JPH06240889A - 切断機付き油圧ブレーカ - Google Patents
切断機付き油圧ブレーカInfo
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- JPH06240889A JPH06240889A JP4718593A JP4718593A JPH06240889A JP H06240889 A JPH06240889 A JP H06240889A JP 4718593 A JP4718593 A JP 4718593A JP 4718593 A JP4718593 A JP 4718593A JP H06240889 A JPH06240889 A JP H06240889A
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- cutting machine
- breaker
- machine
- hydraulic breaker
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/966—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/965—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Shovels (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄筋コンクリート構造物等の解体作業の効率
化をはかる油圧ブレーカの提供。 【構成】 ショベルマシンへの取付ブラケット２の前側
溝部３に油圧ブレーカ４を一体に固定し、裏側溝部５に
油圧切断機６を取付高さを上下調節可能にして付設し、
鉄筋コンクリート構造物等の解体のとき、コンクリート
の部分は油圧ブレーカで破砕し、鉄筋の部分は油圧切断
機で切断するごとくして効率化をはかる。油圧ブレーカ
４と油圧切断機６の油圧制御回路１１をショベルマシン
の運転台で制御可能とし、かつ両者を交互に切換運転可
能とし、作業の効率化をはかることも好ましい。
化をはかる油圧ブレーカの提供。 【構成】 ショベルマシンへの取付ブラケット２の前側
溝部３に油圧ブレーカ４を一体に固定し、裏側溝部５に
油圧切断機６を取付高さを上下調節可能にして付設し、
鉄筋コンクリート構造物等の解体のとき、コンクリート
の部分は油圧ブレーカで破砕し、鉄筋の部分は油圧切断
機で切断するごとくして効率化をはかる。油圧ブレーカ
４と油圧切断機６の油圧制御回路１１をショベルマシン
の運転台で制御可能とし、かつ両者を交互に切換運転可
能とし、作業の効率化をはかることも好ましい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はショベルマシンに取り付
けられて、鉄筋コンクリート構造物等の解体に使用され
る切断機付き油圧ブレーカに関する。
けられて、鉄筋コンクリート構造物等の解体に使用され
る切断機付き油圧ブレーカに関する。
【０００２】
【従来の技術】油圧ブレーカはショベルマシンに取り付
けられて、砕石を小割りにしたり、コンクリート構造物
の解体、管工事や地下鉄工事等のための道路舗装等の破
壊等に用いられている。油圧ブレーカは、機体の中心に
油圧シリンダーが内設され、該油圧シリンダー内では打
撃ピストンが油圧により上下運動を行い、該油圧シリン
ダーの下部にはチゼルが昇降自在に嵌挿されており、前
記の打撃ピストンが下降時にチゼルをたたき、該チゼル
が対象物のコンクリート構造物等を叩いて破砕する。
けられて、砕石を小割りにしたり、コンクリート構造物
の解体、管工事や地下鉄工事等のための道路舗装等の破
壊等に用いられている。油圧ブレーカは、機体の中心に
油圧シリンダーが内設され、該油圧シリンダー内では打
撃ピストンが油圧により上下運動を行い、該油圧シリン
ダーの下部にはチゼルが昇降自在に嵌挿されており、前
記の打撃ピストンが下降時にチゼルをたたき、該チゼル
が対象物のコンクリート構造物等を叩いて破砕する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、コンクリート構
