JP3066532B2 - データ通信装置およびデータ通信方法 - Google Patents

データ通信装置およびデータ通信方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデータ通信装置およびデータ通信方法、特に
ポーリング通信を行なうデータ通信装置およびデータ通
信方法に関するものである。
[従来の技術] 従来からファクシミリ装置では、ポーリングと呼ばれ
る機能があり、これは発呼側が被呼側にセットされてい
る原稿、あるいは被呼側が蓄積している画像データを引
き出して受信するものである。
この場合、ポーリング動作を許可するかどうかを判断
するためにパスワードを用いる方法や、特にメモリを有
する装置では複数のポーリング画像を識別・選択できる
ような方法も用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来のポーリング機能は主にある特定の相手
間で行なわれることが多く、その機能も単純であった。
今後はファクシミリ装置を利用した各種情報の検索サー
ビスのようなものが考えられるが、これらに対応した新
しいポーリング機能が必要となってくる。つまり、複数
の情報を多数のユーザが引き出したり、一定期間(時
間)のみそれを可能にする、あるいはサービスの運用状
況をユーザごとにモニタするなどの付加機能を有するポ
ーリング機能が必要になる。
一方、近年では半導体メモリ以外にもハードディスク
などの大容量の画像メモリを有する装置が登場してお
り、このような装置ではポーリング画像を1つだけでは
なく多数記憶させ、時間帯に応じて、あるいは相手局に
応じてそれらの画像をポーリングさせることが考えられ
る。
また、逆に複数の相手局からポーリングによって画像
データを収集し、さらにこれを一括して別の相手局に送
信するなどの用途も考えられる。この場合、ポーリング
する相手局がパスワードの照合を行なっている場合に
は、それぞれの相手局に適切なパスワードを送信しなけ
ればポーリングによって画像を収集することができない
という問題があった。
このような画像の収集は自動的に行なうのが普通であ
るが、従来より考えられている構成では複数のポーリン
グを行なう場合そのポーリングパスワードを1種類にし
か設定できなかったため、相手局が全て同じポーリング
パスワードを持っていなければ画像を収集できなかっ
た。
しかし、パスワードが複数の局で一致している場合に
は相手局が他の装置と別のポーリングを行なう場合でも
そのパスワードが使われることになるためパスワードの
秘密性が失われ、またデータ保安上の問題が生じる。
本発明の課題は以上の問題を解決し、大容量の画像メ
モリを有するポーリングを受け付ける、あるいは多数の
相手局に対してポーリングを行なう装置において、デー
タの機密性を損なうことなく適切にポーリング送受信を
管理できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明の請求項1およ
び4においては、複数の相手局に対するポーリングパス
ワードを記憶手段に記憶し、 ポーリング要求する複数の相手局を指定し、 ポーリング要求に応じて、前記ポーリングパスワード
を用いてポーリング通信を行なうポーリング手段あるい
はポーリング工程とを備え、 前記ポーリング手段あるいは工程により、前記指定さ
れた相手先に対応したポーリングパスワードを前記記憶
手段から自動的に読み出して前記複数の相手局に対して
順次ポーリング通信を行なう構成を、 また、本発明の請求項3および6においては、複数の
相手局に対してポーリング要求を行い、ポーリング受信
したデータをメモリに格納する場合、 数値により示される第1のポーリングパスワードとキ
ャラクタコードにより示される第2のポーリングパスワ
ードを含む複数のポーリングパスワードを第1の記憶手
段に記憶し、 通信相手先に対応して前記第1の記憶手段の数値ない
しキャラクタコードのポーリングパスワードのいずれを
用いるかを特定するための識別情報を第2の記憶手段に
記憶し、 指定された通信相手先に対するポーリング処理を行う
場合、前記第2の記憶手段から前記指定された通信相手
先に対応する識別情報を読み出し、その識別情報に対応
するポーリングパスワードを前記第1の記憶手段から読
み出して、ポーリング通信におけるポーリングパスワー
ドとして使用する構成を採用した。
[作用] 以上の請求項1および4の構成によれば、複数の相手
局を指定してポーリング受信をする場合、指定された各
相手局のポーリングパスワードを記憶手段から自動的に
読み出してそれらの相手局からポーリング通信によりデ
ータを収集することができる。
また請求項3および6の構成によれば、ポーリングパ
スワードとして、数値により示されるパスワードとキヤ
