JP3061293B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3061293B2
JP3061293B2 JP3074630A JP7463091A JP3061293B2 JP 3061293 B2 JP3061293 B2 JP 3061293B2 JP 3074630 A JP3074630 A JP 3074630A JP 7463091 A JP7463091 A JP 7463091A JP 3061293 B2 JP3061293 B2 JP 3061293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二成分現像剤を用いた画
像形成装置に関し、より詳細には、トナーエンド状態後
の画像形成動作を適切に行うことができる画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】トナーとキャリアからなる二成分現像剤
を用いた画像形成装置では、均一な画像濃度を得るため
に現像剤中のトナー濃度を一定に制御する必要がある。
このトナー濃度の制御方法としては、例えば、所定のセ
ンサを用いて現像装置内の現像剤中のトナー濃度を検知
し、トナー濃度が所定値以下の場合に、トナーカートリ
ッジ或いはトナータンク等のトナー供給部から現像装置
内へトナーを供給する方法や、或いは、感光体上に形成
したテストパターン(静電潜像)を現像し、現像した顕
像を光学的に読み取って現像能力を検知し、該現像能力
が所定の値になるように、トナーカートリッジ或いはト
ナータンク等のトナー供給部から現像装置内へトナーを
供給する方法等が一般的に用いられている。
【0003】また、トナーは画像形成の度に消費される
消耗品であり、且つ、画像形成のために必要不可欠であ
るため、トナーカートリッジ或いはトナータンク等のト
ナー供給部のトナー有無を管理する必要がある。このた
め、従来の画像形成装置では、例えば、特開昭60−4
9368号公報や、特開昭60−128469号公報に
示されるように、トナーホッパー(トナー供給部)内に
センサ、またはセンサの一部を配置し、そのセンサによ
ってトナーホッパー内のトナー有無を検知したり、或い
は、トナー供給部から現像装置内へトナーを供給する動
作を実行したにも係わらず、トナー濃度が所定値以下の
場合に、トナー供給部内にトナーが無い(トナーエンド
状態)と判定し、その後、画像形成装置本体のドア(一
般にトナー供給部側の左ドア)の開閉があると、トナー
供給部にトナーが補給されたと判定することによりトナ
ー供給部のトナー有無を管理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センサ
を用いてトナー供給部のトナー有無を検知する画像形成
装置では、トナーの有無を確実に検知できるものの、ト
ナー有無検知用のセンサが必要であるため、コストが上
昇するという問題点があった。また、センサを含むトナ
ー残量検知装置の設置のためにスペースを必要とするた
め、装置が大きくなるという問題点もあった。
【0005】一方、トナーエンド状態の時、画像形成装
置本体のドアの開閉があった場合に、トナー供給部にト
ナーが補給されたと判定する画像形成装置によれば、実
際にトナーが供給されていない場合でも、ドアの開閉が
あるとトナーが補給されたと判定し、画像形成動作を可
能とするため、トナー不足の状態で画像形成動作が実行
されるという問題点があった。トナー不足時に画像形成
を行うと、適正な画像濃度を得ることができないばかり
でなく、感光体や転写紙にキャリア付着が発生し、装置
を汚損するという不都合も発生する。
【0006】また、従来の画像形成装置によれば、トナ
ーエンド状態の時にメインスイッチがOFF・ONされ
ると、トナーエンド状態を解除して画像形成動作を可能
とするため、同様にトナー不足の状態で画像形成動作が
実行されるという問題点もあった。
【0007】また、トナーエンド状態であっても、スタ
ートキーが押下され、画像形成開始信号が入力される
と、画像形成動作を開始するため、トナー不足の状態で
画像形成動作が実行されるという問題点もあった。
【0008】更に、同一原稿から複数枚の画像形成を行
う場合には、途中でトナーエンド状態となっても、最後
まで画像形成を実行するため、トナー不足の状態で画像
