JPH01322071A - 建造物、特に鉄筋コンクリート製の壁を片づけるための破砕用ペンチ - Google Patents

建造物、特に鉄筋コンクリート製の壁を片づけるための破砕用ペンチ

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JPH01322071A
JPH01322071A JP63328105A JP32810588A JPH01322071A JP H01322071 A JPH01322071 A JP H01322071A JP 63328105 A JP63328105 A JP 63328105A JP 32810588 A JP32810588 A JP 32810588A JP H01322071 A JPH01322071 A JP H01322071A
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cutting
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Hans-Rudolf Zepf
ハンス‐ルドルフ・ツエプフ
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    • E04G23/08Wrecking of buildings
    • E04G2023/086Wrecking of buildings of tanks, reservoirs or the like

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、土木機械の分野に関連し、特許請求の範囲第
1項の上位概念に従う、土木機械により運ばれ且つ建造
物、特に鉄筋コンクリート類の建造物を片づけるための
破砕用ペンチに関するものである。
壁、特に鉄筋コンクリート類の壁を取り壊すには騒音が
発生したり時間がかかるという種々の困難がある。鉄筋
入りでない壁の場合にその取り壊し又は打ち倒し、場合
によっては種々の適当な補助手段での爆破を行いうる時
には、鉄筋コンクリート壁では使える可能性のあるもの
がかなり制限される。そうしてあらゆる可能な手段、即
ちたがね、ハンマー、ペンチ及び他の破壊手段でその様
な建造物を取り壊すことが試みられた。しかしこの作業
は一方では常に大きな騒音を招き、他方では極めて僅か
の能力でしか行えなかった。
今日知られているコンクリート建造物は一世紀を越える
建造物として不適当に構成されている。特にその鉄筋、
応力を吸収する鋼製の格子構造物と関連して、耐久性(
寿命)の問題が生、 し、従ってその様な建造物を取り
壊し、片づける問題が益々増してきた。第2次世異人戦
後不要になった退避壕を片づけた際様々な困難に遭遇し
たが、同じ困難に最近色々な試みをしてきた。これら頑
丈な建造物を当時は圧搾空気式ハンマー及び溶接バーナ
ーを用い労力を要する手作業でのみ除去し得た。但し手
作業のうち機械に代えられる僅かな部分があり、それは
今日でもその通り行っている。鉄筋コンクリートはいつ
も取り壊すのが難しく、騒音を発生し時間がかかるもの
である。
今日ではコンクリート用ペンチを使用し、それでコンク
リートに裂は目を入れたり潰したりするのが最も良いと
思われる。この油圧駆動のペンチはまだ多く使用されて
いる圧搾空気式ハンマーと比べて騒音が少なく、更に早
く作業ができる。勿論装置にかかる費用も安くはない。
コンクリート用ペンチは比較的狭い作業領域で働かすの
に最適であり、従って種々の壁厚に対して種々の「噛み
砕き厚さ」を有するペンチを使用することができる。
コンクリート類の壁は比較的圧力に敏感であることが知
られている。圧力を受けてコンクリート層は裂は目を形
成する傾向がある。この特性はコンクリート表面に楔作
用を行うコンクリート用ペンチで充分利用されている。
勿論適用すべき破砕力は極めて高い。この破砕力は40
〜120トンの範囲にあり、又はこの方法でコンクリー
トを破壊しろるために、ペンチレバーに働かさねばなら
ないそれ以上の力になっている。
そうしてロブスタ−の鋏に似た形状を有するペンチがか
なり製造されている。これらのペンチは概ねペンチ部分
毎に2つの先端部だけを持っている。その様なペンチで
は数個所でたがねにおけるよう魚形状に力がコンクリー
トに加わって押圧され、先端部間にコンクリートを貫通
する裂は目が形成される。こうして壁を部分的に破損さ
せることが出来る。裂は目を作ることによって壁の接合
部からコンクリート片がはがれて、それが壁を通して貫
通する鉄筋に引っ掛かるが、その鉄筋を別の作業工程で
切断しなければならない。その為に鉄ばさみを使うか、
鋼棒を切断するために溶接バーナーを使う。
これら全ては実際上非常に問題があることが明白に且つ
良く分かる。一方で非常に強力な噛み砕きを行うには大
