JPH09285635A - パチンコ玉の洗浄装置 - Google Patents
パチンコ玉の洗浄装置Info
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- JPH09285635A JPH09285635A JP12653096A JP12653096A JPH09285635A JP H09285635 A JPH09285635 A JP H09285635A JP 12653096 A JP12653096 A JP 12653096A JP 12653096 A JP12653096 A JP 12653096A JP H09285635 A JPH09285635 A JP H09285635A
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- Japan
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- conveyor
- pachinko balls
- cleaning
- pachinko ball
- balls
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコ玉の洗浄を確実に行われ、且つパチ
ンコの取り扱いが容易である洗浄装置を提供する。 【解決手段】パチンコ玉を一個毎所定の区画に載置収納
可能な無端コンベア１１を備えた搬送機構１と、コンベ
アにパチンコ玉を整列状態で供給する整列機構２と、超
音波振動体３２を内置して洗浄液を満たした洗浄槽３１
内にコンベアを通過させてなる洗浄機構３と、温水シャ
ワーを吹き付けるシャワー機構４と、冷風を吹き付ける
脱水機構５と、熱風を吹き付ける乾燥機構６とで構成し
た。
ンコの取り扱いが容易である洗浄装置を提供する。 【解決手段】パチンコ玉を一個毎所定の区画に載置収納
可能な無端コンベア１１を備えた搬送機構１と、コンベ
アにパチンコ玉を整列状態で供給する整列機構２と、超
音波振動体３２を内置して洗浄液を満たした洗浄槽３１
内にコンベアを通過させてなる洗浄機構３と、温水シャ
ワーを吹き付けるシャワー機構４と、冷風を吹き付ける
脱水機構５と、熱風を吹き付ける乾燥機構６とで構成し
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ玉の洗浄装置に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりパチンコ玉の洗浄装置として、
パチンコ玉を超音波振動を付与した洗浄槽内に浸けて、
その付着した汚れを落とす手段を採用することが提案さ
れている（特公昭５７−３０５５１号、特開昭６２−６
８４７６号、特開平７−１４８３３６号、実開昭６０−
５８１７７号、実開昭６０−５８１７８号、実開昭５９
−１３２７５２号）。そして必要により、洗浄後に乾燥
を行うことも提案されている（特開昭６２−６８４７６
号）。
パチンコ玉を超音波振動を付与した洗浄槽内に浸けて、
その付着した汚れを落とす手段を採用することが提案さ
れている（特公昭５７−３０５５１号、特開昭６２−６
８４７６号、特開平７−１４８３３６号、実開昭６０−
５８１７７号、実開昭６０−５８１７８号、実開昭５９
−１３２７５２号）。そして必要により、洗浄後に乾燥
を行うことも提案されている（特開昭６２−６８４７６
号）。
【０００３】また前記の超音波洗浄槽を採用した洗浄装
置に於いては、パチンコ玉をバラバラの状態で洗浄槽に
投入し、洗浄後に洗浄槽からパチンコ玉を取り出す機構
を備えている。例えば実開昭６０−５８１７８号並びに
特開平７−１４８３３６号はスクリューコンベアを採用
し、特公昭５７−３０５５１号は磁気ドラムを採用し、
実開昭５９−１３２７５２号、実開昭６０−５８１７７
号、特開昭６２−６８４７６号は基本的に掬い取りで行
っている。
置に於いては、パチンコ玉をバラバラの状態で洗浄槽に
投入し、洗浄後に洗浄槽からパチンコ玉を取り出す機構
を備えている。例えば実開昭６０−５８１７８号並びに