造物の解体は、コンクリートの厚みによる難易性がある
にせよ、油圧ブレーカにより破砕しているが、鉄筋コン
クリート構造物の場合は、コンクリートの部分の破砕に
より露呈してきた鉄筋の破断処理に、人手によるガス熔
断等の付加作業を必要とし、鉄筋破断処理を中途に加え
ながら油圧ブレーカによる破砕を進めざるを得なかっ
た。従来の鉄筋コンクリート構造物の解体作業は、かか
る人手による鉄筋破断作業が加わるため、作業効率が悪
くなる課題を抱えていた。
造物の解体は、コンクリートの厚みによる難易性がある
にせよ、油圧ブレーカにより破砕しているが、鉄筋コン
クリート構造物の場合は、コンクリートの部分の破砕に
より露呈してきた鉄筋の破断処理に、人手によるガス熔
断等の付加作業を必要とし、鉄筋破断処理を中途に加え
ながら油圧ブレーカによる破砕を進めざるを得なかっ
た。従来の鉄筋コンクリート構造物の解体作業は、かか
る人手による鉄筋破断作業が加わるため、作業効率が悪
くなる課題を抱えていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題の解決を目的とし、油圧ブレーカに油圧切断機を付設
して一体構成とした切断機付き油圧ブレーカを提供しよ
うとするものであって、好ましくは油圧ブレーカと油圧
切断機の運転を切換え可能とし、鉄筋コンクリート構造
物などの解体のとき、油圧ブレーカによりコンクリート
の部分の破砕を進め、鉄筋の部分が顔を出してきたとき
は油圧切断機により切断し、再び油圧ブレーカによりコ
ンクリート部分を破砕するように油圧ブレーカと油圧切
断機を適宜に切換え運転して解体を可能とするものであ
る。すなわち本発明は、油圧ブレーカに油圧切断機を平
行に並べて付設してなる切断機付き油圧ブレーカであ
り、通常この切断機付き油圧ブレーカはショベルマシン
のアーム先端の取付ブラケットに取着される。取付ブラ
ケットに対しての取着は、前側に油圧ブレーカを固定
し、裏側には油圧切断機をその取付高さを上下調節可能
にして平行に付設することが好ましい。特に、切断機の
駆動部を、ショベルマシンのアーム先端部に備えられた
取付ブラケットを利用して取着すること、すなわち取付
ブラケットのＨ型補強リブの２枚の平行側板間に形成さ
れている空間部を利用して、その間に挟装して取着する
ことも好ましく、それにより切断機の駆動部を解体作業
時における飛散コンクリート塊、鉄筋等との接触衝撃に
耐える構造とすることができる。また、油圧ブレーカと
油圧切断機の油圧制御回路を運転台で制御可能とし、か
つ両者を切換え運転可能とすることが好ましい。
題の解決を目的とし、油圧ブレーカに油圧切断機を付設
して一体構成とした切断機付き油圧ブレーカを提供しよ
うとするものであって、好ましくは油圧ブレーカと油圧
切断機の運転を切換え可能とし、鉄筋コンクリート構造
物などの解体のとき、油圧ブレーカによりコンクリート
の部分の破砕を進め、鉄筋の部分が顔を出してきたとき
は油圧切断機により切断し、再び油圧ブレーカによりコ
ンクリート部分を破砕するように油圧ブレーカと油圧切
断機を適宜に切換え運転して解体を可能とするものであ
る。すなわち本発明は、油圧ブレーカに油圧切断機を平
行に並べて付設してなる切断機付き油圧ブレーカであ
り、通常この切断機付き油圧ブレーカはショベルマシン
のアーム先端の取付ブラケットに取着される。取付ブラ
ケットに対しての取着は、前側に油圧ブレーカを固定
し、裏側には油圧切断機をその取付高さを上下調節可能
にして平行に付設することが好ましい。特に、切断機の
駆動部を、ショベルマシンのアーム先端部に備えられた
取付ブラケットを利用して取着すること、すなわち取付
ブラケットのＨ型補強リブの２枚の平行側板間に形成さ
れている空間部を利用して、その間に挟装して取着する
ことも好ましく、それにより切断機の駆動部を解体作業
時における飛散コンクリート塊、鉄筋等との接触衝撃に
耐える構造とすることができる。また、油圧ブレーカと
油圧切断機の油圧制御回路を運転台で制御可能とし、か
つ両者を切換え運転可能とすることが好ましい。
【０００５】
