JP3062140B2 - 光ディスクドライブの制御方法 - Google Patents

光ディスクドライブの制御方法

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JP3062140B2
JP3062140B2 JP9307211A JP30721197A JP3062140B2 JP 3062140 B2 JP3062140 B2 JP 3062140B2 JP 9307211 A JP9307211 A JP 9307211A JP 30721197 A JP30721197 A JP 30721197A JP 3062140 B2 JP3062140 B2 JP 3062140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブとその制御方法に関し、特に、サーボ制御の方法とそ
の制御方法の実現に適した光ディスクドライブに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクドライブには、サーボ
処理にハードウエアであるサーボ信号処理回路(Ser
vo Signal Processor。以下、SS
Pと記す)を用い、光学ユニットから出力されたエラー
信号を上記SSPで目標値と比較し、エラー信号と目標
値との差違を修正することによりサーボ処理を実行する
方法を採用したものが多い。図8(a)に、そのよう
な、ハードウエアによるサーボ処理を行う光ディスクド
ライブの構成の一例を、ブロック図で示す。
【0003】図8(a)を参照して、光学ユニット2に
より光ディスク1から読み出された再生信号を基に、R
F回路4がサーボ用信号を生成し、SSP6がドライバ
回路3を介して、フォーカスサーボ、トラッキングサー
ボ、スレッドサーボ、スピンドルサーボなどのサーボ処
理を行う。マイクロコンピュータ5は、サーボ制御にお
けるシーケンス制御、ディスク情報管理、キー入力の取
り込み、表示制御などのシステムコントロールを行う。
【0004】サーボ処理を行うSSP6は、ハードウエ
アで構成されており、並列処理方式によりサーボ処理を
行う。その場合、上述したエラー信号と目標値との差違
を修正するための制御量を算出する演算(フィルタ演
算)は、サンプリング周波数の1周期であるサンプリン
グ周波数(以下、fsと称す)毎に演算を行うfs処理
と、サンプリング周期の1/n回に演算を行うダウンサ
ンプリング処理(以下、1/nfs処理と記す)とを組
み合わせて行われる。フォーカスサーボやトラッキング
サーボは高速で制御しなければならないのに対し、スピ
ンドルサーボなどは、フォーカスやトラッキングサーボ
に比べ、速いスピードで制御する必要がないからであ
る。そのため、演算量には、図9に示すようにfs処理
のみ、fs処理と1/4fs処理、fs処理と1/4f
s処理と1/8fs処理・・・というように、サンプリ
ングタイミングによってばらつきが生じることになる。
【0005】ハードウエアによりサーボ処理を行う光デ
ィスクドライブには、図8(b)にブロック図を示すも
ののように、上に述べた光ディスクドライブにおけるS
SP6とマイクロコンピュータ5とを一体化させた光デ
ィスクドライブもある。この場合でも、サーボ制御のシ
ステムコントロールはマイクロコンピュータの部分が実
行し、サーボ処理はハードウエアであるSSPが実行す
る点は、同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8(a),(b)に
ブロック図を示した光ディスクドライブでは、SSP6
はハードウエアで構成され、並列処理方式によりサーボ
処理を行っている。これに対し、サーボ処理をマイクロ
コンピュータのソフトウエアで実行したいという要請が
強い。ソフトウエアによりサーボ処理を行うことで、フ
ィルタの形(計算式の順番や、量など)の変更が容易に
できるようになり、応用性が広くなるからである。例え
ば、光ディスクとしては、従来、CDが主なものであっ
たが、近年、PDやDVDなど様々な新しいディスクが
開発、実用化されてきている。ソフトウエアでサーボ処
理を行うことにより、一つのサーボLSIでそのような
各種のメディアにも容易に対応できるようになる。
【0007】ところが、従来ハードウエアで行っていた
サーボ処理を単にマイクロコンピュータのソフトウエア
で置き換える場合は、処理速度の速いマイクロコンピュ
ータが必要となる。従来ハードウエアでは並列で処理が
行われていたものを、ソフトウエアでは直列処理方式で
行うため、1回の演算時間が長くなるからである。ま
た、図9に示すように、サンプリングタイミングによっ
てダウンサンプリング処理が集中するため、1サンプリ
ング毎の演算時間に、ダウンサンプリング処理に起因す
る大きなばらつきが現れる。
【0008】従って、本発明は、サーボ処理の1サンプ
リングあたりの負荷を平均化して低減することにより、
比較的処理速度の遅いマイクロコンピュータを用いた場
合でも、十分実用的な速度のサーボ制御とシステムコン
トロールとを実行可能とするサーボ制御方法と、そのサ