形成動作が実行されるという問題点もあった。
【0009】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、装置のコストを上昇,及び,大型化を招くことな
く、正確にトナーの有無の判定を行うことができ、且
つ、トナー不足の状態での画像形成を回避することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、潜像担持体上に形成されたトナー像の反
射濃度を検知する光学的検知手段と、前記光学的検知手
段の検知結果に基づいて、トナーエンド状態を判定する
トナーエンド判定手段と、トナーの補給を行うトナー補
給手段と、前記トナーエンド判定手段によりトナーエン
ド状態と判定された際に、所定のスイッチがOFF・O
Nされると、前記トナー補給手段を介してトナー補給動
作を実行してトナーが供給されたか否かを判定するトナ
ー補給・判定処理を実行し、当該トナー補給・判定処理
でトナーが供給されたと判定した場合には、トナーエン
ド状態を解除して画像形成動作が可能となるようにし、
トナーが供給されなかったと判定した場合には、トナー
エンド状態を解除しないように制御する制御手段と、を
備え、前記制御手段は、前記トナー補給・判定処理で
は、前記トナー補給手段を介して所定時間、トナー補給
動作を実行し、前記トナー補給・判定処理の実行前の前
記光学的検知手段の検出信号と前記トナー補給動作後の
前記光学的検知手段の検出信号との変化量を算出して、
当該変化量が規定値より大くなった否かを判定し、前記
トナー補給・判定処理を、前記変化量が規定値より大く
なるまで所定回数繰り返し実行し、前記所定回数以内に
前記変化量が規定値より大くなった場合にはトナーが補
給されたと判定する一方、前記所定回数以内に前記変化
量が規定値より大くならなかった場合には、トナーが補
給されなかったと判定する画像形成装置を提供するもの
である。
【0011】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、潜像担持体上に形成されたトナー像の反射濃度を検
知する光学的検知手段と、前記光学的検知手段の検知結
果に基づいて、トナーエンド状態を判定するトナーエン
ド判定手段と、トナーの補給を行うトナー補給手段と、
前記トナーエンド判定手段によりトナーエンド状態と判
定された際に、所定のスイッチがOFF・ONされる
と、前記トナー補給手段を介してトナー補給動作を実行
してトナーが供給されたか否かを判定するトナー補給・
判定処理を実行し、当該トナー補給・判定処理でトナー
が供給されたと判定した場合には、トナーエンド状態を
解除して画像形成動作を開始し、トナーが供給されなか
ったと判定した場合には、画像形成動作の開始を禁止す
るように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段
は、前記トナー補給・判定処理では、前記トナー補給手
段を介して所定時間、トナー補給動作を実行し、前記ト
ナー補給・判定処理の実行前の前記光学的検知手段の検
出信号と前記トナー補給動作後の前記光学的検知手段の
検出信号との変化量を算出して、当該変化量が規定値よ
り大くなった否かを判定し、前記トナー補給・判定処理
を、前記変化量が規定値より大くなるまで所定回数繰り
返し実行し、前記所定回数以内に前記変化量が規定値よ
り大くなった場合にはトナーが補給されたと判定する一
方、前記所定回数以内に前記変化量が規定値より大くな
らなかった場合には、トナーが補給されなかったと判定
する画像形成装置を提供するものである。
【0012】更に、前述した構成において、前記制御手
段は、前記トナーエンド判定手段によりトナーエンド状
態と判定された際には、画像形成中の画像形成工程を終
了させた後、後続する画像形成動作を禁止する画像形成
装置を提供するものである。
【0013】
【作用】本発明の画像形成装置において、トナーエンド
状態の時に、メインスイッチ,ドアの開閉スイッチ等が
OFF・ONされると、制御手段は、トナー補給手段を
介してトナー補給動作を実行させ、その時の検知手段の
検知信号の変化量に基づいて、トナーが供給されたか否
か判定し、トナーが供給されたと判定した場合、トナー
エンド状態を解除して画像形成動作が可能となるように
制御する。
【0014】また、本発明の画像形成装置において、ト
