JPH0548301Y2 - - Google Patents

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JPH0548301Y2
JPH0548301Y2 JP1863986U JP1863986U JPH0548301Y2 JP H0548301 Y2 JPH0548301 Y2 JP H0548301Y2 JP 1863986 U JP1863986 U JP 1863986U JP 1863986 U JP1863986 U JP 1863986U JP H0548301 Y2 JPH0548301 Y2 JP H0548301Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はトラツクジヤンプ抑制装置にかかり、
特にコンパクトデイスク装置(CD装置)等にお
いてピツクアツプがトラツクジヤンプを生じた
時、該トラツクジヤンプを抑制できるトラツクジ
ヤンプ抑制装置に関する。
〈従来技術〉 CD装置においては、1.6μmピツチのトラツク
上に正しくビームスポツトを位置決めすると共
に、デイスクの回転に応じてスポツトをして該ト
ラツク上を正しく移動させなければならない。そ
して、位置決め精度は±0.1μm以内に制御しなけ
ればならず、又最大±70μm迄の位置誤差を補正
できなくてはならない。このため、CD装置には
トラツキングサーボ機構が設けられ、スポツト位
置とトラツク間の偏差に応じた電圧値を有するト
ラツキングエラー信号を発生し、該トラツキング
エラー信号を用いてサーボ制御を行つてビームス
ポツトをトラツクの真上に位置決めすると共に、
デイスクの回転に応じて該スポツトをして正しく
トラツクを追跡させるようにしている。
〈考案が解決しようとしている問題点〉 ところで、車載用のCD装置には自動車の振動
が加わる。このため、該振動によりピツクアツプ
が何本かのトラツクを飛び越してしまう(トラツ
クジヤンプ)。又、振動だけではなくデイスクに
キズがある場合にも、該キズによつてピツクアツ
プがトラツクジヤンプを生じる。
かかるトラツクジヤンプが生じるとトラツキン
グエラー信号が大きく変動する。このため、ピツ
クアツプを移動させる送りモータ(スレツドモー
タ)にもこの変動分が入力され、場合によつては
ピツクアツプが大きく動いて大きなトラツクジヤ
ンプを生じる原因になる。
以上から本考案の目的は、振動及びキズ等によ
りトラツクジヤンプが発生してもピツクアツプが
大きく動かないようにできるトラツクジヤンプ抑
制装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本考案のトラツクジヤンプ抑制装置を
含むCD装置の要部ブロツク図である。
1はコンパクトデイスク、2はピツクアツプ、
4は信号処理回路、5はトラツキングサーボ回
路、6はピツクアツプ送り回路、7は送りモー
タ、8は回転速度制御部、9はスピンドルモー
タ、21はエンベロープ検出部、22はトラツク
ジヤンプ検出部、23はトラツキングカウンタで
ある。
トラツクジヤンプ検出部22は、波形整形回路
22aとゼロクロス検出回路22bとアンドゲー
ト22cを有している。
〈作用〉 トラツクジヤンプが発生すると、ピツクアツプ
2から出力されるRF信号RFSのエンベロープ波
形信号の変化量が所定レベル以上になり、かつト
ラツキングエラー信号が所定レベルを横切る。
このため、本考案ではトラツクジヤンプ検出部
22において、エンベロープ波形信号RFEの変
化量が所定レベル以上で、かつトラツキングエラ
ー信号TREが所定レベルを横切つたことを検出
し、1トラツクジヤンプ毎に1個のトラツクジヤ
ンプパルスTJPを発生する。
トラツキングカウンタ23は該トラツクジヤン
プパルスTJPを計数し、計数値Nを信号処理回路
4に入力する。
信号処理回路4は計数値Nが所定値以上になる
と、換言すればピツクアツプ2が所定数のトラツ
クジヤンプを生じた場合には、ピツクアツプ送り
回路6にモータオフ信号MOFを入力して送りモ
ータ7の駆動を停止する。
これにより、振動やデイスクのキズによるトラ
ツクジヤンプを小さく押さえることができる。
〈実施例〉 第1図は本考案のトラツクジヤンプ抑制装置を
含むCD装置の要部ブロツク図である。
1はコンパクトデイスク、2はピツクアツプ、
3は波形処理回路、4は信号処理回路、5はトラ
ツキングサーボ回路、6はピツクアツプ送り回
路、7は送りモータ(スレツドモータ)、8は回
転速度制御部、9はスピンドルモータ、10は操
作パネル、11はデイスプレイ装置、12はDA
コンバータ、13はオーデイオ回路、14はRF
アンプ、21はエンベロープ検出部、22はトラ
ツクジヤンプ検出部、23はトラツキングカウン
