、クロック選択回路114と内部ロジック116を備
えている。
【0041】クロック選択回路113、114は、クロ
ックバスa104、クロックバスb105、及びクロッ
クバスc106から入力したクロックを、クロック選択
モジュール112のクロック選択指示回路110からの
指示によって、いずれか1つを選択して出力する。
【0042】内部ロジック115、116はそれぞれク
ロック選択回路113、114で選択されたクロックで
動作する。
【0043】モジュール117、118はクロックバス
a104、クロックバスb105、及びクロックバスc
106に接続されるモジュールの1つである。モジュー
ル117、118ではクロック発振器a101、クロッ
ク発振器b102、クロック発振器c103のいずれか
1つに障害が発生したとしても、クロック選択指示回路
110からの指示によって障害の発生していないクロッ
ク発振器のクロックを選択して使用することにより、ク
ロック発振器の障害による誤動作、動作停止を回避する
ことができる。
【0044】次に図1を参照して、本発明の第1の実施
の形態の動作を説明する。クロック発振器a101、ク
ロック発振器b102、クロック発振器c103は冗長
化のために3重化されたクロック発振器であり、障害の
起きていない場合はほぼ同じ周波数のクロックを出力し
ている。
【0045】クロックバスa104、クロックバスb1
05、クロックバスc106はそれぞれクロック発振器
a101、クロック発振器b102、クロック発振器c
103に接続されてクロックを情報処理装置内の各モジ
ュールに分配する。
【0046】カウンタa107、カウンタb108、カ
ウンタc109はそれぞれクロックバスa104、クロ
ックバスb105、クロックバスc106に接続され、
それぞれ接続されたクロックバスから分配されるクロッ
ク、つまり、それぞれクロック発振器a101、クロッ
ク発振器b102、クロック発振器c103の出力する
クロックをカウントする。カウンタはオーバーフローす
ると再度0からカウントされるため、オーバーフローす
る前にリセットしなければ適切なカウント値の比較がで
きない。従って、タイミング指示回路111から適切な
タイミングでのリセット指示が必要である。
【0047】クロック選択回路110は、カウンタa1
07、カウンタb108、カウンタc109の3つのカ
ウンタの値を比較し、中央の値を示すカウンタに接続し
ているクロック発振器の出力を各モジュール内で選択す
るように指示を出す。この方式では正常なクロック発振
器の出力を選択するだけでなく、正常に動作しているク
ロック発振器でも複数個の中で中央の発振周波数のクロ
ック発振器を選択することになり、統計的により精度の
高いクロック周波数を得る効果もある。
【0048】タイミング指示回路111は、クロック選
択指示回路110に対してクロック選択指示を行うタイ
ミングを与えると共に、カウンタ値の比較を正確に行う
ためにカウンタa107、カウンタb108、カウンタ
c109をリセットする信号を出力する。
【0049】クロック選択モジュール112は、カウン
タa107、カウンタb108、カウンタc109、ク
ロック選択指示回路110、タイミング指示回路111
より構成されるモジュールである。
【0050】クロック選択回路113、114は、クロ
ックバスa104、クロックバスb105、クロックバ
スc106から入力したクロックを、クロック選択指示
回路110からの指示によっていずれか1つを選択して
出力する。
【0051】内部ロジック115、116は、それぞれ
クロック選択回路113、114で選択されたクロック
で動作する。
【0052】モジュール117、118は、クロックバ
スa104、クロックバスb105、クロックバスc1
06に接続されるモジュールの1つである。モジュール
117、118ではクロック発振器a101、クロック
発振器b102、クロック発振器c103のいずれか1
つに障害が発生したとしても、クロック選択指示回路1
10からの指示によって障害の発生していないクロック
発振器のクロックを選択して使用することで、誤動作を
起こすことも、動作停止に至ることもなく動作し続け
る。
【0053】[実施の形態2]本発明の第2の実施の形
態について説明する。本発明の第2の実施の形態におい
ては、前記第1の実施の形態におけるクロック選択モジ
ュール112にエラー検出機能を付加したものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における、クロック
選択モジュールの構成を示した図である。図2におい
て、カウンタa107、カウンタb108、及びカウン
タc109は、図1に示したものと同じものであり、そ
の説明を省略する。
【0054】差分回路ab401は、カウンタa107
