JP3063325B2 - 圧縮空気ネジ締機 - Google Patents

圧縮空気ネジ締機

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JP3063325B2
JP3063325B2 JP3321758A JP32175891A JP3063325B2 JP 3063325 B2 JP3063325 B2 JP 3063325B2 JP 3321758 A JP3321758 A JP 3321758A JP 32175891 A JP32175891 A JP 32175891A JP 3063325 B2 JP3063325 B2 JP 3063325B2
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JP
Japan
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compressed air
screw
moving member
air
screw tightening
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JP3321758A
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雅雄 浜田
彰 宇野
康希 大森
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮空気を動力源とし
て、ネジを被締付材にねじ込む圧縮空気ネジ締機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は本出願人が先に出願した特開平1
−45579号の圧縮空気ネジ締機の縦断面図である。
該圧縮空気ネジ締機は、トリガ10と、トリガ10の操
作により動作する操作弁2と、本体上下方向に移動可能
な移動部材14と、移動部材14と一体となって回転可
能なエアモータ1と、エアモータ1の回転をネジ13に
伝えてねじ込むドライバビット3と、ネジ13を順次送
り出すネジ送り部28より構成されている。以上の構成
において動作を説明する。トリガ10を引くと操作弁2
から流入した圧縮空気が通路16から横穴17、移動部
材14の外壁更に給気孔18を通ってエアモータ1に供
給されエアモータ1は回転する。また同時に通路16か
ら入気路8を経由して、移動部材14上端に圧縮空気が
供給されて移動部材14が下降する。この結果、エアモ
ータ1の下端に取り付けられているドライバビット3が
ネジ13を回転させながら下降し、被締付材35にネジ
13をねじ込む。この時同時に、操作弁2からの圧縮空
気がネジ送り装置28に流入し、送りピストン29がス
プリング31の力に打ち勝って後退する。その後トリガ
10を放すと、操作弁2からエアモータ1、移動部材1
4への圧縮空気の供給が遮断され、入気路8内の圧縮
気が排気口9より外部に排気される。このため、移動部
材14はスプリング11の復元力によって上昇し元の位
置に復帰する。また、ネジ送り装置28内の圧縮空気も
排気口9より同時に排気されるため、送りピストン29
がスプリング31の復元力で移動し、同時に送り爪30
が連結ネジ32を引掛けて次のネジ13をドライバビッ
3の下方に供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
圧縮空気ネジ締機は、ネジ13をねじ込むドライバビッ
3と、該ドライバビット3を回転させるためのエアモ
ータ1が一体となっており、更にエアモータ1を内部に
回転可能に固定した移動部材14が上下移動可能となっ
ている。前記エアモータ1は全体の重量が重いため、移
動部材14全体の重量が、移動部材14を除いた本体の
重量に占める割合が大きい。このことは、従来からある
圧縮空気でピストンを駆動して止具等を打込む工具に共
通している被打込材に止具を打ち込む際に発生する本体
への反動が、打込み動作をするピストンの重量mをピス
トンを除く本体の重量Mで割った値m/Mに比例するこ
とが分かっていることから、上記した圧縮空気ネジ締機
は、被締付材35にネジ13をねじ締めする時の本体の
反動が大きいことが分かる。また、エアモータは外径
が大きいため、エアモータが上下移動する範囲は、本
体の外郭も大きくしなければならないため、本体が大き
なものとなる。これに加えセンターハイト37が大きく
なるため、隅部へのネジ締め作業ができないという欠点
もあり、上記したことと併せて従来の圧縮空気ネジ締機
は大変操作性の悪いものとなっていた。更に、移動部材
14が圧縮空気により下降し、ドライバビット3によっ
てネジ13をねじ込んだ後の余剰エネルギは、移動部材
14下方のダンパ4により吸収するが、この時発生する
衝撃は、エアモータ1が移動部材14と一体となって下
降するためエアモータ1やエアモータ1の回転を支持し
ている軸受等の支持部材15に直接伝わり、エアモータ
1の耐久性が低下し、締付性能が悪くなるという問題も
あった。本発明の目的は、従来の圧縮空気ネジ締機の上
記した欠点を改善し、反動が少なく操作性及び耐久性に
優れた圧縮空気ネジ締機を供給することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転体を中
空状に形成すると共に回転体内にドライバビット先端
有する移動部材をネジ締め方向に沿って移動可能に設
、移動部材が回転体内を移動しこの1回の移動でねじ
締めを行うようにすることにより達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成された圧縮空気ネジ締機は次
のように動作する。トリガを操作すると、圧縮空気が
アモータに流入してエアモータが回転する。この時エア
モータの回転はギヤ伝手段を介して回転体に伝わり回
転体が回転すると共に回転伝達手段により回転体の回転
移動部材すなわちドライバビットに伝わりドライバビ
ットが回転する。また操作弁が操作されることにより回
転体内に設けられた圧縮空気の作用によって移動部材が
移動するので、移動部材の先端に取付けられたドライバ
ビットは、回転しながら移動ねじを被締付材にねじ込
む。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す縦断面図であ
る。ハウジング7には図示しない圧縮空気源に連結する
圧縮空気取入口5と圧縮空気を動力源として回転するエ
アモータ1エアモータ1へ圧縮空気を導く入気路8及
び給気口18を有している。またギヤ伝手段19を介