ーボ制御方法の実施に適する光ディスクドライブとを提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクドラ
イブの制御方法は、サーボ処理のサンプリング周期で割
込みを発生させ、割込み処理でディジタルサーボ処理を
行い、残りの時間でシステムコントロールを行う。
【0010】そして、ダウンサンプリング処理を分散化
して行う。すなわち、ダウンサンプリング処理をサンプ
リング周波数別および機能別(フォーカス、トラッキン
グなど)に分割し、分割した各ダウンサンプリング処理
の先頭アドレスを格納したテーブルデータ(図5。後述
する)と、1サンプリング毎にカウントアップするカウ
ンタ値とを用いて、1サンプリング毎に分割したダウン
サンプリング処理をテーブルデータから1つ選択し、実
行する(図6のステップ22)。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。先ず、第1の実施の形態
を用いて、ダウンサンプリング処理の分散化について説
明する。図1(a)に、第1の実施の形態による光ディ
スクドライブのブロック図を示し、図1(b)に本実施
の形態におけるサーボ処理のフローチャートを示す。図
1を参照して、本実施の形態では、マイクロコンピュー
タ5のタイマ51を使用して、1サンプリングタイミン
グで割込みを発生させ、割込み処理内でサーボ処理を行
う。すなわち、図1(b)に示すように、ダウンサンプ
リング処理をダウンサンプリング周波数別に分割し、各
ダウンサンプリング処理を1サンプリング毎に1つ実行
するようにタイミングをずらすことで、各サンプリング
タイミング毎の演算量を平均化させて、マイクロコンピ
ュータの負荷を減する。
【0012】図2に、各ダウンサンプリングタイミング
での演算量を、本実施の形態(図2(a))と、従来ハ
ードウエアで行っていたサーボ処理を単純にマイクロコ
ンピュータのソフトウエアで置換した場合(図2
(b))とで比較して示す。図2を参照すると、本実施
の形態ではダウンサンプリング処理どうしが重ならない
ように分散させているので、各サンプリングタイミング
での演算量が平均化されているのに対し、単純にマイク
ロコンピュータのソフトウエアで置き換えた場合は、ダ
ウンサンプリング処理が次々に重なっていって、演算量
がどんどん増加して行くことが分る。
【0013】図1(b)を参照して、本実施の形態で
は、上述のダウンサンプリング処理の実行タイミングを
ずらすために、各ダウンサンプリングの実行、非実行の
チェックを行うときに、fs毎にカウントアップするカ
ウンタ(ステップ10)の値を用い、その下位ビットを
参照する(ステップ11)。例えば、1/4fsのダウ
ンサンプリング処理の実行、非実行のチェックを行うと
きは、1/4fs処理は4回サンプリングする間に1回
実行する処理なので、fs毎にカウントアップするカウ
ンタを4進カウンタのようにするために、下位2ビット
を参照する。1/512fs処理の場合であれば、fs
毎にカウントアップするカウンタの下位9ビットを取り
出す(ANDをとる) そして、1サンプリング内に演算するダウンサンプリン
グ処理が重複しないようにするために、上記参照した値
に適当な補正値(負の値)を加算し、参照した値が
“0”ならばダウンサンプリング処理を実行し、それ以
外の値ならば次のダウンサンプリング処理のチェックを
行う(ステップ12)。例えば、1/4fs処理はカウ
ンタの下位2ビットを参照し、1/8fs処理は下位3
ビットを参照する。その場合、カウンタが例えば8の場
合であれば、補正値を加算しないと下位2ビット、下位
3ビットともに0なので、1/4fs処理と1/8fs
処理とを実行することになり、処理が重なることにな
る。そこで、重複を避けるために、各ダウンサンプリン
グ処理毎に固有の補正値を加算する。1/4fs処理の
補正値を0、1/8fs処理の補正値を−1とすると、
1/4fs処理は下位2ビットが0の場合に処理を実行
し、1/8fs処理の場合は下位3ビットが1の場合処
理を実行することになるので、処理の重複を避けること
ができる。
【0014】ステップ14以降のダウンサンプリング処
理のチェックも、これまでの1/4fs処理、1/8f
s処理と同様に行う。すなわち、1/2n fsサンプリ
ングのダウンサンプリング処理のチェックを行う場合、
fs毎にカウントアップするカウンタの値を用いて下位
nビットを参照する。そして、参照した値に適当な補正
値(負の値)を加算し、参照した値が“0”ならば1/
n fsのダウンサンプリング処理を実行し、それ以外
の値ならばその次のダウンサンプリング処理(1/2
n+1 fs処理)のチェックを行う。
【0015】図3に、本実施の形態における各サンプリ
ングタイミング毎の演算量の割合を示す。図3を参照し
て、本実施の形態における演算量は、各サンプリングタ
イミングで必ずしも全て同一ではない。これは、本実施
の形態においては、ダウンサンプリング処理の実行、非
実行の判定をサンプリング周波数の高いものから順に行
うため、サンプリング周波数が低くなるほど周波数の高
い処理の判定処理が加算されることになり、分岐処理9
