JP3065701B2 - コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法 - Google Patents
コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法Info
- Publication number
- JP3065701B2 JP3065701B2 JP3081162A JP8116291A JP3065701B2 JP 3065701 B2 JP3065701 B2 JP 3065701B2 JP 3081162 A JP3081162 A JP 3081162A JP 8116291 A JP8116291 A JP 8116291A JP 3065701 B2 JP3065701 B2 JP 3065701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- steel beam
- joining
- steel
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキヤストコンクリ
ート（以下、ＰＣａと言う）大梁、あるいは現場打ちの
コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法に関するもので
ある。
ート（以下、ＰＣａと言う）大梁、あるいは現場打ちの
コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】最近、熟練作業員等の人手不足に対処す
るため、柱、大梁等のプレハブ化とともに、鉄骨小梁、
デツキスラブ等を使用する構法の採用により、現場施工
の工程を大幅に簡素化し、施工能率を高め省力化されて
いる。従来の大梁と鉄骨小梁の接合工法は、鉄骨小梁の
端部及び鉄骨大梁の小梁接合部にそれぞれ接合用ガゼツ
トプレートを突設して、両接合用ガゼツトプレートを整
合させて溶接、ボルト等の手段で連結する接合工法が一
般的になつているが、該工法は、両接合用ガゼツトプレ
ートの取付け加工、その整合、連結作業等に多くの手
数、手間を要し、接合位置等の変更が困難であつて接合
精度にバラツキが生じ易く、また、鉄筋コンクリート大
梁には適用し難いなどの難点がある。
るため、柱、大梁等のプレハブ化とともに、鉄骨小梁、
デツキスラブ等を使用する構法の採用により、現場施工
の工程を大幅に簡素化し、施工能率を高め省力化されて
いる。従来の大梁と鉄骨小梁の接合工法は、鉄骨小梁の
端部及び鉄骨大梁の小梁接合部にそれぞれ接合用ガゼツ
トプレートを突設して、両接合用ガゼツトプレートを整
合させて溶接、ボルト等の手段で連結する接合工法が一
般的になつているが、該工法は、両接合用ガゼツトプレ
ートの取付け加工、その整合、連結作業等に多くの手
数、手間を要し、接合位置等の変更が困難であつて接合
精度にバラツキが生じ易く、また、鉄筋コンクリート大
梁には適用し難いなどの難点がある。
【０００３】また、コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合
を容易にするため、出願人は、鉄骨小梁の端部上に形鋼
のブラケツトを突設して、同ブラケツトをＰＣａ大梁の
ＰＣａ版あるいは大梁の型枠上に載置、係合して鉄骨小
梁を架設し、ＰＣａ版上あるいは前記型枠内にコンクリ
ートを打設して接合するコンクリート大梁と鉄骨小梁の
接合工法を先に開発して提案した。
を容易にするため、出願人は、鉄骨小梁の端部上に形鋼
のブラケツトを突設して、同ブラケツトをＰＣａ大梁の
ＰＣａ版あるいは大梁の型枠上に載置、係合して鉄骨小
梁を架設し、ＰＣａ版上あるいは前記型枠内にコンクリ
ートを打設して接合するコンクリート大梁と鉄骨小梁の
接合工法を先に開発して提案した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】先に開発して提案した
上記コンクリート大梁と鉄骨小梁との接合工法は、従来
の接合用ガゼツトプレートの結合による接合工法に比
べ、施工性、施工能率、省力化等に優れ、鉄筋コンクリ
ート大梁との接合も可能にしているが、鉄骨小梁の端部
に突設したブラケツトにより主として接合され、鉄骨小
梁の強度が接合強度として活用されてなく、接合強度の