ナーエンド状態の時にスタートキーが押下され、画像形
成開始信号が入力されると、制御手段は、トナー補給手
段を介してトナー補給動作を実行させ、その時の検知手
段の検知信号の変化量に基づいて、トナーが供給された
か否か判定し、トナーが供給されたと判定した場合、ト
ナーエンド状態を解除して画像形成動作を開始し、トナ
ーが供給されていないと判定した場合、画像形成動作の
開始を禁止するように制御する。また、制御手段は、検
知手段の検知信号に基づいて、トナーエンド状態である
か否かを判定し、トナーエンド状態と判定した場合、画
像形成中の画像形成工程を終了させた後、後続する画像
形成動作を禁止する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の画像形成装置を複写装置に適
用したものを実施例として詳細に説明する。図1及び図
2は、実施例の複写装置の構成を示し、複写装置本体1
00の中央部には、ドラム状感光体101が回転自在に
配置され、露光部であるコンタクトガラス102上を走
行する原稿を照明するランプ103や、原稿からの反射
光を感光体101上に投影・結像するレンズアレイ等の
光学系104が配置されており、光学系104の周辺に
は、原稿からの反射光を間欠して遮るシャッター119
aと、シャッター119aを駆動する駆動用ソレノイド
119bが配置されている。
【0016】ドラム状感光体101の廻りには、帯電チ
ャージャ105と、現像装置106と、感光体101か
らの反射光を検知するP(フォト)センサS1と、転写
チャージャ107と、分離チャージャ108と、クリー
ニングユニット109とが順次設けられている。尚、現
像装置106は、トナー供給部であるトナーカートリッ
ジ106aと、トナーカートリッジ106a内のトナー
ホッパー(図示せず)を駆動するためのクラッチ106
bを有している。
【0017】複写装置本体100の上には、原稿循環搬
送装置200が載置されており、この原稿循環搬送装置
200は、原稿(図示せず)を搬送するための3つの搬
送駆動ローラ201,及び,5つの従動ローラ202
と、原稿の搬送路を切り換える切換爪203と、原稿を
誘導する案内板204,205とから構成される。尚、
原稿循環搬送装置200は、図示の如く、矢印A方向,
及び,矢印B方向の2ヶ所から原稿を搬送することが可
能であり、露光後の原稿は矢印C方向へ排出される。
【0018】複写装置本体100の前面側には、手差し
給紙部110と、自動給紙部111が設けられており、
手差し給紙の場合、手差し用紙は給紙ローラ112を介
してレジストローラ113へ搬送され、自動給紙の場
合、自動給紙部111内の転写紙は給紙ローラ114を
介してレジストローラ113へ搬送される。続いて、所
定の転写位置に送られた転写紙は、転写チャージャ10
7により感光体101上のトナーを転写され、分離チャ
ージャ108によって感光体101から分離される。そ
の後、転写紙は搬送ベルト115及び定着装置116を
経て、装置本体上方位置の排出部206(原稿循環搬送
装置200の上側),或いは,図2に示す装置本体下方
の排出部117へ排紙切換爪118により切り換えられ
て排出される構成である。また、S2はレジストセン
サ、121はトナーカートリッジ106aの取替え(ト
ナー補給)を行う際に使用するトナーカートリッジカバ
ー120の開閉を検知するカバースイッチである。
【0019】尚、レジストセンサS2は、転写紙の長さ
検知にも使用する。例えば、転写紙がレジストセンサS
2をONしている時間をt7 とし、搬送速度をvとする
と、転写紙の長さLはL=t7 ×vで求めることができ
る。この転写紙の長さLはシャッター119aの動作さ
せるときの間隔を決定するのに使用される。
【0020】次に、図3を参照して、トナー供給の有無
の判定,及び,トナーエンド状態の判定に係わる制御回
路について説明する。複写装置本体100及び原稿循環
搬送装置200の制御を行うCPU(制御部)300に
は、感光体101からの反射光を検知するPセンサS1
と、手差し給紙部110及び自動給紙部111からの転
写紙がレジストローラ113まで搬送されたことを検知
するレジストセンサS2と、トナーカートリッジカバー
120の開閉を検知するカバースイッチ121と、原稿
からの反射光を間欠して遮るシャッター119aを駆動
