JP3062993U - 容器類の洗浄装置 - Google Patents

容器類の洗浄装置

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JP3062993U
JP3062993U JP1999002400U JP240099U JP3062993U JP 3062993 U JP3062993 U JP 3062993U JP 1999002400 U JP1999002400 U JP 1999002400U JP 240099 U JP240099 U JP 240099U JP 3062993 U JP3062993 U JP 3062993U
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明文 立原
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有限会社立原工業所
有限会社三共
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の容器を、隅々の汚れまで確実に除去し
ながら乾燥工程まで連続的に行うことのできる容器類の
洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 第1コンベア装置2a及び第2コンベア
装置2bと、第1コンベア装置2aの周囲に配する洗剤
溶液噴射部3と、第2コンベア装置2bの前半部周囲に
配する洗浄部4と、後半部周囲に配するすすぎ・脱水部
5とで構成する。洗剤溶液噴射部3は、多数の噴射ノズ
ル3cを備えた送給用配管3a、3bで容器類6に洗剤
溶液を噴射する構成であり、洗浄部4は、浮上手段と、
これに載って回転する容器類6に洗浄液を噴射する洗浄
液噴射手段とで構成する。すすぎ・脱水部5は、浮上手
段と、これに載って低速回転する容器類6に清水を噴射
する清水噴射手段と、高速回転する容器類6にエアを噴
射させるエア噴射ノズル5mとで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器類、例えば、パーツボックス等の洗浄を連続的に行うための容 器類の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の容器類の洗浄装置としては、例えば、ボックス型のケーシング中に、容 器載置用の回転テーブルと、その上に載って回転する容器に洗浄液を噴射する洗 剤噴射手段と、洗剤噴射後に容器にすすぎ水を噴射する水噴射手段と、その後に すすぎ水で濡れた容器にエアを吹き付けて乾燥させるエアブロー手段とを備えた ものが提供されている。
【0003】 この装置は、一つの回転テーブル上に容器を載せ、この上で、洗浄液による洗 浄、すすぎ、エアブローによる乾燥の全ての工程を行わせるものであるため、一 つの容器の洗浄に時間がかかり、数多くの容器の連続的な洗浄には適さない。
【0004】 また従来の容器類の洗浄装置には、若干長いトンネル型のケーシング中に、コ ンベア装置を配設し、その移送方向前半部には洗浄液の噴射手段を配し、後半部 にはすすぎ液の噴射手段を備えたものも提供されている。
【0005】 この装置は、コンベア装置で容器類を連続的に移送しつつ洗浄するもので洗浄 速度は向上するが、洗浄工程は、移送しながらコンベア装置に載っている容器に 洗浄液を噴射するのみなので、その隅々まで洗浄液を行き渡らせ、かつ汚れを除 去するのは困難であり、更に次の工程ではすすぎをするのみで乾燥工程がないの で、容器類は濡れたままで搬出されてしまうという問題もある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような従来技術の問題点を解決し、多数の容器類を連続的に 、しかも容器類の隅々の汚れまで確実に除去し、乾燥工程まで行い、後に追加の 作業を必要としないようにした容器類の洗浄装置を提供することを解決の課題と するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の1は、洗浄対象の容器類を、順次、後記洗剤溶液噴射部、後記洗浄部 