調整、確保などが課題になつている。
上記コンクリート大梁と鉄骨小梁との接合工法は、従来
の接合用ガゼツトプレートの結合による接合工法に比
べ、施工性、施工能率、省力化等に優れ、鉄筋コンクリ
ート大梁との接合も可能にしているが、鉄骨小梁の端部
に突設したブラケツトにより主として接合され、鉄骨小
梁の強度が接合強度として活用されてなく、接合強度の
調整、確保などが課題になつている。
【０００５】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、鉄
骨小梁の端部自体を断面Ｔ形状のウエブ接合部に形成し
て、コンクリート大梁と鉄骨小梁との接合施工性、施工
能率等を高めるとともに、接合性能を向上したコンクリ
ート大梁と鉄骨小梁の接合工法を提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、鉄
骨小梁の端部自体を断面Ｔ形状のウエブ接合部に形成し
て、コンクリート大梁と鉄骨小梁との接合施工性、施工
能率等を高めるとともに、接合性能を向上したコンクリ
ート大梁と鉄骨小梁の接合工法を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄骨小梁の端
部に少くとも下部フランジの端部を除去して断面Ｔ形状
のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ大梁に小梁接合用のス
リツトを設けて、ウエブ接合部をスリツトに差し込み鉄
骨小梁を架設し、ウエブ接合部とスリツトの隙間にグラ
ウト注入して接合することにより、あるいは、鉄骨小梁
の端部に少くとも下部フランジの端部を除去して断面Ｔ
形状のウエブ接合部を形成し、大梁の型枠に小梁接合用
のスリツトを設けるとともに同スリツトの内側又は外側
に受材を配設して、ウエブ接合部をスリツトに差し込
み、受材で支持して鉄骨小梁を架設し、型枠内にコンク
リートを打設して接合することにより、ＰＣａ大梁ある
いは現場打ちのコンクリート大梁と鉄骨小梁との接合を
容易とし、接合精度、強度等を向上させている。
部に少くとも下部フランジの端部を除去して断面Ｔ形状
のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ大梁に小梁接合用のス
リツトを設けて、ウエブ接合部をスリツトに差し込み鉄
骨小梁を架設し、ウエブ接合部とスリツトの隙間にグラ
ウト注入して接合することにより、あるいは、鉄骨小梁
の端部に少くとも下部フランジの端部を除去して断面Ｔ
形状のウエブ接合部を形成し、大梁の型枠に小梁接合用
のスリツトを設けるとともに同スリツトの内側又は外側
に受材を配設して、ウエブ接合部をスリツトに差し込
み、受材で支持して鉄骨小梁を架設し、型枠内にコンク
リートを打設して接合することにより、ＰＣａ大梁ある
いは現場打ちのコンクリート大梁と鉄骨小梁との接合を
容易とし、接合精度、強度等を向上させている。
【０００７】
【作用】鉄骨小梁の端部に少くとも下部フランジの端部
を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ
大梁に小梁接合用のスリツトを設けて、そのウエブ接合
部をスリツトに差し込み支持して鉄骨小梁を架設し、ウ
エブ接合部とスリツトの隙間にグラウト注入することに
より、ＰＣａ大梁に鉄骨小梁が容易、迅速に精度良く架
設されて接合され、あるいは、前記ウエブ接合部を、大
梁の型枠に設けた小梁接合用のスリツトに差込み、同ス
リツトの内側又は外側に配設した受材で支持して鉄骨小
梁を架設し、前記大梁型枠内にコンクリートを打設する
ことにより、現場打ちのコンクリート大梁に鉄骨小梁が
容易、迅速に精度良く架設されて接合され、ウエブ接合
部は、下部フランジの端部除去、必要に応じてさらにウ
エブ下部の除去により所望強度の断面Ｔ形状に容易に形
成され、そのスリツトへの差し込み支持により接合精度
が高められて、鉄骨の強度が効果的に利用されて接合強
度が大幅に高められ自在に調整される。
を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ
大梁に小梁接合用のスリツトを設けて、そのウエブ接合
部をスリツトに差し込み支持して鉄骨小梁を架設し、ウ