とカウンタb108との値の差の絶対値を計算して出力
する。差分回路ac402は、カウンタa107とカウ
ンタc109との値の差の絶対値を計算して出力する。
差分回路bc403はカウンタb108とカウンタc1
09との値の差の絶対値を計算して出力する。
【0055】エラー値設定レジスタ404は、それぞれ
のカウンタの値の差がどの値以上になった時にエラーと
判断するかの値(しきい値)を保持するレジスタであ
る。
【0056】エラー検出回路411は、比較回路ab4
05、比較回路ac406、比較回路bc407、AN
D回路a408、AND回路b409、及びAND回路
c410を備えて構成され、クロック発振器またはクロ
ックバスまたはカウンタの障害を検出して報告する。
【0057】より詳細には、比較回路ab405は、差
分回路ab401の出力とエラー値設定レジスタ404
との値を比較し、差分回路ab401の値がエラー値設
定レジスタ404の値より大きい場合に「1」を出力す
る。同様に、比較回路ac406は、差分回路ac40
2の値がエラー値設定レジスタ404の値より大きい場
合に「1」を出力し、比較回路bc407は、差分回路
bc403の値がエラー値設定レジスタ404の値より
大きい場合に「1」を出力する。
【0058】AND回路a408は、比較回路ab40
5の出力と比較回路ac406の出力の論理積(AN
D)を出力し、その出力は、カウンタa107の値に異
常があることを示し、したがってクロック発振器a10
1、クロックバスa104、及びカウンタa107の少
なくともいずれか一つに障害が発生したことを示す。
【0059】AND回路b409は、比較回路ab40
5と比較回路bc407の出力の論理積(AND)を出
力し、その出力は、カウンタb108の値に異常がある
ことを示し、したがってクロック発振器b102、クロ
ックバスb105、及びカウンタb108の少なくとも
いずれか一つに障害が発生したことを示す。
【0060】AND回路c410は、比較回路ac40
6と比較回路bc407の出力の論理積(AND)を出
力し、その出力は、カウンタc109の値に異常がある
ことを示し、したがってクロック発振器c103、クロ
ックバスc106、及びカウンタc109の少なくとも
いずれか一に障害が発生したことを示す。
【0061】次に図2を参照して、本発明の第2の実施
の形態の動作を説明する。
【0062】カウンタa107とカウンタb108との
値の差の絶対値を計算して出力する差分回路ab401
の出力は、結果的に、クロック発振器a101とクロッ
ク発振器b102の発振周波数の差を示す。またカウン
タa107とカウンタc109との値の差の絶対値を計
算して出力する差分回路ac402の出力は、結果的
に、クロック発振器a101とクロック発振器c103
の発振周波数の差を示す。
【0063】そして、カウンタb108とカウンタc1
09との値の差の絶対値を計算して出力する差分回路b
c403の出力は、結果的に、クロック発振器b102
とクロック発振器c103の発振周波数の差を示す。
【0064】エラー値設定レジスタ404の値は自由に
設定可能であり、どんな発振周波数のクロック発振器に
対しても適切な値が設定可能である。
【0065】比較回路ab405は、差分回路ab40
1の出力とエラー値設定レジスタ404との値を比較
し、差分回路ab401の値がエラー値設定レジスタ4
04の値より大きい場合に「1」を出力し、エラーを検
出した場合に「1」が出力される。
【0066】同様に、比較回路ac406は、差分回路
ac402の値がエラー値設定レジスタ404の値より
大きい場合に「1」を出力し、比較回路bc407は差
分回路bc403の値がエラー値設定レジスタ404の
値より大きい場合に「1」を出力する。
【0067】AND回路a408は、比較回路ab40
5と比較回路ac406の出力の論理積(AND)を出
力し、その出力はカウンタa107の値に異常があるこ
とを示し、つまりはクロック発振器a101またはクロ
ックバスa104またはカウンタa107に障害が発生
したことを示す。AND回路b409は、比較回路ab
405と比較回路bc407の出力の論理積(AND)
を出力し、その出力はカウンタb108の値に異常があ
ることを示し、つまりはクロック発振器b102または
クロックバスb105またはカウンタb108に障害が
発生したことを示す。AND回路c410は、比較回路
ac406と比較回路bc407の出力の論理積(AN
D)を出力し、その出力はカウンタc109の値に異常
があることを示し、つまりはクロック発振器c103ま
たはクロックバスc106またはカウンタc109に障
害が発生したことを示す。
【0068】このように、エラー検出回路411は、ク
ロック発振器またはクロックバスまたはカウンタの障害
を検出して報告する。ただし、2つ以上(n+1以上で