する駆動用ソレノイド119bと、トナー供給部である
トナーカートリッジ106a内のトナーホッパーを駆動
するためのクラッチ106bと、図示を省略するがトナ
ーエンド状態となった場合にトナーエンドをオペレータ
へ通知するための表示部,及び,スタートキー等の入力
部を備えた操作部と、その他の制御系とが接続されてい
る。
【0021】ここで、PセンサS1は、発光ダイオード
LED1,フォトトランジスタPTr1,抵抗R1,及
び,R2とから構成され、その出力は、ノイズ低減のた
めの抵抗R3及びコンデンサC1を介してCPU300
のA/Dへ入力される。同様に、レジストセンサS2
は、発光ダイオードLED2,フォトトランジスタPT
r2,抵抗R4,及び,R5とから構成され、その出力
は、ノイズ低減のための抵抗R6及びコンデンサC2を
介してCPU300へ入力される。
【0022】シャッター119aを駆動する駆動用ソレ
ノイド119bは、トランジスタTr1,Tr2,抵抗
R7,R8で構成されるドライバーによって駆動され
る。換言すれば、CPU300によって制御される。ま
た、トナーカートリッジ106a内のトナーホッパーを
駆動するためのクラッチ106bも、同様にトランジス
タTr3,Tr4,抵抗R9,R10で構成されるドラ
イバーによって駆動される。
【0023】カバースイッチ121は、抵抗R11との
組み合わせでトナーカートリッジカバー120の開閉を
検知する。尚、他の制御系の図示及び詳細な説明は省略
するが、CPU300と信号の送受信を行っている。
【0024】以上の構成において、トナーエンド状態,
及び,トナー供給の有無の判定について説明する。トナ
ーエンド状態の判定は、PセンサS1の検知信号に基づ
いて行われる。シャッター119aは、転写紙がレジス
トセンサS2を通過後、1220mm搬送され、原稿に
よる潜像形成が行われていない時に動作し、以降、同様
に転写紙の通過量が1220mm毎に動作する。シャッ
ター119aが動作すると、感光体101上に所定の電
位パターンが形成される。PセンサS1は、現像装置1
06で現像された前記電位パターンの顕像パターンを測
定する。この顕像パターンの反射濃度は現像装置106
の現像能力(即ち、トナー濃度)に対応しているので、
これにより測定時の現像能力が検知される。
【0025】CPU300は、PセンサS1の出力に基
づいて、トナーカートリッジ106aから現像装置10
6内へトナーを補給する必要があるか否か判定し、トナ
ーの補給制御を行う。具体的には、感光体101上にト
ナーが付着していない場合のPセンサS1の出力値VSG
と、前述した顕像パターンを測定した時の出力値VSP
の比r(VSP/VSG)を求め、r>0.125の場合、
クラッチ106bをONさせてトナーカートリッジ10
6a内のトナーホッパーを回転させ、トナーを現像装置
106内へ補給し、r≦0.125となったらクラッチ
106bをOFFして補給を停止する。
【0026】ここで、トナーカートリッジ106a内の
トナーが無くなると、クラッチ106bをONさせ、ト
ナーホッパーを回転させてもトナーが補給されないた
め、rの値は次第に大きくなる。従って、CPU300
は、PセンサS1で検知する毎にr>0.125が連続
して5回続い場合、トナーカートリッジ106a内の
トナーが無くなった(即ち、トナーエンド状態)と判定
し、操作部を介してトナーエンドの表示を行う。
【0027】CPU300は、トナーエンド表示後、転
写紙が610mm搬送されるだけの間、コピー動作を許
容し、その後のコピーを不可とする。ここで、610m
m搬送する間コピー動作を許容するのは、画像形成途中
の転写紙の画像形成を完全に終了させるためである。
【0028】次に、トナーエンド表示後、トナーカート
リッジ106aが交換されたか(或いは、トナータンク
の場合にはトナーが装填されたか)、トナー供給の有無
の判定について説明する。CPU300は、トナーエン
ド表示後、トナーカートリッジカバー120を開閉し、
カバースイッチ121がOFF・ONされるか、或い
は、メインスイッチ(電源スイッチ)がOFF・ONさ
れると、クラッチ106bをONして、トナー補給動作
を開始するとともに、照明ランプ103,帯電チャージ
ャ105,現像装置106,クリーニングユニット10
7等の感光体101廻りの装置を駆動させ、610mm