及び後記すすぎ・脱水部に移送する移送手段であって、各部での処理のための時 間中は移送動作を停止する移送手段と、 上記移送手段で移送されてきた洗浄対象の容器類に、該移送手段に載せたまま で周囲から洗剤溶液を噴射する洗剤溶液噴射部と、 上記洗剤溶液噴射部で洗剤を噴射された後、前記移送手段で移送されてきた容 器類を、該移送手段から浮上手段で浮上させた上で回転させつつ該容器類に向か って周囲から洗浄液を噴射させて洗浄する洗浄部と、 上記洗浄部で洗浄された後、前記移送手段で移送されてきた容器類を、該移送 手段から浮上手段で浮上させた上で回転させつつ該容器類に向かって周囲から清 水を噴射させてすすぐすすぎ処理及びその終了後により高速で回転させつつ該容 器に向かってエアを噴射させて脱水処理するすすぎ・脱水部と、 以上の各部をトンネル状に包囲するケーシングと、 で構成した容器類の洗浄装置である。
【0008】 前記移送手段は、洗浄対象の容器類を、前記各部に移送し得るものであって、 各部の動作に干渉するなどの不都合を生じさせないものであり、かつ各部で噴射 される洗剤溶液や清水等の滞留の生じないものであれば、自由に種々の構成のそ れを採用することができる。例えば、二本の無端チェーンを並行に配し、これら を同期して周回動作させるもの等が適当である。
【0009】 前記洗剤溶液噴射部は、前記移送手段上に載置されている洗浄対象の容器類に 次段の洗浄部に移送する前に満遍なく洗剤溶液を噴射して予備洗浄をすることの できる構成であれば、特定のそれに限定されない。
【0010】 例えば、前記洗剤溶液噴射部は、前記移送手段の移送方向に沿って上下に配す る洗剤溶液の送給用配管と、該送給用配管に適当な間隔で具備させた多数の噴射 ノズルと、該送給用配管に洗剤溶液を送り出すポンプ装置と、洗剤溶液用タンク と、流下した洗剤溶液を上記洗剤溶液用タンクに回収する回収手段とで構成し、 前記ポンプ装置で圧送する洗剤溶液を移送手段上に載置されている洗浄対象の容 器類に噴射ノズルから噴射させて予備洗浄を行うように構成することができる。 上記洗剤溶液用タンクには加温手段を備え付け、洗剤溶液を適温、例えば、70 ℃程度に加温しておけば、洗浄効果は一層高まる。また脱水後の乾燥も促進され るものとなる。
【0011】 前記洗浄部は、前記移送手段で移送されてきた容器類を浮上させ、低速で回転 させながらこれに洗浄液、例えば、水と該容器類に付着した洗剤溶液との混合液 を噴射することにより、隅々まで洗浄液を行き渡らせるとともに、隅々にまで噴 射による物理力も加えてより確実な本洗浄を行い得るようにしようとするもので ある。
【0012】 具体的には、移送手段の下方からその隙間を通過してその上の容器類を支持し て浮上させる下支持手段であって、回転自在に構成された下支持手段と、同時に 上方から下降してきて上記下支持手段とともに容器類を上方から支持する上支持 手段であって、回転駆動手段で回転駆動される上支持手段と、浮上位置の容器類 の上下及び左右から洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段とで構成することができる 。
【0013】 上記洗浄液噴射手段は、前記洗浄部に対応する部位に於いて、前記移送手段の 移送方向に沿って上下及び左右に配する洗浄液の送給用配管と、該送給用配管に 適当な間隔で具備させた多数の噴射ノズルと、該送給用配管に洗浄液を送り出す ポンプ装置と、洗浄液を入れておく洗浄液タンクと、容器類から洗い流される洗 剤溶液及び洗浄液の混合液を洗浄液タンクに回収する回収手段とで構成し、該ポ ンプ装置で圧送する洗浄液を前記上支持手段及び下支持手段で上下方向から挟持 状態に支持され、かつ低速で回転させられている洗浄対象の容器類に、前記噴射 ノズルから噴射させて本洗浄を行うように構成することができるものである。
【0014】 しかして前記洗浄液は、当初は水を用いるのが適当であるが、洗浄部で以上の ようにして洗浄処理される容器類には、前段の洗剤溶液噴射部で洗剤溶液が付着 しており、これが水とともに流下する。そこでこの混合液を回収し、回収した混 合液をまた洗浄液として循環利用するのが適当であり、このように使用すること とすると、洗浄液は、水と洗剤溶液との混合液であるということができる。
