JPH0331789Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0331789Y2
JPH0331789Y2 JP12933284U JP12933284U JPH0331789Y2 JP H0331789 Y2 JPH0331789 Y2 JP H0331789Y2 JP 12933284 U JP12933284 U JP 12933284U JP 12933284 U JP12933284 U JP 12933284U JP H0331789 Y2 JPH0331789 Y2 JP H0331789Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic cylinder
arms
crushing
arm
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12933284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145543U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12933284U priority Critical patent/JPS6145543U/ja
Publication of JPS6145543U publication Critical patent/JPS6145543U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0331789Y2 publication Critical patent/JPH0331789Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば鉄筋コンクリート等の構築物
を破砕するためのクラツシヤ等の破砕装置に関す
る。
従来の技術 この種の破砕装置は、先端部に破砕刃を有する
一対のアームを開閉させて両アームの破砕刃間に
破砕対象物を咬み込んで破砕するものである。
従来装置では、第3図に示すように、アーム
a,a′を開閉させる油圧シリンダbが側板c,
c′に対してフリーとなつていて、軸f,f′で側板
cに枢着され、アームa,a′を最大、最小に開い
た位置で側板cに設けられているストツパーe,
e′が両アームa,a′のぐらつきを規制する構成に
なつていた。
考案が解決しようとする問題点 このような破砕装置では両アームを開閉させる
だけでなく、両アーム間の中心で破砕対象物を咬
み込むようにして装置に反動力が作用しないよう
にしなければならない。しかしながら、従来装置
では、両アームa,a′はストツパe,e′に当接す
るまでの可動範囲において揺動自在であるから、
両アームが水平な状態にあるときはピストン杆d
が伸長した場合にアームa,a′は中心線に対し対
称に開口されるが、両アームa,a′がストツパー
e,e′に当接しないとき、すなわち最小開口から
最大開口の間の中間の開口度において、該両アー
ムa,a′が垂直状態になつたとき油圧シリンダb
の重量によつて、どちらか一方のアームa,a′が
どちらか一方のストツパーe,e′に当接するまで
回動する。第3図は、このときの状態を示す図
で、第3図において、左側を上に右側を下になる
よう該破砕装置を回転したときの状態を示してお
り、油圧シリンダbの重力によりアームa,a′は
軸f,f′を中心に時計方向に回動されてアーム
a,a′の一方または両方がストツパe,e′に当接
するまで回動し、第3図の状態を保持することと
なる。そのため、破砕対象物を挟持する方向が変
る毎に開口の中心線が変動し、破砕制御、破砕作
業が難しくなると共に破砕対象物を咬む位置が変
動し、装置に反動力を生じさせる結果となつてい
た。
これを防ぐためにはアームa,a′を最大に開口
させてぐらつかないようにしてからアームa,
a′を大きく開口させると、特に薄物、小物等を破
砕する場合には作業時間のロスが大きい。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、上述した実情に鑑みなされたもの
で、先端部に破砕刃を有する一対のアームの中間
支軸部を側板に枢着すると共に、側板間に縦軸方
向と直交する油圧シリンダを配設して一方のアー
ムを油圧シリンダに連結し、他方のアームをピス
トン杆に連結してなる破砕装置において、上記油
圧シリンダに枢着した上記アームの上記油圧シリ
ンダと側板の各枢着点間の距離と同一長のリンク
を該枢着点間を結ぶ線と平行になるよう上記油圧
シリンダと側板に設けた各軸に回動自在に枢着す
ることによつて上記問題点を解決する。
実施例 以下、本考案を第1図及び第2図に示す一実施
例に基づいて説明する。
図中1,1′は先端部に破砕刃2,2′を有して
側板3,3′に軸9,9′を介して中間部に設けら
れた支軸部を枢着させた一対のアームであり、破
砕刃は例えばアーム1,1′の先端部に対向配置
した一対の圧壊刃2a,2a′とアーム1,1′の
支軸部側に対向配置した一対の剪断刃2b,2
b′とを備えている。そして、前記側板3,3間に
は、縦軸方向(第1図X−X方向)と直交する油
圧シリンダ4が配設され、一方のアーム1の後端
部は油圧シリンダ4にピン5を介して枢着され、
他方のアーム1′はピストン杆6にピン5′を介し
て枢着されている。
そして、軸9とピン5間の距離と同長のリンク
Lを第1図に示すように油圧シリンダ4が縦軸方
向と直角となる方向に保持した状態で、軸9とピ
ン5を結ぶ線と平行になるよう該リンクLの一端
を油圧シリンダ4に設けられた軸8に回動自在に
固着し、リンクLの他端は側板3の内側に設けら
れた軸7に回動自在に固着する。なお、このリン
クLは油圧シリンダの両サイドに各々設ける(第
2図参照)。即ち、各側板3の内側に軸7を各々
設け、油圧シリンダ4に設けられた軸8と各軸7
間に各々リンクLを回動自在に固着するものであ
る。また、側板3,3は回動板10に固着される
と共に、この回動板10は支持板11に軸回りに
回動自在に取付けられている。この支持板11に
は破砕作業機のブームへの取付孔12及びブーム
上に設置された油圧シリンダのピストン杆への取
付孔13を備えたブラケツト部材14が固設され
ている。なお、15,15′はアーム1,1′が最
大、最小に開かれた位置で当接するストツパであ
る。
上記のように構成された本考案の装置を用いて
鉄筋コンクリート構築物を破砕する動作を説明す
ると、まず、油圧シリンダ4によりピストン杆6
を退縮させ、アーム1,1′を開いた状態で、図
示しない破砕作業機のブーム及び油圧シリンダを
操作して、アーム1,1′の圧壊刃2a,2a′間
の中心に破砕対象物を位置させる。次いで、油圧
シリンダ4によりピストン杆6を伸長させてアー
ム1,1′を閉動作させ、圧壊刃2a,2a′によ
つてコンクリート構築物を押し壊すようにしてそ
のコンクリート部分を破壊する。コンクリート部
分が破壊されると、内部の鉄筋が露出する。この
露出した鉄筋は、再度ピストン杆6を退縮させて
アーム1,1′を開いて剪断刃2b,2b′間の中
心に位置される。次いで、ピストン杆6を伸長動
作させることによつて、剪断力2b,2b′でその
露出した鉄筋が切断され、鉄筋コンクリート構築
物が破砕される。
この破砕動作中、アーム1,1′は軸9,9′を
中心に回動することになるが、アーム1が回動す
るにつれてリンクLも軸7を中心に回動すること
となり、リンクLは軸9とピン5間の距離と同長
で、かつ平行であるから、ピン5と軸8を結ぶ線
は軸9と軸7を結ぶ線と平行であり、かつ軸9と
軸7を結ぶ線は縦軸線X−X軸に対して一定角度
であるから、ピン5と軸8を結ぶ線は常に縦軸線
X−X軸と同一角度で交叉し平行移動することと
なる。油圧シリンダ4上の2点(ピン5と軸8)
が平行移動することは、油圧シリンダ4自体が縦
軸線X−X軸に対しある角度をもつて平行移動す
ることであり、油圧シリンダ4は縦軸線X−X軸
に対し直角になるように配置してリンクLが固着
されているから油圧シリンダ4は縦軸線X−X軸
に対し直角方向に交叉し、かつ平行移動すること
となる。即ち、油圧シリンダ4は第1図に示すよ
うな縦軸線X−X′軸に直角方向に保持されて上
下動することとなる。これにより、第3図で示す
ように、一方の方向にアーム1,1′が偏ること
なく常に縦軸線X−X′に対し、対称的に開閉動
作がなされる。
考案の効果 以上のように、油圧シリンダはリンクによつて
縦軸方向に平行移動されることになり、アームは
対称に開閉され、しかも、任意の開口位置でぐら
つくことがない。このため、任意位置で開口させ
た両アーム間の中心に破砕対象物を確実にとらえ
ることができ、特に、薄物、小物等を破砕する場
合にはそれに応じた小さい開口幅で両アームを開
閉させることによつて作業時間のロスを大幅に節
減できると共に該破砕装置の制御及び操作が行い
やすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の正面図、第2図
は、同第1図の左側面図の要部を示す図、第3図
は従来装置の正面図である。 1,1′……アーム、3,3……側板、4……
直動型の油圧シリンダ、6……ピストン杆、7…
…円弧状の長溝、8……トラニオンピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部に破砕刃を有する一対のアームの中間
    支軸部を側板に枢着すると共に、側板間に縦軸
    方向と直交する油圧シリンダを配設して一方の
    アームの後端部を油圧シリンダに回動自在に枢
    着し、他方のアームの後端部をピストン杆に回
    動自在に枢着してなる破砕装置において、上記
    油圧シリンダに枢着した上記アームの上記油圧
    シリンダと側板の各枢着点間の距離と同一長の
    リンクを該枢着点間を結ぶ線と平行になるよう
    上記油圧シリンダと側板に設けた各軸に回動自
    在に枢着したことを特徴とする破砕装置。 (2) 上記リンクは上記油圧シレンダの両サイドに
    設けられた上記側板上の軸と上記油圧シリンダ
    上の軸間に各々設けられている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の破砕装置。 (3) 上記リンクは上記側板の内側に設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の破砕装置。
JP12933284U 1984-08-28 1984-08-28 破砕装置 Granted JPS6145543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12933284U JPS6145543U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12933284U JPS6145543U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 破砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145543U JPS6145543U (ja) 1986-03-26
JPH0331789Y2 true JPH0331789Y2 (ja) 1991-07-05

Family

ID=30687947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12933284U Granted JPS6145543U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 破砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145543U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6145543U (ja) 1986-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5704560A (en) Concrete crusher with cutting shears
JP3061388B2 (ja) コンクリート破砕機
US5044569A (en) Rock and coral demolition tool
JPH075161Y2 (ja) 鋼材切断機
EP0678354B1 (en) Steel material shearing machine
JP2003512182A (ja) マルチ工具取り付けシステム
JPH074072A (ja) 万能解体機
JPS6055170A (ja) 鉄骨切断装置
JPH0331789Y2 (ja)
US5291657A (en) Shearing machine for steel material
JPH0336382B2 (ja)
EP0592722B1 (en) Shearing machine for steel material
JPH0326846Y2 (ja)
JPH0941678A (ja) 破砕機
JPH0211709B2 (ja)
JPS6114519Y2 (ja)
JPH0362866B2 (ja)
JPH0144270Y2 (ja)
JPH0426592Y2 (ja)
JP3667412B2 (ja) 破砕機のアーム同調機構
JPS61294023A (ja) 鉄骨材の切断装置
JP2824742B2 (ja) 破砕装置
JPH0941677A (ja) 破砕機
JPS639751Y2 (ja)
JPH0571229A (ja) 強圧把持装置