JP3061388B2 - コンクリート破砕機 - Google Patents
コンクリート破砕機Info
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- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3677—Devices to connect tools to arms, booms or the like allowing movement, e.g. rotation or translation, of the tool around or along another axis as the movement implied by the boom or arms, e.g. for tilting buckets
- E02F3/3681—Rotators
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/965—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
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- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G23/00—Working measures on existing buildings
- E04G23/08—Wrecking of buildings
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- E04G23/00—Working measures on existing buildings
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- Y10T225/20—Severing by manually forcing against fixed edge
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Description
【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、コンクリート破砕機に関する。この種の機
械は鉄筋コークリート構造体の解体などに用いられ、一
般にバケット代わりの水圧ショベルのジブ端部に設けら
れている。
械は鉄筋コークリート構造体の解体などに用いられ、一
般にバケット代わりの水圧ショベルのジブ端部に設けら
れている。
（従来の技術） この種コンクリート破砕機において、破砕部は一般に
回転自在のフレームに関節運動的に接続された破砕歯を
持っ２個の開閉自在なアームからなる顎部により形成さ
れ、さらに前記アームの底部には鉄筋などのバーを切断
するための剪断機能が付設されている。
回転自在のフレームに関節運動的に接続された破砕歯を
持っ２個の開閉自在なアームからなる顎部により形成さ
れ、さらに前記アームの底部には鉄筋などのバーを切断
するための剪断機能が付設されている。
しかし、上記したように従来のこの種の破砕機におい
ては、前記剪断部は顎部の底部、つまり奥の方で前記ア
ームの破砕機能に隣接して配置されているので、剪断作
業上不適当であり効率が悪い。
ては、前記剪断部は顎部の底部、つまり奥の方で前記ア
ームの破砕機能に隣接して配置されているので、剪断作
業上不適当であり効率が悪い。
すなわち、剪断部は上記したように破砕部の底部にあ
るので、破砕機の操縦室からの目視が困難であって、そ
の内側での鉄筋バーの導入および切断は作業者にとって
極めて困難な作業である。さらに剪断部は顎部の奥に形
成されるために開口部が小さい上に開口角が小さく、こ
のために束になった鉄筋バーの切断を一挙に行うことが
できず、手探りで何度か反復し行わなくてはならない。
そして剪断部をさらに大きく開口するためには、破砕用
のアームをさらに大きく開口させるか、アーム自体を大
きくしなければならず、このため特にバーを障害物のあ
る限られたスペースあるいは出入口の狭い場所で切断す
るような場合には問題があった。
るので、破砕機の操縦室からの目視が困難であって、そ
の内側での鉄筋バーの導入および切断は作業者にとって
極めて困難な作業である。さらに剪断部は顎部の奥に形
成されるために開口部が小さい上に開口角が小さく、こ
のために束になった鉄筋バーの切断を一挙に行うことが
できず、手探りで何度か反復し行わなくてはならない。