【0015】 前記すすぎ・脱水部は、前記洗浄部で洗浄され、移送手段で移送されてきた洗 浄対象の容器類を、既述のように、まず浮上させた上で低速で回転させながらこ れにすすぎ用の清水を噴射して残留する洗浄液を洗い流し、その後、該容器を高 速で回転させて、上記すすぎ用の清水を振り切りながら、容器類にエアを噴射し 、残留付着している水分を吹き飛ばして乾燥させる処理を行うものである。
【0016】 しかして具体的には、このすすぎ・脱水部は、前記洗浄部のそれと同様な機能 を有する下支持手段及び上支持手段と、前記洗浄部の洗浄液噴射手段と同様な構 成を有する清水噴射手段と、上支持手段及び下支持手段で下向き状態に支持され て回転している容器類に下方からエアを噴射するエア噴射手段とで構成し、前記 ポンプ装置で圧送する清水を前記上支持手段及び下支持手段で上下方向から挟持 状態に支持され、かつ低速回転させられている洗浄対象の容器類に、前記清水噴 射ノズルから清水を噴射させて残留する洗浄液を洗い流し、次いで、高速回転さ せてすすぎ用清水を振り切りながら、エア噴射手段で容器類に高圧のエアを噴射 させ、残留する水分を吹き飛ばして除去するように構成するものである。
【0017】 従って本考案の1の容器類の洗浄装置によれば、入口側から洗浄対象の容器類 を順次装入すると、移送手段で一定ピッチで間歇的に移送され、まず最初の洗剤 溶液噴射部で、該容器類に移送手段に載ったままで洗剤溶液が噴射され、予備洗 浄が行われる。洗剤溶液用タンクに加温手段を配しておけば、このとき、適温に 加温された洗剤溶液が該容器類に噴射され、効果的に予備洗浄処理が行われるこ ととなる。
【0018】 次いで、予備洗浄された容器類は、更に移送手段で間歇的に移送され、次の洗 浄部に移送されると、移送手段の移送動作の停止中に、該容器類は浮上手段で移 送手段から浮上させられるとともに、低速で回転させられ、この間に洗浄液が周 囲から噴射されて、容器類の全体にわたる本洗浄が行われる。
【0019】 その後、回転動作が停止し、本洗浄された容器類は、浮上手段による浮上が終 了して移送手段上に降ろされ、次いで移送手段が所定ピッチの次の移送動作を行 い、該容器類をすすぎ・脱水部に移送することとなる。
【0020】 前記本洗浄が完了した容器類は、すすぎ・脱水部に移送されると、該容器類は 浮上手段で浮上させられ、低速で回転させられつつ周囲から清水が噴射され、付 着している洗浄液及び汚れが洗い流される。その後、該容器類は高速回転させら れ、付着しているすすぎ用の清水等を振り切りながら、下方からエアが噴射され 、更に残留する水分が吹き飛ばされることとなり、高速で乾燥が行われる。
【0021】 その後、浮上手段の下降動作が行われ、容器類は移送手段上に戻ることとなり 、引き続く移送手段の所定ピッチの移送動作が行われることにより、出口から乾 燥された洗浄済みの容器類が取り出されることとなる。
【0022】 以上の予備洗浄、本洗浄、すすぎ及び乾燥動作は、いずれも各部を包囲するト ンネル状のケーシング中で行われるものであるため、洗剤溶液、洗浄液又は清水 等が周囲に飛び散るような問題がないのは云うまでもない。
【0023】 従って本考案の1の容器類の洗浄装置によれば、容器類を隅々まできれいに洗 浄し、かつ乾燥まで自動的に行うことができるものであり、更に連続的に洗浄で きるので、多数の容器類のスピーディな洗浄が可能である。
【0024】 本考案の2は、本考案の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記移送手段を、洗 浄対象の容器類を前記ケーシングの前端入口で受け入れ、該容器類を前記洗剤噴 射部及び該洗剤噴射部を経由して洗浄部まで移送すべく、その直前までに配置し た第1移送装置と、該第1移送装置から受け取った該容器類を洗浄部、該洗浄部 を経由してすすぎ・脱水部及び該すすぎ・脱水部を経由して前記ケーシングの後 端出口まで移送すべく、その直前までに配置した第2移送装置とで構成したもの である。
【0025】 従って本考案の2の容器類の洗浄装置によれば、移送装置を、第1移送装置と 第2移送装置とに分けたので、それぞれの移送速度を変え、ピッチの長さをそれ ぞれで異なったものとすることができる。そのため、前半の洗剤噴射部に於ける 連続する容器類の導入間隔より、後半の洗浄部とすすぎ・脱水部との間の距離を 長くしたい場合に好都合である。