エブ接合部とスリツトの隙間にグラウト注入することに
より、ＰＣａ大梁に鉄骨小梁が容易、迅速に精度良く架
設されて接合され、あるいは、前記ウエブ接合部を、大
梁の型枠に設けた小梁接合用のスリツトに差込み、同ス
リツトの内側又は外側に配設した受材で支持して鉄骨小
梁を架設し、前記大梁型枠内にコンクリートを打設する
ことにより、現場打ちのコンクリート大梁に鉄骨小梁が
容易、迅速に精度良く架設されて接合され、ウエブ接合
部は、下部フランジの端部除去、必要に応じてさらにウ
エブ下部の除去により所望強度の断面Ｔ形状に容易に形
成され、そのスリツトへの差し込み支持により接合精度
が高められて、鉄骨の強度が効果的に利用されて接合強
度が大幅に高められ自在に調整される。
【０００８】
【実施例】図１及び図２に本発明の第１実施例を示し、
図中１は下端フランジ１ａとウエブ１ｂ及び上端フラン
ジ１ｃからなる鉄骨小梁、２は下端フランジ２ａとウエ
ブ２ｂ及び上端フランジ２ｃからなる鉄骨小梁であつ
て、鉄骨小梁１（又は２）には、工場で、必要に応じて
施工現場等で下端フランジ１ａのみを除去してウエブ接
合部１ｄを形成し、あるいは下端フランジ２ａ端部及び
ウエブ２ｂ下部を除去してウエブ接合部２ｄを形成す
る。５はＰＣａ（プレキヤストコンクリート）大梁であ
つて、工場等で予め製造され、図示のように多数のスタ
ーラツプ６及び複数本の下端梁主筋７ａが埋設され、そ
の小梁接合部にはウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）が差し
込まれるスリツト８ａ（又は８ｂ）が形成されて、柱
（図示省略）間に適宜手段で架設される。
図中１は下端フランジ１ａとウエブ１ｂ及び上端フラン
ジ１ｃからなる鉄骨小梁、２は下端フランジ２ａとウエ
ブ２ｂ及び上端フランジ２ｃからなる鉄骨小梁であつ
て、鉄骨小梁１（又は２）には、工場で、必要に応じて
施工現場等で下端フランジ１ａのみを除去してウエブ接
合部１ｄを形成し、あるいは下端フランジ２ａ端部及び
ウエブ２ｂ下部を除去してウエブ接合部２ｄを形成す
る。５はＰＣａ（プレキヤストコンクリート）大梁であ
つて、工場等で予め製造され、図示のように多数のスタ
ーラツプ６及び複数本の下端梁主筋７ａが埋設され、そ
の小梁接合部にはウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）が差し
込まれるスリツト８ａ（又は８ｂ）が形成されて、柱
（図示省略）間に適宜手段で架設される。
【０００９】鉄骨小梁１（又は２）は、その両端部に形
成されているウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）を、ＰＣａ
大梁５に設けたスリツト８ａ（又は８ｂ）に差し込み支
持させて架設され、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）とス
リツト８ａ（又は８ｂ）の隙間にグラウト注入して接合
される。図示例のＰＣａ大梁５では、スターラツプ６群
の上部突出部に複数本の上端梁主筋７ｂを配筋するとと
もに、ＰＣａ大梁５及び鉄骨小梁１（又は２）上に所要
のスラブを配置し配筋して、コンクリートを打設し大梁
の上部とともにスラブ２０が施工される。
成されているウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）を、ＰＣａ
大梁５に設けたスリツト８ａ（又は８ｂ）に差し込み支
持させて架設され、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）とス
リツト８ａ（又は８ｂ）の隙間にグラウト注入して接合
される。図示例のＰＣａ大梁５では、スターラツプ６群
の上部突出部に複数本の上端梁主筋７ｂを配筋するとと
もに、ＰＣａ大梁５及び鉄骨小梁１（又は２）上に所要
のスラブを配置し配筋して、コンクリートを打設し大梁
の上部とともにスラブ２０が施工される。
【００１０】鉄骨小梁１（又は２）は、図１に示すよう
に必要に応じて図右のウエブ接合部１ｄあるいは図左の
ウエブ接合部２ｄが適宜の手段で容易に形成され、ウエ
ブ接合部１ｄ（又は２ｄ）は、断面Ｔ形状に形成されて
ＰＣａ大梁５に設けたスリツト８ａ（又は８ｂ）に上方
から容易に差し込まれて、その上端フランジ１ｃ（又は