きな力が必要である。ペンチ対の間に50トンの噛み砕
き力を得るには320バール迄の駆動圧が必要である。
このことは圧力変換器を使用せねばならないことを意味
する。というのはパワーショベル(破砕ペンチが運転さ
れ操作される土木機械)のほぼ80%で通常駆動圧が単
に150〜200バールになるからである。これは更に
すべて動力で動かされねばならないし、とりわけ噛み砕
き周波数ば余り小さくすべきではない。更に費用のかか
らない運転をしようとする時、油圧装置及びペンチ部材
の寿命を出来るだけ長くしようとすれば何回もの噛み砕
き工程が必要である。これはまた機械と材料との問題で
ある。それ程高い駆動圧に対する油圧シリンダーは故障
し易く、粗暴に破砕運動を行うと周辺を節約して構成す
る訳にはいかない。大抵ペンチにはこれらの要求が増し
た。というのはこれらペンチは比較的鈍く粗末に形成さ
れているからである。満足のいく破砕力を得るためには
、ペンチの先端部が鈍く形成されていればいる程、ペン
チ力を大きくしなければならない。
従って本発明の目的は大きな噛み砕き範囲(破砕範囲)
を有する破砕ペンチを創ることを目的としている。また
非常に僅かな駆動圧を有する破砕用ペンチが圧力変換装
置で駆動される破砕ペンチと比較の対象となる程の噛み
砕き能力を備え、従って7トン迄の自重のミニ又はミデ
ィパワーショベル用にもそのペンチが役立つことも本発
明の目的とするところである。更に同じ装置でコンクリ
ート内の鉄筋を切断できるようにするのも本発明の目的
である。
この目的は、特許請求の範囲第1項の特徴部分に示した
手段によって達成できる。
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明するこ
とにする。
第1図に示したペンチ装置は以下の本質的構成部材から
出来ている。即ちペンチ部材1及び1′から出来ており
、これらはその相互作用によってペンチ機能を果たす。
ペンチ部材1及び1′は2つの回転軸2及び2′の周り
に旋回する。これら両方の回転軸は互いに所定の間隔だ
け離れている。この間隔については後で述べる。
ここでほぼ中央に位置する回転軸によってペンチ部材は
2つの部分に分かれる、即ちペンチ用L/ バー 3 
、 3 r と切断用レバー4,4′とに分かれる。ペ
ンチ部材はペンチ本体7上に旋回可能に支承されている
。油圧操作ピストン10゜10′は両方のペンチ部材を
操作する。ペンチ用レバー3.3′に加わる力がかかる
点はペンチ用レバーの外側端9,9′に設けられ“ζい
る。
動力操作要素として両方向に作用する油圧ピストン10
.10’が設けられている。その作用を後で詳細に述べ
る。
ペンチ部材1.1′には回転軸2,2′の外側で切断用
レバー4,4′の方向にペンチ張出し部分11.11’
が設けられ、これ自体が一種のペンチに成っている。ペ
ンチ張出し部分は特に鉄筋を切断するためそれぞれ1つ
の刃6゜6′を備えている。コンクリートを破砕するた
めにペンチ部材1,1′の各切断用レバー4゜4′には
ペンチ用刃5,5′がある。これらペンチ用刃5.5′
の各々は少なくとも2つのペンチ突起物12.12’を
備えており、これらは特殊な実施形態において交換可能
となっている。ペンチ用刃5は例えばネジ13を用いて
ペンチ部材1に取り外し可能に固定されている。
第2図及び第3図は組み立てた状態で開いた及び閉じた
コンクリート用ペンチを示す。ここ−1〇− では後方の突起物にA、前方の突起物にBの符号が付け
られたペンチ突起物12.12’が示されていることに
留意されたい。後方の突起物Aはいわゆる初期噛み砕き
を行うが、その初期噛み砕きで破砕個所が予め指示され
、従って破砕が起こるようにしむけられる。前方の突起
物はいわゆる後期噛み砕きを行うが、その後期噛み砕き
で破砕が実際に行われる。突起物AとBとの間の距離は
レバーの長さを表すが、突起物が同じ大きさであるとす
ると、長さが長くなると破砕力が減少することになる。
この理由から正確には突起物は違った高さとなっており
、小さなレバー長さと大きな力の作用を有する内側の突
起物Aが先に作用し、従って初期破砕力が加わるように
し、大きなレバー長さと小さな力の作用を有する外側の
突起物Bが幾らか後で破砕台に力を与え、最終的破砕力
を引き受けることになる。
この方法でペンチ部材の破砕作用は所定の駆動力の場合
2つのペンチ突起物の間の距離によって、そして開口幅
に応じたこれらの高さによって種々の破砕厚さ(壁厚)
に調節できる。
この調節を行えるようにするために、破砕突起物を取り
外し可能で、交換可能に形成している。実施例(第1図
)によればそれ相応に付形形成され又は装着されたペン
チ突起物12.12′を有する異なったペンチ用刃5,
5′は切断用レバー4.4′に適用可能に形成されてお
り、図面で例えばネジ13によって示した様に固定手段
で切断用レバーに固定されている。
別の実施例において突起物はジョー、切断用レバー4.