ラクタコードにより示されるパスワードを第1の記憶手
段に格納するようにし、さらに、通信相手先に対応して
前記第1の記憶手段の数値ないしキャラクタコードのポ
ーリングパスワードのいずれを用いるかを特定するため
の識別情報を第2の記憶手段に記憶し、指定された通信
相手先に対応するポーリングパスワードを前記第1及び
第2の記憶手段の情報を参照して読み出し、読み出した
ポーリングパスワードを使用する。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
第1図に本発明を採用したファクシミリ装置のブロッ
ク図を示す。第1図の装置はハードディスクドライブな
どから構成された大容量のポーリング画像メモリ6を有
し、複数のポーリング画像を画像メモリ6に記憶させ、
そのそれぞれについて複数の相手局のポーリング要求を
受け付ける、あるいは逆に複数の相手局に対してポーリ
ング要求を行なって入手した画像データを画像メモリ6
にメモリ受信する装置である。
第1図において符号1は、マイクロプロセッサなどか
らなるCPUで、ROM1a、ワークエリアとしてのRAM1bが接
続されており、ROM1aに格納されたプログラムにしたが
って装置全体の動作を制御する。CPU1には以下のような
各部材が接続される。
読取部2はCCDラインセンサおよび原稿搬送系などか
ら構成され、原稿画像の読み取りに使用される。
記録部3は感熱記録ヘッドおよび記録紙搬送系などか
ら構成され、受信画像の記録、あるいは原稿コピー時に
読取部2により読み取った画像の記録に使用される。
記録部4はLCDディスプレイおよびテンキー、ファン
クションキーなどのキーボードから構成される。
通信制御部5は、回線Nとの間のインターフェースを
行なうもので、モデムおよびNCU、呼び出し信号検出部
などから構成される。
以下、複数局のポーリングを受け付ける場合と、複数
局にポーリングする場合の制御につき説明する。まず、
最初に複数の相手局のポーリング要求を受け付けるため
の構成について説明する。
第1実施例 複数の相手局のポーリングを受け付けてそれぞれ別個
のポーリング画像を送信する場合、あらかじめ画像メモ
リ6には複数の画像データを記憶させておく。このポー
リング画像は読取部2から読みとらせ、画像メモリ6に
画像ファイルとして1通信単位で記憶される。
画像メモリ6内に記憶された画像データの管理は、第
2図(A)〜(C)に示すデータテーブルを用いて行な
う。
第2図(A)〜(C)に第1図のRAM1bに格納される
ポーリング制御用データを示す。第2図(A)はポーリ
ング画像を管理するためのデータである。ポーリング画
像は、たとえば「#0001」など各々1個のID番号を有す
る。
また、ポーリング画像を蓄積保持する必要のある期間
あるいはポーリング要求の対象とする時間を、ポーリン
グ有効時刻として登録する。図示の例では「89/9/30/12
/00」となっており、これは1989年9月30日12時00分ま
でポーリング画像として有効であることを示している。
次に、ポーリング画像はポーリング要求に対してこれ
を許可する相手先電話番号を1個もしくは複数個有す
る。ここでは「*00」「*01」「*03」という数値で表
されており、これは第2図(B)に示すポーリング許可
電話番号リストの参照番号に相当するものである。
つまり、「*00」は「03−123−4567」という一般の
電話番号に対応する。また、第2図(A)のポーリング
許可電話番号欄の「***」は許可電話番号データの終
了を示すが、もし許可電話番号データとして「***」
のみしかない場合には、第2図(B)のポーリング許可
電話番号リストに登録されている全てのユーザに対して
ポーリングを許可するという意味である。
第2図(A)、(B)に示すデータは操作者のキー入
力によって登録され、ポーリング画像は原稿の読取動作
によって画像メモリに登録される。
また、第2図(C)に示すデータは上記操作によって
登録された各許可電話番号ごとにどのくらい利用されて
いるかの一覧である。図示の例では、ユーザ番号「*0
0」においては2回ポーリングが行なわれており、その
内容はポーリング画像「#0001」を1989年9月10日9時
00分に、「#0003」を1989年9月12日15時30分に引き出
したことを示す。
第3図に第1図、第2図の構成において複数の相手局
に対してポーリング制御を行なうための手順を示す。第
3図の手順は、第1図のROM1aにCPU1の制御プログラム
として格納する。
第3図のステップS1では、公知のファクシミリ手順に
よって相手局からポーリング要求が行なわれたかどうか
を判定する。ポーリング要求があった場合には、ステッ
プS2に進む。
ステップS2では、相手局が画像管理テーブル内の画像