２ｃ）端部がＰＣａ大梁５のプレキヤストコンクリート
上に支持され、ウエブ１ｂ（又は２ｂ）端部がスリツト
８ａ（又は８ｂ）に差し込み支持されて高精度で接合配
置されるとともに、接合長さが確保されて鉄骨小梁の強
度が接合強度として効果的に利用され、下端フランジ、
ウエブ下部の除去量の調整によりその接合強度が自在に
所望値に調節される。図１（Ｂ）に示すように、ＰＣａ
大梁５のスリツト８ａ，８ｂの形成部分に、必要に応じ
てＸ形状の補強筋９、あるいはＶ形状の補強筋が配設さ
れ、スターラツプ６が増設される。
に必要に応じて図右のウエブ接合部１ｄあるいは図左の
ウエブ接合部２ｄが適宜の手段で容易に形成され、ウエ
ブ接合部１ｄ（又は２ｄ）は、断面Ｔ形状に形成されて
ＰＣａ大梁５に設けたスリツト８ａ（又は８ｂ）に上方
から容易に差し込まれて、その上端フランジ１ｃ（又は
２ｃ）端部がＰＣａ大梁５のプレキヤストコンクリート
上に支持され、ウエブ１ｂ（又は２ｂ）端部がスリツト
８ａ（又は８ｂ）に差し込み支持されて高精度で接合配
置されるとともに、接合長さが確保されて鉄骨小梁の強
度が接合強度として効果的に利用され、下端フランジ、
ウエブ下部の除去量の調整によりその接合強度が自在に
所望値に調節される。図１（Ｂ）に示すように、ＰＣａ
大梁５のスリツト８ａ，８ｂの形成部分に、必要に応じ
てＸ形状の補強筋９、あるいはＶ形状の補強筋が配設さ
れ、スターラツプ６が増設される。
【００１１】図３に本発明の第２実施例を示しており、
図中１５は現場打ちのコンクリート大梁の型枠、１８
ａ，１８ｂは型枠１５に設けた小梁接合用のスリツト、
１９ａ，ｂは、スターラツプ１６に固着あるいは型枠１
５に着脱可能に配設され、スリツト１８ａ，１８ｂの内
側又は外側に配設された受材であつて、鉄骨小梁１（又
は２）の端部に少くとも下部フランジ１ａ（又は２ａ）
の端部を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部１ｄ（又は
２ｄ）を形成し、大梁の型枠１５に小梁接合用のスリツ
ト１８ａ（又は１８ｂ）を設けるとともに同スリツトの
内側又は外側に受材１９ａ（又は１９ｂ）を配設して、
ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）をスリツト１８ａ（又は
１８ｂ）に差し込み、受材金１９ａ（又は１９ｂ）で支
持して鉄骨小梁１（又は２）を架設し、型枠１５内にコ
ンクリートを打設して接合するコンクリート大梁と鉄骨
小梁の接合工法になつており、現場打ちのコンクリート
大梁と鉄骨小梁の接合においても第１実施例と同様な作
用、効果が得られる。図示の受材１９ａ（又は１９ｂ）
は、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）下部を支持している
が、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）の上端フランジ１ｃ
（又は１ｃ）を支持する受材にすることも可能である。
図中１５は現場打ちのコンクリート大梁の型枠、１８
ａ，１８ｂは型枠１５に設けた小梁接合用のスリツト、
１９ａ，ｂは、スターラツプ１６に固着あるいは型枠１
５に着脱可能に配設され、スリツト１８ａ，１８ｂの内
側又は外側に配設された受材であつて、鉄骨小梁１（又
は２）の端部に少くとも下部フランジ１ａ（又は２ａ）
の端部を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部１ｄ（又は
２ｄ）を形成し、大梁の型枠１５に小梁接合用のスリツ
ト１８ａ（又は１８ｂ）を設けるとともに同スリツトの
内側又は外側に受材１９ａ（又は１９ｂ）を配設して、
ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）をスリツト１８ａ（又は
１８ｂ）に差し込み、受材金１９ａ（又は１９ｂ）で支
持して鉄骨小梁１（又は２）を架設し、型枠１５内にコ
ンクリートを打設して接合するコンクリート大梁と鉄骨
小梁の接合工法になつており、現場打ちのコンクリート
大梁と鉄骨小梁の接合においても第１実施例と同様な作
用、効果が得られる。図示の受材１９ａ（又は１９ｂ）