特開平７−１４８３３６号はスクリューコンベアを採用
し、特公昭５７−３０５５１号は磁気ドラムを採用し、
実開昭５９−１３２７５２号、実開昭６０−５８１７７
号、特開昭６２−６８４７６号は基本的に掬い取りで行
っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ玉を洗浄槽で
洗浄した場合、特に汚れを除去する界面活性剤や有機溶
剤など洗浄液を使用した場合には、洗浄の次に洗浄液の
洗い流し、更に乾燥の各工程が必要となつてくる。そこ
で従来のようにパチンコ玉がばらばらの状態での洗浄を
行うと、次の洗い流し処理や、乾燥処理でのパチンコ玉
の処置が繁雑となり、当然その処理機構も複雑になって
しまう。そこで本発明は、パチンコ玉１個毎の搬送を行
うことで、洗浄等の各処理を連続的に且つ確実に実施で
きる洗浄装置を提案したものである。
洗浄した場合、特に汚れを除去する界面活性剤や有機溶
剤など洗浄液を使用した場合には、洗浄の次に洗浄液の
洗い流し、更に乾燥の各工程が必要となつてくる。そこ
で従来のようにパチンコ玉がばらばらの状態での洗浄を
行うと、次の洗い流し処理や、乾燥処理でのパチンコ玉
の処置が繁雑となり、当然その処理機構も複雑になって
しまう。そこで本発明は、パチンコ玉１個毎の搬送を行
うことで、洗浄等の各処理を連続的に且つ確実に実施で
きる洗浄装置を提案したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパチンコ玉
の洗浄装置は、搬送機構と、搬送機構に添って順次設け
た整列機構、洗浄機構、シャワー機構、脱水機構、及び
乾燥機構とで構成され、搬送機構１は、パチンコ玉を一
個毎所定の区画に収納する無端コンベアを備えて、適宜
な駆動源をもって所定の経路を移動搬送するもので、整
列機構は、前記コンベアにパチンコ玉を整列状態で供給
し、洗浄機構は、超音波振動体を内置して洗浄液を満た
した洗浄槽内に、前記コンベアを通過させてなり、シャ
ワー機構は、コンベアに対して温水シャワーを吹き付
け、脱水機構は、コンベアに対して冷風を吹き付け、乾
燥機構は、コンベアに対して熱風を吹き付けることを特
徴としたものである。
の洗浄装置は、搬送機構と、搬送機構に添って順次設け
た整列機構、洗浄機構、シャワー機構、脱水機構、及び
乾燥機構とで構成され、搬送機構１は、パチンコ玉を一
個毎所定の区画に収納する無端コンベアを備えて、適宜
な駆動源をもって所定の経路を移動搬送するもので、整
列機構は、前記コンベアにパチンコ玉を整列状態で供給
し、洗浄機構は、超音波振動体を内置して洗浄液を満た
した洗浄槽内に、前記コンベアを通過させてなり、シャ
ワー機構は、コンベアに対して温水シャワーを吹き付
け、脱水機構は、コンベアに対して冷風を吹き付け、乾
燥機構は、コンベアに対して熱風を吹き付けることを特
徴としたものである。
【０００６】また特に前記の搬送機構の無端コンベア
を、長尺板をパチンコ玉１個の大きさに対応させた台形
波状に折曲してコンベアベース板を形成し、前記コンベ
アベース板の長尺端面がコンベアの表裏となるようにコ
ンベア移動方向に連続させると共に、コンベア移動方向
に隣接するコンベアベース板部の各コンベア進行方向に
並んだ側面の各前後部分を重合すると共に、前記重合箇
所をコンベア両側端間に渡る連結軸で貫通連結して形成
したことを特徴とする。
を、長尺板をパチンコ玉１個の大きさに対応させた台形
波状に折曲してコンベアベース板を形成し、前記コンベ
アベース板の長尺端面がコンベアの表裏となるようにコ
ンベア移動方向に連続させると共に、コンベア移動方向
に隣接するコンベアベース板部の各コンベア進行方向に
並んだ側面の各前後部分を重合すると共に、前記重合箇
所をコンベア両側端間に渡る連結軸で貫通連結して形成
したことを特徴とする。
【０００７】また整列機構が、パチンコ玉貯蔵部から、
パチンコ玉１個通過できる高さの傾斜通路を、無端コン
ベアのコンベアベース板部の台形波形状に対応して併設
し、傾斜通路の入り口に、上下方向に積層するパチンコ
玉を排除する回転ローラを架設し、傾斜通路出口を、無
