JP3059585U - 係脱式歯車装置 - Google Patents
係脱式歯車装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1歯車と、この第1歯車に対する噛合状態
と噛合解除状態とが選択される第2歯車とを備えた係脱
式歯車装置において、第2歯車が噛合解除状態から噛合
状態に移行したときに、第2歯車の歯が第1歯車の歯列
始端の第1歯や第2歯に当たるという事態を生じないよ
うにして、歯同士の先端当りによる異音の発生や歯先の
潰れを防ぐ。 【解決手段】 第1歯車2の歯列を形成している歯のう
ちの第1歯23の先端23aを第1歯車2の基準ピッチ
円6上に位置させる。第1歯23の先端23aとその第
1歯23に隣接する第2歯25の先端25aとの間隔L
1が、第1歯23を除く他の隣合う2つの歯の先端の相
互間隔よりも長くなっている。第1歯車2は、たとえば
欠歯歯車である。
と噛合解除状態とが選択される第2歯車とを備えた係脱
式歯車装置において、第2歯車が噛合解除状態から噛合
状態に移行したときに、第2歯車の歯が第1歯車の歯列
始端の第1歯や第2歯に当たるという事態を生じないよ
うにして、歯同士の先端当りによる異音の発生や歯先の
潰れを防ぐ。 【解決手段】 第1歯車2の歯列を形成している歯のう
ちの第1歯23の先端23aを第1歯車2の基準ピッチ
円6上に位置させる。第1歯23の先端23aとその第
1歯23に隣接する第2歯25の先端25aとの間隔L
1が、第1歯23を除く他の隣合う2つの歯の先端の相
互間隔よりも長くなっている。第1歯車2は、たとえば
欠歯歯車である。
Description
【0001】
本考案は、係脱式歯車装置、特に、第1歯車と、この第1歯車に対する噛合状 態と噛合解除状態とが選択される第2歯車とを備えた係脱式歯車装置に関する。
【0002】
図4にこの種の係脱式歯車装置を例示してある。同図の係脱式歯車装置は、定 位置に支持された回転軸1に固着されている第1歯車2と、この第1歯車2に対 応して設けられた第2歯車3とを有しており、第2歯車3は、定位置で上記回転 軸1と平行に支持されている回転軸4に固着されている。また、第1歯車2は、 その歯列を形成しているすべての歯21の形状やピッチが同一になっているけれ ども、その歯列の一部が所定角度範囲に亘って欠除された欠歯歯車である。符号 22は欠歯部を示している。第2歯車3の歯列を形成している歯のピッチが第1 歯車2の歯列を形成している歯のピッチと同一であることは勿論である。
【0003】 この係脱式歯車装置では、第2歯車3が、たとえば矢印aのように時計方向に 回転すると、その第2歯車3に噛み合っている第1歯車2が矢印bのように反時 計方向に回転する。そして、第1歯車2の反時計方向の回転によってその欠歯部 22に隣接する歯列終端の第N歯24と第2歯車3との噛み合いが外れると、第 2歯車3が欠歯部22に臨んで噛合解除状態になる。こうして第2歯車3が噛合 解除状態になっているときに、図示していない他の第2歯車が第1歯車2の歯列 に噛み合って第1歯車2を反時計方向bに回転させると、その回転によってその 欠歯部22に隣接する歯列始端の第1歯23が図示したように第2歯車3に噛み 合い、その第2歯車3が噛合状態になる。
【0004】 このような係脱式歯車装置において、第1歯車2の反時計方向の回転により、 第2歯車3が欠歯部22に臨んでいる噛合解除状態から第1歯車2の歯列に噛み 合う噛合状態に移行したときには、その第2歯車3の任意の1つの歯31が、図 4に示したように歯列始端の第1歯23に最初に対峙する。この場合に、第2歯 車3の任意の1つの歯31が、同図のように第1歯車2の歯列始端の第1歯23 とそれと隣合う第2歯25との間に谷部にうまく嵌まり込めば、異音が発生した り歯31と第1歯23とが当たって押し合ったりするという事態が起こらず、そ の後の回転伝達が支障なく行われる。
【0005】 ところが、第1歯車2の反時計方向の回転により、第2歯車3が上記した噛合 解除状態から噛合状態に移行したときに、第2歯車3の歯が第1歯車2の歯列始 端の第1歯23とそれと隣合う第2歯25との間に谷部にうまく嵌まり込まない 事態が生じ得る。図5には、第2歯車3の2つの歯31,32の先端が第1歯車 2の第1歯23と第2歯25の各先端に当たって押し合っている状態を示してい る。また、図6は、図5のVI部に相応する部分を拡大した他の起こり得る事例 を示したものであって、この図6のように第2歯車3の1つの歯31の先端が第 1歯車2の第1歯23の先端に当たって押し合う状態になることもある。