2(各ダウンサンプリング処理の先頭でサンプリングカ
ウンタの値を参照し、そのダウンサンプリング処理を実
行するか否かを判定する処理)が階段状に増加するから
である。しかし、図3と図9とを比較すると、本実施の
形態における演算量のばらつきの方が、従来の光ディス
クドライブにおける演算量のばらつきよりも小さいこと
が分る。
【0016】次に、第2の実施の形態について、説明す
る。本実施の形態では、テーブルデータを用いたダウン
サンプリング処理の分散化を説明する。本実施の形態に
おいても、図1中のマイクロコンピュータ5のタイマ5
1を使用して、1サンプリングタイミングで割込みを発
生し、割込み処理内でサーボ処理を行う。図4に、テー
ブルデータ作成の過程を示す。図4を参照して、先ず、
サンプリング周波数の高いものから順にサンプリング周
波数別に分割を行う(ステップ30)。
【0017】ところが、サンプリング周波数だけで分割
した場合は、ダウンサンプリング処理を全く実行しない
タイミングが生じる。通常、ダウンサンプリングの周期
は1/2n fsで行われるため、1/(2n +1)fs
などのタイミングではダウンサンプリング処理が行われ
ないためである。そこで更に、演算時間を要する処理を
フォーカスやトラッキングなどの機能別に分割し、それ
ぞれ上記タイミングに組み入れる。その場合、分割した
ダウンサンプリング処理より更に低いサンプリング周波
数のダウンサンプリング処理と重なるタイミングが発生
するので、上記のダウンサンプリング処理の分割は、2
分割までとする(ステップ31)。例えば、1/4f
s、1/8fs、1/16fsのダウンサンプリング処
理を行うものとし、1/4fs処理を3分割するものと
すると、1/8fs処理および1/16fs処理には、
表1に示すように、1/4fs処理と重なるタイミング
が生じることになるので、これら1/8fs処理、1/
16処理を2分割できないことになる。仮に2分割した
としても、1/16fsより低い周波数のダウンサンプ
リング処理は、分割できなくなる。
【0018】
【表1】
【0019】全てのダウンサンプリング処理のテーブル
データを作成しても、テーブルデータの内容には規則性
があるので、重複した内容のテーブルができる(ステッ
プ32)。すなわち、1/4fs処理は、「実行」、
「nop」、「nop」、「nop」の周期で処理され
る。図4に示されるテーブルデータは、これを4ずつ区
切った場合は、1/4,1/4,他の処理,他の処
理、の周期でテーブルデータが格納されている。同様
に、8ずつ区切った場合は、1/4,1/4,1/
8,1/8,1/4,1/4,他の処理,他の
処理、の周期でテーブルデータが格納されている。この
ように、テーブルデータには規則性がある。そこで、作
成したテーブルのなかのダウンサンプリング処理を実行
しないタイミングに、サンプリング周波数の低いダウン
サンプリング処理のタイミングのチェックを行う(ステ
ップ33、34)ことで、図5に示すような、ダウンサ
ンプリング処理の内容が重複している個所の少ないテー
ブルデータを作成することができる。
【0020】図6に、本実施の形態のフローチャートを
示す。図6を参照して、本実施の形態においては、ダウ
ンサンプリング処理の先頭アドレスを格納したテーブル
データの先頭アドレスをベースアドレスとし、1サンプ
リング毎にカウントアップする(ステップ10)カウン
タ値をオフセットアドレスとして、上記ベースアドレス
とオフセットアドレスとを加算して、アドレスを生成す
る。生成したアドレスにはカウント値に応じて実行する
ダウンサンプリング処理の先頭アドレスが格納されてい
る。このようにして実行すべきダウンサンプリング処理
の先頭アドレスを決定し(ステップ21)、その決定し
たアドレスに無条件分岐する(ステップ22)ことでダ
ウンサンプリング処理を行う。
【0021】図7に、本実施の形態におけるサンプリン
グ毎の演算量を示す。図8と図3とを比較すると、第1
の実施の形態(図3)においてはサンプリングタイミン
グによってばらつきのあった各ダウンサンプリング処理
の分岐処理時間を、本実施の形態では、テーブルデータ
を用いた分岐処理を行うことで一定量にしている。ま
た、ダウンサンプリング処理を分割することで、1サン
プリングあたりの演算量を平均化し、しかもダウンサン
プリング処理を行わないサンプリングを減少させてい
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マイクロコンピュータを用いソフトウエアでサーボ処理
を行う場合でも、1サンプリングあたりの演算時間が増
大するのを防ぐことができる。又、高速なマイクロコン
ピュータでなくても、充分実用的な処理速度を確保でき
る。ダウンサンプリング処理を分散して実行させること
で、各サンプリングタイミングでの演算量を平均化さ
せ、1サンプリングあたりの演算時間を短縮しているか
らである。
【0023】また、本発明によれば、各ダウンサンプリ
ング処理のばらつきをより抑制することができる。本発
明においては、各ダウンサンプリング処理への無条件分
岐を上記ダウンサンプリング処理の先頭アドレスを格納
したテーブルデータを用いて行うことにより、各ダウン
サンプリング処理への無条件分岐処理時間を同一にして
いるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクドライブの構成を示すブロ
ック図および、第1の実施の形態によるサーボ処理のフ
ローチャート図である。
【図2】サーボ処理の各タイミングでの演算量の分散状
態を、第1の実施の形態と従来ハードウエアで行ってい
たサーボ処理を単純にマイクロコンピュータのソフトウ
エアで置き換えた場合とで比較して示す図である。
【図3】第1の実施の形態によるサーボ処理における各
サンプリングタイミングの演算量を示す図である。
【図4】第2の実施の形態におけるテーブルデータの作
成方法を示す図である。
【図5】テーブルデータの内容を示す図である。
【図6】第2の実施の形態によるサーボ処理のフローチ
ャート図である。
【図7】第2の実施の形態によるサーボ処理における各
サンプリングタイミングの演算量を示す図である。
【図8】サーボ処理をハードウエアで行う従来の光ディ
スクドライブの構成の一例を示すブロック図および、他
の例を示すブロック回路図である。
【図9】従来ハードウエアで実行していたサーボ処理を
単純にマイクロコンピュータのソフトウエアで置換した
光ディスクドライブにおける、各サンプリングタイミン
グの演算量を示す図である
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光学ユニット 3 ドライブ回路 4 RF回路 5,7 マイクロコンピュータ 6 サーボ信号処理装置 8 サーボ信号処理装置を含むマイクロコンピュータ 51 タイマ 61 フィルタ 91 fsサンプリング処理 92 分岐処理 93 ダウンサンプリング処理 94 メイン処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下根 俊昭 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番53 日本電気アイシーマイコンシステ ム株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−351752(JP,A) 特開 平8−77574(JP,A) 特開 平9−167367(JP,A) 特開 平9−274505(JP,A) 特開 昭63−78375(JP,A) 特開 昭63−78374(JP,A) 特開 平9−167440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10 G11B 7/09 - 7/10 G11B 19/02 - 19/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクのデータの読出しを行う光学
    ユニットと、前記光学ユニットが読み出したデータを演
    算し増幅する信号処理手段と、前記信号処理手段からの
    出力信号を用いてサーボ処理を行う光ディスクドライブ
    の制御方法であって、前記信号処理手段からの出力信号
    をマイクロコンピュータで受け、前記マイクロコンピュ
    ータからの出力信号によりシステムコントロールを行う
    と共に、サーボ処理をディジタル信号に基くソフトウエ
    アで実行する光ディスクドライブの制御方法において、 シグナルフロー内のダウンサンプリング処理を、サンプ
    リング周波数別に分割し、演算量の多いダウンサンプリ
    ング処理を、サンプリング周波数の高い順に更に分割し
    て、各各の処理の先頭アドレスをテーブルデータに格納
    することを特徴とする光ディスクドライブの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスクドライブの
    制御方法において、 前記テーブルデータとして、前記テーブルデータ中のダ
    ウンサンプリング処理を行わないタイミングでサンプリ
    ング周波数の低いダウンサンプリング処理のチェックを
    行い、全てのサンプリングタイミングでダウンサンプリ
    ング処理を行うテーブルデータを作成することを特徴と
    する光ディスクドライブの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の光ディス
    クドライブの制御方法において、 前記サーボ処理を行うプログラムを、前記テーブルデー
    タが格納されている先頭アドレスをベースアドレスと
    し、1サンプリング毎にカウントアップするカウンタの
    値をオフセットアドレスとして、前記ベースアドレスと
    前記オフセットアドレスとの組合せにより、実行すべき
    ダウンサンプリング処理の先頭アドレスが格納されてい
    るアドレスを算出し、ダウンサンプリング処理を実行す
    る構成とすることを特徴とする光ディスクドライブの制
    御方法。
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