JPS62192079A - ピツクアツプ復帰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はピックアップ復帰装置にかかり、特にコンバク
１−ディスク装置（ＣＤ装置）等においてトラックジャ
ンプが生じた時ピックアップをジャンプ開始位置に素早
く復帰させろことができるピックアップ復帰装置に関す
る。

〈従来技術〉 ＣＤ装置においては、１．６μｍピッチのトラック上に
正しくビームスポットを位置決めすると共に、ディスク
の回転に応じてスボッ）・をして該トラック上を正しく
移動させなければならない。

そして、位置決め精度は±０．１μｍＪＪ内に制御しな
ければならず、又最大±７０μｍ迄の位置誤差を補正で
きなくてはならない。このため、ＣＤ装置にはトラッキ
ングサーボ機構が設けられ、スポット位置とトラック間
の偏差に応じた電圧値を有するトラッキング信号を発生
し、該トラッキング信号を用いてサーボ制御を行ってビ
ームスポットをトラックの真上に位置決めすると共に、
ディスクの回転に応じて該スポットをして正しくトラッ
クを追跡させるようにしている。

ところで、車載用のＣＤ装置には自動車の振動が加わる
。このため、該振動によりピックアップが何本かのトラ
ックを飛び越してしまう場合がある。かかろ）・ラック
ジャンプが発生した時何の処理もしなければジャンプし
た場所からプレイが再開されて音飛びが生じ聴く者に不
快感を与丸ろ。

そこで、従来はかかろトラックジャンプを検出して、ピ
ックアップをジャンプが生じた位置に戻すようにしてい
る。

すなわち、従来はせブコード情報から得られろ時間情報
（トータルの経過時間）を監視し、該経過時間の不連続
性を検出してトランクジャンプの発生を検出し、しかる
後ジャンプ開始位置におけろ時間情報を用いてピックア
ップを該ジャンプ開始位置に復帰させるようにしている
。

〈発明が解決しようとしている問題点〉しかし、かかる
従来例ではトラックジャンプが起きてから時間情報の不
連続が検出されるため、トラックジャンプの検出が遅れ
、しかもサブコードの時間情報を用いて復帰させるため
処理に時間を要し、音が止まっている時間が長くなると
いう問題がある。

９、上から本発明の目的はｌ−ラックジャンプを素早く
検出でき、しかも短時間でピックアンプをトランクジャ
ンプ開始位置へ戻すことができろビックアンプ復帰装置
を提供することである。。

く問題点を解決するための手段〉 第１図は本発明のピックアップ復帰装置を含むＣＤ装置
の要部ブロック図である。

１はコンパクトディスク、２はピックアンプ、４は信号
処理回路、５はトラッキングサーボ回路、６はピックア
ップ送り回路、７は送りモータ、８は回転速度制御部、
９はスピンドルモータ、２１はエンベロープ検出部、２
２は）・ラックジャンプ検出部、２３はトラッキングカ
ウンタ、２４はキズ検出回路である。

く作用〉 トラックジャンプが発生すると、ピックアップ２から出
力されろＲＦ信号ＲＦＳのエンベロープの変化量が所定
レベル以上になり、しかもトラジャンプエラー信号ＴＲ
Ｅが所定レベルを横切る。

そこで、本発明においては、ピックアンプ２の出力信号
（ＲＦ信号）のエンベロープ波形をエンベロープ検出回
路２１で検出して出力し、トラックジャンプ検出部２２
で該エンベロープ波形信号ＲＦＳの変化量が所定レベル
以上になったこと、及び）−ラッキングエラー信号ＴＲ
Ｅが所定レベルを横切ったことでトラックジャンプの発
生を検出すると共に、１つのトラックをジャンプする毎
に１隨のトラックジャンプパルスＴＪＰを発生する。

■・ラッキングカウンタ２３はトラックジャンプパルス
ＴＪＰを計数してジャンプしたトラック数Ｎを監視する
。

信号処理回路４はトラックジャンプ終了後、送り信号Ｐ
ＳＳとしてトう・ソキングカウンク２３の計数値に等し
い数のキックパルスをピックアップ送り回路６に入力し
てピックアンプをジャンプ開始位置へ復帰させる。

