JP3068512B2 - データリンクレイヤ処理装置の切替方式 - Google Patents

データリンクレイヤ処理装置の切替方式

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JP3068512B2
JP3068512B2 JP9175397A JP17539797A JP3068512B2 JP 3068512 B2 JP3068512 B2 JP 3068512B2 JP 9175397 A JP9175397 A JP 9175397A JP 17539797 A JP17539797 A JP 17539797A JP 3068512 B2 JP3068512 B2 JP 3068512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換システムにお
けるデータリンクレイヤ処理装置の切替方式に関し、特
に、V5.1(ETS300−324),V5.2(E
TS300−347),PHI(ETS300−09
9)に規定される様な1つの物理リンク上に多数の論理
リンクを多重する様なインタフェースを収容するデータ
リンクレイヤ処理装置において、n(現用装置)+m
(予備装置)の冗長構成を持つ装置の切替方式に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、1つの物理リンク上に多数の論理リ
ンクを多重する様なインタフェースを収容するデータリ
ンクレイヤ処理装置で、n(現用装置)+m(予備装
置)の冗長構成を持つデータリンクレイヤ処理装置にお
ける切替方式では、データリンクレイヤ処理装置が、対
向する装置との間で常に通信を行い多数の論理リンクの
障害監視を行っていることから、データリンクを切断す
ること無しに切り替えることができなかった。
【0003】また、シングルリンクの切り替え方法とし
ては、No7信号リンクの切り替え方法が、特公平7−
7992号公報の信号リンク制御装置に示されている。
このNo7信号方式において、信号リンクよりの受信信
号を複数台のレイヤ2終端回路に接続できる切り替え回
路を介して接続し、レイヤ2終端回路でインサービス中
の信号リンクより受信する有意信号ユニットの受信を停
止し、受信停止時の各種誤り訂正符号を読み出し、予備
レイヤ2終端回路に書き込み、インサービス中の状態と
して動作を再開し、最後にレイヤ2終端回路の出力を切
り替えることで対向装置に影響を与えること無しに切り
替える方式が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方式では、1つの
物理リンクを切り替えるためには、多重されている論理
リンクの全ての通信を停止し、論理リンクの状態を高速
にコピーし、動作を再開する必要があり、データリンク
の通信に影響を与えないためには、高速でコピーする仕
組みが必要である。従って、n+m冗長構成を持つ装置
において、任意の運用中の装置と任意の切り替え先の予
備装置との間で高速にコピーする手段が必要になり、装
置が大規模化する。従って、多重したデータリンクを切
断しないでデータリンクレイヤ処理装置を切り替えるた
めには装置が大規模になるという問題があった。
【0005】また、1つの物理リンクを切り替えるため
に、多数の論理リンクを停止し、切り替え後に動作を開
始するため処理時間がかかり、動作停止時間が長くなる
という問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡易な回路・装
置構成で、n+m冗長構成を持ち、多重した論理リンク
を収容するデータリンクレイヤ処理装置の切替方式を提
供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、収容するデー
タリンクの本数やデータリンク上の論理リンクの多重度
に影響されない切替方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータリンクレイヤ処理装置は、一つの物
理リンク上に多数の論理リンクを多重するインタフェー
スを収容する交換システム内に配備され、加入者側と接
続する集線装置と、インタフェースと接続する交換装置
と、交換装置を制御する制御装置と、集線装置と交換装
置とを接続する伝送路とを備え、現用および予備のデー
タリンクレイヤ処理装置の冗長構成を持つデータリンク
レイヤ処理装置を切り替えるデータリンクレイヤ処理装
置の切替方式において、交換装置が、伝送路と現用のデ
ータリンクレイヤ処理装置との間に設けられたスイッチ
と、スイッチを、伝送路と現用のデータリンクレイヤ処
理装置との間の接続を制御装置からの制御により切り替
え、伝送路からの受信信号を、現用のデータリンクレイ
ヤ処理装置にマルチ接続する機能と、現用のデータリン
クレイヤ処理装置にスイッチを介して接続された予備の
データリンクレイヤ処理装置からの送出信号を受信する
迂回データ受信回路と、迂回データ受信回路から受信し
たデータを、現用のデータリンクレイヤ処理装置におい
て送出信号にフレーム多重して送出する機能と、制御装
置からの指示により現用のデータリンクレイヤ処理装置
においてレイヤ2の論理リンク対応に動作停止する機能
と、動作停止の状態の論理リンクのデータリンクのレイ
ヤ2の状態および送受信のシーケンス番号を、現用のデ
ータリンクレイヤ処理装置から読み出す機能と、予備の
データリンクレイヤ処理装置に対して、データリンクの
レイヤ2の状態および送受信のシーケンス番号を書き込
む機能と、動作停止の間のデータリンクレイヤ処理装置
を書き込まれているデータリンクのレイヤ2の状態およ
び送受信のシーケンス番号で論理リンク対応に通信中の
状態として動作開始する機能と、制御装置からの指示に
より、現用のデータリンクレイヤ処理装置と接続されて
いる伝送路からの受信信号を、切替先の予備のデータリ
ンクレイヤ処理装置とマルチ接続し、切替先の予備のデ
ータリンクレイヤ処理装置からの出力信号を、切替元の
現用のデータリンクレイヤ処理装置の迂回データ受信回
路に接続する機能と、現用のデータリンクレイヤ処理装
置で処理しているレイヤ2の論理リンク単位に動作停止
する機能と、データリンクのレイヤ2の状態および送受
信のシーケンス番号を 読み出し、予備のデータリンクレ
イヤ処理装置に対して、データリンクのレイヤ2の状態
および送受信のシーケンス番号を書き込み、レイヤ2の
論理リンクを動作開始する機能と、予備のデータリンク
レイヤ処理装置からの出力を、現用のデータリンクレイ
ヤ処理装置でフレーム多重して送出する機能とを備え、
現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理しているすべ
ての論理リンクを、予備のデータリンクレイヤ処理装置
に切り替えた後にスイッチを切り替えて、予備のデータ
リンクレイヤ処理装置の出力を伝送路に接続することに
より、現用および予備のデータリンクレイヤ処理装置を
切り替えることを特徴とする。
【0009】
【0010】さらに、現用のデータリンクレイヤ処理装
置が、論理リンク対応の動作停止中にRNRを送出する
機能と、制御装置からの指示で、RNRの送出を停止す
る機能とを備え、予備のデータリンクレイヤ処理装置
が、動作開始する時にRNR送出状態で動作開始する機
能と、制御装置からの指示で、RNR送出状態から通常
の動作状態に変更する機能とを備え、現用のデータリン
クレイヤ処理装置から予備のデータリンクレイヤ処理装
置への切替時に、論理リンク対応にRNRを送出状態で
予備のデータリンクレイヤ処理装置に対してデータリン
クのレイヤ2の状態および送受信のシーケンス番号を書
き込み、RNR送出状態として現用のデータリンクレイ
ヤ処理装置のRNR送出を停止し、予備のデータリンク
処理装置を通常の動作状態に設定することにより、論理
リンク対応にRNR送出状態で切替を行うことを特徴と
する、請求項2に記載のデータリンクレイヤ処理装置の
切替方式。
【0011】またさらに、制御装置からの指示により、
データリンクレイヤ処理装置が処理する全部の論理リン
クに対してRRを送出する機能を備え、スイッチ切替後
に、全論理リンクに対してRR信号を送出するのが好ま
しい。
【0012】また、現用および予備のデータリンクレイ
ヤ処理装置の二つのデータリンクレイヤ処理装置から送
出する信号をフレーム多重する多重装置を備え、現用の
データリンクレイヤ処理装置の送出信号と、予備のデー
タリンクレイヤ処理装置の送出信号とをフレーム多重し
て、多重装置の出力を伝送路に送出することにより、現
用のデータリンクレイヤ処理装置の迂回データ受信回路
を使用しないのが好ましい。
【0013】さらに、多重装置が、論理リンクのアドレ
ス対応に現用のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号
と、予備のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号とを
選択する機能と、制御装置から論理リンク対応の接続情
報を設定する機能とを備え、現用および予備のデータリ
ンクレイヤ処理装置の切替時に、現用のデータリンクレ
イヤ処理装置からRNRを送出した状態で、予備のデー
タリンクレイヤ処理装置を通常の通信状態として設定
し、多重装置の設定により論理リンクの送出データを、
予備のデータリンクレイヤ処理装置に切り替えるのが好
ましい。
【0014】またさらに、集線装置が、集線装置内の制
御を行う集線装置制御装置の配下に複数の加入者からの
DchをV5.2で規定されるLAPV5に多重し、逆
に、LAPV5の信号を多重分離して、複数の加入者に
分配する機能を持ち、現用および予備のデータリンクレ
イヤ処理装置の冗長構成を持つデータリンクレイヤ処理
装置と、伝送路とデータリンクレイヤ処理装置との間、
および加入者のDchとデータリンクレイヤ処理装置と
の間に設けられたスイッチと、スイッチを、集線装置制
御装置からの制御により、伝送路とデータリンクレイヤ
処理装置との間の接続の切替、および伝送路からの受信
信号をデータリンクレイヤ処理装置にマルチ接続する機
能と、加入者のDchとデータリンクレイヤ処理装置と
の間の接続の切替機能と、現用のデータリンクレイヤ処
