JP4123237B2 - 圧縮空気ねじ締め機 - Google Patents

圧縮空気ねじ締め機 Download PDF

Info

Publication number
JP4123237B2
JP4123237B2 JP2005036326A JP2005036326A JP4123237B2 JP 4123237 B2 JP4123237 B2 JP 4123237B2 JP 2005036326 A JP2005036326 A JP 2005036326A JP 2005036326 A JP2005036326 A JP 2005036326A JP 4123237 B2 JP4123237 B2 JP 4123237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed air
piston
air
accumulating chamber
driver bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005036326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005131789A (ja
Inventor
彰 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2005036326A priority Critical patent/JP4123237B2/ja
Publication of JP2005131789A publication Critical patent/JP2005131789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4123237B2 publication Critical patent/JP4123237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本発明はねじを被締結材にねじ込む圧縮空気ねじ締め機に関するもので、ねじ締め機全体の小形軽量化及び動作の確実性向上を図るようにしたものである。
エアモータによって回転されるドライバビットをピストンによって下降させてねじ込むようにした圧縮空気ねじ締め機は多数提案されており、代表的なものとして、例えば、特開平1−45579号の如くエアモータとドライバビットが共に下降するもの、特開平5−261676号の如くエアモータは下降しないでドライバビットのみが下降するものとがある。
前者はエアモータを含む移動部の重量が、ねじ締め機の重量の大部分を占めるようになって、ねじ締め時の反動が大きくなる欠点がある。後者は、ねじ締め時の反動を小さくするために、エアモータを固定し、ドライバビットとピストンを一体とした軽量な移動部材のみを下降させてねじ込むものである。
特開平1−45579号 特開平5−261676号
後者のねじ締め機は、ねじ締め時の反動を小さくできるが、エアモータのロータがシリンダを兼用する構成のため、シリンダの径分だけエアモータのロータが大きくなる、ギヤ等による減速部が設けられていないため、適正な締め付けトルクを得るため、大型のエアモータが必要となり、結果としてエアモータが大きくなるという欠点があった。またピストンの下部にエアモータの回転トルクをドライバビットに伝達する回転伝達部を設けているため、ピストンの上下移動に対し、回転伝達部の上部と下部に合わせて2倍のスペースをとる必要があり全高が高くなる欠点がああり、ねじ締め機全体が大きくなるばかりか、重量も重くなる欠点があった。
更に、ねじ締め付け完了時に、ピストンと一体になった入気弁によりエアモータへの圧縮空気の供給を停止すると共に、ねじ締め完了後のピストンの初期位置への復帰は、ピストン上部から流入してピストン下部室内に蓄積した圧縮空気によって行う構成のため、ピストン上部からピストン下部室への圧縮空気流入が完了しない前に入気弁が閉じてしまい、蓄積空気が不足してピストン戻り不良が発生する恐れがあった。これを改善するにはピストン下部室への通路を大きくし、ピストン下部室内への圧縮空気の流入量を大きくすれば、蓄積空気不足は起こらないが、ねじ込み中に、ピストン下部室の圧力が高くなり推力不足となってねじ込み不良が生じる。
本発明の目的は、ねじ締め完了後のピストンの戻り不良を少なくし、ねじ締め動作の確実性向上を図ることである。
上記目的は、ピストンを案内し、下方に流出孔を有するシリンダと、流出孔から流入するピストン復帰用の圧縮空気を蓄える戻し蓄圧室及びエアモータへ圧縮空気を導く空気通路中に設けられ、戻し蓄圧室内の圧力が所定以上になった時に閉じるストップ弁とを備え、ピストンが下死点に到達した後の戻し蓄圧室内の圧力上昇によりストップ弁を動作させてエアモータの回転を停止させることにより達成される。
以上のように本発明によれば、戻し蓄圧室内の圧力上昇によってエアモータへの圧縮空気供給を停止させるようにしたので、ピストン、ドライバビットの戻り不良が発生することがなくなり、ねじ締め動作の確実性を向上できる等の作用効果を奏し得ることが可能となる。
本発明の一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。本体外枠を形成するボディ1内には空気取入口に連通した蓄圧室2があり、また上方に回転可能に支持されたロータ3を有するエアモータ4があり、ロータ3により遊星歯車装置5を介して回転されるシリンダ6が回転可能に支持されている。シリンダ6の側壁には通気孔7が設けられている。通気孔7に面したボディ1には、上下動可能な円筒状の主弁8が下方に付勢されて設けられている。主弁8が上下動する摺動溝9の上方はバルブピストン10を介して操作弁11に連通した通路12が設けられている。主弁8の下端、上側の側面は共にシールされ、中央部には通気孔13が設けられている。摺動溝9の下方には蓄圧室2に連通する通気孔14が設けられている。