毎にrを調べ、rの値を10回検知する間にrの値が
0.05低下したらトナーカートリッジ106a内にト
ナーがある(即ち、新カートリッジと交換された)と判
定し、rの検知動作を停止させ、トナーエンド表示を消
灯する。一方、10回検知する間にrが0.05低下し
ない場合には、トナーカートリッジ106a内にトナー
がないと判定し、トナーエンド表示を点灯させたまま
で、ウォームアップ状態(または、待機状態)となる。
【0029】図4及び図5は、トナーエンド状態の時に
メインスイッチ及びカバースイッチ121がOFF・O
Nされた場合のフローチャートを示し、図6は、そのタ
イミングチャートを示す。
【0030】トナーエンド状態(トナーエンド表示点灯
中)の時に、メインスイッチ及びカバースイッチ121
がOFF・ONされると、感光体101を回転させ、照
明ランプ103,帯電チャージャ105,現像装置10
6,クリーニングユニット107をそれぞれONする
(S501,S502,S503,S504)。
【0031】次に、時間t1 (帯電チャージャ105か
ら結像部までの距離L1 を感光体線速vで割った値:t
1 =L1 /v)が経過するのを待って、ソレノイド11
9bを時間t2 (PセンサS1で測定する顕像パターン
を作成するための時間)だけONする(S505,S5
06)。時間t3 (結像部からPセンサS1までの距離
2 を感光体線速vで割った値:t2 =L2 /v)が経
過するのを待って、PセンサS1出力によりVSP,VSG
を測定し、r0 を計算する(S507,S508)。
【0032】クラッチ106bをONして、時間t
4 (ソレノイド119bをON・OFFする1周期)が
経過するのを待って、ソレノイド119bを時間t2
けONする(S509,S510,S511)。時間t
3 が経過するのを待って、PセンサS1出力により
SP,VSGを測定し、rn (nは1〜10、ここでは1
回目なのでr1 )を計算する(S512,S513)。
続いて、r0 −rn が0.05より大きいか否か判定し
(S514)、大きい場合にはトナーエンド表示を消灯
する(S515)。一方、大きくない場合にはPセンサ
S1で10回センスしたか(10回検知したか)判定し
(S516)、10回行っていない場合にはS510以
下のステップを繰り返す。10回行っていれば、S51
7でクラッチ106b,照明ランプ103,帯電チャー
ジャ105,現像装置106,クリーニングユニット1
07をOFFして処理を終了する。
【0033】また、フローチャートの図示は省略する
が、トナーエンド状態の時に、スタートキーが押下され
る(コピー開始信号が入力される)とS504からS5
17のステップからなるサブルーチンが実行され、同様
にトナーが供給されたか否かの判定がなされ、トナーが
供給されていない場合には、コピー動作が禁止される。
【0034】本実施例では、検知手段として、反射型光
センサ(PセンサS1)を用いて感光体101上の一定
電位に付着するトナー像の反射光の増減により現像能力
を検知し、トナー残量の有無を判定することとしたの
で、装置のコストを上昇,及び,大型化を招くことな
く、正確にトナーの有無の判定を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は、潜像担持体上に形成されたトナー像の反射濃度を
検知する光学的検知手段と、光学的検知手段の検知結果
に基づいて、トナーエンド状態を判定するトナーエンド
判定手段と、トナーの補給を行うトナー補給手段と、ト
ナーエンド判定手段によりトナーエンド状態と判定され
た際に、所定のスイッチがOFF・ONされると、トナ
ー補給手段を介してトナー補給動作を実行してトナーが
供給されたか否かを判定するトナー補給・判定処理を実
行し、当該トナー補給・判定処理でトナーが供給された
と判定した場合には、トナーエンド状態を解除して画像
形成動作が可能となるようにし、トナーが供給されなか
ったと判定した場合には、トナーエンド状態を解除しな
いように制御する制御手段と、を備え、制御手段は、ト
ナー補給・判定処理では、トナー補給手段を介して所定
時間、トナー補給動作を実行し、トナー補給・判定処理
の実行前の光学的検知手段の検出信号とトナー補給動作
後の光学的検知手段の検出信号との変化量を算出して、
当該変化量が規定値より大くなった否かを判定し、トナ