そして剪断部をさらに大きく開口するためには、破砕用
のアームをさらに大きく開口させるか、アーム自体を大
きくしなければならず、このため特にバーを障害物のあ
る限られたスペースあるいは出入口の狭い場所で切断す
るような場合には問題があった。
（発明が解決すべき課題） したがって、本発明が解決すべき課題および目的は、
上記したような欠点を排除して破砕と剪断の両機能が双
方とも効率的に行い得るようなコンクリート破砕機を提
供することである。
上記したような欠点を排除して破砕と剪断の両機能が双
方とも効率的に行い得るようなコンクリート破砕機を提
供することである。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するための本発明は、少なくとも１
個のフランジからなる回転自在なフレームと、前記フラ
ンジに開閉自在に軸支された少なくとも１個の破砕アー
ムからなる破砕部と、前記フランジに形成された固定ア
ームと前記破砕アームとにより構成された剪断部とから
なり、前記破砕部が最大限の閉鎖位置にあるとき、前剪
断部が最大限の開口位置になるようにしたことを特徴と
するコンクリート破砕機である。
個のフランジからなる回転自在なフレームと、前記フラ
ンジに開閉自在に軸支された少なくとも１個の破砕アー
ムからなる破砕部と、前記フランジに形成された固定ア
ームと前記破砕アームとにより構成された剪断部とから
なり、前記破砕部が最大限の閉鎖位置にあるとき、前剪
断部が最大限の開口位置になるようにしたことを特徴と
するコンクリート破砕機である。
本発明の好ましい実施態様では、前記固定アームが前
記フランジの少なくとも一方の延長部に形成されている
ことである。
記フランジの少なくとも一方の延長部に形成されている
ことである。
本発明の他の好ましい実施態様では、前記破砕アーム
が前記フランジに関節運動的に軸止されていることであ
る。
が前記フランジに関節運動的に軸止されていることであ
る。
本発明のさらに他の好ましい実施態様では、前記破砕
部が着脱自在な破砕歯を先端部に取り付けた２個の破砕
アームからなり、該破砕アームはレバーを形成し、各ア
ームは一端に破砕歯が形成され、他端を複動水圧ジャッ
キにより相互に結合して前記フランジに設けた軸の回り
を回転可能にするとともに、その回転角移動範囲を制限
するための複数のストッパー装置を設ける。
部が着脱自在な破砕歯を先端部に取り付けた２個の破砕
アームからなり、該破砕アームはレバーを形成し、各ア
ームは一端に破砕歯が形成され、他端を複動水圧ジャッ
キにより相互に結合して前記フランジに設けた軸の回り
を回転可能にするとともに、その回転角移動範囲を制限
するための複数のストッパー装置を設ける。
本発明のさらに他の好ましい実施態様では、前記剪断
部が一対の固定アームからなり、該一対の固定アームの
間隙に、破砕歯と切断刃の両者を有する破砕と剪断の両
機能を備える破砕アームを着脱自在に取り付けるように
する。
部が一対の固定アームからなり、該一対の固定アームの
間隙に、破砕歯と切断刃の両者を有する破砕と剪断の両
機能を備える破砕アームを着脱自在に取り付けるように
する。
本発明のさらに他の好ましい実施態様では、前記フレ
ームが１個のフランジからなり、前記破砕部が該フラン
ジに開閉自在に軸支された１個の破砕アームと該フラン
ジとにより構成され、前記破砕部の一方を構成するフラ
ンジはその延長部に破砕歯が取り付けられ、前記破砕部
の他方を構成する１個の破砕アームは破砕と剪断の両機
能を備えている。
ームが１個のフランジからなり、前記破砕部が該フラン
ジに開閉自在に軸支された１個の破砕アームと該フラン
ジとにより構成され、前記破砕部の一方を構成するフラ
ンジはその延長部に破砕歯が取り付けられ、前記破砕部
の他方を構成する１個の破砕アームは破砕と剪断の両機
能を備えている。
（発明の実施の形態） 本発明のコンクリート破砕機は上記したように、剪断
部を破砕部の底部に設けずに、破砕部を構成するために
フレームに設けられた破砕アームと、該破砕アームとは
別個にフレームに設けた固定アームとの間、つまり少な
くとも破砕部と剪断部とが破砕または剪断に対して同じ
ような並列した作業位置に構成され、破砕部が最大の閉
鎖位置、つまり破砕部によるコンクリートの破砕が完了
した位置で、剪断部が最大の開口位置になるような構造
としたものである。このようにすることにより、例えば
鉄筋などのバーの剪断位置が破砕機を操縦する作業者に
よって容易に目視でき、複数束のバーを手探りでなく掴
み取って繰り返すことなく一挙に剪断することができる
ので剪断作業を効率的に行うことができる。