【0026】 本考案の3は、本発明の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記すすぎ・脱水部 の、前記容器に向かってエアを噴射させる手段を、下向きの該容器類の下方から その内側壁に向かってエアを噴射するように構成したものである。
【0027】 従って本考案の3の容器類の洗浄装置によれば、高速で回転する容器類の内側 壁にエアが噴射されることとなり、これによって隅部に残留する水分が吹き飛ば され、完全な水分の除去が容易に行われることとなる。
【0028】
【考案の実施の形態】
以下、考案の実施の形態を実施例に基づき、かつ添付図を参照しつつ詳細に説 明する。 図面は、本考案の一実施例を示すもので、図1は、その容器類の洗浄装置を示 す側面説明図、図2は、平面断面説明図である。
【0029】 図1及び図2に示すように、この容器類の洗浄装置は、各部の大部分をその中 に構成する直方体状のケーシング1と、移送手段の前半部を構成する第1コンベ ア装置2a及び後半部を構成する第2コンベア装置2bと、第1コンベア装置2 aの周囲に構成する洗剤溶液噴射部3と、第2コンベア装置2bの前半部の周囲 に構成する洗浄部4と、第2コンベア装置2bの後半部の周囲に構成するすすぎ ・脱水部5とで基本的に構成する。
【0030】 前記ケーシング1は、その長さ方向の一端部(図1及び図2中左端)には容器 類6を導入する入口が開口してあり、この入口には昇降開閉自在な扉1aが配し てある。また長さ方向他端(図1及び図2中右端)には容器類6を取り出す出口 が開口してあり、この出口には同様に昇降開閉自在な扉1bが配してある。前記 入口の扉1aは、容器6を導入するタイミングで開くように構成してあり、かつ 前記扉1bは容器6を取り出すタイミングで開くように構成してある。
【0031】 前記第1コンベア装置2aは、ケーシング1の入口の外側から前記洗浄部4の 直前部までに配してあり、第2コンベア装置2bが容器類6を受け取るタイミン グに合わせて受け渡しの時間のみ移送動作を行うように構成する。また上記第1 コンベア装置2aとしては、洗剤溶液等の流下を妨げないように、並行に配した 両側の無端チェーンとその両端及び途中に配したスプロケットと上記無端チェー ンを周回動作させる回転駆動手段とで構成したコンベア装置を採用した。
【0032】 前記第2コンベア装置2bは、前記洗剤溶液噴射部3の直後からすすぎ・脱水 部5の直後にかけて配してあり、洗浄部4及びすすぎ・脱水部5の処理時間の間 移送動作を停止し、処理完了から次の処理の開始までの間に、両者間の距離分だ け移送動作を行うように構成したものである。即ち、以上のようなタイミングで 間歇的に、かつ、洗浄部4とすすぎ・脱水部5との中心間距離を1ピッチとして 移送動作を行うものである。
【0033】 またこの第2コンベア装置2bとしては、洗浄液や清水の流下を妨げないよう に、並行に配した両側の無端チェーンとその両端及び途中に配したスプロケット と上記無端チェーンを周回動作させる回転駆動手段とで構成したコンベア装置を 採用した。
【0034】 前記洗剤溶液噴射部3は、前記第1コンベア装置2aの移送方向に沿って直上 に配した洗剤溶液の送給用配管3aと、直下に配した洗剤溶液の送給用配管3b と、それらの送給用配管3a、3bに具備させた多数の噴射ノズル3c、3c… と、それらの送給用配管3a、3bに洗剤溶液を送り出すポンプ装置と、洗剤溶 液を収納する洗剤溶液用タンクと、流下する洗剤溶液を回収して上記洗剤溶液用 タンクに流入させる洗剤溶液回収手段と、前記洗剤用タンクに収納してある洗剤 溶液を約70℃に加温するヒータとで構成する。
【0035】 前記洗浄部4は、前記第2コンベア装置2bの下方からその二本の無端チェー ンの間を通過して該第2コンベア装置2b上の容器類6を支持して昇降自在に浮 上させる浮上手段であって、上記容器類6を回転自在に支持する浮上手段と、上 記浮上手段に配した回転駆動手段4aと、浮上手段に載った容器類6に上下左右 から洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段とで構成するものである。