【実施例】以下に、本発明の実施例をその図面に基づき
説明する。本実施例は、鉄筋コンクリートの解体作業に
好適な切断機付き油圧ブレーカである。図１は本発明実
施例の切断機付き油圧ブレーカの断面図、図２は同じく
背面図、図３は切断機部分の要部断面図、図４は油圧制
御回路の説明図である。図中、１は本実施例の切断機付
き油圧ブレーカ、２は取付ブラケット、４は油圧ブレー
カ、４dはチゼル、６は油圧切断機、９cは上刃、１０a
は下刃、１１は油圧制御回路である。本発明の切断機付
き鉄筋コンクリートブレーカ１の取付ブラケット２は、
２枚の平行な側板２aの中央を１枚の連結板２bで連結し
てＨ字形に形成され、該Ｈ字形の前側溝部３には油圧ブ
レーカ４が一体に固定され、後側溝部５には油圧切断機
６が前記油圧ブレーカ４に対し平行かつ取付高さを上下
調節可能にして並設されている。なお、６aは切断機６
の機台、６bは取付用長孔、６cは取付ボルトであって、
機台６aは連結板２bの背面に上下調節可能に螺着され
る。また前記の２枚の側板２aの後方上部は三角形状に
形成され、その上下２ケ所にショベルマシンのリンクＬ
及びアームＭに対する取付ピン孔２c,２cが穿設されて
いて、嵌挿された取付ピン２d,２dを介して取付ブラケ
ット２はショベルマシンに装着され、ショベルマシンに
より本機は作動可能となる。
説明する。本実施例は、鉄筋コンクリートの解体作業に
好適な切断機付き油圧ブレーカである。図１は本発明実
施例の切断機付き油圧ブレーカの断面図、図２は同じく
背面図、図３は切断機部分の要部断面図、図４は油圧制
御回路の説明図である。図中、１は本実施例の切断機付
き油圧ブレーカ、２は取付ブラケット、４は油圧ブレー
カ、４dはチゼル、６は油圧切断機、９cは上刃、１０a
は下刃、１１は油圧制御回路である。本発明の切断機付
き鉄筋コンクリートブレーカ１の取付ブラケット２は、
２枚の平行な側板２aの中央を１枚の連結板２bで連結し
てＨ字形に形成され、該Ｈ字形の前側溝部３には油圧ブ
レーカ４が一体に固定され、後側溝部５には油圧切断機
６が前記油圧ブレーカ４に対し平行かつ取付高さを上下
調節可能にして並設されている。なお、６aは切断機６
の機台、６bは取付用長孔、６cは取付ボルトであって、
機台６aは連結板２bの背面に上下調節可能に螺着され
る。また前記の２枚の側板２aの後方上部は三角形状に
形成され、その上下２ケ所にショベルマシンのリンクＬ
及びアームＭに対する取付ピン孔２c,２cが穿設されて
いて、嵌挿された取付ピン２d,２dを介して取付ブラケ
ット２はショベルマシンに装着され、ショベルマシンに
より本機は作動可能となる。
【０００６】前側溝部３に固定された油圧ブレーカ４の
縦に長い角柱状の機体４aの中心には、複動形の油圧シ
リンダー４bが内設されている。また、該油圧シリンダ
ー４b内の打撃用ピストン４cのいずれかの側には、Ａポ
ート又はＢポートを介して油圧がかかり、該ピストン４
cは上下運動を行う。さらに、該油圧シリンダー４bの下
部には、保持ピン４eにより保持されたチゼル４dが昇降
自在に嵌挿されており、前記のピストン４cの下降時に
その下部ロッド４fが該チゼル４dを叩たき、該チゼル４
dがコンクリート構造物等の対象物を叩いて破砕する。
また、機体４aの油圧シリンダー４bの上方には、高圧窒
素ガスを使用したアキュムレータ４gが設けられてお
り、該アキュムレータ４g内にピストン４cの上部ロッド
４hが突入していて、ピストン４cの上昇時にショックア
ブソーバの役目を行い、該ピストン４cの昇降を円滑に
している。
縦に長い角柱状の機体４aの中心には、複動形の油圧シ
リンダー４bが内設されている。また、該油圧シリンダ
ー４b内の打撃用ピストン４cのいずれかの側には、Ａポ
ート又はＢポートを介して油圧がかかり、該ピストン４
cは上下運動を行う。さらに、該油圧シリンダー４bの下
部には、保持ピン４eにより保持されたチゼル４dが昇降
自在に嵌挿されており、前記のピストン４cの下降時に
その下部ロッド４fが該チゼル４dを叩たき、該チゼル４
dがコンクリート構造物等の対象物を叩いて破砕する。
また、機体４aの油圧シリンダー４bの上方には、高圧窒
素ガスを使用したアキュムレータ４gが設けられてお
り、該アキュムレータ４g内にピストン４cの上部ロッド
４hが突入していて、ピストン４cの上昇時にショックア
ブソーバの役目を行い、該ピストン４cの昇降を円滑に
している。
【０００７】油圧切断機６の機台６aの上部にはシリン
ダーホルダー７が突設されていて、作動用油圧シリンダ
ー８の保持部８aを回動自在に枢支している。油圧シリ
ンダー８は複動形であって、そのＡポート又はＢポート
を介して油圧がかかり、その下方に突出した作動ピスト
ン８bを上下させる。また、該作動ピストン８bの先端は
切断機６の三角形状の上刃ホルダー９に設けられた上方
枢支点９aに回動自在に連結されている。また該上刃ホ
ルダー９には、三角形の下方頂点位置に下方枢支点９b
が設けられ、底辺位置に沿って上刃９cが取り付けられ
ている。９dは上刃９cの取付ボルトである。他方、切断
機６の機台６aの下部には上下方向に下刃台１０が立ち
上がった形状に形設され、該下刃台１０の上下方向に沿
って、下刃１０aが上刃ホルダー９の上刃９cと噛み合い
可能に取り付けられている。１０bは下刃１０aの取付ボ
ルトである。また、下刃台１０の上端に突設された枢支
部１０cには、前記の上刃ホルダー９の下方枢支点９bが
回動自在に枢着されている。かくして、作動ピストン８
bが下降すると、図１のごとく開いた状態にあった上刃
ホルダー９は枢支部１０cの周りを揺動し、上刃９cは下
刃台１０の下刃１０aに対し図３のごとく閉じて食い込
み、鉄筋等の対象物を切断する。なお、切断作業に合わ
せて切断機６の切断位置を適合した高さに前述のごとく
調節することもできる。
ダーホルダー７が突設されていて、作動用油圧シリンダ
ー８の保持部８aを回動自在に枢支している。油圧シリ
ンダー８は複動形であって、そのＡポート又はＢポート
を介して油圧がかかり、その下方に突出した作動ピスト
ン８bを上下させる。また、該作動ピストン８bの先端は
切断機６の三角形状の上刃ホルダー９に設けられた上方
枢支点９aに回動自在に連結されている。また該上刃ホ
ルダー９には、三角形の下方頂点位置に下方枢支点９b
が設けられ、底辺位置に沿って上刃９cが取り付けられ
ている。９dは上刃９cの取付ボルトである。他方、切断
機６の機台６aの下部には上下方向に下刃台１０が立ち
上がった形状に形設され、該下刃台１０の上下方向に沿
って、下刃１０aが上刃ホルダー９の上刃９cと噛み合い
可能に取り付けられている。１０bは下刃１０aの取付ボ
ルトである。また、下刃台１０の上端に突設された枢支
部１０cには、前記の上刃ホルダー９の下方枢支点９bが
回動自在に枢着されている。かくして、作動ピストン８
bが下降すると、図１のごとく開いた状態にあった上刃
ホルダー９は枢支部１０cの周りを揺動し、上刃９cは下
刃台１０の下刃１０aに対し図３のごとく閉じて食い込
み、鉄筋等の対象物を切断する。なお、切断作業に合わ
せて切断機６の切断位置を適合した高さに前述のごとく
調節することもできる。
【０００８】本機の油圧ブレーカ４と油圧切断機６の油
圧制御回路１１の一実施例を図４に示すが、本発明では
ショベルマシンの運転台に設置して、運転台で該マシン
の運転と共に集中制御可能としている。図中、１１aは
油タンク、１１bはモータ、１１cはポンプ、１１dはチ
ェックバルブ、１１eはリリーフバルブ、１２,１３は２
個の４ポート２位置電磁切換弁である。圧油はポンプ１
１cから切換弁１２及び１３の各Ｐポートに送られ、ま
た各Ｔポートから油タンク１１aに戻される。油圧ブレ
ーカ４の油圧シリンダー４bの作動は切換弁１２により
制御され、そのＡポートに切換えたときチゼル４dが作
動発進する。また、切断機６の油圧シリンダー８の作動
は切換弁１３により制御され、そのＡポートに切換えた
とき上刃９cが作動切断する。本機では油圧ブレーカ４
の作動と切断機６の作動を交互に繰り返すため、切換弁
１２及び１３の間では、一方がＢポートに切り換えられ
ているときのみ、他方がＡポートに切換えできるように
電気的にインターロックしてある。かくして、切換弁１
２又は１３を交互に切換制御して油圧ブレーカ４と油圧
切断機６の切換え運転を行う。
圧制御回路１１の一実施例を図４に示すが、本発明では
ショベルマシンの運転台に設置して、運転台で該マシン
の運転と共に集中制御可能としている。図中、１１aは
油タンク、１１bはモータ、１１cはポンプ、１１dはチ
ェックバルブ、１１eはリリーフバルブ、１２,１３は２
個の４ポート２位置電磁切換弁である。圧油はポンプ１
１cから切換弁１２及び１３の各Ｐポートに送られ、ま
た各Ｔポートから油タンク１１aに戻される。油圧ブレ
ーカ４の油圧シリンダー４bの作動は切換弁１２により
制御され、そのＡポートに切換えたときチゼル４dが作
動発進する。また、切断機６の油圧シリンダー８の作動
は切換弁１３により制御され、そのＡポートに切換えた
とき上刃９cが作動切断する。本機では油圧ブレーカ４
の作動と切断機６の作動を交互に繰り返すため、切換弁
１２及び１３の間では、一方がＢポートに切り換えられ
ているときのみ、他方がＡポートに切換えできるように
電気的にインターロックしてある。かくして、切換弁１
２又は１３を交互に切換制御して油圧ブレーカ４と油圧
切断機６の切換え運転を行う。
【０００９】上記のごとく、本実施例に係る油圧切断機
６はコンパクトに構成されていて、その駆動部は取付ブ
ラケット２のＨ型補強リブを利用して、すなわちその２
枚の平行な側板２ａ、２ａの裏側溝部５に保護されるよ
うに挟装されて取着されているので、解体作業時におけ
る飛散コンクリート塊、鉄筋等との強力な接触衝撃に十
分に耐えられる構造のものとなっている。なお、従来の
単独の油圧ブレーカのブラケットに簡易に加工を付加し
て、上記切断機を取着するこにより本発明の切断機付き
油圧ブレーカを構成することも可能であるが、その場合
も本発明の範囲に含まれるものであることは当然であ
る。
６はコンパクトに構成されていて、その駆動部は取付ブ
ラケット２のＨ型補強リブを利用して、すなわちその２
枚の平行な側板２ａ、２ａの裏側溝部５に保護されるよ
うに挟装されて取着されているので、解体作業時におけ
る飛散コンクリート塊、鉄筋等との強力な接触衝撃に十
分に耐えられる構造のものとなっている。なお、従来の
単独の油圧ブレーカのブラケットに簡易に加工を付加し
て、上記切断機を取着するこにより本発明の切断機付き
油圧ブレーカを構成することも可能であるが、その場合
も本発明の範囲に含まれるものであることは当然であ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明の切断機付き油圧ブレーカは上記
構成であるので、鉄筋コンクリート構造物等の解体作業
において、鉄筋等の切断も機械化され、従来のように人
手による鉄筋等の破断処理作業を中間に加える必要がな
くなり、解体作業の効率化に貢献するところ極めて大と
なる。また、油圧ブレーカと油圧切断機の切換回路を備
えた発明では、運転席からその切換操作を行うことによ
って、鉄筋コンクリート構造物等の解体作業効率を著し
く向上させることができる。なお、単にコンクリート構
造物を解体するときは、油圧ブレーカのみを運転して従
来通りの解体作業が可能である。さらに、従来の油圧ブ
レーカに若干の加工、すなわち油圧切断機を平行に付加
するだけで本発明の切断機付き油圧ブレーカに改造する
ことができ、その機能を著しく拡大することも可能であ
る。
構成であるので、鉄筋コンクリート構造物等の解体作業
において、鉄筋等の切断も機械化され、従来のように人
手による鉄筋等の破断処理作業を中間に加える必要がな
くなり、解体作業の効率化に貢献するところ極めて大と
なる。また、油圧ブレーカと油圧切断機の切換回路を備
えた発明では、運転席からその切換操作を行うことによ
って、鉄筋コンクリート構造物等の解体作業効率を著し
く向上させることができる。なお、単にコンクリート構
造物を解体するときは、油圧ブレーカのみを運転して従
来通りの解体作業が可能である。さらに、従来の油圧ブ
レーカに若干の加工、すなわち油圧切断機を平行に付加
するだけで本発明の切断機付き油圧ブレーカに改造する
ことができ、その機能を著しく拡大することも可能であ
る。
【図１】本発明実施例の切断機付き油圧ブレーカの断面
図である。
図である。
【図２】同じく背面図である。
【図３】切断機部分の要部断面図である。
【図４】油圧制御回路の説明図である。
１ 切断機付き油圧ブレーカ ２ 取付ブラケット ３ 前側溝部 ４ 油圧ブレーカ ４a 機体 ４b 油圧シリンダー ４c 打撃用ピス
トン ４d チゼル ４g アキュムレ
ータ ５ 裏側溝部 ６ 油圧切断機 ６a 機台 ７ シリンダー
ホルダー ８ 油圧シリンダー ８a 保持部 ８b 作動ピストン ９ 上刃ホルダ
ー ９a 上方枢支点 ９b 下方枢支点 ９c 上刃 １０ 下刃台 １０a 下刃 １１ 油圧制御
回路 １１a 油タンク １１b モータ １１c ポンプ １２,１３ ４ポート２位置電磁切換弁 Ｌ,Ｍ ショベルマシンのリンク及びアーム
トン ４d チゼル ４g アキュムレ
ータ ５ 裏側溝部 ６ 油圧切断機 ６a 機台 ７ シリンダー
ホルダー ８ 油圧シリンダー ８a 保持部 ８b 作動ピストン ９ 上刃ホルダ
ー ９a 上方枢支点 ９b 下方枢支点 ９c 上刃 １０ 下刃台 １０a 下刃 １１ 油圧制御
回路 １１a 油タンク １１b モータ １１c ポンプ １２,１３ ４ポート２位置電磁切換弁 Ｌ,Ｍ ショベルマシンのリンク及びアーム
Claims (4)
- 【請求項１】 油圧ブレーカに油圧切断機を平行に並べ
て付設してなることを特徴とする切断機付き油圧ブレー
カ。 - 【請求項２】 ショベルマシンのアーム先端の取付ブラ
ケットに対し、前側には油圧ブレーカを固定し、裏側に
は油圧切断機をその取付高さを上下調節可能にして平行
に付設してなることを特徴とする切断機付き油圧ブレー
カ。 - 【請求項３】 切断機の駆動部を、ショベルマシンのア
ーム先端の取付ブラケットのＨ型補強リブ間に挟装して
取着したことを特徴とする請求項１又は２記載の油圧ブ
レーカ。 - 【請求項４】 油圧ブレーカと油圧切断機の油圧制御回
路を運転台で制御可能とし、かつ両者を切換え運転可能
とした構成を特徴とする請求項１ないし３のいずれかに
記載の切断機付き油圧ブレーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4718593A JPH06240889A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 切断機付き油圧ブレーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4718593A JPH06240889A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 切断機付き油圧ブレーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06240889A true JPH06240889A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12768047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4718593A Pending JPH06240889A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 切断機付き油圧ブレーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06240889A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2024048832A1 (ko) * | 2022-09-01 | 2024-03-07 | 박인화 | 멀티 기능의 회전형 데몰리션 브레이커 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP4718593A patent/JPH06240889A/ja active Pending
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