4′又番よ中間支持体に嵌まる継歯に似た突起物として
ペンチ用刃5,5′に取り外し可能に挿入されでいる。
刃と根とを有するペンチ突起物は先細りする開口内に差
し込まれ、例えば横ピンによって確保されている。ペン
チ突起物は圧力を受けてその破砕作用を行うので、大き
な牽引力に対して確保されている必要はない。従って突
起物の根の中に埋めることにより横ビンを差し込めば充
分であり、そのため横ビンは単に締め付けられる。第6
図と関連させて見ればこのことが明瞭に分かる。
焼き入れした材料からなるペンチ突起物は予め工場で製
造することが出来るので、この実施例はかなりの長所を
有する。更にペンチ突起物を規格化することができる。
そうすると全ての交換可能なペンチ突起物は同じ大きさ
で且つ同じ形の根を有するものとなる。その様な規格品
の根に突起物の刃が種々の高さで組み立てられる。こう
して各ペンチ突起物を場所A又はBの所に差し込むこと
ができる。即ち初期噛み砕き及び後期噛み砕き用の所望
の噛み砕き輪郭形に応じて、場合によっては切断用レバ
ー4,4′に2個以上のペンチ突起物を設けようとする
時には中間噛み砕き用の輪郭形に応じて差し込むことが
できる。この方法で各任意の噛み砕き特性を作りうるこ
とが容易に分かる。更に別の長所を第8図を参照して説
明する。高さHを形成するペンチ突起物の種々の高さで
ペンチの最大の開口量が決まる。この例で通常の使用の
際X軸における砕き点A/A (第2図及び第3図)で
はそれに応じて300mmとなっている。この軸X及び
Y内でペンチを完全に開いた時には最大距離、従って壁
厚が決まる。最大力で小さな「作動時間」を得るために
は、正しい開口寸法を決定する必要があり、それは第5
図のグラフから明らかである。例えば250mmの厚ざ
の壁を破砕せねばならない時には、この開口及び「作動
時間」 (噛み合わせ時間/開口時間)は最適のものと
なり、一方作動時間をこれまた少なく保つために、単に
150mmの厚さの壁では突起物の高さを高くすれば良
く、このことは全体の片づけ時間を短くすることになる
。このことは破砕用ペンチが所定の閉鎖区間を殆ど零に
なるまで噛み砕かねばならない時に生ずるものである。
この様にして、即ち破砕作用と共に作動時間も最小とな
りうる様に作業輪郭を合わせて、作業工程を時間的にも
合理化させうるちのである。
第4図は側方から見たコンクリート用ペンチを示すもの
である。その図では驚くほど狭く作用する切断用レバー
4がこの側からも見える。
図示の実施例では切断用レバーの厚さは約40胴であり
、ペンチの全長は約30cmを越えている(破砕用ペン
チシリーズのモデルT−3に相当する)。レバー比がH
:hであること、乃至内側のペンチ突起物に対してはH
:Aであり、外側のペンチ突起物に対してはH:Bであ
ることが良く分かる。その中間に位置するペンチ突起物
を使用できることは明瞭であり、それらは比H:h以内
で予備動作及び/又は他のペンチ突起物との協働動作と
関連してそれに相当する破砕作用を行う。
更に懸架装置8について述べると、この装置でコンクリ
ート用ペンチはその長手軸の周りに回転可能に支承され
ている。コンクリート用ペンチの固定されている油圧ジ
ブへ障害となるねじり力がかかるのを避けるために、懸
架装置が自由に回転できる必要がある。そうすればペン
チを壁に当てることができ、そして閉じることもできる
。ペンチを場合によって廻したり傾けたりすることは懸
架装置を回転できるようにすることによって避けられる
課題に適うように、本発明により提案されたコンクリー
ト用ペンチは同じ作業工程で又は次に続く作業工程でコ
ンクリートに埋め込まれた鉄筋を切断できるようにすべ
きであり、そのために各ペンチ部材1,1′には切断用
の刃6゜6′を収容するためのペンチ張出し部分11゜
11′が設けられている。ペンチ突起物12゜12′と
同様に切断用の刃6,6′も取り外し及び交換可能にペ
ンチ張出し部分内に固定されている。
第2図及び第3図においてこの切断機構の作用が良く分
かる。ペンチが完全に開いていると、切断用の刃も同し
く開いている(第1図)。ペンチがゆっくり閉じられる