尚、トラックジャンプがディスクのキズに起因して発生
する場合には、同じ場所に復帰させると再びキズにより
ｌ−ラリクレヤンゴを起こすので、ジャンプ開始ｌ・ラ
ックより１トランク外側のトラック位置にピノクア、ツ
ブを復帰させる。

〈実施例〉 第１図は本発明にかかるピックアップ復帰装置を含むＣ
Ｄ装置の要部プロ・ツク図である。

１はコンパクトディスク、２はピックアンプ、３は波形
処理回路、４は信号処理回路、５はトラッキングサーボ
回路、６はピックアップ送り回路、７は送りモータ、８
は回転速度制御部、９はスピンドルモータ、１０は操作
パネル、１１はディスプレイ装置、１２はＤＡコンバー
ク、１３はオーディオ回路、１４はＲＦアンプ、２１は
エンベロープ検出回路、２２はトラックジャンプ検出部
、２３はトラッキングカウンタ、２４はキズ検出回路で
ある。

）・ラッキングサーボ回路５は、トラッキングエラー演
算回路５ａと、トラ・ジャンプ位相補正回路５ｂと、ｌ
−ラッキ〉グアクチユニークドライブ回路５Ｃを有して
いる。

ｌ・ラックジャンプ検出部２２は、波形整形回路２２ａ
とゼロクロス検出回路２２）〕とアンドゲート２２Ｃと
ジャンボ方向検出口Ｑ２２ｄを有していろ。

キズ検出回路２４は第２図に示すようにエンベロープ検
出回路２１から出力されろエンベロープ波形信号ＲＦＥ
のピーク値を検出してホールドするピークホールド回路
２４ａと、所定のスレッショールドレベル’ｅ　設定ｆ
ろスレッショールドレベル設定部２４ｂと、ピーク値が
スレッショールドレベル以上になるとキズ信号ＩＪＳを
発生するコンパレーク２４ｃを有している。

コンパクトディスク１には音’ＢｔＭ号がデジタルで記
録され、所定データ数毎にフレーム同期信号やサブコー
ディングと称せられる制御データが記録されている。

ピックアップ２は光学的にコンパクトディスク１上に記
録されているデジタル情報を読み取ってＲＦアンプ１４
を介して波形処理回ｇ８３に入力する。波形処理回路３
はＲＦアンプ１４の出力であるＲＦ傷信号増幅すると共
に、所定のスライスレベルで波形整形し、波形整形して
得られた信号（ＥＦＭ信号という）を信号処理回路４に
入力する。

信号処理回路４はＥＦＭ信号を復調すると共に、音響デ
ータ、サブコーディングを分離し、音響データに誤り検
出／訂正処理を施した後、ＤＡコンバータ１２でＤＡ変
換してオーディオ回路１３に出力する。又、信号処理回
路４はサブコーディングのＱチャンネルを分析して現在
曲の曲番、曲毎の経過時間、ｌ・−タルの経過時間等を
示すデータを抽出してディスプレイ装置１１に適宜表示
すると共に、操作パネル１０から入力されろ情報に基づ
いてランダムアクセス処理を行う。

トラッキングサーボ回路５はトラッキングエラー信号演
算回路５ａと、トラッキング位相補正回路５ｂと、トラ
ッキングアクチュエータドライブ回＃Ｉ５ｃを有し、ピ
ックアップ２から導かれた検出信号を用いてトラッキン
グエラー信号を発生してトラッキングアクチュエータＴ
ＡＣを駆動して対物レンズＯＢＬを水平方向に移動し、
レーザビームのスポットがピッ１−中心に来るように制
御する。すなわち、ピックアップ２によって読み出され
たピン・ホトダイオードによる出力電流はトラッキング
エラー信号演算回路５ａによってＩ　−Ｖ変換され、さ
らに演算されてトラッキングエラー信号ＴＲＥとなる。

しかる後、トラッキング位相補正回路５ｂでピックアッ
プ２のトラッキングアクチュエータ特性に合わせた位相
補正が行われ、該位相補正された信号に基づいてトラッ
キングアクチュエータドライブ回路５Ｃはトラッキング
アクチュエータＴＡＣを駆動し、ビームスポットをトラ
ック上に位置決めする。

ピックアップ送り回路６はピックアップ２を所定の目標
位置（アクセス位置）に位置決めする際に、あるいは演
奏に伴ってピックアップ２をトラックに追従させて移動
させる際に信号処理回路４から与又られる送り信号ＰＳ
Ｓとトラッキングエラー信号ＴＲＥ’に基づいて送りモ
ータ７を回転させろ。

回転速度制御部８のＣＬＶ回路８ａはＥＦＭ（；ｉ：号
と信号処理回路４内蔵の水晶発振器から発生する４、　
３２１８Ｍ　ｔ（ｚのクロック信号ＣＬＳとを用いてス
ピンドルモータ９を線速一定で回転させるための駆動信
号を発生し、駆動回路８ｂは該駆動信号に基づいてスピ
ンドルモータ９を回転する。

エンベロープ検出回路２１はＲＦアンプ１４の出力であ
るＲＦ傷信号ＲＦＳ）のエンベロープ波形に応じたエン
ベロープ波形信号ＲＦＥを検出出力する。

トラックジャンプ検出部２２はエンベロープ波形信号Ｒ
ＦＥの変化量が所定レベル以上で、かつトラッキングエ
ラー信号ＴＲＥがゼロクロスしたことでトラックジャン
プが起きたことを検出する。

すなわち、波形整形回路２２ｎにおいてエンベロープ波
形信号ＲＦＥを所定レベルでスライスし、該エンベロー
プ波形信号ＲＦＥが所定レベル以上の時にハイレベル（
′°１”）の信号ＥＶを出力する。一方セロクロス検出
回路２２ｂはビステリシス付キコンパレータ　（ウィン
ドーコンパレータ）で構成されており、第３図を参照す
ると）・ラッキングエラー信号ＴＲＥがＨ側のスレッシ
ョールドレヘ、Ｊしｓ、ｇ」二ニするとハイレベル（−
”　１　”　）　トなりＡかつＬ側のスレッショールド
レベルＳ　　以下になるとローレベルＦ＝”Ｏ”）とな
る信号ｚＣＲを出力する。アントゲ−１−２２ｃは波形
整形回９２２　ａからハイレベルの信号ＥＶが出力され
ている時に、ゼロクロス検出回路２２ｂからハイレベル
の信号ＺＣＲが発生していればトラックジャンプが生じ
たものとしてトラックジャンプパルスＴＪＰを出力する
。

さて、ディスクにキズもなく、又振動もない理想の状態
においては第４図（Ａ）〜（Ｆ）に示すように信号ＥＶ
、信号ＺＣＲは共にローレベル（”Ｏ”）になっており
、トラックジャンプパルスＴＪＰも当然のことながら発
生しない。

一方、ディスクのキズにより、あるいは大きな振動が発
生してピックアップ２がトラックジャンプを生じろとエ
ンベロープ波形信号ＲＦＥは第５図に示すように１つの
トラックを横切る時間を周期とする交番波形を示す。又
、トラッキングエラー信号ＴＲＥもエンベロープ波形信
号ＲＦＥより位相がπ／２進み、または遅れた交番波形
となる。

従って、）−ラックジャンプが生じる毎にエンベロープ
波形信号ＲＦＥが所定レベル以上の変化をし、かつトラ
ッキングエラー信号がゼロクロスするため、１トラツク
ジヤンプ毎に１個のトラックジャンプパルスＴＪＰが発
生する。これにより、）・ラックジャンプ中であっても
、確実に素早くトラックジャンプが検出されろ。

トラックジャンプ検出部２２から発生したトラックジャ
ンプパルスＴＪＰはトラッキングカウンタ２３により計
数される。尚、計数値Ｎはピックアップがジャンプした
トラックの本数に等しい。

エンベロープ検出回路２１から出力されたエンベロープ
波形信号ＲＦＥはトラックジャンプ検出部２２に入力さ
れると共に、キズ検出回路２４にも入力されトラック上
のキズが検出される。すなわち、トラック上のキズを検
出すればキズ検出回路２４はハイレベルのキズ信号ＩＪ
Ｓを出力する。