【0036】 上記浮上手段は、前記第2コンベア装置2bの下方に配した下支持手段4bで あって、上記第2コンベア装置2bの上に載っている容器類6を載せて上昇する 下支持手段4bと、この下支持手段4bを回転自在に支持する軸部材4cと、こ の軸部材4cの下部に配した昇降駆動手段4dであって、上記軸部材4cを昇降 させる昇降駆動手段4dと、下支持手段4bに載って上昇した上記容器類6を上 方から抑える上支持手段4eと、この上支持手段4eを支持する軸部材4fと、 この軸部材4fの途中に配した伸縮駆動手段4gであって、上記軸部材4fを伸 縮させる伸縮駆動手段4gと、上記軸部材4fの上端に結合した回転駆動手段4 aとで構成する。この回転駆動手段4aは減速機付きの電動モータで構成したも のである。
【0037】 また前記洗浄液噴射手段は、前記浮上手段によって浮上した容器類6の上下及 び左右から洗浄液を噴射できるように構成する。 即ち、前記第2コンベア装置2bの移送方向に沿って上下に配した洗浄液の送 給用配管4h、4iと、各送給用配管4h、4iに定間隔で配した噴射ノズル4 j、4j…と、前記位置の容器類6の左右位置に縦向きに配した洗浄液の送給用 配管4k、4kと、各送給用配管4k、4kに定間隔で配した噴射ノズル4l、 4l…と、上記各送給用配管4h、4i、4kに洗浄液を送り出すポンプ装置と 、洗浄液を入れておく洗浄液タンクと、容器類6から洗い流される洗剤溶液及び 洗浄液の混合液を洗浄液タンクに回収する回収手段とで構成したものである。
【0038】 前記すすぎ・脱水部5は、前記第2コンベア装置2bの下方からその二本の無 端チェーンの間を通過して該第2コンベア装置2b上の容器類6を支持して昇降 自在に浮上させる浮上手段であって、上記容器類6を回転自在に支持する浮上手 段と、上記浮上手段に配した回転駆動手段5aと、浮上手段に載った容器類6に 上下左右から清水を噴射する清水噴射手段と、エア噴射手段とで構成するもので ある。
【0039】 前記浮上手段は、前記第2コンベア装置2bの下方に配した下支持手段5bで あって、上記第2コンベア装置2bの上に載っている容器類6を載せて上昇する 下支持手段5bと、この下支持手段5bを回転自在に支持する軸部材5cと、こ の軸部材5cの下部に配した昇降駆動手段5dであって、上記軸部材5cを昇降 させる昇降駆動手段5dと、下支持手段5bに載って上昇した上記容器類6を上 方から抑える上支持手段5eと、この上支持手段5eを支持する軸部材5fと、 この軸部材5fの途中に配した伸縮駆動手段5gであって、上記軸部材5fを伸 縮させる伸縮駆動手段5gと、上記軸部材5fの上端に結合した回転駆動手段5 aとで構成する。この回転駆動手段5aは低速回転及び高速回転の制御が可能な 電動モータで構成したものである。
【0040】 前記清水噴射手段は、前記浮上手段によって浮上した容器類6の上下及び左右 から清水を噴射できるように構成する。 即ち、前記第2コンベア装置2bの移送方向に沿って上下に配した清水の送給 用配管5h、5iと、各送給用配管5h、5iに定間隔で配した噴射ノズル5j 、5j…と、前記位置の容器類6の左右位置に縦向きに配した清水の送給用配管 5k、5kと、各送給用配管5k、5kに定間隔で配した噴射ノズル5l、5l …と、上記各送給用配管5h、5i、5kに清水を送り出すポンプ装置と、清水 を入れておく清水タンクとで構成したものである。この清水タンクには水道水を 導いておくものとする。
【0041】 また前記エア噴射手段は、前記浮上手段によって浮上した容器類6の下方から その内側壁に向かってエアを噴射できるように構成するもので、前記下支持手段 5bとともに、これと同期して、それより若干下方ま上昇移動可能に構成したエ ア噴射ノズル5mと、これに圧縮空気を送給する送給用配管と、圧縮空気を充填 するエアタンクと、このエアタンクに圧縮空気を充填するコンプレッサとで構成 したものである。