理装置にスイッチを介して接続された予備のデータリン
クレイヤ処理装置からの送出信号を受信する迂回データ
受信回路と、迂回データ受信回路から受信したデータ
を、データリンクレイヤ処理装置において送出信号にフ
レーム多重して送出する機能と、集線装置制御装置によ
る設定により、データリンクレイヤ処理装置において、
加入者のDchとLAPV5との間のレイヤ2の論理リ
ンク対応の多重動作、および多重分離動作を設定する機
能と、集線装置制御装置により現用のデータリンクレイ
ヤ処理装置と同じ設定を予備のデータリンクレイヤ処理
装置に対して行う機能と、集線装置制御装置からの指示
により、現用のデータリンクレイヤ処理装置と接続され
ている伝送路からの受信信号を、切替先の予備のデータ
リンクレイヤ処理装置とマルチ接続し、切替先の予備の
データリンクレイヤ処理装置からの出力信号を、切替元
の現用のデータリンクレイヤ処理装置の迂回データ受信
回路に接続する機能と、加入者のDchとデータリンク
レイヤ処理装置との間の接続を、1加入者毎に順次、現
用のデータリンクレイヤ処理装置から予備のデータリン
クレイヤ処理装置に切り替える機能と、予備のデータリ
ンクレイヤ処理装置からの出力を、現用のデータリンク
レイヤ処理装置でフレーム多重して送出する機能とを備
え、現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理している
すべてのDchを、予備のデータリンクレイヤ処理装置
に切り替えた後にスイッチを切り替えて、予備のデタリ
ンクレイヤ処理装置の出力を伝送路に接続することによ
り、現用のデータリンクレイヤ処理装置と予備のデータ
リンクレイヤ処理装置とを切り替えるのが好ましい。
【0015】また、集線装置が、現用および予備のデー
タリンクレイヤ処理装置に同じデータを設定し、加入者
のDchとデータリンクレイヤ処理装置との接続と、伝
送路とデータリンクレイヤ処理装置との接続とを同時に
切り替えるのが好ましい。
【0016】さらに、集線装置が、集線装置制御装置の
制御により、データリンクレイヤ処理装置において、加
入者のDchに対応して加入者のDch上の論理リンク
およびLAPV5上の論理リンクにRNRを送出する機
能を備え、現用および予備のデータリンクレイヤ処理装
置においてRNR送出を設定した後、加入者のDchの
切替を行い、現用のデータリンクレイヤ処理装置の該当
する論理リンクの多重処理および多重分離処理を停止
し、予備のデータリンクレイヤ処理装置のRNR送出を
停止し通常の多重処理および多重分離処理を再開するこ
とにより、論理リンク対応にRNR送出状態で切替を行
うのが好ましい。
【0017】またさらに、集線装置が、集線装置制御装
置の制御により、データリンクレイヤ処理装置におい
て、全加入者のDchに対応する論理リンクおよび全L
APV5上の論理リンクにRNRを送出する機能を備
え、現用および予備のデータリンクレイヤ処理装置にお
いて、全論理リンクにRNR送出を設定した後、スイッ
チの切替を行い、予備のデータリンクレイヤ処理装置の
全論理リンクのRNR送出を停止し通常の多重処理およ
び多重分離処理を再開することにより、RNR送出状態
で切替を行うのが好ましい。
【0018】また、PHIを持つ交換装置のDchパケ
ット処理で、交換装置の制御を行う制御装置の配下に複
数の加入者のDchを、PHIで規定されるBdチャネ
ルに多重し、逆に、Bdチャネルの信号を多重分離して
加入者に分配する機能を持つデータリンクレイヤ処理装
置を備え、データリンクレイヤ処理装置が現用および予
備のデータリンクレイヤ処理装置を配備する冗長構成を
持つ交換装置において、PHIとデータリンクレイヤ処
理装置との間、および加入者のDchとデータリンクレ
イヤ処理装置との間に設けられたスイッチと、スイッチ
を制御装置からの制御により、PHIとデータリンクレ
イヤ処理装置との間の接続の切替、およびPHIからの
受信信号を複数のデータリンクレイヤ処理装置にマルチ
接続する機能と、加入者のDchとデータリンクレイヤ
処理装置との間の接続を切り替える機能と、現用のデー
タリンクレイヤ処理装置にスイッチを介して接続された
予備のデータリンクレイヤ処理装置からの送出信号を受
信する迂回データ受信回路と、迂回データ受信回路から
受信したデータを、データリンクレイヤー処理装置にお
いて送出信号にフレーム多重して送出する機能と、制御
装置から設定により、データリンクレイヤ処理装置にお
いて、加入者のDchとPHIとの間のレイヤ2の論理
リンク対応の多重動作および多重分離動作を設定する機
能と、制御装置より現用のデータリンクレイヤ処理装置
と同じ設定を予備のデータリンクレイヤ処理装置に対し
て行う機能と、制御装置からの指示により、現用のデー
タリンクレイヤ処理装置と接続されているPHIからの
受信信号を、切替先の予備のデータリンクレイヤ処理装
置とマルチ接続し、切替先の予備のデータリンクレイヤ
処理装置からの出力信号を切替元の現用のデータリンク
レイヤ処理装置の迂回データ受信回路に接続し、加入者
のDchとデータリンクレイヤ処理装置との間の接続
を、1加入者毎に順次、現用のデータリンクレイヤ処理
装置から予備のデータリンクレイヤ処理装置に切り替
え、予備のデータリンクレイヤ処理装置からの出力を現
用のデータリンクレイヤ処理装置でフレーム多重して送
出する機能とを備え、現用のデータリンクレイヤ処理装
置で処理しているすべてのDchを、予備のデータリン
クレイヤ処理装置に切り替えた後にスイッチを切り替え
て、予備のデータリンクレイヤ処理装置の出力をPHI
に接続することで、現用のデータリンクレイヤ処理装置
と予備のデータリンクレイヤ処理装置とを切り替えるの
が好ましい。
【0019】さらに、インタフェースが、V5.1およ
びV5.2で規定されるのが好ましい。
【0020】本発明のデータリンクレイヤ処理装置の切
替方式は、特に、現用と予備のデータリンクレイヤ処理
装置へ伝送路からの入力をマルチ接続し、現用と予備の
データリンクレイヤ処理装置の出力を現用のデータリン
クレイヤ処理装置で多重して伝送路に出力し、データリ
ンクレイヤ処理装置で処理している論理リンクを1リン
クずつ予備に移した後、最後に伝送路との接続を切り替
えることで、対向装置に影響を与えずにデータリンクレ
イヤ処理装置を切り替える。
【0021】より具体的には、交換装置(LE)におい
て、伝送路とデータリンクレイヤ処理装置間にスイッチ
を持ち、スイッチを制御装置からの制御により伝送路と
データリンクレイヤ処理装置間の接続の切替および伝送
路からの受信信号を複数のデータリンクレイヤ処理装置
にマルチ接続する機能を持ち、データリンクレイヤ処理
装置に予備装置からの送出信号を受信する迂回データ受
信回路を持ち、迂回データ受信回路から受信したデータ
をデータリンクレイヤ処理装置において送出信号にフレ
ーム多重して送出する機能を持ち、制御装置からの指示
によりデータリンクレイヤ処理装置においてレイヤ2の
論理リンク対応に動作を停止する機能と、動作停止状態
の論理リンクのデータリンクのレイヤ2の状態および送
受信のシーケンス番号をデータリンクレイヤ処理装置か
ら読み出す機能とを持ち、データリンクレイヤ処理装置
に対してデータリンクのレイヤ2の状態および送受信の
シーケンス番号を書き込む機能と、動作停止中のデータ
リンクレイヤ処理装置を書き込まれているデータリンク
のレイヤ2の状態および送受信のシーケンス番号で論理
リンク対応に通信中の状態として動作開始する機能とを
有する。
【0022】また、論理リンクの動作停止中にRNRを
送出することも他の特徴である。具体的には、データリ
ンクレイヤ処理装置において論理リンク対応の動作停止
中にRNRを送出する機能と、制御装置よりの指示でR
NRの送出を停止する機能とを持ち、データリンクレイ
ヤ処理装置において動作開始する時に、RNR送出状態
で動作開始する機能と制御装置からの指示でRNR送出
状態から通常の動作状態に変更する機能とを有する。
【0023】また、データリンクレイヤ処理装置が処理
する全部の論理リンクにRR信号を送出することも他の
特徴である。具体的には、制御装置よりの指示によりデ
ータリンクレイヤ処理装置が処理する全部の論理リンク
に対してRRを送出する機能を有する。
【0024】また、2つのデータリンクレイヤ処理装置
からの出力を多重する多重装置を備えた構成を取ること
ができることも他の特徴である。具体的には、2つのデ
ータリンクレイヤ処理装置から送出する信号をフレーム
多重する多重装置を有する。
【0025】また、2つのデータリンクレイヤ処理装置
からの出力を多重する多重装置において論理リンク毎に
多重状態を切り替える機能を備えた構成を取ることがで
きることも他の特徴である。具体的には、多重装置に論
理リンクのアドレス対応に現用装置の送出信号と予備装
置の送出信号とを選択する機能と、多重装置に制御装置
より論理リンク対応の接続情報を設定する機能とを有す
る。
【0026】より具体的には、交換装置(LE)におい
て、伝送路とデータリンクレイヤ処理装置間にスイッチ
を持ち、スイッチを制御装置からの制御により伝送路と
データリンクレイヤ処理装置間の接続の切替および伝送
路からの受信信号を複数のデータリンクレイヤ処理装置
にマルチ接続する機能を持ち、データリンクレイヤ処理
装置に予備装置からの送出信号を受信する迂回データ受
信回路を持ち、迂回データ受信回路から受信したデータ
をデータリンクレイヤ処理装置において送出信号にフレ
ーム多重して送出する機能を持ち、制御装置からの指示
によりデータリンクレイヤ処理装置においてレイヤ2の
論理リンク対応に動作を停止する機能と、動作停止状態
の論理リンクのデータリンクのレイヤ2の状態および送
受信のシーケンス番号をデータリンクレイヤ処理装置か
ら読み出す機能とを持ち、データリンクレイヤ処理装置
に対してデータリンクのレイヤ2の状態および送受信の
シーケンス番号を書き込む機能と、動作停止中のデータ
リンクレイヤ処理装置を書き込まれているデータリンク
のレイヤ2の状態および送受信のシーケンス番号で論理
リンク対応に通信中の状態として動作開始する機能とを
有する。
【0027】また、論理リンクの動作停止中にRNRを
送出することも他の特徴である。具体的には、データリ