部を破砕部の底部に設けずに、破砕部を構成するために
フレームに設けられた破砕アームと、該破砕アームとは
別個にフレームに設けた固定アームとの間、つまり少な
くとも破砕部と剪断部とが破砕または剪断に対して同じ
ような並列した作業位置に構成され、破砕部が最大の閉
鎖位置、つまり破砕部によるコンクリートの破砕が完了
した位置で、剪断部が最大の開口位置になるような構造
としたものである。このようにすることにより、例えば
鉄筋などのバーの剪断位置が破砕機を操縦する作業者に
よって容易に目視でき、複数束のバーを手探りでなく掴
み取って繰り返すことなく一挙に剪断することができる
ので剪断作業を効率的に行うことができる。
また本発明においては、破砕部の破砕歯および剪断部
の剪断刃は、それぞれ破砕アームおよび固定アームに着
脱自在に取り付けられているので、その調節および／ま
たは交換は容易かつ効率的に行うことができる。
の剪断刃は、それぞれ破砕アームおよび固定アームに着
脱自在に取り付けられているので、その調節および／ま
たは交換は容易かつ効率的に行うことができる。
以下本発明の実施例を添付図面により説明する。
まず第１図乃至第３図に示されたコンクリート破砕機
は、本発明の好ましい実施例に関するものであり、フレ
ーム１が２個のフランジ２、３からなり、その間に対向
する２本の破砕アーム４、５が関節運動的に軸支される
ものである。
は、本発明の好ましい実施例に関するものであり、フレ
ーム１が２個のフランジ２、３からなり、その間に対向
する２本の破砕アーム４、５が関節運動的に軸支される
ものである。
上記の参照番号１乃至５の部材による破砕機の組立物
は、例えば現場のショベル機のジブ端部において水圧モ
ーターおよび回転シールにより回転自在な取付部品６に
取り付けられる。取付部品６とフレーム１の間には、回
転装置に加わる不適当な水圧を調整するための固定ボー
ルリング７が設けられている。
は、例えば現場のショベル機のジブ端部において水圧モ
ーターおよび回転シールにより回転自在な取付部品６に
取り付けられる。取付部品６とフレーム１の間には、回
転装置に加わる不適当な水圧を調整するための固定ボー
ルリング７が設けられている。
前記破砕用アーム４、５は２個のフランジ２、３に形
成された軸受10に係合されたジャーナル８、９によって
軸支されてレバーを形成する。前記破砕用アーム４、５
の一端の各内側には着脱自在な破砕歯11が対向して設け
られており、また各破砕アーム４、５の他端はフランジ
２、３間に挿入された水圧複動ジャッキ12により相互に
結合される。
成された軸受10に係合されたジャーナル８、９によって
軸支されてレバーを形成する。前記破砕用アーム４、５
の一端の各内側には着脱自在な破砕歯11が対向して設け
られており、また各破砕アーム４、５の他端はフランジ
２、３間に挿入された水圧複動ジャッキ12により相互に
結合される。
前記破砕アーム４、５の回転角運動は、フレーム１に
固定され、各破砕アームに設けられたアーチ状開口14a
内をスライドするストッパ13により限定される。
固定され、各破砕アームに設けられたアーチ状開口14a
内をスライドするストッパ13により限定される。
フランジの下辺延長部には固定アーム14が形成され、
破砕アーム５との間で剪断部を構成する。この場合にお
いて破砕アーム５と固定アーム14との対向面にはそれぞ
れ着脱自在な剪断刃15、16が設けられている。
破砕アーム５との間で剪断部を構成する。この場合にお
いて破砕アーム５と固定アーム14との対向面にはそれぞ
れ着脱自在な剪断刃15、16が設けられている。
第１図および第３図に示されるように、破砕部を構成
する破砕アーム４、５が最大の閉鎖位置にあるとき、剪
断部を構成する破砕用アーム５と固定アーム14が最大の
開口位置にあるように、一方第２図に示されるように破
砕部が最大の開口位置にあるときに剪断部は最大の閉鎖
位置にあるように固定アーム14は調整されている。破砕
アーム５と固定アーム14に対向して取り付けられた剪断
刃15、16は剪断部が最大の開口位置のときに容易に鉄筋
バーを掴み取ることができるような形状に配置されてい
る。
する破砕アーム４、５が最大の閉鎖位置にあるとき、剪
断部を構成する破砕用アーム５と固定アーム14が最大の
開口位置にあるように、一方第２図に示されるように破
砕部が最大の開口位置にあるときに剪断部は最大の閉鎖
位置にあるように固定アーム14は調整されている。破砕
アーム５と固定アーム14に対向して取り付けられた剪断
刃15、16は剪断部が最大の開口位置のときに容易に鉄筋
バーを掴み取ることができるような形状に配置されてい
る。