【0006】 このように、係脱式歯車装置において、第1歯車2の反時計方向の回転により 、第2歯車3が噛合解除状態から噛合状態に移行したときに、第2歯車3の歯が 第1歯車2の歯列始端の第1歯23又は第2歯25と当たるという事態が生じる と、そのような歯同士の先端当りによって異音が発生する。また、第1歯車2や 第2歯車3が合成樹脂成形体によって形成されていると、各歯車2,3同士の押 し合いによりそれらの歯先が潰れて正常な回転伝達が行われなくなるおそれがあ る。
【0007】 そこで、図5のVI部に相応する部分を拡大した図7に示されているように、 第1歯車2の歯列を形成している歯の先端26を尖らせるという対策を講じるこ とを試みた。そのようにすると、異音が発生したり歯同士の押し合いによって歯 先が潰れたりするといった事態が幾分かは軽減されたものの、同図に示されてい る第1歯車2の第1歯23の先端と第2歯車3の歯の先端とが当たる、という事 態を完全に無くすることはできないので、上記した異音の発生や歯先が潰れると いった事態の解決策として満足できるものではなかった。
【0008】 一方、特開平10−148984号公報には、第1歯車の歯列始端の内側を凹 入状にカットすることにより、その歯列始端に設けられている幾つかの歯が、第 1歯車の径方向内方に弾性変位し得るようにした係脱式歯車装置についての記載 がある。このような係脱式歯車装置によると、第2歯車の歯が第1歯車の歯列始 端の歯に当たったときには、その歯列始端に設けられている幾つかの歯が第1歯 車の径方向内方に弾性変位して正常な噛合状態に復帰するという作用が発揮され るので、歯先が潰れるという事態が幾分かは軽減されても、異音の発生を抑える ことはできない。
【0009】
上記したように従来の係脱式歯車装置では、第2歯車3が噛合解除状態から噛 合状態に移行したときに、第2歯車3の歯が第1歯車2の歯列始端の第1歯23 又は第2歯25に当たるという事態が生じ、そのような歯同士の先端当りによっ て異音が発生したり、各歯車2,3の歯先が潰れて正常な回転伝達が行われなく なるおそれがあるという問題があった。
【0010】 また、特開平10−148984号公報に記載されている係脱式歯車装置では 、歯先が潰れるという事態が幾分かは軽減されても、異音の発生を抑えることは できないという問題があった。
【0011】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、第2歯車が噛合解除状態か ら噛合状態に移行したときに、第2歯車の歯が第1歯車の歯列始端の第1歯や第 2歯に当たるという事態を生じにくくして、歯同士の先端当りによる異音の発生 を抑制し、同時に、歯先が潰れて正常な回転伝達が行われなくなるという事態を 防ぐことのできる係脱式歯車装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 本考案の実施形態を図示した図2及び図3を参照して本考案に係る係脱式歯車 装置を説明する。
【0013】 本考案に係る係脱式歯車装置は、第1歯車2と、この第1歯車2に対する噛合 状態と噛合解除状態とが選択される第2歯車3とを備えている。上記第1歯車2 の歯列を形成している歯のうち、上記第2歯車3が上記第1歯車2に対する噛合 解除状態から噛合状態に移行したときに上記第2歯車3の歯に最初に対峙される 第1歯23の先端23aが上記第1歯車2の基準ピッチ円6上に位置していると 共に、上記第1歯23の先端23aとその第1歯23に隣接する第2歯25の先 端25との間隔L1が、第1歯23を除く他の隣合う2つの歯の先端の相互間隔 よりも長くなっている、というものである。
【0014】 上記第1歯車2は、上記歯列の一部が欠除された欠歯歯車によって形成するこ とができる。そのような欠歯歯車によって形成された第1歯車2を具備する係脱 式歯車装置においては、その第1歯車2の歯列を形成している歯のうち、その欠 歯部22に隣接する歯列始端に位置する歯が上記第1歯23として形成され、ま た、上記第2歯車3が上記第1歯車2の上記欠歯部22に対応しているときに噛 合解除状態となり、上記第2歯車3が上記第1歯車2の上記歯列に対応している ときに噛合状態となる。