タである。
トラツキングサーボ回路5は、トラツキングエ
ラー演算回路5aと、トラツキング位相補正回路
5bと、トラツキングアクチユエータドライブ回
路5cを有している。
トラツクジヤンプ検出部22は、波形整形回路
22aとゼロクロス検出回路22bとアンドゲー
ト22cを有している。
コンパクトデイスク1には音響信号がデジタル
で記録され、所定データ数毎にフレーム同期信号
やサブコーデイングと称せられる制御データが記
録されている。
ピツクアツプ2は光学的にコンパクトデイスク
1上に記録されているデジタル情報を読み取つて
RFアンプ14を介して波形処理回路3に入力す
る。波形処理回路3はRFアンプ14の出力であ
るRF信号を増幅すると共に、所定のスライスレ
ベルで波形整形し、波形整形して得られた信号
(EFM信号という)を信号処理回路4に入力す
る。
信号処理回路4はEFM信号を復調すると共に、
音響データ、サブコーデイングを分離し、音響デ
ータに誤り検出/訂正処理を施した後、DAコン
バータ12でDA変換してオーデイオ回路13に
出力する。又、信号処理回路4はサブコーデイン
グのQチヤンネルを分析して現在曲の曲番、曲毎
の経過時間、トータルの経過時間間等を示すデー
タを抽出してデイスプレイ装置11に適宜表示す
ると共に、操作パネル10から入力される情報に
基づいてランダムアクセス処理を行う。
トラツキングサーボ回路5はトラツキングエラ
ー信号演算回路5aと、トラツキング位相補正回
路5bと、トラツキングアクチユエータドライブ
回路5cを有し、ピツクアツプ2から導かれた検
出信号を用いてトラツキングエラー信号を発生し
てトラツキングアクチユエータTACを駆動して
対物レンズOBLを水平方向に移動し、レーザビ
ームのスポツトがピツト中心に来るように制御す
る。すなわち、ピツクアツプ2によつて読み出さ
れたピン・ホトダイオードによる出力電流はトラ
ツキングエラー信号演算回路5aによつてI−V
変換され、さらに演算されてトラツキングエラー
信号TREとなる。しかる後、トラツキング位相
補正回路5bでピツクアツプ2のトラツキングア
クチユエータ特性に合わせた位相補正が行われ、
該位相補正された信号に基づいてトラツキングア
クチユエータドライブ回路5cはトラツキングア
クチユエータTACを駆動し、ビームスポツトを
トラツク上に位置決めする。
ピツクアツプ送り回路6はピツクアツプ2を所
定の目標位置(アクセス位置)に位置決めする際
に、あるいは演奏に伴つてピツクアツプ2をトラ
ツクに追従させて移動させる際に信号処理回路4
から与えられる送り信号PSSとトラツキングエラ
ー信号TRE′に基づいて送りモータ7を回転させ
る。
回転速度制御部8のCLV回路8aはEFM信号
と信号処理回路4内蔵の水晶発振器から発生する
4.3218MHzのクロツク信号CLSとを用いてスピン
ドルモータ9を線速一定で回転させるための駆動
信号を発生し、駆動回路8bは該駆動信号に基づ
いてスピンドルモータ9を回転する。
エンベロープ検出回路21はRFアンプ14の
出力であるRF信号(RFS)のエンベロープ波形
に応じたエンベロープ波形信号RFEを検出出力
する。
トラツクジヤンプ検出部22はエンベロープ波
形信号RFEの変化量が所定レベル以上で、かつ
トラツキングエラー信号TREがゼロクロスした
ことでトラツクジヤンプが起きたことを検出す
る。
すなわち、波形整形回路22aにおいてエンベ
ロープ波形信号RFEを所定レベルでスライスし、
該エンベロープ波形信号RFEが所定レベル以上
の時にハイレベル(“1”)の信号EVを出力する。
一方ゼロクロス検出回路22bはヒステリシス付
きコンパレータ(ウインドーコンパレータ)で構
成されており、第2図を参照するとトラツキング
エラー信号TREがH側のスレツシヨールドレベ
ルSH以上になるとハイレベル(=“1”)となり、
かつL側のスレツシヨールドレベルSL以下になる
とローレベル(=“0”)となる信号ZCRを出力
する。アンドゲート22cは波形整形回路22a
からハイレベルの信号EVが出力されている時に、
ゼロクロス検出回路22bからハイレベルの信号
ZCRが発生していればトラツクジヤンプが生じ
たものとしてトラツクジヤンプパルスTJPを出力
する。
さて、デイスクにキズもなく、又振動もない理
想の状態においては第3図A〜Fに示すように信
号EV、信号ZCRは共にローレベル(“0”にな
つており、トラツクジヤンプパルスTJPも当然の
ことながら発生しない。
一方、デイスクのキズにより、あるいは大きな
振動が発生してピツクアツプ2がトラツクジヤン
プを生じるとエンベロープ波形信号RFEは第4
図に示すように1つのトラツクを横切る時間を周
期とする交番波形を示す。又、トラツキングエラ