IDを指定することによってポーリングすべき画像を指定
する。この指定は、非標準装置信号などを利用して行な
う。
ステップS2では、ポーリング要求側が指定した画像ID
に対応する画像データが画像メモリ6に記憶されている
かどうかを判定する。対応する画像IDを持つ画像データ
が記憶されていれば、ステップS3〜S5においてその画像
IDを持つ第2図(A)のポーリング画像管理テーブル内
のデータに基づいてポーリングを許可するかどうかを判
定する。
まず、ステップS3では相手局の識別信号などに含まれ
る電話番号と、第2図(A)のポーリング画像管理テー
ブルのポーリング許可番号のフィールドを介して参照さ
れる第2図(B)のポーリング許可電話番号とを比較す
る。これらが一致すればステップS4に進む。
ステップS4では不図示の時計ICなどから現在時刻を読
み出し、この現在時刻が第2図(A)のポーリング画像
管理テーブル内のポーリング有効時刻の範囲内に含まれ
るかどうかを判定する。ステップS4が肯定されればステ
ップS5に進み、ポーリング画像管理テーブル内のポーリ
ング回数のフィールドのうち、当該相手局に対するポー
リング回数のフィールドが0になっていないかどうかを
判定する。
ステップS5でこの回数が0になっていなければ、ステ
ップS6に進む。ステップS2〜S5のいずれかが否定される
とステップS8に進み、ポーリングを拒否する。
ステップS6ではポーリングを許可し、画像メモリ6内
の対応するポーリング画像を当該相手局に送信する。そ
の後、ステップS7において第2図(C)の管理テーブル
内にポーリング画像ID、利用時刻などのデータを記録す
るとともに、ステップS7で第2図(A)のポーリング画
像管理テーブル内のポーリング回数のフィールドのう
ち、ポーリングを行なった相手局に相当するポーリング
回数のフィールドをデクリメントして処理を終了する。
以上ではポーリング画像および有効時間、許可電話番
号などを操作者がキー入力して登録するようにしたが、
これを遠隔操作によって行なうことも可能である。
たとえば、予め定めた本局のファクシミリから支局の
ファクシミリに対してメモリポーリング用の画像を送信
し、有効時間、許可電話番号データも同時に送信する。
これは、OCRシート状のものであってもキャラクタある
いはDTMF信号などによるものでもよい。
また、画像のみを送信してデータはキー入力によって
登録する、あるいは逆にデータを送信して画像を入力す
るなどの応用も考えられる。
また、第2図(C)に示すようなポーリング利用状況
リストは印字出力してもよいし、データとして本局に返
送することもできる。
さらに、電話番号のみならず、相手局の名称、予め定
めたパスワ−ドなどを記憶しておき、これらの照合によ
りポ−リングを許可するかどうかを決定してもよい。
第2実施例 次に複数の相手局に対してポーリングを行ない、ポー
リングした画像データを画像メモリ6に蓄積する場合の
構成について説明する。
第4図(A)〜(E)は、第2図と同様の様式によ
り、RAM1b内に設定されるデータテーブルを示す。
第4図(A)は、複数の相手局がポーリング受け付け
の際に照合するポーリングパスワードとその相手局の対
応を示している。ここでは第2図(A)の場合と同様
に、相手局は、*00、*01…のコードにより表現され、
これらのコードも持つ相手局の実際の電話番号は、第2
図(B)に示したテーブルと同様に構成された第4図
(D)のテーブルを参照することにより知ることができ
る。
また、第4図(A)中のポーリングパスワードの領域
は、数値によるパスワードとキャラクタによるパスワー
ドを区別して記憶している。ここで、先頭にコード
「N」のついたパスワード番号は数値パスワードを、ま
た、先頭にコード「C」のついたパスワード番号はキャ
ラクタパスワードを表示する。
第4図(A)のテーブルから、その相手局のパスワー
ドを参照する場合、これらのコード「N」、「C」に応
じて、第4図(B)ないし(C)のテーブルのいずれか
を参照する。
第4図(B)のテーブルは、コード「N」のついたパ
スワード番号に対応する数値パスワードの実際の2進数
パターンを格納している。また、第4図(C)のテーブ
ルは、コード「C」のついたパスワード番号に対応する
キャラクタパスワードの実際のパターン、すなわち、キ
ャラクタ列を格納する。キャラクタパスワードは、実際
には文字コードの形などにより記憶される。
また、第4図(E)は、ポーリングにより取得した画
像情報を一括して送信すべき相手局あるいはネットワー
クのテーブルを示す。第4図(E)において、**00、
**01は、この相手局あるいはネットワークに一括送信
すべきポーリング画情報の集配先を示している。たとえ
ば、相手局あるいはネットワーク**00に対しては相手