ー補給・判定処理を、当該変化量が規定値より大くなる
まで、所定回数繰り返し実行し、所定回数以内に当該変
化量が規定値より大くなった場合にはトナーが補給され
たと判定する一方、所定回数以内に当該変化量が規定値
より大くならなかった場合には、トナーが補給されなか
ったと判定することとしたため、装置のコストを上昇,
及び,大型化を招くことなく、正確にトナーの有無の判
定を行うことができ、且つ、トナー不足の状態での画像
形成を回避することができる。
【0036】また、本発明の画像形成装置は、潜像担持
体上に形成されたトナー像の反射濃度を検知する光学的
検知手段と、光学的検知手段の検知結果に基づいて、ト
ナーエンド状態を判定するトナーエンド判定手段と、ト
ナーの補給を行うトナー補給手段と、トナーエンド判定
手段によりトナーエンド状態と判定された際に、所定の
スイッチがOFF・ONされると、トナー補給手段を介
してトナー補給動作を実行してトナーが供給されたか否
かを判定するトナー補給・判定処理を実行し、当該トナ
ー補給・判定処理でトナーが供給されたと判定した場合
には、トナーエンド状態を解除して画像形成動作を開始
し、トナーが供給されなかったと判定した場合には、画
像形成動作の開始を禁止するように制御する制御手段
と、を備え、制御手段は、トナー補給・判定処理では、
トナー補給手段を介して所定時間、トナー補給動作を実
行し、トナー補給・判定処理の実行前の光学的検知手段
の検出信号とトナー補給動作後の光学的検知手段の検出
信号との変化量を算出して、当該変化量が規定値より大
くなった否かを判定し、トナー補給・判定処理を、当該
変化量が規定値より大くなるまで、所定回数繰り返し実
行し、所定回数以内に当該変化量が規定値より大くなっ
た場合にはトナーが補給されたと判定する一方、所定回
数以内に前記変化量が規定値より大くならなかった場合
には、トナーが補給されなかったと判定することとした
ため、装置のコストを上昇,及び,大型化を招くことな
く、正確にトナーの有無の判定を行うことができ、且
つ、トナー不足の状態での画像形成を回避することがで
きる。
【0037】更に、前述した構成において、前記制御手
段は、前記トナーエンド判定手段によりトナーエンド状
態と判定された際には、画像形成中の画像形成工程を終
了させた後、後続する画像形成動作を禁止することによ
り、トナー不足の状態での画像形成の回避を確実に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例の構成を示す
説明図である。
【図2】本発明の画像形成装置の一実施例の構成を示す
説明図である。
【図3】トナー供給の有無の判定,及び,トナーエンド
状態の判定に係わる制御回路を示す説明図である。
【図4】トナーエンド状態の時にメインスイッチ及びカ
バースイッチがOFF・ONされた場合の制御動作を示
すフローチャート。
【図5】トナーエンド状態の時にメインスイッチ及びカ
バースイッチがOFF・ONされた場合の制御動作を示
すフローチャート。
【図6】図4及び図5のフローチャートのタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
100 複写装置本体 106b クラ
ッチ 119a シャッター 119b ソレ
ノイド 121 カバースイッチ 200 原稿
循環搬送装置 300 CPU S1 P(フォト)センサ S2 レジ
ストセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−126552(JP,A) 特開 昭58−76864(JP,A) 特開 昭58−93082(JP,A) 特開 昭60−263974(JP,A) 特開 昭63−8766(JP,A) 特開 昭64−57282(JP,A) 特開 昭62−227165(JP,A) 特開 平1−297678(JP,A) 特開 平1−297680(JP,A) 特開 平1−297682(JP,A) 特開 昭62−80670(JP,A) 特開 平2−257167(JP,A) 特開 平2−40674(JP,A) 特開 平2−29667(JP,A) 特開 平2−238479(JP,A) 特開 昭64−24283(JP,A) 特開 平3−210586(JP,A) 特開 昭64−91165(JP,A) 特開 平2−285367(JP,A) 特開 昭60−128469(JP,A) 特開 昭60−49368(JP,A) 特開 昭63−212970(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 303 G03G 21/00 510 - 512

