JP2010133109A - 破砕機及びこの破砕機を備えた建設機械 - Google Patents

破砕機及びこの破砕機を備えた建設機械 Download PDF

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裕二 前原
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Abstract

【課題】大割破砕と小割破砕の両方の作業に効率良く対応することができる破砕機及びこの破砕機を備えた建設機械を提供する。
【解決手段】油圧ショベル2のアーム14の先端に取り付けられる破砕機18は、基部フレーム24と、基部フレーム24から一体的に延出された固定顎26と、基部フレーム24に回動自在に取り付けられた、開閉可能な可動顎28と、可動顎28の開閉に連動して固定顎26の先端に対して突没する延長顎部42とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、構造物の解体工事に用いられる破砕機に関し、より詳しくは、大割破砕と小割破砕の両方の作業に対応できる破砕機及びこの破砕機を備えた建設機械に関する。
一般的に、ビル等の鉄筋コンクリート構造物を解体する工事においては、まず、バケットの代わりに大割破砕機といった破砕アタッチメントを取り付けた油圧ショベルを用いて、構造物を直接破砕していく1次破砕(大割破砕)が行われる。この大割破砕機は、通常、圧壊用の一対の刃を備えており、この一対の刃を開閉動作することにより、構造物の梁、柱、壁等を直接挟み込んで破砕することができる。
1次破砕により生じた構造物の破片(以下、大割破砕物という。)は、そのままでは大き過ぎ、搬出作業に支障を来す。このため、1次破砕の後、大割破砕物を更に小さく破砕する、所謂、2次破砕(小割破砕)が行われる。この小割破砕は、地面に落下した大割破砕物をより小片に細かく破砕する作業であり、これにより、鉄筋を含む大割破砕物はコンクリート部分と、鉄筋とに分離されて、これらの分別が可能となることから、このような小割破砕は資源の再利用の観点からも重要な作業である。
上述の小割破砕には、バケットの代わりに小割破砕機といった破砕アタッチメントが取り付けられた油圧ショベルが用いられる。この小割破砕機は、通常、固定顎と可動顎とを備えており、可動顎を駆動することにより、固定顎と可動顎との間に大割破砕物を挟み込んで圧壊して粉砕するものである。
通常、ビルの解体工事現場においては、大割破砕機を備えた油圧ショベルと、小割破砕機を備えた油圧ショベルとが配備されており、それぞれが大割破砕と小割破砕を分担して行っている。
ところで、近年の解体工事においては、工事期間の短縮、解体費用の低減等の要求から、作業の高効率化が望まれている。そこで、大割破砕から小割破砕までを1種類の破砕機で対応可能とし、高効率化を目指すことが考えられる。斯かる破砕機としては、例えば、特許文献1に示すような、小割破砕機の開口の先端部に大割破砕に適した牙部材を取り付け、開口の奥に小割破砕に適した歯を配置した大割破砕及び小割破砕の両方の作業を行えるものが提案されている。
実開平6−35522号公報
通常、大割破砕は、構造物の梁、柱、壁等の大きな破砕対象物を直接挟み込んで破砕しいていくことから、効率良く破砕対象物を破砕していくには、破砕機の開口幅をなるべく広くすることが望まれる。
しかしながら、特許文献1の破砕機は、ベースが小割破砕機であるので、その最大開口幅は、一般的な大割破砕機の最大開口幅よりも小さい。このため、大割破砕の高効率化が図れないという問題がある。
仮に、開口幅を広くするために小割破砕機全体を大型化すると、顎開閉用の油圧シリンダも大型化せざるを得ず、その結果、可動顎の動作が鈍くなり、小割破砕の作業効率が低下するという問題もある。しかも、破砕機が大型化すると、破砕機の重量も嵩み、高所での作業が多い大割破砕の作業に支障を来す虞がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、大割破砕と小割破砕の両方の作業に効率良く対応することができる破砕機及びこの破砕機を備えた建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の破砕機は、ブーム及びアームを有する建設機械に対し、前記アームの先端に取り付け可能な基部フレームと、前記基部フレームの先端から一体的に延びる固定顎と、前記基部フレームに回動自在に取り付けられている可動顎と、前記可動顎の開閉動作をなすべく前記可動顎を回動させる駆動手段と、前記固定顎の先端から延出可能な延長顎部とを具備したことを特徴とするものである(請求項1)。