ンクレイヤ処理装置において論理リンク対応の動作停止
中にRNRを送出する機能と、制御装置よりの指示でR
NRの送出を停止する機能とを持ち、データリンクレイ
ヤ処理装置において動作開始する時に、RNR送出状態
で動作開始する機能と制御装置からの指示でRNR送出
状態から通常の動作状態に変更する機能とを有する。
【0028】また、データリンクレイヤ処理装置が処理
する全部の論理リンクにRR信号を送出することも他の
特徴である。具体的には、制御装置よりの指示によりデ
ータリンクレイヤ処理装置が処理する全部の論理リンク
に対してRRを送出する機能を有する。
【0029】また、2つのデータリンクレイヤ処理装置
からの出力を多重する多重装置を備えた構成を取ること
ができることも他の特徴である。具体的には、2つのデ
ータリンクレイヤ処理装置から送出する信号をフレーム
多重する多重装置を有する。
【0030】また、2つのデータリンクレイヤ処理装置
からの出力を多重する多重装置において論理リンク毎に
多重状態を切り替える機能を備えた構成を取ることがで
きることも他の特徴である。具体的には、多重装置に論
理リンクのアドレス対応に現用装置の送出信号と予備装
置の送出信号とを選択する機能と、多重装置に制御装置
より論理リンク対応の接続情報を設定する機能とを有す
る。
【0031】また、集線装置(AN)において、伝送路
とデータリンクレイヤ処理装置間にスイッチを持ち、加
入者とデータリンクレイヤ処理装置との間にスイッチを
持ち、スイッチをAN制御装置からの制御により、伝送
路とデータリンクレイヤ処理装置との間の接続の切替、
および伝送路からの受信信号を複数のデータリンクレイ
ヤ処理装置にマルチ接続する機能を持ち、加入者とデー
タリンクレイヤ処理装置との間の接続の切替機能を持
ち、データリンクレイヤ処理装置に予備装置からの送出
信号を受信する迂回データ受信回路を持ち、迂回データ
受信回路から受信したデータをデータリンクレイヤ処理
装置において送出信号にフレーム多重して送出する機能
を持ち、AN制御装置からデータリンクレイヤ処理装置
において加入者のDchとLAPV5間のレイヤ2の論
理リンク対応の多重動作および多重分離動作を設定する
機能を有する。
【0032】また、ANにおいてデータリンクレイヤ処
理装置を切り替える場合に、加入者側およびLE側にR
NRを送出することも他の特徴である。具体的には、A
N制御装置よりの制御によりデータリンクレイヤ処理装
置において加入者のDchに対応して加入者側のDch
上の論理リンクおよびLAPV5上の論理リンクにRN
Rを送出する機能を有する。
【0033】また、AN制御装置による制御によりデー
タリンクレイヤ処理装置において全加入者のDchおよ
び全LAPV5上の論理リンクにRNRを送出すること
も他の特徴である。具体的には、AN制御装置からの制
御でデータリンクレイヤ処理装置において全論理リンク
にRNR送出を行う機能を有する。
【0034】また、PHIとデータリンクレイヤ処理装
置との間のスイッチにスイッチを持ち、スイッチを制御
装置からの制御によりPHIとデータリンクレイヤ処理
装置との間の接続の切替、およびPHIからの受信信号
を複数のデータリンクレイヤ処理装置を持ち、データリ
ンクレイヤ処理装置に予備装置からの送出信号を受信す
る迂回データ受信回路を持ち、迂回データ受信回路から
受信したデータをデータリンクレイヤ処理装置において
送出信号にフレーム多重して送出する機能を持ち、制御
装置から設定によりデータリンクレイヤ処理装置におい
て加入者のDchとPHIとの間のレイヤ2の論理リン
ク対応の多重動作および多重分離動作を設定する機能を
有する。
【0035】また、現用のデータリンクレイヤ処理装置
と接続されている伝送路よりの受信信号を切替先の予備
のデータリンクレイヤ処理装置とマルチ接続し、切替先
の予備のデータリンクレイヤ処理装置からの出力信号を
切替元の現用のデータリンクレイヤ処理装置の迂回デー
タ受信回路に接続し、現用のデータリンクレイヤ処理装
置で処理しているレイヤ2の論理リンクを論理リンク単
位に動作停止し、データリンクのレイヤ2の状態および
送受信のシーケンス番号を読み出し、予備のデータリン
クレイヤ処理装置に対してデータリンクのレイヤ2の状
態および送受信のシーケンス番号を書き込み、レイヤ2
の論理リンクの動作を開始し、予備のデータリンクレイ
ヤ処理装置からの出力を現用のデータリンクレイヤ処理
装置でフレーム多重して送出し、上記手順により現用の
データリンクレイヤ処理装置で処理しているすべての論
理リンクを予備のデータリンクレイヤ処理装置に切り替
えた後にスイッチを切り替えて予備のデータリンクレイ
ヤ処理装置の出力を伝送路に接続する。このため、1本
の物理リンク上に多数の論理リンクを多重している場合
でも、切り替えている間、迂回回路を通して迂回し送出
を続けることで論理リンク対応に現用装置から予備装置
に切り替えを行うことができる。
【0036】また、上記手順において、現用のデータリ
ンクレイヤ処理装置において論理リンク対応の動作停止
中にRNRを送出し、予備のデータリンクレイヤ処理装
置において動作開始する時にRNR送出状態で動作開始
し、現用から予備への切替時に論理リンク対応にRNR
を送出状態で予備のデータリンクレイヤ処理装置に対し
てデータリンクのレイヤ2の状態および送受信のシーケ
ンス番号を書き込み、RNR送出状態として、現用装置
のRNR送出を停止し、予備装置を通常の動作状態に設
定する事で論理リンク対応にRNR送出状態で切替を行
う。このため、RNRにより通信が制限され、切替後、
RNR送出から通常状態にするため、上位レイヤ(レイ
ヤ3以上)から見た場合の通信停止時間が短縮できる。
【0037】また、上記手順において、制御装置よりの
指示により、切替手順の最後(スイッチ切替後)に全論
理リンクに対してRR信号を送出する。このため、スイ
ッチ切替時に転送中のメッセージが紛失しても、送出さ
れたRR信号により、端末のレイヤ2は紛失を検出し再
送を要求することで、短期間で再送が完了し、通常の動
作状態に復旧できる。
【0038】上記の手段において2つのデータリンクレ
イヤ処理装置から送出する信号をフレーム多重する多重
装置を別に備え、現用のデータリンクレイヤ処理装置の
送出信号と、予備のデータリンクレイヤ処理装置の送出
信号とを多重装置でフレーム多重して伝送路に送出す
る。このため、データリンクレイヤ処理装置の迂回デー
タ受信回路が不用となり複数の装置で共通に多重装置を
使用できる。
【0039】上記の多重装置を使用した手段において、
多重装置の論理リンクのアドレス対応に現用のデータリ
ンクレイヤ処理装置の送出信号と予備のデータリンクレ
イヤ処理装置の送出信号とを選択する機能と使用して、
現用と予備との切替時に現用のデータリンクレイヤ処理
装置からRNRを送出した状態で予備のデータリンクレ
イヤ処理装置を通常の通信状態として設定し、この多重
装置の設定により論理リンクの送出データを予備に切り
替える。このため、現用装置には動作停止(RNR送出
含む)予備装置は動作開始のみを実現すれば良いため処
理を簡単にできる。
【0040】また、ANにおいて、AN制御装置より現
用のデータリンクレイヤ処理装置と同じ設定を予備のデ
ータリンクレイヤ処理装置に対して行い、AN制御装置
からの指示により、現用のデータリンクレイヤ処理装置
と接続されている伝送路よりの受信信号を切替先の予備
のデータリンクレイヤ処理装置とマルチ接続し、切替先
の予備のデータリンクレイヤ処理装置からの出力信号を
切替元の現用のデータリンクレイヤ処理装置の迂回デー
タ受信回路に接続し、加入者側のDchとデータリンク
レイヤ処理装置との間の接続を1加入者毎に順次現用装
置から予備装置に切り替え、予備のデータリンクレイヤ
処理装置からの出力を現用のデータリンクレイヤ処理装
置でフレーム多重して送出し、上記手順により現用のデ
ータリンクレイヤ処理装置で処理しているすべてのDc
hを予備のデータリンクレイヤ処理装置に切替た後にス
イッチを切替て、予備のデータリンクレイヤ処理装置の
出力を伝送路に接続する。このため多数の加入者のDc
hを多重しているLAPV5リンクを現用から予備に切
り替える場合でも1加入者毎の切替が可能で加入者のサ
ービス停止を最小に押さえられる。
【0041】さらに、上記のANの手段において、現用
のデータリンクレイヤ処理装置と予備のデータリンクレ
イヤ処理装置とに、同じデータを設定し、加入者のDc
hとデータリンクレイヤ処理装置との接続および伝送路
とデータリンクレイヤ処理装置との接続を同時に切り替
える。ANの加入者Dchに対する機能は、多重および
多重分離処理のみのため、多数の加入者においてレイヤ
2の再送発生は有るが、サービスに影響を与えること無
しに短時間で切替できる。
【0042】また、上記のANにおいて、1加入者ずつ
切り替える手段において、AN制御装置の制御により、
現用および予備のデータリンクレイヤ処理装置において
RNR送出を設定した後、加入者のDchの切替を行
い、現用のデータリンクレイヤ処理装置の該当する論理
リンクの多重処理および多重分離処理を停止し、予備の
データリンクレイヤ処理装置のRNR送出を停止し通常
の多重処理および多重分離処理を再開することで論理リ
ンク対応にRNR送出状態で切替する。このため、加入
者および交換装置(LE)に対して通信を制限した状態
で切替することができるので、短時間で加入者と交換装
置(LE)との間の状態を正常にできる。
【0043】さらに、上記のANで一斉に通話路を切替
する手順において、AN制御装置よりの制御により、現
用および予備のデータリンクレイヤ処理装置において全
論理リンクにRNR送出を設定した後、スイッチの切替
を行い、予備のデータリンクレイヤ処理装置の全論理リ
ンクのRNR送出を停止し通常の多重処理および多重分
離処理を再開する事でRNR送出状態で切替する。この
ため、加入者と交換装置(LE)との間が通信制限され
た状態で一斉に切替が行われるため、短時間で切替が可
能でかつ短時間で通常の動作状態に復帰する。
【0044】以上のように、PHIにおいて、制御装置
より現用のデータリンクレイヤ処理装置と同じ設定を予
備のデータリンクレイヤ処理装置に対して行い、制御装
置からの指示により、現用のデータリンクレイヤ処理装