あり、本実施の形態では2つ以上となる)の障害が発生
した時には全てがエラーとなる場合もあり、その場合は
回避できない致命的な多重障害であることを示す。
【0069】[実施の形態3]本発明の第3の実施の形
態について説明する。図3は、本発明の第3の実施の形
態の構成を示す図であり、(2n+1)個のクロック発
振器のn=1、すなわち3個のクロック発振器の構成を
示す図である。本発明の第3の実施の形態において、基
本構成は、図1に示した前記第1の実施の形態と同じで
あり、図3において、図1の要素と同一の要素には同一
の参照符号が付されており、同一要素の説明は省略す
る。
【0070】図3を参照して、本発明の第3の実施の形
態において、前記第1の実施の形態との相違点は、クロ
ックのモジュールへの分配の仕方であり、クロックバス
は、クロックバス202の1本であり、クロック選択回
路201によって選択されたクロックを分配し、各モジ
ュール内でクロックの選択は行わない。
【0071】クロック選択回路201は、クロック発振
器a101、クロック発振器b102、及びクロック発
振器c103の出力するクロックを入力し、クロック選
択モジュール112のクロック選択指示回路110の指
示に従っていずれか1つの発振器のクロックを出力す
る。
【0072】クロックバス202は、クロック選択回路
201の出力のクロックを各モジュールに分配するため
のバスである。
【0073】モジュール205、206はそれぞれ内部
ロジック203、204を装備するモジュールであり、
内部ロジック203、204はクロックバス202から
のクロックを直接入力し、そのクロックで動作する。
【0074】次に図3を参照して、本発明の第3の実施
の形態の動作について説明する。クロック選択回路20
1は、クロック発振器a101、クロック発振器b10
2、クロック発振器c103の出力するクロックを入力
し、クロック選択指示回路110の指示に従っていずれ
か1つの発振器のクロックを出力する。クロックバス2
02は、クロック選択回路201の出力のクロックを各
モジュールに分配するためのバスである。内部ロジック
203、204はクロックバス202からのクロックを
直接入力し、そのクロックで動作する。
【0075】本発明の第3の実施の形態においては、ク
ロックバスはクロックバス202の1本であり、クロッ
ク選択回路201によって選択されたクロックを分配
し、前記第1の実施の形態のように、各モジュール内で
クロックの選択は行わない。このため、もし、クロック
バス202の1カ所の障害の発生で各モジュールへのク
ロックに分配は不可となるが、全体のハードウェア量
は、図1に示した構成に比べて縮減且つ簡素化される。
この第3の実施の形態は、クロック発振器の信頼性の向
上に注目した構成である。
【0076】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。図4は、上記した実施の形態のクロック選
択モジュール112のうち、クロック選択指示回路11
0の構成を示した図である。
【0077】図1及び図4を参照して、本発明の一実施
例について以下に説明する。図1は、2n+1のクロッ
ク発振器の構成のうちn=1の構成を示したものである
が、nの値を変更することで、5、7個といったクロッ
ク発振器の構成も可能である。n個までの障害に耐える
ことができる構成であるということは、nの値が大きけ
れば同時に起こっても耐えることのできる障害の数も大
きくなる。
【0078】クロック発振器a101、クロック発振器
b102、及びクロック発振器c103は冗長化のため
に3重化されたクロック発振器であり、障害の起きてい
ない場合はほぼ同じ周波数のクロックを出力している。
【0079】クロックバスa104、クロックバスb1
05、及びクロックバスc106は、それぞれクロック
発振器a101、クロック発振器b102、及びクロッ
ク発振器c103に接続されてクロックを情報処理装置
内の各モジュールに分配する。
【0080】カウンタa107、カウンタb108、カ
ウンタc109は、それぞれクロックバスa104、ク
ロックバスb105、クロックバスc106に接続さ
れ、それぞれクロック発振器a101、クロック発振器
b102、クロック発振器c103の出力するクロック
をカウントする。それぞれのカウンタの値は対応するク
ロック発振器の周波数に比例した値となる。
【0081】各カウンタ107、108、109はオー
バーフローすると、再度0からカウントされるため、オ
ーバーフローする前に、リセットしなければ適切なカウ
ント値の比較ができない。このため、タイミング指示回
路111から適切なタイミングでのリセット指示が必要
である。リセットのタイミングは、カウンタを最大限有
効に活用することを考えると、カウンタa107、カウ