【0042】 従ってこの実施例の容器類の洗浄装置によれば、この装置を動作開始させると 、入口の扉1aが容器類6の導入可能なタイミングで開き、このとき、第1コン ベア装置2aの入口側端部に容器類6を載せると、これは所定ピッチで運ばれて ケーシング1内に入り、まず最初の洗剤溶液噴射部3に導入される。なお容器類 6は下向きで第1コンベア装置2aに載せる。これに噴射される洗剤溶液、洗浄 液及び清水が中に溜まらないようにする趣旨である。
【0043】 上記洗剤溶液噴射部3では、上下に配した送給用配管3a、3bにポンプ装置 によって常時洗剤溶液用タンクから洗剤溶液が送給されており、上記送給用配管 3a、3bに配された多数の噴射ノズル3c、3c…から第1コンベア装置2a 上の容器類6に該洗剤溶液が噴射されることとなる。なお該洗剤溶液は、洗剤溶 液用タンクに構成したヒータで約70℃に加温されており、より効果的な洗浄作 用が確保されている。
【0044】 第2コンベア装置2aが、この実施例では、3ピッチ移送動作すると、前記の ように入口から導入された容器類6は、次段の洗浄部4の直前に位置することと なり、ここまでは第2コンベア装置2aに載った状態で洗剤溶液が噴射され続け る。しかして以上の過程で、容器類6に付着している汚れは、前記のように加温 されている洗剤溶液によって効果的に溶解され、除去されることとなる。 そして所定時間の経過後に行われる次の1ピッチで上記容器類6は第2コンベ ア装置2bに移載され、洗浄部4に移される。
【0045】 洗浄部4に移送された容器類6は、第2コンベア装置2bの移送動作の停止中 に、前記下支持手段4bと前記上支持手段4eとにより上記第2コンベア装置2 bから浮上させられ、かつこの状態で支持され、更に前記回転駆動手段4aによ り低速で回転させられることとなる。 この状態で前記洗浄液噴射手段の各送給用配管4h、4i、4kに配した噴射 ノズル4j、4j…、4l、4l…から洗浄液が噴射され、回転している容器類 6には、その上下左右から該洗浄液が衝撃を伴って供給されることとなる。
【0046】 しかして容器類6には、全体として満遍なく洗浄液が噴射され、前段階の洗剤 溶液噴射部3で付着され、その洗浄力で除去された汚れとともに洗剤溶液を洗い 流す一方で、前記噴射による物理力で残った汚れの一部を除去することとなる。 なおこの実施例では、洗浄液としては、水を採用したものであるが、流れ落ち るそれを回収して循環利用する構成であるため、当初のみ水であり、途中からは 洗剤溶液との混合液によって洗浄作用を行うこととなる。
【0047】 その後、回転駆動手段による回転動作が停止し、以上のようにして本洗浄され た容器類6は、前記上支持手段4eが上昇し、前記下支持手段4bが下降するこ とでその挟持状態が解かれるとともに、再度、第2コンベア装置2b上に復帰す る。次いで、第2コンベア装置2bは所定ピッチの移送動作を行い、該容器類6 を次のすすぎ・脱水部5に移送することとなる。
【0048】 すすぎ・脱水部5に移送された容器類6は、また第2コンベア装置2bの移送 動作の停止中に、前記下支持手段5bと前記上支持手段5eとにより上記第2コ ンベア装置2bから浮上させられ、かつこの状態で支持され、更に前記回転駆動 手段5aにより低速で回転させられることとなる。
【0049】 この状態で前記清水噴射手段の各送給用配管5h、5i、5kに配した噴射ノ ズル5j、5j…、5l、5l…から清水が噴射され、回転している容器類6に は、その上下左右から該清水が衝撃を伴って供給されることとなる。 しかして容器類6には、全体として満遍なく清水が噴射され、これによって効 率的に前段階の洗浄部4で噴射された洗浄液及びこれに溶け込んでいる汚れが洗 い流されることとなる。
【0050】 清水の噴射が停止してすすぎ動作が完了すると、前記回転駆動手段5aは高速 回転に切り替えられ、容器類6は高速で回転させられることとなり、これによっ て該容器類6に残留しているすすぎ用の清水は振り切られ、他方、下向きに配し てある容器類6の下方からその内側壁に向けて前記エア噴射ノズル5mから圧縮 空気が噴射され、内側隅部に残留しやすい水分もこれで吹き飛ばされ、高速で良 好な乾燥が行われることとなる。 なお前記洗剤溶液が70℃程度に加温されていたため、その噴射を受けた容器 類6も加温されており、それ故、この脱水時の乾燥もよりスピーディに行われる こととなる。