置と接続されているPHIよりの受信信号を、切替先の
予備のデータリンクレイヤ処理装置とマルチ接続し、切
替先の予備のデータリンク,レイヤ処理装置からの出力
信号を、切替元の現用のデータリンクレイヤ処理装置の
迂回データ受信回路に接続し、加入者側のDchとデー
タリンクレイヤ処理装置との間の接続を、1加入者毎に
順次現用装置から予備装置に切り替え、予備のデータリ
ンクレイヤ処理装置からの出力を現用のデータリンクレ
イヤ処理装置でフレーム多重して送出し、上記手順によ
り現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理しているす
べてのDchを、予備のデータリンクレイヤ処理装置に
切替た後にスイッチを切り替えて予備のデータリンクレ
イヤ処理装置の出力をPHIに接続することで、現用お
よび予備のデータリンクレイヤ処理装置とを切り替え
る。このため、複数加入者を多重したPHIインタフェ
ースの切替が可能になる。加入者側がLAPV5の多重
インタフェースの場合も前述の切替手段と組み合わせて
使用することが可能である。
【0045】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0046】図1は、本発明のデータリンクレイヤ処理
装置の切替方式の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図1に示す交換装置(LE)1および集線装置(A
N)2は、データリンクレイヤの処理に関係する部分の
みを記述したものである。
【0047】まず、交換装置(LE)1について説明す
る。この方式によると、交換装置(LE)1は、伝送路
5からの受信信号を、第1のデータリンクレイヤ処理装
置14および第2のデータリンクレイヤ処理装置15に
接続する第1のスイッチ13を有している。逆に、第1
のデータリンクレイヤ処理装置14および第2のデータ
リンクレイヤ処理装置15の伝送路5方向への出力は、
第1のスイッチ13を介して伝送路5に接続される。第
1のスイッチ13は、入力信号を複数の装置に接続する
マルチ接続の機能を持つ。一般にシーケンシャル書き込
みランダム読み出しの時分割スイッチで実現できる。第
1のスイッチ13は、交換装置(LE)1全体の制御を
行う制御装置11により制御される。また、パケットハ
ンドラインタフェース(PHI)4からの受信信号を、
第1のデータリンクレイヤ処理装置14および第2のデ
ータリンクレイヤ処理装置15に接続する第2のスイッ
チ12を有している。この第2のスイッチ12も第1の
スイッチ13と同様の機能を持つ。逆に、第1のデータ
リンクレイヤ処理装置14および第2のデータリンクレ
イヤ処理装置15のPHI4方向への出力は、第2のス
イッチ12を介してPHI4に接続される。第2のスイ
ッチ12は、入力信号を複数の装置に接続するマルチ接
続の機能を持つ。第2のスイッチ12は、交換装置(L
E)1全体の制御を行う制御装置11により制御され
る。伝送路5より受信する信号は、第1のスイッチ13
から通話路30を経由して、第1のデータリンクレイヤ
処理装置14および第2のデータリンクレイヤ処理装置
15でレイヤ2の終端を行い、上位レイヤの信号は制御
装置11に転送される。逆に、制御装置11より送出さ
れる上位レイヤの信号は、第1のデータリンクレイヤ処
理装置14および第2のデータリンクレイヤ処理装置1
5にてレイヤ2の処理を行い、通話路30および第1の
スイッチ13を経由して伝送路5に送出される。PHI
4より受信する信号は、第2のスイッチ12から通話路
31を経由して、第1のデータリンクレイヤ処理装置1
4および第2のデータリンクレイヤ処理装置15でレイ
ヤ2の終端を行い、上位レイヤの信号は制御装置11に
転送される。逆に、制御装置11より送出される上位レ
イヤの信号は、第1のデータリンクレイヤ処理装置14
および第2のデータリンクレイヤ処理装置15にてレイ
ヤ2の処理を行い、通話路31および第2のスイッチ1
2を経由してPHI4に送出される。データ転送フェー
スのDchパケット信号は、伝送路5から第1のスイッ
チ13および通話路30を介して、第1のデータリンク
レイヤ処理装置14および第2のデータリンクレイヤ処
理装置15に入力され、制御装置11からの設定情報に
合わせてPHI4に中継される。逆に、PHI4から第
2のスイッチ12および通話路31を介して、第1のデ
ータリンクレイヤ処理装置14および第2のデータリン
クレイヤ処理装置15に入力され、制御装置11からの
設定情報に合わせて伝送路5に中継される。制御装置1
1からの制御および制御装置11へのデータ転送は、バ
ス18を介して行われる。
【0048】次に、集線装置(AN)2について説明す
る。集線装置(AN)2は、伝送路5からの受信信号
を、第3のデータリンクレイヤ処理装置24および第4
のデータリンクレイヤ処理装置25に接続する第3のス
イッチ22を有している。逆に、第3のデータリンクレ
イヤ処理装置24および第4のデータリンクレイヤ処理
装置25の伝送路5方向への出力は、第3のスイッチ2
2を介して伝送路5に接続される。第3のスイッチ22
は、第1の時間スイッチ13と同様な機能を持つ。第3
のスイッチ22は、集線装置(AN)2全体の制御を行
うAN制御装置21により制御される。加入者3からの
受信信号を第3のデータリンクレイヤ処理装置24およ
び第4のデータリンクレイヤ処理装置25に接続する第
4のスイッチ23を有している。逆に、第3のデータリ
ンクレイヤ処理装置24および第4のデータリンクレイ
ヤ処理装置25の加入者3方向への出力は、第4のスイ
ッチ23を介して加入者3に接続される。第4のスイッ
チ23は、第1の時間スイッチ13と同様な機能を持
つ。第4のスイッチ23は、集線装置(AN)2全体の
制御を行うAN制御装置21により制御される。伝送路
5より受信しAN制御装置21に転送する信号は、第3
のスイッチ22から通話路29を経由して、第3のデー
タリンクレイヤ処理装置24および第4のデータリンク
レイヤ処理装置25でレイヤ2の終端を行い、上位レイ
ヤの信号はAN制御装置21に転送される。逆に、AN
制御装置21より送出される上位レイヤの信号は、第3
のデータリンクレイヤ処理装置24および第4のデータ
リンクレイヤ処理装置25にてレイヤ2の処理を行い、
通話路29および第3のスイッチ22を経由して伝送路
5に送出される。加入者3と交換装置(LE)1との間
のDch信号は、集線装置(AN)2でフレームリレー
により結ばれる。加入者3より受信する信号は、第4の
スイッチ23から通話路27を経由して第3のデータリ
ンクレイヤ処理装置24および通話路28を経由して、
第4のデータリンクレイヤ処理装置25に接続され、A
N制御装置21からの設定によりフレームリレーされ、
通話路29および第3のスイッチ22を介して転送され
る。伝送路5より受信するDch信号は、第3のスイッ
チ22および通話路29を経由して第3のデータリンク
レイヤ処理装置24および第4のデータリンクレイヤ処
理装置25に接続され、AN制御装置21からの設定に
よりフレームリレーされ、通話路27,通話路28およ
び第4のスイッチ23を経由して加入者3に送出され
る。AN制御装置21からの制御およびAN制御装置2
1へのデータ転送は、バス28を介して行われる。
【0049】図3は、本発明の実施例における第1およ
び第2のデータリンクレイヤ処理装置14および15の
構成例を示すブロック図である。この図を参照して、第
1および第2のデータリンクレイヤ処理装置14および
15の詳細な構成について説明する。第1および第2の
データリンクレイヤ処理装置は、同一構成のため、第1
のデータリンクレイヤ処理装置14を例にとり説明す
る。第1のデータリンクレイヤ処理装置14は、プロセ
ッサ141,メモリ142,HDLC回路144,14
5,制御装置インタフェース143から構成される。プ
ロセッサ141は、データリンクレイヤ処理装置内の制
御を行うプロセッサであり、制御装置11との通信と、
LAPV5のレイヤ2処理と、LAPV5のマッピング
ファンクションと、加入者Dchのレイヤ2処理と、P
HIのDchレイヤ2処理と、Dchパケット信号のフ
レームリレー処理とを行う。メモリ142は、プロッセ
ッサ141が動作するためのプログラムに、DchやL
APV5の信号を一時的に記憶するバッファに、Dch
やLAPV5の論理リンクの状態を記憶するワークエリ
アに使用される。HDLC回路144および145は、
公知のHDLC機能のうち、フラグ生成,フラグ検出,
0挿入,0削除,誤検出(CRC付加,CRCチェッ
ク)機能を行う回路である。制御装置インタフェース1
43は、制御装置11とのインタフェースを行うための
回路であり、例えば、プロセッサ141と制御装置との
両方から読み書きできるデュアルポートメモリなどによ
り構成できる。図3において、データリンクレイヤ処理
装置14は、伝送路側に3個およびPHI側に2個のH
DLC回路を有する構成を例として記述しているが、H
DLC回路の数は任意の構成が可能である(伝送路側に
32回路、PHI側に8回路、等)。通話路303に接
続されるHDLC回路を伝送路側のデータリンクの迂回
データ受信回路として、通話路312に接続されるHD
LC回路をPHI側のデータリンクの迂回データ受信回
路として使用する。(特定のHDLC回路を使用する構
成を例として記述しているが、プログラムにより任意の
回路が使用できる)。
【0050】図2は、本発明の実施例における第3およ
び第4のデータリンクレイヤ処理装置24および25の
構成例を示すブロック図である。この図を参照して、第
3および第4のデータリンクレイヤ処理装置24および
25の詳細な構成について説明する。第3および第4の
データリンクレイヤ処理装置は、同一構成のため、以下
は第3のデータリンクレイヤ処理装置24を例にとり説
明する。図2において、第3のデータリンクレイヤ処理
装置24は、プロセッサ241,メモリ242,HDL
C回路244,245,制御装置インタフェース243
から構成される。プロセッサ241は、データリンクレ
イヤ処理装置内の制御を行うプロセッサであり、AN制
御装置21との通信と、LAPV5のレイヤ2処理と、
LAPV5のマッピンクファンクションと、Dch信号
のフレームリレー処理とを行う。メモリ242は、プロ
セッサ241が動作するためのプログラムであり、Dc
hやLAPV5の信号を一時的に記憶するバッファ,D
chの接続情報やLAPV5の論理リンクの状態を記憶
するワークエリアに使用される。HDLC回路244お
よび245は、公知のHDLC機能のうち、フラグ生
成,フラグ検出,0挿入,0削除,誤検出(CRC付
加,CRCチェック)機能を行う回路である。制御装置
インタフェース243は、AN制御装置21とのインタ
フェースを行うための回路であり、例えば、プロセッサ
241とAN制御装置との両方から読み書きできるデュ
アルポートメモリなどにより構成できる。図2において
データリンクレイヤ処理装置24は、伝送路側に3個お
よび加入者側に3個のHDLC回路を有する構成を例と
して記述しているが、HDLC回路の数は任意の構成が
可能である(加入者側128回路、PHI側8回路、
等)。通話路293に接続されるHDLC回路を伝送路
側のデータリンクの迂回データ受信回路として使用す
る。ここでは、特定のHDLC回路を使用する構成を例
として記述しているが、プログラムにより任意の回路が
使用できる。
【0051】次に、図5は、本発明の実施例の動作を示
す図である。図1において、交換装置(LE)1におけ
る切替の説明は、第1のデータリンクレイヤ処理装置1
4を現用装置として、第2のデータリンクレイヤ処理装
置15を予備装置として、集線装置(AN)2における
切替の説明は、第3のデータリンクレイヤ処理装置24
を現用装置として、第4のデータリンクレイヤ処理装置
25を予備装置として説明する。
【0052】まず、図5のデータリンクレイヤの階層構
造を参照して、通常動作状態での信号の流れを説明す
る。交換装置(LE)の制御装置および集線装置(A
N)のAN制御装置間の通信(アナログ電話の処理やA
Nの制御のための通信)は、LAPV5−DLを使用し
て通信を行う。LAPV5−DLの信号は、マッピング
ファンクション(Map.Pingfunction)
により物理的な通話路に割り当てられる。交換装置(L
E)と集線装置(AN)間のデータリンクは、64Kb
it/Sの速度の物理的な回線を使用し、多数のデータ
リンクの信号に対してアドレスを付加することによって
多重して通信している。このアドレスは、EFアドレス
と呼ばれる。ここで、交換装置(LE)の制御装置から
送出する信号は、現用のデータリンクレイヤ処理装置に
送られ、現用のデータリンクレイヤ処理装置のプログラ
ムによりレイヤ2の処理を行い、マッピングファンクシ
ョン,LAPV5−EF機能を経て、HDLC回路によ
りHDLCフレームに組立(フラグ付加,0挿入,CR
C付加)を行い伝送路に送出される。集線装置(AN)
では、伝送路より受信した信号を現用のデータリンクレ
イヤ処理装置のHDLC回路により元のデータに復元し
(フラグ検出,0除去,CRCチェック)、LAPV5
−EF,マッピングファンクションを介してLAPV5
−DLに送られる。LAPV5−DLでデータリンクの
レイヤ2終端を行った後、受信したメッセージをデータ
リンクレイヤ処理装置からAN制御装置に送信する。こ
こでLAPV5−EFからLAPV5−DLまでのレイ
ヤの処理は、データリンクレイヤ処理装置のプロセッサ
が行う。AN制御装置から交換装置(LE)の制御装置
への通信も同様に行われる。
【0053】次に、図5を参照して、ISDN加入者の
Dch信号の流れを説明する。図5に示されるDch呼
処理ルートがDch信号の流れるルートを示している。
交換装置(LE)の制御装置より送出する信号は、現用
のデータリンクレイヤ処理装置に送られ、現用のデータ
リンクレイヤ処理装置のプログラムによりDchレイヤ
2の処理を行い、マッピングファンクション,LAPV
5−EF機能を経て、HDLC回路によりHDLCフレ
ームに組立(フラグ付加,0挿入,CRC付加)を行い
伝送路に送出される。集線装置(AN)では、伝送路よ
り受信した信号を現用のデータリンクレイヤ処理装置の
HDLC回路により元のデータに復元し(フラグ検出,
0除去,CRCチェック)、LAPV5−EF,マッピ
ングファンクション,ANのフレームリレー機能部(A
N Frame Relay Function)を介
して加入者に対応するHDLC回路に送られ、HDLC
回路でHDLCフレームに組立を行い(フラグ付加,0
挿入,CRC付加)、加入者線に送出される。逆に、加
入者よりのDch信号は、現用のデータリンクレイヤ処
理装置のHDLC回路により元のデータに復元し(フラ
グ検出,0除去,CRCチェック)、ANのフレームリ
レー機能部(AN Frame RelayFunct
ion),マッピングファンクション,LAPV5−E
Fを介してLAPV5に対応するHDLC回路に送ら
れ、HDLC回路でHDLCフレームに組立を行い(フ
ラグ付加,0挿入,CRC付加)、伝送路に送出され
る。交換装置(LE)では、伝送路より受信した信号を
現用のデータリンクレイヤ処理装置のHDLC回路によ
り元のデータに復元し(フラグ検出,0除去,CRCチ
ェック)、LAPV5−EF,マッピングファンクショ
ン,Dchのレイヤ2終端を行った後、受信したメッセ
ージをデータリンクレイヤ処理装置から交換装置(L
E)の制御装置に送信する。Dchのレイヤ2終端は、
加入者の端末と交換装置(LE)のデータリンクレイヤ
処理装置で行われる。PHIとの接続は、交換装置(L
E)の現用のデータリンクレイヤ処理装置で、制御装置
からの設定により、Dchパケットのデータをフレーム
リレーすることで行われる。これは、フレームスイッチ
により行っても同様である。ここで、交換装置(LE)
と集線装置(AN)と間の通話路上やPHI上の物理的
なデータリンク上には、多数の加入者のDchが多重さ
れているため、多数の論理リンクが設定されている。例
えば、1つの物理的な回線上に論理リンク3本を持つ加
入者のDchを32回線多重した場合、96本の論理リ
ンクが存在する。
【0054】次に、図1,図3を参照して、本発明の実
際の動作について説明する。
【0055】図1の構成において、上述した通信が正常
に行われている状態で、第1のデータリンクレイヤ処理
装置14から第2のデータリンクレイヤ処理装置15に
切替る動作について説明する。ここでは、説明の単純化
のためPHIが存在しない条件で説明する。まず、制御
装置11がバス16を介して第1のスイッチ13を制御
して、伝送路5より受信の信号を第2のデータリンクレ
イヤ処理装置15に接続する。最初の物理リンクの切替
の場合、伝送路5の物理リンクのうち、図3の第1のデ
ータリンクレイヤ処理装置14の通話路301に接続さ
れている物理リンクを、第2のデータリンクレイヤ処理
装置15の通話路301の受信側に接続する。この状態
で、伝送路5の出力は、現用と予備の両方のデータリン
クレイヤ処理装置に接続されている。次に、制御装置1
1がバス16を介して第1のスイッチ13を制御して、
第2のデータリンクレイヤ処理装置15の図3の通話路
301の出力を、第1のデータリンクレイヤ処理装置1
4の図3の通話路303の受信側に接続する。通話路3
03に接続されるHDLC回路は、迂回データ受信回路
として使用する。次に、制御装置11は、第1のデータ
リンクレイヤ処理装置14に対して、通話路301に多
重されている論理リンクの最初の1本に対して動作の停
止を指示する。第1のデータリンクレイヤ処理装置14
では、停止を指示された論理リンクのデータ送信を停止
するとともに、伝送路からの受信データは破棄する。次
に、制御装置11は、第1のデータリンクレイヤ処理装
置14から、停止した論理リンクの状態変数,シーケン
ス番号,応答待ちデータ,末送信データを読み出す。次
に、制御装置11は読み出した情報を第2のデータリン
クレイヤ処理装置15に書き込み、論理リンクの動作開
始を指示する。第2のデータリンクレイヤ処理装置15
は、論理リンクの動作を開始し、伝送路からの受信信号
の内、論理リンクに対応するものの処理を開始するとと
もに、論理リンクのデータ送信を開始する。第2のデー
タリンクレイヤ処理装置15の通話路301の出力は、
第1のスイッチ13上に設定されている通話路を通って
第1のデータリンクレイヤ処理装置14の通話路303
の受信側に送られる。第1のデータリンクレイヤ処理装
置では、通話路303より受信した信号をそのまま、通
話路301に送出中の信号にフレーム多重して送出す
る。以後、上記の手順で第1のデータリンクレイヤ処理
装置が通話路301に送出中の論理リンクがなくなるま
で、論理リンクの切替を行う。次に、制御装置11がバ
ス16を介して第1のスイッチ13を制御して、第2の
データリンクレイヤ処理装置15の図3の通話路301
の出力を直接伝送路5に接続すると共に、第1のデータ
リンクレイヤ処理装置14の図3の通話路303の受信
側への接続および通話路301から伝送路5への接続を
解除する。同様の手順で第1のデータリンクレイヤ処理
装置14に収容されているリンクを全て切り替える。
【0056】次に、図1,図2を参照して、本発明の実
際の動作について説明する。
【0057】図1に示す、集線装置(AN)2のLAP
V5−DLについては、上記の交換装置(LE)と同様
に切替できるため、ここでは、Dch信号の処理につい
てのみ記述する。また、多数の加入者のDch信号が伝
送路5上の通話路に多重されている場合について説明す
る。まず、AN制御装置21がバス26を介して第3の
スイッチ22を制御して、伝送路5より受信の信号を第
4のデータリンクレイヤ処理装置25に接続する。最初
の物理リンクの切替の場合、伝送路5の物理リンクのう
ち、図2の第3のデータリンクレイヤ処理装置24の通
話路291に接続されている物理リンクを、第4のデー
タリンクレイヤ処理装置25の通話路291の受信側に
接続する。この状態で、伝送路5の出力は、現用と予備
の両方のデータリンクレイヤ処理装置に接続されてい
る。次に、AN制御装置21がバス26を介して第3の
スイッチ22を制御して、第4のデータリンクレイヤ処
理装置25の図2の通話路291の出力を第3のデータ
リンクレイヤ処理装置24の図2の通話路293の受信
側に接続する。通話路293に接続されるHDLC回路
は、迂回データ受信回路として使用する。次に、AN制