してエアモータ1の回転に連動して回転し、中空状に形
成された回転体12があり、回転体12内にはスプリン
グ11により常時上方に付勢された移動部材14が設け
られている。移動部材14上方に圧縮空気が供給される
と、移動部材14はスプリング11の付勢力に抗して回
転体12内を下降する。移動部材14の外周は回転体1
2下部内壁と常時接触しており、回転体12下部内壁及
び移動部材14外周が係合可能な多角形状をしているた
め、回転体12が回転することにより移動部材14も回
転する。ネジ13と係合可能なドライバビット3は図に
示すように移動部材14下部に取付けられているため、
ドライバビット3は移動部材14と共に回転及び上下動
する。前記入気路8への圧縮空気の供給及び排気は、外
部に設けられたトリガ10により、入気路8と通路16
で連通した操作弁2を上下操作することで行われる。ま
た移動部材14の下方にはドライバビット3がネジ13
をねじ込んだ後の余剰のエネルギを吸収するダンパ4が
設けられている。前記操作弁2と連結したネジ送り装置
28を有しており、ネジ送り装置28は圧縮空気の供
給、排気に従って往復動する送りピストン29、該送り
ピストン29の先端に回転可能に取り付けられ、連結ネ
ジ32と係合する送り爪30及びスプリング31等から
構成されている。
【0007】上記構成において動作を説明する。圧縮空
気源に圧縮空気取入口5を接続し、操作弁2を操作する
と、図2の如く、圧縮空気が入気路8及び給気口18か
エアモータ1に供給されてエアモータ1が回転する。
同時に移動部材14の上部にも入気路8からの圧縮空気
が供給されるため、移動部材14は回転体12内を摺動
下降する。この時移動部材14には、ギヤ伝達手段
9、回転体12介しエアモータ1のロータ36の回
転が伝わるため同時に回転した状態となる。更に、移動
部材14の下部に設けたドライバビット3がネジ13と
接触し、ネジ13を回転させ被締付材35にネジ13を
ねじ込む。また、ねじ込んだ後の移動部材14の余分な
エネルギはダンパ4で吸収され、移動部材14は停止す
る。また、ネジ送り装置28についても、操作弁2を操
作すると圧縮空気が操作弁2から供給されるため送りピ
ストン29と送り爪30はスプリング31の力に打ち勝
って後退する。
【0008】次に、図1の如く操作弁2を放すとエアモ
ータ1及び移動部材14への圧縮空気の供給がなくなる
ためこれらの回転及び移動は停止し、更に移動部材14
の上部の圧縮空気は排気口9より外部に排気されるため
スプリング11の復元力により上昇し移動部材14は元
の位置に戻る。また、ネジ送り装置28内に供給されて
いた圧縮空気も同様に排気口9より外部に排気されるた
め、スプリング31により送りピストン29と送り爪3
0が前方に移動し、送り爪30と係合している連結ネジ
32を前方に移動させネジ13をドライバビット3の下
方に供給する。
【0009】本実施例においては、上記したようにエア
モータ1を本体に回転可能に設け、同時にエアモータ
の回転を中空状に形成された回転12に伝えるギヤ
手段19を設け移動部材14を回転体12内に上下摺
動可能に設けたので、移動部材14全体を軽量化でき、
ネジ13をねじ込む時の本体の反動が小さくなり操作性
が良くなる。また移動部材14を回転体12内に設け移
動部材14だけが上下動するようにしたため、移動する
径が小さくなり本体をコンパクト化でき、センターハイ
トが小さくできるため操作性が良くなる。更に、エアモ
ータ1及びロータ36を支持するための前記支持部材1
5が、移動部材14の上下動と無関係に本体に固定とな
っているため、移動部材14がネジ13をねじ込んだ後
の余分なエネルギがダンパ4によって吸収される時の衝
撃を受けることがないので、ねじ締付の耐久性が向上す
る。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、回転体を中空状に形成
すると共に回転体内にドライバビット先端に有する
動部材をネジ締め方向に沿って移動可能に設け、移動部
材が回転体内を移動するようにしたので、ネジをねじ込
むための圧縮空気により移動する部分の重量が軽くな
り、ねじ締め時の本体の反動が小さくなる。また移動部
分の大きさが小さくなると共に構造が簡単であるため、
本体の外郭がコンパクト及びセンターハイトが小さくな
る。またねじ込みの衝撃による耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明圧縮空気ネジ締機の一実施例を示す断
面図である。
【図2】 図1の動作状態を示す断面図である。
【図3】 従来の圧縮空気ネジ締機の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1はエアモータ、2は操作弁、3はドライバビット、8
は入気路、13はネジ、14は移動部材、28はネジ送
り装置、32は連結ネジ、35は被締付材である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄圧室を形成したハンドル部を有するハ
    ウジング内に収納され、圧縮空気を動力源として回転す
    るエアモータと、ねじ締め方向に沿って延び、ハウジン
    のハンドル部の前方に回転可能に支持された中空の回
    転体と、エアモータの回転を中空回転体に伝えるギヤ伝
    達手段と、中空回転体内に流入した圧縮空気の作用を受
    けてねじ締め方向に沿って移動できるように中空回転体
    内に設けられ、先端にねじと係合可能なドライバビット
    を有する移動部材と、中空回転体の回転を移動部材に伝
    達する回転伝達手段とを備え、移動部材をエアモータに
    より回転させると共に圧縮空気によってねじ締め方向に
    移動させ、移動部材の1回の移動でねじ締めを行うよう
    にしたことを特徴とする圧縮空気ネジ締機。
JP3321758A 1991-12-05 1991-12-05 圧縮空気ネジ締機 Expired - Lifetime JP3063325B2 (ja)

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JPH05154773A JPH05154773A (ja) 1993-06-22
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JPH05154773A (ja) 1993-06-22

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