シリンダ6の外形は円形をなし内部に断面形状がほぼ楕円形状の内壁を有し、内壁の一部には軸方向に延びた少なくとも一対の回転伝達部15が設けられている。シリンダ6内には、シリンダ6内壁とほぼ同じ断面形状のピストン17が軸方向に移動可能な如く設けられ、ピストン17には、回転伝達部15に嵌挿される少なくとも一対の回転受け部16を有すると共に、外周にはシール部材40が装着され、シリンダ6とピストン17の間をシールしている。ピストン17の下方内部には図示を省略したドライバビット装着部が設けられ、ドライバビット23が装着される。
シリンダ6の下端には流出孔26、流入孔27が設けられ、ボディ1の下方とシリンダ6外周の間には戻し蓄圧室28が形成されている。流出孔26は、ピストン17が下死点の時、ピストン上部の圧縮空気が戻し蓄圧室28に流出するような位置に設けられている。
ボディ1には上下動可能なストップ弁19が上方に付勢されて設けられ、ストップ弁19の下方は戻し蓄圧室28に連通し、ストップ弁19の上方は通気孔32及び空気通路24を介して夫々通気孔14及びエアモータ4の入気孔25に連通している。ボディ1の下方には、マガジン29内の連結バンド30で連結された連結ねじ31を自動的に供給する図示しないねじ送り部が設けられている。
以上のように構成された本発明圧縮空気ねじ締め機の動作について以下説明する。先ず作業開始直前の動作状態を説明する。蓄圧室2に図示しないコンプレッサから圧縮空気を供給すると、従来の空気釘打機において周知の如く、バルブピストン10が上昇し、蓄圧室2内の圧縮空気が通路12を介して主弁8の摺動溝9上方に供給されて主弁8を押し下げ、主弁8の下端面をシール状態にして蓄圧室2とシリンダ6、通気孔32との間を遮断し、エアモータ4及びピストン17に圧縮空気が供給されないようにしている。
次に上述の状態からねじ締め作業に入った時の動作を図3〜図6の動作原理図を用い、その流れに沿って順次説明する。太線矢印は圧縮空気の流れ方向を示す。
〔動作1〕(操作弁11を開く)→(主弁8が開く)→(ピストン17上方、空気通路24に圧縮空気供給)
図3に示すようにトリガレバーを引き操作弁11の開操作を行うと、空気釘打機において周知の如く、バルブピストン10が下降し、空気通路12が矢印の如く大気に連通し、摺動溝9上方の圧縮空気が排出され、主弁8が押し上げられて通気孔14を開く。蓄圧室2の圧縮空気は通気孔14から矢印の様に直接ピストン17の上方に供給される。通気孔32から流入した圧縮空気はストップ弁19を押し下げ、空気通路24に供給される。
〔動作2〕(ピストン17下降、エアモータ4回転)→(ドライバビット23先端がねじ31の十字穴に嵌合、シリンダ6回転)→(ドライバビット23回転)→(ねじ締め開始)
図4に示す如く、圧縮空気がシリンダ6内に供給されると、ピストン17上部に圧力が加わり、ピストン17が下降し始める。同時に空気通路24を介してエアモータ4に圧縮空気が供給され、エアモータ4が回転を始める。更にピストン17が下降するとドライバビット23先端がねじ31の十字穴に嵌合し、エアモータ4の回転によって遊星歯車装置5を介してシリンダ6が回転する。シリンダ6内壁の回転伝達部15からピストン17の回転受け部16を介して、ピストン17が回転され、ドライバビット23が回転する。ねじ31の十字穴にドライバビット23が嵌合すると共にピストン17により推力が与えられているため、ドライバビット23の回転に従いねじ締めが開始される。
〔動作3〕(ピストン17下死点で、戻し蓄圧室28へ圧縮空気供給)→(ストップ弁19が空気通路24遮断)→(エアモータ4の回転停止)
図5に示す如く、ねじ31が被締結材の面と同一面まで締められると、ピストン17が下死点まで到達する。ピストン17が下死点に到達すると流出孔26から圧縮空気が戻し蓄圧室28に供給される。圧縮空気が戻し蓄圧室28に供給されると、ストップ弁19を押し上げ、ストップ弁19の上面が通気孔32を遮断して、空気通路24内への圧縮空気の供給を停止する。その結果エアモータ4は回転を停止する。
〔動作4〕(操作弁11を閉じる)→(主弁8が閉じる)→(ピストン17上部の圧縮空気排出)→(ピストン17、ドライバビット23が上昇)→(次のねじ31供給)
図6において、トリガレバーを放して操作弁11の閉操作を行うと、バルブピストン10が上昇して図1と同様に空気通路12を介して主弁8の摺動溝9上部に圧縮空気が供給され、主弁8が押し下げられて下端面をシール状態にし、蓄圧室2とシリンダ6との通気孔14間が遮断される。同時にピストン17上方の圧縮空気が排出される。
ピストン17上方の圧縮空気が排出されると、戻し蓄圧室28の圧縮空気が流入孔27からピストン17下部に加わり、ピストン17及びドライバビット23が上昇し、次いで図示しないフィードピストンの動作により、次のねじ31が供給される。以上の一連の動作でねじ締めが完了する。
次に本発明の他の実施形態について説明する。上記実施形態においては、シリンダ6の内壁の断面形状をほぼ楕円形状としたが、図7の如き矩形形状、または図8の如き三角形状の如く、少なくとも一対の回転伝達部を有すればよく、その形状は任意に設定できるものである。
本発明ねじ締め機の一実施形態であって、初期状態を示す模式図。 図1のA−A線断面図 図1の状態から操作弁を開操作した状態を示す模式図。 図3の状態からドライバビットが下降・回転を開始した状態を示す模式図。 ねじ締め完了状態を示す模式図。 図5の状態から操作弁を放した状態及びドライバビットが上昇復帰する状態を示す模式図。 シリンダ部の他の実施形態を示す断面図。 シリンダ部の更に他の実施形態を示す断面図。
符号の説明
4はエアモータ、5は遊星歯車、6はシリンダ、15は回転伝達部、16は回転受け部、17はピストン、19はストップ弁、23はドライバビット、26は流出孔、28は戻し蓄圧室、40はシール部材である。