御装置21は、第3のデータリンクレイヤ処理装置24
から、図2の通話路291を使用している加入者に対応
するDchとLAPV5の間のフレームリレーの多重お
よび多重分離情報を読み出し、第4のデータリンクレイ
ヤ処理装置25に設定する。次に、AN制御装置21が
バス26を介して第4のスイッチ23を制御して、第3
のデータリンクレイヤ処理装置24の図2の通話路29
1を使用している加入者を1加入者毎に第4のデータリ
ンクレイヤ処理装置25に切り替え、第4のデータリン
クレイヤ処理装置25の図2の通話路291の出力を第
3のデータリンクレイヤ処理装置24の図2の通話路2
93に接続される迂回データ受信回路で受信し、通話路
291への送出信号とフレーム多重して送出する。通話
路291を使用している加入者を全て切替完了した時点
で、AN制御装置21がバス26を介して第3のスイッ
チ22を制御して、第3のデータリンクレイヤ処理装置
24の図2の通話路291を第4のデータリンクレイヤ
処理装置25の図2の通話路291に切り替える。同様
の手順により現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理
しているすべてのDchを予備のデータリンクレイヤ処
理装置に切替える。
【0058】次に図1,図5を参照して、本発明の交換
装置のPHIを切り替える場合の実際の動作について説
明する。
【0059】まず、図1に示す、交換装置(LE)のP
HIを切り替える場合について、以下に説明する。図1
の構成では、PHIを収容するデータリンクレイヤ処理
装置を切替る場合、同時にLAPV5側の多重インタフ
ェースも切替る必要があるが、説明の単純化のためPH
I側のみを示す。LAPV5側とPHI側とを同時に切
替る場合、物理リンクに収容される論理リンクの組み合
わせが異なると、上記の方法のみでは対応できない場合
が存在する。この場合は、迂回データリンクを複数本設
定し、データリンクレイヤ処理装置内の論理リンクを全
て切替た後にスイッチを切替ることで実現できる。制御
装置11がバス16を介して第1のデータリンクレイヤ
処理装置14からDchとPHI間のレイヤ2の論理リ
ンク対応の多重動作および多重分離動作の設定内容を読
み出し、第2のデータリンクレイヤ処理装置15に対し
て同じ設定をする。次に、制御装置11がバス16を介
して第2のスイッチ12を制御して、PHI4より受信
の信号を第2のデータリンクレイヤ処理装置15に接続
する。最初の物理リンクの切替の場合、PHI4の物理
リンクのうち、図3の第1のデータリンクレイヤ処理装
置14の通話路311に接続されている物理リンクを第
2のデータリンクレイヤ処理装置15の通話路311の
受信側に接続する。この状態で、PHI4の出力は、現
用と予備の両方のデータリンクレイヤ処理装置に接続さ
れている。次に、制御装置11がパス18を介して第2
のスイッチ12を制御して、第2のデータリンクレイヤ
処理装置15の図3の通話路311の出力を、第1のデ
ータリンクレイヤ処理装置14の図3の通話路312の
受信側に接続する。通話路312に接続されるHDLC
回路は、迂回データ受信回路として使用する。次に、制
御装置11は、第1のデータリンクレイヤ処理装置14
に対して、通話路311に多重されている論理リンクの
最初の1本に対して動作の停止を指示する。第1のデー
タリンクレイヤ処理装置14では、停止を指示された論
理リンクのデータ送信を停止するとともに、PHI4か
らの受信データを破棄する。次に、制御装置11は、第
1のデータリンクレイヤ処理装置14から、停止した論
理リンクの状態変数,シーケンス番号,応答待ちデー
タ,未送信データを読み出す。次に、制御装置11は読
み出した情報を第2のデータリンクレイヤ処理装置15
に書き込み、論理リンクの動作開始を指示する。第2の
データリンクレイヤ処理装置15は、論理リンクの動作
を開始し、伝送路からの受信信号の内、論理リンクに対
応するものの処理を開始するとともに、論理リンクのデ
ータ送信を開始する。第2のデータリンクレイヤ処理装
置15の通話路311の出力は、第1のスイッチ12上
に設定されている通話路を通って第1のデータリンクレ
イヤ処理装置14の通話路312の受信側に送られる。
第1のデータリンクレイヤ処理装置では、通話路312
より受信した信号をそのまま、通話路311に送出中の
信号にフレーム多重して送出する。以後、上記の手順で
第1のデータリンクレイヤ処理装置が通話路311に送
出中の論理リンクがなくなるまで、論理リンクの切替を
行う。次に、制御装置11がバス16を介して第1のス
イッチ12を制御して第2のデータリンクレイヤ処理装
置15の図3の通話路311の出力を、直接PHI5に
接続すると共に、第1のデータリンクレイヤ処理装置1
4の図3の通話路312の受信側への接続および通話路
311からPHI4への接続を解除する。同様の手順で
第1のデータリンクレイヤ処理装置14に収容されてい
るリンクを全て切り替える。
【0060】次に、本発明の第2の実施例について図1
を参照して説明する。図1の交換装置(LE)1の構成
において、現用である第1のデータリンクレイヤ処理装
置14において論理リンク対応の動作停止中にRNRを
送出する機能と、制御装置11よりの指示でRNRの送
出を停止する機能とを持ち、予備装置である第2のデー
タリンクレイヤ処理装置15において動作開始する時
に、RNR送出状態で動作開始する機能と、制御装置1
1からの指示でRNR送出状態から通常の動作状態に変
更する機能とを持ち、上記の手段で現用から予備への切
替時に、論理リンク対応にRNRを送出状態で切替を行
うことでデータの再送発生を減らし、切替後の復旧を早
めることができる。
【0061】次に、本発明の第3の実施例について図1
を参照して説明する。本実施例は、第2の実施例の変形
である。図1の交換装置(LE)1のデータリンクレイ
ヤ処理装置の切替において、制御装置11よりの指示に
より第2のデータリンクレイヤ処理装置15が処理する
全部の論理リンクに対してRRを送出する機能を持ち、
切替手順の最後(スイッチ切替後)に全論理リンクに対
してRR信号を送出するにより、通常のシーケンスでは
信号抜けが発生していた場合に検出に時間がかかるが、
RRを送出することで早期に再送がかかり短時間で復旧
できる。
【0062】図4は、本発明の多重装置を使用した場合
の実施例の構成を示すブロック図である。以下、図4を
参照して本発明の実施例について説明する。
【0063】まず、本発明の第4の実施例について説明
する。本実施例は、第2の実施例の変形である。図4に
示すように、交換装置(LE)のデータリンクレイヤ処
理装置の切替において、制御装置41,第1のデータリ
ンクレイヤ処理装置47,第2のデータリンクレイヤ処
理装置48,多重装置49,第1のスイッチ,第2のス
イッチを持ち、第1および第2のデータリンクレイヤ処
理装置47および48から送出する信号を、第1のスイ
ッチにより多重装置49に接続し、多重装置49でフレ
ーム多重して伝送路45に送出することで、データリン
クレイヤ処理装置の迂回データ受信回路を不用とするこ
とができ、特に、データリンクレイヤ処理装置の数が多
い場合、多重装置9を共通で使用でき1台のみで済むこ
とから経済性に優れている。
【0064】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。本実施例は、第2の実施例の変形である。図4の
多重装置48に論理リンクのアドレス対応に第1のデー
タリンクレイヤ処理装置47の送出信号と第2のデータ
リンクレイヤ処理装置48の送出信号とを選択する機能
と、多重装置48に制御装置1より論理リンク対応の接
続情報を設定する機能とを持ち、現用と予備切替時に、
現用のデータリンクレイヤ処理装置からRNRを送出し
た状態で予備のデータリンクレイヤ処理装置を通常の通
信状態として設定し、多重装置48の設定により論理リ
ンクの送出データを予備に切替、最後に通話路を切り替
えることで手順を簡単にできる。
【0065】次に、図1に戻り、本発明の実施例につい
て説明する。
【0066】まず、本発明の第6の実施例について説明
する。本実施例は、第2の実施例の変形である。図1の
集線装置(AN)の構成において、現用である第3のデ
ータリンクレイヤ処理装置24と、予備である第4のデ
ータリンクレイヤ処理装置25とにAN制御装置21か
ら同じデータを設定し、加入者と第3のデータリンクレ
イヤ処理装置24との接続および伝送路5と第3のデー
タリンクレイヤ処理装置24との接続を、同時に第4の
データリンクレイヤ処能装置に切り替えることで、再送
の発生の可能性は高まるが、処理の単純化および切替の
高速化が図れる。
【0067】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。本実施例は、第2の実施例の変形である。図1の
集線装置(AN)の構成において、AN制御装置21よ
りの制御により第3および第4のデータリンクレイヤ処
理装置24および25において、加入者のDchに対応
して加入者側のDch上の論理リンクおよびLAPV5
上の論理リンクにRNRを送出する機能を持ち、第1お
よび第2のデータリンクレイヤ処理装置においてRNR
送出を設定した後、第4のスイッチ23により加入者の
Dchの切替を行い、第1のデータリンクレイヤ処理装
置24の該当する論理リンクの多重処理および多重分離
処理を停止し、第2のデータリンクレイヤ処理装置のR
NR送出を停止し通常の多重処理および多重分離処理を
再開することで論理リンク対応にRNR送出状態で切
替、データの再送を防ぐことができる。ただし、一般的
に集線装置は、加入者単位に多重処理を行っており、R
NR送出する論理リンクのアドレスを認識していない可
能性がある。この場合、RNRを設定した加入者からお
よび加入者へのデータを受信した場合に折り返しでRN
Rを送出する必要がある。
【0068】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。本実施例も第2の実施例の変形である。図1の集
線装置(AN)の構成において、AN制御装置21より
の制御により第1および第2のデータリンクレイヤ処理