この構成によれば、固定顎の先端から延長顎部が延出するので、固定顎の長さ寸法が延長され、破砕機全体としての開口幅が拡大される。
また、前記可動顎の開動作に連動して前記延長顎部を前記固定顎から延出させる連動手段を更に具備した構成とすることが好ましい(請求項2)。
この構成によれば、可動顎の開動作にともない固定顎の先端から延長顎部が延出するので、延長顎部を駆動する駆動手段を別途搭載する必要はない。このため、破砕機の構造を複雑化することはなく、重量の増加も極力抑えることができる。
また、前記連動手段は、前記固定顎内に設けられ、前記延長顎部をスライド自在に保持するスライドガイドと、前記延長顎部と前記可動顎とを結合するリンクとを備えている構成とすることが好ましい(請求項3)。
この構成によれば、スライドガイドにより延長顎部の往復動が円滑に行える。
また、前記延長顎部の先端から突設された複数の固定歯と、前記可動顎の先端に設けられ、前記可動顎が閉じたとき、前記固定歯間に入り込む複数の牙とを備えている構成とすることが好ましい(請求項4)。
この構成によれば、破砕対象物の一方を固定歯で押さえ、破砕対象物の他方に牙を食い込ませることができ、破砕対象物に亀裂が入り易くなり、大割破砕の高効率化に寄与する。
また、前記可動顎に設けられ、前記固定顎に向けて突出した複数の破砕歯と、前記固定顎に設けられ、前記可動顎が閉じたとき、前記破砕歯を受け入れる複数の開口とを備えている構成とすることが好ましい(請求項5)。
この構成によれば、固定顎と可動顎との間に挟み込んだ大割破砕物に対し、可動顎の破砕歯と固定顎の開口との組み合わせ部分にて圧接力が集中的に作用し、小割破砕の高効率化に寄与する。
また、前記延長顎部は、前記固定顎に対するスライド位置に拘わらず、前記開口に合致するスロットを有する構成とすることが好ましい(請求項6)。
この構成によれば、粉砕された小片の一部が開口を介して破砕機の外部に排出される。
一方、本発明の建設機械は、請求項1〜6の何れかに記載の破砕機を備えているので、大割破砕から小割破砕までを1台で行うことができる。
請求項1乃至請求項6に記載の本発明の破砕機によれば、大割破砕から小割破砕まで1種類の破砕機で対応できるので、解体工事の作業効率の向上に寄与する。
また、本発明の建設機械によれば、1台で大割破砕から小割破砕まで行えるので、解体工事現場に配備される建設機械の台数を減らすことができ、解体工事費用の削減に寄与する。また、大割破砕と小割破砕で破砕機の交換作業は不要であるので、作業効率の向上も図れる。
以下、本発明に係る建設機械の形態を、図面を参照して説明する。
本発明が適用される建設機械としては特に限定はされないが、例えば、図1に示すような油圧ショベル2に適用した場合を例に説明する。
油圧ショベル2は、クローラ型の下部走行体4を備え、この下部走行体4上に上部旋回体6が旋回可能に設けられている。上部旋回体6には、前部左側に運転室8が設けられていると共に、その中央部からブーム10が延びている。ブーム10はその両側の所定位置に配設された一対のブームシリンダ12を伸縮させることで起伏される。当該ブーム10の先にはアーム14が回動可能に連結され、このアーム14の先端にはリンク機構16を介して、本来のバケットの代わりに破砕機18が取り付けられている。そして、これらアーム14および破砕機18もまた、そのアームシリンダ20およびアタッチメントシリンダ22の伸縮を受けて回動される。なお、油圧ショベル2には、これら以外にも、油圧ショベル2の機能を発揮するのに必要な機能部品(図示せず)が配設されている。
次いで、破砕機18について詳述する。