局*01、*02、*03に対してポーリングを行ない、その
後集めた画情報を一括して相手局あるいはネットワーク
**00に送信すべきことを示す。
これらの相手局あるいはネットワークの選択番号は不
図示の他の番号テーブルなどにより決定される。
第5図は以上のテーブルを用いて複数の相手局からポ
ーリングによって画像を収集し、別の相手局に一括して
送信する際の手順を示している。
ステップS11では操作者が操作パネル4から画像を収
集する相手局を指定するとともに、画像の収集および一
括送信を命令する操作を行なう。ここでは、第4図
(E)に示すように一括送信先**00に対する画像を収
集すべき相手局のデータが入力される。
次に、ステップS12〜S15のループにおいて第2図
(E)のテーブル内の相手局に対するポーリングによる
画像の収集を行なう。ステップS12では相手局の電話番
号を生成する。ここでは、第4図(E)のテーブル内の
データから第4図(D)の相手局電話番号テーブルを参
照して実際の発呼に使用する電話番号を取り出す。ステ
ップS13ではその相手局が使用しているポーリングパス
ワードを生成する。この場合には、まず第4図(E)内
のデータから第4図(A)のポーリングパスワードへの
ポインタを参照し、このポインタを用いて第4図(B)
の数値パスワードテーブルあるいは第4図(C)のキャ
ラクタパスワードテーブルに格納された、その相手局が
使用しているポーリングパスワードを生成する。
ステップS14ではステップS12、S13で生成した相手局
電話番号およびポーリングパスワードを使用してその相
手局を発呼し、ポーリングによって画像データを受信す
る。
ステップS15では第4図(E)のテーブル内の全ての
相手局に対してステップS12〜S14の処理を行なったかど
うかを判定する。ステップS15が否定された場合にはス
テップS12からの処理を繰り返し、肯定された場合には
ステップS16に進む。
ステップS16では、受信した画像データを一括して第
4図(E)のテーブルのエントリーによって示される相
手局に送信する。この時画像送信はポーリングによって
もよく、その場合には第1実施例で示した方法によって
この一括画像送信の際のポーリング処理を管理してもよ
い。
このようにして、全ての相手局のポーリングパスワー
ドが異なっていても、自動的に適切なパスワードをポー
リングごとに使用し、各相手局のポーリングパスワード
ないし画像情報のセキュリティを損なうことなくポーリ
ングによる画像の収集、および一括送信が可能となる。
以上では、説明を容易にするためポーリングの時刻指
定などにつき省略したが、タイマ計時に応じて所定期間
ごとに各相手局にポーリングし、画像を収集することも
考えられる。
また以上ではポーリング制御データ(第4図)を操作
パネルから入力することを前提としたが、他の装置から
第1実施例において述べたような方法で制御データを受
けとり,RAM1b中に登録してもよい。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明の請求項1および4
の構成によれば、複数の相手局を指定してポーリング受
信をする場合、指定された各相手局のポーリングパスワ
ードを記憶手段から自動的に読み出してそれらの相手局
からポーリング通信によりデータを収集することがで
き、複数相手局からのポーリングによるデータ収集を極
めて容易に行なうことができるという優れた効果があ
る。
また請求項3および6の構成によれば、ポーリングパ
スワードとして、数値により示されるパスワードとキヤ
ラクタコードにより示されるパスワードを第1の記憶手
段に格納するようにし、さらに、通信相手先に対応して
前記第1の記憶手段の数値ないしキャラクタコードのポ
ーリングパスワードのいずれを用いるかを特定するため
の識別情報を第2の記憶手段に記憶し、指定された通信
相手先に対応するポーリングパスワードを前記第1及び
第2の記憶手段の情報を参照して読み出し、読み出した
ポーリングパスワードを使用することにより、オペレー
タがポーリング通信を行う際に、数値により示されるポ
ーリングパスワードを使用している通信相手先、キャラ
クタコードにより示されるポーリングパスワードを使用
している通信相手先の特別に意識することなく、単に通
信相手先を指定してポーリング通信のための操作を行う
だけで、適切に種々のポーリングパスワードを使い分け
ることができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
したブロック図、第2図(A)〜(C)はポーリング制
御の第1の実施例において使用されるデータの構成を示
した説明図、第3図は第2図(A)〜(C)のテーブル
を用いたポーリング制御を示したフローチャート図、第
