JP3656405B2 - 圧縮空気ねじ締め機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はねじを被締結材にねじ込む圧縮空気ねじ締め機に関するもので、特に本出願人が先に出願した特願平9−179789号を改良し、ねじ締め動作の信頼性を向上できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
前記出願において、ねじ締め終了と同時にエアモータへの圧縮空気の供給を停止して圧縮空気の消費量を少なくすると共に戻し蓄圧室内の圧縮空気によって回転スライド部材を初期位置に戻す圧縮空気ねじ締め機を提案した。
以下この圧縮空気ねじ締め機を図3〜図5を参照して説明する。
【0003】
図3において、本体外枠を形成するボディ1内には、圧縮空気取入口27に連通した蓄圧室4があり、また上方に回転可能に支持されたロータ3を有するエアモータ2があり、ロータ3により遊星歯車装置6を介して回転される有底円筒状の回転体9が回転可能に支持されている。回転体9の軸方向ほぼ中央の側壁に設けられた通気孔51に面したボディ1の溝23内には、上下動可能な円筒状の主弁5がバネ22により上方に付勢されて設けられ、主弁5の上端、下端側の側面はシールされ、中央部には通気孔53が設けられている。溝23の下方及び上方には夫々操作弁24及び蓄圧室4に連通する通気孔52及び通気孔54が設けられている。回転体9の内壁には軸方向に延びた少なくとも一対の凹部10が設けられ、凹部10に嵌挿される一対の凸部8を上方に有し、下部内側にドライバビット装着部を、下端部外周にはシールリングが装着されたピストン部13を形成した回転スライド部材7が軸方向に移動可能な如く回転体9内に設けられている。回転スライド部材7には後述するエア遮断面11及び後述するシリンダ15に嵌挿してシールする径のOリング12が設けられている。回転スライド部材7には軸方向に貫通した通気孔55が設けられている。ピストン部13の外周は、シールリングを介してシリンダ15内を摺動可能となっている。回転スライド部材7のドライバビット装着部にはドライバビット16が装着される。シリンダ15の上方には、回転スライド部材7が所定距離下降した時にエア遮断面11と当接するダンパプレート14が設けられ、ダンパプレート14の下方には通気孔56が設けられている。通気孔56は図示しないエア通路を介してエアモータ2の図示しない入気孔に連通している。シリンダ15の下方には圧縮空気流出孔57及び圧縮空気流入孔58が設けられ、ボディ1の下方とシリンダ15の外周との間には空気釘打機において周知構成の戻し蓄圧室20が形成されている。ボディ1の下方には、マガジン25内の図示しない連結バンドにより連結された連結ねじ18を自動的に供給するねじ送り部19が設けられ、またねじ送り部19の下方には操作弁24と連節したプッシュレバー26が設けられている。
【0004】
圧縮空気取入口27を図示しないコンプッレサに接続すると、蓄圧室4と操作弁24、通気孔52を介して主弁5の下部の溝23内に圧縮空気が流入し、空気圧とバネ22により主弁5を上方に押し上げ主弁5の上端面をシールしている。すなわち蓄圧室4と回転体9の通気孔51間を遮断し、ピストン部13及びエアモータ2等に圧縮空気が供給されないようにしている。
【0005】
図5で示すように、プッシュレバー26と操作弁24を作動させると、主弁5の下方の圧縮空気が通気孔52、操作弁24を介して排出され、主弁5の上面外周寄りには圧縮空気圧がかかっているので、主弁5がバネ22に抗して押し下げられる。このため通気孔54、回転体9の通気孔51等を介して回転体9内に圧縮空気が流入し、ピストン部13上面に圧縮空気圧が加わり、ピストン部13を下方に押し下げると同時に、通気孔56から連通したエアモータ2にも圧縮空気が供給され、エアモータ2のロータ3を回転させる。ロータ3の回転は遊星歯車装置6を介して回転体9及び回転体9に嵌挿した回転スライド部材7に伝達される。この結果、回転スライド部材7下端のピストン部13及びドライバビット16は、下降しながら同時に回転する。ドライバビット16の下降・回転により、その下方にある連結ねじ18が連結バンドから離脱し、被締結材80にねじ込まれる。
【0006】
ドライバビット16がねじ込み完了位置まで下降すると、ピストン部13はピストンダンパ17に、回転スライド部材7のエア遮断面11はダンパプレート14に突き当たり、下降を停止する。この時、回転スライド部材7のOリング12はシリンダ15の内周上端側をシールし、またエア遮断面11の突き当たりにより通気孔56が閉じられ、エアモータ2への圧縮空気の供給が停止される。このためエアモータ2のロータ3が回転を停止し、遊星歯車装置6、回転体9、回転スライド部材7、ピストン部13、ドライバビット16の回転が停止する。この状態では、蓄圧室4から通気孔54、通気孔51、回転スライド部材7の上室、通気孔55、圧縮空気流出孔57を経て、戻し蓄圧室20に圧縮空気が流入し、また圧縮空気流入孔58を介してピストン部13の下面側にも圧縮空気が流入する。ピストン部13の受圧面積は上面側が大きくしてあるので、ピストン部13はピストンダンパ17に押し付けられて停止している。
【0007】
操作弁24を戻すと、操作弁24、通気孔52を介して蓄圧室4から圧縮空気が主弁5の下方の溝23内に流入し、主弁5を上方に押し上げる。このため上記同様、蓄圧室4と回転体9の通気孔51間が遮断され、同時に主弁5の中央部の通気孔53が図示しないエア通路を介して排気路59に連通することにより、ピストン部13上面の圧縮空気がボディ1外部に排出される。この結果、ピストン部13の下面に作用する空気圧によりピストン部13及びドライバビット16は上方の初期位置に戻される。同時にねじ送り部19により次の連結ねじ18がドライバビット16軸上に送られて初期状態に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した如くねじ込み終了時、ピストン部13はピストンダンパ17に、回転スライド部材7のエア遮断面11はダンパプレート14に突き当たって停止する。この突き当たり停止が同時に起こらないと、例えばエア遮断面11がダンパプレート14に突き当たるより先にピストン部13がピストンダンパ17に突き当たると、通気孔56が閉じられることがないので、エアモータ2への圧縮空気の供給が停止されることはなく、エアモータ2は無駄な回転を続けることになる。反対にピストン部13がピストンダンパ17に突き当たるより先にエア遮断面11がダンパプレート14に突き当たると、ピストン部13とピストンダンパ17との間に隙間ができ、戻し蓄圧室20内の圧縮空気がこの隙間及びピストンダンパ17のドライバビット16の通過孔28を介して洩れ出てしまい、操作弁24を戻したとしてもピストン部13及びドライバビット16が戻し蓄圧室20内の圧縮空気によって押し上げられなくなり、次回以降のねじ込みができなくなる。すなわちねじ締め機の信頼性が低下する。
【0009】
上記問題を解消するには、ピストン部13を含む回転スライド部材7を精度よく製作する必要があると共にダンパプレート14及びピストンダンパ17の位置を精度よく決める必要がある。しかしこのような構成にすると、高価なねじ締め機となってしまうという新たな問題が生じる。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ねじ締め動作の信頼性向上が可能なねじ締め機を安価に提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、前記ドライバビットの通過孔にシール部材を設けることにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1、図2を参照して説明する。なお以下述べるドライバビット16及びピストンダンパ17を除いては上記した構成とほぼ同じであり、説明を省略する。
ピストンダンパ17のドライバビット16の通過孔28の軸方向ほぼ中央には本発明シール部材を構成するOリング30が設けられ、またドライバビット16の上方には大径部31が設けられている。大径部31は回転スライド部材7のエア遮断面11がダンパプレート14に当接する前にOリング30に接触するように設けられ、ピストンダンパ17の通過孔28から圧縮空気が洩れ出るのを防止している。このため回転スライド部材7のエア遮断面11がダンパプレート14に当接した時に、ピストン部13とピストンダンパ17との間に隙間ができたとしても、戻し蓄圧室20内の圧縮空気がピストンダンパ17の通過孔28を介して洩れ出る恐れはなくなり、ピストン部13及びドライバビット16は確実に押し上げられるようになり、次回以降のねじ締めが可能となり、ねじ締め動作の信頼性を向上できる。従って、ピストン部13がピストンダンパ17に突き当たるより先に回転スライド部材7のエア遮断面11がダンパプレート14に当接するようにすればよく、ピストン部13を含む回転スライド部材7を精度よく製作する必要がなくなると共にダンパプレート14及びピストンダンパ17の位置を精度よく決める必要がなくなり、結果として安価な圧縮空気ねじ締め機とすることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、より安価な方法でねじ締め動作の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明圧縮空気ねじ締め機の一実施形態を示す断面側面図。
【図2】図1の要部の動作状態を示す断面側面図。
【図3】本出願人による先の出願のねじ締め機を示す断面側面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3の動作状態を示す断面側面図。
【符号の説明】
2はエアモータ、7は回転スライド部材、13はピストン部、15はシリンダ、16はドライバビット、17はピストンダンパ、20は戻し蓄圧室、28は通過孔、30はOリング、31は大径部、57は圧縮空気流出孔、58は圧縮空気流入孔である。

Claims (2)

  1. エアモータと、エアモータによって回転され、ねじ締め方向に沿って延びた回転体と、回転体内に回転及び上下動可能に支持され、下端にドライバビット装着部及びピストン部が形成され、回転体内に流入する圧縮空気によりねじ締め方向に移動される回転スライド部材と、回転スライド部材のピストン部を上下動可能に支持し、下方に圧縮空気流出孔及び圧縮空気流入孔を有するシリンダと、回転スライド部材のドライバビット装着部に装着されるドライバビットと、シリンダの外周に設けられ、前記圧縮空気流出孔からの圧縮空気を蓄え、蓄えた圧縮空気を圧縮空気流入孔からシリンダ内に供給して回転スライド部材を上昇させる戻し蓄圧室と、シリンダ下方の圧縮空気流入孔近傍であって、ねじ締め終了時にピストン部が突き当たる位置に設けられたピストンダンパと、シリンダの上方に設けられ、ねじ締め終了時に回転スライド部材のエア遮断面が突き当たることによって回転スライド部材のエア遮断面によって閉じられるエアモータへの空気通路とを備えた圧縮空気ねじ締め機であって、
    前記ピストンダンパのドライバビットの通過孔にシール部材を設けたことを特徴とする圧縮空気ねじ締め機。
  2. 前記ドライバビットの上部に大径部を設け、前記エア遮断面がエアモータへの空気通路を遮断するより前に、前記大径部が前記シール部材に接触するようにしたことを特徴とする請求項1記載の圧縮空気ねじ締め機。
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