JP3562288B2 - 圧縮空気ねじ締め機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はねじを被締結材にねじ込む圧縮空気ねじ締め機に関するもので、ねじ締め動作の信頼性の向上を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
エアモータによって回転されるドライバビットをピストンによって下降させてねじ込むようにしたねじ締め機は多数提案されており、代表的なものとして例えば特開平1−45579号の如くエアモータとドライバビットが共に下降するもの、特開平5−261676号の如くエアモータは降下しないでドライバビットのみを下降させるものがある。
【0003】
前者はエアモータを含む移動部の重量がねじ締め機の重量の大部分を占めるようになって移動部の重量が大きくなる結果、ねじ締め時の反動が大きくなる。後者はかかるねじ締め時の反動を小さくするためにエアモータを固定し、ドライバビットとピストンを一体とした軽量な移動部材のみを下降させるようにしてねじ込むようにしたものである。しかし、ねじ締め時の反動を小さくすることが可能となったが、エアモータのロータ軸がピストンのシリンダを兼用する構成のため、シリンダの径の分だけロータ外径が大きくなり、結果としてエアモータひいてはねじ締め機全体の小型軽量化が期待する程図れないことが分かった。
【0004】
そのため図4に示すようなねじ締め機を考案した。これは、エアモータ2のロータ3とピストン73のシリンダ15は別部品として軸上に配置したので、エアモータ2のロータ3の外径ひいてはエアモータ2及びねじ締め機全体の小型軽量化を図ることができる。その構成は、エアモータ2とギヤ連結された内壁に回転伝達部を有する筒状の回転体9、回転体9内に上下動及び回転可能に設けられた回転スライド部材71に上端が係止されると共に下端にドライバビット装着部を有するシャフト部材72、シャフト部材72の外周に軸受31、32を介して同軸配置され、上端にエア遮断用突当面11を有し、シャフト部材72と共に上下動する筒状のピストン73、ピストン73を案内するシリンダ15、シリンダ15の外周に設けられた戻し蓄圧室20、ねじ18をドライバビット16軸上に供給するねじ送り部19等からなる。
【0005】
操作弁24を操作して主弁5を下降させ、後述するエア通路を介してエアモータ2に圧縮空気を供給することによりエアモータ2が回転し、更に遊星歯車装置6、回転体9、回転スライド部材71、シャフト部材72、ドライバビット16と回転が伝達される。ピストン73は、軸受31、32を介してシャフト部材72の外側に設けられていると共に、外周がシールリング30を介してシリンダ15内壁に接触シールしているため、接触摩擦力により回転しない。また、圧縮空気がピストン73上面に働くことにより、ピストン73と共にシャフト部材72、ドライバビット16、回転スライド部材71が下降する。すなわち、ドライバビット16は回転と下降をしてねじ18の締め付けを行う。ねじ締め終了すなわちピストン73が下死点に到達すると、図5の如く、ピストン73上端のエア遮断用突当面11がシリンダ15上面のダンパプレート14に突き当たって下降を停止し、同時にエアモータ2への通気路56も閉じられて、エアモータ2の回転が停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のねじ締め機は小形軽量化を図ることが可能となったが、シャフト部材72とピストン73の間に軸受31、32を介しているためシール性が悪く、ピストン73の上部すなわち蓄圧室4の圧縮空気がピストン73下部に操作弁24の操作と同時に流入し始め、ピストン73下降の抵抗となってしまい効率が悪くなる。特に、ドライバビット16によるねじ18への押し付け力が最も必要となるねじ締め終了時すなわち下死点到達時に、ピストン73の推力すなわちドライバビット16の推力が小さくなり、ねじ18の十字穴とドライバビット16の先端の十字部との噛み合い外れ(以下カムアウトという)が生じ易く、ねじ締め不良を起こし易くなるという欠点があった。
【0007】
またピストン73が下死点に達しエアモータ2への通気路56が閉じられると、戻し蓄圧室20への通路も閉じられることになる。戻し蓄圧室20にはごく短時間(ピストン73は約0.1〜0.2秒程度で下死点に到達する)の圧縮空気の流入しかないため空気圧が十分に上昇せず、この状態で流入停止となる。このため、ピストン73の戻し力が不足し、ピストン73すなわちドライバビット16の戻り不良を来たすという欠点があった。
【0008】
前記ドライバビット16のカムアウトを防止するためには、ピストン73の推力を大きくすなわちピストン73の直径を大きくすればよい。しかし、ピストン直径を大きくすると本体外枠を形成するボディ1への反動(ピストン反力による本体が浮き上がる力)が大きくなり、作業者のボディ1への押し付け力を大きくしないとボディ1が浮くことにより、ねじが浮いてしまうという締め付け不良が発生する。作業者のボディへの押し付け力を大きくすることは、疲労を伴い非常に作業性が悪くなる。そこで、この押し付け力を極力小さくするために、ドライバビット16がカムアウトしない最小限のピストン推力を出す最小限のピストン径とする必要がある。図4の構成においては、ピストン径を小さくすると、ピストン戻し力も小さくなる。またドライバビット16を瞬間的に打ち出してねじ十字穴と噛み合わせているため、ねじ十字穴の寸法形状によっては、ねじ締め時ドライバビット16先端十字部とねじ十字穴とが食い付き状態となり、ねじ締め終了後ドライバビット16を戻す時、その食い付きを外すために大きい荷重が必要となることがある。このようにピストン径を小さくするとピストン戻し力も小さくなり、ねじ締め終了後ドライバビット16とねじ18が強く食い付いた場合、操作弁24を戻しても食い付きが外れずドライバビット16(ピストン73も含む)が戻らなくなることがある。従ってピストン径を小さくすると、ねじ締め時の反動が小さくなってボディ1への押し付け力が小さくてよく作業性がよくなるが、ねじ締め終了後にドライバビット16が戻らないことがあり、次のねじ締め付けが滞り作業性が悪くなるという欠点があった。
【0009】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ねじ締め動作の信頼性・操作性の向上を図ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、前記シャフト部材の下端にピストン部を一体成形することにより達成される。またシリンダの圧縮空気流出孔を、シャフト部材が所定量降下して停止した時のピストン部によって閉じられることがない僅か上方に設けると共に回転スライド部材に軸方向に貫通する通気孔を設けることにより、ドライバビットの戻り不良を防止することができるようになる。
【0011】
更に回転スライド部材のシリンダに嵌挿するシール部及びピストン部の径に差を持たせると共に回転スライド部材の前記通気孔の下端に逆止弁を設けることにより、ドライバビットとねじの食い付きを容易に外せるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1、図2を参照して説明する。
本体外枠を形成するボディ1内には、圧縮空気取入口27に連通した蓄圧室4が設けられると共に回転可能に支持されたロータ3を有するエアモータ2が上方に設けられ、またロータ3により遊星歯車装置6を介して回転される有底円筒状の回転体9が回転可能に支持されている。回転体9の軸方向ほぼ中央の側壁には通気孔51が設けられ、通気孔51に面したボディ1部の溝23内に上下動可能に設けられた円筒状の主弁5がバネ22により上方に付勢されている。溝23の上方には蓄圧室4に連通する通気孔54が設けられている。回転体9の内壁には軸方向に延びた少なくとも一対の凹部10が設けられ、凹部10に嵌挿される一対の凸部8を上方に有する回転スライド部材7が軸方向に移動可能な如く回転体9内に設けられている。回転スライド部材7には後述するエア遮断用突当面11及びシリンダ15に嵌挿してシールする径のOリング12が設けられている。上端が回転スライド部材7に例えばねじ止め等の手段によって係止されたシャフト部材28の下端内側にはドライバビット装着部が設けられ、また下端部にはシールリング30が装着されたピストン部13が一体成形されている。回転スライド部材7とシャフト部材28との間には回転スライド部材7の上面から下面に貫通する通気孔55が設けられている。シャフト部材28のドライバビット装着部には図示を省略したOリング等のシール材を介してドライバビット16が着脱可能に装着される。シリンダ15の上方には、回転スライド部材7が所定距離下降した時にエア遮断用突当面11と当接するダンパプレート14が設けられ、ダンパプレート14の下方には通気孔56が設けられている。通気孔56は図示しないエア通路を介してエアモータ2の図示しない入気孔に連通している。シリンダ15の下端にはピストンダンパ17が設けられ、シリンダ15の下方でピストン部13が所定距離下降して停止した時のピストン部13のシールリング部30上端に隣接する近傍に圧縮空気流出孔57、更にその下方に圧縮空気流入孔58が設けられている。圧縮空気流出孔57の外周には一方向弁を構成するOリング21が設けられている。ボディ1の下方とシリンダ15外周の間には空気釘打機において周知構成の戻し蓄圧室20が形成されている。ボディ1の下方には、マガジン25内の図示しない連結バンドにより連結されたねじ18を自動的に供給するねじ送り部19が設けられている。ねじ送り部19の下方には操作弁24と連節したプッシュレバー26が設けられている。
【0013】
以上のように構成された本発明圧縮空気ねじ締め機の動作を以下説明する。
圧縮空気取入口27を図示しないコンプッレサに接続すると、蓄圧室4と操作弁24、通気孔52を介して主弁5の下部の溝23内に圧縮空気が流入し、空気圧とバネ22により主弁5を上方に押し上げ主弁5の上端面をシールしている。すなわち蓄圧室4と回転体9の通気孔51間を遮断し、ピストン部13及びエアモータ2等に圧縮空気が供給されないようにしている。
【0014】
プッシュレバー26と操作弁24を作動させると、主弁5の下方の圧縮空気が通気孔52、操作弁24を介して排出される。主弁5の上面の外周寄りには圧縮空気がかかっているので、主弁5がバネ22に抗して押し下げられる。このため通気孔54、回転体9の通気孔51等を介して回転体9内に圧縮空気が流入し、ピストン部13上面に空気圧が加わり、ピストン部13を下方に押し下げると同時に、通気孔56から連通したエアモータ2にも圧縮空気が供給され、エアモータ2のロータ3を回転させる。ロータ3の回転は遊星歯車装置6を介して回転体9及び回転体9に嵌挿した回転スライド部材7に伝達される。この結果、回転スライド部材7に係止されたシャフト部材28の下端のピストン部13及びドライバビット16は、下降しながら同時に回転する。ドライバビット16の下降・回転により、その下方にあるねじ18が連結バンドから離脱して被締結材80にねじ込まれる。
【0015】
図2に示す如く、ドライバビット16がねじ込み完了位置まで下降すると、ピストン部13はピストンダンパ17に、回転スライド部材7のエア遮断用突当面11はダンパプレート14に突き当たり、下降を停止する。この時、回転スライド部材7のOリング12はシリンダ15の内周上端をシールし、またエア遮断用突当面11の突き当たりにより通気孔56が閉じられ、エアモータ2への圧縮空気の供給が停止される。このためエアモータ2のロータ3は回転を停止し、遊星歯車装置6、回転体9、回転スライド部材7、ピストン部13、ドライバビット16の回転が停止する。この状態では、蓄圧室4から通気孔54、通気孔51、回転スライド部材7の上室、通気孔55、圧縮空気流出孔57を経て、戻し蓄圧室20に圧縮空気が流入を継続し、また圧縮空気流入孔58を介してピストン部13の下面にも圧縮空気が流入する。ピストン部13の下面はピストンダンパ17の上面と接するので、ピストン部13の受圧面積は上面側が大きくなり、ピストン部13はピストンダンパ17に押し付けられて停止している。図2はピストン部13のシールリング30が圧縮空気流出孔57を通過した直後を示すが、ねじ込み完了直前すなわちピストン部13が下死点到達直前までは、ピストン部13のシールリング30が圧縮空気流出孔57を通過せず、戻し蓄圧室20及びピストン部13の下面には圧縮空気が流入しないので、ピストン部13の上面と下面との差圧が大きく取れピストン部13の推力が大きくなる。
【0016】
操作弁24を戻すと、操作弁24、通気孔52を介して主弁5の下方の溝23内に圧縮空気が流入し、主弁5を上方に押し上げる。このため上記同様、蓄圧室4と回転体9の通気孔51間が遮断されると共に主弁5の中央部の通気孔53が図示しないエア通路を介して排気路59に連通し、ピストン部13上面の圧縮空気がボディ1外部に排出される。戻し蓄圧室20内の圧縮空気はOリング21により圧縮空気流出孔57を介してシリンダ15内に流入するのを妨げられている。この結果、ピストン部13の下面に作用する空気圧によりピストン部13及びドライバビット16は上方の初期位置に戻される。同時にねじ送り部19により次のねじ18がドライバビット16軸上に送られて初期状態に戻る。
【0017】
上記実施形態によれば、シャフト部材28とピストン部13、回転スライド部材7とエア遮断用突当面11を一体とし、図4のピストン73と軸受31、32を削除したので、移動部全体の軽量化を図ることができ、ねじ締め時の本体の反動も小さくなり操作性を向上させることができる。
【0018】
図3は本発明の他の実施形態を示すもので、回転スライド部材7のOリング12が嵌挿するシリンダ15の上方の内径dkを、ピストン部13のシールリング30が嵌挿するシリンダ15の内径dpより大きくすると共に、回転スライド部材7の通気孔55の下端に逆止弁となるOリング29を設けたものである。
【0019】
図3はねじ込み完了・停止時の状態であるが、ドライバビット16の下降・回転によるねじ締め動作は上記と同様である。ドライバビット16すなわちピストン部13の戻しについて説明する。操作弁24を戻すと、回転体9内で回転スライド部材7のエア遮断用突当面11上方の圧縮空気は上記実施形態同様ボディ1外部に排出される。しかし通気孔55にOリング29があるので、回転スライド部材7のOリング12下方からピストン部13のシールリング30上面間及び戻し蓄圧室20とピストン部13下方の圧縮空気は排出されない。回転スライド部材7のOリング12からピストン部13のシールリング30上面間の密閉空気室(内圧をP 1 とする)においては、シリンダ15の上方のシール直径dkとその下側のシール直径dpとはdk>dpなので、面積差ΔS=π・(dk 2 −dp 2 )/4の分だけ回転スライド部材7の下面に上方に押し上げる力F=ΔS・P 1 が加わる。ピストン部13下面には、上記と同様に上方に押し上げる空気圧がかかっている。従って、ピストン部13の戻し力は、図1に比べ、面積差ΔSの受圧分だけの力F=ΔS・P 1 だけ大きくすることができる。なお回転スライド部材7のOリング12がシリンダ15の上端より上方に押し上げられると、前記密閉空気室の空気は回転スライド部材7の上方に抜け回転スライド部材7を押し上げる力はなくなり、これ以降は上記実施形態と同様に戻し蓄圧室20の戻し力によってのみ戻されるようになる。ドライバビット16とねじ18が食い付いた時の食い付き外しは初期のピストン戻し力が大きければ十分である。すなわち図3に示す回転スライド部材7のOリング12とピストン部13のシールリング30間に形成される密閉空気室内の空気圧の分だけピストン戻し力が大きくなっているので、ドライバビット16とねじ18の食い付きは容易に外せるようになる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ピストン部の下方に圧縮空気が流入しないようにしたので、ピストン推力を大きくすることができ、またねじ込み完了でエアモータへの圧縮空気の流入が遮断されても、戻し蓄圧室に圧縮空気が継続して流入するようにしたので、戻し蓄圧室の空気圧を確保することができ、ねじ締め動作の信頼性・空気消費効率の向上を図ることができる。
【0021】
またピストン部下方への圧縮空気流入をねじ込み完了直前にしたので、ねじ込み完了までピストン推力を大きくすることができ、ねじ締め動作の信頼性・空気消費効率を更に向上させることができる。
【0022】
回転スライド部材によるシール径をピストン部によるシール径より大きくし、回転スライド部材の通気孔に逆止弁を設けて、ピストン部を戻す力が大きくなるようにしたので、小さいピストン径にすることが可能となり、ねじ締め時の反動を小さくできると共に戻し力も確保できるようになって、ねじ締め機の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面側面図。
【図2】図1の動作状態を示す断面側面図。
【図3】本発明の他の実施形態の主要部の動作状態を示す側面断面図。
【図4】本発明前に考案されたねじ締め機の一例を示す断面側面図。
【図5】図4の動作状態を示す断面側面図。
【符号の説明】
1はボディ、2はエアモータ、7は回転スライド部材、11はエア遮断用突当面、12、21はOリング、13はピストン部、15はシリンダ、16はドライバビット、20は戻し蓄圧室、28はシャフト部材、55、56は通気孔、57は圧縮空気流出孔、58は圧縮空気流入孔である。
Claims (2)
- エアモータと、エアモータによって回転されると共に上下動可能に支持され、軸方向に貫通する通気孔を有する回転スライド部材と、上端が回転スライド部材に装着され、下端部にドライバビット装着部及び一体成形されたピストン部を有するシャフト部材と、ピストン部が所定量降下し停止する直前に通過して再び開口する位置に設けられた圧縮空気流出孔及び圧縮空気流出孔の下方に設けられた圧縮空気流入孔を有するシリンダと、回転スライド部材のドライバビット装着部に装着されるドライバビットと、シリンダの外周に設けられ、前記圧縮空気流出孔からの圧縮空気を蓄え、蓄えた圧縮空気を圧縮空気流入孔からシリンダ内に供給してドライバビット及びシャフト部材を上昇させる戻し蓄圧室と、シリンダの上方に設けられ、回転スライド部材が所定量降下した時に回転スライド部材によって閉じられるエアモータへの空気通路とを備え、ドライバビットを下降させることによってねじを締め、ピストン部が所定量降下したねじ締め終了後に通気孔を経た圧縮空気を戻し蓄圧室に貯め、ねじ締め終了時にエアモータの回転を停止させて戻し蓄圧室の圧縮空気によってシャフト部材を初期位置に戻すようにしたことを特徴とする圧縮空気ねじ締め機。
- 前記回転スライド部材の下方に設けられたシール部が嵌挿するシリンダの上方の内径を、前記ピストン部が嵌挿するシリンダの内径よりも大きくすると共に前記回転スライド部材の通気孔の下端に逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の圧縮空気ねじ締め機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03753098A JP3562288B2 (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 圧縮空気ねじ締め機 |
US09/106,713 US6026713A (en) | 1997-07-04 | 1998-06-29 | Pneumatically operated screw driver |
DE19829839A DE19829839C2 (de) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | Pneumatisch betriebener Schraubendreher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03753098A JP3562288B2 (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 圧縮空気ねじ締め機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11235628A JPH11235628A (ja) | 1999-08-31 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03753098A Expired - Fee Related JP3562288B2 (ja) | 1997-07-04 | 1998-02-19 | 圧縮空気ねじ締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
1998
- 1998-02-19 JP JP03753098A patent/JP3562288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11235628A (ja) | 1999-08-31 |
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