つぎに第７図は、剪断刃15、16の形状と取り付け方を
示す図であり、剪断部が破砕アーム５と固定アーム14と
の間で構成される場合での該破砕アーム５を例にとって
示している。第７図によれば、複数個の非対称形の刃体
17を、剪断作業中にあってもその非対称形状が維持され
るように、また破砕アーム５と固定アーム14が開口また
は閉鎖位置に移動した場合でも滑落しないようにして、
片面に直列に設けた長板から形成された剪断刃15が破砕
アーム５の固定アーム14との対向面に設けられる。刃体
17は長板の全体面に対して実質的に垂直な面17Aと剪断
部の外方にわずかに傾斜した面17B、および前記面17Aと
面17Bの両面間を接続する面17Cからなり、刃体の先端が
刃こぼれのないように非尖頭面になるように形成してあ
る。これにより同時に何束もの鉄筋バーの切断を一挙に
行うことがが可能になる。
示す図であり、剪断部が破砕アーム５と固定アーム14と
の間で構成される場合での該破砕アーム５を例にとって
示している。第７図によれば、複数個の非対称形の刃体
17を、剪断作業中にあってもその非対称形状が維持され
るように、また破砕アーム５と固定アーム14が開口また
は閉鎖位置に移動した場合でも滑落しないようにして、
片面に直列に設けた長板から形成された剪断刃15が破砕
アーム５の固定アーム14との対向面に設けられる。刃体
17は長板の全体面に対して実質的に垂直な面17Aと剪断
部の外方にわずかに傾斜した面17B、および前記面17Aと
面17Bの両面間を接続する面17Cからなり、刃体の先端が
刃こぼれのないように非尖頭面になるように形成してあ
る。これにより同時に何束もの鉄筋バーの切断を一挙に
行うことがが可能になる。
また前記剪断刃15は、必要に応じて刃の側面を研磨す
ることにより刃先を鋭利にできるように着脱自在になっ
ている。破砕アーム５と固定アーム14における剪断刃15
の横方のずれの調整は刃体17の面17Cに設けられた細長
孔18に固定ボルトを挿入して行われる。固定アーム14に
設けられる剪断刃16の場合もその形状および取り付け方
は上記とほぼ同様である。
ることにより刃先を鋭利にできるように着脱自在になっ
ている。破砕アーム５と固定アーム14における剪断刃15
の横方のずれの調整は刃体17の面17Cに設けられた細長
孔18に固定ボルトを挿入して行われる。固定アーム14に
設けられる剪断刃16の場合もその形状および取り付け方
は上記とほぼ同様である。
また第８図は破砕アーム４および５に設けられるコン
クリート破砕歯11の形状および取り付け方を示すもので
ある。第８図に示されるように破砕歯11は、外側部分21
と円錐台形状のアンカー脚19を有しており、アンカー脚
19をこれに対応する同形の凹孔部を穿った破砕アーム４
または５に差し込んでピン20で着脱自在に固定する。破
砕歯11は上記したように取り付けられているので、外側
部分21がアーム面から突出した破砕歯11にかかる全ての
応力を前記した円錐台形の凹孔部に転嫁することができ
る。
クリート破砕歯11の形状および取り付け方を示すもので
ある。第８図に示されるように破砕歯11は、外側部分21
と円錐台形状のアンカー脚19を有しており、アンカー脚
19をこれに対応する同形の凹孔部を穿った破砕アーム４
または５に差し込んでピン20で着脱自在に固定する。破
砕歯11は上記したように取り付けられているので、外側
部分21がアーム面から突出した破砕歯11にかかる全ての
応力を前記した円錐台形の凹孔部に転嫁することができ
る。
破砕歯11および剪断刃15、16を着脱自在にしたことに
よって、これらが損傷または摩損した場合の交換が可能
であり、作業の種類に応じて材質を意図される作業に適
したものに代替することができる。上記したようなこと
は従来の溶接によっ破砕歯を破砕機の破砕アームに取り
付けたものでは実際問題として不可能である。
よって、これらが損傷または摩損した場合の交換が可能
であり、作業の種類に応じて材質を意図される作業に適
したものに代替することができる。上記したようなこと
は従来の溶接によっ破砕歯を破砕機の破砕アームに取り
付けたものでは実際問題として不可能である。
本発明のコンクリート破砕機を用いて、例えば鉄筋コ
ンクリートを破砕する場合に、破砕が終了したときには
第１図に示されるように破砕アーム５、６により構成さ
れる破砕部は完全な閉鎖位置をとり、一方破砕アーム５
と固定アーム14で構成される剪断部は最大の開口位置と
なる。したがって直ちに鉄筋バーを掴んで切断すること
ができる。
ンクリートを破砕する場合に、破砕が終了したときには
第１図に示されるように破砕アーム５、６により構成さ