図2に示すように、破砕機18は大きく分けてみたとき、基部フレーム24と、この基部フレーム24の先端部に一体的に延設された固定顎26と、基部フレーム24に回動自在に設けられた可動顎28とを備えており、これら固定顎26と可動顎28は互いに協働して破砕機18の開閉動作を行う。なお、この破砕機18については、例えば、図2中矢印A方向を前側、その反対側、つまり、運転室8側となる図2中矢印B方向を後側とし、図2に表れている破砕機18の一側壁側を左側、この一側壁とは反対側となる破砕機18の他側壁側を右側とする。
基部フレーム24は、内部が中空のボックス形状をなしており、その基端に破砕機ブラケット30を備えている。この破砕機ブラケット30は、基部フレーム24の左右の側壁の基端からそれぞれ延出した板状部からなり、これら左右の板状部に互いに対向するアーム連結孔32及びリンク連結孔34が形成されている。この破砕ブラケット30はその左右の板状部間にアーム14の先端を挟み込んで、この先端及びアーム連結孔32をそれぞれ貫通する回動軸36を介してアーム14に連結されている。一方、破砕ブラケット30はその左右の板状部間に前述したリンク機構16のリンクを挟み込んで、このリンク及びリンク連結孔34を貫通する回動軸38を介してリンク機構16に連結されている。これにより、基部フレーム24、即ち、破砕機18は、アタッチメントシリンダ22の伸縮を受けて、アーム14の先端に対してリンク機構16を介して回動動作される。
図2から明らかなように、固定顎26は、その側面視形状が先端に向かって先細りとなる略楔形状をなしている。そして、固定顎26の先端には、三角形状の固定歯40が複数設けられている。詳しくは、図3に示すように、固定顎26はその内部にスライドガイド44を備え、このスライドガイド44内にスライダ、即ち、延長顎部42が摺動自在に収容され、前記固定歯40は、延長顎部42の先端に設けられている。スライドガイド44は、可動顎28と対向する固定顎26の内面に位置付けられ、固定顎26と一体的に結合されており、固定顎26の破砕面25を構成する。また、固定顎26の前壁面27には開口48が形成され、この開口48はスライドガイド44の破砕面25とは反対側のスライドガイド44の裏面壁46を部分的に露出させている。なお、固定顎26の奥は中空部50に形成され、また、開口48は、図1に示すように矩形形状をなし、2個並列にして配置されている。
より詳しくは、図4に示すようにスライドガイド44は、扁平な中空の角筒形状をなし、破砕面25を形成する破砕面壁52及び破砕面壁52とは反対側の裏面壁46を有する。これら破砕面壁52及び裏面壁46のそれぞれには、矩形のスロット54が2個ずつ並列に設けられており、これらスロット54は延長顎部42の摺動方向に延びている。
また、延長顎部42は、前述した固定歯40を3個備えた矩形状の枠体であり、固定歯40は延長顎部42の幅方向に互いに離間して配置されている。延長顎部42もまた、スライドガイド44のスロット54に対応して2つのスロット56を有しており、これらスロット56は、延長顎部42の摺動位置に拘わらず、スライドガイド44のスロット54に合致する。それ故、固定顎26は、その前壁面27の開口48からスロット54,56,54を経て破砕面25に亘って貫通した構造を有する。なお、延長顎部42の補強のため、スロット56内にその長手方向と直交するサイドビームを長手方向に所定の間隔を存して設けるようにしてもよい。
一方、延長顎部42は、固定歯40とは反対側の基端に一対のブラケット58を備えている。これらブラケット58の間には、スライダリンク60の一端が配置され、このスライダリンク60は、一対のブラケット58にピン(図示せず)を介して回動自在に取り付けられている。
図3に示すように、可動顎28は、前述した固定顎26の破砕面25に対向可能な顎本体64を備え、この顎本体64はその基端に固定顎26に向けて屈曲された屈曲部66を有する。この屈曲部66は前述した固定顎26の中空部50内に配置されている。顎本体64はその基端にて、基部フレーム24の両側壁に回動軸68を介して回動自在に取り付けられている。それ故、固定顎26に対し、回動軸68を中心に可動顎28を回動させることで、破砕機18の開閉動作を行うことができる。