ンタb108、カウンタc109のいずれかがオーバー
フローする直前を検出してリセットすることが好まし
い。
【0082】クロック選択回路110は、カウンタa1
07、カウンタb108、カウンタc109の3つのカ
ウンタの値を比較し、中央の値を示すカウンタに接続し
ているクロック発振器の出力を各モジュール内で選択す
るように指示を出す。この方式は多数決論理(ここでは
3Way−Voting)に似た考え方である。
【0083】例えば、正常なクロック周波数が100M
hzとして、クロック発振器a101が97Mhz、ク
ロック発振器b102が99Mhz、クロック発振器c
103が102Mhzの場合、クロック発振器b102
の99Mhzが選択される。従って、この方式では、正
常なクロック発振器の出力を選択するだけでなく、正常
に動作しているクロック発振器でも、複数個の中の中央
の発振周波数のクロック発振器を選択することになり、
統計的に、より精度の高いクロック周波数を得るという
効果もある。
【0084】タイミング指示回路111は、クロック選
択指示回路110に対してクロック選択指示を行うタイ
ミングを与えると共に、カウント値の比較を正確に行う
ためにカウンタa107、カウンタb108、カウンタ
c109をリセットする信号を出力する。
【0085】クロック選択指示のタイミングとカウンタ
へのリセットタイミングには、いくつかのタイミングが
考えられる。
【0086】まず、クロック選択指示のタイミングとリ
セットのタイミングを同時とするものである。例えば、
前述の通り、カウンタa107、カウンタb108、カ
ウンタc109のいずれかがオーバーフローする直前の
タイミングで、カウンタa107、カウンタb108、
カウンタc109をリセットすると同時に、クロック選
択回路110へクロック選択指示を行うものである。
【0087】次に、クロック選択指示のタイミングとカ
ウンタのリセットタイミングを別々にするものである。
【0088】例えば、カウンタのリセットタイミング
は、上記と同様、カウンタa107、カウンタb10
8、カウンタc109のいずれかがオーバーフローする
直前のタイミングで、カウンタa107、カウンタb1
08、カウンタc109をリセットし、クロック選択指
示回路110へのクロック選択指示のタイミングは後述
するエラー検出回路でエラーが検出されたときのみ、す
なわち、いずれかのクロック発振器に障害が発生したと
考えられる場合にのみ、モジュール内で使用するクロッ
クを切り換えるために、クロック選択指示回路110へ
のクロック選択指示を行うものである。
【0089】また、前述の2つを組み合わせて、クロッ
ク選択指示回路110へのクロック選択指示タイミング
を、いずれかのカウンタのオーバーフロー時とエラー検
出時の両方に行うことも可能である。
【0090】図4を参照すると、クロック選択回路11
0において、a−b比較回路301は、カウンタa10
7とカウンタb108の比較を行い、カウンタa107
の値>カウンタb108の値であれば「1」を出力す
る。
【0091】同様に、c−a比較回路302は、カウン
タa107とカウンタc109の比較を行い、カウンタ
c109の値>カウンタa107の値であれば「1」を
出力する。
【0092】b−c比較回路303は、カウンタb10
8とカウンタc109の比較を行い、カウンタb108
の値>カウンタc109の値であれば「1」を出力す
る。
【0093】NOT回路304、305、及び306
は、それぞれ、a−b比較回路301、c−a比較回路
302、及びb−c比較回路303の出力を反転する。
【0094】ここで、カウンタa107の値をAとし、
カウンタb108の値をBとし、カウンタc109の値
をCとする。
【0095】AND回路307は、a−b比較回路30
1とc−a比較回路302の出力の論理積(AND)を
出力し、C>A>Bである時「1」を出力する。
【0096】AND回路308は、NOT回路304と
NOT回路305の出力の論理積を出力し、B>A>C
である時「1」が出力する。
【0097】AND回路309はa−b比較回路301
とb−c比較回路303の出力の論理積を出力し、A>
B>Cである時「1」が出力する。
【0098】AND回路310は、NOT回路304と
NOT回路306の出力の論理積を出力し、C>B>A
である時「1」が出力する。
【0099】AND回路311は、c−a比較回路30
2とb−c比較回路303の出力の論理積を出力し、B
>C>Aである時「1」が出力する。
【0100】AND回路312は、NOT回路305と
NOT回路306の出力の論理積を出力し、A>C>B
である時「1」が出力する。
【0101】OR回路313は、AND回路307、3
08の論理和(OR)を出力する。つまり、論理的には
C>A>BとB>A>Cの場合の論理和をとることにな