は、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）下部を支持している
が、ウエブ接合部１ｄ（又は２ｄ）の上端フランジ１ｃ
（又は１ｃ）を支持する受材にすることも可能である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、前述のような構成からなり、
鉄骨小梁の端部に少くとも下部フランジの端部を除去し
て断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ大梁に小
梁接合用のスリツトを設けて、そのウエブ接合部をスリ
ツトに差し込み支持して鉄骨小梁を架設し、ウエブ接合
部とスリツトの隙間にグラウトを注入することにより、
あるいは、前記ウエブ接合部を、大梁の型枠に設けた小
梁接合用のスリツトに差込み同スリツトの内側又は外側
に配設した受材で支持して鉄骨小梁を架設し、前記型枠
内にコンクリートを打設することにより、ＰＣａ大梁、
現場打ちのコンクリート大梁に鉄骨小梁が容易、迅速に
精度良く架設されて接合され、鉄骨の強度が効果的に利
用されて接合強度が大幅に高められ所望値に自在に調整
されて接合性能が著しく高められ、施工性、施工能率等
が向上されて大幅に省力化される。
鉄骨小梁の端部に少くとも下部フランジの端部を除去し
て断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、ＰＣａ大梁に小
梁接合用のスリツトを設けて、そのウエブ接合部をスリ
ツトに差し込み支持して鉄骨小梁を架設し、ウエブ接合
部とスリツトの隙間にグラウトを注入することにより、
あるいは、前記ウエブ接合部を、大梁の型枠に設けた小
梁接合用のスリツトに差込み同スリツトの内側又は外側
に配設した受材で支持して鉄骨小梁を架設し、前記型枠
内にコンクリートを打設することにより、ＰＣａ大梁、
現場打ちのコンクリート大梁に鉄骨小梁が容易、迅速に
精度良く架設されて接合され、鉄骨の強度が効果的に利
用されて接合強度が大幅に高められ所望値に自在に調整
されて接合性能が著しく高められ、施工性、施工能率等
が向上されて大幅に省力化される。
【図１】本発明の第１実施例を示す側面図（Ａ）とその
矢示１Ｂ−１Ｂ視図（Ｂ）
矢示１Ｂ−１Ｂ視図（Ｂ）
【図２】図１の矢示２Ａ−２Ａ視図（Ａ）と矢示２Ｂ−
２Ｂ視図（Ｂ）
２Ｂ視図（Ｂ）
【図３】本発明の第２実施例を示す側面図である。
１，２ 鉄骨小梁 １ａ，２ａ 下部フランジ １ｄ，２ｄ ウエブ接合部 ５ ＰＣａ大梁 ８ａ，８ｂ スリツト １５ 大梁の型枠 １８ａ，１８ｂ スリツト １９ａ，ｂ 受材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−236327（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−184901（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04B 1/30 E04B 1/16 E04B 1/20 E04B 1/58 504 E04B 1/58 506
Claims (2)
- 【請求項１】 鉄骨小梁の端部に少くとも下部フランジ
の端部を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、
ＰＣａ大梁に小梁接合用のスリツトを設けて、前記ウエ
ブ接合部を前記スリツトに差し込み支持して前記鉄骨小
梁を架設し、前記ウエブ接合部と前記スリツトの隙間に
グラウト注入して接合することを特徴とするコンクリー
ト大梁と鉄骨小梁の接合工法。 - 【請求項２】 鉄骨小梁の端部に少くとも下部フランジ
の端部を除去して断面Ｔ形状のウエブ接合部を形成し、
大梁の型枠に小梁接合用のスリツトを設けるとともに同
スリツトの内側又は外側に受材を配設して、前記ウエブ
接合部を前記スリツトに差し込み、前記受材で支持して
前記鉄骨小梁を架設し、前記型枠内にコンクリートを打
設して接合することを特徴とするコンクリート大梁と鉄
骨小梁の接合工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081162A JP3065701B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081162A JP3065701B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681397A JPH0681397A (ja) | 1994-03-22 |