【0051】 その後、回転駆動手段5aによる回転動作が停止し、以上のようにしてすすぎ 及び乾燥処理が完了した容器類6は、前記上支持手段5eが上昇し、前記下支持 手段5bが下降することでその挟持状態が解かれるとともに、再度、第2コンベ ア装置2b上に復帰する。次いで、第2コンベア装置2bが所定ピッチの移送動 作を行い、このタイミングで出口の扉1bが開いて該容器類6をこの装置外に送 り出すこととなる。
【0052】 以上の動作は、いずれも各部を包囲するトンネル状のケーシング1中で行われ るものであるため、洗剤溶液、洗浄液又は清水等が周囲に飛び散るような問題が ないのは云うまでもなく、容器類6を隅々まできれいに洗浄し、かつ乾燥まで自 動的に行うことができるものであり、更に連続的に洗浄できるので、多数の容器 類のスピーディな洗浄が可能である。また高速で回転する容器類6の内側壁にエ アを噴射することで隅部に残留する水分を吹き飛ばし、完全な水分の除去を容易 に行うことのできるものでもある。
【0053】
【考案の効果】
従って本考案の1の容器類の洗浄装置によれば、容器類を隅々まできれいに洗 浄し、かつ乾燥まで自動的に行うことができるものであり、更に連続的に洗浄で きるので、多数の容器類のスピーディな洗浄が可能である。 また予備洗浄、本洗浄、すすぎ及び乾燥動作のいずれもが各部を包囲するトン ネル状のケーシング中で行われるものであるため、洗剤溶液、洗浄液又は清水等 が周囲に飛び散るような問題がないのは云うまでもない。
【0054】 また本考案の1の容器類の洗浄装置によれば、大量の容器類をより高速で洗浄 したい場合には、前記洗浄部及びすすぎ・脱水部を各々直列で複数段に並べるこ ととすれば、各段に於ける処理時間を短くすることが可能であり、それを容易に 実現することができる。
【0055】 本考案の2は、本考案の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記移送手段を、洗 浄対象の容器類を前記ケーシングの前端入口で受け入れ、該容器類を前記洗剤噴 射部及び該洗剤噴射部を経由して洗浄部まで移送すべく、その直前までに配置し た第1移送装置と、第1移送装置から受け取った該容器類を洗浄部、該洗浄部を 経由してすすぎ・脱水部及び該すすぎ・脱水部を経由して前記ケーシングの後端 出口まで移送すべく、その直前までに配置した第2移送装置とで構成したもので あり、それ故、本考案の2の容器類の洗浄装置によれば、第1移送装置と第2移 送装置との移送速度を変え、ピッチの長さをそれぞれで異なったものとすること ができる。そのため、前半の洗剤噴射部に於ける連続する容器類の導入間隔より 、後半の洗浄部とすすぎ・脱水部との間の距離を長くしたい場合に好都合である 。
【0056】 本考案の3は、本発明の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記すすぎ・脱水部 の、前記容器に向かってエアを噴射させる手段を、下向きの該容器類の下方から その内側壁に向かってエアを噴射するように構成したものであり、それ故、本考 案の3の容器類の洗浄装置によれば、高速で回転する容器類の内側壁にエアが噴 射されることとなり、これによって隅部に残留する水分が吹き飛ばされ、完全な 水分の除去が容易に行われることとなる。
【提出日】平成11年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 本考案の3は、本考案の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記すすぎ・脱水部 の、前記容器に向かってエアを噴射させる手段を、下向きの該容器類の下方から その内側壁に向かってエアを噴射するように構成したものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】 本考案の3は、本考案の1の容器類の洗浄装置に於いて、前記すすぎ・脱水部 の、前記容器に向かってエアを噴射させる手段を、下向きの該容器類の下方から その内側壁に向かってエアを噴射するように構成したものであり、それ故、本考 案の3の容器類の洗浄装置によれば、高速で回転する容器類の内側壁にエアが噴 射されることとなり、これによって隅部に残留する水分が吹き飛ばされ、完全な 水分の除去が容易に行われることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の容器類の洗浄装置を示す側面説明
