JP3071864U - 物干し器具用回転体の軸支装置 - Google Patents

物干し器具用回転体の軸支装置

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JP3071864U JP2000001641U JP2000001641U JP3071864U JP 3071864 U JP3071864 U JP 3071864U JP 2000001641 U JP2000001641 U JP 2000001641U JP 2000001641 U JP2000001641 U JP 2000001641U JP 3071864 U JP3071864 U JP 3071864U
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太郎 越山
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キンシ化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物干し器具において、所定の位置で停止可能
な回転体を有する、使用し易い軸支装置を提供する。 【構成】 空所11を横切って設けられた軸部12を有
しており、同軸部12の端部が壁で仕切られている軸側
部分14と、軸部12への側方からの嵌め合わせが可能
であり、かつ嵌め合わせ完了前に軸部12を乗り越える
突部17を有する軸受け部分15とから成り、回転体1
6を伏せた位置から略90度又は略180度回転させた
位置で停止可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、物干し器具に回転体を取り付けるための軸支装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
ハンガーにはフックが付属しているが、フックはハンガーの本体から突出し、 邪魔になるためこれを折り畳み式にしている例がある。しかし従来のものはハン ガー本体に軸部を設け、フックの基部に設けた略C字型の部分を軸部に嵌めてい るだけである。このためフックの位置が決まらず、ハンガー本体を持ってフック を高い位置に掛けようとすると回ってしまうおそれがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目して成されたものであり、その課題は所定の位置で停 止可能な回転体を有する、使用性の良好な軸支装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための本発明に係る軸支装置は、空所を横切って設けら れた軸部を有しており、同軸部の端部が壁で仕切られている軸側部分と、上記軸 部への側方からの嵌め合わせが可能でありかつ嵌め合わせ完了前に軸部を乗り越 えるべき突部を有する軸受け部分とから成り、回転体を伏せた位置から略90度 又は略180度回転させた位置で停止可能とされている。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案に係る軸支装置は、物干し器具用の回転体に適用される。物干し器具用 の回転体とは、物干し器具に適用されるか物干し器具の一部を構成する部分であ って、回転可能なものを含む。例えば物干し器具を吊り下げるためのフックは、 この回転体の軸支装置によって物干し器具に取り付けることができる。
【0006】 本発明の軸支装置は、空所を横切って設けられた軸部を有しており、かつまた 空所は軸部の端部において壁で仕切られている。つまり軸部が空所に配置されて いて、空所が壁で仕切られていることを軸側部分は必要とする。
【0007】 本発明の軸支装置は、上記軸側部分と、その軸部への側方からの嵌め合わせが 可能であって嵌め合わせの完了前に軸部を乗り越えるべき突部を有する軸受け部 分とから成る。軸受け部分は軸部に接近して嵌め合せを可能とする開口部を有し その入口部に突部を有することが望ましい。
【0008】 さらに回転体は、それを伏せた位置から略90度又は略180回転した位置で 停止可能とされる。回転体を伏せた位置が水平の場合には、回転体は起立位置又 は反転させた水平位置で停止可能となる。また最初の伏せた位置でも停止可能で あって良い。
【0009】 回転体は軸受け部分だけを独立した部材として構成することができ、当該独立 した軸受け部分に回転体を基部にて取り付けることができる。回転体の上記基部 を取り付ける箇所は、回転体を起立させたときに上を向く箇所に設けられ、同箇 所に設けられた取り付け部に、上記基部を取り付けた後軸受け部分を軸部へは嵌 め合わせることによって回転体の基部が空所内に収まりかつ外れない状態とする ことができる。
【0010】
【実施例】
以下図面を参照し、本考案を実施例についてより詳細に説明する。物干し器具 の本体10に空所11が設けられ、それを横切って軸部12が設けられており、 軸端は壁13で仕切られている。故に例示の場合、軸側部分14は本体10に設 けられ、必然的に軸受け部分15は回転体16に設けられることになる。軸側部 分14と軸受け部分15の位置関係は上記と逆でも良い。