即ち、図3から明らかなように、可動顎28は駆動シリンダ74に連結されており、この駆動シリンダ74は基部フレーム24内に配設されている。詳しくは、顎本体64は固定顎26とは反対側の外面にブラケット78を有し、このブラケット78に駆動シリンダ74におけるピストンロッド80の先端が連結されている。そして、駆動シリンダ74におけるシリンダ外筒の基端82は基部フレーム24の内のブラケットに連結されている。
これにより、駆動シリンダ74が伸縮されると、可動顎28は回動軸68を中心に回動し、破砕機18の開閉動作が実施される。
一方、図5から明らかなように可動顎28の屈曲部66からは一対のブラケット72が突設され、これらブラケット72に前述したスライダリンク60の他端がピンを介して回動自在に取り付けられている(図3参照)。このため、可動顎28は固定顎26に内蔵された延長顎部42にスライダリンク60を介して連結されていることから、延長顎部42は、可動顎28の回動、即ち、破砕機18の開閉動作に連動し、スライダガイド44に対して往復摺動する。
従って、図3に示すように、破砕機18が閉じた状態のとき、可動顎28のブラケット72は、固定顎26の基端側に位置付けられるので、スライダリンク60を介して延長顎部42もまた固定顎26の基端側に引き付けられる。そのため、破砕機18が閉じたとき、延長顎部42は固定顎26内に収容された状態となる。一方、破砕機18が開いた状態のとき、図6に示すように、可動顎28のブラケット72は、固定顎26の先端側に向けて移動するので、スライダリンク60を介して延長顎部42は押し出され、延長顎部42の先端側が固定顎26から延出する。この結果、破砕機18の開口幅は、拡大される。
また、図5に示すように、顎本体64は固定顎26の破砕面25に対向可能な内面76を有し、この内面76にはその先端部に一対の牙84が設けられている。これら牙84は固定顎26の破砕面25に向けて突出し、破砕機18が閉じられた際、前述の固定顎26の固定歯40の間に入り込む。更に、顎本体64の内面76には、牙部材84よりも屈曲部66側に位置して破砕歯86が左右に2個ずつ配設されている。これら破砕歯86は、破砕機18を閉じた際、前述した固定顎26におけるスライドガイド44のスロット54内に入り込むものとなっている。
更に、破砕機18は鉄筋カッタ92を備え、図5中には、鉄筋カッタ92の可動刃88が示されている。この可動刃88は可動顎28の内面76に左側の破砕歯86よりも屈曲部66側に位置して配設されている。一方、固定顎26は、その左側の基端部寄りに固定刃90を備え(図2参照)、これら可動刃88及び固定刃90は破砕機18の開閉動作により鉄筋を挟み込んで切断する。この鉄筋カッタ90は、破砕機18の左側面に位置付けられているので、運転室8から視認し易い。
以上のような破砕機18を備えた油圧ショベル2の動作の態様について以下に説明する。
まず、大割破砕を行う場合、駆動用シリンダ74を収縮させて、可動顎28、即ち、破砕機18を開く。このとき、可動顎28にスライダリンク60を介して連結されている延長顎部42が固定顎26の先端から延出し、破砕機18の開口幅を拡大する(図6参照)。これにより,例えば、鉄筋コンクリート製の構造物における梁、柱、壁等の大きな破砕対象物であっても、固定顎26と可動顎28との間に直接挟み込むことができる。この後、駆動シリンダ74を伸長作動させ、可動顎28を閉位置方向へ回動させる。この際の破砕機18の閉動作に伴い、破砕対象物は、固定顎26から延出した延長顎部42により押さえ込まれた状態で、可動顎28の一対の牙84が破砕対象物に食い込み、これら牙84の先端に破砕力が集中することで、容易に大割破砕される。
このように、破砕機18は、固定顎26の先端から延出する延長顎部42により、従来の大割破砕機と同等の開口幅を確保することができる。しかも、この延長顎部42は、別個に油圧シリンダ等を設けることなく、可動顎28の回動に連動して駆動されることから、破砕機18の構造をシンプルにすることができ、破砕機18自体の軽量化に寄与している。このため、比較的高い所にある破砕対象物の大割破砕が要求される場合にも、十分対応できる。
次に、上述の大割破砕に引き続いて小割破砕を行う場合、破砕機18は開動作され、大割破砕により生じた大割破砕物をその奥側の固定顎26と可動顎28との間にて挟み込み、大割破砕物の小割破砕を行う。
より詳しくは、破砕機18か閉じられると、固定顎26のスロット54に可動顎28の破砕歯86が入り込むので、これら固定顎26と可動顎28とにより破砕対象物に大きな破砕力を加えることができ、破砕対象物のコンクリート部分を細かく粉砕することができる。ここで、粉砕された小片はその一部が固定顎28の開口48を通じて外部に排出される。
このような小割破砕を行い、大割破砕物のコンクリート部分を粉砕すると、その内部の鉄筋とコンクリート部分との分別が容易になり、資源のリサイクル性向上に寄与する。
なお、可動顎28の閉動作に伴い、固定顎26の延長顎部42が固定顎26内に収納されても、延長顎部42のスロット56はスライドガイド44のスロット54に合致することから、延長顎部42の収納が小割破砕を阻害することなく、小割破砕を良好に行うことができる。
また、本実施形態の破砕機18は、鉄筋カッタ92を備えているので、分別された鉄筋が長尺の場合、この鉄筋を鉄筋カッタ92により切断することもでき、広範な作業に対応できる。
以上のように、本実施形態の破砕機18は、大割破砕から小割破砕まで1台で対応することができるので、破砕機の稼働率が上がり、解体作業現場での作業効率の向上に寄与する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記した実施形態においては、クローラ型の油圧ショベルについて説明したが、本発明は、この態様に限定されるものではなく、ホイール式ショベルに採用しても構わない。
破砕機が取り付けられた建設機械としての油圧ショベルを示す斜視図である。 一実施形態に係る破砕機の側面図である。 図2の破砕機の一部を破断して示す図である。 延長顎部とスライドガイドを示す斜視図である。 可動顎を示す斜視図である。 図3の破砕機を開いた状態で示す図である。
符号の説明
2 油圧ショベル(建設機械)
4 下部走行体
6 上部旋回体
8 運転室
10 ブーム
14 アーム
18 破砕機
24 基部フレーム
26 固定顎
28 可動顎
40 固定歯
42 延長顎部
44 スライドガイド
48 開口
54 スロット(開口)
56 スロット
58 ブラケット
60 スライダリンク
64 顎本体
66 屈曲部
68 回動軸
72 ブラケット
84 牙
86 破砕歯

Claims (7)

  1. ブーム及びアームを有する建設機械に対し、前記アームの先端に取り付け可能な基部フレームと、
    前記基部フレームの先端から一体的に延びる固定顎と、
    前記基部フレームに回動自在に取り付けられている可動顎と、
    前記可動顎の開閉動作をなすべく前記可動顎を回動させる駆動手段と、
    前記固定顎の先端から延出可能な延長顎部と
    を具備したことを特徴とする破砕機。
  2. 前記可動顎の開動作に連動して前記延長顎部を前記固定顎から延出させる連動手段を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 前記連動手段は、前記固定顎内に設けられ、前記延長顎部をスライド自在に保持するスライドガイドと、前記延長顎部と前記可動顎とを結合するリンクとを備えていることを特徴とする請求項2に記載の破砕機。
  4. 前記延長顎部の先端から突設された複数の固定歯と、
    前記可動顎の先端に設けられ、前記可動顎が閉じたとき、前記固定歯間に入り込む複数の牙と
    を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の破砕機。
  5. 前記可動顎に設けられ、前記固定顎に向けて突出した複数の破砕歯と、
    前記固定顎に設けられ、前記可動顎が閉じたとき、前記破砕歯を受け入れる複数の開口と
    を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の破砕機。
  6. 前記延長顎部は、前記固定顎に対するスライド位置に拘わらず、前記開口に合致するスロットを有することを特徴とする請求項5に記載の破砕機。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の破砕機を備えた建設機械。
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