ー信号TREもエンベロープ波形信号RFEより位
相がπ/2遅れた交番波形となる。従つて、トラ
ツクジヤンプが生じる毎にエンベロープ波形信号
RFEが所定レベル以上の変化をし、かつトラツ
キングエラー信号がゼロクロスするため、1トラ
ツクジヤンプ毎に1個のトラツクジヤンプパルス
TJPが発生する。
このトラツクジヤンプパルスTJPはトラツキン
グカウンタ23により計数され、信号処理回路4
内蔵のプロセツサに読み取られる。プロセツサは
トラツキングカウンタ23の計数値、換言すれば
ジヤンプしたトラツク数Nが所定値以上になつた
かどうかをチエツクしており、所定値以上になれ
ば、ピツクアツプ送り回路6にスレツドモータオ
フ信号MOFを入力してスレツドモータ7の駆動
を停止する。すなわち、トラツキングエラー信号
TRE′による駆動が停止される。これにより、振
動やデイスクのキズによりトラツクジヤンプを小
さく押さえることができる。
ジヤンプ終了後、信号処理回路4は直ちに送り
信号PSSとしてジヤンプしたトラツク数分のキツ
クパルスを所定の周期でピツクアツプ送り回路6
に入力すると共に、トラツキングエラー信号
TRE′を入力し、しかる後記憶てあるジヤンプ発
生前の時間情報を用いてピツクアツプをジヤンプ
発生前の位置に戻す。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、トラツクジヤンプパルス
を計数し、該計数値が所定値以上になつたことに
よりピツクアツプの送りを停止するように構成し
たから、振動及びキズ等によりトラツクジヤンプ
が発生してトラツキングエラー信号が大きく変動
してもピツクアツプが大きく動かないようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトラツクジヤンプ抑制装置を
含むCD装置の要部ブロック図、第2図はゼロク
ロス検出回路の動作を説明する波形図、第3図は
理想時における各部波形図、第4図はトラツクジ
ヤンプ時における各部波形図である。 1……コンパクトデイスク、2……ピツクアツ
プ、4……信号処理回路、5……トラツキングサ
ーボ回路、6……ピツクアツプ送り回路、7……
送りモータ、21……エンベロープ検出回路、2
2……トラツクジヤンプ検出部、22a……波形
整形回路22a、22b……ゼロクロス検出回
路、23……トラツキングカウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) トラツク上にデジタルで記録された信号を読
    み取つて出力するピツクアツプと、 該ピツクアツプをトラツキングエラー信号に
    基づいてトラツクに追従させて移動させるピツ
    クアツプ送り回路と、 該ピツクアツプの出力であるRF信号のエン
    ベロープ波形信号を検出出力するエンベロープ
    検出回路と、 エンベロープ波形信号とトラツキングエラー
    信号を用いてトラツクジヤンプを検出してトラ
    ツクジヤンプパルスを発生するトラツクジヤン
    プ検出回路と、 該トラツクジヤンプパルスを計数し、該計数
    値が所定値以上になつたことによりピツクアツ
    プの送りを停止する手段 を有することを特徴とするトラツクジヤンプ抑
    制装置。 (2) 前記トラツクジヤンプ検出回路は、エンベロ
    ープ波形信号の変化量が所定レベル以上になつ
    たことを検知する手段と、前記トラツキングエ
    ラー信号が別の所定レベルを横切つたことを検
    知する手段と、エンベロープ波形信号の変化量
    が所定レベル以上のときで、かつ前記トラツキ
    ングエラー信号が別の所定レベルを横切つた時
    トラツクジヤンプを発生する手段を有すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載のトラツクジヤンプ抑制装置。
JP1863986U 1986-02-12 1986-02-12 Expired - Lifetime JPH0548301Y2 (ja)

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JP1863986U JPH0548301Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JP1863986U JPH0548301Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JPS62133267U JPS62133267U (ja) 1987-08-22
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