JP4055799B2 - 圧縮空気ねじ締機 - Google Patents

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Description

本発明はねじを被締結材にねじ込む圧縮空気ねじ締め機に関するもので、特に、ドライバビットの着脱交換の操作性向上とドライバビットの固定の確実性を図ったものである。
従来の圧縮空気ねじ締め機として特開平11−28675号(特許文献1)を、図7〜図9を参照して説明する。まず構成を説明する。
図7において、本体外枠を形成するボディ1内には、圧縮空気取入口27に連通した蓄圧室4が設けられている。上方には回転可能に支持されたロータ3を有するエアモータ2及びロータ3により遊星歯車装置6を介して回転される回転伝達部100が設けられている。
回転伝達部100は、有底円筒状で内壁には軸方向に延びた少なくとも一対の凹部10が設けられた回転体9及び凹部10に嵌挿される一対の凸部8を有する回転スライド部材7から構成される。
回転スライド部材7の下方には外周にシールリングを有したピストン部13が連結されており、後述するシリンダ15内を上下摺動可能となっており、ピストン部13にはドライバビット16が着脱可能に装着されている。
前記回転スライド部材7、ピストン部13を、回転移動部材119といい、エアモータ2の回転により、回転移動部材119、ドライバビット16が右回転しながら、ピストン部13に加わる圧力で下降する構成となっている。
ドライバビット着脱部は、ピストン部13の中心部に設けた六角穴103と、六角穴103の外周に設けられた複数のボール104、さらにボール104を中心部に付勢するリング105からなり、ドライバビット16は前記六角穴103と嵌合する六角軸106及びビット溝107から構成される。
ボディ1には円筒状のシリンダ15が固定されており、シリンダ15の上方には、回転スライド部材7が所定距離下降した時に、回転スライド部材7下方に設けられたエア遮断面11と当接するダンパプレート14が設けられ、ダンパプレート14の下方には通気孔56が設けられている。通気孔56は図示しないエア通路を介してエアモータ2の図示しない入気孔に連通している。
シリンダ15の下方には圧縮空気流出孔57及び圧縮空気流入孔58が設けられ、ボディ1の下方とシリンダ15の外周との間には空気釘打機において周知構成の戻し蓄圧室20が形成されている。
ボディ1の溝23内には、上下動可能な主弁5がバネ22により上方に付勢されて設けられ、主弁5の上端、下端側の側面はシールされ、中央部には通気孔53が設けられ、溝23の下方には操作弁24に通ずる通気孔52が、上方には蓄圧室4に連通ずる通気孔54が設けられている。
ボディ1の下方には、ドライバビット16及びねじ込まれるねじ18を案内するノーズ102がボディ1に図示しない取付ボルトによって連結されている。更にボディ1の下方には、マガジン25内の図示しない連結バンドにより連結されたねじ18を自動的に供給するねじ送り部19が設けられ、ねじ送り部19の下方には操作弁24と連接したプッシュレバー26が設けられている。
次に動作を説明する。
圧縮空気取入口27を図示しないコンプッレサに接続すると、蓄圧室4と操作弁24、通気孔52を介して主弁5の下部の溝23内に圧縮空気が流入し、空気圧とバネ22により主弁5が上方に押し上げられ、主弁5の上端面がシールされる。すなわち蓄圧室4とピストン部13上部間を遮断し、ピストン部13及びエアモータ2等に圧縮空気が供給されないようにしている。
図9に示すように、プッシュレバー26とトリガを操作すると、操作弁24が作動し、主弁5の下方の圧縮空気が通気孔52、操作弁24を介して排出され、主弁5の上面外周寄りには圧縮空気圧がかかっているので、主弁5がバネ22に抗して押し下げられる。このため通気孔54、回転体9の通気孔51等を介して回転体9内に圧縮空気が流入し、ピストン部13上面に圧縮空気圧が加わり、ピストン部13を下方に押し下げると同時に通気孔56に連通したエアモータ2にも圧縮空気が供給され、エアモータ2は回転を開始する。
エアモータ2の回転は遊星歯車装置6を介して回転伝達部100すなわち、回転体9及び回転体9に嵌挿した回転スライド部材7に伝達される。この結果、回転スライド部材7下端のピストン部13及びドライバビット16は、下降しながら同時に回転する。ドライバビット16の下降・回転により、その下方にあるねじ18が連結バンドから離脱し、被締結材80にねじ込まれる。