端コンベアの直上に、コンベアの所定区画に収納された
パチンコ玉によってその流出が阻止される間隔を有せし
めて設けてなることを特徴とし、更にはシャワー機構
が、コンベアに直立方向に配置した回転軸からコンベア
移動面と平行に突設した腕部の先端に温水噴射部を設け
てなるを特徴とするものである。
パチンコ玉１個通過できる高さの傾斜通路を、無端コン
ベアのコンベアベース板部の台形波形状に対応して併設
し、傾斜通路の入り口に、上下方向に積層するパチンコ
玉を排除する回転ローラを架設し、傾斜通路出口を、無
端コンベアの直上に、コンベアの所定区画に収納された
パチンコ玉によってその流出が阻止される間隔を有せし
めて設けてなることを特徴とし、更にはシャワー機構
が、コンベアに直立方向に配置した回転軸からコンベア
移動面と平行に突設した腕部の先端に温水噴射部を設け
てなるを特徴とするものである。
【０００８】而して整列機構の傾斜通路出口から無端コ
ンベア上にベース板の台形波に対応して横一列にパチン
コ玉が供給されると、連結軸によりコンベアよりのパチ
ンコ玉の落下が防止されることで、パチンコ玉はコンベ
アのベース板で囲繞された空間（載置収納空間）に１個
毎収納される。同時に傾斜通路出口からの次玉は、コン
ベア収納玉によってその流出が阻止され、コンベアの進
行で次の列のパチンコ玉載置収納空間に落下する。従っ
て横一列のパチンコ玉は、コンベアの進行に伴ってコン
ベアに形成された載置収納空間に順次収納されて搬送さ
れる。
ンベア上にベース板の台形波に対応して横一列にパチン
コ玉が供給されると、連結軸によりコンベアよりのパチ
ンコ玉の落下が防止されることで、パチンコ玉はコンベ
アのベース板で囲繞された空間（載置収納空間）に１個
毎収納される。同時に傾斜通路出口からの次玉は、コン
ベア収納玉によってその流出が阻止され、コンベアの進
行で次の列のパチンコ玉載置収納空間に落下する。従っ
て横一列のパチンコ玉は、コンベアの進行に伴ってコン
ベアに形成された載置収納空間に順次収納されて搬送さ
れる。
【０００９】搬送されるパチンコ玉は、洗浄槽内を通過
して超音波振動を与えた洗浄液でその汚れを落とし、シ
ャワー機構で洗浄液を洗い流し、脱水機構の冷風シャワ
ーで水分を飛ばし、乾燥機構の熱風でパチンコ玉の付着
水分を完全に除去し、コンベアのリターン箇所でのパチ
ンコ玉の自然落下で洗浄装置外に放出され、通常の使用
に供されることになる。
して超音波振動を与えた洗浄液でその汚れを落とし、シ
ャワー機構で洗浄液を洗い流し、脱水機構の冷風シャワ
ーで水分を飛ばし、乾燥機構の熱風でパチンコ玉の付着
水分を完全に除去し、コンベアのリターン箇所でのパチ
ンコ玉の自然落下で洗浄装置外に放出され、通常の使用
に供されることになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について説
明する。本発明の実施形態に示したパチンコ玉の洗浄装
置は、搬送機構１と、搬送機構に添って順次設けた整列
機構２、洗浄機構３、シャワー機構４、脱水機構５、及
び乾燥機構６とで構成される
明する。本発明の実施形態に示したパチンコ玉の洗浄装
置は、搬送機構１と、搬送機構に添って順次設けた整列
機構２、洗浄機構３、シャワー機構４、脱水機構５、及
び乾燥機構６とで構成される
【００１１】搬送機構１は、無端コンベア１１と、無端
コンベア１１の経路ガイドとなり且つ搬送移動させるス
プロケット１２と、スプロケット１２に連結する駆動源
（図示せず）とを備えている。無端コンベア１１は、パ
チンコ玉Ａの１個毎の載置収納区画Ｂを備えたもので、
その構造は、長尺板をパチンコ玉１個の大きさに対応さ
せた台形波状に折曲してコンベアベース板１３を形成
し、前記コンベアベース板の１３長尺端面がコンベア１
１の表裏となるようにコンベア移動方向に連続させると
共に、コンベア移動方向に隣接するコンベアベース板部
の各コンベア進行方向に並んだ側面の各前後部分を重合
すると共に、前記重合箇所をコンベア両側端間に渡る連
結軸１４で貫通連結して、上下方向に折曲移動可能にし