る。したがって、OR回路313の出力が「1」の場合
には、カウンタa107の値が3つのカウンタの中で中
央の値であることを示し、クロックバスa104のクロ
ックを選択させる指示を出力することになる。
【0102】OR回路314は、AND回路309、3
10の論理和を出力する。つまり、論理的には、A>B
>CとC>B>Aの場合の論理和をとることになる。し
たがって、OR回路314の出力が「1」の場合には、
カウンタb108の値が3つのカウンタの中で中央の値
であることを示し、クロックバスb105のクロックを
選択させる指示を出力することになる。
【0103】OR回路315は、AND回路311、3
12の論理和を出力する。つまり、論理的にはB>C>
AとA>C>Bの場合の論理和をとることになる。した
がって、OR回路315の出力が「1」の場合には、カ
ウンタc109の値が3つのカウンタの中で中央の値で
あることを示し、クロックバスc106のクロックを選
択させる指示を出力することになる。
【0104】AND回路316、317、318は、タ
イミング指示回路111から出力されるタイミング指示
信号と論理積(AND)をとることによって、タイミン
グ指示回路111の指示するタイミングでのみ、それぞ
れクロックバスa104、クロックバスb105、クロ
ックバスc106の選択を指示するOR回路313、3
14、315の出力を有効にする。
【0105】更に、上述のクロック選択モジュール11
2も3重化して、クロック選択回路113、114で3
つのクロック選択モジュールからのクロック選択指示を
多数決論理をとって使用することにより、更に信頼性を
高めた構成もとることが可能である。
【0106】再び図1を参照すると、クロック選択回路
113、114は、クロックバスa104、クロックバ
スb105、クロックバスc106から入力したクロッ
クを、クロック選択指示回路110からの指示によって
正常なクロックバスからのクロックのいずれか1つを選
択して出力する。例えば、クロック選択回路113、1
14がクロックバスa104からのクロックを選択して
いた場合、クロック発振器aに障害が発生して停止した
とすると、クロック選択指示回路110からのクロック
選択指示がクロックバスa104以外を選択する指示を
出すことから、クロック選択回路113、114は正常
なクロックを内部ロジック115、116に供給し続け
ている。
【0107】クロックバスa104、クロックバスb1
05、クロックバスc106に接続される情報処理装置
内の複数のモジュールのうちのモジュールであるモジュ
ール117、118の内部ロジック115、116は、
それぞれクロック選択回路113、114で選択された
クロックで動作する。
【0108】以上のようにして、モジュール117、1
18ではクロック発振器a101、クロック発振器b1
02、クロック発振器c103のいずれか1つに障害が
発生したとしても、クロック選択指示回路110からの
指示によって障害の発生していないクロック発振器のク
ロックを選択して使用することで、誤動作を起こすこと
も、動作停止に至ることもなく動作し続ける。
【0109】また、上述の説明にもあった通りクロック
選択モジュールを冗長化し、かつ、クロック発振器など
も含めて情報処理装置が動作中に各モジュールを交換可
能なオンラインリペアを可能にすることにより、システ
ム停止することのない情報処理装置の構築も可能であ
る。
【0110】次に、本発明の第2の実施例について図2
を参照して説明する。
【0111】上記したように、差分回路ab401は、
カウンタa107とカウンタb108との値の差の絶対
値を計算して出力する。差分回路ab401の出力は、
結果的には、クロック発振器a101とクロック発振器
b102の発振周波数の差を示す。例えクロック発振器
a101とクロック発振器b102が正常であったとし
ても、多少の差は生じる。以下の差分回路でも同様であ
る。差分回路ac402は、カウンタa107とカウン
タc109との値の差の絶対値を計算して出力する。差
分回路ac402の出力は、結果的には、クロック発振
器a101とクロック発振器c103の発振周波数の差
を示す。差分回路bc403は、カウンタb108とカ
ウンタc109との値の差の絶対値を計算して出力す
る。差分回路bc403の出力は、結果的には、クロッ
ク発振器b102とクロック発振器c103の発振周波
数の差を示す。
【0112】各カウンタの値の差がどの値以上になった
時にエラーと判断するかの値を保持するエラー値設定レ
ジスタ404の値は自由に設定可能であり、どんな発振
周波数のクロック発振器に対しても適切な値が設定可能
である。例えば、3つのカウンタのリセットタイミング
がカウンタのオーバーフロー直前だとすると、そのオー
バーフロー直前の値を設定した場合、いずれかのクロッ