れる破砕部は完全な閉鎖位置をとり、一方破砕アーム５
と固定アーム14で構成される剪断部は最大の開口位置と
なる。したがって直ちに鉄筋バーを掴んで切断すること
ができる。
これに反して従来の破砕機では、アームが破砕部と剪
断部とを兼ねており、かつ剪断部は破砕部の底部、つま
り破砕部の奥の方にあるために、コンクリート破砕後に
露出した鉄筋バーを剪断する場合には、コンクリート破
砕が完了した後、つまり破砕部が閉鎖位置になった時点
でさらに破砕部を最大限に開口し、鉄筋バーを剪断位置
に移動させて剪断作業を行わなければならず、またこの
ようにアームの奥の方に作業位置があるときは作業者が
目視により複数本のバー剪断作業を一挙に行うことは困
難であった。
断部とを兼ねており、かつ剪断部は破砕部の底部、つま
り破砕部の奥の方にあるために、コンクリート破砕後に
露出した鉄筋バーを剪断する場合には、コンクリート破
砕が完了した後、つまり破砕部が閉鎖位置になった時点
でさらに破砕部を最大限に開口し、鉄筋バーを剪断位置
に移動させて剪断作業を行わなければならず、またこの
ようにアームの奥の方に作業位置があるときは作業者が
目視により複数本のバー剪断作業を一挙に行うことは困
難であった。
本発明による他の注目すべき利点は、従来の装置とは
異なり破砕アームの基底部が無拘束であり、言い換えれ
ば破砕歯11とフレーム１の間の相対的な動きが拘束され
ていないので、破砕部における作業が容易である点であ
る。この場合に破砕アーム４、５は回動自在であるの
で、回転移動角制限用のストッパー13はかなり重要なも
のである。それにより破砕アームの最大限の開口および
閉鎖がアームの軸に対して対称に行わるようにすること
ができ、破砕および剪断が確実に行われるようになるの
である。
異なり破砕アームの基底部が無拘束であり、言い換えれ
ば破砕歯11とフレーム１の間の相対的な動きが拘束され
ていないので、破砕部における作業が容易である点であ
る。この場合に破砕アーム４、５は回動自在であるの
で、回転移動角制限用のストッパー13はかなり重要なも
のである。それにより破砕アームの最大限の開口および
閉鎖がアームの軸に対して対称に行わるようにすること
ができ、破砕および剪断が確実に行われるようになるの
である。
つぎに第４図は、第１図〜第３図に示すコンクリート
破砕機の他の実施例を示す図である。この実施例におい
ては、固定アーム14に平行する第２の固定アーム14′が
フランジ３の下辺延長部にも設けられている。この第２
の固定アーム14′にも固定アームの剪断刃16と同様の剪
断刃16′が設けられ、かつ破砕アーム５は前記固定アー
ム14、14′の間を作動するように形成される。
破砕機の他の実施例を示す図である。この実施例におい
ては、固定アーム14に平行する第２の固定アーム14′が
フランジ３の下辺延長部にも設けられている。この第２
の固定アーム14′にも固定アームの剪断刃16と同様の剪
断刃16′が設けられ、かつ破砕アーム５は前記固定アー
ム14、14′の間を作動するように形成される。
さらに第５図は、第１図〜第３図に示す破砕機のさら
に他の実施例を示す図である。この実施例においては、
１個の破砕アーム５のみが設けられ、破砕機の剪断部は
第３図に示される実施例と同様にフランジ２の下部延長
部に形成された固定アーム14と開閉自在な破砕アーム５
とにより構成されるが、破砕部は前記破砕アーム５とフ
ランジ２、３の上辺延長部に形成された破砕アーム６と
により構成される。破砕アーム５はフレームの支点22で
支持される水圧ジャッキ12によって剪断部および破砕部
の開閉運動をするように形成される。
に他の実施例を示す図である。この実施例においては、
１個の破砕アーム５のみが設けられ、破砕機の剪断部は
第３図に示される実施例と同様にフランジ２の下部延長
部に形成された固定アーム14と開閉自在な破砕アーム５
とにより構成されるが、破砕部は前記破砕アーム５とフ
ランジ２、３の上辺延長部に形成された破砕アーム６と
により構成される。破砕アーム５はフレームの支点22で
支持される水圧ジャッキ12によって剪断部および破砕部
の開閉運動をするように形成される。
さらにまた第６図は、第５図に示される実施例の破砕
機のさらに別の実施例を示す図である。第６図の実施例
における第３図の実施例との変形部分は、破砕アーム５
とともに剪断部を形成する固定アームが第４図に示され
るものと同様にそれぞれフランジ２、３の下辺延長部に
設けられた２個の固定アーム14、14′とからなることで
あり、他は第５図の破砕機と同様の構造である。
機のさらに別の実施例を示す図である。第６図の実施例