装置24および25において全加入者のDchに対応す
る論理リンクおよび全LAPV5上の論理リンクにRN
Rを送出する機能を持ち、第1および第2のデータリン
クレイヤ処理装置24および25において全論理リンク
にRNR送出を設定した後、スイッチの切替を行い、予
備データリンクレイヤ処理装置の全論理リンクのRNR
送出を停止し通常の多重処理および多重分離処理を再開
する事でRNR送出状態で切替、切替時間および制御を
単純化することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明のデータリンクレイヤ処理装置の
切替方式では、現用と予備の間でフレームリレーにより
データを迂回しながら切り替えるため、リンク障害が発
生しない。従って、1本の物理リンクに多数の論理リン
クを多重したようなデータリンクを処理するデータリン
クレイヤ処理装置でn(現用)+m(予備)の構成を持
つ装置の切替ができる。これにより、対向している装置
に影響を与えること無く保守ができるようになり、プロ
グラムの更新やバージョンアップが可能になる。
【0070】また、切替方式が迂回しながら、論理リン
ク単位に切り替えていくため、1度に大量のデータコピ
ーが不要であり、システム規模にはよらないので、シス
テム規模によらない切替が可能である。これにより、多
数のリンクを収容する装置が構成できるようになる。
【0071】さらに、基本が論理リンク単位の切替であ
るため、切替中に通信停止している論理リンクが少なく
輻輳が発生しない。従って、切替によるシステムへの負
担が小さい。これにより、高負荷な運用中であっても切
替して保守することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータリンクレイヤ処理装置切替方式
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータリンクレイヤ処理装置14の詳細
構成を示すブロック図である。
【図3】図1のデータリンクレイヤ処理装置24の詳細
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の多重装置を使用した場合の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明におけるデータリンクレイヤの階層構造
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 交換装置(LE) 2 集線装置(AN) 3 加入者 4 パケットハンドラインタフェース(PHI) 5 伝送路 11 制御装置 12,13 スイッチ 14,15 データリンクレイヤ処理装置 16 バス 21 AN制御装置 22 スイッチ 23 スイッチ 24,25 データリンクレイヤ処理装置 26 バス 27〜31 通話路 241 プロセッサ 242 メモリ 243 AN制御装置インタフェース 244 HDLC回路 245 HDLC回路 271〜273 通話路 291〜293 通話路 141 プロセッサ 142 メモリ 143 制御装置インタフェース 144 HDLC回路 145 HDLC回路 301〜303 通話路 311,312 通話路 41 制御装置 42,43 スイッチ 44 パケットバンドラインタフェース伝送路 45 伝送路 46 バス 47,48 データリンクレイヤ処理装置 49 多重装置
フロントページの続き (72)発明者 清水 知義 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電 気通信システム株式会社内 (72)発明者 山村 東彦 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電 気通信システム株式会社内 (72)発明者 大倉野 勉 宮城県仙台市青葉区一番町一丁目10番23 号 東北日本電気通信システム株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−23108(JP,A) 特開 昭62−131652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22 H04M 3/00 H04M 7/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの物理リンク上に多数の論理リンクを
    多重するインタフェースを収容する交換システム内に配
    備され、加入者側と接続する集線装置と、前記インタフ
    ェースと接続する交換装置と、前記交換装置を制御する
    制御装置と、前記集線装置と前記交換装置とを接続する
    伝送路とを備え、現用および予備のデータリンクレイヤ
    処理装置の冗長構成を持つデータリンクレイヤ処理装置
    を切り替えるデータリンクレイヤ処理装置の切替方式に
    おいて、 前記交換装置が、 前記伝送路と前記現用のデータリンクレイヤ処理装置と
    の間に設けられたスイッチと、 前記スイッチを、前記伝送路と前記現用のデータリンク
    レイヤ処理装置との間の接続を前記制御装置からの制御
    により切り替え、前記伝送路からの受信信号を、前記現
    用のデータリンクレイヤ処理装置にマルチ接続する機能
    と、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置に前記スイッチ
    を介して接続された予備のデータリンクレイヤ処理装置
    からの送出信号を受信する迂回データ受信回路と、 前記迂回データ受信回路から受信したデータを、前記現
    用のデータリンクレイヤ処理装置において送出信号にフ
    レーム多重して送出する機能と、前記制御装置からの指
    示により前記現用のデータリンクレイヤ処理装置におい
    てレイヤ2の論理リンク対応に動作停止する機能と、 前記動作停止の状態の論理リンクのデータリンクのレイ
    ヤ2の状態および送受信のシーケンス番号を、前記現用
    のデータリンクレイヤ処理装置から読み出す機能と、 前記予備のデータリンクレイヤ処理装置に対して、前記
    データリンクのレイヤ2の状態および送受信のシーケン
    ス番号を書き込む機能と、 前記動作停止の間のデータリンクレイヤ処理装置を書き
    込まれているデータリンクのレイヤ2の状態および送受
    信のシーケンス番号で論理リンク対応に通信中の状態と
    して動作開始する機能と、 前記制御装置からの指示により、前記現用のデータリン
    クレイヤ処理装置と接続されている伝送路からの受信信
    号を、切替先の予備のデータリンクレイヤ処理装置とマ
    ルチ接続し、前記切替先の予備のデータリンクレイヤ処
    理装置からの出力信号を、切替元の現用のデータリンク
    レイヤ処理装置の迂回データ受信回路に接続する機能
    と、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理している
    レイヤ2の論理リンク単位に動作停止する機能と、 前記データリンクのレイヤ2の状態および送受信のシー
    ケンス番号を読み出し、前記予備のデータリンクレイヤ
    処理装置に対して、前記データリンクのレイヤ2の状態
    および送受信のシーケンス番号を書き込み、レイヤ2の
    論理リンクを動作開始する機能と、 前記予備のデータリンクレイヤ処理装置からの出力を、
    前記現用のデータリンクレイヤ処理装置でフレーム多重
    して送出する機能とを備え、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理している
    すべての論理リンクを、前記予備のデータリンクレイヤ
    処理装置に切り替えた後に前記スイッチを切り替えて、
    前記予備のデータリンクレイヤ処理装置の出力を前記伝
    送路に接続することにより、前記現用および予備のデー
    タリンクレイヤ処理装置を切り替えることを特徴とする
    データリンクレイヤ処理装置の切替方式。
  2. 【請求項2】前記現用のデータリンクレイヤ処理装置
    が、 前記論理リンク対応の動作停止中にRNRを送出する機
    能と、 前記制御装置からの指示で、前記RNRの送出を停止す
    る機能とを備え、 前記予備のデータリンクレイヤ処理装置が、 前記動作開始する時にRNR送出状態で動作開始する機
    能と、 前記制御装置からの指示で、前記RNR送出状態から通
    常の動作状態に変更する機能とを備え、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置から前記予備の
    データリンクレイヤ処理装置への切替時に、前記論理リ
    ンク対応に前記RNRを送出状態で前記予備のデータリ
    ンクレイヤ処理装置に対して前記データリンクのレイヤ
    2の状態および送受信のシーケンス番号を書き込み、前
    記RNR送出状態として前記現用のデータリンクレイヤ
    処理装置のRNR送出を停止し、前記予備のデータリン
    ク処理装置を通常の動作状態に設定することにより、前
    記論理リンク対応に前記RNR送出状態で切替を行うこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のデータリンクレイヤ
    処理装置の切替方式。
  3. 【請求項3】前記制御装置からの指示により、データリ
    ンクレイヤ処理装置が処理する全部の論理リンクに対し
    てRRを送出する機能を備え、前記スイッチ切替後に、
    全論理リンクに対してRR信号を送出することを特徴と
    する、請求項1に記載のデータリンクレイヤ処理装置の
    切替方式。
  4. 【請求項4】前記現用および予備のデータリンクレイヤ
    処理装置の二つのデータリンクレイヤ処理装置から送出
    する信号をフレーム多重する多重装置を備え、前記現用
    のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号と、前記予備
    のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号とをフレーム