ク発振器が障害を起こして停止した場合のみのエラー検
出が可能である。オーバーフロー直前のカウント値の1
割の値なら、−10%〜+11.1%の発振周波数の範
囲に入らない場合にエラーを検出する。
【0113】比較回路ab405は、差分回路ab40
1の出力とエラー値設定レジスタ404との値を比較
し、差分回路ab401の値がエラー値設定レジスタ4
04の値より大きい場合に「1」を出力する。つまりエ
ラーを検出した場合に「1」が出力される。同様に、比
較回路ac406は差分回路ac402の値がエラー値
設定レジスタ404の値より大きい場合に「1」を出力
し、比較回路bc407は差分回路bc403の値がエ
ラー値設定レジスタ404の値より大きい場合に「1」
を出力する。
【0114】AND回路a408は、比較回路ab40
5と比較回路ac406の出力の論理積(AND)を出
力し、その出力はカウンタa107の値に異常があるこ
とを示し、つまりはクロック発振器a101またはクロ
ックバスa104またはカウンタa107に障害が発生
したことを示す。カウンタa107の値が異常だと判断
する論理は、カウンタb108と比較した結果も、カウ
ンタc109と比較した結果も異常であるということ
で、障害を1つだと仮定した場合、カウンタa107の
値が異常であるという結論になるからである。障害が複
数起こっている時は、AND回路a408、AND回路
b409、AND回路c410の全てがエラーを示す場
合もあり、その場合は致命的なエラーであることを示
す。以下のAND回路も同様である。
【0115】AND回路b409は、比較回路ab40
5と比較回路bc407の出力の論理積(AND)を出
力し、その出力はカウンタb108の値に異常があるこ
とを示し、つまりはクロック発振器b102またはクロ
ックバスb105またはカウンタb108に障害が発生
したことを示す。AND回路c410は、比較回路ac
406と比較回路bc407の出力の論理積(AND)
を出力し、その出力はカウンタc109の値に異常があ
ることを示し、つまりはクロック発振器c103または
クロックバスc106またはカウンタc109に障害が
発生したことを示す。
【0116】比較回路ab405、比較回路ac40
6、比較回路bc407、AND回路a408、AND
回路b409、及びAND回路c410より構成される
エラー検出回路411は、クロック発振器またはクロッ
クバスまたはカウンタの障害を検出して報告する。これ
らは全て各モジュールにおけるクロック選択回路で正常
なクロックバスの入力を使用することにより、障害によ
る影響を回避できる。ただし、2つ以上(n+1以上で
あり、本実施例では2つ以上となる)の障害が発生した
時には、全てがエラーとなる場合がある。この場合は回
避できない多重障害であることを示す。
【0117】上記した方法と異なる方法で、クロック選
択指示回路110の結果を使用することもできる。クロ
ック選択指示回路110で示された結果により、中央の
値を示すカウンタが判明する。そのカウンタの値から他
の2つのカウンタの値を減算し、その値をエラー値設定
レジスタの値と比較することでエラーを判断するという
ものである。この方法の場合、エラー値設定レジスタの
中に、クロック周波数が高い側の上限でプラスの値と、
クロック周波数が低い側の下限の値でマイナスの値を別
々に設定し、中央の値のカウンタとの減算結果がエラー
設定値レジスタの上限よりも大きいか、または下限より
も小さい場合にエラーと判断することによって、更に細
かなエラー条件の設定も可能になる。
【0118】次に図3を参照して本発明の実施例につい
て説明する、クロック選択回路201はクロック発振器
a101、クロック発振器b102、クロック発振器c
103の出力するクロックを入力し、クロック選択指示
回路110の指示に従っていずれか1つの発振器のクロ
ックを出力する。クロック選択指示回路10を含むクロ
ック選択モジュール112は、前記第1の実施例の説明
で参照した図3と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0119】クロックバス202はクロック選択回路2
01の出力のクロックを各モジュールに分配するための
バスである。モジュール205、206の内部ロジック
203、204はクロックバス202からのクロックを
直接入力し、そのクロックで動作する。
【0120】図3に示した構成の特徴として、クロック
発振器周辺のモジュールのみの改造で既存のシステムで
も簡単に適応できることも可能になる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0122】本発明の第1の効果は、クロックパルスに
て動作する情報処理装置で重要な発振器を2n+1個備
えて冗長化し、いずれかの発振器の周波数が高くなった