ドライバビット16がねじ込み完了位置まで下降すると、ピストン部13はピストンダンパ17に、回転スライド部材7のエア遮断面11はダンパプレート14に突き当たり、下降を停止する。この時、回転スライド部材7のOリング12はシリンダ15の内周上端側をシールし、またエア遮断面11の突き当たりにより通気孔56が閉じられ、エアモータ2への圧縮空気の供給が停止される。
このため、エアモータ2が回転を停止し、遊星歯車装置6、回転体9、回転スライド部材7、ピストン部13、ドライバビット16の回転が停止する。
この状態で、蓄圧室4から通気孔54、通気孔51、回転スライド部材7の上室、通気孔55、圧縮空気流出孔57を経て、戻し蓄圧室20に圧縮空気が流入する。
操作弁24を戻すと、操作弁24、通気孔52を介して蓄圧室4から圧縮空気が主弁5の下方の溝23内に流入し、主弁5を上方に押し上げる。このため上記同様、蓄圧室4と回転体9の通気孔51間が遮断され、同時に主弁5の中央部の通気孔53が図示しないエア通路を介して排気路59に連通することにより、ピストン部13上面の圧縮空気がボディ1外部に排出される。
この結果、ピストン部13の下面に作用する空気圧によりピストン部13及びドライバビット16は上方の初期位置に戻される。同時にねじ送り部19により次の連結ねじ18がドライバビット16軸上に送られて初期状態に戻る。
ドライバビット16は、上記した如く、ピストン部13に着脱可能に連結されている。ピストン部13に設けた六角穴103にドライバビット16の六角軸106が嵌合して回り止めを行っており、付勢するリング105で中心部に付勢された複数のボール104が、ドライバビット16のビット溝107に嵌合し、ピストン部13からドライバビット16が抜けるのを防止している。
上記したように、圧縮空気ねじ締め機は、ドライバビット16の下降・回転によりねじ18を被締結材80にねじ込むため、ねじ18に直接接触するドライバビット16の先端は磨耗破損が頻繁に起こり、その都度ドライバビット16を交換する必要がある。
ドライバビット16の交換はピストン部13からドライバビット16を抜いて、新品のドライバビット16を挿し込んで行う。
手順は、まずボディ1から図示していない取付ボルトを外してノーズ102を取り外し、次にペンチ等の工具でドライバビット16先端をつかみ、引張ってピストン部13から外す。次に、新品のドライバビット16を挿し込み、ボディ1にノーズ102を取付ボルトで取付ける。
特開平11−28675号公報
上記した従来技術の圧縮空気ねじ締め機は、ねじ18に直接接触するドライバビット16の先端の磨耗・破損で交換が必要であるが、ドライバビット16の交換は、ボディ1からノーズ102を取り外し、ペンチ等の工具でドライバビット16先端をつかみ、引張ってピストン部13から外し交換する構造であるため、着脱交換の操作性が悪いという欠点があった。特に取付ボルトを外してのノーズ102の分解が必要であり、操作性が悪いばかりか、分解時にシリンダ15付近に塵等が混入し、故障の原因となることもあった。
また、使用中にドライバビット16の先端が、ねじ18のねじ頭の十字穴に焼き付いて外れにくいことが時々発生するが、従来技術では、ドライバビット16を下方から挿し込み、リング105で中心部に付勢された複数のボール104で、ピストン部13からからドライバビット16が抜けるのを防止している構造であるため、ピストン部13が戻る時にドライバビット16が外れてしまう欠点もある。この場合、リング105の付勢力等を増し外れにくくする方法もあるが、この場合は、着脱時に抜けにくくなるという新たな問題が発生する。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ドライバビットの着脱交換の操作性向上、併せてドライバビット着脱部の固定の確実性を図ることが可能な圧縮空気ねじ締機を提供することである。
上記目的は、回転移動部材119とドライバビット16を、各々に設けられ互いに螺合する右ねじにより結合させ、さらに、外部から操作可能な着脱工具により、回転移動部材119とドライバビット16の間に緩めトルクあるいは締めつけトルクを発生させ、回転移動部材119とドライバビット16とを着脱可能にすることにより達成される。