信号処理回路４内蔵のプロセッサはトラッキングカウン
タ２３とキズ検出回ＭＩ！Ｉ２４からそれぞれ、計数値
Ｎとキズ信号（ＪＳを読み取る。

そして、キズ信号ＩＪＳがローレベル（＝“′０゛′）
であれば、トラックジャンプはディスクのキズでなく振
動に起因して生じたものとして、計数値Ｎに等しい数の
キックパルスを送りパルスＰＳＳとしてピックアップ送
り回路６に入力してピックアップ２をしてＮトラック、
ジャンプ開始方向にジャンプさせてジャンプ開始位置へ
復帰させる。

一方、キズ信号ＩＪＳがハイレベル（＝”１”）であれ
ば、トラックジャンプはディスクのキズに起因して発生
したと判定する。

さて、キズによりトラックジャンプが発生した場合には
、ピックアップを同じ場所に復帰させると再び該キズに
よりトラックジャンプを起こす場合がある。そこで、キ
ズにより外周方向にトラックジャンプが生じた場合には
計数値Ｎより１本少ない本数のトラック、すなわら（Ｎ
−１）本のトランクをジャンプさせ、ジャンプ開始トラ
ンクより１トラツク外側のトラック位置にピックアップ
を復帰させろ。

又、キズにより内側方向にトラックジャンプした場合に
は計数値Ｎより１本多い本数のトラック、すなわち（Ｎ
＋１）本のトラックをジャンプさせ、ジャンプ開始トラ
ックより１トラツク外側のトラック位置にピックアップ
を復帰させる。

尚、外側ヘジャンプしたか、内側ヘレヤンプしたかはエ
ンベロープ波形信号ＲＦＥとトラッキングエラー信号Ｔ
ＲＥの位相を監視すること（どちらが進み位相かを監視
すること）により識別できる。従って、トラックジャン
プ検出部２２のジャンプ方向検出回路２２ｄでジャンプ
方向を識別してジャンプ方向信号ＪＤＳを信号処理回路
４に入力するように構成する。

以上詳細に説明したが、本発明は実施例に限定されろも
のではなく請求の範囲内において種々変更できるもので
あり、たと左ばキズによるジャンプかどうかを識別せず
一様にジャンプしたｌ・う・ツク数戻すように構成して
もよい。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、ジャンプ中であってもｌ・ランク
ジャンプを検出でき、しかもジャンプしたトラック数を
認識できるためジャンプ終了後直ちにその本数ジャンプ
開始方向にピックアップを復帰させるｔ！けでよく元の
場所への復帰時間を短縮でき、音が出ていない時間を短
かくできる。

尚、キズによるトランクジャンプの場合、ジャンプ開始
のトラックより１本外側のトラックへピックアップを復
帰させろように構成することにより、同しキズにより再
度トラックジャンプが生じろ事態を防止することができ
ろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のピックアップ復帰装置を含むＣＤ装置
の要部ブロック図、 第２図ばキズ検出回路のブロック図、 第３図はゼロクロス検出回路の動作を説明する波形図、 第４図は理想時における各部波形図、 第５図はトラックジャンプ時における各部波形図である
。 １・・コンパクトディスク、 ２・　・ピックアップ、 ４・・信号処理回路、 ５・・トラッキングサーボ回路、 ６・・ピックアップ送り回路、 ７・　・送りモータ、 ２１・・エンベローフ検出回路、 ２２・・トラックジャンプ検出部、 ２２ａ・・波形整形回路２２ａ１ ２２ｂ・・ゼロクロス検出回路、 ２２ｄ・・ジャンプ方向検出回路１ ２３・・トラッキングカウンタ、 ２４・・キズ検出回路 特許出願人　　　　　　　　アルノｆイン株式会社代理
人　　　　　　　　　　弁理士　齋藤千幹第２図 １−−−−−−−−−−”−−−−−−−”−一争一枠
一喝一一一第３図 ＣＲ 、、＋ｏ−、ＴＪＰ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 デジタルで記録された信号をディスクから読み取って出
   力するピックアップと、 ピックアップが１つのトラックをジャンプする毎に１個
   のトラックジャンプパルスを発生するトラックジャンプ
   検出回路と、 該トラックジャンプパルスを計数する計数手段と、 計数値に等しい数のトラックをジャンプ開始方向にジャ
   ンプさせてピックアップをジャンプ開始位置に復帰させ
   る手段 を有することを特徴とするピックアップ復帰装置。