たものである。また前後に隣接したベース板１３で囲繞
され且つ連結軸１４でパチンコ玉Ａの抜け落ちを防止し
て、パチンコ玉の載置収納区画Ｂを形成しているもので
ある。
コンベア１１の経路ガイドとなり且つ搬送移動させるス
プロケット１２と、スプロケット１２に連結する駆動源
（図示せず）とを備えている。無端コンベア１１は、パ
チンコ玉Ａの１個毎の載置収納区画Ｂを備えたもので、
その構造は、長尺板をパチンコ玉１個の大きさに対応さ
せた台形波状に折曲してコンベアベース板１３を形成
し、前記コンベアベース板の１３長尺端面がコンベア１
１の表裏となるようにコンベア移動方向に連続させると
共に、コンベア移動方向に隣接するコンベアベース板部
の各コンベア進行方向に並んだ側面の各前後部分を重合
すると共に、前記重合箇所をコンベア両側端間に渡る連
結軸１４で貫通連結して、上下方向に折曲移動可能にし
たものである。また前後に隣接したベース板１３で囲繞
され且つ連結軸１４でパチンコ玉Ａの抜け落ちを防止し
て、パチンコ玉の載置収納区画Ｂを形成しているもので
ある。
【００１２】整列機構２は、遊技ホールから搬出された
洗浄対象物であるパチンコ玉の供給を受けて、所定量を
溜めておくホッパー状のパチンコ玉貯蔵部２１と、パチ
ンコ玉貯蔵部２１からコンベア１１にパチンコ玉Ａを供
給する供給部２２からなり、特に供給部２２は、貯蔵部
２１の底面に、パチンコ玉Ａが１個通過できる高さの傾
斜通路２３を、無端コンベア１１のパチンコ玉載置収納
区画Ｂの横列数（ベース板１３の台形波形の数）分併設
し、傾斜通路２３の入り口に、上下方向に積層するパチ
ンコ玉を排除する回転ローラ２４を架設し、傾斜通路出
口２５はコンベア１１に対して鉛直に且つ近接して配置
し、コンベア１１のパチンコ玉の載置収納区画Ｂに収納
されたパチンコ玉によってその流出が阻止される間隔を
有せしめて設けてなる。
洗浄対象物であるパチンコ玉の供給を受けて、所定量を
溜めておくホッパー状のパチンコ玉貯蔵部２１と、パチ
ンコ玉貯蔵部２１からコンベア１１にパチンコ玉Ａを供
給する供給部２２からなり、特に供給部２２は、貯蔵部
２１の底面に、パチンコ玉Ａが１個通過できる高さの傾
斜通路２３を、無端コンベア１１のパチンコ玉載置収納
区画Ｂの横列数（ベース板１３の台形波形の数）分併設
し、傾斜通路２３の入り口に、上下方向に積層するパチ
ンコ玉を排除する回転ローラ２４を架設し、傾斜通路出
口２５はコンベア１１に対して鉛直に且つ近接して配置
し、コンベア１１のパチンコ玉の載置収納区画Ｂに収納
されたパチンコ玉によってその流出が阻止される間隔を
有せしめて設けてなる。
【００１３】洗浄機構３は、適宜な洗浄液を満たした洗
浄槽３１内に、超音波振動体３２を内置したもので、前
記コンベア１１が洗浄槽１１内を通過するように設けて
なる。
浄槽３１内に、超音波振動体３２を内置したもので、前
記コンベア１１が洗浄槽１１内を通過するように設けて
なる。
【００１４】シャワー機構４は、シャワー室４１内に、
適宜な回転駆動源と連結し且つ温水供給部４２と接続し
た中空縦軸４３に、複数本の腕部４４を横突設し（好ま
しくは４本を四方に配置する）、腕部の先端部下面に温
水噴射部４５を設け、搬送コンベア１１を温水噴射部４
５の下方のシャワー室４１内を通過させる。
適宜な回転駆動源と連結し且つ温水供給部４２と接続し
た中空縦軸４３に、複数本の腕部４４を横突設し（好ま
しくは４本を四方に配置する）、腕部の先端部下面に温
水噴射部４５を設け、搬送コンベア１１を温水噴射部４
５の下方のシャワー室４１内を通過させる。
【００１５】脱水機構５は、前記シャワー機構と同様な
構成で、脱水室５１内に、冷風供給源と接続した中空回
転縦軸５２並びに前記回転縦軸５２から横設し且つ先端
に冷風噴射口を設けた腕部５３を内置し、搬送コンベア
１１を冷風噴射部の下方を通過させる。また冷風の供給
は、コンプレッサーによる高圧空気を常温状態若しくは
低温状態で供給することで良く、その噴射時の断熱膨張
で低温化して冷風となる。
構成で、脱水室５１内に、冷風供給源と接続した中空回
転縦軸５２並びに前記回転縦軸５２から横設し且つ先端
