JPH0751033Y2 - タオルハンガー - Google Patents

タオルハンガー

Info

Publication number
JPH0751033Y2
JPH0751033Y2 JP1989144678U JP14467889U JPH0751033Y2 JP H0751033 Y2 JPH0751033 Y2 JP H0751033Y2 JP 1989144678 U JP1989144678 U JP 1989144678U JP 14467889 U JP14467889 U JP 14467889U JP H0751033 Y2 JPH0751033 Y2 JP H0751033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
towel
hanger
supported
hanger body
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989144678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0382095U (ja
Inventor
学 豊沢
Original Assignee
株式会社ダイヤコーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダイヤコーポレーション filed Critical 株式会社ダイヤコーポレーション
Priority to JP1989144678U priority Critical patent/JPH0751033Y2/ja
Publication of JPH0382095U publication Critical patent/JPH0382095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0751033Y2 publication Critical patent/JPH0751033Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タオルを固定構造体に支持するタオルハンガ
ーに関する。
主として、洗面所,キッチン周辺の冷蔵庫あるいはスチ
ール製品等の壁面を利用して取り付けるタオルハンガー
に関するものである。
(従来の技術) 第8図は従来のタオルハンガーの外観斜視図である。
同図において、1はハンガー本体であり、背面側には壁
面への固定手段として吸盤2が設けてある。3は鈎形状
に形成したタオルの支持部である。この支持部3は、ヒ
ンジ部4でハンガー本体1に取り付けてあり、ヒンジ部
4を支点として上下方向(矢印Y方向)に回動可能にし
てある。
このような構成よりなるタオルハンガーは、ハンガー本
体1の吸盤2により、キッチン周辺の冷蔵庫あるいはス
チール製品等の図示しない壁面に取り付けられ、支持部
3にタオルTを掛けて、支持するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来のタオルハンガーには、次のような問題が
あった。
ハンガー本体1の支持部3は上下方向に回動可能に支持
してあるので、手を拭くときにタオルTが揺れて上下方
向に動いても、支持部3がその動きに追従して上下方向
に動くようになっていた。しかしながら、左右方向から
タオルTをつかんで手を拭くようなときには、左右方向
に引っ張る力がタオルTに作用しても、その左右方向の
引っ張りに対して支持部3が追従していかなかった。
このため、支持部3にタオルTを広げた状態で支持して
おいても、左右方向から手を拭いたときには、引っ張ら
れた側にタオルTが片寄って重なった状態となってしま
うという問題があった。
このように、タオルTが支持部3の一方に片寄って重な
ると、濡れたタオルが乾きにくくなるため、使用後にタ
オルを広げて掛け直さなければならず、面倒であるとい
う問題があった。
本考案は上述した問題点を解決すべくなされたもので、
支持部に掛けたタオルが左右方向に引っ張られても支持
部の一方に片寄って重なることを防止でき、タオルの姿
勢がくずれないタオルハンガーを提供することを目的と
する (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のタオルハンガーは、
タオルを掛けて支持する支持部を設けたハンガー本体
と、このハンガー本体の背面部に設けられた固定構造体
への取付手段とを備えたタオルハンガーであって、前記
ハンガー本体を前記取付手段に取り付けた使用状態にお
いて、前記ハンガー本体の支持部を、固定構造体への取
付手段に対して左右方向に回動可能に支持した構成とし
てある。
(作用効果) 本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を
生ずる。
すなわち、ハンガー本体の背面部に設けられた取付手段
により固定構造体へハンガー本体を固定し、ハンガー本
体の支持部にタオルを支持する。
使用状態においてハンガー本体の支持部は左右方向に回
動可能に支持してあるので、手を拭くときに、左右方向
に引っ張る力がタオルに作用しても、その左右方向の引
っ張りに応じて支持部が回動する。
したがって、本考案のタオルハンガーによれば、手を拭
くときに、タオルが左右方向に引っ張られても、支持部
の一方に片寄って重なることがないという効果がある。
このように、左右方向から手を拭いても支持しておいた
タオルの姿勢がくずれないので、濡れたタオルの乾きが
遅くなることを防止することができ、タオルを掛け直す
手間が省けるという効果がある。
(実施例) 〈第1実施例〉 第1図は本考案に係るタオルハンガーの第1実施例を示
す正面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
カバー部の背面図である。
これらの図面において、10はハンガー本体であり、固定
部20および固定部20に左右方向(第1図矢印X方向)に
回動可能に支持されているカバー部30とからなってい
る。
40はタオルの支持部であり、カバー部30に上下方向(第
2図矢印Y方向)に回動可能に、支持されている。これ
ら固定部20、カバー部30および支持部40は、ABS樹脂等