【0015】 このようになっていると、たとえば第1歯車2の反時計方向の回転により、第 2歯車3が噛合解除状態から噛合状態に移行したときには、第1歯車2の第1歯 23の先端23aが基準ピッチ円6上に位置していることから、その第1歯23 が第2歯車3の歯31に当たることは少なく、たとえ当たったとしても、異音が 発生したり、第1歯23と歯31とが押し合うような事態は起こらない。そして 、第1歯車2の第1歯23の先端23aと第2歯25の先端25aとの間隔L1 が、第2歯車3の隣合う歯の先端の相互間隔L2よりも長いため、第1歯23が 第2歯車3の歯31に仮に当たったときには、図3のように第2歯車3の歯31 の隣の歯32が、第1歯車2の第1歯23と第2歯25との間の谷部にうまく嵌 まり込むようになり、その歯32の先端が第2歯25の先端25aに当たる事態 は起こり得ない。したがって、この係脱式歯車装置によると、歯の先端同士が当 たることによって生じる異音が発生することがなくなり、また、歯の先端同士の 押し合いによって歯先が潰れるという事態を生じることがない。
【0016】 上記第1歯23の先端23aは先鋭状に形成されていることが望ましく、その 場合には、上記第1歯の先端が、その第1歯のピッチ点に一致していることが望 ましい。また、上記第1歯車2は、印字装置における給紙ローラの回転軸に固着 されているものであってもよい。
【0017】 本考案についての他の特徴は、以下に説明する実施形態によってさらに明らか になる。
【0018】
図1は本考案に係る係脱式歯車装置Aを適用した印字装置の給紙ローラ駆動用 歯車機構5を示している。この給紙ローラ駆動用歯車機構5は、図示していない 正逆回転されるステッピングモータの正方向回転及び逆方向回転を、欠歯歯車で なる第1歯車2に伝える機能を有している。すなわち、この給紙ローラ駆動用歯 車機構5は、上記ステッピングモータの回転を受けて回転する太陽歯車51と、 この太陽歯車51の反対側の2箇所に噛み合いかつ揺動杆52の両端部に各別に 回転自在に取り付けられた一対の遊星歯車53,54と、揺動杆52の揺動に伴 って一方の遊星歯車53が噛み合ったり外れたりする第2歯車3とを備えており 、第2歯車3は、第1歯車2に対する噛合状態と噛合解除状態とが選択されるよ うになっている。この点は、図4などで説明したところと同様である。
【0019】 この給紙ローラ駆動用歯車機構5において、太陽歯車51が矢印cのように時 計方向に回転すると、揺動杆52も時計方向に揺動して一方の遊星歯車53が第 2歯車3に噛み合うので、ステッピングモータの正方向回転が給紙ローラ駆動用 歯車機構5及び第1歯車2を介して回転軸1に伝達され、その回転軸1が矢印b のように反時計方向に回転する。この回転軸1には給紙ローラ(不図示)が固着 されている。そのため、回転軸1が反時計方向に回転することによって給紙ロー ラも反時計方向に回転し、その回転によって図示していない用紙受けに保持され ている用紙が印字部に送られる。また、太陽歯車51が反時計方向に回転すると 、揺動杆52も反時計方向に揺動して一方の遊星歯車53が第2歯車3から外れ る。なお、ステッヒングモータの逆方向回転は、他方の遊星歯車54と図示して いない他の第2歯車とを介して第1歯車2に伝えられる。この点は、既述した。 図1において、56,57は揺動杆72の揺動範囲を規制するストッパである。
【0020】 上記した給紙ローラ駆動用歯車機構5に採用されている係脱式歯車装置Aは、 図1と図4とを併せ見ることによって判るように、第1歯車2と第2歯車3とに よって形成されている。
【0021】 図2及び図3は第1歯車2と第2歯車3との対峙箇所を拡大した説明図である 。これらの図に現れているように、第1歯車2の歯列を形成している歯のうち、 第2歯車3が第1歯車2に対する噛合解除状態から噛合状態に移行したときに第 2歯車3の歯31に最初に対峙される第1歯23の先端23aの位置は、第1歯 23の歯面と基準ピッチ円6との交点であるピッチ点28に一致している。この ように形成されていると、第1歯23の先端23aがその第1歯車2の基準ピッ チ円6上に位置し、しかも、第1歯23の先端23aとその第1歯23に隣接す る第2歯25の先端25aとの間隔L1は、第1歯23を除く他の隣合う2つの 歯の先端の相互間隔よりも長くなる。なお、図2には、第1歯23の原形状を破 線で示してあり、この原形状は、図6で説明した第1歯23と同じ形状である。
【0022】 第2歯車3において、その歯列を形成している歯のピッチは、上記した第1歯 車2の第1歯23を除く他の歯のピッチと同一であり、また、この第2歯車3の 隣合う歯の先端の相互間隔L2は、上記第1歯車2における第1歯23を除く他 の隣合う2つの歯の先端の相互間隔と同一である。したがって、L1>L2の関 係が成立している。
【0023】 このような係脱式歯車装置においては、第2歯車3が第1歯車2の欠歯部22 に対応しているときが噛合解除状態となり、第2歯車3が第1歯車2の歯列に対 応しているときが噛合状態となる。
【0024】 この係脱式歯車装置において、第1歯車2の反時計方向の回転により、第2歯 車3が噛合解除状態から噛合状態に移行したときには、第1歯車2の第1歯23 の先端23aが基準ピッチ円6上に位置しているため、その第1歯23が第2歯 車3の歯31に当たることは少なく、たとえ当たったとしてもその第1歯23と 歯31とが押し合うような事態は起こらない。そして、第1歯車2の第1歯23 の先端23aと第2歯25の先端25aとの間隔L1が、第2歯車3の隣合う歯 の先端の相互間隔L2よりも長いため、第1歯23が第2歯車3の歯31に仮に 当たったときには、図3のように第2歯車3の歯31の隣の歯32が、第1歯車 2の第1歯23と第2歯25との間の谷部にうまく嵌まり込むようになり、その 歯32の先端が第2歯25の先端25aに当たる事態は起こり得ない。したがっ て、この係脱式歯車装置によると、歯の先端同士が当たることによって生じる異 音を発生することがなくなり、また、歯の先端同士の押し合いによって歯先が潰 れるという事態を生じることがない。
【0025】 図2及び図3のように、この実施形態では、第1歯23の先端が先鋭状に形成 されているので、異音が発生したり歯先が潰れるという事態がいっそう確実に防 止される。
【0026】 以上説明した実施形態では、第1歯車2を欠歯歯車によって形成し、定位置の 第2歯車が定位置の第1歯車の欠歯部22に対応しているときに噛合解除状態と なり、第2歯車3が第1歯車2の歯列に対応しているときに噛合状態となるもの を説明したけれども、本考案の係脱式歯車装置はこの構成に限定されない。たと えば、図1に示したフリクション機構、すなわち、太陽歯車51の回転によって 一方の遊星歯車53がその相手方である第2歯車3に係脱されるようなものにつ いても同様に適用することができる。ただし、このようなフリクション機構に本 考案を適用するときには、第2歯車としての遊星歯車53がその相手方である第 1歯車としての第2歯車3に最初に噛み合うときの第2歯車3の回転位置がある 程度の精度で一定に保たれるようになっている必要がある。
【0027】
本考案に係る係脱式歯車装置によれば、第2歯車が噛合解除状態から噛合状態 に移行したときに、第2歯車の歯が第1歯車の歯列始端の第1歯や第2歯に当た るという事態が生じにくくなり、そのことが、歯同士の先端当りによる異音の発 生を抑制し、同時に、歯先が潰れて正常な回転伝達が行われなくなるという事態 を防ぐことに役だつ。
【図1】本考案に係る係脱式歯車装置を適用した印字装
置の給紙ローラ駆動用歯車機構を示す説明図である。
置の給紙ローラ駆動用歯車機構を示す説明図である。
【図2】第1歯車と第2歯車との対峙箇所を拡大した説
明図である。
明図である。
【図3】第1歯車の第1歯と第2歯車の歯との対峙箇所
を拡大した説明図である。
を拡大した説明図である。
【図4】係脱式歯車装置の全体構成を例示した説明図で
ある。
ある。
【図5】第2歯車の歯と第1歯車の歯との押し合い状態
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図6】図5のVI部に相応する部分を拡大した他の起
こり得る事例を示した説明図である。
こり得る事例を示した説明図である。
【図7】第1歯車の先鋭状の歯と第2歯車の歯とが当た