4図(A)〜(E)はポーリング制御の第2の実施例に
使用されるデータ構成を示した説明図、第5図は第4図
(A)〜(E)のデータを用いたポーリング制御を示し
たフローチャート図である。 1……CPU 1a……ROM、1b……RAM 2……読取部 3……記録部、4……記録部 5……通信制御部、6……画像メモリ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の相手局からポーリング受信したデー
    タをメモリに記憶するデータ通信装置において、 前記各相手局に対するポーリングパスワードを記憶する
    記憶手段と、 ポーリング要求する複数の相手局を指定する指定手段
    と、 ポーリング要求に応じて、前記ポーリングパスワードを
    用いてポーリング通信を行なうポーリング手段とを備
    え、 前記ポーリング手段は、前記指定された相手先に対応し
    たポーリングパスワードを前記記憶手段から自動的に読
    み出して前記複数の相手局に対して順次ポーリング通信
    を行なうことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記ポーリング手段は、ポーリング要求を
    行なった要求相手局を指定して対応するパスワードを用
    いて前記ポーリング通信によって受信したデータを該要
    求相手局に送信することを特徴とする請求項1に記載の
    データ通信装置。
  3. 【請求項3】データを格納するためのメモリを有し、複
    数の相手局に対してポーリング要求を行い、ポーリング
    受信したデータを前記メモリに格納するデータ通信装置
    において、 数値により示される第1のポーリングパスワードとキャ
    ラクタコードにより示される第2のポーリングパスワー
    ドを含む複数のポーリングパスワードを記憶した第1の
    記憶手段と、 通信相手先に対応して前記第1の記憶手段の数値ないし
    キャラクタコードのポーリングパスワードのいずれを用
    いるかを特定するための識別情報を記憶する第2の記憶
    手段と、 指定された通信相手先に対するポーリング処理を行う場
    合、前記第2の記憶手段から前記指定された通信相手先
    に対応する識別情報を読み出し、その識別情報に対応す
    るポーリングパスワードを前記第1の記憶手段から読み
    出して、ポーリング通信におけるポーリングパスワード
    として使用する制御手段を有することを特徴とするデー
    タ通信装置。
  4. 【請求項4】複数の相手局からポーリング受信したデー
    タをメモリに記憶するデータ通信方法において、 前記各相手局に対するポーリングパスワードを記憶手段
    に記憶する記憶工程と、 ポーリング要求する複数の相手局を指定する指定工程
    と、 ポーリング要求に応じて、前記ポーリングパスワードを
    用いてポーリング通信を行なうポーリング工程とを備
    え、 前記ポーリング工程は、前記指定された相手先に対応し
    たポーリングパスワードを前記記憶手段から自動的に読
    み出して前記複数の相手局に対して順次ポーリング通信
    を行なうことを特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】前記ポーリング工程は、ポーリング要求を
    行なった要求相手局を指定して対応するパスワードを用
    いて前記ポーリング通信によって受信したデータを該要
    求相手局に送信することを特徴とする請求項4に記載の
    データ通信方法。
  6. 【請求項6】複数の相手局に対してポーリング要求を行
    い、ポーリング受信したデータをメモリに格納するデー
    タ通信方法において、 数値により示される第1のポーリングパスワードとキャ
    ラクタコードにより示される第2のポーリングパスワー
    ドを含む複数のポーリングパスワードを第1の記憶手段
    に記憶し、 通信相手先に対応して前記第1の記憶手段の数値ないし
    キャラクタコードのポーリングパスワードのいずれを用
    いるかを特定するための識別情報を第2の記憶手段に記
    憶し、 指定された通信相手先に対するポーリング処理を行う場
    合、前記第2の記憶手段から前記指定された通信相手先
    に対応する識別情報を読み出し、その識別情報に対応す
    るポーリングパスワードを前記第1の記憶手段から読み
    出して、ポーリング通信におけるポーリングパスワード
    として使用することを特徴とするデータ通信方法。
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