以上のように本発明によれば、回転・上下動する回転移動部材にドライバビットを、各々に設けられ互いに螺合する右ねじにより結合し、さらに、外部から操作可能な着脱工具により、回転移動部材とドライバビットの間に緩めトルクあるいは締めつけトルクを発生させ、ボディからノーズ等を分解することなしに、回転移動部材とドライバビットとを着脱可能にしたので、従来技術に比べドライバビットの着脱交換の操作性を大幅に向上させる効果を奏することができる。またノーズの分解が不要であるため、分解時にシリンダ付近に塵などが混入することがなく故障も少なくなる効果を奏することができる。
さらに、圧縮空気で動作する回転固定部材により回転移動部材の回転を固定するようにしたので、圧縮空気取入口から、コンプッレサの接続を外し、蓄圧室内の圧縮空気を大気中に放出させると、自動的に回転移動部材の回転が固定される。その状態で、着脱工具をドライブビットの先端に嵌合させ、着脱工具を回してドライバビットを着脱するため、より操作性向上が図れる効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態を図1を参照して説明する。まず構成について説明する。
図1において、本体外枠を形成するボディ1内には、圧縮空気取入口27に連通した蓄圧室4がある。また上方に回転可能に支持されたロータ3を有するエアモータ2があり、ロータ3により遊星歯車装置6を介して、右回転される回転伝達部100が設けられている。
回転伝達部100は、有底円筒状で内壁に軸方向に延びた少なくとも一対の凹部10が設けられた回転体9と、凹部10に嵌挿される一対の凸部8を有する回転スライド部材7から構成される。
回転スライド部材7の下方には外周にシールリングを有するピストン部13が連結され、ピストン部13は後述するシリンダ15内を上下摺動可能で、ピストン部13にはドライバビット着脱部101を有し、ドライバビット16がビット着脱部101を介してピストン部13に着脱可能に装着される。
前記回転スライド部材7、ピストン部13を、回転移動部材119といい、エアモータ2の回転により、回転移動部材119、ドライバビット16が右回転しながら、ピストン部13に加わる圧力で下降する構成となっている。
ボディ1には円筒状のシリンダ15が固定されており、シリンダ15の上方には、回転スライド部材7が所定距離下降した時に、回転スライド部材7の下方に設けられたエア遮断面11と当接するダンパプレート14が設けられ、ダンパプレート14の下方には通気孔56が設けられている。通気孔56は図示しないエア通路を介してエアモータ2の図示しない入気孔に連通している。
シリンダ15の下方には圧縮空気流出孔57及び圧縮空気流入孔58が設けられ、ボディ1の下方とシリンダ15の外周との間には空気釘打機において周知構成の戻し蓄圧室20が形成されている。
ボディ1の前記溝23内には、上下動可能な主弁5がバネ22により上方に付勢されて設けられ、主弁5の上端、下端側の側面はシールされ、中央部には通気孔53が設けられ、さらに溝23の下方には操作弁24に通ずる通気孔52が、上方には蓄圧室4に連通ずる通気孔54が設けられている。
ボディ1の下方には、ドライバビット16及びねじ込まれるねじ18を案内するノーズ102がボディ1に図示しない取付ボルトによって連結されている。
さらに、ボディ1の下方には、マガジン25内の図示しない連結バンドにより連結されたねじ18を自動的に供給するねじ送り部19が設けられ、またねじ送り部19の下方には操作弁24と連接したプッシュレバー26が設けられている。
ドライバビット着脱部101は、ピストン部13の中心部に設けられた右ねじのねじ穴108と、ねじ穴108と螺合するドライバビット16に設けられた右ねじのおねじ109とから構成される。
前記エアモータ2内のロータ3の上端中心部には、工具装着部110が設けられ、工具装着部110は、外部から挿入可能で、操作可能な六角棒スパナ111と嵌合可能にしてある。
次に動作を説明する。
プッシュレバー26と操作弁24を作動させることにより、ねじ18が被締結材80にねじ込まれる動作及びねじ込みが完了するとエアモータ2が停止し、次にピストン部13が上方に戻され次のねじ18が送られて初期状態に戻る一連のねじ締め動作については、上記した従来技術と同様であるので説明を省略する。
ドライバビット着脱部101について説明する。
ドライバビット着脱部101は、ピストン13中心部に設けたねじ穴108に、ドライバビット16に設けたおねじ109が螺合固定されている。また、この種の圧縮空気ねじ締め機が右回転で、ねじ18を被締結材80にねじ込む構造であるが、ねじ穴108と、おねじ109は右ねじで結合されているため、ねじ締め動作中に、締まり勝手になっており緩むことがない。
次にドライバビット16の交換について、図2により説明する。