    多重して、前記多重装置の出力を前記伝送路に送出する
    ことにより、前記現用のデータリンクレイヤ処理装置の
    前記迂回データ受信回路を使用しないことを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれかに記載のデータリンクレイ
    ヤ処理装置の切替方式。
  5. 【請求項5】前記多重装置が、論理リンクのアドレス対
    応に前記現用のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号
    と、前記予備のデータリンクレイヤ処理装置の送出信号
    とを選択する機能と、前記制御装置から論理リンク対応
    の接続情報を設定する機能とを備え、前記現用および予
    備のデータリンクレイヤ処理装置の切替時に、前記現用
    のデータリンクレイヤ処理装置からRNRを送出した状
    態で、前記予備のデータリンクレイヤ処理装置を通常の
    通信状態として設定し、前記多重装置の設定により論理
    リンクの送出データを、前記予備のデータリンクレイヤ
    処理装置に切り替えることを特徴とする、請求項4に記
    載のデータリンクレイヤ処理装置の切替方式。
  6. 【請求項6】前記集線装置が、 前記集線装置内の制御を行う集線装置制御装置の配下に
    複数の加入者からのDchをV5.2で規定されるLA
    PV5に多重し、逆に、LAPV5の信号を多重分離し
    て、前記複数の加入者に分配する機能を持ち、現用およ
    び予備のデータリンクレイヤ処理装置の冗長構成を持つ
    データリンクレイヤ処理装置と、 前記伝送路と前記データリンクレイヤ処理装置との間、
    および前記加入者のDchと前記データリンクレイヤ処
    理装置との間に設けられたスイッチと、 前記スイッチを、前記集線装置制御装置からの制御によ
    り、前記伝送路と前記データリンクレイヤ処理装置との
    間の接続の切替、および前記伝送路からの受信信号を前
    記データリンクレイヤ処理装置にマルチ接続する機能
    と、 前記加入者のDchと前記データリンクレイヤ処理装置
    との間の接続の切替機能と、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置に前記スイッチ
    を介して接続された前記予備のデータリンクレイヤ処理
    装置からの送出信号を受信する迂回データ受信回路と、 前記迂回データ受信回路から受信したデータを、前記デ
    ータリンクレイヤ処理装置において送出信号にフレーム
    多重して送出する機能と、 前記集線装置制御装置による設定により、前記データリ
    ンクレイヤ処理装置において、前記加入者のDchとL
    APV5との間のレイヤ2の論理リンク対応の多重動
    作、および多重分離動作を設定する機能と、 前記集線装置制御装置により前記現用のデータリンクレ
    イヤ処理装置と同じ設定を前記予備のデータリンクレイ
    ヤ処理装置に対して行う機能と、 前記集線装置制御装置からの指示により、前記現用のデ
    ータリンクレイヤ処理装置と接続されている伝送路から
    の受信信号を、切替先の予備のデータリンクレイヤ処理
    装置とマルチ接続し、前記切替先の予備のデータリンク
    レイヤ処理装置からの出力信号を、切替元の現用のデー
    タリンクレイヤ処理装置の迂回データ受信回路に接続す
    る機能と、 前記加入者のDchと前記データリンクレイヤ処理装置
    との間の接続を、1加入者毎に順次、前記現用のデータ
    リンクレイヤ処理装置から予備のデータリンクレイヤ処
    理装置に切り替える機能と、 前記予備のデータリンクレイヤ処理装置からの出力を、
    前記現用のデータリンクレイヤ処理装置でフレーム多重
    して送出する機能とを備え、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理している
    すべてのDchを、前記予備のデータリンクレイヤ処理
    装置に切り替えた後にスイッチを切り替えて、前記予備
    のデタリンクレイヤ処理装置の出力を前記伝送路に接続
    することにより、前記現用のデータリンクレイヤ処理装
    置と前記予備のデータリンクレイヤ処理装置とを切り替
    えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載
    のデータリンクレイヤ処理装置の切替方式。
  7. 【請求項7】前記集線装置が、前記現用および予備のデ
    ータリンクレイヤ処理装置に同じデータを設定し、前記
    加入者のDchと前記データリンクレイヤ処理装置との
    接続と、前記伝送路と前記データリンクレイヤ処理装置
    との接続とを同時に切り替えることを特徴とする、請求
    項6に記載のデータリンクレイヤ処理装置の切替方式。
  8. 【請求項8】前記集線装置が、前記集線装置制御装置の
    制御により、前記データリンクレイヤ処理装置におい
    て、前記加入者のDchに対応して前記加入者のDch
    上の論理リンクおよびLAPV5上の論理リンクにRN
    Rを送出する機能を備え、前記現用および予備のデータ
    リンクレイヤ処理装置においてRNR送出を設定した
    後、前記加入者のDchの切替を行い、前記現用のデー
    タリンクレイヤ処理装置の該当する論理リンクの多重処
    理および多重分離処理を停止し、前記予備のデータリン
    クレイヤ処理装置のRNR送出を停止し通常の多重処理
    および多重分離処理を再開することにより、論理リンク
    対応にRNR送出状態で切替を行うことを特徴とする、
    請求項6または7に記載のデータリンクレイヤ処理装置
    の切替方式。
  9. 【請求項9】前記集線装置が、前記集線装置制御装置の
    制御により、前記データリンクレイヤ処理装置におい
    て、全加入者のDchに対応する論理リンクおよび全L
    APV5上の論理リンクにRNRを送出する機能を備
    え、前記現用および予備のデータリンクレイヤ処理装置
    において、全論理リンクにRNR送出を設定した後、前
    記スイッチの切替を行い、前記予備のデータリンクレイ
    ヤ処理装置の全論理リンクのRNR送出を停止し通常の
    多重処理および多重分離処理を再開することにより、R
    NR送出状態で切替を行うことを特徴とする、請求項6
    または7に記載のデータリンクレイヤ処理装置の切替方
    式。
  10. 【請求項10】PHIを持つ交換装置のDchパケット
    処理で、前記交換装置の制御を行う制御装置の配下に複
    数の加入者のDchを、PHIで規定されるBdチャネ
    ルに多重し、逆に、前記Bdチャネルの信号を多重分離
    して前記加入者に分配する機能を持つデータリンクレイ
    ヤ処理装置を備え、前記データリンクレイヤ処理装置が
    現用および予備のデータリンクレイヤ処理装置を配備す
    る冗長構成を持つ交換装置において、 前記PHIと前記データリンクレイヤ処理装置との間、
    および前記加入者のDchと前記データリンクレイヤ処
    理装置との間に設けられたスイッチと、 前記スイッチを前記制御装置からの制御により、前記P
    HIと前記データリンクレイヤ処理装置との間の接続の
    切替、および前記PHIからの受信信号を複数のデータ
    リンクレイヤ処理装置にマルチ接続する機能と、 前記加入者のDchと前記データリンクレイヤ処理装置
    との間の接続を切り替える機能と、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置に前記スイッチ
    を介して接続された予備のデータリンクレイヤ処理装置
    からの送出信号を受信する迂回データ受信回路と、 前記迂回データ受信回路から受信したデータを、前記デ
    ータリンクレイヤー処理装置において送出信号にフレー
    ム多重して送出する機能と、 前記制御装置から設定により、前記データリンクレイヤ
    処理装置において、前記加入者のDchと前記PHIと
    の間のレイヤ2の論理リンク対応の多重動作および多重
    分離動作を設定する機能と、 前記制御装置より現用のデータリンクレイヤ処理装置と
    同じ設定を予備のデータリンクレイヤ処理装置に対して
    行う機能と、 前記制御装置からの指示により、前記現用のデータリン
    クレイヤ処理装置と接続されているPHIからの受信信
    号を、切替先の予備のデータリンクレイヤ処理装置とマ
    ルチ接続し、前記切替先の予備のデータリンクレイヤ処
    理装置からの出力信号を切替元の現用のデータリンクレ
    イヤ処理装置の迂回データ受信回路に接続し、前記加入
    者のDchと前記データリンクレイヤ処理装置との間の
    接続を、1加入者毎に順次、前記現用のデータリンクレ
    イヤ処理装置から前記予備のデータリンクレイヤ処理装
    置に切り替え、前記予備のデータリンクレイヤ処理装置
    からの出力を前記現用のデータリンクレイヤ処理装置で
    フレーム多重して送出する機能とを備え、 前記現用のデータリンクレイヤ処理装置で処理している
    すべてのDchを、前記予備のデータリンクレイヤ処理
    装置に切り替えた後に前記スイッチを切り替えて、前記
    予備のデータリンクレイヤ処理装置の出力を前記PHI
    に接続することで、前記現用のデータリンクレイヤ処理
    装置と前記予備のデータリンクレイヤ処理装置とを切り
    替えることを特徴とするデータリンクレイヤ処理装置の
    切替方式。
  11. 【請求項11】前記インタフェースが、V5.1および
    V5.2で規定されることを特徴とする、請求項1〜1
    のいずれかに記載のデータリンクレイヤ処理装置の切
    替方式。
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