に冷風噴射口を設けた腕部５３を内置し、搬送コンベア
１１を冷風噴射部の下方を通過させる。また冷風の供給
は、コンプレッサーによる高圧空気を常温状態若しくは
低温状態で供給することで良く、その噴射時の断熱膨張
で低温化して冷風となる。
【００１６】乾燥機構６は、乾燥室６１内にヒータ６２
及びファン６３を設け、コンベア１１がファン６３の下
方位置を通過すように配置する。尚乾燥室６１内のコン
ベア１１の下方には、シャワー機構４に使用する温水の
ための熱交換器４６を設置しておくものである。
及びファン６３を設け、コンベア１１がファン６３の下
方位置を通過すように配置する。尚乾燥室６１内のコン
ベア１１の下方には、シャワー機構４に使用する温水の
ための熱交換器４６を設置しておくものである。
【００１７】次に前記装置によるパチンコ玉の洗浄につ
いて説明する。搬送機構１のコンベア１１は、所定のコ
ースを一定の速度で巡回しているもので、洗浄対象物で
あるパチンコ玉Ａは、遊技ホールから搬出されて、パチ
ンコ玉貯蔵部２１に順次供給されると共に、前記コンベ
ア１１に供給されるものである。貯蔵部２１に積層状態
であるパチンコ玉Ａは、貯蔵部２１の底面箇所にある傾
斜通路２３にその自重で流れ出るが、傾斜通路２３の入
り口で、回転ローラ２４をパチンコ玉の流出方向と逆方
向に作用する回転をさせて、回転ローラ２４の直下はパ
チンコ玉Ａが１段しか存在できないので、各傾斜通路２
３にスムーズにパチンコ玉Ａが１列となって流れ込む。
そして傾斜通路２３の出口２４では、無端コンベア１１
上に横一列（傾斜通路の数）で落下するが、パチンコ玉
Ａ１が所定の載置収納区画Ｂに収まると、傾斜通路出口
２３からの次玉Ａ２は、コンベア収納玉Ａ１によってそ
の流出が阻止される。そしてコンベア１１の進行で次の
列のパチンコ玉Ａ２が次の収納空間に落下する。従って
パチンコ玉は、コンベア１１の進行に伴って順次載置収
納空間Ｂに収納されて搬送される。
いて説明する。搬送機構１のコンベア１１は、所定のコ
ースを一定の速度で巡回しているもので、洗浄対象物で
あるパチンコ玉Ａは、遊技ホールから搬出されて、パチ
ンコ玉貯蔵部２１に順次供給されると共に、前記コンベ
ア１１に供給されるものである。貯蔵部２１に積層状態
であるパチンコ玉Ａは、貯蔵部２１の底面箇所にある傾
斜通路２３にその自重で流れ出るが、傾斜通路２３の入
り口で、回転ローラ２４をパチンコ玉の流出方向と逆方
向に作用する回転をさせて、回転ローラ２４の直下はパ
チンコ玉Ａが１段しか存在できないので、各傾斜通路２
３にスムーズにパチンコ玉Ａが１列となって流れ込む。
そして傾斜通路２３の出口２４では、無端コンベア１１
上に横一列（傾斜通路の数）で落下するが、パチンコ玉
Ａ１が所定の載置収納区画Ｂに収まると、傾斜通路出口
２３からの次玉Ａ２は、コンベア収納玉Ａ１によってそ
の流出が阻止される。そしてコンベア１１の進行で次の
列のパチンコ玉Ａ２が次の収納空間に落下する。従って
パチンコ玉は、コンベア１１の進行に伴って順次載置収
納空間Ｂに収納されて搬送される。
【００１８】次にパチンコ玉の洗浄を行うもので、パチ
ンコ玉Ａを載置収納したコンベア１１を洗浄槽３１内を
通過させると、超音波振動体３２の動作で、洗浄液に超
音波振動を与え、洗浄液でパチンコ玉の表面の汚れを落
とす。特にパチンコ玉Ａは整列状態であるから均等な洗
浄が実現する。
ンコ玉Ａを載置収納したコンベア１１を洗浄槽３１内を
通過させると、超音波振動体３２の動作で、洗浄液に超
音波振動を与え、洗浄液でパチンコ玉の表面の汚れを落
とす。特にパチンコ玉Ａは整列状態であるから均等な洗
浄が実現する。
【００１９】洗浄機構３を通過すると、パチンコ玉Ａに
は洗浄液が付着している。そこで次のシャワー室４１に
入ると、５０℃程度の温水のシャワーを浴び、付着した
洗浄液を洗い流しす。特に温水シャワーは、回転する腕
部４４の先端の噴射部４５から噴射しているので、パチ
ンコ玉Ａに対しては複数の方向からシャワーを浴びるこ
とになるので、効率的な洗い流しが行われると同時に温
水水量を節約できることになる。