まず、着脱工具112をドライブビット16の先端に嵌合させ、さらに、六角棒スパナ111を、エアモータ2内のロータ3上端に設けてある工具装着部110に挿入嵌合させて、前記六角棒スパナ111あるいは着脱工具112の両方または一方を左回転させ、ねじ穴108とおねじ109のねじ結合を緩めてドライバビット16をピストン部13から外す。次に、新品のドライバビット16を下方から挿入し、六角棒スパナ111、着脱工具112を用いて、ピストン部13のねじ穴108におねじ109をしっかりと締め付けるとドライバビット16の取り付けが完了する。
上記したように、圧縮空気ねじ締め機はドライバビット16の下降・回転によりねじ18を被締結材80にねじ込むため、ねじに直接接触するドライバビット16の先端は磨耗破損が頻繁に起こり、その都度、ドライバビット16を交換する必要がある。
本第1実施形態のねじ締機は、上記したように、ボディ1からノーズ102を取り外さずに、ドライバビット16の交換ができるため、従来技術に比べ、着脱交換の操作性向上の効果が得られる。またノーズ102の分解が不要であるため、分解時にシリンダ15付近に塵等が混入することがなく故障も少なくなる効果を奏することができる。さらに、ドライバビット着脱部101は、ピストン部13に設けたねじ穴108にドライバビット16に設けたおねじ109が螺合固定されるため、使用中にドライバビット16の先端が、ねじ18のねじ頭の十字穴に焼き付いた時等においても、ドライバビット16が抜けることがなく、ドライバビット着脱部101の確実性が保てる効果を奏することができる。
次に本発明の第2実施形態を、図3、図4を参照して説明する。
ドライバビット16を第1ドライバビット160と第2ドライバビット113に分割し、一方にねじ穴108、他方におねじ109を設けて、互いをねじ結合している。さらに第1ドライバビット160に工具装着部110を設けスパナ等を嵌合可能にしている。
図3、図4に示した第2実施形態では、回転スライド部材7、ピストン部13、第1ドライバビット160を、回転移動部材119といい、エアモータ2の回転により、回転移動部材119、第2ドライバビット113が右回転しながら、ピストン部13に加わる圧力で下降する構成としてある。
図3、図4に示した第2実施形態のそれ以外の構造、動作は図1、図2の第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また、効果についても上記した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
次に本発明の第3実施形態を、図5を参照して説明する。
第3実施形態は、回転伝達部100を構成する回転体9に、穴114を設けると共に穴114と嵌合する位置に、外部から操作可能であり、常にはバネ115により、穴114から遠ざかる方向に付勢された、回転固定部材116を設けた構造としてある。
次にドライバビット16の交換について説明する。
ドライバビット16の交換は、まず、着脱工具112をドライバビット16の先端に嵌合させ、次に回転固定部材116を指などで押込み、さらに着脱工具112を回転させると回転体9の穴114に回転固定部材116が嵌合して回転体9、回転スライド部材7、ピストン部13の回転がロックされる。この状態で、着脱工具112を左回転させると、ピストン部13のねじ穴108から、おねじ109が緩みドライバビット16がピストン部13から外すことができる。次に、新品のドライバビット16を下方から挿入させ、着脱工具112を用いて、ピストン部13のねじ穴108におねじ109をしっかりと締めつけるとドライバビット16の取り付けが完了する。
第3実施形態は、図1、図2の第1実施形態で説明した効果のほかに次の効果を奏することができる。すなわち、上記したように、第3実施形態は、回転固定部材116を設け、回転固定部材116を操作することにより、ピストン部13が停止し、着脱工具112を回してドライバビット16を着脱する構造であるため、第1実施形態に比べ、六角棒スパナ111を用いる必要がなくなるため、操作性向上が図れる。なお、第3実施形態のそれ以外の構造、動作については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
次に本発明の第4実施形態を図6を参照して説明する。
第4実施形態は、回転伝達部100を構成する回転体9に、穴114を設けると共に穴114と嵌合する位置に、常にはバネ118により穴114側に付勢された回転固定部材116を設けたことが特徴である。回転固定部材116にはピストン117を設けてあり、ピストン117の回転固定部材116側が、常に蓄圧室4と連通している構造となっており、蓄圧室4に圧縮空気が供給されている状態(すなわち、ねじ締め動作使用可能状態)では、回転固定部材116はバネ118に対抗して回転体9から外れる方向に移動している構造となっている。すなわち、ねじ締め機使用中には、回転固定部材116は回転体9から離れて、回転体9の回転に影響を及ぼさない構造としてある。
次にドライブビット16の交換について説明する。
まず、圧縮空気取入口27から、図示しないコンプッレサの接続を外し、蓄圧室4の圧縮空気を大気中に放出させる。それにより、ピストン117に加わっていた圧縮空気も排気され、バネ118に付勢された停止部材116は回転体9に接触する。
次に、着脱工具112をドライブビット16の先端に嵌合させ、さらに着脱工具112を回転させると回転体9の穴114に回転固定部材116が嵌合し、この状態で回転体9、回転スライド部材7、ピストン部13の回転がロックされる。
この状態で、着脱工具112を左回転させると、ピストン部13のねじ穴108から、おねじ109が緩みドライバビット16をピストン部13から外すことができる。
次に、新品のドライバビット16を下方から挿入させ、着脱工具112を用いて、ピストン部13のねじ穴108におねじ109をしっかりと締めつけると取り付けが完了する。
図6の第4実施形態は、上記した第1実施形態で説明した効果のほかに次の効果を奏することができる。
すなわち、上記したように、第4実施形態は、圧縮空気で動作する回転固定部材116を設けてピストン部13を固定する構造であるため、圧縮空気取入口27から、コンプッレサの接続を外し、大気中に放出させると自動的にピストン部13が固定される構造であり、より操作性向上が図れる。
なお、第4実施形態のそれ以外の構造、動作については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本発明圧縮空気ねじ締機の一実施形態を示す断面側面図。 図1の要部の動作状態を示す断面側面図。 本発明圧縮空気ねじ締機の他の実施形態を示す要部断面側面図。 図3のB−B線断面図。 本発明圧縮空気ねじ締機の他の実施形態を示す要部断面側面図。 本発明圧縮空気ねじ締機の他の実施形態を示す要部断面側面図。 従来技術による圧縮空気ねじ締機を示す断面側面図。 図7のA−A線断面図。 図7の動作状態を示す断面側面図。
符号の説明
2はエアモータ、3はロータ、4は蓄圧室、5は主弁、13はピストン部、15はシリンダ、16、113、160はドライバビット、18はねじ、24は操作弁、100は回転伝達部、101はドライバビット着脱部、108はねじ穴、109はおねじ、112は着脱工具、115、118はバネ、116は回転固定部材、117はピストン、119は回転移動部材である。

Claims (1)

  1. 空気取入口から供給された圧縮空気を蓄積する蓄圧室と、圧縮空気により回転されるエアモータと、圧縮空気の圧力により移動されるピストン部及びドライバビットが装着されるドライバビット着脱部を有し、回転伝達部を介してエアモータにより回転される回転移動部材と、ピストン部を移動可能に支持するシリンダと、シリンダ、エアモータへの蓄圧室内圧縮空気の供給・停止を制御する主弁と、主弁を制御する外部から操作可能な操作弁と、後端が回転移動部材のドライバビット着脱部に装着され、先端が被締結材にねじ込まれるねじと嵌合可能なドライバビットとを備え、回転移動部材の下降動と右回転の回転力とによって、ドライバビットを介してねじを被締結材にねじ込む圧縮空気ねじ締機であって、
    スプリングにより回転移動部材側に押されると共に蓄圧室内の圧縮空気により反回転移動部材側に押され、先端に回転移動部材と接触嵌合して回転移動部材の回転を固定する回転固定部材を設け、前記ドライバビット着脱部及びドライバビットの一方に右ねじのねじ穴及び他方に該ねじ穴に螺合する右ねじのおねじを設け、回転移動部材とドライバビットを互いの螺合によって連結させると共にドライバビットに嵌合してドライバビットに回転トルクを加える着脱工具によって前記回転固定部材によって回転移動部材の回転を固定した状態でドライバビットを回転させてドライバビットを着脱するようにしたことを特徴とする圧縮空気ねじ締機。
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