JPH0344045Y2 - - Google Patents

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JPH0344045Y2
JPH0344045Y2 JP13082688U JP13082688U JPH0344045Y2 JP H0344045 Y2 JPH0344045 Y2 JP H0344045Y2 JP 13082688 U JP13082688 U JP 13082688U JP 13082688 U JP13082688 U JP 13082688U JP H0344045 Y2 JPH0344045 Y2 JP H0344045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、台所、洗面所及び浴室等の壁面に取
付けるタオル掛けに関する。
〔従来の技術〕
従来のタオル掛けは、本体に横方向に貫通する
円孔を形成し、該円孔にリング状の係止環を遊挿
したもので、該係止環は常に鉛直方向に垂れ下が
り、該係止環にタオルを掛けた状態では、タオル
の一側が壁面に接触して、手を拭いた後のタオル
の乾燥が妨げられるとともに、タオルと接触する
壁面にカビ及び細菌が繁殖する等の衛生上にも問
題があり、また本体を壁面に取付ける手段として
両面テープが常用されているが、一度壁面に貼り
付ければその後の位置変更ができず、無理に剥が
した場合には粘着剤が壁面に残つて汚れが生じ、
また本体の裏面に突設した吸盤を壁面に吸着する
ものは、取付状態において壁面と本体が離れてい
るので、係止環にタオルを掛けた場合には本体が
壁面に対して大きく傾き、てこの原理により前記
吸盤が剥がれ易いといつた問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、壁面に取付ける本体に連結した係止環
にタオルを掛けた場合に、該タオルが壁面に接触
しないように本位に対する該係止環の角度を鉛直
から段階的に設定することができ、また本体に固
定した吸盤を壁面に吸着した場合に、該吸盤を本
体内部に収容して外観性の向上及び吸着力の維持
を図つたタオル掛けを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、円筒状本体
の一側端縁部内面の対向位置に係合部を形成する
とともに、該本体に嵌合する円筒状蓋体の端縁に
前記係合部に係合する係止片を突設し、そして前
記本体と蓋体の接合部対向位置にそれぞれの端縁
を切欠して多角孔を形成し、該多角孔にリング状
の係止環の1部に形成した多角柱を段階的に回転
可能に遊嵌し、更に前記本体の他側端縁から内方
位置に吸盤を収容し得る空間を設けて底面を一体
形成し、該底面の中心部に形成した係合孔に前記
吸盤の突起を係合装着してなるタオル掛けを構成
した。
また、前記多角孔及び多角柱の形状を正六角形
若しくは正八角形若しくは正十角形となすととも
に、前記多角柱の角部に若干の丸みを設けて形成
した。
更に、前記本体の係合部を底面側から臨む底面
位置に開口を形成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のタオル掛け
は、円筒状本体の係止部に円筒状蓋体の係止片を
係合させ、その端縁を互いに接合させて連結する
と同時に、該端縁を切欠して前記接合部に形成し
た多角孔に、タオルを掛けるリング状の係止環の
一部に形成した多角柱を遊嵌し、前記本体の底面
に係合装着した吸盤にて壁面に吸着するもので、
該係止環を鉛直方向から手前上方へ回転させる
と、前記多角孔と多角柱の嵌合状態が、その多角
形の中心角分ずつ段階的に変化し、該係止環の角
度調節ができるものであり、また前記吸盤は円筒
状本体の後方側の端縁から内方位置に一体形成し
た底面の中心部に形成した係合孔に突起を係合さ
せて装着し、壁面に吸着させた場合に該吸盤を底
面後方の本体内空間に収容させて、該本体の後端
縁を壁面に当接させた状態となすものである。
また、前記多角孔及び多角柱の形状を正六角形
若しくは正八角形若しくは正十角形となして、係
止環の角度をその中心角の整数倍毎に段階的に変
更するものであり、そのうえ多角孔内で多角柱が
回転できるとともに、タオルを掛けた場合にその
重量により回転しないように該多角柱の角部に若
干の丸みを設けたものである。
更に、前記本体の係合部を底面側から臨む底面
位置に開口を形成し、該開口から挿入したドライ
バー等の工具にて前記係合部と蓋体の係止片との
係合を開放するのである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、図中1
は本体、2は蓋体、3は係止環、4は吸盤をそれ
ぞれ示している。
本体1は、円筒状に形成された内面5の一側端
縁部の対向位置に係合部6、6を形成するととも
に、後述の蓋体2の端縁に接合する端縁の接合部
7aの対向位置に一対の切欠8a,8aを形成