Claims (2)

  1. 圧縮空気を動力源として回転するエアモータと、エアモータへ圧縮空気を導く空気通路と、エアモータにより回転されると共に圧縮空気により下降されるピストンと、ピストンの先端に装着されてねじ締めを行うドライバビットと、ピストンを案内し、下方に圧縮空気流出孔及び圧縮空気流入孔を有するシリンダと、前記流出孔からの圧縮空気を蓄え、蓄えた圧縮空気でピストンとドライバビットを上昇復帰させる戻し蓄圧室とを備えた圧縮空気ねじ締め機であって、前記戻し蓄圧室の圧力により動作されて前記空気通路を開閉するストップ弁を設け、戻し蓄圧室の圧力上昇によりストップ弁を動作させて空気通路を閉じ、エアモータの回転を停止させるようにしたこと特徴とする圧縮空気ねじ締め機。
  2. 前記圧縮空気流出孔を、ピストンがほぼ下死点位置に下降した時、ピストンの上部と前記戻り蓄圧室が連通する位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の圧縮空気ねじ締め機。
JP2005036326A 2005-02-14 2005-02-14 圧縮空気ねじ締め機 Expired - Fee Related JP4123237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036326A JP4123237B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 圧縮空気ねじ締め機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036326A JP4123237B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 圧縮空気ねじ締め機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18070298A Division JP2000006040A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 圧縮空気ねじ締め機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005131789A JP2005131789A (ja) 2005-05-26
JP4123237B2 true JP4123237B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=34651202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005036326A Expired - Fee Related JP4123237B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 圧縮空気ねじ締め機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4123237B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5047737B2 (ja) * 2007-08-31 2012-10-10 株式会社マキタ ねじ打ち込み機
JP5062077B2 (ja) * 2008-07-18 2012-10-31 マックス株式会社 空気圧式ネジ打込み機
JP5627965B2 (ja) * 2010-09-13 2014-11-19 株式会社マキタ エア工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005131789A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6554590B2 (ja) 打ち込み工具
JP3744197B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
WO2018180082A1 (ja) 打込機
EP0820839A1 (en) Screw driving method and screw driving device
JP4123237B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
CN101628402A (zh) 气动螺丝刀和气动螺丝刀中的空气马达的停止控制方法
JP4089569B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP2003025243A (ja) ねじ締め機
JP2018122389A (ja) 空気圧工具
JP5585840B2 (ja) ねじ締機
JP7004066B2 (ja) 打込機
JP5783379B2 (ja) 打込機
JP2000006040A (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP3562288B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP3760627B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
CN219426719U (zh) 一种带有辅助输油结构的液压工具
JP3656405B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP2005335064A (ja) エアシリンダ式空圧工具
JP3101903U (ja) ネジ締め機における圧搾空気モーターの空気バルブ構造
JP3063325B2 (ja) 圧縮空気ネジ締機
JP4089583B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP2016140928A (ja) 空気ねじ締め機
JP3101904U (ja) ネジ締め機における圧搾空気モーターの制御バルブ
JP3562236B2 (ja) 圧縮空気ねじ締め機
JP3248299B2 (ja) 圧縮空気ねじ締機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150516

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees