JPH0657970A - コンクリート破砕機 - Google Patents

コンクリート破砕機

Info

Publication number
JPH0657970A
JPH0657970A JP4212638A JP21263892A JPH0657970A JP H0657970 A JPH0657970 A JP H0657970A JP 4212638 A JP4212638 A JP 4212638A JP 21263892 A JP21263892 A JP 21263892A JP H0657970 A JPH0657970 A JP H0657970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jaw
pin
concrete
blades
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4212638A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Zakouji
信行 座光寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOYODO DIESEL KK
OYODO DIESEL KK
Original Assignee
OOYODO DIESEL KK
OYODO DIESEL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOYODO DIESEL KK, OYODO DIESEL KK filed Critical OOYODO DIESEL KK
Priority to JP4212638A priority Critical patent/JPH0657970A/ja
Priority to DE69211547T priority patent/DE69211547T2/de
Priority to EP92119170A priority patent/EP0582746B1/en
Priority to US07/975,683 priority patent/US5292079A/en
Publication of JPH0657970A publication Critical patent/JPH0657970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/965Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2264Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
    • E02F9/2271Actuators and supports therefor and protection therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/08Wrecking of buildings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/08Wrecking of buildings
    • E04G23/082Wrecking of buildings using shears, breakers, jaws and the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/08Wrecking of buildings
    • E04G2023/086Wrecking of buildings of tanks, reservoirs or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートをバラスト程度に細かく破砕す
る、破砕作業性の良い、小形軽量のコンクリート破砕機
の提供。 【構成】 揺動アーム3の先端部に起伏可能に連結され
た下顎4と、下顎4に開閉可能に連結された上顎6と、
この上下顎の間に在って両顎を開閉させる油圧シリンダ
8と、下顎4にリンク12で連結され、上顎6にピン結
合されて、油圧シリンダ8のピストンロッド10の外側
を覆った状態で上顎6の開閉動作に追従揺動する保護カ
バー11を備えている。下顎4の先端部上面に複数の直
線状の下刃5が突設され、上顎6の先端部下面に複数の
先鋭状の上刃7が突設され、この上下刃は側面から見て
千鳥状に噛み合う配列をなす。上下顎を閉じたとき、上
下刃の隙間Gでコンクリートが細かく破砕される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート建造物の
解体時などに使用されるコンクリート破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリートのビル、橋梁などの建
造物を破壊する手段として、また、破壊されたコンクリ
ート建造物のコンクリートブロックを細かく砕く手段と
して、開閉顎式のコンクリート破砕機が用いられてい
る。このコンクリート破砕機は、コンクリートブロック
を一対の開閉する鋼鉄の上顎と下顎で噛み砕くもので、
その従来例を図9と図10を参照して説明する。
【0003】図9のコンクリート破砕機は、実公昭61
−28839や実開昭60−177258などに開示さ
れているもので、作業機1から起伏自在に延びるブーム
2の先端部に揺動アーム3を回転可能に連結し、揺動ア
ーム3の先端部に下顎61と上顎62を開閉可能に取付
けている。ブーム2は、油圧シリンダ15で上下に回転
駆動し、揺動アーム3は、ブーム2に取付けた油圧シリ
ンダ16で前後に回転駆動する。
【0004】下顎61は、後端部が揺動アーム3の先端
部にピン70で回転可能に連結される。下顎61の後端
部が、揺動アーム3に取付けた油圧シリンダ17のピス
トンロッド71の先端部にリンク機構72を介して連結
される。下顎61は、油圧シリンダ17で前後に回転駆
動される。下顎61の略中間部に上顎62の後端部が、
ピン63で回転可能に連結される。上顎62は、下顎6
1の先端部と対向する位置でピン63を支点に回転(開
閉)する。上顎62の開閉駆動は、下顎61と上顎62
の間に取付けた油圧シリンダ64で行われる。
【0005】図10に示されるように、下顎61は先端
部に格子状の下刃65を有し、上顎62は下面に複数の
突起状の上刃66を有する。図10(a)に示すよう
に、上顎62を開いた状態にして、下顎61と上顎62
の間にコンクリートブロック18を押し込み、上顎62
を油圧シリンダ64で下顎61の先端部に向けて閉じる
と、図10(b)に示すようにコンクリートブロック1
8が下刃65と上刃66で破砕される。コンクリートブ
ロック18の破砕された破砕塊18'の多くは、下顎6
1の格子状下刃65で囲まれる開口67から落下する。
破砕塊18'は、埋め立て材料として、また、更に細か
く砕かれて様々な形で再利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記開閉顎式コンクリ
ート破砕機においては、次なる問題があった。
【0007】砕かれた破砕塊18'を下顎61の開口6
7から落下させるため、開口67のサイズをバラスト程
度に小さくすると目詰まりを起こし易い。また、開口6
7をバラストより十分に大きく設定すると、破砕塊1
8'が細かく破砕される前に開口67から落下して、破
砕塊18'の平均的サイズがバラスト以上に大きくな
る。そのため、破砕塊18'をバラストとして使用する
場合は、別のコンクリート破砕手段で破砕する必要があ
って面倒であった。
【0008】下顎61の先端部が格子状の下刃65で構
成された開口67の多い、したがって、機械的強度の弱
い部分であるので、下刃65自体やその支持手段、補強
手段に厚い鋼材を使用しなければならい。その結果、下
顎61が大形化し、大重量化していた。
【0009】下顎61に対して上顎62を開閉させる油
圧シリンダ64のピストンロッド68が露呈して、コン
クリート破砕作業時に作業現場のコンクリート壁などに
当って傷付けられたり、汚れることがある。そこで、こ
のような不具合を防止する目的で、図示しないが油圧シ
リンダ64の全体を覆う保護カバーを下顎61に固定す
ることが、一部の開閉顎式コンクリート破砕機で実施さ
れている。しかし、かかる保護カバーの設置は、顎部分
全体を大形化するし、保護カバーがコンクリート破砕作
業の邪魔をして、小さなスペースでのコンクリート破砕
作業ができなくなる不具合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機から延
びる揺動アームの先端に起伏自在にピン結合された下顎
と、この下顎の先端部上面に間隔をもって突設された複
数の下刃と、下顎に上下に開閉可能にピン結合された上
顎と、この上顎の先端部下に間隔をもって突設された複
数の上刃と、下顎の後端部にシリンダ本体が連結され、
シリンダ本体から延びるピストンロッドの先端が上顎に
連結されて、ピストンロッドの進退駆動で下顎に対して
上顎を上下に開閉駆動させる油圧シリンダと、下顎に一
端側がピン結合されたリンクの他端側に後端部がピン結
合され、先端部が上顎にピン結合されて、油圧シリンダ
のピストンロッドの外側を常時覆う位置で上顎の開閉方
向に追従揺動する保護カバーとを具備したコンクリート
破砕機でもって、上記問題を解決するものである。
【0011】また、下顎の下刃は、複数の略平行な直線
刃であり、上顎の上刃は、下顎に対して上顎を閉じたと
きに下顎の複数の下刃の間に入って噛み合う先鋭刃であ
ることが、コンクリートをより細かく確実に破砕する上
で望ましい。
【0012】
【作用】下顎の先端部上面に固定された下刃と、上顎の
上刃でコンクリートを破砕すると、まずコンクリートは
上下刃で大割りされ、次に千鳥状に噛み合う上下刃の隙
間で細かく噛み砕かれて、コンクリートが十分に細かく
破砕される。また、下顎の下刃を取付ける先端部は、開
口が無い分、機械的強度が大きくて、下顎を薄い鋼板で
箱形、かつ、小形に構成することができる。
【0013】また、上顎の開閉動作に追従揺動する保護
カバーは、顎開閉用の油圧シリンダのピストンロッドを
覆う程度の小形カバーで十分であり、コンクリート破砕
作業の邪魔をしない。
【0014】
【実施例】以下、一実施例について図1乃至図8を参照
して説明すると、同図のコンクリート破砕機は、図9の
作業機1の揺動アーム3の先端部に、下顎付フレーム
4’と上顎6を開閉可能にピン結合している。フレーム
4’と一体の下顎4と上顎6の間に顎開閉用油圧シリン
ダ8が設置され、これのピストンロッド10の外側を覆
う位置に保護カバー11が設置される。
【0015】下顎4を先端に一体に有するフレーム4’
が、揺動アーム3の先端部にピン20で起伏自在に連結
される。フレーム4’と下顎4の起伏回転動作は、揺動
アーム3に取付けた油圧シリンダ17とリンク機構21
で行われる。下顎4の先端部には平坦な破砕下板4aが
固定され、この破砕下板4a上に複数の下刃5が間隔を
もって突設される。下刃5は例えば直線刃で、破砕下板
4aの幅方向に平行に固定される。
【0016】上顎6は後端部が、下顎4の後端部にピン
22にて上下に回転可能に連結される。上顎6は、下顎
4の先端部と対向する下面に複数種類の上刃7を突設す
る。図1に示されるように、下顎4に対して上顎6を閉
じたとき、下刃5の間に上刃7が入って噛み合うよう
に、上刃7が配列される。
【0017】顎開閉用油圧シリンダ8は、そのシリンダ
本体9が下顎4の後端部にピン23で回転可能に結合さ
れ、シリンダ本体9から延びるピストンロッド10の先
端が上顎6の略中央部上に回転可能にピン結合される。
シリンダ本体9にピストンロッド10を退入させると、
上顎6が開き、ピストンロッド10を前進させると、上
顎6が閉じる。油圧シリンダ8の駆動は、フレーム4’
の後端部側面に結合されたフレキシブルな油管25を使
って行われる。
【0018】保護カバー11は、シリンダ本体9から最
長に突出したピストンロッド10の外側を覆う長さの断
面横コ字状の構造である。保護カバー11は、その前端
部が上顎6にピストンロッド10と共に回転可能にピン
結合され、後端部がフレーム4’の略中間部分にリンク
12で連結される。リンク12の両端部は、フレーム
4’と保護カバー11に回転可能にピン結合される。
【0019】保護カバー11は、ピストンロッド10の
外側を常に覆うように、上顎6の開閉動作に追従して揺
動する。図1に示すように、上顎6が閉じた位置にある
とき、保護カバー11はピストンロッド10の先端から
シリンダ本体9の先端部の外側近くを覆い、上顎6を開
くと、この開成動作に追従して保護カバー11がシリン
ダ本体9の方向に後退揺動して、図2に示すようにシリ
ンダ本体9の外側近くを覆う。
【0020】かかる保護カバー11により、顎開閉用油
圧シリンダ8のピストンロッド10が外部から隠され、
保護されて、コンクリート破砕作業時にコンクリート壁
などに当たって傷付くような心配が無くなる。また、保
護カバー11は、上顎6に追従して油圧シリンダ8に沿
って揺動し、油圧シリンダ8の保護に必要な部分を部分
的に覆うため、全長の短い小形カバーが適用できる。こ
の小形の保護カバー11は、コンクリート破砕作業の邪
魔にならず、また、下顎4と上顎6のコンクリート破砕
顎部分を小形でコンパクトなものにする。
【0021】下顎4の具体例を、図3と図4に基づき説
明する。下顎4と一体のフレーム4’は、鋼板の一対の
側壁4bと、これを結合する底板4c、補強板4d、4
e、4fで構成され、一対の側壁4bの先端延長部が破
砕下板4aによって結合される。側壁4bの後端部に顎
開閉用油圧シリンダ8のピン23が挿入されるピン穴2
6と、油管25の取付穴27が形成される。補強板4f
には、作業穴28が形成され、この作業穴28を利用し
て油圧シリンダ8の取付けや調整などが行われる。
【0022】一対の側壁4bの後端部内に油圧シリンダ
8を挿入した状態で、ピン穴26にピン23がシリンダ
本体9の後端部を貫通させて挿入される。このピン23
は、両端がピン押え29で側壁4bに固定される。ピン
押え29は、側壁4bにネジ止めされる。
【0023】一対の側壁4bの中間部内面にリンク回り
止め30が突設され、その近傍にピン穴31が形成され
る。ピン穴31に、図8に示すように、保護カバー11
のリンク12の下端部に嵌挿された段付ピン32が挿通
されて、ボルト33にて結合される。リンク12の揺動
によってボルト33が弛まないよう、段付ピン32はリ
ンク回り止め30に回転しないよう固定される。
【0024】一対の側壁4bの先端部近くに、上顎6の
ピン22が挿通されるピン穴34が形成される。一対の
側壁4bの先端部近く内に上顎6の後端部が挿入され
て、ピン穴34から上顎6の後端部を貫通してピン22
が挿通される。ピン22は側壁4bにピン受け35で支
持される。
【0025】一対の側壁4bの片方の先端部内面に鉄筋
切断用の刃40がネジ41とナット42で固定される。
この刃40は、鉄筋コンクリートの鉄筋を切断するもの
で、破砕下板4aの奥の片側に固定される。
【0026】下顎4の先端には、熊の爪状の複数の爪4
3が等間隔で突設される。爪43は破砕下板4aの上面
と面一で、破砕下板4aの前面に溶接される。爪43
は、コンクリートブロック等を掻き集めたり、掘り起こ
したりする用途で形成され、磨耗すると溶断されて新し
いものと交換される。
【0027】破砕下板4a上の下刃5は、例えば3本の
直線刃で、破砕下板4aに溶接される。下刃5も磨耗す
ると、破砕下板4aから溶断されて新しいものと交換さ
れる。
【0028】次に、上顎6と上刃7の具体例を図5、図
6より説明する。上顎6の下面は平坦な略矩形の破砕上
板6aで構成され、ここに計8個の上刃7が溶接され
る。各上刃7は、下顎4の下刃5に当接しない配列、つ
まり、各下刃5の中間で噛み合う配列にしてある。上刃
7は、例えば次の第1〜第6上刃7a〜7fの6種類に
分けられる
【0029】第1上刃7aは、図6(a)に示すような
先鋭刃で、破砕上板6aの先端部両側に一対が溶接され
る。第2上刃7bは、図6(b)に示すような先鋭刃
で、破砕上板6aの先端部中央に1つが溶接される。第
3上刃7cは、図6(c)に示すような門形刃で、破砕
上板6aの第1上刃7aの後方近くに一対が溶接され
る。第4上刃7dは、図6(d)に示すような小形の門
形刃で、破砕上板6aの第2上刃7bの後方近くに1つ
が溶接される。第5上刃7eは、図6(e)に示すよう
な両端突起付角棒形刃で、破砕上板6aの第4上刃7d
の後方に1つが溶接される。第6上刃7fは、図6
(f)に示すような角棒形刃で、破砕上板6aの第5上
刃7eの後方に1つが溶接される。
【0030】各上刃7a〜7fの破砕上板6aからの突
出長は、第1上刃7aと第2上刃7bが最も長く、次に
第3上刃7cと第4上刃4dが長く、破砕上板6aの奥
にある第5上刃7eと第6上刃7fは短く設定されてい
る。
【0031】破砕上板6aの奥の片側には、第6上刃7
fと同程度の高さで側壁6bが突設され、この側壁6b
に鉄筋切断用の刃44がネジ45で固定される。刃44
は、下顎4の刃40と対をなし、図2に示すように、上
下顎が開いたときには、上下の刃40、44も開いた状
態にあり、図1に示すように、上下顎が閉じると、上下
の刃40、44が交差して閉じ、この間に鉄筋(図示せ
ず)を切断する。
【0032】図7に示されるように、上顎6は後端部に
ピン22が挿通されるピン穴46を有する。ピン穴46
の両端部にリング47が嵌挿され、このリング47でピ
ン22の両端部が回転可能に支持される。上顎6の後端
部上にグリスニップル48が取付けられ、ここからリン
グ47とピン22の間にグリスが注入される。リング4
7は磨耗すると交換される。
【0033】上顎6の上面中央に一対の軸受部6cが一
体に突設され、ここに油圧シリンダ8のピストンロッド
10と保護カバー11を連結するピン24が挿通され
る。ピン24は、両端部がピン受け49で支持され、ピ
ン受け49は軸受部6cの外面にネジ50で固定され
る。
【0034】保護カバー11の具体例を図8に示し、説
明すると、これは板金のカバー本体11aの両側に側板
11bを有する。側板11bの略中央にピン穴51が形
成され、ここにリンク12の上端部を貫通する段付ピン
52が挿通される。段付ピン52は、側板11bにネジ
53とナット54で取付けられる。
【0035】一対の側板11bの先端部に形成されたピ
ン穴55に段付ピン56が、ゴミ避け用のオーリング5
7を介して嵌挿される。一対の側板11bの先端部が上
顎6の軸受部6cにネジ止めされたピン受け49の外側
に嵌着され、段付ピン56がピン受け49に嵌挿され
て、ネジ58で止められる。一対の側板11bの先端部
と、一対のリンク12の両端部の各回転部分には、グリ
スニップル59が結合されて、それぞれの部分での回転
を円滑ならしめている。
【0036】上記構成のコンクリート破砕機によるコン
クリート破砕は、次のように行われる。図2に示すよう
に、フレーム4’の下顎4に対して上顎6を全開させた
状態にして、両者の間に例えばコンクリートブロック1
8を入れる。この状態で油圧シリンダ8を作動させて上
顎6を下顎4に向け閉じていくと、まず、上顎6の突出
長の長い第1上刃7a、第2上刃7bがコンクリートブ
ロック18を大割りする。第1、第2上刃7a、7bと
下刃5が交互に配列されているため、コンクリートブロ
ック18は各刃の食い込みによる破砕力で確実に破砕さ
れる。
【0037】更に上顎6を閉じると、コンクリートブロ
ック18は大割りから中割りされ、最後に図1に示すよ
うに、上刃7が下顎4の破砕下板4aに最っとも接近し
た時点で、コンクリートブロック18はバラスト程度の
サイズに細割りされる。つまり、図1の状態で、下刃5
と上刃7は交互に隙間Gをもって噛み合うことにより、
コンクリートブロック18は隙間G以下のサイズで確実
に細割りされる。このとき、破砕下板4aと破砕上板6
aもコンクリート破砕に役立つ。コンクリートブロック
18の破砕塊は、上下顎の間から外に落下する。
【0038】かかるコンクリート破砕を行う下顎4の破
砕下板4aは、開口の無い1枚の鋼板であり、補強手段
が無くても下刃5を十分強固に固定する。したがって、
この破砕下板4aを先端部に設けた下顎4とフレーム
4’を箱形にして、軽量化を図ることが容易にできる。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限らず、例え
ば下顎の下刃を顎長さ方向に平行に固定するようにして
もよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、下顎の下刃と上顎の上
刃でコンクリートを挾んで破砕すると、コンクリートは
上下刃で大割りされてから、下顎と上顎の間に残って、
千鳥状に噛み合う上下刃の隙間で細かく噛み砕かれるの
で、コンクリートをバラスト程度に十分に細かく破砕す
ることができる。その結果、コンクリート破砕後すぐに
バラストとして利用できる、ユーザにとって便利なコン
クリート破砕機が提供できる。
【0041】また、下顎の下刃を取付ける先端部は、開
口の無い板金で十分な機械的強度で構成できて、下顎全
体を比較的薄い鋼板で箱形にし、小形にすることが容易
に可能となって、軽量で作業性の良いコンクリート破砕
機が提供できる。
【0042】さらに、上顎の開閉と追従揺動する保護カ
バーは、小形であっても十分に顎開閉用油圧シリンダの
ピストンロッドを保護し、また、この小形保護カバーは
コンクリート破砕作業の邪魔をしないので、狭いスペー
スでのコンクリート破砕作業が容易に、作業性良く行え
るコンクリート破砕機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の側面図