っている状態を示す説明図である。
っている状態を示す説明図である。
1 回転軸 2 第1歯車 3 第2歯車 6 基準ピッチ円 22 欠歯部 23 第1歯 23a 第1歯の先端 25 第2歯 25a 第2歯の先端 L1 第1歯の先端と第2歯の先端との間隔
Claims (5)
- 【請求項1】 第1歯車と、この第1歯車に対する噛合
状態と噛合解除状態とが選択される第2歯車とを備えた
係脱式歯車装置において、 上記第1歯車の歯列を形成している歯のうち、上記第2
歯車が上記第1歯車に対する噛合解除状態から噛合状態
に移行したときに上記第2歯車の歯に最初に対峙される
第1歯の先端が上記第1歯車の基準ピッチ円上に位置し
ていると共に、上記第1歯の先端とその第1歯に隣接す
る第2歯の先端との間隔が、第1歯を除く他の隣合う2
つの歯の先端の相互間隔よりも長くなっていることを特
徴とする係脱式歯車装置。 - 【請求項2】 上記第1歯車は、上記歯列の一部が欠除
された欠歯歯車であり、その第1歯車の歯列を形成して
いる歯のうち、その欠歯部に隣接する歯列始端に位置す
る歯が上記第1歯として形成されていると共に、上記第
2歯車が上記第1歯車の上記欠歯部に対応しているとき
に噛合解除状態となり、上記第2歯車が上記第1歯車の
上記歯列に対応しているときに噛合状態となる請求項1
に記載した係脱式歯車装置。 - 【請求項3】 上記第1歯の先端が先鋭状に形成されて
いる請求項1又は請求項2に記載した係脱式歯車装置。 - 【請求項4】 上記第1歯車が、印字装置における給紙
ローラの回転軸に固着されている請求項2又は請求項3
のいずれかに記載した係脱式歯車装置。 - 【請求項5】 上記第1歯の先端が、その第1歯のピッ
チ点に一致している請求項3に記載した係脱式歯車装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009558U JP3059585U (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 係脱式歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009558U JP3059585U (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 係脱式歯車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059585U true JP3059585U (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=43193438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998009558U Expired - Lifetime JP3059585U (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 係脱式歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059585U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053774U (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-22 | 積水化学工業株式会社 | ねじ込み式管継手 |
WO2016129692A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP1998009558U patent/JP3059585U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053774U (ja) * | 1991-07-02 | 1993-01-22 | 積水化学工業株式会社 | ねじ込み式管継手 |
WO2016129692A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
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