は洗浄液が付着している。そこで次のシャワー室４１に
入ると、５０℃程度の温水のシャワーを浴び、付着した
洗浄液を洗い流しす。特に温水シャワーは、回転する腕
部４４の先端の噴射部４５から噴射しているので、パチ
ンコ玉Ａに対しては複数の方向からシャワーを浴びるこ
とになるので、効率的な洗い流しが行われると同時に温
水水量を節約できることになる。
【００２０】洗浄液の洗い流しを終了すると、次に脱水
室５１に入り、冷風（５℃程度）シャワーを受け、パチ
ンコ玉表面の水分を飛ばす。特に脱水機構５の冷風シャ
ワーも、前記シャワー機構４と同様に回転する噴射部か
ら冷風が吹き出すので、効率的に付着水分の除去がなさ
れる。
室５１に入り、冷風（５℃程度）シャワーを受け、パチ
ンコ玉表面の水分を飛ばす。特に脱水機構５の冷風シャ
ワーも、前記シャワー機構４と同様に回転する噴射部か
ら冷風が吹き出すので、効率的に付着水分の除去がなさ
れる。
【００２１】更に乾燥室６に入ると、７０〜１００℃程
度の熱風をパチンコ玉Ａに吹き付けるので、パチンコ玉
の付着水分の蒸発が促進されてパチンコ玉Ａ完全に乾燥
させ使用可能状態として洗浄を終了し、コンベア１１の
折り返し動作箇所に、受け容器並びに遊技ホールへのパ
チンコ玉供給機構等を備えた排出部７を設け、パチンコ
玉の自然落下でコンベア１１からのパチンコ玉の排出が
なされる。
度の熱風をパチンコ玉Ａに吹き付けるので、パチンコ玉
の付着水分の蒸発が促進されてパチンコ玉Ａ完全に乾燥
させ使用可能状態として洗浄を終了し、コンベア１１の
折り返し動作箇所に、受け容器並びに遊技ホールへのパ
チンコ玉供給機構等を備えた排出部７を設け、パチンコ
玉の自然落下でコンベア１１からのパチンコ玉の排出が
なされる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明は、パチンコ玉を一
個毎所定の区画に載置収納可能な無端コンベアを備え、
このコンベアにパチンコ玉を整列供給して搬送し、洗浄
槽通過による液体洗浄、温水シャワーによる洗浄液洗い
流し、冷風の吹き付けによる脱水、熱風の吹き付けによ
る乾燥を行う各機構を順次設けたもので、パチンコ玉１
個毎の搬送洗浄が、連続的に且つ確実に実施されるもの
である。
個毎所定の区画に載置収納可能な無端コンベアを備え、
このコンベアにパチンコ玉を整列供給して搬送し、洗浄
槽通過による液体洗浄、温水シャワーによる洗浄液洗い
流し、冷風の吹き付けによる脱水、熱風の吹き付けによ
る乾燥を行う各機構を順次設けたもので、パチンコ玉１
個毎の搬送洗浄が、連続的に且つ確実に実施されるもの
である。
【図１】本発明の実施形態の全体機構の説明図。
【図２】同搬送機構のコンベアの平面図。
【図３】同搬送機構のコンベアの一部切断した側面図。
【図４】同整列機構の説明図。
【図５】同シャワー機構の説明図。
１ 搬送機構 １１ 無端コンベア １２ スプロケット １３ コンベアベース板 １４ 連結軸 ２ 整列機構 ２１ パチンコ玉貯蔵部 ２２ 供給部 ２３ 傾斜通路 ２４ 回転ローラ ２５ 傾斜通路出口 ３ 洗浄機構 ３１ 洗浄槽 ３２ 超音波振動体 ４ シャワー機構 ４１ シャワー室 ４２ 温水供給部 ４３ 中空縦軸 ４４ 腕部 ４５ 温水噴射部 ５ 脱水機構 ５１ 脱水室 ５２ 中空回転縦軸 ５３ 腕部 ６ 乾燥機構 ６１ 乾燥室 ６２ ヒータ ６３ ファン
Claims (4)
- 【請求項１】 パチンコ玉を一個毎所定の区画に載置収
納可能な無端コンベアを備え、適宜な駆動源を以て所定
の経路を搬送する搬送機構と、前記コンベアの搬送経路
に添って順次設けた、前記コンベアにパチンコ玉を整列
状態で供給する整列機構と、超音波振動体を内置して洗
浄液を満たした洗浄槽内に、前記コンベアを通過させて
なる洗浄機構と、コンベアに対して温水シャワーを吹き
付けるシャワー機構と、コンベアに対して冷風を吹き付
ける脱水機構と、コンベアに対して熱風を吹き付ける乾
燥機構とで構成したことを特徴とするパチンコ玉の洗浄
装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のパチンコ玉の洗浄装置に
於いて、無端コンベアを、長尺板をパチンコ玉１個の大
きさに対応させた台形波状に折曲してコンベアベース板
を形成し、前記コンベアベース板の長尺端面がコンベア
の表裏となるようにコンベア移動方向に連続させると共
に、コンベア移動方向に隣接するコンベアベース板部の
各コンベア進行方向に並んだ側面の各前後部分を重合す
ると共に、前記重合箇所をコンベア両側端間に渡る連結
軸で貫通連結して形成したことを特徴とするパチンコ玉
の洗浄装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のパチンコ玉の洗浄装置に
於いて、整列機構が、パチンコ玉貯蔵部から、パチンコ
玉１個通過できる高さの傾斜通路を、無端コンベアのコ
ンベアベース板部の台形波形状に対応して併設し、傾斜
通路の入り口に、上下方向に積層するパチンコ玉を排除
する回転ローラを架設し、傾斜通路出口を、無端コンベ
アの直上に、コンベアの所定区画に収納されたパチンコ
玉によってその流出が阻止される間隔を有せしめて設け
てなることを特徴とするパチンコ玉の洗浄装置。 - 【請求項４】 請求項２又は３記載の何れかのパチンコ
玉の洗浄装置に於いて、シャワー機構が、コンベアに直
立方向に配置した回転軸からコンベア移動面と平行に突
設した腕部の先端に温水噴射部を設けてなるを特徴とす
るパチンコ玉の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12653096A JPH09285635A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | パチンコ玉の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12653096A JPH09285635A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | パチンコ玉の洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285635A true JPH09285635A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14937492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12653096A Pending JPH09285635A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | パチンコ玉の洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285635A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100729420B1 (ko) * | 2005-12-28 | 2007-06-15 | 한국철도기술연구원 | 회전 유체분사유닛을 갖는 도상자갈용 세척장치 |
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| JP2010259979A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | 洗浄装置 |
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| JP2012157530A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
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-
1996
- 1996-04-22 JP JP12653096A patent/JPH09285635A/ja active Pending
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