【図2】図1コンクリート破砕機の顎開成時の側面図
【図3】図1コンクリート破砕機の全体の分解斜視図
【図4】図1コンクリート破砕機における下顎と下刃の
部分斜視図
【図5】(a)は図1コンクリート破砕機における上顎
の側面図、(b)は上顎の下面図
【図6】図5の上顎の上刃の6種例を示す斜視図
【図7】図5の上顎とその取付け付属部品の分解斜視図
【図8】図1コンクリート破砕機における保護カバーと
その取付け付属部品の分解斜視図
【図9】従来のコンクリート破砕機の側面図
【図10】(a)は図9コンクリート破砕機における顎
部分の開成時の部分断面を含む側面図、(b)はその顎
部分の閉成時の部分断面を含む側面図
【符号の説明】
1 作業機 3 揺動アーム 4 下顎 5 下刃 6 上顎 7 上刃 8 顎開閉用油圧シリンダ 9 シリンダ本体 10 ピストンロッド 11 保護カバー 12 リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機から延びる揺動アームの先端に起
    伏自在にピン結合された下顎と、この下顎の先端部上面
    に間隔をもって突設された複数の下刃と、 下顎に上下に開閉可能にピン結合された上顎と、この上
    顎の先端部下に間隔をもって突設された複数の上刃と、 下顎の後端部にシリンダ本体が連結され、シリンダ本体
    から延びるピストンロッドの先端が上顎に連結されて、
    ピストンロッドの進退駆動で下顎に対して上顎を上下に
    開閉駆動させる油圧シリンダと、 下顎に一端側がピン結合されたリンクの他端側に後端部
    がピン結合され、先端部が上顎にピン結合されて、油圧
    シリンダのピストンロッドの外側を常時覆う位置で、上
    顎の開閉方向に追従揺動する保護カバーと、 を具備したことを特徴とするコンクリート破砕機。
  2. 【請求項2】 下顎の下刃が複数の略平行な直線刃であ
    り、上顎の上刃が、下顎に対して上顎を閉じたときに下
    顎の複数の下刃の間に入って噛み合う先鋭刃を含む複数
    種類の刃であることを特徴とする請求項1記載のコンク
    リート破砕機。
JP4212638A 1992-08-10 1992-08-10 コンクリート破砕機 Pending JPH0657970A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4212638A JPH0657970A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 コンクリート破砕機
DE69211547T DE69211547T2 (de) 1992-08-10 1992-11-09 Betonbrecher
EP92119170A EP0582746B1 (en) 1992-08-10 1992-11-09 Concrete breaker
US07/975,683 US5292079A (en) 1992-08-10 1992-11-13 Concrete breaker with protective cover

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4212638A JPH0657970A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 コンクリート破砕機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0657970A true JPH0657970A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16625962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4212638A Pending JPH0657970A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 コンクリート破砕機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5292079A (ja)
EP (1) EP0582746B1 (ja)
JP (1) JPH0657970A (ja)
DE (1) DE69211547T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097524A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Ueda Sangyo Kk 栗石製造用破砕装置
JP2013522509A (ja) * 2010-03-22 2013-06-13 ジェネシス アタッチメンツ,エルエルシー 管状ピボットを有する過酷作業用グラップル

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762446A (en) * 1994-01-07 1998-06-09 Manatts Inc. Methods & means for on-roadway recycling of pavement and recovering steels therefrom
JP2650854B2 (ja) * 1994-07-04 1997-09-10 有限会社 エス・ケー工業 建設機械用アタッチメント
JP3057673B2 (ja) * 1994-08-11 2000-07-04 大淀ヂ−ゼル株式会社 舗装剥離破砕機
US5474242A (en) * 1994-10-11 1995-12-12 The Stanley Works Demolition tools with jaws having replaceable working surfaces
US5829695A (en) * 1996-11-01 1998-11-03 Kabushiki Kaisha Sakato Kosakusho Crushing machine
JP3194516B2 (ja) * 1996-11-07 2001-07-30 大淀小松株式会社 コンクリート等の破砕機
ATE234970T1 (de) * 1999-12-30 2003-04-15 Franz Muri Betonbrechzange
GB2373462A (en) * 2001-03-22 2002-09-25 Robert Anthony Crabbe Comminution machine
GB0111519D0 (en) * 2001-05-11 2001-07-04 Purser Brian Breaking apparatus
US6843005B2 (en) * 2002-11-14 2005-01-18 Rockland, Inc. Grappling attachment for excavating machines and the like
US7055517B1 (en) * 2004-11-30 2006-06-06 Tiger Machine Co., Ltd. Block working blade unit, block chipping machine and block chipping process
DE102006019069B4 (de) * 2006-04-23 2013-10-17 Atlas Copco Construction Tools Gmbh Zerkleinerungsvorrichtung
WO2010087792A1 (en) * 2009-01-28 2010-08-05 Deere & Company Bucket cylinder debris guard
US20110095552A1 (en) * 2009-10-23 2011-04-28 Billy Todd Cole Grasping system
CA2706174A1 (en) 2010-06-02 2011-12-02 Nye Manufacturing Ltd. Concrete pulverizer
EP2487300A1 (en) * 2011-02-11 2012-08-15 Caterpillar Work Tools B. V. A contamination cover apparatus for the hydraulic hoses of a work machine
US8770908B2 (en) 2011-03-10 2014-07-08 Caterpillar Inc. Tilt cylinder support structure
USD752114S1 (en) * 2012-06-04 2016-03-22 Caterpillar Work Tools B.V. Multi-processor and modular wear protection system
US9303383B2 (en) 2012-07-06 2016-04-05 Caterpillar Inc. Lift arm cross member
EP2933388B1 (en) * 2014-04-18 2020-11-11 Caterpillar Work Tools B. V. Hydraulic cylinder cover
EP2960376A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Caterpillar Work Tools B. V. Method of decoupling a cylinder from a jaw in a demolition tool and link assembly thereof
EP2960377A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Caterpillar Work Tools B.V. Pin of a link assembly for decoupling a cylinder from a jaw in a demolition tool
EP3601684B1 (en) 2017-03-31 2022-03-02 Stanley Black & Decker, Inc. Heavy duty material processor

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236604B2 (ja) * 1984-06-01 1990-08-20 Kogyo Gijutsuin Hikarikokajushisoseibutsu
JPH0321773A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Sakato Kosakusho:Kk 破砕機
JP3123536B2 (ja) * 1999-02-23 2001-01-15 日本電気株式会社 半導体製造装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4776524A (en) * 1985-12-04 1988-10-11 Sakato Kousakusho Kabushiki Kaisha Crusher
DE3616137A1 (de) * 1986-05-14 1987-11-19 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von carbonsaeureestern
DE3731734A1 (de) * 1987-09-21 1989-04-06 Fritz Hildebrandt Arbeitsmaschine mit hydraulikzylinder
JP2571413B2 (ja) * 1988-02-24 1997-01-16 株式会社エス・テー・ケー商会 鉄筋コンクリート破砕・剪断用アタッチメント
JPH0635761B2 (ja) * 1988-07-26 1994-05-11 株式会社坂戸工作所 破砕機における旋回調整装置
FR2637303B1 (fr) * 1988-09-30 1990-12-14 Ameca Sa Pince brise-beton
US5004168A (en) * 1989-11-13 1991-04-02 Brian Purser Crushing apparatus
DE4013126A1 (de) * 1990-04-25 1991-10-31 Helmut Wack Abbruchgeraet
US5065514A (en) * 1990-09-25 1991-11-19 Ace Demolition Incorporated Attachment for metal demolition shears

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236604B2 (ja) * 1984-06-01 1990-08-20 Kogyo Gijutsuin Hikarikokajushisoseibutsu
JPH0321773A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Sakato Kosakusho:Kk 破砕機
JP3123536B2 (ja) * 1999-02-23 2001-01-15 日本電気株式会社 半導体製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522509A (ja) * 2010-03-22 2013-06-13 ジェネシス アタッチメンツ,エルエルシー 管状ピボットを有する過酷作業用グラップル
JP2012097524A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Ueda Sangyo Kk 栗石製造用破砕装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5292079A (en) 1994-03-08
DE69211547T2 (de) 1997-02-06
DE69211547D1 (de) 1996-07-18
EP0582746B1 (en) 1996-06-12
EP0582746A1 (en) 1994-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0657970A (ja) コンクリート破砕機
EP0382793B1 (en) Concrete crusher
US7311278B2 (en) Crusher bucket with crushing lid
US5183216A (en) Demolishing apparatus
US4776524A (en) Crusher
JP3063940B2 (ja) 天然砕石塊破砕システム
JP3194516B2 (ja) コンクリート等の破砕機
US6102312A (en) Rotary hammer mill
JP4154348B2 (ja) 開閉式破砕バケットとその破砕処理方法
JP4292546B2 (ja) 破砕蓋付バケットとその破砕方法
CN1065605A (zh) 混凝土层面粉碎器
GB2236965A (en) Jaw crusher
JPH067182Y2 (ja) 塊状コンクリ−ト破砕装置
JP3393759B2 (ja) 破砕機
JP3057673B2 (ja) 舗装剥離破砕機
JPH09287162A (ja) 掘削機用バケット
KR102615136B1 (ko) 크라샤 겸용 버켓
JP3080513B2 (ja) 天然砕石塊破砕機
KR200164811Y1 (ko) 다용도 고정식 크라샤
JP4029067B2 (ja) 破砕蓋付バケットとその破砕方法
KR200300849Y1 (ko) 브레이커겸용크라샤
JPS603365A (ja) 作業機械の作業機
KR200257227Y1 (ko) 유압식항타기가 장착된 크라샤
JP3485278B2 (ja) コンクリート破砕装置
JP2000096553A (ja) 土の解砕混合方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970128