における第３図の実施例との変形部分は、破砕アーム５
とともに剪断部を形成する固定アームが第４図に示され
るものと同様にそれぞれフランジ２、３の下辺延長部に
設けられた２個の固定アーム14、14′とからなることで
あり、他は第５図の破砕機と同様の構造である。
（発明の効果） 以上述べた通り本発明のコンクリート破砕機によれ
ば、破砕機能と剪断機能が両者ともに機械操縦者から見
てほぼ同様の作業位置にあるため、鉄筋バーの剪断が容
易に行われるし、また破砕歯や剪断刃が着脱自在に取り
付けられているので、従来の溶接などで固定された場合
と異なり、破損、摩耗の都度容易に交換が可能となるな
どその効果は極めて大きいものである。
ば、破砕機能と剪断機能が両者ともに機械操縦者から見
てほぼ同様の作業位置にあるため、鉄筋バーの剪断が容
易に行われるし、また破砕歯や剪断刃が着脱自在に取り
付けられているので、従来の溶接などで固定された場合
と異なり、破損、摩耗の都度容易に交換が可能となるな
どその効果は極めて大きいものである。
第１図は本発明の第１の実施例を示すコンクリート破砕
機において、破砕部材が最大限の閉鎖位置にあるときの
側断面図、第２図は本発明の第１の実施例を示すコンク
リート破砕機において、破砕部材が最大限の開口位置に
あるときの側断面図、第３図は第１図に示すコンクリー
ト破砕機の斜視図、第４図は本発明の第２の実施例を示
すコンクリート破砕機であって、破砕用部材が２本の破
砕アームからなり、剪断用部材が２本の固定アームと１
本の破砕アームとからなるものの斜視図、第５図は本発
明の第３の実施例を示すコンクリート破砕機であって、
破砕部用材がフレームの延長部と１本の破砕アームから
形成され、剪断用部材は上記破砕アームと１本の固定ア
ームとからなるものの斜視図、第６図は本発明の第４の
実施例を示すコンクリート破砕機であって、第５図にお
いて固定アームを２本としたものの斜視図、第７図は剪
断刃の形状と取り付け方を示す斜視図、第８図は破砕刃
の配列を示す図である。 １……フレーム、２、３……フランジ、４、５……破砕
アーム、６……取付部材、７……ボールリング、８、９
……ジャーナル、10……軸受、11……破砕歯、12……複
動ジャッキ、13……ストッパー、14、14′……固定アー
ム、15……剪断刃、17……刃体、17A、17B、17C……刃
体の各面、18……細長孔、19……アンカー脚、20……ピ
ン、21……破砕歯外側部分、22……支点。
機において、破砕部材が最大限の閉鎖位置にあるときの
側断面図、第２図は本発明の第１の実施例を示すコンク
リート破砕機において、破砕部材が最大限の開口位置に
あるときの側断面図、第３図は第１図に示すコンクリー
ト破砕機の斜視図、第４図は本発明の第２の実施例を示
すコンクリート破砕機であって、破砕用部材が２本の破
砕アームからなり、剪断用部材が２本の固定アームと１
本の破砕アームとからなるものの斜視図、第５図は本発
明の第３の実施例を示すコンクリート破砕機であって、
破砕部用材がフレームの延長部と１本の破砕アームから
形成され、剪断用部材は上記破砕アームと１本の固定ア
ームとからなるものの斜視図、第６図は本発明の第４の
実施例を示すコンクリート破砕機であって、第５図にお
いて固定アームを２本としたものの斜視図、第７図は剪
断刃の形状と取り付け方を示す斜視図、第８図は破砕刃
の配列を示す図である。 １……フレーム、２、３……フランジ、４、５……破砕
アーム、６……取付部材、７……ボールリング、８、９
……ジャーナル、10……軸受、11……破砕歯、12……複
動ジャッキ、13……ストッパー、14、14′……固定アー
ム、15……剪断刃、17……刃体、17A、17B、17C……刃
体の各面、18……細長孔、19……アンカー脚、20……ピ
ン、21……破砕歯外側部分、22……支点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−63768（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−50562（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−45867（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−6068（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−142259（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−134470（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04G 23/08 B02C 1/02
Claims (10)
- 【請求項１】少なくとも１個のフランジからなる回転自
在なフレームと、該フレームに開閉自在に軸支された少
なくとも１個の破砕アームを含む破砕部と、前記フレー
ムに形成された固定アームと前記破砕アームとにより構
成された剪断部とからなり、前記破砕部が最大限の閉鎖
位置にあるとき、前記剪断部が最大限の開口位置になる
よう構成したことを特徴とするコンクリート破砕機。 - 【請求項２】前記固定アームが前記フランジの少なくと
も一方の延長部に形成されていることを特徴とする請求
項１記載コンクリート破砕機。 - 【請求項３】前記破砕アームが前記フレームに関節運動
的に軸止されていることを特徴とする請求項１記載のコ
ンクリート破砕機。 - 【請求項４】前記破砕部が２個の破砕アームからなり、
該破砕アームはレバーを形成し、各破砕アームはその先
端に着脱自在な破砕歯が対向して形成され、他端を複動
水圧ジャッキにより相互に結合して前記フレームに設け
た軸の回りを回転可能にするとともに、その回転角移動
範囲を制限するためのストッパー装置を設けたことを特
徴とする請求項１記載のコンクリート破砕機。 - 【請求項５】前記剪断部が間隙をおいて並列する一対の
固定アームからなり、該一対の固定アームの間に破砕と
剪断の両機能を備える破砕アームを着脱自在に取り付け
たことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記載の
コンクリート破砕機。 - 【請求項６】前記フレームが１個のフランジからなり、
前記破砕部が該フランジに開閉自在に軸支された１個の
破砕アームと該フランジの上辺延長部とにより構成され
ることを特徴とする請求項１または２記載のコンクリー
ト破砕機。 - 【請求項７】前記破砕部の一方を構成するフランジはそ
の上辺延長部に破砕歯が着脱自在に取り付けられている
ことを特徴とする請求項６記載のコンクリート破砕機。 - 【請求項８】前記破砕部の一方を構成する１個の破砕ア
ームは破砕歯と剪断刃の両方を備えていることを特徴と
する請求項６または７記載のコンクリート破砕機。 - 【請求項９】前記剪断部には対向する一対の着脱自在な
剪断刃が設けられ、各剪断刃は互いに非対称になるよう
に調節可能な複数の刃を有する長尺板により形成されて
いることを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項記載
のコンクリート破砕機。 - 【請求項１０】前記破砕部は、対向する一対の破砕歯を
持ち、該破砕歯は破砕に際して加わる応力に耐え得る任
意の形状を持ったアンカー脚でピン接合されていること
を特徴とする請求項１〜８のいずれか１項記載のコンク
リート破砕機。
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|---|---|---|---|
| FR8812994 | 1988-09-30 | ||
| FR8812994A FR2637303B1 (fr) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | Pince brise-beton |
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|---|---|
| JPH02120461A JPH02120461A (ja) | 1990-05-08 |
| JP3061388B2 true JP3061388B2 (ja) | 2000-07-10 |
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|---|---|---|---|
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| EP (1) | EP0362098B1 (ja) |
| JP (1) | JP3061388B2 (ja) |
| KR (1) | KR900005033A (ja) |
| AT (1) | ATE105354T1 (ja) |
| CA (1) | CA1335443C (ja) |
| DE (1) | DE68915100T2 (ja) |
| FR (1) | FR2637303B1 (ja) |
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