【0011】 軸受け部分15は軸部12への側方からの嵌め合わせが可能であり、かつ嵌め 合わせ完了前に軸部12を乗り越えるべき突部17を有する。例示の軸受け部分 15は独立部材とされており、起立時側方を向く位置に開口部18を有するフッ ク状とされている。故に開口部18を下向きにして軸受け部分15を軸部12に 嵌め合わせることができる(図2、図3)。この回転体16を起立状態まで回転 させた軸部12の上に突部17が来て抜け止めとなる(図2)。
【0012】 また、回転体16を伏せた位置から略90度(図2実線)又は略180度(図 3実線)回転させた位置で停止可能とするために、停止面19a、19bを有す る。例示の回転体16は、上の回転前の最初の伏せた位置でも略水平な姿勢で停 止可能とする面19cを有する。
【0013】 独立した部材である回転体16は、起立時上を向く箇所に、回転体16の回転 体側部材の基部21の取り付け部22を有する。例示の基部21はTスタッド状 の凸部27であり、したがって取り付け部22は凸部を受け入れ可能な凹部であ る。取り付け部22は中央に設けた軸穴部23で上方外部に通じており、軸穴部 23は側方への狭い開口24で通じていて、基部21の軸部25をそこへ嵌まり 込ませることができる(図4参照)。軸部21は開口24を狭めている突部26 を弾性変形させて軸穴部23に嵌まり込む。
【0014】 取り付け部22に基部21を取り付けた後、軸受け部分15を軸部12に嵌め 合わせると、回転体16は空所内に略収まり、壁13で取り付け部22が閉塞さ れた状態となるので、外れる恐れがなくなる。従って、回転体16を軸部12に 嵌めることによって回転体側部材の組み立てが完了する。
【0015】 例示の回転体側部材はフック20Aとスペーサー20Bとである。例示のフッ ク20Aは物干し器具の本体10の枠部の中心軸線上に2箇所設けられている( 図5(a))。フック20Aは平面長方形状の枠部の両端に起伏可能に2個設け られ物干し竿や物干しロープへの掛け止め部分として使用するために起立させ、 また不使用時、内側へ倒して平面的になる。
【0016】 他方、例示のスーペーサー20Bは物干し器具の本体10を壁面などから離し ておくために側辺部に設けられている。スペーサー20Bは枠部の両側に反転可 能に設けられ、側方へ突出させるために伏せた位置から180度反転して枠外へ 出し、かつ90度軸部25の周りに回転させて下向きにする。
【0017】 これらは、回転体16を物干し器具の本体10に直接装置した場合の例示とな っており、本発明の軸支装置によって、フック類の首振りと停止がより確実に行 われるようになることが理解される。なお、起立位置又は反転位置で回転体16 の位置決めをすることも例えば壁13に突起を設けることで容易に可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、物干し器具にフッ クやスペーサーその他の回転体を装置するために非常に有効であり、取り付けら れた回転体は起立位置又は伏せた位置で停止可能であり、大変使い易いという効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る物干し器具用回転体の軸支装置の
実施例を示す要部分解斜視図。
【図2】回転体を90度回転させる装置の断面説明図。
【図3】回転体を180度回転させる装置の断面説明
図。
【図4】図2のIV−IV線断面図。
【図5】(a)本案装置を適用した物干し器具の1例を
示す斜視図。 (b)本案装置を適用した物干し器具の他の例を示す斜
視図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し器具に回転体を取り付けるための
    軸支装置であって、空所を横切って設けられた軸部を有
    しており、同軸部の端部が壁で仕切られている軸側部分
    と、上記軸部への側方からの嵌め合わせが可能でありか
    つ嵌め合わせ完了前に軸部を乗り越えるべき突部を有す
    る軸受け部分とから成り、回転体を伏せた位置から略9
    0度又は略180度回転させた位置で停止可能とされて
    いることを特徴とする物干し器具用回転体の軸支装置。
  2. 【請求項2】 伏せた位置で回転体を支える下部支持部
    と、起立した位置で回転体を支える上部支持部のいずれ
    か一方又は両方を有している請求項1記載の物干し器具
    用回転体の軸支装置。
  3. 【請求項3】 回転体は独立した部材として構成されて
    おり、回転体の起立時に上を向く箇所に回転体側部材の
    基部の取り付け部が設けてあり、同取り付け部に基部を
    取り付けた後、軸受け部分を軸部へ嵌め合わせることに
    よって回転体が空所内に略収まりかつ外れない状態とな
    る請求項1記載の物干し器具用回転体の軸支装置。
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