り低くなったりする障害が発生した場合、わずかな周波
数のずれでも検出可能であり、また、障害の発生してい
ない他の発振器により情報処理装置を誤動作または停止
させることなく動作し続けることを可能にする、という
ことである。
【0123】その理由は以下の通りである。2n+1個
の発振器出力のいずれを情報処理装置内のモジュールで
クロックとして使用するかの選択は、2n+1個の発振
器出力のそれぞれのクロックをカウンタでカウントし、
あるタイミング毎にカウンタの値を比較し、その中で中
央の値を示す発振器出力をクロックとして使用する多数
決論理的な決定方法で選択される。このため、発振器の
周波数のずれは1クロックから検出可能であり、また、
障害の発生した発振器がn個以下の場合は必ず正常な発
振器出力を選択することが可能だからである。
【0124】本発明の第2の効果は、障害を起こしてい
る発振器がn個以下の時はわずかな発振周波数の乱れで
ある障害であっても、障害を検出すると同時に障害を起
こした発振器を判別可能とし、更に、ユーザが必要と
し、かつ、発振器の特性に合ったきめ細かな障害の検出
が可能にする、ということである。
【0125】その理由は、本発明においては、上記の2
n+1個のカウンタの値を自身以外の2n個のカウンタ
の値と比較し、そのカウンタ間の差分値がある値以上に
なるとエラーとみなし、自身のカウンタと他のカウンタ
の2n個の比較に対するエラーがn+1個以上の場合
は、そのカウンタに接続している発振器の障害またはそ
のカウンタの障害と判断するからである。また、エラー
とみなす各カウンタ間の差分値を自由に設定することが
可能であるからである。
【0126】本発明の第3の効果は、副次的な効果とし
て、クロックの精度が高まる、ということである。
【0127】その理由は次の通りである。2n+1個の
発振器出力のいずれを情報処理装置内のモジュールでク
ロックとして使用するかの選択は、2n+1個の発振器
出力のそれぞれのクロックをカウンタでカウントし、あ
るタイミング毎にカウンタの値を比較し、その中で中央
の値を示す発振器出力をクロックとして使用する多数決
論理的な決定方法で選択される。正常な周波数で動作し
ているクロック発振器でも、クロック発振器により多少
の発振周波数のずれがある。この発振器の周波数のずれ
が正規分布であると仮定すると、1個の発振器の周波数
をサンプルとするより、複数個の発振器の周波数の平均
値の方がより精度の高い発振周波数を得られることは統
計的にわかる。本発明においては、2n+1個の発振器
の周波数の中央の発振周波数を選択するため、平均値を
求めることと同等にしてより精度の高い発振周波数を得
ることになるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック冗長化方式の第一の実施例の
構成を示す図である。
【図2】本発明のクロック冗長化方式の第二の実施例の
構成を示す図である。
【図3】本発明のクロック冗長化方式の第三の実施例の
構成を示す図である。
【図4】本発明のクロック冗長化方式におけるブロック
選択モジュール、特にブロック選択指示回路の構成を示
す図である。
【図5】従来技術の構成の一例を示す図である。
【図6】図5に示した構成の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図7】図5に示した構成の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図8】従来技術の別の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 クロック発振器a 102 クロック発振器b 103 クロック発振器c 104 クロックバスa 105 クロックバスb 106 クロックバスc 107 カウンタa 108 カウンタb 109 カウンタc 110 クロック選択指示回路 111 タイミング指示回路 112 クロック選択モジュール 113、114 クロック選択回路 115、116 内部ロジック 117、118 モジュール 201 クロック選択回路 202 クロックバス 203、204 内部ロジック 205、206 モジュール 301 a−b比較回路 302 c−a比較回路 303 b−c比較回路 304、305、306 NOT回路 307、308、309、310、311、312 A
ND回路 313、314、315 OR回路 316、317、318 AND回路 401 差分回路ab 402 差分回路ac 403 差分回路bc 404 エラー値設定レジスタ 405 比較回路ab 406 比較回路ac 407 比較回路bc 408 AND回路a 409 AND回路b 410 AND回路c 411 エラー検出回路 511、512 発振器 513、515、518、520 引き延ばし回路 514、519、524 NOT回路 516、517、521、522、523、525 論