| JP3065701B2 true JP3065701B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=13738759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3081162A Expired - Lifetime JP3065701B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3065701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101942567B1 (ko) * | 2016-08-24 | 2019-01-25 | 주식회사 하이브릭스이앤씨 | 보의 단부 마구리면을 형틀 지지부로 하는 모멘트 접합 구조 및, 이를 이용하는 시공방법 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3081162A patent/JP3065701B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0681397A (ja) | 1994-03-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2872346B2 (ja) | プレハブ床版の設置工法 | |
| JPH03250130A (ja) | 建築物躯体の施工法 | |
| JP2927402B2 (ja) | コンクリート建造物の柱・梁接合部構造 | |
| JP3065701B2 (ja) | コンクリート大梁と鉄骨小梁の接合工法 | |
| JPH0941666A (ja) | コンクリート型枠工法 | |
| KR200383309Y1 (ko) | 슬러리 벽이 적용된 지하층의 슬래브 시공을 위한 거푸집구조체 | |
| JP2019157550A (ja) | 地下構造物の構築方法 | |
| JP2002180420A (ja) | 鋼・コンクリート合成床版及びその施工方法並びに前記合成床版の構成部材及び前記合成床版を用いた橋梁 | |
| JPH04222742A (ja) | 複合梁 | |
| JP2864906B2 (ja) | プレキャスト壁の接合方法 | |
| JP2003055961A (ja) | 鋼・コンクリート一体化地下壁およびその構築方法 | |
| JP2725572B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造での小梁施工方法 | |
| JP2748008B2 (ja) | 建築物の梁の施工方法 | |
| JP2620118B2 (ja) | 壁及び床のネット型枠工法 | |
| KR101219995B1 (ko) | 건축구조물에 사용되는 가설 브레이스와 강합성 거더, 변단면 강재 거더 및 이들을 이용한 건축구조물 축조공법. | |
| JPH05209433A (ja) | 大梁一体型柱構造物を用いた建物の施工方法 | |
| JP2516831B2 (ja) | 大梁と小梁の接合構造 | |
| JPH0235168A (ja) | パネルゾーンの型枠 | |
| JP3072534B2 (ja) | プレキャスト梁部材及びその梁構築法 | |
| JP2558695Y2 (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
| JPH0211521Y2 (ja) | ||
| JPH11172689A (ja) | 鉄骨柱の脚部定着法 | |
| JPH08253912A (ja) | 橋梁構造 | |
| JPH0420639A (ja) | Ｐｃ小梁 | |
| JP2611917B2 (ja) | 柱の型枠装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |