JPH01207571A - コンクリート圧砕機 - Google Patents

コンクリート圧砕機

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JPH01207571A
JPH01207571A JP3153788A JP3153788A JPH01207571A JP H01207571 A JPH01207571 A JP H01207571A JP 3153788 A JP3153788 A JP 3153788A JP 3153788 A JP3153788 A JP 3153788A JP H01207571 A JPH01207571 A JP H01207571A
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Japan
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crushing
arm
arms
cylinder
support
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JP3153788A
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Akihiko Nojima
野嶋 明彦
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JIYAKUTEI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、走行台車に設置したブームのアーム先端に着
脱自在に取り付けるコンクリート圧砕機に関するもので
ある。
従来の技術 従来、コンクリート圧砕機は第13図および第14図に
示すように、アームおよびリンクに取り付ける支持体l
に対して、開閉して圧砕作動する一対の圧砕アーム2.
3を夫々1つの支持ピン4.5で回転自在に支持して対
称に取り付けている。
これら圧砕アーム2.3は第13図に示すように支持体
1に取り付けた別個の油圧シリンダ6.7の作動ロッド
先端6a、7aにピン8.9を介して連結し、夫々の油
圧シリンダ6.7の作動に応じて上記支持ピン4.5を
支点として開閉作動するものと、第14図に示すように
、支持体lに取り付けた1個の油圧シリンダ10の基部
に一方の圧砕アーム2を取り付けると共にロッドの先端
10a側に他方の圧砕アーム3を取り付ける場合とがあ
る。
発明が解決しようとする課題 上記した構造のコンクリート圧砕機においては、圧砕ア
ーム2と3を支持体lに対して夫々1つの支持ピン4.
5で支持しているため、開閉作動時に圧砕アーム2と3
とをセンタリング(両側)させながら対称に作動させる
ことが困難で、一方の圧砕アームに高負荷がかかり易い
。このように圧砕アーム2と3に作用する負荷が偏った
場合、支持体lを介して取付用アームおよびリンクに曲
がりやねじれが生じ、悪影響を及ぼす問題があった。
上記した問題を無くすために、従来は、圧砕対称物の大
小にかかわらず中心位置圧砕を行うためには、圧砕アー
ム2と3を最大開口位置まで開かなくてはならず、この
ように最大開口位置および最小閉口位置で圧砕アームが
停止するようになっているが、その場合には、作動時間
が長くかかり、特に、圧砕アーム2.3の圧砕時の作動
力を大きくしている場合には作動速度が遅いため、最大
開口位置までの作動時間が長くなり、圧砕作業の効率が
低下する問題がある。
発明の目的 本発明は上記した問題を解消せんとするもので、左右一
対の圧砕アームを強制的に両側させながら開閉させ、負
荷が圧砕アームに偏ってかかることを防止し、よって、
圧砕アームを取り付ける支持体やアーム、リンクの曲が
り、ねじれを防止するものである。さらに、圧砕アーム
を最大開口位置まで作動させずに圧砕作業を可能とする
ことにより、圧砕作業の時間の短縮化、効率アップを図
るものである。
発明の構成 本発明は、上記した目的を達成するため、圧砕機に設置
するブームに取り付けたアームおよびリンクに着脱自在
に取り付けるコンクリート圧砕機において、上記アーム
およびリンクに着脱自在に取り付ける支持体と、該支持
体に回転中心軸となる支持ピンを介して軸着し、その下
端部に圧砕刃を有する左右一対の圧砕アームと、上記支
持体に基部を軸着すると共にシリンダのロッド先端を上
記圧砕アームに軸着して、圧砕アームを上記支持ピンを
支点として回転作動させる左右一対の2本の油圧シリン
ダと、上記各圧砕アームに一端を夫々軸着すると共に、
他端を互いにガイドピンを介して連結した左右一対の両
動用リンクと、上記支持体の中心芯部に上下方向に穿設
し、上記左右の両動用リンクを連結するガイドピンのヘ
ッドを摺動自在に嵌合するガイド穴とを備え、圧砕アー
ムを油圧シリンダで開閉作動する時に、上記両動用リン
クにより左右の圧砕アームを支持体の中心部を支点とし
て左右対称に両動しながら作動する構成としたことを特
徴とするコンクリート圧砕機を提供するものである。
また、本発明は、左右一対の圧砕アームを回転作動する
油圧シリンダは1本とし、該1本の油圧シリンダの基部
を一方の圧砕アームに軸着すると共に、該シリンダのロ
ッド先端を他方の圧砕アームに軸着する構成としたコン
クリート圧砕機を提供するものである。
さらに、本発明は、圧砕機に設置するブームのアームお
よびリンクに着脱自在に取り付けるコンクリート圧砕機
において、上記アームおよびリンクに着脱自在に取り付
ける支持体の両側部に、左右一対の圧砕アームを回転中
心となる支持ピンを介して取り付けると共に、支持体の
両側にプレスシリンダとなる左右一対の油圧シリンダを
取り付け、これら油圧シリンダのロッドを上記圧砕アー
ムに夫々軸着する一方、支持体の中心部にキックシリン
ダとなる1本の油圧シリンダを上下方向に取り付け、該
油圧シリンダの下方へ突出するロッド下端を、上記圧砕
アームに夫々軸着した左右の両動用リンクのガイドピン
に連結し、かつ、上記圧砕アームをキックシリンダによ
り開閉作動した後にプレスシリンダにより開閉作動して
、圧砕アームを2段速度および2段増圧で作動するよう
に設定した油圧回路を設けたことを特徴とするコンクリ
ート圧砕機を提供するものである。
発明の作用 本発明では、上記したように、両動用リンクを設け、こ
れら両動用リンクの一端を左右の圧砕アームに軸着する
と共に、他端をガイドピンで連結して、該ガイドピンの
ヘッドを支持体の中心部に穿設したガイド穴内に摺動自
在に嵌合していることにより、圧砕アームを開閉作動す
る時に両動しながら左右対称に作動させることが出来る
また、該圧砕アームを開閉作動する油圧シリンダはコン
クリート圧砕機の特性および機能などに応じて、2本あ
るいは1本で適宜に作動させることが出来る。
さらに、圧砕アームをキックシリンダとして作用する油
圧シリンダで高速で開作動あるいは閉作動さ什て後に、
プレスシリンダとして作用する油圧シリンダで閉作動さ
せる場合、作動の高速化による作業時間の短縮を図るこ
とが出来ると共に、圧砕作業時に高出力で圧砕アームを
作動することが出来る。
裏族皿 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
第1図から第3図は第1実施例を示し、該第1実施例は
支持体11に取り付けた2本の油圧シリンダ12、I3
により夫々圧砕アーム14、!5を開閉作動させるもの
である。
上記支持体11は前後一対の側板16.17の上端を上
板18で連結しており、該上板18に取付ブラケット1
9を回転可能に取り付けており、該ブラケット19を走
行台車(図示せず)に搭載したブームのアーム20およ
びリンク21に軸着して着脱自在に取り付けている。
側板I6と17の間には、油圧シリンダ12と13の上
端を回転自在に軸着し、各シリンダの下端部より突出す
るシリンダロッド12a、+3aを圧砕アーム14.1
5の外端部に連結ピン22.23で軸着している。圧砕
アーム14と15は図示の如き形状で、夫々、内方へ突
出した部位を側板I6、!7の間に支持ピン24.25
を介して回転自在に支持しており、油圧シリンダ12.
13の作動時に支持ピン24.25を支点として圧砕ア
ーム14.15が回転する。圧砕アーム14.15には
更に上方へ突出した部位14a、15aを形成し、これ
らの部位に両動用リンク26.27の一端に支持ピン2
8.29を介して回転自在に連結している。上記両動用
リンク26と27は第2図に示すように、リンク26側
は他端側に突出部26aを形成する一方、リンク27側
は凹部27aを形成して突出部26aと噛み合わせ、か
つ、突出部26aと四部27aとに連通する軸穴26b
127bを穿設し、ガイドピン30で回転自在に連結し
ている。該ガイドピン30のヘッド30aを4角形状と
し、該4角ヘツド30aを一方の側板I6の中心(芯位
置)に上下方向に穿設した矩形状のガイド穴31に嵌合
し、4角ヘツド30aがガイド穴31に沿って所定距離
昇降するように設定している。
圧砕アーム14.15には、従来と同様に、互いに近接
する方向に突出した下端部には、圧砕刃32.32を取
り付けていると共に、その上方に鉄筋切断刃33.33
を取り付けており、鉄筋コンクリートの構造物の解体を
行う場合には、圧砕刃32でコンクリートの破砕を行い
、鉄筋切断刃33で鉄筋、鉄棒の切断を行うようにして
いる。
上記油圧シリンダ12.13への油圧回路は第3図に示
す通りであり、高圧油圧ポンプ35、タンク36と油圧
シリンダ12.13の間に4ポ一ト3位置切替弁37を
介設している。油圧シリンダ12と13とは同動型で、
ピストンロッド12a113aで仕切られた同側室Aと
Ao、BとB′を夫々管路38.39で連通し、管路3
8.39に夫々管路40.41を連通し、これら管路4
0.41を上記切替弁37に接続している。
上記したコンクリート圧砕機において、第1図中に実線
で示す圧砕アーム14と15の閉鎖時には、ロッド12
aと13aは押限(ストロークエンド)の状態である。
圧砕アーム!4と15を開作動する時、切替弁37を第
3図中実線矢印Xで示す右方向に移動し、第1位置37
aに切り替えて油圧ポンプ35を管路40に連通すると
共に、管路41をタンク36に連通する。よって、油圧
シリンダ12.13のA、A’ 室側に高圧油が供給さ
れると共に、B、 B’ 室はタンク36に連通ずるた
め、シリンダロッド12aと13aは引き作動される。
該シリンダロッド12aと13aの作動に応じて、圧砕
アーム14と15は支持ピン24.25を支点として回
転し、下端側が互いに離れる方向へ開作動する。この時
、圧砕アーム14と15に連結した同動用リンク26と
27はガイドピン30の4角ヘツド30aがガイド穴3
1に沿って上昇する。これら同動用リンク26と27が
支持体1の中心(芯部)を支点として同一角度で強制的
に作動されるため、圧砕アーム14と15が中心より同
一角度で対称的に開作動し、即ち、開作動中においても
常時両側した状態となっている。
上記圧砕アーム14と15の開作動は4角ヘツド30a
がガイド穴31の上端に達した時にストロークエンドと
なる。
上記開き位置より閉作動させる時には、切替弁37を第
3図中、点線矢印Yの左方向へ作動して第3位置37c
に切り替える。該切り替えにより、油圧シリンダ12と
13のA、 A’ 室側はタンク36に、B、B’ 室
側は油圧ポンプ35に連通し、シリンダロッド12aと
13aは押し作動し、圧砕アーム!4と15は上記と逆
に下端側が互いに近接する方向に閉作動する。この閉作
動時においても、同動用リンク26と27により、圧砕
アーム14と15は両側しながら閉作動する。
尚、圧砕アーム14と15の停止時は、切替弁37を第
2位置37bに切り替える。
第4図から第8図は本発明の第2実施例を示し、第2実
施例では、1本の油圧シリンダ40により圧砕アーム1
4と15とを開閉作動している。
即ち、支持体11の側板16と17の間に油圧シリンダ
40を水平方向に配置し、そのシリンダ本体41の基端
側を圧砕アーム14に連結ピン22で連結すると共に、
他端側より突出するシリンダロッド42の先端を圧砕ア
ーム15に連結ピン23で連結して設置している。一方
、圧砕アーム14および15には同動用リンクのロッド
との連結部位14a、15aを第7図に示すように幅広
く形成し、これら連結部位14a、15aの夫々の両側
に前後一対の同動用リンク26Aと26B、27Aと2
7Bを夫々支持ピン28.29で連結している。これら
同動用リンクの他端は第1実施例と同様に、リンク26
Aと27Aを嵌合し、ガイドピン43で連結する一方、
リンク26Bと27Bを嵌合し、ガイドピン44で連結
している。
ガイドピン43.44のヘッドは4角ヘッド43a、4
4aとしており、側板16.17の中心部に上下方向に
穿設した矩形状ガイド穴45.46に摺動自在に嵌合し
ている。
該第2実施例の油圧回路は第8図に示す通りで、高圧油
圧ポンプ35、タンク36慌4ボート3位置切替弁37
を介して油圧シリンダ40を連通している。
上記第2実施例の作動は第1実施例と同様であり、圧砕
アーム14と15の開閉作動時に、同動用リンク26A
〜27Bにより強制的に中心を支点として左右対称に作
動され、芯出しされる。
第9図から第12図は本発明の第3実施例を示す。第3
実施例は圧砕アーム14と15を2段速度で開閉作動さ
せるようにしており、第1実施例と同様に油圧シリンダ
12、+ 3のシリンダロッド12a、13aを圧砕ア
ーム14と15を連結し、これら油圧シリンダ12.1
3をプレスシリンダとして用いる。一方、支持体11の
側板16と17との間の上方にシリンダ取付板50を一
体に形成し、該取付板50の中心位置に下向きに第3の
油圧シリンダ51を固定している。該油圧シリンダ51
の下方に突出するシリンダロッド51aの下端を、第1
I図に示すように、圧砕アーム14.15に夫々連結し
た同動用リンク26.27の先端を連結する連結ピン3
0に連結している。
上記リンク26.27は図示のように、先端側が一側方
に屈折し、シリンダロッド51aに嵌合するガイドピン
30の両側部に嵌合しシリンダロッド51aを挟持した
状態としている。連結ピン30のヘッド30aは第1実
施例と同様に4角とし、側板16に穿設したガイド穴3
1に摺動自在に嵌合している。上記第3の油圧シリンダ
51はロッド51aを昇降させることにより、同動用リ
ンク26.27を介して圧砕アーム14.15を開閉作
動させるキックシリンダとして用いている。
圧砕アーム14と15は、作動時に、まず、第1段階で
、上記キックシリンダとして作動する油圧シリンダ51
で高速で作動し、次いで、第2段階でプレスシリンダと
して作動する油圧シリンダ12.13により高出力で作
動し、前記第1および第2実施例に比較して増速、増力
で作動するように油圧回路を構成している。
即ち、第12図(1)〜(I[[)に示す上うに、油圧
シリンダ12と13のAとA°室側に連通する管路40
に油圧シリンダ51のA”室側に連通する管路55を連
通すると共に、油圧シリンダ12と13のBとB°室側
に連通ずる管路41に油圧シリンダ51のB”室側に連
通ずる管路56を連通している。また、管路55と連通
する部位より油圧シリンダ側には管路40と管路55の
間に加圧油圧切換弁57を設置し、管路55を流れる油
圧が一定圧以下の時は管路40を切替弁37に連通し、
一定圧以上になると切替作動して管路40を管路56に
連通するようにしている。さらに、管路56と連通ずる
部位より油圧シリンダ側の管路41にも上流側よりパイ
ロットシーケンス弁58と加圧油圧切換弁59を設置し
ている。該加圧油圧切換弁59は管路56内を流れる油
圧が一定圧以下の時は管路41を管路40と連通し、一
定圧以上になるとパイロットシーケンス弁58を介して
切り替え作動され、切替弁37と連動するようにしてい
る。上記した油圧回路の制御ユニット60は第9図およ
び第10図に示すように支持体11の上端面に設置して
いる。
次に、上記第3実施例の作動を説明すると、第1O図に
示す開口位置より第9図に示す閉鎖位置に閉作動する場
合、第12図(1)に示すように、切替弁37を第1位
置37aに切替作動する。該位置では、高圧油圧ポンプ
35は管路56を通してキックシリンダの油圧シリンダ
51のB”室に流入する一方、管路41には油圧切換弁
59で閉鎖されているため、油圧シリンダ12と13の
BとB°室には流入しない。よって、油圧シリンダ51
のシリンダロッド51aのみが押し動作され、連結した
同動用リンク26.27を下降させ、圧砕アーム14と
15は支持ピン24.25を支点として回転され、閉作
動する。閉作動した圧砕アーム14と15が破砕物に当
たって抵抗すると、第12図(II)に示すように、管
路56の油圧が上昇し、パイロットシーケンス弁58を
作動して(図中、押し下げて)開き、該パイロットシー
ケンス弁58から高圧油が加圧油圧切換弁59を切替作
動し、管路41を油圧ポンプ35と連通ずる。よつて、
管路41から39を経てプレスシリンダの油圧シリンダ
12と13のB、 B’ 室側へ高圧油が流入し、シリ
ンダロッド12aと13aとを押し作動し、圧砕アーム
14と15とは高出力で閉作動する。
閉作動時、上記したように、圧砕アーム14と15の圧
砕刃32が破砕物あるいは圧砕物に当たるまでは、キッ
クシリンダの油圧シリンダ51により高速で作動し、破
砕物等に当たるとプレスシリンダの油圧シリンダ12と
13とで高出力で圧砕アーム14と15とを作動する。
油圧シリンダ12と13の作動圧は圧砕アーム14と1
5を圧砕作業させるために大きなエネルギーを必要とす
るため、作動速度が遅く、該油圧シリンダ12と13の
みで圧砕アーム14と15を作動すると作動速度が遅く
なるが、本実施例では第1段階でキックシリンダの油圧
シリンダ51で高速作動しているため、作動速度は速く
なる。また、破砕物等に当たるまで、油圧シリンダ51
のみで作動するため、圧砕作業に必要とする油圧シリン
ダ12と13の大きなエネルギーを無駄に使用しないで
済むことになる。このように、キックシリンダで高速・
低出力で作動する第1段階からプレスシリンダで低速・
高出力で作動する第2段階と2膜作動させることができ
、結果的に、増速・増力で作動することとなる。
圧砕アーム14と15とが閉じて圧砕作業が終わり、圧
砕アーム14と15とを第9図より第1O図に示す開口
位置に開作動する場合、第12図(III)に示すよう
に、切替弁37を切り替えて第3位置にし、油圧ポンプ
35を管路40および管路55に連通する。高圧油は管
路55より油圧シリンダ 51のA“室に流入し、シリンダロッド51aを引き作
動して同動用リンク26.27の上端を連結ピン30を
介して上昇させ、圧砕アーム14と15とを支持ピン2
4.25を支点として回転し、開作動させる。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係るコンクリ
ート圧砕機によれば、支持体に回転自在に取り付ける左
右一対の圧砕アームを夫々回転支点となる支持ピンを介
して支持体に軸着すると共に、夫々両動用リンクの一端
に軸着し、これら同動用リンクの他端をガイドピンで互
いに連結し、該ガイドピンのヘッドを支持体の芯部に穿
設したガイド穴に摺動自在に嵌合した構成としているこ
とにより、左右一対の圧砕アームを油圧シリンダで開閉
作動する際に、同動用リンクにより強制的に同動された
状態で支持体の芯部を中心として左右対称に開閉作動出
来る。よって、片側の圧砕アームに偏った高負荷がかか
ること等が防止でき、支持体、支持体を取り付けるブー
ムのアームやリンクの曲がりや、走行台車への悪影響を
阻止することが出来る。
さらに、圧砕アームは支持体に対して回転中心となる支
持ピンで支持されると共に、同動用リンクを介して支持
体に支持され、2点支持の状態となるため、支持強度を
大とすることが出来、圧砕、切断作業中における圧砕ア
ームの曲がり、ひいては、リンクおよびアームの曲がり
の発生を効果的に防止出来る。
また、上記したように、圧砕アームを最大開口位置まで
作動しなくても芯出しが出来ているため、閉鎖作動に移
って圧砕作業することが可能となり、作業の効率化、作
業時間の短縮化を図ることが出来る。
さらに、第3実施例に記載した如く、キックシリンダに
よりプレスシリンダおよび圧砕アームを上記圧砕アーム
が圧砕対象物に当接するまで閉動し、その後、プレスシ
リンダにより圧砕作業を行い、開作動するときはキック
シリンダのみによりプレスシリンダおよび圧砕アームを
作動して、圧砕アームが破砕物あるいは圧砕物に当たる
までの作動をキックシリンダで高速・低圧で作動し、当
たった後にプレスシリンダで高圧で作動し、2段速度、
2段出力で圧砕アームを増速増力させる場合、より作業
時間の短縮化を図ることが出来ると共に、第1段階の圧
砕作業をしていない時は大きなエネルギーを使わないこ
とより、プレスシリンダを作動させないため、エネルギ
ーの無駄な使用を防止でき、キックシリンダのみの作動
で高速化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す正面図、第2図は第
1図の■−■線断面図、第3図は第1実施例の油圧回路
図、第4図は第2実施例を示す正面図、第5図は第2実
施例の開作動時の正面図、第6図は第4図のVI−VI
線断面図、第7図は第5図の■−■線矢視図、第8図は
第2実施例の油圧回路図、第9図は第3実施例の正面図
、第10図は第3実施例の開作動時の正面図、第11図
は第10図のXI−XI線矢視図、第12図(I)(■
)([[)は第3実施例の油圧回路の各作動状態の回路
図、第13図および第14図は従来例を示す正面図であ
る。 II・・支持体、 12.13・・油圧シリンダ、 12a、13a ・・シリンダロッド、14.15・・
圧砕アーム、 16.17・・側板、  19・・ブラケット、20・
・アーム、 21・・リンク、 24.25・・支持ピン、 26.27・・同動用リンク、 28.29・・連結ピン、 30・・ガイドピン、 30a  ・・4角ヘツド、31・・ガイド穴、35・
・高圧油圧ポンプ、 36・・タンク、    37・・切替弁、38〜41
・・管路、  40・・油圧シリンダ、51・・油圧シ
リンダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧砕機に設置するブームに取り付けたアームおよ
    びリンクに着脱自在に取り付けるコンクリート圧砕機で
    あって、 上記アームおよびリンクに着脱自在に取り付ける支持体
    と、 該支持体に回転中心軸となる支持ピンを介して軸着し、
    その下端部に圧砕刃を有する左右一対の圧砕アームと、 上記支持体に基部側を軸着すると共にシリンダのロッド
    先端を上記圧砕アームに軸着して、圧砕アームを上記支
    持ピンを支点として回転作動させる左右一対の2本の油
    圧シリンダと、 上記各圧砕アームに一端を夫々軸着すると共に、他端を
    互いにガイドピンを介して連結した左右一対の両動用リ
    ンクと、 上記支持体の中心芯部に上下方向に穿設し、上記左右の
    両動用リンクを連結するガイドピンのヘッドを摺動自在
    に嵌合するガイド穴とを備え、圧砕アームを油圧シリン
    ダで開閉作動する時に、上記両動用リンクにより左右の
    圧砕アームを支持体の中心部を支点として左右対称に両
    動しながら作動する構成としたことを特徴とするコンク
    リート圧砕機。
  2. (2)左右一対の圧砕アームを回転作動する油圧シリン
    ダは1本とし、該1本の油圧シリンダの基部を一方の圧
    砕アームに軸着すると共に、該シリンダのロッド先端を
    他方の圧砕アームに軸着する構成とした請求項(1)記
    載のコンクリート圧砕機。
  3. (3)圧砕機に設置するブームに取り付けたアームおよ
    びリンクに着脱自在に取り付けるコンクリート圧砕機に
    おいて、 上記アームおよびリンクに着脱自在に取り付ける支持体
    の両側部に、回転中心となる支持ピンを介して左右一対
    の圧砕アームを取り付けると共に、支持体の両側にプレ
    スシリンダとなる左右一対の油圧シリンダの基部を取り
    付け、これら油圧シリンダのロッド先端を上記圧砕アー
    ムに夫々軸着する一方、支持体の中心部にキックシリン
    ダとなる油圧シリンダを上下方向に取り付け、該油圧シ
    リンダの下方へ突出するロッド下端を、上記圧砕アーム
    に夫々軸着した左右の両動用リンクのガイドピンに連結
    し、かつ、上記圧砕アームをキックシリンダの油圧シリ
    ンダにより開閉作動した後にプレスシリンダの油圧シリ
    ンダにより開閉作動して、圧砕アームを2段速度および
    2段圧力で作動するように設定した油圧回路を設けたこ
    とを特徴とするコンクリート圧砕機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034858U (ja) * 1989-06-03 1991-01-18
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