と、切断用の刃も閉じ、内側のペンチ突起物が破砕作用
を行うようにされると、鉄筋が切れる。ペンチが閉じら
れると(第2図)、切断用の刃は完全に互いに接して摺
動される。焼き入れされた材料からなる切断用の刃6,
6′が壁に当たらないように、第2図から良く分かるよ
うに切断用の刃は幾らかへこんで設けられている。切断
機構の開口の幅も鉄筋の普通の太さに合って、例えば4
0mmになっている。これは全ての考えられる鉄筋にと
って充分な幅と言える。
破砕力のグラフについて述べる前に、更にペンチ突起物
及び切断用の刃を交換しうるという別の長所にも注目す
べきである。コンクリートの破砕は楔作用に基づくもの
であり、この作用でもってコンクリート壁の表面層が分
離するよう駆動される。新しいペンチ突起物は鈍いペン
チ突起物よりも良い楔作用を果たす。更に内側のペンチ
突起物はより大きな力を受け、その為外側のペンチ突起
物よりもより早く摩耗する。
ペンチ突起物は個々に交換することができ、従ってその
交換は費用的にも安いので、以前と同じ費用で破砕能力
を本質的に高く保つことができる。このために突起物の
高さに関してそれを最適に設けることができ、この高さ
は作用的に改良された破砕能力となるようにする。同じ
ことが切断用の刃6,6′に対しても当て嵌まり、その
形状や配置は剪断作用を高めるために変えることもでき
る。
第5A、5B及び50図は壁厚乃至は銅厚に対する破砕
力乃至は切断力のグラフを示すものである。内側のペン
チ突起物の片づけるべき材料への力の加わる点がAで、
外側のペンチ突起物では点Bで、そして切断用の刃の間
では種々の駆動圧力にあるものを示している。駆動圧力
は150,175,200及び225バールである。破
砕力は10〜40cmの壁厚(第1図に対する状態も参
照)に対する内側のペンチ突起物の間では35〜60ト
ンの間にあり、外側のペンチ突起物間では20〜36ト
ンの間にあり、切断用の刃の間の切断力は10〜40m
mの間の鉄筋棒に対しては50〜80トンの間にある。
ペンチレバーの割合はほぼ次の如くである。ペンチレバ
ー3.3′の力が加わる点に対するペー18= ンチ部材1,1′の回転軸2,2′の間隔は、切断用レ
バー4,4′に伝達され、点A及びBにおける内側及び
外側のペンチ突起物間の間隔となる。こうして内側のペ
ンチ突起物はペンチレバーの力に対応するよりも大きな
破砕圧を得るし、外側のペンチ突起物は幾らか小さな破
砕圧を得る。
破砕力のグラフは45印の最大ペンチ開口を有するペン
チに対応する。破砕力は内側のペンチ突起物の間では壁
厚が約25cynを越えた時、そして外側のペンチ突起
物の間では壁厚が約20CI11を越えた時低下し始め
ることが分かる。その理由はペンチで切断用レバーの長
さ乃至ペンチレバーの長さに関連するペンチ形状による
ものである。ペンチレバーの長さは一定であり、切断用
レバーの長さは変わる(前述の例では約25cm)。
ペンチレバー3.3′に加わる力は油圧的に両方向に作
用するシリンダーによって行われる。
両方向に作用するシリンダーは移動ピストンを備え、そ
して両ピストン面で駆動される。即ち油圧力は一方のピ
ストン側では外側のピストン底部に加えられ、他方のピ
ストン側では同時に内側(下方)のピストン底部に加え
られる。こうしてコンクリート用ペンチが非常に短い構
造の時には作用方向でピストン面をほぼ二倍にすること
によってほぼ2つの油圧シリンダーの力を得る。従って
約150パールの駆動圧で30〜40トンの必要破砕力
を得るためには、通常適用されねばならない圧力変換装
置を省ける。
普通の周知の圧力変換装置はほぼファクター2〜4の変
換作用を有する。第9図はその様なシリンダーの原理図
を示す。油圧流入口90.90′を介して破砕用ペンチ
を閉じるための2倍の大きさの面乃至圧力を有する面A
はゆっくり且つ高い圧力で閉じ、従って大きな力、即ち
2つのシリンダーの作用が明らかになり、油圧流入口9
1.91’を介して破砕用ペンチの開くための2分の1
の小さな面を有する面Bは迅速に且つ低圧で開くことに
なる。全体の作用は、大きな力が必要な時にはゆっくり
と、そして小さな力しか必要ない時には早く行われる。
これが最適な作業工程を生ずることになる。
第6図は交換可能なペンチ突起物を有する装置の一実施
例を示し、コンクリート用ペンチにはその都度正確に適
合する「歯列」又は新しい歯だけを適用することもでき
る。それは形状付けた突起物と共に第1図においても分
かる様に、゛全体はペンチ用刃5を成す。このペンチの
刃は細部では先の尖った突起物61及び63を収容する
ための切欠き62及び64を有する突起物の台60から
出来ている。これら突起物は焼き入れした材料から出来
ており、固有の摩耗部材となっており、−度鈍くなった
時、それらの部材は交換することができる。取り外しで
きることはしかしながら摩耗のためばかりではなく、変
更可能な突起物の高さ及び突起物の配置によって形成さ
れる輪郭を得るためでもある。実施例について続けると
、突起物61は高い方の突起物Aであり、突起物63は
低い方の突起物B−20= である。それらは−緒になって一つの輪郭を形成する。
突起物の台60も輪郭を形成するのに寄与するように成
っている。突起物の台を段落のないものに形成すること
もでき、その為により長い及び短い突起物を適用するこ
ともでき、又は同じ大きさの突起物を違った深ざに埋め
込むこと等もできる。
上述した様に、各ペンチ開口に応した輪郭はそれ相応に
利用できる種々の破砕作用を行う。
例えば経験上の認識に基づいて種々の表を当てはめるこ
とができ、これに基づいて所定の破砕作用のため正しい
突起物の台及びそれに応する突起物をそれに適当する数
だけ読み出し且つ選択することができる。
突起物の台60はコンクリート用ペンチの切断用レバー
4に例えばネジ止めされる。そのためネジが67及び6
8で示しである。突起物の台で切欠き62.64にペン
チ突起物61,63が挿入される。突起物から突起物の
台への圧力伝達が保証されるよう、また突起物が再びそ
の座から容易に外すことができるようにするために、突
起物は座の範囲61’、63’で下方に向かって幾らか
先細りとなっている。横ピン65.66を用いて突起物
は突起物の台に固定される。ペンチ突起物には引張り力
が加わらないので、この種の固定で充分である。
第7図は焼き入れ金属先端部を有するペンチ突起物の一
実施例を示すが、これで非常に良い結果が得られる。焼
き入れ金属先端部70は単に突起物のスチール製の台7
2の中に押し込まれ、そのプレスした力により保持され
る。緊張スリーブ73は全ペンチ突起物の焼き入れ金属
先端部のため、突起物の台とスチール製の台との間の中
間挿入体として役立つ。
実施例で2つの突起物だけを有するペンチ用刃を話題と
する時には、しかしペンチ用刃は3個、4個又は場合に
よってはそれ以上の突起物を備えうろことが良いことも
述べておこう。このことは前に「歯列」の概念で述べた
【図面の簡単な説明】
第1図は開いた状態にある本発明に従うその構成部材を
分解したコンクリート用ペンチを示し、単に250kg
の自重で、最小寸法H−B・T−920・950  ・
312 mmで、前記破砕力が通用する450 mmの
開口を有する破砕用ペンチの例を示すものであり、第2
図は組み立てられ開いた状態にある第1図によるコンク
リート用ペンチを示し、第3図は組み立てられ閉じた状
態にある第1図によるコンクリート用ペンチを示し、第
4図は幅の狭い側から見た第1図によるコンクリート用
ペンチを示し、第5A、5B、5C図は壁厚乃至は銅厚
に対する関数でグラフとして第1図に従うペンチの破砕
力乃至は切断力を示し、その際破砕力はペンチ開口にお
ける内側の点A及び外側の点Bで、そして切断装置にお
いて測定されたものであり、第6図は単に差し込み且つ
位置を確保しうる交換可能なペンチ突起物の実施例を示
し、第7図は第6図による実施例に使える交換可能なペ
ンチ突起物の実施態様を示し、第8図は壁厚及びそれか
ら生ずる作動時間に対する噛み合わせ高さの寸法を示し
、第9図は本発明による破砕用ペンチに使われる様な油
圧駆動装置を示す。 図中参照番号 1.1′ ・・・・・・・ペンチ部材 2.2′ ・・・・・・・回転軸 3.3′ ・・・・・・・ペンチ用レバー4.4′ ・
・・・・・・切断用レバー5.5′ ・・・・・・・ペ
ンチ用刃 6.6′ ・・・・・・・切断用の刃 7・・・・・・・・・・ペンチ本体 12.12’  ・・・・・ペンチ突起物60・・・・
・・・・・焼き入れ金属先端部61.63・・・・・・
ペンチ突起物

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ1つの固有の回転軸(2,2′)の周り
    に旋回可能な2つのペンチ部材(1,1′)を収容する
    ためのペンチ本体(7)を有し、これらペンチ部材(1
    ,1′)は、回転軸から離れて力を発生させるためのペ
    ンチレバー(3,3′)と、破砕力を発揮するための切
    断用レバー(4,4′)とに分割されている様な、建造
    物、特に鉄筋コンクリート製の建造物を片づけるための
    破砕用ペンチにおいて、切断用レバー(4,4′)には
    、ペンチ突起物(12,61,63)を取り外し可能に
    固定する手段(5,60)が設けられていることを特徴
    とする破砕用ペンチ。
  2. (2)回転軸(2,2′)から離れて切断用レバー(4
    ,4′)の範囲に鉄筋を切断するための切断用の刃(6
    ,6′)が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の破砕用ペンチ。
  3. (3)切断用の刃(6,6′)がレバーとして作用する
    ペンチ張出し部分(11,11′)に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の破砕用ペンチ。
  4. (4)切断用の刃(6,6′)が取り外し可能に固定さ
    れていることを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載の破砕用ペンチ。
  5. (5)取り外し可能なペンチ突起物(12)は切断用レ
    バー(4,4′)に固定可能なペンチ用刃(5,5′)
    から出来ていることを特徴とする請求項1に記載の破砕
    用ペンチ。
  6. (6)取り外し可能なペンチ突起物(61,63)が突
    起物の台(60)の中に取り外し可能に固定されており
    、その突起物の台(60)が切断用レバー(4,4′)
    に取り外し可能に又はそれに付形して配設されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の破砕用ペンチ。
  7. (7)取り外し可能なペンチ突起物が焼き入れ金属先端
    部(70)を備え、その先端部が突起物の台(72)に
    固定されていることを特徴とする請求項6に記載の破砕
    用ペンチ。
  8. (8)付形した又は取り外し可能なペンチ突起物(12
    ,61,63)を有するペンチ用刃(5,5′)が多数
    のペンチ突起物を有していることを特徴とする請求項1
    から請求項7のうちの1項に記載の破砕用ペンチ。
  9. (9)多数のペンチ突起物が作業用輪郭を形成し、その
    作業用輪郭が、同じ数又は違った数のペンチ突起物から
    形成される別の作業用輪郭とは破砕作用において異なっ
    ていることを特徴とする請求項8に記載の破砕用ペンチ
  10. (10)ペンチレバー(3,3′)に加わる力の係合点
    の間に移動ピストンを有する2方向に作用する油圧シリ
    ンダー(10,10′)が設けられていることを特徴と
    する請求項1から請求項9のうちの1項に記載の破砕用
    ペンチ。
  11. (11)ペンチ本体(7)が、ペンチ本体の主軸の周り
    に回転可能な固定装置(8)を介して作業装置のジブと
    結合されていることを特徴とする請求項1から請求項1
    0のうちの1項に記載の破砕用ペンチ。
JP63328105A 1988-06-15 1988-12-27 建造物、特に鉄筋コンクリート製の壁を片づけるための破砕用ペンチ Pending JPH01322071A (ja)

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