し、更に後方側の他側端縁から内方位置に底面9
を一体形成し、該底板9の中央部には中心の小孔
とその近傍の大孔を連通させて係止孔10を形成
している。ここで、前記切欠8aの形状は、多角
形の半分に相当する形状となしている。また、前
記係合部6は、第2図及び第3図に示す如く前記
内面5に係合段部11をその断面を底面9側に向
けて形成するとともに、該係合段部11の内方即
ち本体1の半径方向内側に支持枠12を連接し、
該支持枠12には外部から内部に連通する孔13
を開設し、そして該係合部6,6を臨む前記底面
9には開口14,14を形成している。
前記蓋体2は、円筒状の一側が閉塞され、他側
端縁に前記係合部6,6に係合する係止片15,
15を突設し、前記支持枠12の孔13内に挿通
した該係止片15の端部には前記係合段部11に
係合する外向き爪16を形成してあり、また前記
本体1の接合部7aに接合する端縁の接合部7b
には、前記切欠8aと対応する位置に該切欠8a
と同一形状の切欠8bを形成を形成し、更に該接
合部7bの内縁には前記本体1の内面5に内接す
る嵌合片17を突設している。ここで、前記本体
1の係合部6,6に当該蓋体2の係止片15,1
5を係合させ、それぞれの端縁の接合部7a及び
7bを接合させた状態で、両切欠8a及び8bに
よつて多角孔18が形成される。
前記係止環3は、リング状に一体形成されたも
ので、本実施例では対向する二つの直線部とそれ
を連結する曲線部とで形成され、一方の直線部を
タオルTを掛ける係止部19となし、他方の直線
部を前記本体1と蓋体2を嵌合して形成される多
角孔18,18内に挿通する取付部20となした
が、その全体形状に限定されるものではなく、円
形、四角形又は三角形のものも可能であり、そし
て前記取付部20は、第1図に示す如く直線部の
一部に段部21を設けて縮径部22を形成し、該
段部21と縮径部22の連続部に前記多角孔18
に遊嵌するナツト状の多角柱23,23を形成し
たものである。
尚、前記多角孔18及び多角柱23の形状は、
本実施例では正六角形となしたが、前記係止環3
の角度調節をより多段階にできるように、正六角
形以上の正多角形となすことが可能であり、好ま
しくは正十角形までの多角形形状である。ここ
で、前記多角柱23の角部には若干の丸みを形成
し、該多角柱23の外接直径を小さくするのが前
記多角孔18の内接直径より大きく設定してい
る。
前記吸盤4は、第1図及び第2図に示す如くよ
く知られた通常形状のもので、吸着部24の頂部
に前記本体1の底面9に形成した係止孔10の大
孔から挿入し小孔に係合する突起25を一体形成
したもので、該吸着部24の外径寸法を前記本体
1の内径寸法より小さく設定し、第4図に示す如
く台所、洗面所又は浴室等の壁面26に吸着した
場合に、該吸盤4が本体1の底面9後方の空間内
に完全に収容されるようになしている。
しかして、本考案のタオル掛けを組立てる場合
には、前記本体1の係合部6,6に蓋体2の係止
片15,15を係合させて、該本体1の接合部7
aと蓋体2の接合部7bを当接させ且つ該蓋体2
の嵌合片17,……を該本体の内面5に当接させ
た状態で連結すると同時に、前記本体1の切欠8
aと蓋体2の切欠8bとで形成される多角孔18
内に、前記係止環3の多角柱23を遊嵌し、そし
て前記本体1の底面9に形成した係止孔10に前
記吸盤4の突起25を係合装着する。そして、前
記壁面26に吸盤4を押し付けて吸着すれば、該
吸盤4が前記本体1内に収容されるとともに、該
本体1の後端縁を該壁面26に当接された状態で
取付けることができる。尚、組立てた状態で壁面
26に押し付けるだけでは、前記吸盤4の弾力性
により完全に本体1の後端縁が該壁面26に当接
しないことがあり、その場合には前記本体1に蓋
体2及び係止環3を取付ける前に、該本体1に吸
盤4のみ取付けた状態で、本体1内部に位置する
該吸盤4の突起25を前記壁面26に該底面9が
やや湾曲するまで押し付け、完全に該本体1の後
端縁を該壁面26に当接させて取付けた後、前記
同様に蓋体2及び係止環3を係合装着するのであ
る。また。前記本体1の底面9に形成した開口1
4は、前記蓋体2の係止片15を該本体1の係合
具6から開放する場合にドライバー等の工具を挿
入する為に利用するものである。
第4図は、本考案のタオル掛けを壁面26に装
着して、前記係止環3にタオルTを掛けた状態を
示し、該係止環3を鉛直方向に設定した状態でタ
オルTを掛けた場合には、該タオルTの一側が壁
面26に当接することがあり、その場合には想像
線で示すように、該係止環3を手前上方に回転さ
せて60°の角度(前記多角孔18と多角柱23が
正六角形の場合)に設定できる。
また、第5図は前記多角孔18と多角柱23の
形状を正八角形となした実施例であり、この場合
は前記係止環3の角度は鉛直方向の0°から手前上
方へ45°,90°に設定可能である。更に図示しない
が、正十角形の場合は、0°,36°,72°に設定可能
