JPH1190847A - 圧縮空気ねじ締め機 - Google Patents

圧縮空気ねじ締め機

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Publication number
JPH1190847A
JPH1190847A JP24838097A JP24838097A JPH1190847A JP H1190847 A JPH1190847 A JP H1190847A JP 24838097 A JP24838097 A JP 24838097A JP 24838097 A JP24838097 A JP 24838097A JP H1190847 A JPH1190847 A JP H1190847A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
driver bit
screw
compressed air
motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24838097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sasaki
康雄 佐々木
Yasumare Oomori
康希 大森
Akira Uno
彰 宇野
Michio Wakabayashi
道男 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH1190847A publication Critical patent/JPH1190847A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストン下降形ねじ締め機においては逆転機
構を装備しておらず、ねじをゆるめて外す場合には別に
ドライバ等を用意しておかなければならず手間がかかっ
ていた。 【解決手段】 正逆回転形エアモータ2を用い、操作弁
24により正逆回転できるように空気の流れを制御し、
プッシュレバ−26、操作弁24を操作することにより
回転スライド部材7、ピストン部13が最下点に到達し
た後も、ピストン部13上の圧縮空気を逃がさず、常に
ピストン部13を下方に押付けるようにし、この状態か
らドライバビット16をねじ頭に噛み合わせ、ボデイ1
を押付けると、エアモータ2と連通する気口56が開く
ようにし、ロータ3を逆転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はねじを被締付け材に
ねじ込む圧縮空気ねじ締め機に関するもので、ねじ締め
が不完全な場合の追加作業及びねじ抜き作業ができるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】エアモータにより回転されるドライバビ
ットをピストンにより下降させてねじ締めするねじ締め
機は、例えば特開平1−45579号等多数提案されて
いるが、いずれもねじを締めるだけのものしかなかっ
た。
【0003】これは、かかる圧縮空気ねじ締め機は、ピ
ストンが高速で下降するため、ドライバビットの先端
が、一度締め付けたねじの溝穴に噛み合いにくく、ね
じ、ドライバビット等を傷める恐れがあるためと思われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、被締結材が
硬すぎて途中でエアモータが停止した場合、ねじが斜め
に入りドライバビットとの嵌合が外れてしまった場合
等、ねじが所定の深さまで締らない場合には、その都度
ピストンが装備されないドライバ、インパクトドライバ
あるいは手動ドライバでねじを外さなければならず面倒
な作業となっていた。本発明の目的は、上記した従来技
術の欠点をなくし、操作性のよいねじ締め機を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エアモータ
を正逆回転可能なものとしドライバビット及びシャフト
部材がプッシュレバーと操作弁を操作すると下降停止
し、引き続きその状態のままドライバビットを押圧する
と、エアモータが再度回転するように構成することによ
り達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜5を
参照して説明する。本体外枠を形成するボデイ1内には
圧縮空気取入口27に連通した蓄圧室4があり、また上
方に正逆回転可能に支持されたロータ3及びモータシリ
ンダ5を有するエアモータ2があり、モータシリンダ5
は正転用の空気導入口60及び逆転用の空気導入口61
を夫々有し、導入口60、61は夫々ボデイ1内の空気
導通路62、63と連通する。空気導通路62、63
は、後述する操作弁24すなわちトリガバルブに連通す
る。
【0007】操作弁24は、正逆回転を選択する正逆レ
バー64、正逆レバー64と一体の切替ドラム65、ト
リガレバーによって押されるロッド66、蓄圧室4内の
圧縮空気を取り入れる空気取入口67を開閉する弁ドラ
ム68、弁ドラム68をロッド66側に押すスプリング
69及びこれらを収納するケース70等から構成され
る。
【0008】切替ドラム65には、回転体9内につなが
る連絡路71と連通する連通孔72が設けられると共に
シリンダ15からの圧縮空気をエア通路74を経由し、
エアモータ2に連通する前記正転用空気導通路62、逆
転用空気導通路63に送るための切りかけ75が設けら
れている。ケース70には、連通孔72と連絡路71と
をつなぐ孔76、蓄圧室4と連通孔72を連通するため
の導入口51及び回転体9からの排気路73と連通する
排気孔77が設けられ、排気を外部に流す排気口78が
排気道59に連通する如く設けられている。また前記空
気導通路62、63と切りかけ75を連通する穴79、
80がケース70に設けられている。正逆レバー64を
正転側に回すとエア通路74が正転用空気導通路62に
通じ、逆転側に回すとエア通路74が逆転用空気導通路
63に通じエアモータ2を回転させる。エアモータ2の
ロータ3により遊星歯車装置6を介して回転される有底
円筒状の回転体9がボディ1に回転可能に支持されてい
る。回転体9の内壁には軸方向に延びた少なくとも一対
の凹部10が設けられている。凹部10に嵌挿される一
対の凸部8を上方に有する回転スライド部材7が軸方向
に移動可能な如く回転体9内に設けられている。回転ス
ライド部材7には後述するエア遮断面11及び後述する
シリンダ15に嵌挿してシールするOリング12が設け
られている。
【0009】上端が回転スライド部材7に例えばねじ止
め等の手段により係止されたシャフト部材28の下部内
側にはドライバビット装着部が設けられ、また下端部外
周にはシールリングが装着されたピストン部13が設け
られている。回転スライド部材7とシャフト部材28と
の間には気孔55が設けられている。ピストン部13の
外周は、シールリングを介してシリンダ15内を摺動可
能となっている。シャフト部材28のドライバビット装
着部にはドライバビット16が装着される。
【0010】シリンダ15の上方には、回転スライド部
材7が所定距離下降した時にエア遮断面11と当接する
ダンパプレート14が設けられ、ダンパプレート14の
下方には気口56が設けられている。気口56はエア通
路74、切りかけ75を介してエアモータ2の空気導通
路62、63に連通している。シリンダ15の下端には
ピストンダンパ17が設けられ、シリンダ15の下方に
は通風孔57、通風口58が設けられている。通風孔5
7の外周には一方向弁を構成するOリング21が設けら
れている。ボデイ1の下方とシリンダ15外周の間に
は、空気釘打機において周知構成の戻し蓄圧室20が形
成されている。ボデイ1の下方には、マガジン25内の
図示しない連結バンドにより連結された連結ねじ18を
自動的に供給するねじ送り部が設けられている。ねじ送
り部19の下方には操作弁24と連節したプッシュレバ
ー26が設けられている。
【0011】以上のように構成された本発明圧縮空気ね
じ締め機の動作について以下説明する。圧縮空気取入口
27を図示しないコンプレッサに接続すると蓄圧室4と
操作弁24に圧縮空気が流入する。図3、図4に示す如
く、正逆レバー64を正転側に回し、プッシュレバー2
6と操作弁24を作動させるとロッド66に押圧され弁
ドラム68が図3中右方に移動し、弁ドラム68が排気
孔77、排気口78を遮蔽した後、連通孔72が導入口
51を介して蓄圧室20と連通するまで移動する。圧縮
空気は、導入口51、連通孔72を経由し、連絡路71
から回転体9へ供給され、ピストン部13上面に空気圧
が加わりピストン部13が押し下げられると同時に、気
口56から、エア通路74、操作弁24内の切りかけ7
5、正転用空気導通路62を経由してエアモータ2に供
給され、ロータ3は正回転する。ロータ3の回転は遊星
歯車装置6を介して回転体9及び回転体9に嵌挿した回
転スライド部材7を回転させる。この結果、回転スライ
ド部材7に係止されたシャフト部材28下端のピストン
部13及びドライバビット16は下降しながら同時に回
転する。ドライバビット16の下降・回転によりその下
方にある連結ねじ18が連結バンドから離脱し、図示し
ない被締結材にねじ締めされる。
【0012】図2に示すように、ドライバビット16が
ねじ締め完了位置まで下降すると、ピストン部13はピ
ストンダンパ17に、回転スライド部材7のエア遮断面
11はダンパプレート14に突き当たり、下降を停止す
る。この時、回転スライド部材7のOリング12はシリ
ンダ15の内周上端側をシールし、またエア圧縮遮断面
11の突き当たりにより気口56が閉じられ、エアモー
タ2への圧縮空気の供給が停止する。このためエアモー
タ2のロータ3が回転を停止し、ドライバビット16の
回転が停止するがシリンダ15内には圧縮空気が流入し
ており、ピストン部13の受圧面積は上面側を大きくし
てあるので、ピストン部13はピストンダンパ17に押
し付けられて停止している。操作弁24を戻すと、スプ
リング69により弁ドラム68は初期位置に移動し、導
入口51を遮蔽し次に排気孔77、排気口78を開口す
ることにより、回転体9内及びピストン部13より上方
の圧縮空気は、図示しない排出口から排気路73、排気
孔77、排気口78、排気道59を経由し大気に放出さ
れる。戻し蓄圧室20内の圧縮空気はOリング21によ
り通気口57を介しての排出は妨げられている。この結
果、ピストン部13の下面に作用する空気圧によりピス
トン部13及びドライバビット16は上方の初期位置に
戻される。同時にねじ送り部19により次のねじ18が
ドライバビット16軸上に送られて初期状態に戻る。
【0013】図4は正回転状態を示しているが、ここで
ねじ18が完全に締まらない場合には正逆レバー64を
逆転側に回す(図面上は右回転させる)ことにより、正
転用空気導通路62を遮蔽し、エア通路74と逆転用空
気導通路63を連通させる。連結ねじ28が装填されて
いないことを確認しプッシュレバー26を引いて、操作
弁24のロッド66を引くと、圧縮空気は回転体9、シ
リンダ15に流入し、ピストン部13は下降しピストン
ダンパ17に突き当たり停止する。この状態から図示し
ないねじの十字溝にドライバビット16の頭部を噛み合
わせ、ピストン部13上部を圧縮空気が押圧する力以上
にボデイ1を押し付けると、ピストン部13はピストン
ダンパ17から離れ、圧縮空気は気口56から操作弁
4、逆転空気導通路63を経由しエアモータ2に達し、
ロータ3は逆回転しねじは容易に外れる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば推力が少な
く、高速でねじ締め出来るばかりでなく、ねじの緩め作
業を本機1台で簡単に出来、操作性を向上することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面側面図。
【図2】図1の要部の動作状態を示す断面側面図。
【図3】操作弁の一部省略断面側面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【符号の説明】
1はボデイ、2はエアモータ、3はロータ、7は回転ス
ライド部材、9は回転体、11はエア遮断面、13はピ
ストン部、15はシリンダ、16はドライバビット、2
4は操作弁、56は気口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 道男 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモータと、エアモータによって駆動
    され、下端にドライバビット装着部及びピストン部が形
    成されたシャフト部材と、シャフト部材のピストン部を
    上下動可能に支持するシリンダと、シャフト部材のドラ
    イバビット装着部に装着されたドライバビットとを備
    え、エアモータ及びシャフト部材を介してドライバビッ
    トを回転させると共に下降させることにより、ドライバ
    ビットによってねじを打撃・回転させてねじを締めるよ
    うにしたピストン移動形圧縮空気ねじ締め機であって、 前記エアモータを正逆回転可能としたことを特徴とする
    圧縮空気ねじ締め機。
  2. 【請求項2】 前記エアモータを回転させるための空気
    経路が操作弁から前記シリンダを経由し、再度、操作弁
    を経由してモータに供給されるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の圧縮空気ねじ締め機。
  3. 【請求項3】 前記ドライバビット及びシャフト部材が
    プッシュレバーと操作弁を操作すると下降停止し、この
    状態から、前記ドライバビットを押圧すると、エアモー
    タに圧縮空気が流れ、操作弁の正逆レバー操作によりロ
    ータが正逆自在に回転することを特徴とする請求項2記
    載の圧縮空気ねじ締め機。
JP24838097A 1997-09-12 1997-09-12 圧縮空気ねじ締め機 Withdrawn JPH1190847A (ja)

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JP24838097A JPH1190847A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 圧縮空気ねじ締め機

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JPH1190847A true JPH1190847A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17177252

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JP24838097A Withdrawn JPH1190847A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 圧縮空気ねじ締め機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6241500B1 (en) * 2000-03-23 2001-06-05 Cooper Brands, Inc. Double-throw air motor with reverse feature
WO2008149663A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-11 Makita Corporation ねじ打ち込み機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2008149663A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-11 Makita Corporation ねじ打ち込み機
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207