図。
【図2】一実施例の容器類の洗浄装置を示す平面断面説
明図。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 扉 1b 扉 2a 第1コンベア装置 2b 第2コンベア装置 3 洗剤溶液噴射部 3a 送給用配管 3b 送給用配管 3c 噴射ノズル 4 洗浄部 4a 回転駆動手段 4b 下支持手段 4c 軸部材 4d 昇降駆動手段 4e 上支持手段 4f 軸部材 4g 伸縮駆動手段 4h 送給用配管 4i 送給用配管 4j 噴射ノズル 4k 送給用配管 4l 噴射ノズル 5 すすぎ・脱水部 5a 回転駆動手段 5b 下支持手段 5c 軸部材 5d 昇降駆動手段 5e 上支持手段 5f 軸部材 5g 伸縮駆動手段 5h 送給用配管 5i 送給用配管 5j 噴射ノズル 5k 送給用配管 5l 噴射ノズル 5m エア噴射ノズル 6 容器類

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄対象の容器類を、順次、後記洗剤溶
    液噴射部、後記洗浄部及び後記すすぎ・脱水部に移送す
    る移送手段であって、各部での処理のための時間中は移
    送動作を停止する移送手段と、 上記移送手段で移送されてきた洗浄対象の容器類に、該
    移送手段に載せたままで周囲から洗剤溶液を噴射する洗
    剤溶液噴射部と、 上記洗剤溶液噴射部で洗剤を噴射された後、前記移送手
    段で移送されてきた容器類を、該移送手段から浮上手段
    で浮上させた上で回転させつつ該容器類に向かって周囲
    から洗浄液を噴射させて洗浄する洗浄部と、 上記洗浄部で洗浄された後、前記移送手段で移送されて
    きた容器類を、該移送手段から浮上手段で浮上させた上
    で回転させつつ該容器類に向かって周囲から清水を噴射
    させてすすぐすすぎ処理及びその終了後により高速で回
    転させつつ該容器に向かってエアを噴射させて脱水処理
    するすすぎ・脱水部と、 以上の各部をトンネル状に包囲するケーシングと、 で構成した容器類の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段を、洗浄対象の容器類を前
    記ケーシングの前端入口で受け入れ、該容器類を前記洗
    剤噴射部及び該洗剤噴射部を経由して洗浄部まで移送す
    べく、その直前までに配置した第1移送装置と、該第1
    移送装置から受け取った該容器類を洗浄部、該洗浄部を
    経由してすすぎ・脱水部及び該すすぎ・脱水部を経由し
    て前記ケーシングの後端出口まで移送すべく、その直前
    までに配置した第2移送装置とで構成した請求項1の容
    器類の洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記すすぎ・脱水部に於いて、前記容器に
    向かってエアを噴射させる手段を、下向きの該容器類の
    下方からその内側壁に向かってエアを噴射するように構
    成した請求項1の容器類の洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011141A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Arimitsu Industry Co Ltd 洗浄乾燥システム
JPWO2013065661A1 (ja) * 2011-11-01 2015-04-02 株式会社昭和 洗浄方法及び洗浄装置
JP2019205961A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 株式会社クレオ 洗浄装置、蓋付き容器設置具および洗浄方法

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