である。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のタオル掛けによれば、
円筒状本体の一側端縁部内面の対向位置に係合部
を形成するとともに、該本体に嵌合する円筒状蓋
体の端縁に前記係合部に係合する係止片を突設
し、そして前記本体と蓋体の接合部対向位置にそ
れぞれの端縁を切欠して多角孔を形成し、該多角
孔にリング状の係止環の一部に形成した多角柱を
段階的に回転可能に遊嵌し、更に前記本体の他側
端縁から内方位置に吸盤を収容し得る空間を設け
て底面を一体形成し、該底面の中心部に形成した
係合孔に前記吸盤の突起を係合装着してなるの
で、係止環の角度を鉛直方向から多角孔及び多角
柱の形状で決まるその中心角分ずつ段階的に変化
させて調節することができ、該係止環を手前上方
の所定角度に設定した場合には、従来の垂下した
係止環にタオルを掛ける場合のように該タオルの
一側が壁面に接触する恐れがなく、その結果該タ
オルの乾燥が早く、またカビや細菌の繁殖を防止
することができて衛生的であり、そして吸盤は円
筒状本体の後端縁から内方位置に一体形成した底
面に装着したので、壁面に吸着させた場合に該吸
盤を底面後方の本体内空間に収容させて、該本体
の後端縁を壁面に当接させた状態となすことがで
きて、吸盤の吸着力を長期にわたり持続させるこ
とができるとともに、吸盤が完全に本体内に収容
されているので外観性に優れ、更に組立てる場合
は単に本体と蓋体の間に係止環を挟んだ状態で、
本体の係合部に蓋体2の係止片を係合させるとと
もに、吸盤の突起を本体底面に係止孔に係合装着
するだけで極めて容易に組立てることができるも
のである。
また、前記多角孔及び多角柱の形状を正六角形
若しくは正八角形若しくは正十角形となすととも
に、前記多角柱の角部に若干の丸みを設けたの
で、係止環を手前上方に段階的に回転させてその
角度を実用的な角度に設定することができ、しか
もタオルを掛けた場合の重量により該係止環が回
転して垂れ下がらない程度に、前記多角孔と多角
柱の嵌合を強固することが可能である。
更に、前記本体の係合部を底面側から臨む底面
位置に開口を形成したので、該開口から本体内に
挿入したドライバー等の工具で該係合部に係合し
た蓋体の係止片を外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的実施例を示す分解斜視
図、第2図は組立てた状態の縦段側面図、第3図
は本体と蓋体の連結部の部分拡大断面図、第4図
は壁面に取付けた状態を部分断面で示した側面
図、第5図は係止環を断面で示した他の実施例を
示す側面図である。 1……本体、2……蓋体、3……係止環、4…
…吸盤、5……内面、6……係合部、7a……接
合部、7b……接合部、8a……切欠、8b……
切欠、9……底面、10……係止孔、11……係
合段部、12……支持枠、13……孔、14……
開口、15……係止片、16……爪、17……嵌
合片、18……多角孔、19……係止部、20…
…取付部、21……段部、22……縮径部、23
……多角柱、24……吸着部、25……突起、2
6……壁面、T……タオル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円筒状本体の一側端縁部内面の対向位置に係
    合部を形成するとともに、該本体に嵌合する円
    筒状蓋体の端縁に前記係合部に係合する係止片
    を突設し、そして前記本体と蓋体の接合部対向
    位置にそれぞれの端縁を切欠して多角孔を形成
    し、該多角孔にリング状の係止環の一部に形成
    した多角柱を段階的に回転可能に遊嵌し、更に
    前記本体の他側端縁から内方位置に吸盤を収容
    し得る空間を設けて底面を一体形成し、該底面
    の中心部に形成した係合孔に前記吸盤の突起を
    係合装着してなることを特徴とするタオル掛
    け。 2 前記多角孔及び多角柱の形状を正六角形若し
    くは正八角形若しくは正十角形となすととも
    に、前記多角柱の角部に若干の丸みを設けてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のタオル
    掛け。 3 前記本体の係合部を底面側から臨む底面位置
    に、開口を形成してなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のタオル掛け。
JP13082688U 1988-10-05 1988-10-05 Expired JPH0344045Y2 (ja)

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JPH0252690U JPH0252690U (ja) 1990-04-16
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