理積回路 526 論理和回路 831、833 周波数−電圧変換回路 832、833 レベル検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/04 303 G06F 1/06 H03K 3/02 H03K 5/15 H03L 7/00 H04L 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2n+1(nは自然数)個のクロック発振
    器と、 前記2n+1個のクロック発振器のそれぞれに接続され
    てクロックを分配する2n+1本のクロックバスと、 前記2n+1本のクロックバスのそれぞれに接続され、
    前記クロック発振器から出力されるクロックをそれぞれ
    カウントする2n+1個のカウンタと、 前記2n+1個のカウンタの出力を比較し、前記2n+
    1個のカウンタの中で中央の値を示すカウンタに接続さ
    れている前記クロック発振器の出力を選択させる指示を
    出力するクロック選択指示回路と、 前記クロック選択指示回路における前記2n+1個のカ
    ウンタの値を比較するタイミングを指示すると共に、前
    記2n+1個のカウンタをリセットするための指示を出
    力するタイミング指示回路と、 前記2n+1本のクロックバスのそれぞれからクロック
    を入力する複数のモジュールと、 前記モジュール内で前記2n+1本のクロックバスから
    入力したクロックを、前記クロック選択指示回路からの
    指示によっていずれか1つを選択してモジュール内のロ
    ジックに分配するクロック選択回路と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記タイミング指示回路の指示するタイミ
    ングに従って、前記2n+1個のカウンタの1つ1つに
    対して自身以外のカウンタとの値の差分をとる、すなわ
    ち1つのカウンタに対して2n個のカウンタに対する差
    分をとる差分回路と、 前記差分回路の値に対してエラーとなる値を設定して保
    持するためのエラー設定値保持手段と、 前記差分回路の出力する値と前記エラー設定値保持回路
    との値を比較し、1つのカウンタに対して前記差分回路
    の出力のn+1個以上がエラー設定値保持手段の値より
    大きい場合に、前記カウンタまたは前記カウンタに接続
    している前記クロックバスと前記クロック発振器のいず
    れかに障害が発生していることを検出するエラー検出回
    路と、を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】2n+1(nは自然数)個のクロック発振
    器と、 前記クロック発振器から出力されるクロックをそれぞれ
    カウントする2n+1個のカウンタと、 上記2n+1個のカウンタの出力を比較し、2n+1個
    のカウンタの中で中央の値を示すカウンタに接続されて
    いる前記クロック発振器の出力を選択させる指示を出力
    するクロック選択指示回路と、 前記クロック選択指示回路における前記2n+1個のカ
    ウンタの値を比較するタイミングを指示すると共に、前
    記2n+1個のカウンタをリセットするための指示を出
    力するタイミング指示回路と、 前記2n+1個のクロック発振器からのクロックを、前
    記クロック選択指示回路からの指示によっていずれか1
    つを選択して出力するクロック選択回路と、を含むこと
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記タイミング指示回路の指示するタイミ
    ングに従って、前記2n+1個のカウンタの1つ1つに
    対して自身以外のカウンタとの値の差分をとる、すなわ
    ち1つのカウンタに対して2n個のカウンタに対する差
    分をとる差分回路と、 上記差分回路の値に対してエラーとなる値を設定して保
    持するためのエラー設定値保持手段と、 前記差分回路の出力する値と前記エラー設定値保持回路
    との値を比較し、1つのカウンタに対して前記差分回路
    の出力のn+1個以上がエラー設定値保持手段の値より
    大きい場合に、そのカウンタまたはそのカウンタに接続
    している前記クロックバスと前記クロック発振器のいず
    れかに障害が発生していることを検出するエラー検出回
    路と、を含むことを特徴とする請求項3記載の情報処理
    装置。
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