で形成されている。
固定部20の正面側には、径の異なるリング状の凸部20a,
20b,20cが段状に設けてあり、これらのリング状の凸部2
0a,20b,20cにカバー部30の背面部31が回動可能に係合し
ている。
固定部20の背面側には凹部21が設けてあり、図示しない
固定構造体への取付手段として磁石(例えばプラスチッ
クマグネット)22が取り付けてある。ここで、固定構造
体とは、冷蔵庫あるいはスチール製品などの壁面等をい
う。本実施例では取付手段として磁石22を用いたが、他
の取付手段として吸盤あるいは粘着部材等を用いてもよ
い。
カバー部30の背面部31には、固定部20のリング状の凸部
20a,20b,にそれぞれ係合するリング状の係合片30a,30b
が設けてある。カバー部30の周壁32は、固定部20のリン
グ状の凸部20Cに係合可能な内径に形成してある。
33は周壁32の内側に一定の間隔を置いて形成した突起部
であり、固定部20のリング状の凸部20cに線接触するよ
うにしてある。これにより、カバー部30は、固定部20に
対して円滑に回動するようになっている。
カバー部30の中心部には、段状の孔34が設けてあり、カ
バー部30を固定部20に係合したときに、固定部20の凸部
20aの上端が孔34内に入るようになっている。
35はカバー部30を固定部20に係止する止めピンであり、
カバー部30の孔34内に入った固定部20の凸部20aに接着
剤等で固定されている。
固定部20にカバー部30を係合させ、止めピン35で係止す
ることにより、カバー部30は固定部20に対して左右方向
(第1図矢印X方向)に回動可能に支持されている。
36はカバー部30に設けた、支持部40の受け部である。36
aは受け部36の左右側壁に形成した一対の孔であり、支
持部40の両端部41をそれぞれ支持する。
支持部40は略リング形状に形成してある。支持部40の両
端部41には、カバー部30の孔36aに形成した溝36bに係合
する突起部40aがそれぞれ設けてある。この支持部40の
両端部41の突起部40aを、カバー部30の孔36aの溝36bに
それぞれ合わせ、支持部40の両端部41をカバー部30の孔
36aに挿入することにより、支持部40はカバー部30に対
して上下方向(第2図矢印Y方向)に回動可能に支持さ
れる。
42は支持部40のタオル支持面に形成した断面三角部であ
る。この断面三角部42は、支持部40に支持したタオルに
食い込み、タオルが滑って落下するのを防止している。
なお、45はカバー部30の孔34を塞ぐキャップである。
以上のような構成よりなるタオルハンガーは、ハンガー
本体10の固定部20に取り付けられた磁石22により固定構
造体へ固定し、支持部40にタオルTを掛けて支持する。
カバー部30は固定部20に左右方向に回動可能に支持され
ており、さらに、支持部40はカバー部30に上下方向に回
動可能に支持されているので、支持部40に支持したタオ
ルTは、その自重によって常に垂直方向に支持されるこ
ととなる。
したがって、手を拭くときに、左右方向に引っ張る力が
タオルTに作用しても、その左右方向の引っ張りに応じ
て支持部40が回動する。また、手を拭いた後、タオルT
から手を離せば、タオルTの自重によって支持部40が回
動し、タオルTが垂直方向に戻る。
上述したタオルハンガーによれば、タオルTの左右方向
の動きに応じて支持部40が回動するので、支持部40の一
方側にタオルTが片寄って重なることがない。
このように、支持しておいたタオルの姿勢がくずれない
ので、濡れたタオルの乾きが遅くなることを防止するこ
とができ、使用後にタオルを掛け直す手間がかからな
い。
なお、本実施例では、支持部40を従来例で示したような
鈎形状とせず、略リング形状にしてあるので、支持部40
が回動可能に支持されていることと相まって、支持部40
の端からタオルTが落下することがない。
〈第2実施例〉 第4図は本考案に係るタオルハンガーの第2実施例を示
す正面図、第5図は第4図のB−B線断面図、第6図は
第4図のC−C線断面、第7図は第6図のD−D線方向
からの要部縦断面図である。
これらの図面において、50はハンガー本体、60は回動基
部、70は回動基部60に一体的に形成した支持部である。
これらハンガー本体50、回動基部60および支持部70は、
ABS樹脂等で形成される。
ハンガー本体50の正面側には、有底円筒状の凹部51が形
成してある。この凹部51の周壁52には、円周方向の対称
位置に一対の長孔53が設けてある。
ハンガー本体50の背面側には、第1実施例と同様に、固
定構造体への取付手段として磁石(例えばプラスチック
マグネット)22が取り付けてある。
回動基部60は、周壁を略球状に形成してあり、その外径
をハンガー本体50の凹部51の内径より小さくして、凹部
51に挿入可能な大きさとしてある。61は回動基部60の外
周に突設した円柱形状の一対のピンであり、左右対称位
置に形成してある。この一対のピン61は、凹部51の周壁
52に形成した一対の長孔53にそれぞれ挿入可能な外径に
形成してある。
このような構成よりなる回動基部60は、その一対のピン
61を凹部51の一対の長孔53にそれぞれ挿入することによ
り、ハンガー本体50の凹部51内において、回動可能に支
持される。すなわち、一対のピン61は長孔53内を移動可
能であり、また、長孔53内において回動可能であるの
で、回動基部60は、ハンガー本体50に対し、長孔53の範
囲内で左右方向(第4図矢印X方向)に回動可能に支持
されるとともに、ピン61を軸として上下方向(第5図矢
印Y方向)に回動可能に支持される。
支持部70には、第1実施例と同様に、断面三角部42が設
けてあり、支持部70に支持したタオルTに食い込んでタ
オルTが滑るのを防止するようになっている。
以上のような構成よりなるタオルハンガーは、ハンガー
本体50に取り付けられた磁石22により固定構造体へ固定
し、支持部70にタオルTを掛けて支持する。
支持部70は回動基部60によって、ハンガー本体50に対し
て上下、左右方向に回動可能に支持されているので、支
持部70に支持されたタオルTはその自重によって常に垂
直方向に支持されることとなる。
したがって、手を拭くときに、左右方向に引っ張る力が
タオルTに作用しても、その左右方向の引っ張りに応じ
て支持部70が回動する。また、手を拭いた後、タオルT
から手を離せば、タオルTの自重によって支持部70が回
動し、タオルTが垂直方向に戻る。
上述したタオルハンガーによれば、タオルTの左右方向
の動きに応じて支持部70が回動するので、支持部70の一
方側にタオルTが片寄って重なることがない。
したがって、支持しておいたタオルの姿勢がくずれるこ
となく、濡れたタオルの乾きが遅くなることを防止する
ことができ、使用後にタオルを掛け直す手間がかからな
い。
なお、上述したタオルハンガーの組み立ては、一対のピ
ン61の一方側をあらかじめ凹部51の長孔53に係合してお
いてから、樹脂の弾性を利用して他方側のピン61を凹部
51の長孔53に係合することにより容易に行なうことがで
きる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は上
記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
例えば、支持部40,70の支持構造は、上記実施例のもの
に限らず、固定構造体への取付手段に対して、上下、左
右方向に回動可能にタオルを支持できるものであればよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタオルハンガーの第1実施例を示
す正面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
カバー部の背面図、第4図は本考案に係るタオルハンガ
ーの第2実施例を示す正面図、第5図は第4図のB−B
線断面図、第6図は第4図のC−C線断面、第7図は第
6図のD−D線方向からの要部縦断面図、第8図は従来
例を示す外観斜視図である。 10,50……ハンガー本体 20……固定部 22……磁石 30……カバー部 40,70……支持部 60……回動基部 T……タオル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タオルを掛けて支持する支持部を設けたハ
    ンガー本体と、このハンガー本体の背面部に設けられた
    固定構造体への取付手段とを備えたタオルハンガーであ
    って、前記ハンガー本体を前記取付手段に取り付けた使
    用状態において、前記ハンガー本体の支持部を、固定構
    造体への取付手段に対して左右方向に回動可能に支持し
    たことを特徴とするタオルハンガー。
JP1989144678U 1989-12-15 1989-12-15 タオルハンガー Expired - Fee Related JPH0751033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989144678U JPH0751033Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 タオルハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989144678U JPH0751033Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 タオルハンガー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0382095U JPH0382095U (ja) 1991-08-21
JPH0751033Y2 true JPH0751033Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31691362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989144678U Expired - Fee Related JPH0751033Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 タオルハンガー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0751033Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4523201B2 (ja) * 2001-06-18 2010-08-11 延夫 海野 タオル掛け

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342876U (ja) * 1986-09-05 1988-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0382095U (ja) 1991-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0343682U (ja)
JPH0751033Y2 (ja) タオルハンガー
JPH0751034Y2 (ja) タオルハンガー
JP3624143B2 (ja) タオル等の掛け具
JP4002482B2 (ja) 衣服用ハンガの表示具
JPH0515825Y2 (ja)
JPS5818791Y2 (ja) 掛け具
JP2570432Y2 (ja) 吊り下げ用フック
JP3641404B2 (ja) 吊り下げ具
JPS6241087Y2 (ja)
JPS6116978Y2 (ja)
JPH0439314Y2 (ja)
JPH0327591Y2 (ja)
JPH0558495U (ja) 壁掛け具
JPH0334134Y2 (ja)
JPH08935Y2 (ja) ハンガー
JP3071864U (ja) 物干し器具用回転体の軸支装置
JPS5927799Y2 (ja) ハンガ−ミラ−
JPH041917Y2 (ja)
JPH0448041Y2 (ja)
JPH0344045Y2 (ja)
JPH0223187Y2 (ja)
JPH0422789Y2 (ja)
JP3064266U (ja) 幼児用便器の便座
JPS5835105Y2 (ja) 鏡等の枠体への取付け機構

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees