JP3243881B2 - 圧縮空気ねじ締機 - Google Patents

圧縮空気ねじ締機

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JP3243881B2
JP3243881B2 JP10675093A JP10675093A JP3243881B2 JP 3243881 B2 JP3243881 B2 JP 3243881B2 JP 10675093 A JP10675093 A JP 10675093A JP 10675093 A JP10675093 A JP 10675093A JP 3243881 B2 JP3243881 B2 JP 3243881B2
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air
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screw
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昇一 平井
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮空気の消費量を少な
くした圧縮空気ねじ締機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に圧縮空気の消費量を少なくした従
来の圧縮空気ねじ締め機の一例を示す。圧縮空気により
回転されるエアモータのロータ1aエアモータ1へ
の圧縮空気の供給を制御する入気弁2、ロータ1内壁
が形成するシリンダ内を上下動するピストンの下方に一
体に形成され、ロータ1下端に例えばスプライン結合
されたドライブビット3、エアモータ1からの排気を蓄
積する空気室4、入気弁2の上方に設けられ、入気弁2
と連動して空気室4から大気に排出されるのを抑止する
抑止弁5等から構成されている。
【0003】圧縮空気源に接続し入気弁2を引けば、
アモータ1に圧縮空気が供給されロータ1が回転しド
ライブビット3を介してねじ6を回し、ねじ6を被締付
材7にねじ込む。エアモータ1から排気される空気は空
気室4に蓄積されていき、ねじ6のねじ込みが完了する
と、エアモータ1への入気とエアモータ1からの排気の
圧力が同圧になり自動的にエアモータ1の回転が止ま
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
圧縮空気ねじ締機では、エアモータ1から排出された圧
縮空気を蓄積する空気室4を設け、エアモータ1の回転
開始と同時に排気の蓄積を開始し、ねじ6のねじ込みが
完了するとエアモータ1への入気とエアモータ1からの
排気の圧力が同圧となりエアモータ1が停止する構造と
してあるため、つぎのような問題があった。すなわち、
前記空気室4を設けるため本体の体格が大きくなる。ま
たねじ込みの進行に伴い空気室4に排気された空気が蓄
積されていくため、エアモータ1からの排気とエアモー
1に供給される入気の圧力の差が次第に少なくなり、
エアモータ1の出力が徐々に低下する。従って、ねじ込
みに要する時間が多くかかったり、場合によってはねじ
6が完全にねじ込まれなかったりして作業能率が悪い。
本発明の目的は、上記した従来の圧縮空気ねじ締機の問
題点を改善し、空気消費量の少ない圧縮空気ねじ締機を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、圧縮空気を
動力源として回転するエアモータと、エアモータの回転
をねじに伝達するドライブビットと、エアモータへの圧
縮空気の供給を制御する入気弁と、エアモータから排出
される圧縮空気を大気に排出する排気路を有する圧縮空
気ねじ締機において、圧縮空気によりドライブビットを
被締付材に向けて移動させる移動部材をシリンダ内に往
復動自在に嵌装し、排気路にはエアモータからの排気を
大気へ開放または抑止し、通常は開放側へ位置するよう
に設けられた抑止弁を有し、移動部材が最下端位置へ下
降した時に移動部材の上方を形成するシリンダ内の圧縮
空気を導入する空気通路を抑止弁の一端側に連通させ、
空気通路へ流入した圧縮空気によりエアモータから大気
への排気を抑止する方向へ抑止弁を移動させることによ
り達成される。
【0006】
【作用】上記のように構成された圧縮空気ねじ締機は次
のように動作する。圧縮空気を供給し、入気弁を操作す
ると圧縮空気がエアモータへ供給されエアモータが回転
する。同時に圧縮空気により移動部材が移動し、ドライ
ブビットは回転しながら被締付材に向けて移動し、ねじ
を被締付材にねじ込む。一方エアモータから排気された
圧縮空気は、排気路を通り大気へ放出される。ねじのね
じ込みが完了すると、すなわち移動部材が最下端位置ま
で下降すると、移動部材の上方を形成するシリンダ内の
圧縮空気が空気通路を通り排気路に設けた抑止弁の一端
に供給される。そこで抑止弁は排気を抑止する方向へ移
動し、エアモータの入気側と排気側の圧力が等しくなり
エアモータの回転が停止する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものである。
ハウジング8には圧縮空気源に連結する圧縮空気取入口
9と、圧縮空気を動力源として回転するエアモータ1の
ロータ1と、エアモータ1へ圧縮空気を導く入気路1
0と、入気路10への圧縮空気の入排気を行う主弁2
と、該主弁2を開閉する操作弁11と、エアモータ1か
ら排出される圧縮空気を導く排気路12と、排気路12
へ流出した圧縮空気を大気中に放出する排気口13を有
している。ロータ1にはそのほぼ中央に回転軸を兼ね
たシリンダ14が形成されており、シリンダ14内に
は、移動部材15が上下動可能に嵌装され、その下端部
にはロータ1の下端部においてロータ1に例えばス
プライン結合したドライブビット3が一体に形成されて
いる。
【0008】前記排気路12には抑止弁5が設けられて
おり、抑止弁5の一端はスプリング16により排気を大
気へ放出する方向に付勢され、一方、抑止弁5の反対側
の一端にはシリンダ14内の圧縮空気を導入する空気通
路17が通じている。空気通路17のシリンダ14側の
開口部17aは、ねじ6のねじ込みが完了した時、すな
わち移動部材15が最下端位置まで下降した時に移動部
材15の上方のシリンダ14内の圧縮空気を導入する位
置に設けられている。
【0009】上記構成における動作を説明する。圧縮空
気取入口9を圧縮空気源に接続し、操作弁11を操作す
ると図2の如く主弁2の上室の圧縮空気が排気され、主
弁2が上昇して圧縮空気が入気路10からエアモータ
へ供給され、エアモータ1のロータ1が回転する。同
時にシリンダ14内に嵌装された移動部材15の上部に
も圧縮空気が加わるため、移動部材15は回転しながら
下降し、ドライブビット3がねじ6に接触し、ねじ6を
回転させ被締付材7にねじ6をねじ込んでゆく。この時
ねじ6がねじ込まれるにつれて、移動部材15とドライ
ブビット3がシリンダ14内を下降していく。一方エア
モータ1からの排気は、排気路12を通り、排気口13
より大気に放出される。
【0010】次に図3の如く、ねじ6のねじ込みが完了
するまで移動部材15が下降すると、移動部材15の上
端がシリンダ14の内壁面に設けられた開口部17aよ
りも下方になり、移動部材15の上方のシリンダ14内
の圧縮空気が開口部17aより空気通路17に流入す
る。抑止弁5は、その一端に空気通路17より供給され
た圧縮空気の圧力を受け、スプリング16の押圧に打ち
勝ち前方(図中左方)に移動し、排気路12を遮断す
る。こうしてエアモータ1からの排気が排気路12から
大気に放出されるのが抑止され、エアモータ1の入気側
と排気側の圧力が同圧となり、エアモータ1の回転が止
まる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ねじ込みが完了した時
すなわち移動部材が最下端位置に移動した時に、排気路
に設けた抑止弁により排気路と大気間を遮断してエアモ
ータからの排気を抑止し、エアモータの回転を自動的に
止めるようにしたので、空気消費量を少なくできる。ま
た排気を蓄積する空気室を必要としないため本体をコン
パクトにできると共にねじ込みの進行に伴いエアモータ
の出力が低下することがない等の作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明圧縮空気ねじ締機の一実施例を示す側断
面図。
【図2】図1の動作状態を示す側断面図。
【図3】図1の動作状態を示す側断面図。
【図4】従来の圧縮空気ねじ締機の一例を示す側断面
図。
【符号の説明】
1はエアモータ、1aはエアモータのロータ、2は入気
弁(主弁)、3はドライブビット、5は抑止弁、6はね
じ、7は被締付材、12は排気路、14はシリンダ、1
5は移動部材、17は空気通路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を動力源として回転するエアモ
    タと、該エアモータの回転をねじに伝達するドライブ
    ビットと、前記エアモータへの圧縮空気の供給を制御す
    る入気弁と、前記エアモータから排出される圧縮空気を
    大気に排出する排気路を有し、ねじを被締付材にねじ込
    む圧縮空気ねじ締機であって、 圧縮空気により前記ドライブビットを被締付材に向けて
    移動させる移動部材をシリンダ内に往復動自在に嵌装
    し、前記排気路には、前記エアモータからの排気を大気
    へ開放または抑止し、通常は開放側へ位置するよう設け
    られた抑止弁を設け、前記移動部材が最下端位置へ下降
    した時に前記移動部材の上方を形成する前記シリンダ内
    の圧縮空気を導入する空気通路を前記抑止弁の一端側に
    連通させ、該空気通路へ導入された圧縮空気により前記
    エアモータから大気への排気を抑止する方向へ前記抑止
    弁を移動させることを特徴とした圧縮空気ねじ締機。
JP10675093A 1993-05-07 1993-05-07 圧縮空気ねじ締機 Expired - Lifetime JP3243881B2 (ja)

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JPH06315868A JPH06315868A (ja) 1994-11-15
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