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体上に形成されたトナー像の反
    射濃度を検知する光学的検知手段と、 前記光学的検知手段の検知結果に基づいて、トナーエン
    ド状態を判定するトナーエンド判定手段と、 トナーの補給を行うトナー補給手段と、 前記トナーエンド判定手段によりトナーエンド状態と判
    定された際に、所定のスイッチがOFF・ONされる
    と、前記トナー補給手段を介してトナー補給動作を実行
    してトナーが供給されたか否かを判定するトナー補給・
    判定処理を実行し、当該トナー補給・判定処理でトナー
    が供給されたと判定した場合には、トナーエンド状態を
    解除して画像形成動作が可能となるようにし、トナーが
    供給されなかったと判定した場合には、トナーエンド状
    態を解除しないように制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記トナー補給・判定処理では、前記
    トナー補給手段を介して所定時間、トナー補給動作を実
    行し、前記トナー補給・判定処理の実行前の前記光学的
    検知手段の検出信号と前記トナー補給動作後の前記光学
    的検知手段の検出信号との変化量を算出して、当該変化
    量が規定値より大くなった否かを判定し、 前記トナー補給・判定処理を、前記変化量が規定値より
    大くなるまで、所定回数繰り返し実行し、前記所定回数
    以内に前記変化量が規定値より大くなった場合にはトナ
    ーが補給されたと判定する一方、前記所定回数以内に前
    記変化量が規定値より大くならなかった場合には、トナ
    ーが補給されなかったと判定することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 潜像担持体上に形成されたトナー像の反
    射濃度を検知する光学的検知手段と、 前記光学的検知手段の検知結果に基づいて、トナーエン
    ド状態を判定するトナーエンド判定手段と、 トナーの補給を行うトナー補給手段と、 前記トナーエンド判定手段によりトナーエンド状態と判
    定された際に、所定のスイッチがOFF・ONされる
    と、前記トナー補給手段を介してトナー補給動作を実行
    してトナーが供給されたか否かを判定するトナー補給・
    判定処理を実行し、当該トナー補給・判定処理でトナー
    が供給されたと判定した場合には、トナーエンド状態を
    解除して画像形成動作を開始し、トナーが供給されなか
    ったと判定した場合には、画像形成動作の開始を禁止す
    るように制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記トナー補給・判定処理では、前記
    トナー補給手段を介して所定時間、トナー補給動作を実
    行し、前記トナー補給・判定処理の実行前の前記光学的
    検知手段の検出信号と前記トナー補給動作後の前記光学
    的検知手段の検出信号との変化量を算出して、当該変化
    量が規定値より大くなった否かを判定し、 前記トナー補給・判定処理を、前記変化量が規定値より
    大くなるまで、所定回数繰り返し実行し、前記所定回数
    以内に前記変化量が規定値より大くなった場合にはトナ
    ーが補給されたと判定する一方、前記所定回数以内に前
    記変化量が規定値より大くならなかった場合には、トナ
    ーが補給されなかったと判定することを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記トナーエンド判定
    手段によりトナーエンド状態と判定された際には、画像
    形成中の画像形成工程を終了させた後、後続する画像形
    成動作を禁止することを特徴とする請求項2の画像形成
    装置。
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